私的良スレ書庫
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元スレ美琴「とある幸福の上条当麻、始めるわよ!」上条「マジで!?」
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乙
この状況なら食蜂さんはかなり役に立ちそうだな
ところで美琴と食蜂、前世でイギリス暮らしの長そうな上条さんはともかく、他の連中はイギリス英語できるのか?御坂妹はMNWあるから何とかなりそうだが
この状況なら食蜂さんはかなり役に立ちそうだな
ところで美琴と食蜂、前世でイギリス暮らしの長そうな上条さんはともかく、他の連中はイギリス英語できるのか?御坂妹はMNWあるから何とかなりそうだが
>>307
細けェ事ァいいンだよ!
細けェ事ァいいンだよ!
どっちにしろ、アックア、王室派、騎士派とカーテナを守らなきゃ、トゥルーエンドはねぇだろ
>>315
基地外乙
基地外乙
相手にすんな。
大人しく>>1氏を待とう。
大人しく>>1氏を待とう。
追いついたのである!
まさかここにも湧いてるとは……しかもゴk…Gまで一緒に湧いていやがるのである
まさかここにも湧いてるとは……しかもゴk…Gまで一緒に湧いていやがるのである
>>1には五月蝿い外野を気にせずに自分のペースでゆっくりやって欲しい。
学園都市 第七学区 一方通行さんち――
一方通行「…………」ナデナデ
スフィンクス「にゃあー♪」ゴロゴロ
一方通行「なンつゥかよォ……この部屋、こンなに広かったか?」
オルソラ「いいえ、大層手狭でございました」
一方通行「だよなァ」
オルソラ「足の踏み場もない程の人口密度でございました。ですが身を寄せ合い、支え合う日々は楽しかったのでございますよ」
書置き『成すべきを成す為、天草式の本懐を遂げるためお暇致します。受けた御恩は忘れません』
一方通行「ったく、勝手なヤツらだ」
オルソラ「きっとあなた様に迷惑をかけたくなかったのではないでしょうか?」
一方通行「今の今まで散々かけられたっての」
オルソラ「ふふっ」クスクス
一方通行「なに笑ってンだ」
オルソラ「大丈夫でございますよ」ニコニコ
一方通行「だから何が大丈夫なンだってンだ」
オルソラ「またすぐに賑やかになる、そんな予感がするのですよ」ニコニコ
一方通行「結構ですゥ」プイッ
ピンポンピンポンピンポン
青ピ「スズや~ん、遊びに来たでー」
一方通行「うっせェぞ!! 何遍もチャイム鳴らすンじゃねェ!!」ニタァ
オルソラ「まあまあ♪」クスクス
CASE 22 INDEX 許されざる聖職者 前編
イギリス ロンドン市街――
浜面「おいアンタ、大丈夫か!」
??「ハァ、ハァ、あ、あなたは……?」ボロボロ
浜面「俺たちは旅行者だ。アンタの方こそどうしたっていうんだ」
初春「酷い……傷だらけです」
??「旅行者……外国の方なのですね」
浜面「ああ、学園都市から来たんだ。それより傷の手当てをしないと…」
??「いけません……! 私に関われば貴方たちまで」
市民A「見つけたぞ! 第三王女だっ!!」
市民B「捕まえろ! 聖女様に引き渡すんだ!!」
??「!?ッ」ビクッ
浜面「御坂妹っ!!」
御坂妹「了解、とミサカは同僚の意図を汲み暴漢に威嚇射撃を行います」チャキ
タタタタタタタタタタタタタタッッ!!!!
