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元スレ許嫁「末永く宜しくお願い致します!」
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明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願いします。
早速ですが本作の注意点は以下となります。
・エロ表現あり
・鬱要素控えめ
・毎日定期投下(予定)
・携帯の為投下速度遅め
以上を踏まえ、宜しければ駄文ですがお付き合い下さい。
本年も宜しくお願いします。
早速ですが本作の注意点は以下となります。
・エロ表現あり
・鬱要素控えめ
・毎日定期投下(予定)
・携帯の為投下速度遅め
以上を踏まえ、宜しければ駄文ですがお付き合い下さい。
許嫁「男さま、見て下さい! 猫がいます!」ビシッ
男「あ、あぁ……」
許嫁「あ、男さま! これがコンビニ、というものですか?」ワクワク
男「……」
男(くそ、なんだこの状況は……)
男(オレは一人で居たいのに……)
男(全部、あのクソ爺のせいだ……)
~3時間前~
『お姉ちゃん、ボクもうイヤだよ……』
『大丈夫だよ、私が一緒にいるから……私とお父さんで守ってあげるから』
『ごめんね、男くん……一緒に居られなくなったの……』
『いつか、会いに行くから! 男くん好きだよ!』
『さぁ、来なさい!』グイッ
『お姉ちゃん、お姉ちゃんー!』ズルズル…
男「お姉ちゃ……!」ガバッ
男「夢か…… 久しぶりに見たな……」…ポーン
男(16時か、何時の間にか寝てたようだな……)ピンポーン ピンポーン
男「っ! 誰だ?」スタスタ
男「……」ガチャ…
「ようやく出おったか……遅いぞ!」
男「てめぇ……!」
男「何しに来やがった、爺!」
爺「半年振りだと言うに、挨拶だのう!」ギロッ
爺「孫の顔を見に来てはいかんのか?」
男「誰が孫だ、アンタは親父達と縁を切っただろうが」
爺「ふん、ワシの言うことを聞かぬあのような愚か者など……」
男「ならオレも不要だろうが……」
男「いくらてめぇが偉かろうが誰もが言う通りになると思ったら大間違いだ」
爺「ふん、抜かしおるわ!」
男「用はそれだけか? 用が終わったなら、さっさと帰れ!」
爺「そうしたいのは山々だがの、今日はそうはいかん」
爺「なにしろ、貴様だけがワシの唯一の血縁だからの」
男「アンタは他人だ」
爺「だが、血縁が貴様だけでは心許ない」
男「話を聞け、爺」
爺「貴様に許嫁を用意した」
男「……は?」
爺「高校卒業と同時に結婚しろ。 異議は認めん」
男「っ! ふざけるなっ!」
爺「貴様に選択肢はない。 仕送りを止めてもよいのだぞ?」
男「くっ……」
爺「この家のローンも払えず、身一つで生活できるかの?」
男「……」グッ
爺「立場が理解出来たようだな。 良いぞ、入れ!」パンパン
「……失礼します」ガチャ
男「……あ……」
「許嫁と申します。 男さま、宜しくお願い致します」ペコリ
男(……なんだ? どこかで……)
爺「貴様には勿体無いくらいの美人だ。 感謝するがいい」
男「……」
爺「許嫁はこれから高校卒業までここで生活させる。 よいな?」
許嫁「はい」
男「待て、何の冗談だ!」
爺「異議は認めんと言った。 生活費は増額してやる」
爺「後は許嫁に聞け。 ワシは忙しい」スクッ
爺「許嫁よ、後は任せたぞ」ガチャ スタスタ
許嫁「はい、畏まりました」
男「待てよ、爺! ふざけんな!」
許嫁「男さま、これより1年間……いえ、宜しくお願い致します!」ペコリ
男「……あー、許嫁、さん?」
許嫁「許嫁、で結構です、男さま」
男「……許嫁。 キミは、その、本当にここに住むつもりか?」
許嫁「はい、もちろんそのつもりです」
男「知らない男の家だぞ? 本気か?」
許嫁「男さまのことは存じております。」
許嫁「ずっと写真や資料を拝見しておりましたから」
男「オレは男だぞ? キミを襲うかもしれない」
許嫁「許嫁ですから問題ございませんが……」
男「っ! そこまで強制されてるのか? あのクソ爺め……」
許嫁「勘違いなさらないで下さい。 私がここに居るのは私の意思です」
男「しかし……」
許嫁「どちらにせよ、もう決まったことですし」
許嫁「あの方がお考えを変えることなどないとご存知でしょう?」
男「……残念ながらな」
許嫁「では、ご了承頂けますか?」
男「……わかった」
許嫁「ありがとうございます!」ニコッ
男「勘違いするなよ? 取りあえず住まわせるだけだ」
男「知らない相手と結婚だなんて馬鹿げてるからな……」
許嫁「知らない、ですか…… では、知って頂けるよう努力致します!」
