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元スレ許嫁「末永く宜しくお願い致します!」
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~翌週月曜放課後~
女「……なんか、アンタ疲れてない?」
男「……わかるか」
友「なんとなく理由を聞きたくない気がするな」
男「……許嫁のスキンシップで理性を保つのがつらい」
友「……死ねよ」
女「保つ必要ないでしょ? 婚約してるんだし」
男「……婚約を認めたつもりはない」
女「アンタねぇ……お爺さんの事と許嫁ちゃんの事、切り離したら?」
男「……」
女「お爺さんのこと許せないのはわかるけどさ……」
男「……分かってる、けどな……」
女「分かってないじゃん……」
友「ところで許嫁さんは?」
男「……制服届いたから取りに行った」
女「あぁ、今まで私服だったもんねぇ」
「ねぇ、許嫁さん、今日もダメかな?」
「ごめんなさい、男の人と二人きりは……」
女「あ、戻ってきたみたいね」
友「また眼鏡が言い寄ってるのか…… アイツもしつこいな」
「じゃ、じゃあ今度は他の人も誘うからさ……」
「男くんも一緒なら……」
「……また男くん、か……」
男「……」ガタン
女「帰る?」
男「……アイツ何時までも食い下がるからな……」
眼鏡「たまにはさ、男くん以外の人とも……」
許嫁「……あ、男くん!」
男「制服は貰ったか? なら帰るぞ」
許嫁「はい!」
眼鏡「……なんでだよ」
男「……さあな」
眼鏡「……」ギロッ スタスタスタスタ
許嫁「……助かりました」
男「……帰ろう」
許嫁「まだこっち見たらダメですからね?」ゴソゴソ
男「部屋で着替えてくればいいだろ……」
許嫁「……いいですよ!」
男「……」クルッ
許嫁「ど、どうですか……? 似合いますか?」
男「……似合う」
許嫁「良かったです」ニコッ
男(……可愛い)
許嫁「……もうすぐ20歳なのに制服は少し恥ずかしいんですけど……」
男「……そういえば年上だったな、忘れてた」
許嫁「もぅ……一応お姉さんなんですからね?」
男「ならもう少し家事うまくなって欲しいな」
許嫁「……いぢわるです……」
男「……そろそろ制服脱いだらどうだ?」
許嫁「せっかくですからもう少し……」
男「どうせ明日からイヤでも着るだろうが……」ピンポーン
許嫁「お客様ですか? 出てきますね」
男「あぁ……」
「どちら様で……旦那様っ!」
男「っ! 爺か……!」
爺「邪魔するぞ、男!」
男「……何をしに来た」
爺「なに、許嫁を住まわせて一週間経ったからの、様子を見に来ただけじゃ」
爺「どうじゃ許嫁、男とは仲良くやっておるか?」
許嫁「はい、旦那様。 男さまには優しくして頂いております」
爺「そうかそうか。 男よ、許嫁が気に入りおったようじゃな」
男「てめぇのゲスな考えがなければもっと良かったがな!」
爺「ふん、貴様と許嫁の為を考えてやっておるのにほざきおるわ」
爺「ところで許嫁よ、きちんと夜は共にしておるか?」
許嫁「……それは」
男「てめぇ……」
爺「何をしておるのだ! 男、貴様も貴様だ! これまで何をしておった!」
爺「せっかく女が股を開いて待っておるというに、据え膳も怖くて食えぬか!」
爺「まったく、ワシの孫とは思えぬ軟弱ぶりじゃの!」
男「……怖いとか、そういう話じゃないだろ!」
爺「ふん、ならさっさと抱いてしまえ。 許嫁もそれを望んでおる」