市民A「ひいっ!?」
市民B「じゅ、銃だと!?」
浜面「人が集まる前にずらかるぞ! 走れっ!!」ヒョイ
??「あ……」カツガレ
初春「は、はい!!」
市民C「いたぞ! あそこだ!!」
市民D「敵は銃で武装しているが恐れるな!! 我らには聖女の加護がある!」
市民E「オールハイル・インデックス!!」
浜面「クソッ、どこに逃げても人が襲ってきやがる!!」タッタッタ
初春「ハァ、ハァ、このままじゃ……!」タッタッタ
御坂妹「弾にも限りがあります。ただ闇雲に走っても事態は好転しない、とミサカは打開策の必要性を説きます」タッタッタ
浜面「そうは言うけど地理は分かんねぇし、ッ、マンホール!!」
御坂妹「ッ!! フラッシュバンを使用します。目と耳を塞いでください」キンッ、ポイッ
初春「へ?」
ズガァァァァァァァン!!!!
市民CDE「「「~~~~~~ッ!?!?」」」
御坂妹「今のうちにマンホールを、とミサカは下水道への避難を促します」
浜面「待ってろ。ぐッ、ぐぬぬぬぬっ!!!」メリメリ
??「まあ、力持ちなんですね」
浜面「鍛えてますから、って言ってる場合か! 初春、遅れるなよ!!」
初春「ふぇぇ……耳が聞こえませーん!?」アウアウ
ロンドン市街 下水道――
御坂妹「とりあえず追手は巻いたようですね、とミサカは安堵の息を吐きます」ホッ
初春「街の人が襲ってくるなんて、一体何が起きてるんですか」
浜面「さあな、けど碌でもないコトだってのは分かるぜ」
初春「あの……あなたは何か知りませんか? あっ、私は初春飾利っていいます」
ヴィリアン「私はこの国の第三王女ヴィリアンと申します。危ないところを助けていただき感謝します」ニコッ
初春「い、いえっ!? 私は何もしてないっていうか、直接助けたのは浜面さんですし……って、あれ?」ワタワタ
浜面「第三王女……?」
御坂妹「それはつまりお姫様という事ですか? とミサカは信じ難い事実に混乱します」
ヴィリアン「はい」
◇ ◇ ◇ ◇
ロンドン市街 大通り――
騎士「――これは王政の打倒であり、神の地上代行者であるインデックス様に主権を捧げる聖戦なのです」シイタケ
食蜂「それで?」
騎士「まさに神速の進軍でした。複数の要所を内応をもって陥落させ、バッキンガム宮殿をも既に制圧しました」シイタケ
食蜂「へぇ」
騎士「『王室派』の王女と議員は粗方押さえ、『騎士派』の反抗的な軍人たちも拘束しました。あとは女王と騎士団長を捕らえるのみです」シイタケ
食蜂「その人たちはどこに居るの?」
騎士「ウィンザー城へ逃げ込んだそうです。まあ半日中には落とせるでしょう」シイタケ
食蜂「そ、ご苦労さまぁー」ピ
騎士「……?」ハテ?
食蜂「情報収集はこんなものかしらぁ。クーデター勃発って感じぃ?」
上条「電撃戦だな。一気に中枢を叩いたうえで、市民の統制まで行ってやがる」
佐天「とーせーって……。洗脳の間違いじゃないの?」
食蜂「脳を弄られた形跡はなかったわよぉ」
美琴「お得意の魔術で操ってるんでしょ。イギリス女王は善政家として有名だったし、明らかに不自然よ」
上条「…………」
美琴「とにかく、まずは逃亡中の女王を探さないと」
佐天「捕まったら酷い目にあわされるのが目に見えてますもんね」ウン
食蜂「えー、めんどくさぁーい。私たちには関係力ないわけだしぃ、ほっとけばいいじゃない」
美琴「だからって見捨てていい理由になんないでしょーが!!」ガァァ
佐天「そうですよ! こんな面白そう……じゃなくて、こんな無法を放置するなんて間違ってます!」
食蜂「暑苦しいわねぇ。大体私たちは学園都市の人間で、しかも治安維持組織の一員なのよぉ?」
上条「その行動は全て学園都市の利益を最優先としなければならない。外交問題なんて論外ってな」
美琴「なっ、アンタまで!?」
佐天「そんな大人の都合、納得できません!!」
食蜂「これだから御坂さんは。朝ドラヒロインみたいでキモチワルイわぁ」ヤレヤレ
美琴「……必要なら人間相手でも能力をぶつける覚悟くらいあんのよ?」ギロッ
食蜂「きゃぁー♪ 助けて上条さぁーん」
