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    元スレ八幡「やはりYutaの描くラブコメはまちがっている」

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    タグ : - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    とんとんと病室をノックする音がする。

    「はーい。起きてまちゅよ…。」

    そう言うとドアから姉であるめぐりと恋人の沙和子が病室に入ってくる。

    「八幡怪我は大丈夫?」

    沙和子が心配そうに見つめてくる。

    「大丈夫だ。それより犬は大丈夫たったか?」

    その俺の言葉に姉のめぐりは答える。

    「犬は大丈夫だったよ。しかしその場には犬の飼い主がいたらしくて、犬を連れてその場から逃げたらしいよ…。」

    姉の言葉に俺は驚いた。

    「まじかよ。そんな奴がいるのかよ!」

    俺はそう言うとある程度の大きな声で言った。

    「運転手と目撃者がいたらしくて、犬の飼い主が証拠隠滅の疑いで警察からは任意の事情聴取されたらしいよ…。」

    「まじかよ。そんなら犬を助けて自分が馬鹿を見たな。」

    俺は自虐的にそう言うと沙和子は心配そうに声を掛けてきた。

    「八幡は怪我を治す事だけに専念して、私も出来るだけ見舞いにこれるようにするから…。」

    沙和子がそう言うと感極まった俺は中学生の沙和子に抱きついた。正直な所胸の感触に俺はドキドキしていた。

    そして俺は沙和子の唇にそっと顔を近付けて目を瞑った。沙和子の唇の感触を感じる事が出来た。

    その様子を見てめぐりは二人を暖かい気持ちで静かに見守っていた。

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1523808890

    2 = 1 :

    とんとんと病室をノックする音がした。

    誰かが来たのだろうか?

    すると鶴見先生と娘の留美が病室に入って来た。

    「八幡、久しぶり…。見舞いに来たよ…。」

    留実は八幡にそう言って来たので俺はお礼を言おうと思った。

    3 = 1 :

    「わざわざお見舞いありがとうございます。」

    俺はお礼を言うと、鶴見親子に感謝の気持ちを伝えた。

    「鶴見先生が警察や救急に連絡して呼んでくれたそうですね。助かりました…。」

    「事故を目撃したら、助けるのは当たり前でしょう。ましてや八幡君なら尚更よ…。」

    俺は鶴見先生の言葉に感動を覚えた。

    4 = 1 :

    「事故の事だけど…。警察に事情を聞かれたから飛び出した犬を助けようとして、事故が起きた事を伝えたわよ。警察は私と運転手の証言により犬の飼い主を探したみたい…。」

    「結局、犬の飼い主はどうなった?」

    俺はもっとも気になった部分を質問した。

    5 = 1 :

    「犬の飼い主は見つかって、証拠隠滅の疑いで事情聴取を受けた見たいよ。犬の飼い主は由比ヶ浜結衣っていうんだけど、総武高校の新入生だったわ。なに食わぬ顔で入学式に参加していたみたい…。」

    「それじゃあ、犬を連れてその場から逃げた上で、なに食わぬ顔で入学式に出てたって事かよ…。しかも二週間も経過したけど謝罪に来る様子が全く無い…。信じられないぜ。」

    俺の言葉に鶴見先生は驚いたみたいだった。

    「私が学校に八幡君の事故の事は報告しておいたから。事故車の運転手は雪ノ下家の運転手だったから、近い内に雪ノ下家の人が来ると思うわ…。」

    「分かりました。」

    俺は了解の返事をした。返事をしながら、俺は留美の頭を優しく撫でた。

    留実は幸せそうに目を細めた…。

    6 = 1 :

    今回はここまで! 誤字脱字は胸糞悪いストーリーを和らげる為にわざとやっているので、見つけても指摘せずに心の中で笑ってください

    7 :

    コンコンとノックして、二人の人物が入って来た。

    「どちら様ですか?」

    俺はそう言うと、二人の女性の内、若い方の女性が話し掛けて来た。

    「川上コーポレーションから来ました川上陽乃と申します。こちらは母親の川上紅葉です。妹の雪ノ下雪乃が迷惑を掛けてしまい申し訳ありませんでした。」

    そう言うと二人は八幡に対して頭を下げて来た。

    8 = 7 :

