元スレ姫「疲れた、おんぶして」勇者「はいはい」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
501 = 471 :
主人「……で? イチャイチャしてたアンタの嫁さんはどうした」
勇者「寝ちゃったみたいだ、慣れない事何度もしたから」
主人「へーぇ(笑)『何度も』?」
勇者「……殴っていいか」
主人「冗談だ」
主人「……でアンタどこに行くんだ」
勇者「『忘れ物』を取りに行くだけだ、直ぐ戻るよ」
勇者(……姫を少しでも守りたい、そのためには『アレ』が絶対必要になる)
502 = 471 :
おやすみなさい
503 :
乙
詳しく描写してくれてもよかったのよ?
504 :
>>463と>>491の「2828」を「ツヤツヤ」と読んだらワラタ
507 :
おつ
508 :
>>504
『デイン』
510 :
姫「……ん」むくっ
姫(………部屋が真っ暗、結構寝ちゃった?)
姫「……」ジャラッ
姫(…………)きゅっ
姫(この首飾りに触れてるだけで、勇者への愛が湧き出るみたい……)
姫「…勇者?」
511 = 510 :
姫「……」
< 「2413…2414……2415………」
姫「勇者、いるの?」
< 「! ああっごめん、起こしたか姫」
< ゴトンッッ
姫「なにしてるの」
勇者「ふぅ……ちょっと鍛えてた」スッ
512 = 510 :
姫「凄い汗かいてるよ勇者、こっちに来て?」
勇者「ん」
姫「汗びっしょり……お風呂入った方が良いよ」ふきふき
勇者「そ、そうか? もう少しやりたいんだけど」
姫「もう夜だし、私お腹すいちゃったのっ」
勇者「……くす、はいはい」なでなで
513 = 510 :
< ジャァァ・・・
勇者「~♪」ごしごし
姫「~♪」ごしごし
勇者「目に泡さえ入らなければ良いなぁ……これ」ごしごし
姫「えへへ、頭洗いっこ楽しいでしょ」ごしごし
勇者「楽しい楽しい」なでなで
姫「♪」ごしごし
514 = 510 :
勇者「じゃ、まず俺から頭流していいかな」
姫「うんっ、私が流してあげ……」
姫「……」ピーンッ
勇者「?」
姫「やっぱり私から流してくれる? 頭がチクチクする」
勇者「ん? わかった」
勇者(そういえば姫の肌はデリケートだもんな……)ごしごしざばっ
515 = 510 :
勇者「よし、じゃあお願いしていいか」
姫「任せて♪」ごしごしざばっ
勇者(っとと、目閉じてないとしみるな)
姫(……目、閉じたかな)
勇者「……姫?」
姫「目は閉じてなきゃしみるよ?」ざばっ
勇者「うぉ、わかった」
姫「ふふん」ニコッ
516 = 510 :
姫「勇者、ちょっと顎上げててね」ざばっ
勇者「ん」
姫「……」ドキ ドキ
ちゅ・・っ
勇者「! ……」なでなで
姫「……このまま、昨日の夜中したみたいにしていい?」
勇者「ん」
517 = 510 :
姫「……ん…クチュ……」ぎゅっ
勇者「チュ……、姫、ちょっと待ってくれるか」
姫「だめ、目は閉じてて?」ぐいっ
勇者「閉じたままするのか……」
姫「うん」クス
518 = 510 :
姫(……う、うわ? 明るい所で見ると男の人のこれって……)ビクッ
姫(……)ドキ ドキ
パクッ
勇者「―――――― ッッ!!?」ビクッ!!