上条「はいはい、ケンカすんなって」
美琴「だって……!」
上条「さっきから木原さんに連絡取ろうとしてるんだけど繋がらないんだ。これはもう現場の判断で動くしかないよな」ニヤリ
佐天「じゃあ!」パァァ
上条「イギリス王族の亡命を受け入れておくのも学園都市の利益に適うだろ。ここで貸しを作るのは大きい」
食蜂「まぁそこが落とし所よねぇ」クスッ
上条「そうと決まれば速攻だ。御坂妹たちが巻き込まれる前にカタをつけるぞ!」
美琴「りょーかいっ!!」
ロンドン市街 下水道――
浜面「クーデター!?」
ヴィリアン「はい、突然『清教派』が政府に反旗を翻したのです。『騎士派』が応戦したのですが……」
浜面「ダメだったのか」
ヴィリアン「相手が悪かったとしか。まさか魔神を投入してくるなんて思いもよりませんでした」
御坂妹「魔神ですか、とミサカは白い悪魔を想起し身震いします」ブルッ
ヴィリアン「恐るべき力を持つ白き魔神。それは唐突に現れ、圧倒的な力で騎士たちを薙ぎ払い――」
◆◆◆◆
半日前
イギリス バッキンガム宮殿――
エリザベート「何事だ?」
騎士団長「陛下、宮殿に曲者の侵入を許してしまいました。これより応戦致しますので退避を」
エリザベート「曲者ならそこに居るが? ふむ、馴染みのある顔もあるな」
騎士団長「ッ!?」
禁書「フフフ、ごきげんよう、女王陛下」
禁書「せっかくの里帰りなのに、ずいぶんと手荒い歓迎を受けたんだよ」
騎士団長「……ここに来るまでに相当数の騎士を配備していたはずだが」
禁書「全てこのインデックスの軍門に降ったよ。今では私の忠実な尖兵として働いてくれている」クスッ
テッラ「多少手こずらされました。流石は王国騎士といったところですねー」
アウ「当然、我らの敵ではなかったがな」
ローラ「…………」
騎士団長「『清教派』の反乱か……! 一体何を考えている!!」
エリザード「よいよい、臣下に叛意を抱かせたのは主君の不徳。まあ当然の成り行きだろう」ニヤリ
禁書「潔いコトだね。その自信はカーテナの加護に裏打ちされているのかな?」
エリザード「いいや違う。政を執り、権力を振るえば歪みが生じる。貴様の存在こそ、この連合王国の闇そのものと言っても過言ではあるまい」
エリザード「そうであるなら いずれ背かれるのも自明というもの。覚悟はしていたよ」
騎士団長「陛下……!」
エリザード「キャーリサとてそうだろう? アレは同じ事を考えているに違いない」
騎士団長「!」ギクッ
禁書「確かに第二王女の果断さと行動力は厄介なんだよ。だからいち早く拘束させてもらったんだけど」
アウ「必然、第一王女の身柄もな。残るは貴女と第三王女のみ」
エリザード「鮮やかなものだ。しかし私とて連合王国を預かる身でな。この首、易々とやれんぞ」ニヤリ
騎士団長「カーテナ=セカンド!? 何戦おうとしてるんですか! 早くお逃げください!!」
エリザード「なに心配するな。カーテナがある限り、負けはしないさ」キリッ
騎士団長「ホラー映画の中盤あたりで犠牲になる、ショットガンを過信するオッサンみたいな発言は控えてくださいよ!?」ガビーン
エリザード「死亡フラグとか言うヤツか」ケラケラ
テッラ「ほう、この力の波動は『神の如き者(ミカエル)』ですか」
禁書「アウレオルス、例の霊装を」
アウ「ハッ、こちらに」スッ
騎士団長「深紅の剣……魔剣クラスの神秘を秘めているようだが」
エリザード「ッ!?」ゾクッ
騎士団長「女王陛下?」
禁書「フフフ、この剣の銘はクラレント。裏切りの騎士モードレッドがアーサー王に致命の一撃を与えた竜殺しの意味を持つ宝剣」
ローラ「その魔術的記号はペンドラゴンの系譜、つまりイギリス王室に流れる血にも有効でありけるのよ」
アウ「イギリス王室の人間を一太刀で死に至らしめる。単一の効果しか持たず使い辛い霊装ではあるが」
テッラ「連合王国を滅ぼすに相応しい霊装でしょう?」
騎士団長「……(厄介だが私なら対処は可能だ。この場での戦術的勝利に意味はない、無理にでも陛下には退いていただく!)」
禁書「そんな余裕、与えると思う?」シュン!
