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    元スレ八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」

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    みんなの評価 : ★★
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    351 :

    おっつ

    353 = 328 :

    乙!面白かった!凛ちゃんかわゆす!(歓喜)

    354 = 327 :

    乙乙

    356 = 327 :

    やっぱ凛が№1やったんや!!!

    357 :

    乙!
    八幡それシャイニング違うストライクウィザードや

    358 :

    蘭ねぇちゃんはわざわざ拳を使わなくてもあのとげで頭突きすりゃいいのに

    359 :

    面白い、乙。
    次回も楽しみにしてる。

    360 :

    初っぱなから凛が全開でかわE

    361 :

    凛ちゃんすでにベタぼれやないか……!

    362 :

    あとちなみにミラノ風ドリアは299円だ
    ソースはサイゼリヤ店員の俺

    連投すまん

    363 :

    なんだろうこのNTR感は
    八幡は奉仕部のものなのに

    364 = 359 :

    モバマスメインなんだから諦メロン。

    366 :

    乙!こういう場合最終的に男は空気になるから飲み物飲みながらうつむいて話聞く事になるよな

    >>361
    それはただの勘違いであることを・・・俺らや八幡は分かっているだろう・・・orz

    367 = 357 :

    そういえば仮面ライダーネタがちょこちょこあったが八幡やっぱスーパーヒーロータイム観てるのか

    368 :

    次回が楽しみ

    369 :

    ……いいじゃないかこれ

    乙だぜ!!!

    370 :



    >>367
    休日はスーパーヒーロータイム&プリキュア
    って7巻とドラマCDにあった

    371 = 323 :

    男を紹介?
    サッカー部の時期部長候補のイケメンを紹介しようか?

    372 = 359 :

    ぐ腐腐腐、それはグッドアイデアってやつね!

    373 :

    擬態しろし

    それでろんきよ今日も来るんですよね(ゲス顔)

    374 = 323 :

    八幡なら宴会でスポンサーの機嫌を損ねた凛を守るために
    中沢部長みたいに「かっぽれ」を踊ってくれるはず
    しかしスルーされて

    375 :

    未成年でしかも企画で来てる一般人にそんなパワハラするわけねー
    と思いたいけど、芸能界ってそんなんありそうなのが怖い

    376 :

    >>370
    言ってたなそういや…プリキュアは泣けるよな

    377 :

    ドキドキから見始めたけど日曜の楽しみが、戦隊>プリキュア>ライダー
    って感じになってきた。初代借りてこようかな

    レジーナ帰ってこないかな

    378 :

    雑談は控えようか

    379 :

    これ終わるのか?
    何かまるで終わる未来が見えないのだけれど

    380 :

    プロデュース期間の1年過ぎたら終わるだろ

    381 :

    伸びてるから更新かと思ったらほとんどおまえラの雑談じゃねーか

    382 :

    俺ガイル原作表紙の中では4巻が一番好きな1です。

    一応今で物語の三分一くらい? 終わったってとこら辺です。
    あと、サイゼ店員の方は申し訳ない! 地元に無いんだ! ココスしか!

    383 = 63 :

    今回も短いですが、1時前くらいに投下していきますー。

    385 = 63 :

    投下します!

    386 :

    お願いしゃす

    387 = 63 :








    ここはシンデレラプロダクション本社のとある一室。
    今この場において、ここは我々の作戦会議室となっている。

    我々、とはつまり。



    八幡「俺と」

    「私と」

    ちひろ「私……ってなんでですか!」



    ノリの悪い事務員は放っておいて、ここはシンデレラプロダクションの一室、というか事務室の一角(もはや事務室ではなく事務スペース)であった。

    388 = 63 :


    八幡「想像し辛い人はアニマスの事務所を想像してくれ。それのピヨ子の位置にちひろさん。その前に俺、隣に凛といった具合だ」

    「誰に説明してるの?」


    飲み込みの悪いアイドルは放っておいて、まぁつまりは俺たち二人が事務スペースにお邪魔している形になる。と言っても事務員は知っての通りこの千川ちひろさんただ一人。ぶっちゃけ俺たちが加わった事で狭くなるような程でもない。


    八幡「そんなわけで、今日も反省会やるぞー」

    「うん」

    ちひろ「だから、なんでここでやるんですか!」


    しつこい人だな。ここは1から説明せねばならんらしい。

    389 = 63 :


