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元スレほむら「思い出せない…私は何者だ?」2
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さやさや色々とばっちりww
嫌な予感しかしないのはきっと本編のせいだ
嫌な予感しかしないのはきっと本編のせいだ
いっそその嫌な展開をここに書いてしまえば回避できるんだろうか
さてどうなるのか
このままワルプル倒してハッピーエンドだよな!
……なんてわけもないよなぁ、ダクほむとほーむずはいいとして元ほむがどうなったのか気になるところ
このままワルプル倒してハッピーエンドだよな!
……なんてわけもないよなぁ、ダクほむとほーむずはいいとして元ほむがどうなったのか気になるところ
>>503
絵にも描けないほどの饅頭
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>>506轢くなよ
>>510
シワの特に寄った部分の食感の、なんと素晴らしきことか
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>>517
(**・∀・**)-з
(**・∀・**)-з
>>517
ストロー刺して中のあんこをぢゅるぢゅる吸い出すグロ画像早く
ストロー刺して中のあんこをぢゅるぢゅる吸い出すグロ画像早く
ほーむずも可哀想だが、部屋をめちゃくちゃにされ、汚れを買って出てまでほむらの
苦しみを取り除こうと頑張ったのに、ふっとばされてあんあんの嫁の座をほーむずに奪われ、
いいとこ全部持って行かれるさやさや不憫。
苦しみを取り除こうと頑張ったのに、ふっとばされてあんあんの嫁の座をほーむずに奪われ、
いいとこ全部持って行かれるさやさや不憫。
>>521
マムの中身があんこちゃんだと…?(難聴
マムの中身があんこちゃんだと…?(難聴
>>523
ほーむずがホームレズに見えた死にたい
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>>507
詳細教えてください
詳細教えてください
杏子「ほむらぁ…!」
ほむら「杏子……」
普段の気丈な姿を忘れ、おいおいと泣く彼女。
珍しい杏子の一面を見ることができた。
けれど。
ほむら「…杏子、駄目だ、離してくれ」
杏子「……!」
私を抱きしめたまま、頭をぶんぶんと横に振って抗議する。
ポニーテールが顔に当たって痛い。
さやか「……杏子…」
まどか「杏子ちゃん…」
マミ「今日はずっと隠れているって言ったのに…」
杏子「だって……あんなの聞かされて、黙って見てられるかよぉ!」
ほむら「離してくれよ、杏子…私は…」
杏子「知ってる!全部知ってるよ!」
ほむら「“暁美ほむら”を野放しにはできない…私のソウルジェムは砕かなくてはならないんだよ」
杏子「馬鹿野郎!諦めるんじゃねえよ!」
濡れた釣り目が私を睨む。
杏子「……マミ達からみんな聞いたよ、ほむらのことや、魔法少女のことも、みんな」
ほむら「…」
杏子「まどかを契約させちゃいけないってのは、そういうことなんだろ?」
ほむら「……そうだ」
杏子「なら、もう一人の方のほむらが私に殺意を抱いたのも頷ける気がする」
ほむら「え?」
杏子「ほむらじゃない方のお前は、私だけに殺意を抱いていた」
ほむら「……なに」
杏子「私を殺したい理由が、ほむらにはあったんだ…なら、説得ができるかもしれない…!」
ほむら「無茶だ!暁美ほむらは……」
杏子「最悪の場合でも、まだ正義を持ってる理性のあるやつならさ…殺されるのは私だけ、だろ?」
ほむら「杏子、離せ!本当に危険だぞ!」
杏子「…嫌だ!」
私の背に腕を回し、頑なに離そうとはしない。
これでは時を止めても無駄だ。
ほむら「マミ、さやか、杏子を…!」
マミ「……佐倉さん!」
杏子「みんな助かるかもしれないんだぞ!?」
マミ「!」
杏子「ほむら一人だけを死なすなんて、そんなの絶対にさせない!」
ほむら「!」
――ひとりぼっちは――
ほむら「ぁ…あぁあっ…!」
暑い。
佐倉杏子の体温が、早い鼓動が、小さな震えが、全身から私に伝わってくる。
杏子「……ほむら?」
ほむら「……」
あたたかい。
人肌が心地良い。
ほむら「……佐倉杏子」
杏子「!」
マミが身構え、杏子は身体を大きく震わせて反応した。
私の異変を感じたのだ。
私が“暁美ほむら”に成り変わったことを。
ほむら「……ねえ佐倉杏子、私を説得すると、確かにそう言ったわね」
杏子「…!」
腕を杏子の背中から、うなじへと回す。小刻みな震えは大きくなった。
さやか「ほむら…!?」
ほむら「私は佐倉杏子に聞いているのよ、美樹さやか」
まどか「!」
二人も私の豹変ぶりに気付いた。
ふふ。
誰もが私を恐れていた。
当然のことだけれど。
ほむら「ねえ杏子、これ、私のソウルジェム……わかるわよね?」
杏子「……」
彼女からは見えないだろうけど、拾い上げた紫のソウルジェムをちらつかせて見せた。
ほむら「変身すれば、貴女を殺すことなんてワケないわ」
杏子「……そうかい」
ほむら「貴女はそれでも良いというのね?」
杏子「……ああ」
ほむら「!」
両肩を掴み、身体を無理やりに引き剥がす。
私は、杏子の目を見なければならなかった。
目を見て、杏子の心の真贋を見抜かなくてはならなかった。
杏子「…アタシはそれだけのことをしてきたし、もしかしたら、これからやっちまいそうにもなった」
ほむら「……!」
嘘をついていない目。純真で濁りの無い目。
打算も何もない、佐倉杏子にあるまじき目をしている。
杏子「アタシを殺して、“ほむら”の気が済むなら……」
ほむら「ぁ……」
やめて。
そんな目で見ないで。
私は、誰からも許されることなんてしていない。許される人間じゃないのは私の方なのに。
杏子「いいよ、アタシを殺して」
ほむら「や、やめてぇええ!」
堪え切れず、杏子の胸を突き飛ばした。
押された杏子は静かに床にうちつけられた。
杏子「っ、たぁ……」
ほむら「……あ」
痛そうな表情。
でもなぜだろう。その表情がとても、静かで。
受け入れているような、そんな。
ほむら「ぁ、な、なんでよ、なんでそんなこと言うの」
自分のソウルジェムを血が滲みそうなほど握りしめる。
2歩も、3歩も後ろに退く。
一刻も早く、杏子から離れたかった。
でも杏子の穏やかな目線は、決して私を逃がさない。
杏子「…殺さないのか?ほむら…」
ほむら「む、無理よ…いや…そんな」
この杏子はもう、だめだ。
私はもう、この杏子に手を上げるなんてできない。
ほむら「ぁあ…!」
そして代わる代わるにやってくる後悔の波。
杏子への暴力。殺意への大きな後悔が襲ってくる。
もう駄目だ。とても私は、彼女を見ることなんてできない。
ほむら「うわぁぁああぁあ!」
カチッ
逃げないと。
グリーフシードを集めないと。
乙マム
黒ほむはちょっとテンションハイになっちゃってただけでほむほむなのね
しかしこれで対話の可能性も出てきて何より
黒ほむはちょっとテンションハイになっちゃってただけでほむほむなのね
しかしこれで対話の可能性も出てきて何より
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