男「そういう意味じゃなくて……」
許嫁「名前は許嫁、年齢19歳、胸は93のF、処女。 好きなものは……」
男「待て! ……19歳?」
許嫁「はい、そうです。再来月で20歳になります」
男「オレより年上かよ……」
許嫁「……やはり、若い子の方が宜しかったでしょうか……?」ジワ…
男「いやいやそうじゃなく! そもそも婚約に賛成してないだろうが!」
男「取りあえず親の部屋空いてるから、そこが許嫁の部屋でいいか?」
許嫁「……? 男さまの部屋で一緒ではないのですか?」
男「……そんなわけにいくか……」
許嫁「あら、私は構いませんけど……」
男「いいから!」
許嫁「随分がらんとしておりますね……」
男「両親が死んでから何度か整理したからな……まぁ、好きに使ってくれ」
許嫁「ありがとうございます!」
男「荷物を運び込もう。 許嫁、荷物はどこにある?」
許嫁「ありません」
男「……は?」
許嫁「男さまは質素な生活を望まれていると聞きましたので」
許嫁「身の回りの物を除き、お屋敷のものは一切置いて参りました」
許嫁「旦那様から、これで用意せよ、と支度金をお預かりしております」スッ
男「っ! 100万? 何買わせる気だよ……」ペラ…
男「で、何を持ってきてるんだよ……」
許嫁「通帳に印鑑、簡単な化粧品くらいでしょうか? あ、あと男さまの写真も」
男「着替えとかは?」
許嫁「置いてきました。 服もメイドに借りたものです」
許嫁「男さまが節制なさってるのに、シルク生地の服など不要ですから」
男「……わかった。 取りあえず、身の回りのものを買いに行くぞ……」
許嫁「外に出るんですか? 楽しみです!」
冒頭に繋がったところで、今回は終了です。
次回は本日朝と夜を予定。
新年の挨拶回りの為、時間は未定となります。
それでは、また!
まさかのタイトル詐欺……
修正します。
>>9
爺「許嫁はこれから高校卒業までここで生活させる。 よいな?」
許嫁「はい」
男「待て、何の冗談だ!」
爺「異議は認めんと言った。 生活費は増額してやる」
爺「後は許嫁に聞け。 ワシは忙しい」スクッ
爺「許嫁よ、後は任せたぞ」ガチャ スタスタ
許嫁「はい、畏まりました」
男「待てよ、爺! ふざけんな!」
許嫁「男さま、これより1年間……いえ、末永く宜しくお願い致します!」ペコリ
修正します。
>>9
爺「許嫁はこれから高校卒業までここで生活させる。 よいな?」
許嫁「はい」
男「待て、何の冗談だ!」
爺「異議は認めんと言った。 生活費は増額してやる」
爺「後は許嫁に聞け。 ワシは忙しい」スクッ
爺「許嫁よ、後は任せたぞ」ガチャ スタスタ
許嫁「はい、畏まりました」
男「待てよ、爺! ふざけんな!」
許嫁「男さま、これより1年間……いえ、末永く宜しくお願い致します!」ペコリ
>>19
あくまでも「控え目」だから、無い訳無いんでない?
あくまでも「控え目」だから、無い訳無いんでない?
おはようございます。
挨拶回りを寝たふりで回避しつつ朝の投下を始めます。
挨拶回りを寝たふりで回避しつつ朝の投下を始めます。
~現在~
男「なぁ、そんなに外が珍しいか?」
許嫁「はい! 私あまり外に出たことがありませんから!」
男「学校とか有ったろ?」
許嫁「通信制と家庭教師です。 以前は体が弱かったものですから」
男「っ! ……すまん」
許嫁「今は完治しておりますのでご心配なさらず」
男「……着いたぞ、といってもただのスーパーだが」
許嫁「スーパーとやらに入るのは初めてです……」
許嫁「コンビニとは何が違うんでしょうか?」
男「営業時間と取り扱う品、値段なんかだな……」
男「……入るけど、あまり騒ぐなよ……?」
許嫁「はい、静かに見物致します!」ワクワク
男「取りあえず夕食の材料と日用品だな」
許嫁「男さま、見て下さい! 私調理前の野菜初めて見ました!」
男「……わかったから、静かに」
許嫁「……はい」シュン…
男「歯ブラシも買った、シャンプーは……まぁいいか」
許嫁「男さま、生理用品はどちらでしょうか?」
男「ぶふぉっ!」
許嫁「多分もうすぐ始まりますので買っておかないと……」
男「あ、あっちだ……」
許嫁「あ、ありました! 買ってもいいですよね?」
男「いいから! いいから騒がないでくれ……」
男(女の子と同棲、なんだよな……)
許嫁「帰ったらお夕食にしましょう、私頑張って作りますので!」
男「あぁ、それは助かる……」
「よっ、男くんじゃない!」
男「っ! マズい……! 女か!」
女「何アセってんの? ……その子誰?」
男「そ、その……この子はだな……」
許嫁「男さまのお友達ですか?」
許嫁「初めまして、男さまの婚約者の許嫁と申します!」ペコリ
女「……は?」
男「言っちまいやがった……」ガクリ