    「あれ。そう言えば名字が違いますね?」

    「うん。両親は離婚したので母と私は母の旧姓の川上を名乗ったんだけどね…。事故の時は妹の雪乃が乗っていたんだけど、当初は父親と雪乃が事故を学校側に口止め等の証拠を隠蔽しようとしたんだけど、結局目撃者がいたから断念したみたい。」

    「雪ノ下家は対処しようとしないみたいだけど、代わりに川上家で治療費や入院費を全額負担するわ。他に何か要望はある?」

    陽乃さんや紅葉さんに聞かれたので俺はこう答えた。

    「これで結構ですが、お願いがあります。俺は犬の飼い主でもある由比ヶ浜結衣とその家族が許せないです。犬を助けたのに証拠を隠滅する為にその場から逃げて入学式になに食わぬ顔で参加するそれがどうしても許せないんです…。勿論、両親と姉もその事に対しては切れてます。雪ノ下家は許すつもりはありませんが、お二人は誠意を見せてくれたのでお二人は許します。由比ヶ浜家に対して慰謝料や損害賠償請求を一緒にやりませんか?そちらがよろしければ父が弁護士なのでちょうど良いと思います。」

    俺はそう言うと二人は頷いた。

    「そうだね。是非とも参加させて貰います。此れからも此れを縁に仲良くさせて頂きたいので、ご両親に宜しくお伝え下さい…。」

    陽乃さんはそう言うと、俺はこう答える。

    「分かりました。両親には伝えておきます。」

    陽乃さんはさらにこう答えた。

    「実は、川上コーポレーションには顧問弁護士がいないので八幡君のお父様にお願いしたいので伝えて頂けませんか?」

    紅葉さんに言われたのでこう答えた。

    「伝えるだけは伝えておきます。両親や姉と損害賠償請求と合わせて話し合って下さい…。」

    紅葉さんは返答する。

    「分かりました。今日は貴重な時間を取って頂き感謝します。八幡君のご両親と話し合いをさせて頂く事にします。今日は此れで失礼します。」

    二人はそう言うとそのまま病室を後にして退出していったのだった。

    9 :

    3日後の夜になり、川上家の二人は城廻家へと向かった。

    チャイムを鳴らすと女性の声が聞こえた。

    「はーい。どちら様ですか?」

    女性はそう返事するとドアを開けて外に出た。

    「夜分遅くに申し訳ありません。今日訪れる事になっている川上紅葉です。此方は娘の陽乃です。」

    紅葉さんはそう言うと二人に入るように促した。

    「失礼します。」

    二人はそういって家の中に入る。そして女性の案内でリビングに向かった。リビングに到着すると、そこには男性とめぐりがいた。

    10 = 9 :

    案内してくれた女性は、八幡の母親の真奈だということが分かった。男性は八幡の父親である八城だろう。その事が二人には分かった。

    「ようこそいらっしゃいました。」

    めぐりはそう言うと、周りの空気が独々の空気に変化した。流石はめぐりである。

    「ありがとうございます。」

    二人を代表して紅葉さんは返事をする。そして二人は席についた。

    「初めまして、私達は川上紅葉で、此方は娘の陽乃です。今回話し合いの機会を作って頂きまして感謝いたします。」

    紅葉さんはそう返事して感謝の気持ちを伝える。

    「今回話し合う内容は勿論、事故において犬の飼い主に対してどうするのかと、お二人には悪いのですが、雪ノ下家が学校側に対して事故を隠蔽しようとした事についても話し合いたいと思います。」

    八城がそう言うと話し合いがスタートした。

    11 :

    「まず、犬の飼い主である由比ヶ浜結衣についてですが、まず全員の認識を確認する為に全員に聞きます。由比ヶ浜結衣の事をどう思っていますか?」

    八城はそう言うと意見を求めた。まずは紅葉が答えた。

    「そうですね。まず問題なのが犬を連れてその場から逃げた事でしょうね。普通は証拠隠滅だと判断されてもおかしくありません。」

    次に陽乃さんが答えた。

    「そもそも犬を助けて貰った訳だし、普通はお礼する為に病院に見舞いに行くよね。それが病院に行った形跡が無いし、反省して無いよね。それで反省してるから信用しろと言われてもそれは無理よね。」