騎士団長「なっ……!! 私が知覚出来ずに抜かれただと!?」
禁書「国家の安寧のために私は何度も殺された。今度はあなたが礎になる番だよ」
エリザード「良い目をしている。ふっ、どうやら己が野心のみで立っているわけではないようだ」
禁書「当然なんだよ。上に立つ以上、自分の野心を満たしつつ周りの利益にも配慮する器量はあるよ」
エリザード「惜しむらくはその強引さよ。連合王国はいかなる暴力にも屈さん」
禁書「退かない姿勢は立派だけど、貴女では私に勝てないかも」チャキ
エリザード「ぬうっ、だからとて負ける訳にはいかん!!」ジャキン!
禁書「救済してあげる――『王政終焉#99(ドラゴンキラークラレント)』!!!」ズバァァァァァン!!!
エリザード「真っ向からねじ伏せてやろう。ぬあああああああああああああ!!!!」ギュアアアアアアン!!!
騎士団長「なんという力のせめぎ合いッ! これでは近寄れん……!!」
物陰
ヴィリアン「……!?」ガクブル
◆◆◆◆
ロンドン市街 下水道――
ヴィリアン「――私は物陰で震えていました。そしてただ逃げるしか出来なかった……」
御坂妹「嘆く必要はありません。逃亡こそ最善手だった、とミサカは励ましてみます」
初春「そ、そうですよ! 女王様たちもきっと無事です!」
ヴィリアン「…………」
浜面「酷なようだが嘆いてる暇はねえ。敵が白い悪魔だってんなら、ここもすぐに見つかっちまう」
御坂妹「空港に戻りましょう、とミサカは安全策を提案します」
浜面「そうだな、初春は御坂に連絡を!」
初春「はいっ!!」
浜面「姫さんはもう少しだけ辛抱してくれ。必ず安全なとこまで連れて行くからさ」
ヴィリアン「どうして……」
浜面「うん?」
ヴィリアン「どうして赤の他人の私にそこまでしてくれるのですか……?」
浜面「どうしてって言われても、なぁ?」
御坂妹「はい、困っている人を助けるのもミサカたちの仕事です」
初春「仕事とか関係ないですよ。助けたいから助けるんです」
ヴィリアン「家族にすら政争の具として扱われてきたのに……」
御坂妹「ミサカもあの人に救われる以前は、実験動物(モルモット)として扱われていました、とミサカは衝撃の告白をします」シレッ
初春「ええっ!?」ガビーン
浜面「俺も大将にスカウトされる前は、ゴミみたいな扱いをされてたぜ。実際ろくでなしだったけどよ」ウン
初春「なんでですか!?」ガビーン
浜面「まあ乗りかかった船だ。最後まで面倒みてやるさ」
ヴィリアン「で、ですが、これ以上私に関われば本当に取り返しのつか…」
浜面「紳士道大原則ひとーつ! 紳士は、か弱い女性を守り抜かねばならない!!」デデン
ヴィリアン「はい?」ハテ?
