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    元スレ八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」姫菜「・・・いいよ」

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    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 俺ガイル + - 妄想晒し + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    601 :

    葉山かとおもた

    602 :

    あーしさんは姫菜呼びだろ

    603 :

    海老名でも呼んでる
    時期によって切り替わるのかどうかは知らん

    604 :

    ここまで、いやあらすじ忘れたが、オリキャラかよ・・・

    Aとか男とかそんな扱いで頼む

    605 :

    ドグマ「パズドラとのコラボを引き受けてくれてありがとうございます」

    山郷「あ、うん。どうも」

    ドグマ「それでコラボガチャについてですが」

    山郷「は?」

    ドグマ「……コラボするから当然ガチャの方も用意してもらえますよね?」

    山郷「フッ…」

    ドグマ「いや、あのコラボですよね?」

    山郷「このコラボに関してはガチャないんだわ」

    ドグマ「何でですか?モンハンはガチャあったじゃないですか」

    山郷「お前の三流ゲームとモンハンを一緒にすんな!犯すぞ!!」

    ドグマ「…」


    山郷「じゃあな、サタンなめんな」

    606 :

    僕は熊本県熊本市に住んでいます。
    だから、千葉県についてはよく知りませんが千葉県を題材にしたライトノベルは内容が少しあれだと思うのでこういったものの二次創作は書かないでいただきたい。
    そして今ある二次創作も全てなくしていただきたい。
    ということで俺ガイル、俺妹等のSSを今すぐ終了してください。
    ご協力、よろしくお願いします。

    607 :

    >>606
    熊本って日本のどの辺りにあるの?って
    千葉県木更津在住の俺が聞いてみる

    611 :

    >>607
    修羅の国福岡と地続きじゃなかったかな

    613 :

    >>608
    自分かってな人ですね
    だいたい、ssは千葉は関係なくほとんど、ためになりません。
    なので千葉だから、ためにならないのは違うと思います。
    それから、千葉の二次創作をやめてほしいなら、あなたが見なければいいだけじゃないんですか

    615 = 609 :

    >>614
    佐藤一輝はだまらっしゃい

    616 :

    sageないとまたうるさいのが沸いてくるよ

    617 :

    元カレか、あーしさんガチビッチ

    618 :

    葉山は処女厨だから三浦を相手にしなかったのか、納得

    619 :



    「やっぱ優美子か、髪の色変わってっから一瞬わかんなかった」

    あーし「な、なんであんた、こんなとこいんのよ」

    「いやさ、たまたま地元に帰って来てただけなんだけど……、あー優美子の今彼? コンチワ俺、優美子の元彼」

     俺を一瞥し軽い挨拶をしてくる、見た目は体格のいいイケメンだが髪は品のない茶髪で、話口調は少しチャラい、戸部強化版といったところか。
     男は笑みを浮かべながらちょっといいかなと、俺の隣に腰掛ける。甘ったるい香水の香りが鼻につく。
     初対面の男の隣に無遠慮に腰掛けられる行動やその話し方に、俺のようなコミュ症とは異なるリア充特有のオーラが見て取れる。三浦に目を向けると、余裕のない様で男との視線を逸らしている。

    620 = 619 :



    あーし「彼氏じゃねーし、何の用? あーしあんたと話す事なんてないから」

     いつも以上に排他的な態度でもってその男との関わりを拒絶しようとする。

    元彼「まぁそんな邪険にすんなよ、久しぶりに会ったんだし、な。俺もお前と別れて勿体無いことしたなって思ってたんだよ。あの時のことはさ、ちょっといろいろ誤解があったんだって」

    あーし「はぁ? あんたのせいであーしら無茶苦茶になったのに今さら誤解とか、何言ってんの? もういい、死ね、このクソ野郎」

     誰もが恐れる女王三浦の最大級の威嚇にも男は悪びれもせず、余裕の笑みを浮かべている。
     懐柔は無理だと諦めたのか態度を一変させ口を開く。

    元彼「あれれー? 俺にそんな口きーていーのかな?」

    621 = 619 :



     言いながら男は携帯をヌルヌル操作する。なんか既視感を覚えるな思いきや俺と同じ機種だった。これこれと言いながら画面を三浦に見せた。
     途端に三浦は顔を引き攣らせ、苦虫を噛み潰したような顔になる。

