元スレ苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
苗木「わ、わかったよ…それじゃ、お言葉に甘えて後でお邪魔するよ」
舞園「今からです!」
苗木「ええ!?」
舞園は苗木の返事も聞かず、強引に手を取り食堂を駆けていく。
手を引かれ最初は困惑していた苗木も、心なしか楽しそうだった。
…To be continued?
52 = 17 :
>>50
その割に一番最初に消えるけどな
53 = 1 :
くぅ疲
55 :
面白かった
56 :
>>52
一番最初に消えるからのヒロイン力なんだろうよ
58 = 1 :
もう書き溜めがないのでまったり更新になりますが、楽しんでいただけるなら幸いです。
他のスレと同時進行だから尚更……
一応、vs大和田、vsセレスはなんとなく考えてはいるので、他にこんなバトルやゲームが見たい、というのがあったら自由に書き込んじゃって下さい。
59 :
石丸殺した山田はないのか
60 :
十神は是非カードゲームで決着を付けて欲しい
61 :
スカイダイビングさせないとな
62 :
ジェノサイダーともバトルしてほしい
63 = 6 :
ちっ…桑田しんで欲しいかった。
64 :
途中からカードバトルになるんですね
65 :
これは面白いな
デュエルモンスターズ知ってる人なら尚更
とりあえず全員分のバトル見たいな~(チラッ
66 :
名言連発のTRPG編はやるんですかねぇ…
67 :
ああっ桑田クンのA☆GO☆HI☆GEがブロックに挟まって……!?
とか有りそう
68 :
ーMORNING TIMEー
苗木(ボクがパズルを完成させてから、また何日かが過ぎた…)
苗木(理由はよくわからないけど、モノクマが2階へ続く階段を開放した以外は特に変化はない)
苗木(強いて言うなら…)
舞園「苗木君!早く探索に行きましょう!」
苗木「あぁ、うん!すぐいくよ!」
69 = 68 :
苗木(舞園さんとの距離が少し縮まったかな、なんて…)
ブンブンッ
苗木(いやいや、何を考えてるんだ!ボクなんかが、"超高校級のアイドル"である舞園さんと…そんなの不釣合いだよね…)
苗木(それともう一つ)
桑田「あ……な、苗木さん、おはようございます!!」
苗木(桑田クンが、人が変わったみたいに誠実な好青年になった事だ)
苗木(どういう心境の変化なのか、本人に聞いてみてもはぐらかされるばかりだけど、みんなの評判もいいみたいだし、まあいいか…)
70 = 68 :
苗木(そんなわけで、今のところ、"コロシアイ"なんて起きちゃいない)
苗木(モノクマが"動機"を寄越して来た時はどうなるかと思ったけど、杞憂だったみたいだ)
苗木(そんな、ある日の事だった)
モノクマ『オマエラ!体育館にお集まり下さい!至急!至急~!』
苗木(業を煮やしたモノクマが、また、"動機"を用意して来たんだ…!)
71 = 68 :
苗木(「苗木クンは小学校5年生までおねしょしていた…」…ど、どうしてこれを!)
苗木("外の映像"の次は、"恥ずかしい思い出や知られたくない過去"……)
苗木(24時間以内にクロが現れなければ、世間にみんなの秘密を公表するらしい)
苗木「さ、流石にこんな事で誰かを殺したりはしないよね?」
十神「どうだかな。自分の尺度で物事を計らない方がいいぞ」
腐川「…………」
大和田「…………」
不二咲「…………」
72 = 68 :
苗木(そうして、気がつけば夜時間になり……)
苗木(ボクは、眠りについたんだ)
73 = 68 :
ーNIGHT TIMEー
大和田「そうだよ…オレは強ぇーんだ…」
大和田「強い強い強い強い強い強い強い強い強い強い強い強い強い強い誰よりも!オメェよりも!兄貴よりもだぁぁぁぁぁああ!!」
ブンッ!
ガシッ!