姫「…ふっ……ん、クチュ …クチュ 」
519 = 510 :
勇者「っ、姫 そんな……っ」
姫「……♪」カプッ
勇者「い"っっ!?」
姫「ぷは……えへへ、下手に動いたら大変な事になっちゃうよー?」
勇者「ちょ、姫! どうしたんだお前!?」
姫「パクッ」
勇者「~~!」ビクッ
520 = 510 :
……クチュ…クチュ……ッ
姫「んっ……ふ…ぅん?」ジュプ
姫(……そろそろかな)
姫「ぷはっ……ふぅ」
勇者「……大丈夫か」
姫「勇者は気持ち良い?」
勇者「そりゃ、まあ……」
姫「嫌だった?」ニコッ
勇者「…………」
姫(ー♪)ニコニコ
521 = 510 :
ガバッ
勇者「あー、もう……普通に言ってくれたらいいのに」
姫「…♪」ぎゅっ
< クチュッ
姫「ぁ……っ」
勇者「好きだよ、……クチュ」
姫「んぅ……っ」チュッ
姫(ひぁ……あっ、指が入って……ぁ)ビクビク
522 = 510 :
主人「こいが みのる やど はじめました」5555
勇者「わかったからその怖い顔やめてくれ……」
姫(♪)ぎゅっ
523 = 510 :
勇者「なあ、この近くに何かお店あるか」
主人「デートか」
勇者「うん」
姫(///)ぎゅっ
主人「その娘さん向きな店なら、ちょうど今夜から村で祭りがあるよ」
勇者「マイラの村にしては珍しいな」
主人「温泉祭りってやつさ、背中の嬢ちゃんも楽しんできな」
524 = 510 :
屋台「へいらっしゃい! 温泉まんじゅうはどうです?」
勇者「5個くれるか」
屋台「背中の嬢ちゃんに味見サービスで1つあげるよ!」
勇者「お! ありがとう」
姫「まんじゅう?」
勇者「甘いお菓子だよ」
姫「はむっ……甘くておいしい」ニコッ
屋台「可愛い嬢ちゃんだねぇ! 5個のうち2個はタダにしとくよ!」
525 = 510 :
姫「ゆーしゃっ! 向こうに射的あるよー!」ぺしぺし
勇者「んん? 姫は苦手じゃなかったっけ」
姫「勇者がやってる所が好きなの、かっこいい」
勇者「よしやろう」キッ
姫「ぬいぐるみぬいぐるみ~♪」
526 = 510 :
店主「や、やめてくれぇぇ!! ひええええええ!!」
< 「すげぇ……客泣かせで有名なオヤジを泣かせてやがる」
< 「ていうかあのカップル、というより男がヤバい」
< 「今、矢が景品をホーミングしてなかったか?」
勇者「あと3つで全景品を制覇だー!」
姫「よく狙って勇者! 矢はこれが最後だよ!」
シュバッ
ガカカッッ!!
店主「ぎゃああああ!! 全滅したああああああああああ!!?」
527 = 510 :
勇者「いっぱいふくびき券もらったな」
姫「ちょっとかわいそうだったから、ちょうどいいんじゃないかな」
勇者「ふくびきの後、温泉行ってみるか?」
姫「混浴?」
勇者「混浴」
姫「えへへ……///」
勇者「こらこら(かわいいけど)」なでなで
528 = 510 :
福引所「おめでとうございます! 一等の『マイラ温泉1日無料券』を差し上げますよ!」
姫「やったぁ!」
勇者「く、くじ運いいな姫……」
姫「勇者はぜーんぶ薬草だったもんね」
勇者「うむぅ」
姫「ふふん♪ ほめていいよ」
勇者「かわいいかわいい」なでなで
姫「////」ぎゅっ
福引所「 おきゃくさん こまります ほかのおきゃくに めいわくです 」2828
529 :
おっつん
なんか違う
530 :
姫かわいいよ姫
532 = 509 :
つかの間急速って奴なんだろうけど、なんか違う方向に行っちゃったな('-ω-)
まあ>>1のやりたいようにやってくれたらそれでいいんだけどさ
乙
533 :
乙
周りの馬鹿なんか無視して>>1のしたいようにしてね
534 :
いちいち逆撫でするような事言うから荒れるんだよ馬鹿
535 :
勇者「んー……温泉なんて初めて入ったな」
姫「私もだよ、気持ち良い……」
勇者(……これで姫と2人きりなら、尚良かったけど)ちらっ
< ワイワイガヤガヤ
勇者「普通に他の夫婦とかいるんだもんな……」
姫「?」
536 = 535 :
姫「あ、勇者勇者っ! 向こうでお水配ってるよ」
勇者「本当だな……取ってこようか?」
姫「私が行く、ちょっとのぼせて来たの」ざばっ
勇者「……」
姫「なに?」
勇者「行ってらっしゃい」
姫「ぅ? わかった」
537 = 535 :
姫「ふぁぁ……のぼせちゃったぁ」
勇者「水と思ったら酒だったからだろ」