    元彼「こいつの連絡先まだ知ってんだよね。メールとか送ったら何て返事来ると思う? でももうメルアド変わっちゃったかな? 優美子、仲良かったよね? まだ連絡取ってんの?」

     三浦の反応を楽しむように矢継ぎ早に質問を重ねる。

    あーし「そんなのもうあーし関係ないし、勝手にすれば」

     三浦は気丈に応えるも、握りしめた手は微かに震え、余裕のない様がそれが精一杯の強がりだということを示している。

    622 = 619 :



     男もそれを察しているのか、あっそ、といいつつ携帯をタップし操作する。
     指の動きから察するにどうやらメールの文面を作っているようで、よしといいつつ画面を三浦に見せ、嗜虐的な笑みを浮かべる。チラリと見えた画面には制服を着崩した半裸の女性の画像が写っていた。

    あーし「――!」

     画面を見た三浦は蒼い顔で絶句する。

    元彼「この内容で送ろうと思うんだけど、どうだろう? でももう関係ないんだったら優美子が気にする必要もないよな? お前の言うとおり俺が勝手にやるだけなんだけど……」

     男はセリフを途中で留め、三浦を眺めている。

    623 = 619 :



    あーし「…………わかった、どうしたらいい?」

     暫しの沈黙の後、三浦は今にも消え入りそうな声で、男に尋ねる。
     
    元彼「物分りが良くて助かるよ、そうだな……どっかで時間作れよ、でも俺明日には東京に戻るんだよね……、今日なら助かるんだけどな~」

     悔しそうな三浦を男は嬉しそうに眺めた後、俺を見て得意気にニヤリと嗤った。

    あーし「……じゃあ、今日でいい」

     三浦は俯きながらそう返事した。

    元彼「そうか、助かるよ。お前も連れがいるみたいだし、俺は暫くあそこの席に居るから時間ができたら来いよ」

     そう言って男は席を立ち、指差した方へと戻って行った。

    625 = 619 :



     男が行くと三浦は小さく息を吐いた。そしておもむろに口を開く。

    あーし「……つーことなんで、ヒキオもう帰っていいし」

     そう言われると俺が残る理由はもはやない。召喚者が帰れって言ったら帰るのが正しいルールだ。念願の帰宅の目処が予想外な形でやって来た。

    八幡「そうか、じゃあ今日はこれで終了ってことでいいのか?」

    あーし「あーしこれからあいつと話あるからもうここでいいよ、ここの代金もあいつに払わせるし」

    八幡「……わかった、今日はイロイロありがとな」

    626 = 619 :



     席を立ち最後に三浦を見るも、既にいつもの気怠そうな表情で携帯を弄っていた。
     しかしながらその携帯に触れる指は微かに震え、目の焦点も画面に合っていない。

     恐らくあの男に弱みでも握られているとかだろう、でもまあ、三浦がこの後どうなろうと俺の知ったこっちゃない、あんな男と付き合ったのが悪いのであってどう見ても自業自得……。

     と、そこで思考が問いかける、偉そうに批評しているお前自身はいったいどうだったのか……? と。

     俺が過去に告白した相手は次の日にはクラス中にその事実を喧伝して回った。
     告白されて舞い上がった後に待っていたのは『罰ゲームなの、ゴメンね』の一言だった。

     好きになった相手だっておとなしい子や、騒がしいのがタイプだったこともある。
     ……それこそ中学時代の恋愛なんて浮かれて、間違って、些細なことで一喜一憂し、あえていうならそう、若気の至りというやつなのだろう。
     三浦を自業自得と責める資格なんて俺にあるはずもない。

    627 = 619 :



     先程の会話からあの男が三浦に歓迎されてないのは解る。だがそんな相手にあの三浦が従うくらいだから余程のことなのだろう。

     そこまで思い至り、さて今の俺は一体どうしたいのか?