許嫁「……言ってはいけませんでしたか……?」アセアセ
男「……というわけで、あのクソ爺がな……」
女「なる程ね……それで婚約かー」
男「許嫁、コイツはまぁ良いけど、あまり人に言い触らすなよ?」
許嫁「はい、気をつけるように致します……」シュン…
男「あ、いや、そんなにへこまなくても……」
女「ふーん?」
男「な、なんだよ……」
女「人間嫌いな男くんにしては、珍しいじゃない?」
女「初対面の人とそんなに近付くのってさー」
男「…………」
女「許嫁さんって言ったっけ? コイツさ、人間不信なとこあってさ」
女「友達少ないんだ、だから仲良くしてやってね?」
女「てか、本気で結婚すれば? 私以外で男くんに近付ける人、初めてだし」
男「断る」
許嫁「……」シュン
女「かわいそー! そんな拒む理由あるわけ?」
男「爺の言う事には従いたくない」
女「じゃあ、お爺さんの命令じゃなかったら結婚するんだー?」
男「なんでそうなる!」
許嫁「本当でしょうか! なら、早速命令の撤回をお願いに……」
男「そういう問題じゃないから!」
男「……ところで、お前明日暇か?」
女「別に予定は未定だけどー?」
男「コイツの服を買いに行きたいから買い物ついてきてくれ……」
女「そういう話なら却下。 二人で行ってきなよ」
男「なんでだよ、暇なんだろ?」
女「その方が面白そうだし」
女「それに二人のデートを邪魔されると思った、許嫁さんの顔が怖い」
許嫁「そ、そんなことはありません!」
男「……はぁ」
女「ま、良い機会だし、たまには私以外の人と付き合ったら?」
女「いい加減お姉ちゃん離れして欲しいなぁ、私としては」
男「……うるせぇよ」
女「スネないの! それじゃ、また明後日、学校でね?」
許嫁「……仲が宜しいんですね」
男「あぁ、まぁな」
許嫁「……負けませんから」ボソッ
男「何か言ったか?」
許嫁「いいえ、何でもありません! それより、早く帰りましょう!」
許嫁「では、台所をお借りします」
男「あぁ、調味料とか、場所はわかるか?」
許嫁「お任せ下さい、そちらで座ってお待ちを……」
男「あ、あぁ……」
男(他人の手料理か……何年ぶりだろうな)
『男ー、ご飯出来たから手洗ってらっしゃい?』
『母さん、この肉じゃがは自信があるのよー』
男「……」ガチャン!
男「……ん?」キャー!
男「……まさか」コゲテマス!
『男さま、見て下さい! 私調理前の野菜初めて見ました!』
男「野菜初めて見るような奴が料理出来るかっ!」ガタッ! バタバタ…
男「……」コゲコゲ…
許嫁「……申し訳ございません……」エグエグ
男「……料理出来ないんだな?」
許嫁「……レシピ本で予習はして来ました……実践は初めてですが」グスッ
男「それで料理出来たら誰も苦労しねぇよ……」
許嫁「……申し訳……ございま……」ポロポロ
男「……」スッ パクッ
許嫁「お、男さま、いけません!」
男「……食材が勿体無い、からな……」モグモグ…
許嫁「でも!」
男「……悪くない」モグモグ
許嫁「……」
男「ウッ…… い、一緒に済むからには料理くらいはして貰う」モグ…
男「今度オレが教えてやる、か……ら……」ゴクン…
男「ご、ごちそうさま…… ウグッ」ガタッ バタバタバタ バタン!
許嫁「男さま……ありがとうございます……」
男「……取り合えず、今日はこれで我慢してくれ」コトッ
許嫁「これは……カップラーメンですかっ!」キラキラ
男「……食べたことないのか?」
許嫁「はいっ! 聞いたことはありましたけど……」ワクワク
男「……作ってみるか?」
許嫁「良いんですかっ?」ドキドキ
男「……まぁ、お湯入れるだけだし失敗しないだろ」
許嫁「慎重に……」コポコポ…
男「……」
許嫁「ふぅ、お湯入れました! もう食べられますか?」
男「慌てるな、3分待て」
許嫁「はいっ! いち、にぃ、さん……」
男「……タイマーがあるから……」
許嫁「こんなに美味しいんですねっ! 驚きました!」ニコッ
男「あ、あぁ……」ドキッ
許嫁「? どうか致しました?」
男「い、いや……」
男(まるで子供のように笑うんだな……)
朝はここまで。
ちなみに、こんな感じでひたすらイチャイチャするだけの話です。
ちなみに、鬱要素とは多少登場人物に軽いトラウマあったりする程度です。
レイプなんて『レ』くらいしかありません。
では、また夜に!
ちなみに、こんな感じでひたすらイチャイチャするだけの話です。
ちなみに、鬱要素とは多少登場人物に軽いトラウマあったりする程度です。
レイプなんて『レ』くらいしかありません。
では、また夜に!
みんなの評価 : ★★
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