    次にめぐりが答えた。

    「陽乃さんが今言われた内容に加えて、事故を証拠隠滅して、何食わぬ顔で入学式に参加した事がどうしても許せない。あの入学式の直前に、最愛の弟が事故だと聞いたときの私の気持ちが分かる? 生徒会長として入学式を退席する事も出来ずに苦しんだ私の気持ちが! 犬の管理を怠らなければ起きなかった事故だし、防げたと思う! 決して由比ヶ浜結衣を許さない!」

    私は気持ちを全面に出して今の率直な気持ちを伝える。由比ヶ浜結衣に対しての嫌悪感で一杯になっていた。次に真奈が答えた。

    「犬を助けて貰ったら普通は八幡と一緒にその場に残り事故の対処をするわよね。逃げるのは問題外なのと、病院迄、ついていって感謝を伝える筈だけどそれすらも無いわね。最低でも両親と共にお礼を言いに病院に行く筈だけどそれすらも無いわね。由比ヶ浜家に対して憂慮する必要が無いわ…。」

    最後に八城さんが答えた。

    「間違いなく由比ヶ浜家が犬の管理を怠った事で起きた事故であり、ましてや事故時犬の管理をする事を怠った由比ヶ浜結衣の責任は極めて重いと言わざるを得ない。ましてや事故後に取るべき行動を取らず、犬を連れて逃げた事で証拠隠滅をしようとした。しかも反省せずに何食わぬ顔で入学式に参加した。その後も由比ヶ浜結衣並びにその家族は謝罪する様子もない。少しも情状酌量の余地は無い。」

    全員が答え終わると次に八城が再び発言した。

    「由比ヶ浜家に対して、城廻家並びに川上家は合同で損害賠償請求を行う。請求内容として、城廻の慰謝料並びに川上家が支払う入院費用や治療費も請求する。そして由比ヶ浜家との一切の和解はしない事にします。」

    八城はそう締めくくった。

    12 = 11 :

    「次は雪ノ下正行並びに娘の雪乃の事ですわね。ここからは私を中心にして話をさせて頂きます。」

    紅葉さんはそう言うと、八城さんから話を引き継いだ。

    「まず、時系列を説明させて頂きます。当時車に乗っていた正行さんと陽乃の妹である雪乃が運転手に対して事故の隠蔽をするように指示を出しました。警察に連絡せずに八幡を自分の息の掛かった病院に入院させる予定だった見たいです。ちなみにその病院は葉山病院です。

    ちなみにその夫は雪ノ下建設の顧問弁護士で示談金という名の口止め料を交渉する予定でした。八城さんが弁護士であることと目撃者がいたために隠蔽出来ずに警察が来てしまった為に二人は断念しました。その妻は葉山病院の医院長兼医師です。ただの事故だとして改竄して交通事故では無い事にするつもりだったようです。二人には葉山隼人という息子がいて総武高校で八幡さんと同じ学年です。雪乃も由比ヶ浜結衣も同じ学年です。葉山隼人は学校で事故の話が出たら上手く誤魔化す事になっていたようです。」

    紅葉さんはそう言って自分が聞いた雪ノ下家並びに葉山家の計画の全てを暴露した。そして城廻家の全員がその事を知った。

    「何だと、そんなことを奴等は計画していたのか、雪ノ下家は勿論、葉山家も許さん! めぐりは葉山隼人と雪ノ下雪乃と同じ学校だがどうするつもりだ?八幡にはこの事を伝える事にする。」

    八城はそう言うとめぐりに話をふった。

    「そうだね。新入生として入学したんだよね。犬の飼い主の由比ヶ浜結衣も含めて3人が一年生何だよね。三人は私としてはブラックリストに乗せる事になると思う。母さんにお願いしたいんだけど、教育委員会の方で八幡とその3人を関わらせない事が出来ないかな?」

    めぐりの発言に対して真奈が答えた。

    「三人は事故の当事者だし、葉山隼人も関係者だし、被害者の家族から、総武高校に通う事故の被害者と加害者並びにその関係者と必要最低限の関わり以外は関わらせない様に要請すれば可能だと思う。計画の事は、警察に対して計画があった事は証明出来ないから、学校側には言わない方が良いと思うわ…。被害者家族の正式な要請ならば学校側には拒否は出来ない筈だし、対応してくれる筈です。拒否するなら始めて学校側には問題として教育委員会を動かして指導します。」

    そういって真奈は3人を八幡の為に同じクラスにはしないように決意したようだった。

    13 = 11 :