     俺が三浦を助ける?  ……うん、 ない、まずもって俺と三浦は完全に他人だ。唯のクラスメイトであって友達と言えるような関係でもなんでもない。なら、俺の出番はない。

     なにより三浦がそれを望まない、俺の手助けなんてそれこそ忌避するレベルだろう。プライドの高い人間は他人に、特に何も分かっていない人間に憐れまれることを最も嫌う。

    628 = 619 :



     やはりこのまま真っ直ぐ家に帰るのがいつもの俺だ、それは揺るがない。

     ……だというのに、何かしなければならないという焦燥感だけはある。
     このままでいいのかとそればかりを問うている 。

     と、ふと手に持った紙袋の重みに気付き、さっきの店長とのやり取りを思い出す。
     そういやたしか約束したな、大事にしますって……、俺は服のつもりだったんだけどなぁ。
     あーあ、せっかく家でアニメや本をゆっくり堪能できると思ったのに……。



     まったく難儀な性格だ。
     自分自身が嫌になる。こんな些細な問題でさえ、理由を見つけることが出来なければ、動き出せないなんて。

     気付くと店の前のドアまで来ていた。取っ手に手をかけドアを押す。
     その際にうっすらと映った自分の顔に喜色が滲み出ていることに気付き嗤った。

    629 = 619 :


    本日は以上となります。

    630 :


    脅し返すのかな?

    631 :

    うわー、気になる

    632 :

    乙乙

    633 :

    うわー気分悪い

    636 :

    追いついた。期待

    638 :

    >>637
    はい開示

    639 :

    ヒッキーのことだから
    三浦を助けるんじゃなくて
    相手を三浦と同じ土俵にまでひきずり落としそう

    640 :

    次はいつの予定ですか?

    641 :

    推敲不足ですが今晩投下します。

    642 = 641 :



     店を出ると同時に取り敢えず状況と情報を頭の中で整理する。
     効果と効率を鑑み策を練り、実行する。いつも通りだ。

     脳内で幾つかの案を競わせるも最後の部分が詰めきれない。
     ……まだ不確定要素が多いな、情報がもう少しいるか。

     ぼっちが情報収集する過程において人づてという手段は取れない、よって選択できる方法は限られる。
     暫し立ち止まって思案する。

     ……いけそうだな。

    643 = 641 :



     店近くの商業ビルのトイレで準備をし、再びサイゼの店内へ足を踏み入れる。

     店員さんが案内のため入り口に向かってくる。さっきも案内してくれた店員さんだ。
     先程以上に愛想のいい笑顔でお好きな席へ、と促してもらい予め狙っていた席――三浦が移動した席の薄いすりガラス越しのボックス席に座る。
     丁度三浦と壁越しに隣り合う形だ。

     座る際に三浦の視線に気を付けながら席の様子を伺う、男は余裕の態度で三浦に話しかけ、逆に三浦は俯き周りを気にする余裕も無いようだ。
     男がチラリと俺を見たが視線をすぐに三浦へと戻す。

     ……よし気付いてはいないようだ。店員さん、元彼の反応から擬態の効果は確認できた。

    644 = 641 :



     店長に貰った服とアドバイスからコーディネートをガラッっと変え、美容院でもらった試供品のワックスで髪をオールバック気味に掻き上げた。そして駄目押しの伊達眼鏡。

     これにステルスヒッキーを加えることでまず俺と気付かない……ハズなんだが、何故かステルス機能だけは上手く機能していない。店員さんを含め女性の視線がやけにまとわりつく。
     いつもであれば、わー俺って人気者! って自嘲気味に嘲笑や侮蔑の視線を受け流すところなのだが、明らかにいつもと一線を画している視線をどう受け取ったら良いのか分からない。

     ……まさか? もしかしてだけど、俺のこと好きなんじゃないの? って小気味いいリズムにのった勘違いから玉砕までのプロセスを辿ってしまいそうになる。なにろっくだよ。
     危ない、危ない、訓練された俺じゃなければヤバかったよ?
     きっとアレだ、少し派手な服装だからちょっと目についただけだろう。うん。

    645 = 641 :


     とりあえず盗聴に集中するためにも、先にオーダーを済ますべく店員さんを呼ぼうとボタンに手を伸ばそうとした瞬間、横には既に店員さんがいた。
     あれ? さっきと同じ店員さん……だよね? こんなに化粧濃かったかな? まぁいいか。
     ドリンクバーのみをオーダーし集中する。
     あ、辛味チキンも頼めばよかったな。うまいよね、チキン。