浜面「ここで見捨てちゃ男が廃るってな」ニッ
御坂妹「ええカッコしー」ボソッ
浜面「わかってるよ!? ガラじゃないコトくらい自覚してるっての!!///」カァァ
初春「そんなことありません!」
浜面「えっ」
初春「すごくカッコイイと思います!」
浜面「そ、そうか?///」テレテレ
御坂妹「要はその場の勢い、雰囲気的に助けるしかねえ、とミサカは同僚の行動原理にため息を吐かざるを得ません」ヤレヤレ
ヴィリアン「いいのでしょうか?」
御坂妹「いいですとも、とミサカは親指を立てて了承します」
テッラ「良くないですねー。王族を逃がすなんてとんでもない」
ヴィリアン「!?」
浜面「お前は二十三学区で戦った……!」
御坂妹「キモイ魔術師です。キモイ魔術師です、とミサカはトイソルジャーを手に戦闘モードへ移行します」ジャキ
初春「二回言った!?」ガビーン
テッラ「失礼なサル共ですねー。まあ今日の目的はそちらの第三王女をエスコートですからね、さっさと去りなさい」
浜面「お断りだ。殺されるのが分かってるのに、引き渡すわけねぇだろうが」
御坂妹「二人は空港へ向かってください、とミサカは撤退戦を開始します」
初春「わ、分かりました! ヴィリアンさん、こちらへ!」タッタッタ
ヴィリアン「はい!」タッタッタ
テッラ「無駄な足掻きを。優先する。――重力を上位に、人体を下位に」
ズンッッ!!!
ヴィリアン「かはッ!?」ズンッ
初春「か、体が……急に重く……!?」ズンッ
浜面「なんだこれ……!」ズンッ
御坂妹「おそらく重力操作か、それに類する魔術、とミサカは重圧を感じつつも反撃を試みます」カチッ
タタタタタタタタタタタタッ!!!!
テッラ「そんなオモチャでは、傷一つ付けられませんねー」ヒュン!
スパスパッ!!
御坂妹「!?ッ」
初春「なんですかアレ……。白い刃物みたいなのに銃弾が……」
浜面「倒すことは考えるな! アイツの狙いは姫さんだ、俺たちは足止めを…」
テッラ「不可能ですよ。優先順位の完全なる操作、つまり私は因果律の片鱗に手が届いたんです」ニタァァ
浜面「!」
テッラ「優先する。――左方のテッラを上位に、風を下位に、水を更に下位に」
ズガガガガガガガガッッ!!!!
浜面「ッ、がああああああああああああああ!!!」ビチャビチャ!!
御坂妹「下水が銃弾のように、とミサカは、くッ!?」ヒラリ
初春「浜面さん!?」
ヴィリアン「ひ、酷い……」
テッラ「重力へ干渉しつつ、風で水をも操作する。御覧の通り全ては私の意のままなんですねー」
浜面「は……反則だろ」ポタポタ
テッラ「結構な出血量だ。早く治療しなければ命に関わりますよ?」
浜面「生憎俺らの教官はスパルタなんだ。この程度で根を上げるほどヤワじゃねえッ!!!」グオッ
テッラ「無駄です」ガシッ
浜面「!?ッ」
テッラ「魔術師相手なら格闘戦でどうにかなるとでも考えました? 実に浅はかですねー」ググッ
浜面「う、腕があああッ!!!」メキメキ
テッラ「生憎と私は魔神の領域へ踏み入ったんです。死すら乗り越えてね」
浜面「……ッ、御坂妹!」
テッラ「そちらの小娘とは一度交戦済みなので手札は知れてます。どうせ芸のない電げ…」
御坂妹「はああーーーッ!!! とミサカは気合い全開でトイソルジャーをフルスイングします」ブゥゥゥン!!
ゴキンッ!!!
テッラ「きてはっ!?」グラッ
御坂妹「コイツはお釣りだ。取っときな、とミサカは首がおかしな方向へ曲がった魔術師にフラッシュバンを贈呈します」ハイ
テッラ「!?」ギョッ!?
ズガァァァァァァァン!!!!
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