    ナイトAXIAがこんなスレを立てて何かしようとしたみたいだな

    【俺ガイル】八幡「やはり俺に弟がいるのはまちがっている。」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1524380622/

    14 = 11 :

    今回はここまで! オリキャラがたくさん出たので軽く解説


    ・城廻八城(しろめぐり はちぐすく)
    めぐりの父。弁護士で藤沢グループの顧問弁護士を勤めている

    ・城廻(しろめぐり シンナー)
    めぐりの母。公務員で千葉県教育委員会の幹部を務めている

    ・川上紅葉(かわかみ こうよう)
    陽乃と雪乃の母。離婚して旧姓の川上に戻った
    原作の雪ノ下母とは設定が異なる為、オリキャラとして紹介


    ・川上陽乃(かわかみ はるの)
    紅葉の長女。
    原作の雪ノ下陽乃とは設定が異なる為、オリキャラとして紹介

    ・雪ノ下正行(ゆきのした まさつら)
    陽乃と雪乃の父。離婚して雪乃を引き取った。

    15 :

    きんもー☆

    16 :

    緊急報告します。
    昨日の昼間にコメントによる報告がありました。
    例の佐藤勇太氏が別の投稿サイトのssまとめ速報にてタイトルを変えて城廻シリーズを投稿していると報告がありました。
    このサイトでの考察に続いての投稿となりました。
    そもそも完成している作品をタイトル変えてそのまま他サイトで投稿する必要ありません。
    もしするなら改訂版でするだろうし、必ず報告しますので自分ではあり得ないのです。
    ましてやタイトルが自分を否定するタイトルを付けるのもあり得ないので確実に自分ではありません。
    昨日の夜に規約を確認しました。禁止項目の2番目に該当したので規約違反で佐藤勇太氏に対して運営に報告しました。
    恐らくアカウント停止処分になったと思います。
    情報くれた方、アドバイスくれた方に感謝します。今後もし見かけたり、他にもパクった作品を見かけたりしたら私に報告お願いします。
    悪質な嫌がらせする位なら別の事に力を入れるべきだと思います。
    意見や感想あればコメントお願いします。

    17 :

    八城が最後に締めくくった。

    「雪ノ下家並びに葉山家への最終決定として、極力その2家並びにその関係者と八幡を含むその関係者と必要最低限以外は関わりにならない様に学校側に対して城廻家は要請する。学校側が拒否した場合は強力に学校側に対して対処する事にする。これを最終決定とする?」

    そういって八城が言って話が終了した。

    「全ての話が終わったし、そろそろお開きにしましょう。両家が最良の結果になるようにそれぞれ行動に移しましょう。由比ヶ浜家には八城さんが、3人に対してはめぐりさんが、学校側には真奈さんが、雪ノ下家並びに葉山家は川上家がそれぞれ対処する事にしましょう…。」

    紅葉さんがそう言うと全員が納得したのか全員が大きく頷いた。そして、二人は玄関に向かう。城廻家の三人は見送る為に玄関へと向かった。

    「それじゃあこれで失礼します。大変有意義な時間になりました。これからも宜しくお願いします。」

    「こちらこそ、これを切っ掛けにしましょう。」

    八城さんが返答をした。

    紅葉さんはそう言うと頭を下げてから外へと向かった。そうして話し合いが終了したのだった。

    18 = 17 :

    俺は八幡だ。原作開始迄はダイジェストで行かせて貰うぜ…。

    19 = 17 :

    入院中に雪ノ下家、葉山家にされた行為について八幡が説明を受ける。

    その事により、葉山隼人、雪ノ下雪乃に対して警戒感を持つようになる。

    由比ヶ浜結衣に対してはもっと嫌いになった。

    20 = 17 :

    八幡が退院する。

    それと同時に訴状の準備も終わった為に裁判所に城廻家、川上家の合同で損害賠償請求と慰謝料請求をする。勿論、民事訴訟である。

    慌てて、由比ヶ浜の両親と由比ヶ浜結衣が城廻家に謝罪に訪れるが、和解をしないという方針の元にろくに話も聞かずに追い返す。

    21 = 17 :

    八幡が学校に復帰する。

    最初の体育の授業で材木座義輝とパートナーとして出会う。

    これを切っ掛けに友達になる。

    22 = 17 :