苗木「やめなよ……大和田クン」
ドンッ☆
大和田「苗木…!?」
不二咲「な、苗木クン…どうして!?」
74 = 68 :
苗木「たまたまさ。たまたま二人が男子更衣室に入って行くのを見かけたんだ」
苗木「大和田クン、キミに一体どんな知られたくない過去があるかはわからない」
苗木「けど、だからといって人を……仲間を殺していいわけがないんだ!」
バンッ☆
大和田「ッ!!」
大和田「オレに教えを説こうっていうのかよ!?ああ!?」
75 = 68 :
苗木「それは違うよぉ。ボクはただ、キミの"希望"が見たいだけさ」
苗木「秘密をバラされるという"絶望"を、乗り越えるキミの"希望"をね……」
ゾクッ
大和田(な、なんだコイツ…本当にあの苗木かよ?)
大和田(オレが……このオレが……ビビってるだと……?)
76 = 68 :
大和田「ンなわけねぇ!オレは強ぇんだ!苗木、オメェよりも!」
苗木「ならさ…勝負しようよ?どっちが強いか、ゲームでね」
大和田「ゲームだと?」
苗木「それも、ただのゲームじゃあない」
苗木「……闇のゲームさ」
77 = 68 :
そして、苗木と大和田、不二咲は廊下に並ぶ。
苗木「ルールは簡単。このローラースリッパで向こう側の壁まで先にたどり着いた者が勝ちだ」
苗木「ただし、ゴールの壁に体が衝突したら、無条件で負けだ」
苗木「そして敗北した者には…運命の"罰ゲーム"が待っている…!」
大和田「チキンレースってワケか、おもしれぇ!乗ってやるぜ、そのゲーム!」
苗木「ふふふ…なら、ゲームスタートだ!不二咲さん…いや、不二咲クンか…スタートの合図をお願いするよ」
不二咲「えっ?……あ、うん。よーいっ、スタート!」
78 = 68 :
大和田「先頭は貰ったぜ!」
苗木「どうぞ、ご自由に…でも、周りをよく見た方が身の為だよ?」
大和田「どういう意味だ…?」
ピカッ☆
前方で、何かが妖しく光を放つ!
大和田「!?」
本能的に身の危険を感じた大和田が横に避ける。
が、避け損ねた無色の糸が頬を掠めた!
79 = 68 :
大和田「…ッ!」
苗木「言ったはずだよ。これは闇のゲーム……ゴールにたどり着く為には張り巡らされた罠を潜り抜ける必要があるのさ……命がけでね!」
大和田「じょ、上等じゃねーか!ゼッテー負けねぇぞ!」
二人のデッドヒートは熾烈を極めた。
抜きつ抜かれつ、両者は一歩も譲らない!
そして、いつの間にか、二人の間には奇妙な一体感が生じていた……
80 = 68 :
大和田(……不思議な気分だぜ。こうやって走ってると、色んなコトを思い出す……)
大和田(兄貴との、最後の勝負……オレは……オレの弱さのせいで兄貴を死なせちまった……)
大和田(なのにオレは……その弱さを嘘でもみ消しちまった……!)
大和田(それだけじゃねえ……不二咲の強さにオレは嫉妬した……!)
大和田(あの時、苗木が止めてくれなかったら……オレはまた、取り返しのつかないコトをしちまってたに違いねえ!!)
81 = 68 :
大和田「…苗木よお」
苗木「どうしたの、大和田クン。棄権でもするかい?」
大和田「ンなわけねぇだろ!……その、さっきは……ありがとな」
苗木「何の事かな?」
大和田「な、なんでもねえよ!ゼッテー負けねぇ!」
苗木「ふふふ…その意気だよ。ゴールは、もうすぐそこだ!」
82 = 68 :
壁が迫る。
先に止まった方が、臆病者の烙印を押されるチキンレース。
だが、苗木も大和田も、止まる気配すらない。
大和田「オレは……負けねぇ!」
苗木「大和田クン、まさか…!?」
ドガシャーン!!
