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    元スレ八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」姫菜「・・・いいよ」

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    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 俺ガイル + - 妄想晒し + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 :

    うわあああ続き超気になる

    352 :

    海老名シャンええな

    353 :

    ハーレム以外に選択肢はないな

    354 = 338 :

    すいません、今回はほぼ寝オチ寸前で投下したので少し酷いですね。
    展開もツギハギ感がヒドイ…
    初めて雪乃が気持ちを認めたセリフに脱字とか orz
    脳内補正お願い致します。

    次回分は8割方できていますが、ここからが時間がかかるので来週末までには…
    あと2回くらいでキリの良い所まで行きたいと考えております。

    コメントは好きなだけ書き込んで下さい。(アゲないでくださいね)
    個人的には『腐海の杜』の会員募集しています(笑)

    >>336 7.5巻も読んでおいて下さい(イミシン)
    >>353 ハーレムエンドとか憧れます

    355 :

    >>354
    さっき読み終わったので問題ない

    356 :

    7.5ってあーしさんが表紙のやつ?

    358 :

    ゆきのんルートペロペロ

    360 :

    はやくかいてくださいおねがいします

    361 = 360 :

    はやくかいてくださいおねがいします

    362 :

    すいません、寝オチしてました。

    今夜はちと厳しそうです。
    明日なんとか投下できればといったところです。

    363 :

    自分のペースでおk

    364 = 362 :




    どうやら私は比企谷くんに恋をしているらしい。

    認めたくはないけれど、彼女の証明した論法からは、私のこの気持を他の言葉で代弁すること、その指摘を覆せる論拠を見出すことは出来そうにない。

    この気持ちが恋……

    365 :



    ………!不意に思考の一フレーズが引っかかった、『認めたくない』?

    そもそも私は何故、こうも頑なに彼を好きだという気持ちを認めたくなかったのだろうか?


    366 :

    きた

    367 = 365 :




    彼を貶める言葉が、実は好きの裏返しだったという憫然たる事実を認めたくないから?

    周囲に彼のことを好きでないと言い張って来た、否定の文言が全て嘘となるから?

    ……確かにその気持ちがないとは言えない。

    未だ彼への気持ちの整理がつかず、頭の中は混乱止みならぬ状態ではある。

    しかし、心の深い部分にまだ何かが引っかかる。


    368 = 365 :




    彼と出会ってからこれまでの軌跡を思い起こす。

    初めて彼と出会ったのは、奉仕部の部室だった。

    彼の捻くれた性格の矯正が、私の奉仕部での最初の依頼、第一印象は真っ先に嫌悪、そして忌避の感情を抱いた。

    恐らく本能的なものであろうから、初対面の人は少なからず同じような印象を抱くのだろう。

    しかし、私はこれまで奉仕部の依頼を通し、様々な過程を経て彼の中身を知ることとなった。

    部室内の彼は寡黙で存在感も希薄であるにもかかわらず、そこに居るだけで得も知れぬ安心感を感じていたことが今になって気付かされる。

    逆に彼が部室に来るまでの間、幾ばくかの寂寥感と待ち遠しさを感じていたことも…


    369 = 365 :




    そして次に由比ヶ浜さんが奉仕部に来る、彼女は静寂を良しとする空気を掻き乱し、部室の雰囲気を賑やかにそして和やかにしてくれる。

    暑苦しいと思いながらも、まんざらではなかった距離の近い彼女とのふれ合い…


    そんな奉仕部の空間…比企谷くんとの他愛ないやり取り、由比ヶ浜さんの創る喧騒、そして三人でいることの安心感、絆…

    キーワードが有機的に結びつく…

    ……そう、私にとって奉仕部のもつ雰囲気は既に何物にも代え難い程、居心地よく、安らかな気持ちで居られる唯一の空間であったと、そして私はその居場所を大切にしたいと願っている…

    そこまで理解れば、自然と答えは出る…


    370 = 365 :




    私は比企谷くんへの想いに気付いてしまうことで、その大切な空間が壊れる事を心の奥底で察知していた…

    かつて由比ヶ浜さんが私達が付き合っているという勘違いをして奉仕部から疎遠になったことがあった…

    誤解が解け、もう一度奉仕部に戻ってきてくれたけれど、あの時の喪失感は繰り返したくない…


    きっと私の彼への気持ちはあの時のように奉仕部の成り立ちを崩壊させることになる…

    しかし私は自分の気持ちに気付いてしまった、もう戻れない、知らなかったことには出来ない。

    自分の気持ちに嘘をついて誤魔化し、やり過ごす…? 

    いえ、それは私の主義に反する、それをしてしまえば、それはもう私ではなくなってしまう。


    371 = 365 :




    でも…今の由比ヶ浜さんとなら、ちゃんと話せば分かってくれるかも…

    もう以前の時とは違う、よりお互い分かり合えている、そう、と、友達に近い状態だと思う。

    だからもし私の気持ちを知ったとしても今までどおり仲良く、もしかしたら暖かく応援してくれるかもしれない…


    372 = 365 :




    ………?、ふと正面に対峙する人をみる

    海老名さんの奉仕部訪問の際に言われたキーワード、『今までどおり仲良くやりたい』

    今ではその旨が今のコミュニティを壊したくないという彼への依頼であったことが理解る、であれば…?