    テニスの授業で戸塚彩加に声を掛けられて、戸塚と知り合う。後に友達になる。

    八幡は姉と同じく戸塚は癒しの存在だと感じた。

    23 = 17 :

    最低限の友達しかいない八幡を見て、心配した鶴見先生が八幡を呼び出して、自分が顧問の家庭科部に見学にこないか誘われる。

    その日の放課後に材木座義輝と一緒に家庭科部に体験に行く。この時に川崎沙希と出会う。

    1日ではよく分からないので一週間の仮入部(体験入部)する事になり、その間に川崎沙希と友達になる。

    24 = 17 :

    葉山隼人が由比ヶ浜結衣と共に葉山グループを形成する。

    勿論原作と同じグループである。

    八幡側がその事を知り、葉山グループに警戒感を持つようになる。

    25 :

    八幡が、川崎沙希、戸塚彩加、材木座義輝の三人を呼び出して、葉山隼人ら三人が八幡にした事を全て打ち明ける。その際に四人は親友になる。

    26 = 25 :

    一週間の仮入部が終了して、八幡と材木座義輝の二人は正式に家庭科部に入部する。

    心配性が炸裂した姉のめぐりが家庭科部の予算をアップした。

    27 = 25 :

    平塚先生が雪ノ下雪乃と共に非公式な部活である奉仕部を作る。

    この時は部員は雪ノ下雪乃のみである。

    28 = 25 :

    夏休みに入る。

    夏休みに藤沢沙和子を通じて一色いろはと知り合う。この時に八幡、めぐり、鶴見留美、藤沢沙和子、一色いろは、川崎沙希、戸塚彩加、材木座義輝が初めて全員で顔を会わせる事になる。

    29 = 25 :

    この時にめぐりと八幡により、葉山グループ、由比ヶ浜結衣、雪ノ下雪乃がした事の全てを教えられた。

    勿論、全員で葉山隼人、雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣の三人に対して警戒感と嫌悪感を持つようになった。

    30 = 25 :

    平塚先生が由比ヶ浜結衣を奉仕部に誘い、由比ヶ浜は奉仕部に入部する。

    葉山隼人も入部しようとしたが、三浦優美子と雪ノ下雪乃が反りが合わない為に、葉山隼人は入部を断念する。(葉山隼人が入部しない代わりに三浦優美子が由比ヶ浜結衣の奉仕部入部を認めた。)

    31 = 25 :

    裁判の結果が出て、城廻家に数千万の慰謝料や治療費、入院費等の川上家が支払った分の損害賠償も全額由比ヶ浜家が全て支払う事になり、

    由比ヶ浜結衣の家での自由が無くなり、(学校に通う事と部活動は認められた。)母親もフルパートの仕事をしなければならなくなる。

    サブレの受け入れ先を探す。

    32 = 25 :

    材木座義輝と海老名姫菜が出会う。最初は八幡達の事を誤解するが、八幡の許可を得て、証拠等を見て誤解だと理解する。葉山グループから抜ける事を決意する。

    代わりに元相模グループのユッコが葉山グループに新加入する。

    サブレはユッコに泣く泣く譲った。

    33 = 25 :

    今回はここまで! ユッコについて解説


    ・油壺夕子(あぶらつぼ ゆうこ)
    Yutaが本名の無いゆっこに付けた名前
    原型留めないレベルで改造した為、カタカナ表記に変更

    34 :

    材木座義輝の良さを知り、海老名姫菜から告白して付き合うようになる。
    葉山グループ(特に三浦優美子)に知られると材木座義輝が危害を加えられる可能性がある為に八幡とその関係者以外は二人が付き合っている事は知らない。

    35 = 34 :

    春休みになり、それぞれ学年が上がる。

    入学式を迎えて、一色いろはと藤沢沙和子が総武高校に入学する。

    一色いろはと藤沢沙和子が家庭科部に入部する。

    藤沢沙和子と八幡の婚約が成立する。

    36 = 34 :

    一週間がたって、平塚先生に課題の事で職員室に呼び出される。

    37 = 34 :

