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    元スレ銀時「……ヒロインNo.1決定戦?」

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    351 = 345 :

    今日はここまでですいません
    私生活でのゴタゴタも終わったのでこれからはペース上げられそうです

    352 :

    いいよいいよー

    354 :


    全蔵…強いのにね

    355 :

    銀時「風邪は喉から、熱から、鼻からで分かれるらしいけど、全部複合されてる風邪はどうすりゃいいんだ?」

    銀時「もうアレだよ、デスタムーアとミルドラースとゾーマを一辺に相手しろってモンだよこれ」


    遅れてます、明日の夜には必ず来ます

    356 = 355 :

    九兵衛「……さて、ここからが本当の戦いだな」

    月詠「ここだけでなく、内部にもまだ敵は多くいる……あやつら三人だけでは突破するのは厳しいじゃろうな」

    あやめ「私たちも追いかけるわよ、ここにいる連中を踏み越えてね」

    春雨兵「馬鹿共が……地球人の女が俺たちを相手に勝てるとでも思ってるのか」

    「あら……あなた達こそ何も分かってないんですね」

    春雨兵「…………?」

    「この街を、かぶき町を敵に回すことの意味を」

    春雨兵「!」

    妙の言葉が終わったと同時……両軍の戦いの火蓋が切って落とされる。

    それはまごうことなき戦争、命を賭した戦いだった。

    357 = 355 :

    ---
    ターミナル内

    「よし、敵陣への侵入は成功した……このまま奥へ進み、敵大将の首を狙うぞ」

    神楽「…………」

    新八「神楽ちゃん、どうかした?」

    神楽「……ここで別れるアル、ヅラと新八は先に行くネ」

    新八「な、何言ってるの神楽ちゃん!ここでバラバラになるなんて危険過ぎるよ!」

    神楽「来るアル……アイツが」

    新八「アイツ……?」

    「そうそう、一人になるなんて馬鹿な考えは止めるべきだね……でないと」

    暗がりから聞こえてきた声、三人が出くわした最悪の待ち人。

    神威「怖いお兄さんに連れて行かれちゃうかもしれないよ?」

    358 = 355 :

    「っ!」

    神威「フフ、俺を確認するや即座に刀を手に取るとは……なかなかの判断だね」

    新八「あ、アイツは!」

    神威「君も吉原で見かけたね、どう?少しは成長したかい?」

    「…………」

    (ただの天人ではない……あの傘は……)

    「貴様……夜兎族か」

    神威「御名答、やっぱり地球にも俺たちの名は届いているらしいね」

    359 = 355 :

    「…………」

    歴戦の侍である桂は神威の実力を刀を交える前から見抜いていた。

    強い---今までも多くの天人と戦った桂とて、これほどの相手と戦ったことはないだろう。

    一瞬でも隙を見せれば即座に命を打ち砕かれる……それほどの相手だった。

    神威「頑張ってよお侍さん、こんな俺でも春雨の提督をやってるんだ」

    「!」

    神威「つまりは俺が春雨軍の頭、俺を倒せれば君たちの勝ち……ってことになるのかな?」

    新八「提督……か、桂さん!」

    「落ち着くんだ、奴の言葉が真実である保証などどこにもない……だが」

    「少なくとも、奴を倒さねば先へ進めないことは確かだ」

    無意識に刀を握る手に力が込められる。桂は呼吸を整え、仕掛けるタイミングを図っていた。

    360 = 355 :

    神楽「オイ、勝手に話進めてんじゃねーヨ」

    新八「…………?」

    神楽「さっきも言ったアル、私と別れてお前らは先へ進むアル」

    それは、自らの身を挺してでも二人を先に進ませようという堅い覚悟。

    「リーダー……まさか!」

    神楽「コイツは……この馬鹿兄貴は私が相手するアル!」

    361 :

    神威「こいつは驚いた、一人で俺を止めるつもりかい?」

    神楽「調子に乗んなコルァ、お前のその腐った根性叩き直すくらい私一人で十分アル」

    「危険だリーダー、やつの強さは……」

    神楽「モタモタしてる暇があるならさっさと行くネ!!」

    新八「…………」

    新八「……行きますよ、桂さん!」

    「!」

    新八「神楽ちゃんなら大丈夫です、僕たちが信じなきゃ……ダメですよ」

    「新八くん……」

    新八「……先に行くね、神楽ちゃん」

    神楽「おう、私もすぐ追い付くネ!」

    362 = 361 :