    八幡「いいですか? 俺たち一般募集プロデューサー(めんどいから以下一般P)は自分のデスクを持っていません。支給されているのは更衣室のロッカーのみです」



    100人以上のアイドルに加え、そこに100人以上のプロデューサーもいるのだ。いちいちデスクを用意していたらどんだけの規模の部屋が必要になるやら。



    八幡「大企業なら問題は無いのかもしれません。ビルが何階建てもあるならスペースも余裕でしょう。しかしここシンデレラプロダクションにはそれが無い!」

    「世知辛いね……」

    八幡「言うな。……ですけどね、俺が思うにどーも違和感を感じるんですよ」

    ちひろ「違和感?」

    八幡「これだけの人数のアイドルがいて、それに一般Pとはいえ専属のプロデューサーを全員につける。そこら辺の中小企業には出来ないですよね?」

    ちひろ「まぁそうですね」

    八幡「だとしたら、何故ウチのプロダクションはこんな小さいビルで事務所を経営しているんですか?」

    390 = 63 :


    これは前から気になっていた事だ。
    恐らくこの会社は儲かっている。なのに何故こんな小さな事務所にこだわるのか。



    ちひろ「それはですね、社長の方針なんですよ」

    八幡「社長の?」

    ちひろ「ええ。なんでもお世話になった方のプロダクションは有名ながらも贅沢をしない所らしくてですね。丁度これくらいのビルにプロダクションを構えているらしいですよ」

    八幡「はぁ……」



    そう言えば初めて会った時にもそんな事を言っていた気がする。お世話になった人の受け売りで~みたいな。
    まぁそれは納得しておこう。アニマスの事務所の雰囲気は俺も好きだ。



    八幡「けどちひろさん、この事務所によく200人以上も入りますよね」

    ちひろ「……」

    八幡「よくよく考えれば、こんな小さい事務所のどこに200人以上もの人間の入るスペースが…」

    391 = 63 :


    ちひろ「比企谷くん」


    八幡「ッ!?」ビクッ

    ちひろ「それ以上は、触れてはいけない事ですよ?」ニッコリ



    な、なんだ?
    今とんでもない寒気を感じたぞ……?



    「……」カタカタ



    隣を見ると、凛も青ざめた顔で震えている。
    お前、いくら蒼が好きだからって顔まで青くしなくても。


    ちひろ「世の中には、知らなくていい事もあるんです……」

    392 = 63 :


    どこか悟ったようなちひろさん。
    うむ……ここは触れずにいよう。


    八幡「で、何の話でしたっけ?」

    ちひろ「だから、どうしてわざわざここで反省会をやるんですかって事ですよ」


    呆れたように話を繋いでくれるちひろさん。さっきまでの表情はどこへ行った。


    八幡「……まぁさっきも言いましたけど、要は俺たち一般Pは居場所が無いわけです。あぁいや、仕事場がって事ですよ? 居場所が無いのは俺だけです」

    ちひろ「その自虐ネタはいらなかったです……」

    「うん……」


    ほっとけ。
    こちとらもう自虐ネタなのか事実を言ってるだけなのか、自分で言ってて分からなくなってきてんだぞ。
    軽い末期症状な気がする。

    393 = 63 :


    ちひろ「しかし、そうは言いますが、事務所にある会議室、応接室、広間は自由に使っていいんですよ?」


    そう。その通りだ。
    実際多くの一般Pが事務所のいたる所で担当アイドルと打ち合わせやらミーティングやらをやっている。
    だが、だからこそである。


    八幡「だからこそ、ここを使わせてもらうんですよ!」

    ちひろ「何故!?」


    あれ、なんかタイムリープしてる?


    八幡「まぁ面倒なんでぶっちゃけますけど、ここデスクあるし資料もあるから丁度良いんですよね」

    ちひろ「身も蓋も無い! っていうか最初からそう言ってくださいよ!」

    394 = 63 :


    実際問題、事務員の真ん前でアイドルを打ち合わせをやろうなんて者はいなく、こうしてここの事務スペースを使っているのは俺たちだけだ。役得役得。

    ……それに、ここを使うのには他にも狙いがあるしな。



    ちひろ「もう……本当はダメなんですからね?」


    そう言いつつ許してくれるちひろさんマジ天使。


    ちひろ「そのかわり、スタドリ・エナドリセットお買い上げですよ♪」


    前言撤回ちひろさんマジ悪魔。



    というわけでいつまでも始まらないので反省会開始ー。

    395 = 63 :