    一年を振り替えって  二年F組 城廻八幡


    一年を振り替えって

    総武高校に入学を果たし、僕は自分に合うはじめての同性や異性に出会い友達になり、今では親友となり、自分の親友グループが出来る迄になりました。

    それと尊敬する鶴見先生が顧問である家庭科部に入部し、部活動にも力を入れています。

    また学問においては、苦手な理数系を特に数学を最愛の姉に教えて貰い随分と克服しました。このまま成績を上げて国立大に進学を考えております。

    そして…。二年になるまでの間に親友との友好を育み、長年温めてきた親愛の縁が実り、僕にも最愛の婚約者が出来ました。彼女を守る為に自身を鍛え、彼女を大切にしていきたいと考えております。

    最後に、大好きな姉、大切な親友達、最愛の婚約者と過ごす残りの二年間をこれから大切にして充実した日々を過ごして行きたいと思います。

    此れからも僕の出会った素晴らしい青春に感謝を込めて

    38 = 34 :

    職員室に平塚先生に八幡が呼び出されていた。

    「城廻…。これは何だ?」

    平塚先生は八幡に聞いてきた。

    39 = 34 :

    「課題だったと思いますが、何か問題ありましたか?」

    「これは自分への当て付けなのか?それと本当に親友や婚約者がいるのか?嘘は良くないぞ…。」

    「勿論、本当の事です。」

    「嘘付け書き直しだ。」

    平塚先生は八幡の作文を嘘だと決めつけた。

    40 :

    「そう言う事言うから男性に嫌われるんですよ…。」

    「私をおおいに傷付けた…。よって私が顧問を務める奉仕部に入って貰う。これは強制だ…。」

    平塚先生は横暴な事を主張してきた。

    41 = 40 :

    「俺は作文に書いてある通り家庭科部に入っているので、鶴見先生の許可を貰っているのですか?」

    隣の席の鶴見先生が話掛けてきた。

    「八幡くん…。平塚先生は私から許可を得ていませんよ。それに正式な手続きを得て家庭科部に入部している以上は奉仕部とやらに入らなくて大丈夫ですよ…。そもそも強制入部は不可能です。」

    鶴見先生はそう言うと自分の作業に戻った。

    「どうしても来ないなら強行手段を取らせて貰う…。」

    42 = 40 :

    「怒りのファーストブリット!!」

    43 = 40 :

    平塚先生は八幡に殴り、無理矢理連行しようとしてきた。

    「グッ…。」

    「平塚先生!何をしているんですか?」

    「あ、いやこいつが…。!!」

    「教頭先生、厚木先生、平塚先生が生徒に暴力を!厚木先生、平塚先生を取り押さえて下さい…。」

    44 = 40 :

    「教頭先生。校長先生と関係者を集めて校長室でお話がしたいので、その旨を伝えて頂いてもよろしいでしょうか?」

    「分かりました。平塚先生、これは大問題ですぞ!!」

    そう言うと教頭先生は職員室から出ていった。

    「厚木先生。平塚先生を校長室まで連行して下さい…。厚木先生お願いします。」

    「分かった。校長室まで連れて行けばええんやな…!!」

    厚木先生はそう言うと平塚先生を連行して、職員室から出ていった。

    45 = 40 :

    「八幡くん…。めぐりちゃんに連絡するね。」

    そう言うとめぐりに連絡を取り始めた。

    「あ、めぐりちゃん…。鶴見です。実は今八幡くんに平塚先生が暴力を振るったんだけど…。」

    電話越しでも分かる位、めぐりは切れていた。

    「めぐりちゃん…。八幡くんは大丈夫だから落ち着いて…。」

    めぐりを落ち着かせようと鶴見先生はめぐりに声をかける。

    「それで今から校長室で話し合いをするんだけど来てくれる?」

    「来る前にめぐりちゃんに調べて貰いたい事があるんだけど、平塚先生が顧問を務める奉仕部って部活何だけど…。自分は知らない部活何だけど知ってる?」

    めぐりは奉仕部は知らないようだった。

    「悪いんだけど奉仕部について調べてから校長室に来てちょうだい…。」

    「今から八幡くんと校長室に向かうから…。」

    そう言うと鶴見先生は電話を切った。

    鶴見先生と八幡は校長室へと向かった。

    46 = 40 :