苗木は、壁ギリギリの所でブレーキをかけ……止まった。
しかし、大和田は……見事に壁に正面衝突していた!!
そのまま、仰向けに倒れ込む大和田。
83 = 68 :
苗木「大和田クンッ!……どうして……?」
大和田「へっへっへっ……根性比べで、誰にも負けるわけにはいかねえよ……」
それは、"超高校級の暴走族"の意地だった。
大和田「ゲームには負けても……勝負には負けたくなかったのさ……ゼッテーな…」
苗木「大和田クン…」
大和田「さあ、ゲームはオレの負けだ。始めてくれや……"罰ゲーム"ってヤツをよ……」
84 = 68 :
苗木「……罰なら、キミはもう受けたさ……」
眼(ウジャト)が光る。
その光を受けた大和田は……そのまま気を失った。
苗木「それにゲームには勝ったけど、"男の勝負"には負けた……だからこの勝負、引き分けにしておくよ」
苗木「キミの"希望"も見れたしね……」
85 = 68 :
そう言い残して、苗木は去っていく。
後に残されたのは、遠巻きに二人を見ていた不二咲と、気絶したままの大和田だけだった。
不二咲(苗木クン、だよね?……まるで別人みたいだったなぁ……)
不二咲(ボクも、あんな風に…強くなれるかなぁ……いや、なるんだ!)
86 = 68 :
ーMORNING TIMEー
苗木(なんかあんまり眠った気がしないなぁ)
苗木(気のせいだろうけど、体のあちこちが筋肉痛みたいに痛いや…)
苗木「おはよう!みんな!」
不二咲「お…おはよう!苗木クン!」
大和田「オッス、苗木!」
石丸「おはよう!苗木君!」
大和田「おう苗木、こっちへ来いや。一緒に食おうぜ!」
苗木「う、うん……」
87 = 68 :
苗木(大和田クンがわざわざボクを指名するなんて……ボク何かやらかしたかな…?)
苗木(そんな心配をしながら、なぜかすごくフレンドリーな大和田クンと、石丸クンと、不二咲さんという少し奇妙な組み合わせで談笑した)
石丸「ところで兄弟!その額の絆創膏はどうしたんだ!?まさか、また喧嘩でも?……いくら兄弟と言えども、喧嘩は良くないぞ!」
大和田「いんや、コレは……男の"勲章''さ……な?苗木」
88 = 68 :
苗木「えっ?あ、あぁ、そ、そうだよ!アハハ…」
苗木(正直何の事だかさっぱりだけど、とりあえず同意しておこう……)
不二咲「そ、そうなんだぁ…」
石丸「そうかそうか、喧嘩ではないならいいんだ!アッハッハッハッハ!!」
大和田「アッハッハッハッハ!」
石丸と大和田に釣られて、不二咲や苗木も笑い出す。
不二咲「え、えへへへへ」
苗木「あはははははは」
「「アッハッハッハッハ!」」
89 = 68 :
苗木(なんだかよくわからないけど、少しずつみんながまとまっていってる気がする)
苗木(これなら、きっと……きっと大丈夫だよね?)
自分に言い聞かせるように、そう自問自答する苗木。
笑い合う仲間の中に、彼は"結束"の萌芽を感じずにはいられなかった。
そんな彼らを、見つめる者が一人。
???「腐腐腐、みぃつけた……アタシ好みの萌える男子!」
…To be continued?
90 :
男の友情…素晴らしいやわ
乙
91 :
城之内くんポジション的な奴
92 :
大和田くんプールにパズルの1ピースを投げ込みそう
でもスイマーがいるからすぐに取り戻せそう
93 :
乙乙
94 :
男の欲情?(難聴)
96 :
おもしろい
97 :
次はジェノか
98 :
社長とかませメガネがなんかかぶるなw
いや、御曹司とかライバル(笑)位しか共通点ないけどさ
99 :
狛枝だと、容姿的には遊戯よりも獏良に近いかもな
100 :
>>99
性格的にもバクラだとおもう
みんなの評価 : ☆
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