    八幡「んで? 今日のレッスンはどうだった凛」

    「今日はトレーナーさんとの顔合わせも兼ねた初歩的なレッスンだったから、そこまで大変じゃなかったよ。っていうか、プロデューサーもいたよね?」

    八幡「……まぁな」


    付き添いという形でレッスンには付き合ったが、ホントに初歩的過ぎてする事が無かった。

    なんだろうね、あの女の子のレッスンしている所をただ見ているという状況。
    悪い事しているわけではないのに……うん。なんかいけない事をしているような気分になる。


    八幡「正直レッスンに付き添う必要ってあんのか? トレーナーさんがいるんだから、素人の俺よりもそっちに教わってた方が身に付くだろ」



    ちひろ「今はそれでいいかもしれませんが、これから先はそうはいかなくなると思いますよ?」

    396 = 63 :


    と、俺と凛の会話に入ってくるちひろさん。
    そうだ。これを待っていたんだ。


    八幡「と、言うと?」


    ちひろ「今は確かに凛ちゃんは覚える歌もダンスも特にありませんが、今後もそうとは限りません。この先凛ちゃんがCDデビューした時、お芝居の仕事を貰った時、その時凛ちゃんがどういった方針で自分の個性を広げていくのか、それはプロデューサー次第です」


    正確には、プロデューサーと凛ちゃん次第、ですけどね。と付け加えるちひろさん。


    ちひろ「もっとボーカルのレッスンを増やした方が良いんじゃないか、ダンスはもっと静かな方が合っているんじゃないか、そうやって比企谷くんが凛ちゃんをプロデュースしていかなくちゃならないわけですね」

    八幡「なるほど」

    ちひろ「むしろ、今からレッスンに積極的に参加して、ここはこうだーここはああだーってアドバイスするくらいじゃないと!」

    397 = 63 :


    なるほどなるほど。いやホントに参考になったわ。

    自信満々に胸を張るちひろさん。余程語ってスッキリしたのだろう。


    ちひろ「フッフーン♪ ……っは!?」


    とここでようやく気づいたようだ。
    もう既に遅いがな。


    ちひろ「ひ、比企谷くん、謀りましたね!?」

    八幡「さてね。なんの事やら。いやーでも参考になりましたよ。さすが大企業プロダクションの事務員」

    「……なるほどね。こういう事か」

    398 = 63 :


    凛も気づいたか。

    そう。この場所で反省会をやる一つの理由が、ちひろさんからアドバイスを貰う事である。
    アドバイス以外にだって、もちろん得られるものだってある。
    ちひろさんが事務仕事をしていれば、どうしたってウチのアイドル関係の話になってくるわけだ。
    得意先との電話、まとめている資料、ちひろさんに回されてくる仕事など、得られる情報はいくらでもある。

    ゆえに、この席なのだ。


    「……うん。なんかさ」

    八幡「なんだよ?」

    「せこいね」


    凄く冷めた目で見られてしまった。
    この間のあの笑顔はどこへ行ったの?

    399 = 63 :


    八幡「いーんだよ。別に“ルール違反”はしてねぇしな」

    ちひろ「うぅ……確かに他のアイドルの進捗情報や仕事内容の公開は許されてるんですけどね」

    「そうなんですか?」

    ちひろ「ええ……競っているとはいえ同じプロダクションですし、お互いの成果が分かる方が良い刺激になるでしょう?」


    まぁそれでも大っぴらに「お前今どんな仕事進めてんの?」と訊く奴はいないだろう。俺だって無理だ。つーか訊く相手がいない。


    ちひろ「それでも、私は特定の誰かに肩入れするつもりは無かったのに……はぁ」


    落ち込んでいる様子のちひろさん。

    うーむ。作戦とはいえ少々やり過ぎたか。
    確かに褒められたやり方ではないしな……反省もしてないが。

    400 = 63 :




    ちひろ「という事で、比企谷くんには特性スタドリ・エナドリ1ダースセットをお買い上げしてもらいます♪」


    全然落ち込んでなんていなかった。むしろさっきより元気だった。
    つーか、1ダースって! チョコレートで勘弁してくれません?


    ちひろ「まぁそれは冗談として…」

    「冗談だったんだ……


    いや、今の目は冗談じゃなかった。
    俺の腐った目は誤摩化せない。


    ちひろ「比企谷くんに、お願いしたい事があるんです」

    八幡「お願い?」


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