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元スレ胡桃「あなたが例え、誰であろうと」

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みんなの評価 : ★★★×5
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201 = 1 :

胡桃「そんな、悪いですよ」

店長「構わんさ。それにこんな有能なバイト君連れてきてくれたお礼もあるしな」ムキムキッ

バンバンッ

京太「ぁ痛あ!!ま、マスター!!痛いです!!痛いですって!!」

店長「すまんすまん、はっはっは。ほれ、今日のまかないだ。どうせだ、胡桃ちゃんたちと食べてくるといいさ。今日は暇だしな」ミリミリッ

京太「え、いいんですか?一応仕事中じゃ………」

店長「三人とも、京太が同席してもいいかなー?」ムキムキムキッ

胡塞白「「「いいともー」」」

京太「………それじゃあ、失礼します」

202 = 1 :

すみません、先に本文書き込んでしまいましたが、帰還しました。
自分の肉体と相談しながら更新します。ご心配おかけして申し訳ない

203 = 1 :

「なんだか、まだ新人なのに随分仕事慣れてるよね」

胡桃「まあ、あの料理とか雑用の手際の良さから想像はしてたけど………」

シロ「それ、まかない?」

京太「ええ。タコスです」

胡桃「………メニューにあったっけ」

店長「それがよぉ………こいつに『得意料理はあるか?』って聞いてみたら、タコスとか言いだすもんで作らせてみたんだ」ミチミチッ

店長「そしたら、悔しいことに………タコスだけはこいつに勝てねえんだ。何度作り直しても、入って数日の新人に………」ムキッ

店長「飲食店一筋25年………こんな悔しいことはねえよ。だから最近必死こいて作って練習してるんだ」ミチッ

「そ、それは………」

204 = 1 :

胡桃「じゃあ、これもそのうち新メニューになるんですか?」

店長「こいつに勝てたらな。そうじゃなきゃ、恥ずかしくてとてもじゃねえがお客様に出せねえよ………」ピクピクッ

シロ「予想以上の才能………」

「ていうか、本気で何してた人なんだろうね」

胡桃「本当に料理人だったんじゃない?」

京太「そこはわからないですけど………ただ、何かしらしてないと落ち着かないんですよね。料理も好きみたいですし」

胡桃「そこはまあ、もうわかりきったことだけどね」

京太「そういえば、皆さんは部活帰りですか?」

205 = 1 :

「ううん。今日はみんなで胡桃の家に行ってたんだ。それで、ダラダラするのもいいけど遊びに出ようかって時に」

胡桃「どうせなら、京太の働いてるところ見に行くついでにお茶にしようかって」

シロ(………どっちがついでなんだか)

京太「エイスリンさんたちは?」

胡桃「二人とも用事があるんだって。一応誘ったんだけどね」

「エイスリンさんといえばさ」

京太「?」

「………最近、画材が本気で本格的になってきてない?」

京白胡「「「………あー」」」

206 = 1 :

胡桃「この間買ってたアレ、油絵の道具だよね」

京太「この前、イーゼル背負って歩いてましたよ………」

「以前の校内写真撮影の時もそうだったけど、画材を持ち歩くっていうかまるで特殊部隊みたいに画材を装備してるもんね………」

シロ「最初は二、三本のマーカーだったのにね」

「………10年20年後くらいに、本気で有名な画家になってたりして」

胡桃「あはは、そうなるかもね」

京太「そしたら是非個展を見に行きたいですね」

シロ「………んー………」

「シロ?何考えこんでるの?」

207 = 1 :

シロ「………たぶん、そうなるんじゃないかな」



塞胡「「………」」

京太「そうですね。エイスリンさん、何事にも熱心ですし」

シロ「………ん」


(シロが悩んで出した答え………てことはさ)ヒソヒソ

胡桃(………これは、本当にそう思っておいたほうが………)ヒソヒソ


京太「あ、そういえば。今度また皆さんで集まるときありましたら、その時はタコスを作らせていただけませんか?」

「え?いいの?」

京太「はい。なんだか、この料理は特に懐かしい気がして………みなさんにもよろしければと」

胡桃「う………食べてみたい」

208 = 1 :

