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    元スレ苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」

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    1 :

    苗木「モノクマに閉じ込められて2,3日が経った…」

    苗木「今の所コロシアイなんて起きてないし、絶対にそんな事起きちゃだめだ!」

    苗木「けど脱出しようにも、手掛かりは見つからないし、正直ボクらが行ける場所は全部調べ尽くしたんだよね…」

    苗木「そんなわけで、藁にもすがる思いで、モノモノマシーンをやってみたんだけど…」

    苗木「なんだコレ?"千年パズル"?」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1379308828

    2 = 1 :

    苗木「……説明書が付いてる」

    苗木「なになに、"古代エジプト王が身につけていた由緒あるパズル。これを組み上げた者は何でも一つ願いが叶う"?」

    苗木(うわぁ……胡散臭い……)

    苗木(でも何故だろう。初めて見るはずのそのパズルは、どこか懐かしく感じられて…)

    苗木(気がついたらボクは、部屋にパズルを持ち帰り、食べる事や眠る事すら忘れて組み上げていたんだ)

    カシャ…カシャ…

    3 = 1 :

    苗木(立体パズルなんてやった事なかったし、完成図すらない状態で組み上げるなんて無謀かなと思ってたけど…)

    苗木(ボクにはわかる…理由はわからないけど、手が勝手に動いていく)

    カシャ…カシャ…カシャ…

    苗木("願い"か…こんなパズルをやっただけで叶うわけがないんだけどさ…)

    苗木(もし一つだけ、願いが叶うなら……みんなでここから脱出したい!)

    カシャ…カチッ

    苗木「できた!」

    苗木(その瞬間、パズルは眩しいほどの光を放ち…)

    苗木(ボクそのまま、意識を失った…)

    4 = 1 :

    訂正

    苗木「ボク【は】そのまま、意識を失った…」

    5 = 1 :

    ーNIGHT TIMEー

    舞園「嫌!来ないで!」

    桑田「鍵掛けたって無駄だぜ!工具セットで無理やりこじ開けてやる!」

    桑田「お前が…お前が悪いんだ!俺を殺そうとするから!」

    苗木「やめなよ」

    ドンッ☆

    桑田「!?」

    6 :

    よしよし、クズ桑田だな。千本ノックより超えた絶望な罰してやれよ。

    9 = 1 :

    苗木「桑田クン…包丁を捨てるんだ。そんな事をしたって、外に出られる保証はどこにもない」

    桑田「うっせー!元はと言えば舞園ちゃんが俺を騙して殺そうとしたのが悪いんだ!俺は悪くねえ!」

    苗木「だから殺していい、って?」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

    桑田(な、なんだよ…これ…)

    桑田「苗木、だよな…?」

    10 = 1 :

    苗木「それじゃあ目撃したボクをキミはどうするのかな?ボクも殺すかい?」

    桑田(なんだよ、こいつ…昼間とまるで雰囲気が違う…別人みてーだ…)

    桑田「そ、そうだよ!見られたからには苗木、お前だって生かしちゃおけねえ!まずはお前から…!」

    苗木「いいよ…ただし桑田クン、君がゲームで勝てたらね」

    桑田「ゲームだと?何言ってんだお前…?」

    苗木「それもただのゲームじゃない。…闇のゲームさ!」

    ドンッ☆

    11 :

    デュエルモンスターズオンリーになる前の遊戯王すき

    12 = 1 :

    苗木「ルールは簡単だ。桑田クン、キミがボクに向かってこの硬球を投げる」

    苗木「そしてそれを見事キャッチできたらボクの勝ちだ。ボクが落球すればキミの勝ち…どうだい?シンプルなルールだろう?」

    桑田「な、なんだよそれ!俺の"超高校級の才能"を知ってて言ってんのか?」

    苗木「勿論。"超高校級の野球選手"でしょ?だからこそこのゲームを選んだんだ」

    桑田「舐めやがって!いいぜ、ゲームだかなんだか知らねーが受けてやるぜ!」

    桑田(とは言ったものの、普通に考えたら俺の球を苗木が取れるはずがない。MAXいくらだっけ?確か168キロくらいは出せたはずだ)

    13 = 1 :

    苗木「ふふふ、早く投げなよ。それとも、怖気づいちゃった?」

    桑田「うるせぇ!それよりも俺が勝ったら…」

    苗木「約束は守るよ。煮るなり焼くなり刺すなり絞めるなり、好きにするといいさ」

    苗木「でも、キミが負けたら…その時は"罰ゲーム"を受けてもらうよ。楽しみにしててね」

    14 :

    闇苗木の一人称は「俺」かな?

    身長も狛枝くらいに大きくなるのか

    15 = 7 :

    >>14
    むしろこまえだになってほしい

    16 :

    声優が同じだな

    17 :

    魔王様かっこいいよ魔王様
    ぶっちゃけデュエルモンスターズよりも遊☆戯☆王のほうが好き

    18 :

    >>16
    そういえばそうやないっすか

    19 :

    闇苗木になると身長がちょっと伸びるんだろうね

    20 :

    非ぃ科学的だ!!