    鶴見先生との電話が終わったので、めぐりは電話を切った。

    「そうだお母さんに相談しないと…。教師が暴力を振るったんだから、教育委員会案件だろうし。」

    めぐりと八幡の母親は千葉県教育委員会に勤めているのだ。平塚がどうなるかなど言うまでも無いのだ…。

    めぐりは母親に電話を掛けた。

    「もしもし、お母さん…。めぐりです。鶴見先生からたった今電話がありました。八幡が…。八幡が平塚教諭に暴力を振るわれたと連絡が…。お母さん。どうすれば良い?」

    「今すぐ行くから45分後に校長室に集合で…。」

    「お母さん。分かった。」

    電話を切ると次は鶴見先生に再び電話を掛けた。

    「鶴見先生。お母さんに連絡いれたら45分後に校長室に行くそうてす。恐らく教育委員会が動くと思います。校長室で待っていて下さい。私はもう少し掛かります。友人代表で材木座君も連れていきます。はい。お願いします…。」

    会話が終わると電話を切った。

    47 = 40 :

    次に材木座義輝に連絡を入れた。暫くすると電話に出た。

    「材木座くん。めぐりです。今電話大丈夫?

    良かった。それで今鶴見先生から連絡があって八幡が平塚先生に暴力を振るわれたって連絡があって30分以内に生徒会室に来て欲しい。そのあと校長室に行きます…。私は調べものがあるから30分以内で良いから。急いで来なくても大丈夫だよ。」

    そう言うとめぐりは電話を切った。

    連絡が終わったので次は奉仕部についての書類を調べ始めた。

    部活関連の申請は全て生徒会が行うので必ず部活関連の書類は生徒会室にあるはず。無い場合は非公式な部活だと言うことである。

    「どういうこと。確かに奉仕部の書類はあるけど、他の生徒会役員の判が押されているけどこれは無効ね。そもそも顧問と部員二人では同好会のはずなのに奉仕部となっているもの…。」

    「それに、部員の二人が事故の加害者じゃない。これは問題外でしょう。」

    「後、部室があるのみたいだけど、許可書が無いから無断使用になるみたい…。」

    めぐりはそう言うと生徒会室にあるコピー機で、奉仕部関連の書類をコピーし始めた。

    48 = 40 :

    している内に、材木座君が生徒会室に到着した。

    「八幡は大丈夫なのか…?」

    「材木座君。鶴見先生は大丈夫って言ってた。課題の作文で婚約者や親友がいるのは嘘だと決めつけた上で、奉仕部っていう平塚先生が顧問を務める部活に連行する為に暴力を振るったらしいんだけど…。」

    「分かった。それで我に連絡を取ったのだな…。」

    「戸塚彩加と川崎嬢には我から連絡をしておいた。」

    材木座君は気をきかせてくれたみたいだった。

    「材木座君。奉仕部関連の書類をコピー取ったから持ってくれる?」

    めぐりは奉仕部関連の書類を材木座君に渡した。

    「それじゃあそろそろ行こうか…。」

    めぐりはそう言うと材木座義輝と共に校長室へと向かった。

    49 = 40 :

    ノックの音がした。どうやら姉が来たようだ。ドアが開いて、姉と親友の義輝が入って来た。そして二人は一言声を掛けて席に着いた。それにしても母さんが教育委員会二人を連れて来るとは全く想像して無かった。校長先生や教頭先生は緊張しているように見えた。

    「それじゃあそろそろ始めましょうか。」

    母さんがそう言うと、話し合いがスタートした。

    「総武高校の教諭である平塚先生が暴力を振るった。それで間違い無いですね?被害者の八幡君にまず確認します。その後に補足として鶴見先生と親友の材木座君やめぐりさんにお願いします…。」

    50 = 40 :

    「平塚先生が暴力を振るったのは間違いありません。課題の作文で婚約者や親友がいるのは嘘だと決めつけました。その後に平塚先生が顧問を務める奉仕部とやらに無理矢理、強制入部させられる所でした。自分は鶴見先生が顧問を務める家庭科部に所属しているので断りました。」

    次に鶴見先生が発言した。

    「補足させていただきます。平塚先生が八幡君とのやり取りの後に、暴力を振るいました。間違いありません。教師として最初から生徒の嘘と決めつけるのは問題だと思います。その奉仕部とやらに強制的に入部させる目的があったと思われます。嫉妬もあったと思います。暴力後は適切な対応をしました。最後に奉仕部とやらが出で来たので確認する為に生徒会長のめぐりさんに連絡しました。以上です。」


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