シロ「むしろ、材料よく揃えたよね………タコスなんて特殊なものの」

京太「それに関しては俺もびっくりですよ。商店街の先にあるスーパーで『カッパ屋』ってあるじゃないですか」

「ああ、あそこやたら品揃えいいよね」

京太「ええ。でもまさかトルティーヤの材料まで売ってるとは………」

胡桃「あそこ、需要あるの?って疑問になるものまでおいてるからね」

(………………………)ニヤッ

「あ、じゃあさ。その時は胡桃の家で集まろうよ」

胡桃「!?」

209 = 1 :

「何度かみんなで集まってるけど、京太きてから胡桃の家に集まったことってないもんね」

胡桃「え、あの、その」

「それでいいかな、京太君」

京太「ええ、胡桃さんがよろしければ」

胡桃「あ、い、いいよ!!ぜひ来て!!」

胡桃(あわわわわ、塞何言い出だすの!?部屋の掃除、いつもよりしっかりやらないと………!!)

シロ(………なんだろ、考えてることがまるわかり)

シロ(………………………………ダル)

210 = 1 :

店長「しっかし、今日は本当に暇だな………」ミチミチッ

「確かにいつもより人少ないですね。普段ならこの時間だったら何組かいるのに」

店長「この時間でこれってことは、夕方も期待できそうにねえな………そうだな、ならいっそ………」ブツブツムキムキブツブツムキムキ

胡桃(ブツブツ言いながら筋肉動いてる)

店長「よっしゃ!!京太、今日はもう上がっていいぞ」ムキキッ

京太「え!?もうですか!?」

店長「ああ、安心しろ。勤退は予定通りにつけておく。どうせ人も来ねえみたいだしな。たまにはお嬢ちゃんたちと遊んで来い」ミリミリミリッ

京太「あ、じゃ、じゃあ、せめて洗い物だけでも………」

店長「だからいいって!!お前は仕事してねえと呼吸できない病気か何かか!?」ムキィッ

シロ「あー、ありそう」

京太「ちょっとぉ!?シロさん!?」

211 = 1 :

胡桃「反論はさせない」

「それでシロに逆水平チョップ食らったのは誰だっけ?」

京太「で、でも。自分のまかない分くらいは………」

店長「ほう………なら、今度は俺から逆水平を………」ミリミリミリミリミリッ

京太「」

店長「ッシャア!!ッシャア!!」ヒュゴォ!!ヒュゴォ!!

京太「お言葉に甘えさせていただきます!!ですからその物騒な風切音のする素振りをやめてください!!」

店長「よし、ゆっくり気晴らししてこい」ムキキッ

胡桃(本当に何者だこの人)

212 = 1 :

―――――――――――――――――――――――――――――――――

「てなわけで京太も加えて4人になったわけだけど、これからどうしようか」

胡桃「特に決めてなかったからねー。どうせならもうちょっと遊びたい」

シロ「お腹もいっぱい………」

「サンドイッチ、結構ボリュームあったもんね。今度お礼に何か差し入れ持っていこう」

京太「そういえば、皆さんって部活の時以外はどういった場所で遊んだりしてるんですか?」

胡桃「そうだねー。普段は誰かの家でだべってるか、お茶してるかだけど………」

胡桃「あ、でも。商店街のはずれに、すっっっごい小さいゲームセンターあるのわかる?」

京太「あ、なんか見たことあります」

胡桃「あそこで集まることもあるかな。せっかくだし、久々にみんなで行ってみる?」

213 = 1 :

「………………………ふっふっふ」

京太「!?」

「シロ!!そうと決まれば!!今日こそは負けないよ!!」

シロ「………どうせ私が勝つしなぁ」

「なんだとぉー!!?」

京太「さ、塞さんどうしたんですか。そんな胡桃さんみたいな声あげて」

胡桃「京太、あとでちょっと話し合おうか」

京太「」

胡桃「あー………塞はあるゲームでシロにボロクソに負けてるからね……割といつものことだから気にしないで」

京太「は、はあ」

胡桃「………………っ!!?」

214 = 1 :

【以下、胡桃の脳内】

え、ちょっと待って。これって、塞はシロと一騎討ち望んでて、シロもそれ受けてる。
ってことは、残った私と京太は?うん、別行動ってことはないよね?ない、よね?