    雪乃「ねぇ海老名さん、少し腑に落ちないことがあるんだけれど、いいかしら……」

    姫菜「ここから先は…そうね、私に応えられる範囲であれば後ろ向きに検討するよ」

    雪乃「後ろ向き、ね…そう、貴女は何故苦労して手に入れたコミュニティが壊れるリスクを払ってまでも、彼の告白を受けたのかしら?
    貴女の最初の依頼の意図はその繋がりの瓦解を防ぐためだったのでしょう?」


    373 = 365 :




    姫菜「……そうね、確かに私、今の対人環境は気に入っているわ、優美子や結衣のこと、とても好きよ。

    普段の他愛ない会話や喧騒も嫌じゃない……

    でもね結局そこにいる私は擬態した私でしか無いの…、あそこにいるのは私だけど私じゃない…

    私はきっと何処かで本当の自分を出したかったのだと思う…

    比企谷くんの事を見てて少し憧れたのよね、あれ程孤高に、独りで居られるのは何故なのか?

    結局周囲に流されている私に、もしかしたらこの人なら答えを示してくれるかもしれない…そう思ったのね。


    374 = 365 :



    私は比企谷くんのこと好きよ、それに彼の事を理解している自負もあるわ。

    彼を理解しているからこそ彼と付き合う難しさは理解っている。


    普通に彼に告白したところで、どうなるかは予想できる。

    ほぼ間違いなく彼の捻くれた回答でお茶を濁されるに決まっているわ。

    むしろ告白自体をさせてもらえないかもしれないわね。


    だからこそさっきの告白は私にとって千載一遇のチャンスだったのよ。

    これまで築いてきたコミュニティのある程度の瓦解も含め、その犠牲を出す程の価値があると判断した…

    まぁ何だかんだと言い訳してるけれど結局、友達と好きな人を天秤に掛けて好きな人を取った、ただそれだけ…


    375 = 365 :




    そんな質問をした雪ノ下さんも分かっているのよね?貴女の気持ちが今の奉仕部の関係を瓦解させるということを…」

    雪乃「えぇ、そうかも知れない…いえ、でも由比ヶ浜さんなら正直に気持ちを伝えれば理解ってくれるんじゃないかと思う…」

    姫菜「そう……そうよね、自分の気持ちも理解らない人が結衣の気持ち…理解るわけないよね」

    雪乃「………どういうこと?由比ヶ浜さん?彼女の気持ちって…ま、まさか!?」

    姫菜「……そう、結衣も比企谷くんの事を好きなのよ…」


    376 = 365 :




    雪乃「う、うそ……な、何を根拠にそんなこと言うの?」

    姫菜「まず彼女は入学式当日に飼い犬を彼に助けてもらっていること。
    それと奉仕部に入る際の依頼って好きな人にお菓子を作ってあげたいんだったよね、その後彼女に彼氏が出来たとか落ち込んだとかそんな素振りあった?
    あと知っているとは思うけれど彼と二人で花火大会に行ってるよね、まぁどれも根拠としては乏しいのだけれど…
    結局、結衣の彼への態度を見てれば、普通気付くと思うよ、『友達』ならね」

    雪乃「で、でもっ貴女、由比ヶ浜さんと『友達』なんでしょう?そんな、じゃあ貴女それを知ってさっきの告白を受けたってこと?」


    377 = 365 :




    姫菜「そうよ…でも今の貴女なら理解るんじゃないかしら、じゃああえて聞くね?

    由比ヶ浜さんの気持ちを知った今、雪ノ下さんは比企谷くんを諦めることなんて出来るの?」

    雪乃「……っ!」

    姫菜「……そういうことよ、なるべく考えないようにしていたのだけれど流石に心の負荷が大きいわね、

    人を好きになる気持ちっていうのはそれまでの世界を全て壊していくってことなのよ。とても哀しいことだけどね…

    雪ノ下さん…もう遅いしそろそろ終わりにしたいのだけれど…」


    由比ヶ浜さんのことは正直、衝撃だった。でも今はそれよりも…

    雪乃「…いえ、もう一つだけどうしても貴女に聞かなければならないことがあるわ」


    378 = 365 :


    今夜は以上になります。
    シリアス編は退屈ですよね…おそらく次で終わるハズ
    もう少々お付き合い下さい。

    379 :

    乙乙

    380 :

    おつ

    381 :

    退屈なんかじゃないぜ?
    乙!次もよろしく

    382 :

    期待してます

    384 :

    Oh…ageられちまった…orz

    お待たせしております。
    短い文章のくせに一向に進まなかったのですが、なんとか会話の骨組みが最後までできました。

    ここから推敲作業に入りますがココも結構時間がかかります。
    推敲作業をしながら一からやり直しというパターンも多いのでまだ投下タイミングが読めません。
    もう少々お待ちいただければと思います。m(_ _)m

    385 :

    期待してる

    386 :

    遠慮せずに書くがよいぞ

    392 = 386 :

    >>391の母でございます。
    このたびは、息子がこのようなレスをしてしまい、皆様には大変ご迷惑を おかけしております。
    御手数をかけますがNGよろしくお願い申し上げます。

    394 :

    進んでるかと思ったらこういうことだったのか
    ○ね

    396 :

    静ちゃん奪われたくなければ早く投下しろやごるぁあ

    397 :

    さっさと更新するんだよあくしろよ!!!(声だけ迫真)

    398 :

    お待たせしました。
    目処がついたのでご連絡致します。
    明日の夜、投下します。
    第一部、完結となります。

    399 :

    急かすなうるせぇ
    静かに静かにしろ

    400 :

    あいよー


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