男「……」
爺「許嫁よ、少しは嫁らしい事が出来るようになったか?」
許嫁「は、はい。 多少は……」
爺「良かろう。 ならば二人で夕食を作れ。 ワシも食っていく」
秘書「会長、食事をここで取られるのは……」
爺「かまわん。 口を出すな」
秘書「……失礼しました」
男「てめぇに食わせる飯なんてねぇよ」
許嫁「……男さま、お作りしましょう」
男「……クッ、許嫁が言うなら……」
男「……爺、出来たぞ」
爺「ふむ、刺身に味噌汁か」パク…
男「肉なんぞどうせ噛めんだろうが、老いぼれ」
爺「この味噌汁は許嫁か?」ズ…
許嫁「はい、教えて貰いながらですが……」
爺「男、ワサビを寄越せ」
男「自分で取れるだろうが……」
許嫁「だ、旦那様! そんなにつけては!」
爺「グッ! なんじゃこれは! こんな安物のワサビを出すな!」ポロポロ
男「自分で付けたんだろうが……」
爺「……もうよい! 帰るぞ……許嫁、外まで見送れ」
男「勿体無ぇ…… 残すなら食うな!」
許嫁「……」ポロポロ
男「お、おい許嫁! どうした、爺になんか言われたのか!」
許嫁「い、いえ…… 大丈夫です……」
男「……無理はするなよ?」
許嫁「はい…… 片付けましょうか」グスッ
男「ったく、あのクソ爺、一口づつしか口つけてねぇじゃねえか……」ガチャガチャ
男「なんか疲れたな…… もう寝るか」
許嫁「……はい」
男「何言われたか知らんが気にするな……」
男(背中流しにも来なかったし、かなりへこんでるな……)
許嫁「男さま……」
男「……一緒に寝るか?」
許嫁「……はい!」
許嫁「……私の部屋でも宜しいですか?」
男「夜伽とか言うなよ? 爺の言うことは気にしなくていい」
許嫁「はい…… 今日はあの部屋で寝たいんです」
男「……分かった」
許嫁「……」ギュー
男「……」
男(今日は、しょうがないな……)
許嫁「……男さま?」
男「なんだ?」
許嫁「……頭を、撫でて貰えませんか? 眠るまで……」
男「……」ナデナデ
許嫁「……」ニコ
男(……許嫁、爺の好きにはさせないからな……)
男「……」ナデナデ
許嫁「……」スー スー
男「……寝たか」
男(……今日は寝顔もなんか悲しげだな)
許嫁「……お父様……」ツー…
男「……」フキフキ…
男(悲しい夢でも見てるのか……?)
男(そういえば、コイツの家族はどうなってるんだろうな)
男(無理やり引き離されてここに来たのなら……)
男(今度、落ち着いたら聞いてみるか……)
『見つけたぞ! この馬鹿息子めが!』
『この女とは別れろと言ったはずだ!』
『生活は保証してやる、今からでも別れて出て行け!』
『やめろ! 母さんを虐めるな!』
『ふん、ワシの言う事を聞かぬからバチが当たったんじゃ……馬鹿息子めが』
『男、貴様はワシが引き取ってやる……』
『イヤだ! 母さんを虐めたアンタの所なんて行きたくない!』
『アンタなんて嫌いだ、クソ爺!』
男「っ!」ガバッ
男(クソ…… 爺に会ったせいか……)
許嫁「……」スー スー
男「……ごめん、許嫁……少し甘えさせてくれ……」ギュー
許嫁「……」スー スー
男「……」ギュー
爺のターンが終わったところで休憩です。
23時から眼鏡のターン。
しばらくはイチャイチャ分少なめです。
23時から眼鏡のターン。
しばらくはイチャイチャ分少なめです。
乙~
>>314-315の流れってどういう事?
>>314-315の流れってどういう事?