ってことは、京太と二人きり!?え、いや別にだからどうこうってわけじゃないけど、
いやいやいや、私も嫌ってわけじゃないよ!?むしろうれしいよ!?

け、けどいきなりだと心の準備が………きょ、京太どういうゲームが好きなんだろ!?
そ、そもそもゲームやるのかな?こんな片田舎の小さいゲーセンで満足できるのかな?

て、ていうか!!京太は嫌じゃないかな!?みんなで来てるのに私なんかと二人きりって!!

い、嫌じゃ………ないよ、ね?大丈夫だよね?

ていうか、なんでこんなに焦ってるの私!!べべべべべ、別にデートってわけじゃ………




京太「あ、あの、胡桃さん?」

胡桃「ひゃい!!!!!????」

215 = 1 :

「さあ、ここだよ。まあ、見た目どおり小さい場所だけど………」

シロ「むしろこんな田舎で存在するのが奇跡」

「てなわけで、シロ!!いざ尋常に勝負!!」

シロ「………ダル」

京太「ふ、二人とも、すごい熱くなってますね………邪魔しないほうがいいかな」

胡桃「じゃ、じゃあさ」

京太「?」

胡桃「こ、こんな小さいゲーセンだけどさ。一緒に、その、回る?」

京太「ええ、そうしましょうか。お供します」

胡桃「そ、そっか!!じゃあ、私たち他行ってるから!!」

胡桃(よし!!ふ、不自然じゃなかったよね!!)

216 = 1 :

(………そっちも十分熱くなってるけどね)ニヤニヤ

シロ(………………………)ジトー

「?シロ、どうしたの?」

シロ「………塞。悪いけど」

「え?」

シロ「久々に、全力でいくから」

「」



胡桃「まあ、見てわかる通り………小さいだけじゃなく、ゲームも結構古かったりするんだよね。最新なんてわからないけど」

京太「それでもけっこうありますね」

胡桃「ゲームコーナーと呼ばれないくらいにはね。じゃ、なにからやろうか」

217 = 1 :

京太「そうですね………ちょっと迷います」

胡桃「ていうか、京太ってゲームやるの?そもそもそこが疑問なんだけど」

京太「あー、わからないっていうのが正しいですけど。けど、結構興味はありますよ」

胡桃「まあ男の子だもんね。結構来てたんじゃない?」

京太「ははっどうでしょうか………あ、これちょっとやってみてもいいですか?」

胡桃「これ?って、クレーンキャッチャー?」

京太「ええ、ちょっと取れそうな気がして」

胡桃(………こういうヌイグルミとか好きなのかな。見た目金髪で派手なのに………)

胡桃(………………アリかも)

京太「それじゃ………」チャリンッ

ウィーーーーーーーーーン………

218 = 1 :

胡桃「………………」ジー

京太「ここだ!!」ピタッ

ウィーーーーーーーン………

胡桃「!!?」

京太「よし」

胡桃(え!?一発!?一発で!?しかもこれ、結構クレーンの力弱い奴だよ!?)

胡桃(しかも何故に!?何故にそんなファンシーな子猫のヌイグルミを!?)

ウィーーーーーーーーーン………ポテッ

京太「よし、一発!!」

219 = 1 :

胡桃「」

京太「いや、なんか取れそうな位置でいい角度で置いてあったのでやってみたら、まさかの一発でしたよ」

胡桃「す、すごいね。やっぱ前に相当通ってたんじゃ………」

京太「あはは、どうなんでしょうね」




ザザザ



京太(!!?)