    神威「そう簡単に行かないでよ、つれないな」

    神威は走り抜けようとする二人に対し速攻の攻撃を仕掛ける。

    しかし

    神楽「お前の相手は私アル!!」

    その一撃を神楽は己の傘で受け止めていた。

    「……!」

    新八と桂は止まることなく走りつづけ、そして最後まで振り向くことをしなかった。

    後にまた神楽と合流することを信じて。

    363 = 361 :

    そして---同時刻

    ---
    病院

    医師「まさか……これはどういう……」

    間違いなくその患者は重態だった。数え切れないほどの大傷に大量の出血。

    仮に意識が戻ろうとも動くことなど到底できるはずもない。

    彼は病院のベッドの上にいなければならない、いなくなることなど有り得なかった。

    医師「ならば……彼は一体どこへ行った!?」

    病院のベッドの上、いるはずだった侍……坂田銀時の姿はなくなっていた。


    ---片割れに置かれてあった木刀と共に。

    364 = 361 :

    短いですが今日はここまでで……最近寒いので風邪にはご注意を

    365 :

    熱い展開だな

    369 :

    少しだけ進めます

    370 = 369 :

    ---
    ターミナル前

    九兵衛「はっ!」

    春雨兵「地球人の割には出来るな……だが」

    九兵衛「!」

    守りに徹していた春雨兵が一転して攻撃に転ずる、狂いなく急所を狙った一撃をかろうじて九兵衛は防いだ。

    九兵衛「くっ………」

    形勢は明らかだった、春雨軍がかぶき町勢を圧している。

    数で負けているだけではなく、敵は最強の宇宙海賊春雨の精鋭であることも大きかった。

    「強いわね……」

    月詠「ああ、このままではわっちらが押しつぶされるぞ」

    九兵衛「……使うしかないようだ」

    372 = 369 :

    春雨兵「今更なにをしようがお前たちと俺たちじゃ戦力差が違う」

    「……結野アナ、一発目はお願いしますね」

    結野「分かりました」

    春雨兵「…………?」

    春雨兵(あの自信は何だ?一体何を……!)

    結野「血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ、蒼火の壁に双蓮を刻む、大火の淵を遠天にて待つ」

    春雨兵「は?」

    結野「破道の七十三、『双連蒼火墜』!」

    春雨兵「何でだァァァァァ!?」

    373 = 369 :

    晴明「オイ撮影班!今のクリステルの鬼道、ちゃんと録画したか!」

    「はい!498万画素、光学15倍ズーム、光学式手ブレ補正を備えたカメラでしっかりと!」

    晴明「うむ、さすがはキャノン製……よし、一挙手一投足を録画だ!もちろん最高画質でな!」

    道満「フン、愚かだな晴明よ…画質がよくとも長時間録れぬようでは何の意味もない!」

    道満「我らが使用するソニーの力を思い知るがいい!」

    晴明「キャノンの力を見くびるな道満!画質では我らが遥かに上じゃ!」

    道満「ソニーとて高画質、それでいて連続録画時間においてはキャノンの上よ!」

    374 = 369 :

    外道丸「二人とも何やってるでござんすか」

    晴明「外道丸!道満にキャノンの素晴らしさを示してやれ!」

    道満「外道丸よ!仕える主が誤った道を行く時に諫めるもまたお前の役目だ!」

    道満「晴明にソニーがいかに優れているかを語ってやるがいい!」

    外道丸「お二人は等しく馬鹿でござんす」

    375 = 369 :

    春雨兵A「な、なんだ……なぜ地球人があんな技を使える!」

    九兵衛「本気を出すと言っただろう……『舞え、袖白雪』」

    春雨兵A「こ、凍ったァァァ!?」

    「フフ、みんな乗ってきたわね……」

    春雨兵B「き、貴様はあんなおかしな技は使えまい!」

    「あなたがそう思うんならそうなんでしょうね、試してみたらどうですか?」

    春雨兵B「舐めやがって……!」

    怒り狂った春雨兵が妙に掴みかかろうとする、体格差で考えれば妙に勝ち目はない。

    だが

    「はっ!」

    春雨兵B「ぐあっ!?」

    そこあったのは地に伏す春雨兵の姿……彼女の使った技は

    春雨兵A「い、今のは……空気投げ!?」

    376 = 369 :