姫「透明なお酒らんて……初めへらったのぉ」
勇者「あまり見ないからな、マイラの温泉宿では名物らしいし」
姫「ふぅん……物知りらね」
勇者「はいはい」なでなで
姫「気持ち良い気分……♪」
538 = 535 :
勇者(……何かお土産欲しいな)キョロキョロ
勇者(せっかく姫とまともに、デート出来たんだし……)
姫「むにゃzZZ……♪///」
勇者「なあ、それなんだ?」
鍛冶屋「『銀の髪飾り』だよ、軽くて丈夫だし、嬢ちゃんへのプレゼント向きなのもあるよ」
539 = 535 :
勇者「この娘に合うのはあるか」
鍛冶屋「嬢ちゃんにかい? なかなか綺麗な髪だな、それなら……」
鍛冶屋「コイツはどうだ」
勇者「は、派手じゃないか」
鍛冶屋「女性は派手なもんが好きさね、他にするかい」
勇者「あー、どうするかな」
姫「zZZ」ぎゅっ
勇者「……そっちの頼む」
鍛冶屋「コイツかい? 随分子どもっぽいな」
勇者「可愛い方が良いんだ」
鍛冶屋「そうかい、750Gだよ」
540 = 535 :
主人「おや、お帰り」
勇者「部屋に水を持ってきてくれ」
主人「なんだ、酔ってるのかその嬢ちゃん」
勇者「水と間違えたんだ」
主人「へぇ、とりあえず後で持っていくよ」
勇者「すまない」スタスタ
541 = 535 :
勇者「よっ」
姫「……んっ」ぼふ
勇者(この分だとしばらくは寝てるな)
勇者(……行くか)
ガチャッ
勇者(っ……本当に重いな)ズシッ
542 = 535 :
主人「水持ってきてやったぞー」ガチャッ
主人「……なんだ、お楽しみ中じゃないのか」
主人(水はここに置いとくか)コトッ
主人(……?)
姫「zzz」
主人(嬢ちゃん置いてどこに行ったアイツ?)
主人(ふむ、しかしこの嬢ちゃんどこかで見たような……)
姫「zZZ」すぅ
543 = 535 :
勇者「……」スッ
―――― ヒュィン!
勇者「……っ」ドサッ
勇者(重すぎる……いくら全快時の二割に満たない程に弱っていても、これ程の重量なんて……)
勇者(……)グッ
勇者(それでも、これを片手で扱えるようにならなきゃ意味がない!!)
544 = 535 :
―――― ヒュィン! ヒュンヒュンヒュンッッ
勇者「………」ヒュィン
勇者「……っ」グラッ
勇者(……夜もかなり深くなってきた、戻ろう)
グラッ
勇者「!! しまっ」
ドズゥゥンッッッ!!
545 = 535 :
< 「うわああ! 地震か!?」
< 「ついに竜王がここにも……」
< 「外に出ろー!!」
勇者(まずいな、ここを離れよう)ズシッ
勇者(……『レプリカ』とはいえ、何で出来てるんだこの剣)
546 = 535 :
< ズゥ……ン……
姫「……?」びくっ
姫(揺れてる……何だろう)
姫(また部屋も真っ暗、勇者は……?)
< ガチャッ
< 「……やれやれ」ゴトッ
姫「……(こんな夜中に私を置いてくなんて、脅かしちゃおうかな)」スッ
547 = 535 :
姫(……♪)ソロソロ
勇者「はぁ、危なかったなぁ……」
姫(ふふん、気づかれてない気づかれてない♪)スッ
キィン!
勇者「うおぁ!? いたのか姫!」ビクッ
姫「あ……ばれちゃった」
548 = 535 :
勇者「そうか、俺の『ロトの印』と姫の首飾りがまた共鳴したのか」
姫「もう……こんな時に」
勇者「なんで共鳴したのか、いまいち分からないな」
姫「勇者のそれも何なの?」
勇者「俺が『勇者の儀』を終えてから、最後の試練を賢者達に出されてな」
姫「その時に貰ったの」
勇者「いや、試練で手に入れるんだが……まあこの話はまた今度な」
549 = 535 :
勇者「……で、どうかしたのか姫」
姫「ぇえ!? な、なななんでもないよっ!」
勇者「? そっか」
なでなで
姫「んっ、なに?」
勇者「まだ顔赤いし、水飲んで落ち着いたらどうだ? 姫の体は酒に強くないんだから」
姫「……うん、ありがと」にこっ
勇者「じゃあ俺はシャワー浴びてくるから、先に寝ててくれ」
550 = 535 :
< ジャァァ・・・
姫「……あ」
姫(これ……勇者、この剣持って外に行ってたのかな?)
ひょいっ
姫(凄く軽い……何で出来てるんだろ、綺麗な装飾もされてるけど)
姫(……刃物振り回したら怒られるかな、やめよ)ゴトッ
姫「? 意外に重そうな音が出た……??」
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