なんでかしらんが爺が悪いやつに見えない
メガネは廃棄すればいいと思うのに…
メガネは廃棄すればいいと思うのに…
NTRがないと言われた
だから俺はメガネが泣き崩れるまで待つ
だから俺はメガネが泣き崩れるまで待つ
お待たせしました。
眼鏡のターン開始です。
>>328
そうです。
前作については考えもありますが、これ以上完結した話について書いても……
本作とは直接の関係はありませんので、こちらのスレでは控えさせて頂きます。
眼鏡のターン開始です。
>>328
そうです。
前作については考えもありますが、これ以上完結した話について書いても……
本作とは直接の関係はありませんので、こちらのスレでは控えさせて頂きます。
男「……」
女「? なーんか、今日の男くん不機嫌じゃない?」
友「だな、近寄るなオーラがいつもの5割増になってる」
許嫁「……昨日旦那様……男くんのお爺さんがいらっしゃいまして」
女「なるほどね…… また口喧嘩してたんでしょー?」
許嫁「……はい」
友「なんだ、仲悪いのか?」
女「男くんは徹底的に嫌ってるみたいだねー」
男「……アイツの話はするな」
女「はいはい、わかりましたよーっと」
許嫁「……」
先生「あー、修学旅行が再来月に予定されてるのは知ってるな?」
先生「事前準備として、連絡先や施設案内を纏めたしおりを作ってほしい」
先生「4名程、立候補はいないか?」
眼鏡「ボクはやりたいです」
「……オレも」
「私もやりたいです」
先生「あと一人いないか? なら推薦で……」
眼鏡「先生、許嫁さんが良いと思います」
許嫁「え?」
男「っ!」
許嫁「わ、私転入したばっかりですし、辞退を……」
眼鏡「だからだよ、修学旅行というイベントで皆と仲良くなって欲しいし」
眼鏡「準備から取り組めば皆から話し掛けられる機会も増えるだろ?」
先生「ふむ…… 他に立候補もいないし、許嫁を加えた4人で頼む」
許嫁「男くん……」
男「……」ギリッ
眼鏡「許嫁さん、宜しくね? 今日の放課後ミーティングするから」
許嫁「わ、私は……」
眼鏡「決まったことだからさ、頼んだよ?」
許嫁「……」
女「委員長、いくら誘っても断られるから強硬手段に出たねー」
男「……」
女「いいの? まぁ、二人きりにはならないと思うけど……」
男「……学校で何かすることはないだろ」
男「それに、アイツはイヤなことはきちんと断るから」
女「ふぅん? 自分が振られる心配はしてないんだ?」
友「……」
女「……? 友、何か心配事?」
友「……噂だから確証もなしに言いたくない」
男「……眼鏡の事か?」
友「確認してみる。 確証が出来たら、話すよ……」
眼鏡「今日はここまで…… また明日集まろう」
「お疲れー」
「お疲れ様でした」
許嫁「……お疲れ様でした」
眼鏡「あ、許嫁さん、ちょっと」
許嫁「……なんでしょうか?」
眼鏡「もっと意見出さないと。 皆で決めることだからね?」
許嫁「……こういうの、あまり慣れていませんので……」
眼鏡「ボクがサポートするから、ね?」
許嫁「それでは、お疲れ様でした」
眼鏡「あ、遅い時間だから送っていくよ!」
許嫁「いえ、近くですから……」
眼鏡「ダメだよ、女の子を一人で帰らせる訳にはいかない」
許嫁「でも……」
「……遅かったな」
許嫁「男くん! なんで……」
男「……帰るぞ」
許嫁「……はいっ!」
眼鏡「男くん、ちょっと」グイッ
眼鏡「(……どういうつもりだ)」ヒソヒソ
男「(……許嫁を待っていただけだが)」ヒソヒソ
眼鏡「(なぜボクの邪魔をする!)」ヒソヒソ
男「(許嫁の両親に心配だからと頼まれているだけだ)」ヒソヒソ
男「(だが、お前にとって両親の心配は邪魔のようだな?)」ヒソヒソ
眼鏡「(そ、そんなつもりは……クソッ!)」ヒソヒソ
許嫁「……男さま、こんな時間まで待っていて下さったんですか?」
男「……お前をあんな奴と二人きりにしたくなかったからな」
許嫁「でも……こんな時間までお一人で……」
男「一人は慣れてる……慣れてた、はずだったんだが」
男「……少し、寂しかった」
許嫁「……男さま」ギュ
男「……帰ったらコーヒー入れてくれ」
許嫁「……はい!」ニコッ
許嫁「男さま、コーヒーです」カチャ
男「ありがとう」ズズ…
許嫁「……眼鏡さんのことなんですが……」
男「……お前の両親に頼まれて送り迎えしていることにしている」
許嫁「はい……あの。 いっそ婚約の事言ってしまっては……」
男「……オレに対する周りの反応は知っているだろ?」
許嫁「……はい」
男「婚約のことを明らかにすると、お前が好奇の目に晒される」
許嫁「私はかまいません……」
男「お前が変な目で見られるのは、オレがイヤなんだよ」
男「大丈夫、明日からも放課後は待っているから……」
許嫁「男さま、ありがとうございます……」ガバッ ギュー
男「お、おい! コーヒーが零れるからいきなり抱きつくな!」
少ないですが、本日はここまで。
眼鏡くんの愛が世界を救うと信じて!
明日も21時予定です。
では!
眼鏡くんの愛が世界を救うと信じて!
明日も21時予定です。
では!
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