ザザザザ

ザザザザザザザザザ

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ――――――!!

220 = 1 :

―――――――――――――――――――――――――

おい犬!!そんなの取ってどうするんだじぇ!!

うっせーな!!隣の取ろうと思ったらこっちに引っかかったんだよ!!

隣って………このパンダですか?

うっ………いいじゃねえか!!結果的に一発でとれたんだから!!

わぁ………かわいい

あ?欲しいのか?

い、いやそんなわけじゃ………!!

いいよ、ほら。俺が持ってても仕方ねえし

ふぇ!?………あ、ありがと


―――――――――――――――――――――――――

221 = 1 :

京太「!!!!!!!?」ズキッ

胡桃「きょ、京太?」

京太「………あ」

胡桃「ど、どうしたの?なんか、すごく苦しそうな顔してた」

京太「………………」

京太「なんでも、ないですよ」

胡桃「………………………」


胡桃(………いつもそうだ)

胡桃(本当に、無駄なところで、頑固)

胡桃(みんなのことは、まるで自分の事みたいに手助けしようとするくせに)

胡桃(………自分のことは、とことん――――)


京太「はい、胡桃さん」ポスッ

222 = 1 :

胡桃「え?」


京太「いえ、取れそうだと思って取ってみたはいいんですが………自分が持ってても仕方ないですし」

胡桃「え?いやいや、悪いって!!」

京太「それに」

胡桃?」

京太「胡桃さんに、似合いそうかなって」



胡桃「~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!????////////」





京太「もちろん、嫌じゃなければですg」

胡桃「あ、ありがとう!!」

京太「!?」

胡桃「あ、ありがとう………大事に、する」

京太「………………」

京太「ありがとうございます」

223 = 1 :

「」

シロ「や」

胡桃「あれ?もう終わったの?」

「」

京太「あの、塞さんが燃え尽きてますけど………」

「………………た」

胡桃「え?」

「………トキ使ってたのに、ジャギに負けた………しかもバスケされた………」

胡桃「」

京太「?」

シロ「………………」フンス

224 = 1 :

―――――――――――――――――――――――――――――

トシ「ふう、京太がいないとずいぶん寂しいものだね、この家も」

トシ「………にしても、やることがないねぇ」

トシ「掃除でもするかい。こういう時にでもやらないと、いつもなあなあになっちゃうからねぇ………」

トシ「それじゃあ、やるかね。ついでに京太の上着も埃はらって……」

ポトッ

トシ「ん?」

トシ「コートから何か………燃えカスかい?払ったつもりだったけど………」

トシ「――――――――――――――――――っ」

トシ「これは」





トシ「校章?」

225 = 1 :

本日はここにて終了させていただきます。
というか、最初に「少しだけ」とか言っておきながらこんなに書くとは自分でも想像してませんでした。
長々とすみません。

軽トラにロン(物理)されてしばらく来れませんでしたが、何とか体も言えてきたのでまた少しずつ更新していこうと思います。
皆さま、ご迷惑ご心配をおかけしました。

それでは、最近冷え込んできております。皆様もお体にお気をつけて。
次の更新まで、また。



【独り言】体中が痛いよ。胡桃ちゃん、看病して

226 :


お大事に・・・

227 :

乙でした
お大事にー

228 :

乙ー
胡桃ちゃんかわいい

229 = 197 :

乙です
胡桃ちゃん最高
お大事に

230 = 198 :

乙 お大事に

231 :


続きを楽しみにしてるが身体優先で

232 :


魔法戦士シロ

233 :

>>1が記憶喪失にならんで良かった、乙

234 :

乙、お大事にー

イッチが胡桃さんを求めるあまりに京太になる可能性が微レ存?