    21 :

    セレスとのバトルに期待

    22 :

    >>15
    こいつ荒らし
    NGしとけよお前ら

    23 :

    裏遊戯最初は表遊戯の上位互換だと思ったけど。
    後半はゲームの腕は裏遊戯>表遊戯
    精神力 表遊戯>裏遊戯
    になったね

    24 :

    舞園さんがマインドスキャーンして来ると見た

    25 = 1 :

    ゾク…

    桑田(な、なんだよこいつ…そんなに自信があるのか?も、もしかして、球に何か細工を?)

    苗木「ククク…」

    桑田(クソッ、舐めやがって!だったら俺にも考えがある!)

    桑田(この包丁を先に投げつけてやる!そうすりゃ、避けざるを得ないはずだ。そしてその隙に、全力のストレートを顔面にお見舞いしてやる!)

    苗木「ほら、早く早く」

    桑田(前からこいつは気に入らなかったんだ!舞園ちゃんとイチャイチャしやがって!そのキレーな顔をグチャグチャにしてやる!)

    桑田「ああ、いくぜ!」

    26 = 1 :

    桑田「まずは……こいつを食らえ!」

    ヒュン!

    桑田「今だ!」

    ヒュン!!

    桑田「これでゲームは、俺の勝ち……な、なんだと!」

    桑田が目を疑うのも無理はない。
    苗木は、投げつけられた包丁を左手の人差し指と中指で挟んで受け止め……
    素手の右手で硬球を受け止めていた……!

    27 = 1 :

    ぷすぷすぷす……

    未だに勢いを失っていなかった硬球は、苗木の右手の中で回転を緩め……そして止まった。

    桑田「ば、馬鹿な…!?」

    苗木「ふふふ……あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」

    苗木「あーあ、ガッカリだよ。桑田クン、キミの希望は、その程度なのかい?」

    28 = 1 :

    ゾク、ゾク……

    桑田「な、な、どういう意味だ…?」

    苗木「包丁を投げる事に気を取られたキミは、本当の意味で全力投球できてなかったって事さ……」

    苗木「今の球は、せいぜい150キロってトコじゃないかな…」

    苗木「それ位の球なら、素人だって取れるよ。…"運がよければ"ね」

    桑田(運が良ければ…!?そうか、こいつの才能は…"超高校級の幸運"!)

    苗木「どうやらゲームは、ボクの勝ちのようだね」

    30 = 6 :

    くっくっくっ…桑田絶望に罰ゲーム始まるだな…

    31 = 1 :

    桑田「ま、まだだ!」

    そう叫ぶと、桑田は苗木の元に駆け寄り、首を絞める!

    桑田「ゲームなんてカンケーねぇ!こうやってお前を殺っちまえば、ゲームオーバーなのは、お前だ!」

    苗木「それは違うよぉ…言ったはずだよね?キミが負けたら、"罰ゲーム"を受けてもらう、って…」

    ゾクゾクゾクゾク…

    桑田「ンなもん認めねぇ!アホアホアホアホアホ!死んじまえ!」

    苗木「今、闇の扉は開かれた…罰ゲーム!!」

    そう苗木が言い放つと、彼の額から眼(ウジャト)の形をした光が現れ……

    そして、"罰ゲーム"が始まった。

    桑田「アポ?」

    32 = 1 :

    桑田「ん……ここは……」

    そこは、満員の球場だった。

    桑田「つか、ここどこだよ…?」

    ボコッ☆

    桑田「痛ッ!?なんだ!?」

    それは、軟球だった。

    桑田「これが"罰ゲーム"?大した事ねーじゃん。あ、もしかして何球も何球も飛んでくるとか?…軟球だけに」

    ボコォッ☆

    桑田「ぐええ…」

    次に飛んできたのは硬球だった。

    33 = 1 :

    さすがに頭の悪い桑田でも、この先が予想できたらしく顔から血の気が引いていく。

    桑田「ちょっ、ちょっとタンマ…」

    ズドンッ☆

    桑田「いっ……いってえええええええええええ!」

    次に飛んできたのは、鉄球だ。

    桑田「か、勘弁……これ以上は……マジで死んじまうって……」

    そんな言葉はお構い無しに、罰ゲームは続く。

    桑田「軟球、硬球、鉄球と来たら、次は……」

    苗木「そりゃもちろん…地球さ」

    桑田の頭上遥か上に、巨大な球体が現れる。
    いや、その場所からではそれが球体である事すら、わからないだろう。

    桑田「アポ…アポ?」

    そうして、それはゆっくりと、しかし確実に落ちていき……

    グシャ☆

    ぺったんこの桑田が出来上がった。

    34 = 1 :

    苗木「大丈夫、死にはしないさ。これは一夜限りの悪夢」

    苗木「これでキミが"希望"を取り戻してくれるって、ボクは信じてるよ…」

    苗木「うふふふ……あっははははははははははははははははははははははははははははは!!」

    GAME OVER!!