     さて、ここからがファーストミッション、目線を悟られないよう男の表情を観察し、聞き耳を立てる。

    646 = 641 :



    ☓  ☓  ☓

    あーし「無理、絶対いや!」

    元彼「大丈夫、問題ないって、ちょっとお客さんと楽しく話してくれればそれでオーケーだからさ」

    あーし「だってそれ違法のやつでしょ? この前たしか摘発されてたじゃん」

    元彼「あーそれは一般客を相手にしてたからね、うちのはちゃんと会員制で危ないことないし、相手も金持ちばっかりだからいろいろ買ってもらえるよ、別に身体売るわけじゃないんだし」

    あーし「嫌、そんないかがわしいのとかムリだから」

    元彼「あーでもさ、これ引き受けてくんないとこのデータも消去してあげられないよ?」

    あーし「――っ! …………やれば本当にそれ消してくれるの?」

    元彼「あー大丈夫大丈夫! 俺の言う通りにしてくれたらちゃんとお前の目の前で消してやるよ」

    あーし「…………そのバイト本当に問題ないやつなん?」

    元彼「あぁ、有名女子校の生徒なんかですらけっこう登録してみんな小遣い稼いでるぜ、お前くらい可愛ければすぐランキングトップになれるわ、それに俺は紹介すれば良いだけだから、合わなければ一回やってすぐ辞めてもいいし」

    あーし「……分かった、けどすぐ辞めるからね」


    647 = 641 :



    元彼「構わない、あとさお前の友達、何人か誘えよ、お前の事だから可愛い子しか周りに置いてないんだろ」

    あーし「はぁ、何言ってんの? あいつらにそんなバイト絶対させないから」

    元彼「へぇ? どうせ高校の友達なんてすぐ疎遠になるんだしいいじゃん、実際に中学の時もそうだったろ」

    あーし「それはっ、あ、あんたがあーしの友達に手出したからでしょっ!」

    元彼「結局、その程度の友情だったってことだろ? 高校だって同じだよ、所詮そんなもんだって、好きな奴とか出来たら友達なんてすぐ疎遠になるさ」

    648 = 641 :



    あーし「あいつらは違うしっ」

    元彼「本当にそうか? お前みたいな女王様気質だと周りのみんな言いたいことも言えずに合わせてるだけじゃないの? 中学の時もそうだったじゃん、ほら今も思い当たる節あるんじゃない?」

    あーし「くっ! 何を言われてもあーしは紹介しないかんね、これだけはその写真で脅しても聞かないから」

    元彼「本当にいいのかよ? 俺はやると言ったらやるぜ」

    あーし「……これだけは何言われても無理! もしあんたがそれ(写真)やったらあーしも行かない、でも今ならあーしはちゃんとやる、あんただって一人も紹介できないよりそのほうがいいでしょ」

    元彼「……分かった、とりあえずそれでいいだろう」

    649 = 641 :



     ……弱みを握られるとなし崩し的に何でも言うことを聞かざるを得ないものだが。
     流石に強気の三浦は迫力がある。だがそれでも男のほうがまだ上手だ。

     それにそのやり方は良くない、自分を顧みないのは俺の専売特許だ、どんな結果も受け入れる覚悟がないと痛い目を見る。それにお前のように悲しむ人間がいる奴はそれをしてならない。
     あの男が勧めているのはおそらくかなり怪しいバイト、おそらく法律ギリギリの線だろう。
     そんなバイトはやってしまったが最後、蟻地獄のようにどんどん深みにハマって行く。

    650 = 641 :


     隣では一区切りついたか、まだ話が進んでいるが一方的に男が他愛ない話を振ってるだけだ、取り敢えず聞き耳を立てつつも今後のプランを検討するべく、思考を深い位置へ持って行く。
     
     まず元凶であるあの写真をどうにかしなきゃならない。なんとかそれを消す方法を考える。

     まずは幾つかの案から最適案を残す。それを新たな案と戦わせ勝者を残す。3番目に出た案が勝ち残った。
     …………リスクはあるが確率が最も高い、これで行こう。 


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