235 :

乙っす、体調に気をつけて続きお願いします


軽トラならワハハは無関係か、軽トラ運転してる描写なかったはずだし

236 :

遅くなったけど乙!
マジでお大事に……

237 :

そろそろ均衡が崩れそうやなー

あとロケテの終わらないジャギバスケ

238 = 191 :

京胡桃っぽいから話が進むたびシロが悶々としてる姿みると心が痛いです…

239 :

一番鉄壁そうなのはエイちゃん(国の距離的な意味で)、時点で豊姉(鈍感的な意味で)な気がする

ただ全員落ちる前に清澄が出てきて物語が加速しそうではある

240 :



車にロン(物理)……ワハハ……。

242 :

軽トラ「ロン(物理)wwwハネ満っすwwwww」ドーン
「うぼぁ-----!!」


こんなことからようやく復帰して体が癒えてきた主です。

今日も少し更新します。
今日はちょっと亀更新になるかもですが、よろしくお願いします。


【追記】みなさま、体に気を付けてコメントありがとうございます。用心いたします。

243 = 1 :

【追記2】
若干のステマ?と、キャラの稼業ねつ造が入ります。ご注意を

244 :

アイヨー

245 = 1 :

胡桃「それじゃあ、そろそろ行こうか」

京太「楽しかったですね」

「いや、こっちとしてはびっくりだよ………京太君、実はかなりゲーム得意だったんだ」

シロ「動きがアレだった」

京太「アレってなんですか!?」

胡桃「クレーンもそうだったけど、タイム○ライシスとかいきなり凄いスコアだしてなかった?」

246 = 1 :

「それもそうだけど、一番びっくりしたのは………」

京太「あ、アレはまぐれですって」

胡桃「ダウト」

「怒首領蜂はマグレでクリア目前まで行けるようなゲームじゃない。しかも大往生」

シロ「割とあと一歩だった………」

京太「は、ははは………」

胡桃「あ、そうだ。この後何も予定なかったら、ちょっと古本屋寄っていいかな」

「いいけど、何か買うの?」

胡桃「ちょっと最近、家にあるの読みつくした感があって。夜中読むのに何か買おうかなって」

京太「小説ですか?」

胡桃「うん、文庫サイズくらいの」

247 = 1 :

「夜中まで本読んで起きてるから背が伸びないのよ」

胡桃「うるさいそこ!!」

シロ「別にいいけど」

「それじゃあ、『文命堂』だよね?行こうか」

京太「古本屋もこの近くなんですか?」

胡桃「むしろこの商店街の近く以外になかったらないからね」

シロ「この近辺が、地元民の生命線」

「まあ、ド田舎だしね………京太君も何か探してみれば?」

京太「そうですね。そうします」

胡桃「じゃ、出発しよっか」

248 = 1 :

古本屋『文命堂』


シロ「久々に来た………」

「そもそもシロはあんまり自分から家出ないでしょうが……ここで本買いだめして引き籠るとかやめてよ?」

シロ「善処する」

胡桃「それやる気のない人間の返答!」

「まったく………あ、これ」

京太「知ってる本なんですか?」

「いや、もう持ってる本。この作者の作品好きなんだよね」

胡桃「何それ?………『麦の海に沈む果実』?」

249 = 1 :

「この作者なら他にも、『球形の季節』とか『ネバーランド』もおすすめかな。ちょっとホラーなら『六番目の小夜子』も」

胡桃「へえ、結構読んでるんだ………じゃあ、これ買ってみよ」

京太「あれ?シロさんは………」

シロ「………………」ジーッ

『実践 プロレス技読本 ~打撃技編~』

京太「」ガタガタガタガタ

京太「お、俺も何か見てみようかな!!」

胡桃「………?」

「胡桃はそれ一冊でいいの?」

胡桃「ううん、もうちょっと見てみようかと」

「そっか、じゃあ私も他見てくるから」

250 = 1 :

胡桃「うん………そしたら、どうしようかな。これ文庫にしてはボリュームありそうだし、適当にあと一冊………」

京太「えーっと………これは………」

胡桃「………」

京太「これは………ん?」

クイクイッ

京太「あの、胡桃さん?」

胡桃「………その、上の段」

京太「上、ですか?」

胡桃「うん。その本から右に4つ目」

京太「この本ですか?えっと、『ソロモンの犬』?」


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