    35 :

    狛木クンじゃんか……




    いいぞもっとやれ

    36 = 1 :

    苗木「さぁてと、もう一人は…」

    ガチャ

    舞園「嫌ァ!来ないで!……え、苗木君?」

    苗木「もう大丈夫だよ、舞園さん。桑田クンなら、少しの間眠っててもらったから……」

    舞園「あ、あぁ……」

    安堵からか、舞園はへろへろと壁にもたれかかる。

    舞園「苗木君、知ってますよね?全部……」

    苗木誠は答えない。

    37 :

    >>23
    表がゲームしないから分からにくい上に最後は表が勝ってるぞ

    39 = 1 :

    舞園「ごめんなさい……私、どうかしてました……」

    舞園「苗木君のやさしさを利用して、桑田クンを……!」

    苗木「……構わないよ。それがキミの"希望"だったとしたら」

    舞園「えっ!?」

    苗木「キミの"希望"の為になら、ボクは喜んで犠牲になるよ……」

    苗木「いや、キミだけじゃない。みんなの"希望"が輝く為なら、ボクは喜んで死を受け入れるよ」

    ゾク…

    舞園「苗木、君…?」

    舞園(違う…苗木君じゃない…)

    苗木「けどまあ、次はボクに相談して欲しいかな?そうすれば、もっと素晴らしいゲームを用意できるからさ…」

    40 :

    >>23
    オレイカルコスの話なんか見るとほんとメンタルは表の方が上だよな

    41 = 1 :

    苗木「まあでも、死人が出なくてよかったよ」

    苗木「一応"みんなでここから脱出する"ってのが彼の願いだからね……ふふふ」

    舞園「だ、誰なんですかあなたは!苗木君じゃない…誰なの!?」

    苗木「誰って、苗木誠さ。キミのよく知ってる、王道という言葉すら裸足で逃げ出すほどのごく普通の平凡な、他人より少し前向きな所くらいしか取り柄のない」

    舞園「違います、私には解るんです!」

    苗木「エスパーだから?」

    舞園「…ッ!」

    苗木「まぁいいや。キミの勘の良さに敬意を払って今日の所は退散するよ」

    苗木「またいつか。"希望"が輝く時に……」

    そう言い残すと、苗木の体は意識を失い、その場に座り込むように倒れた。

    42 = 1 :

    ーMORNING TIMEー

    苗木(パズルを完成させたボクは、気がついたら眠ってしまっていたらしい)

    苗木(結局、願いが叶うってのは嘘だったんだなぁ……まあ、そんなわけないと思ってたけどさ)

    苗木(そんな事を考えながら、ボクは朝食会に出る為に、食堂へと足を踏み入れた)

    苗木「おはよう!みんな!」

    石丸「おはよう!苗木君」

    セレス「おはようございます。苗木君」

    朝日奈「苗木、おっはよー!」

    43 = 17 :

    「俺が最後の希望だ」

    44 = 1 :

    苗木(いつも通りのあいさつ、いつも通り
    の光景…誰一人欠ける事のない朝だった)

    苗木(妙によそよそしい二人を除いては)

    桑田「ひ、ヒィ!……な、苗木……」

    舞園「な、苗木君……苗木君ですよね?」

    苗木「そうだよ、二人ともどうかしたの?ボクの顔に何かついてる?」

    桑田「お、お、覚えて……ねえのかよ……」

    桑田「い、いや……す、すいませんでしたぁ!!」

    そう言うと、桑田は逃げ出すように食堂から走り去った。

    舞園「あらあら、桑田君、どうしたんでしょう?」

    苗木「うーん、お腹でも壊したのかな?」

    46 :

    中の人ネタかと思って開いたら、想像した外の人じゃなかったでござる

    47 = 1 :

    苗木「そういえばさ、舞園さん、昨日の夜何もなかった?」

    舞園「!?」

    苗木「いや、何もなければそれでいいんだけど……結局、部屋に入ろうとしてたっていう人物もわからずじまいだしさ」

    舞園「え、ええ。苗木君のおかげで、大丈夫でしたよ」

    舞園(嘘は、言ってませんよね…)

    苗木「そっか。よかった」

    48 = 1 :

    苗木「でも一つだけわからない事があるんだよね…」

    舞園「何ですか?わからない事って」

    苗木「朝起きたら、右手に擦りむいたような傷があったんだよね…まだちょっと痛いや…」

    苗木「いつこんな傷作っちゃったんだろう?」

    舞園「あっ、それは…」

    苗木「舞園さん、何か知ってる?」

    舞園「あ、いえ……」

    それは、苗木が舞園を守った時にできた"勲章"だと、舞園にはとても言えなかった。

    苗木「そっか、舞園さんならわかると思ったのになぁ…」

    49 = 1 :

    舞園「ごめんなさい、私の為に…」

    苗木「舞園さん、何か言った?」

    舞園「い、いえ何も!」

    舞園「それより、その傷ちゃんと手当しないとダメですよ!後で私の部屋に来てください!」

    苗木「だ、大丈夫だよ、こんなの。放っておけばすぐ治るからさ」

    舞園「ダメですよ!私は苗木君の"助手"なんですから!」

    50 :

    舞園さんのヒロイン力は異常


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