    春雨兵「油断したな!」

    「!」

    春雨兵「後ろを取った!もはや逃れられ…………!」バタッ

    「なっ……いきなり倒れ……?」

    土方「……女相手に得物使って後ろから不意打ち仕掛けるなんざ男のやり口じゃねェよ」

    「土方さん!」

    土方「俺は一人でここへは今来たばかりだ、状況を説明しろ!」

    「えーとですね、今の九ちゃんがブリーチのルキ……」

    土方「誰がそんなモンを説明しろっつったァァァ!?こっちは状況を教えろって言ってんだよ!」

    「冗談ですよ」

    土方「斬り合いの最中で冗談言えるテメーもどうかしてやがるな」

    「嫌ですねパーリ……土方さん、そんな言い方ないじゃないですか」

    土方「オイ、今お前パーリィさんって言おうとしたろ」

    377 = 369 :

    土方「……なるほど、この包囲網を抜けられたのは桂とガキ二人だけってことか」

    「私たちも加勢にいきたいんですけど……」

    土方「こんだけ混戦してたら先へ進むのも一苦労だな……チッ」

    「どうするんですか?」

    土方「どうもこうもねェ、俺はここで真正面から突っ切る」

    「ひ、一人でですか!?」

    土方「ああ……とりあえずは誰かが斬りこまなきゃならねーんだ」

    土方「裏からの不意打ちも何もねェ……俺は真っ直ぐに斬り込むぜ」

    「……さすがですね、ゾロ」

    土方「誰がゾロだ!もうこれ以上世界観をブッ壊すような発言は控えろ!!」

    378 = 369 :

    すいません、眠くなっちまいました
    続きは土日に来るので勘弁してください

    379 :

    乙、清明と道満は本気出したらバランスブレイカーも甚だしいだろうに何メーカー厨合戦してんだよwwwwww
    外道丸に約束された勝利の剣で殴られといた方が良いんじゃないだろうかww

    380 :

    清明が本気出したら一人で勝っちゃうからな
    ギャグでお茶をにごすしかない

    381 :

    ヘドロさんは今頃無双しまくってんのかな?

    382 :


    お妙さんも出し惜しみせずに瞬閧とか使っちゃいなよ

    383 :

    少しだけ再開させてください

    384 = 383 :

    「でもさすがにコレを正面から進むのは無理じゃないですか?」

    土方「話聞いてなかったのか、無理でも行くしかねーんだよ」

    「……なら、ここはフォーメーションBで行きましょう」ガシッ

    土方「何でお前俺の服を掴ん……」

    「猿飛さん」

    あやめ「いつでもいいわよ」

    土方「…………?」

    「真っ直ぐ行って突破できないなら……『翔』べばいいんです」

    土方「…………」

    385 = 383 :

    土方「ちょっと待てオイ……まさかテメーら……」

    あやめ「とりあえず、全蔵よりは気を使って投げてあげるから」

    土方「何が気を使うだ!そもそも『投げる』って行為自体が既におかしいだろ!!」

    「だから多分大丈夫です、土方さんならやれますよ、もしかしたら」

    土方「オイィィィィィ!!『多分』と『もしかして』が重なるってもう失敗するみたいなモンだろうが!」

    あやめ「……めんどくさいわね、もう投げちゃっていいんじゃない?」

    「そうね、じゃあ土方さん……新ちゃんたちのこと、よろしくお願いしますね」

    386 = 383 :

    土方「ちょ……待っ……」
    あやめ「さあ、行くわよ!!」

    土方がさらに言葉を挟もうとするも二人は既に動いていた。

    数分の狂いもないタイミング、力加減、意志の疎通により放たれた……その技は

    「デビルレーザーバレット!!」

    妙・あやめ「「YAーーーHAーーー!!」」ブンッ!!

    土方「うおおおおぉぉぉっ!?」

    二人の乙女に全力で投げられた土方は一直線に、混沌とする戦場を軽々と『翔』び越えた。

    それはこの上なく美しい、まさに飛翔だった。

    387 = 383 :

    土方「く、くそ……あのゴリラ女ども、とんでもねーことしてくれやがって……!」

    春雨兵「ひ、一人戦場を抜け……いや、飛び越えたぞ!」

    長谷川「おっと待ちな、テメーの相手はアイツらだ!」

    月詠「威勢良く敵を呼び止めておきながら何故わっちらに丸投げする!?ぬしも戦わんか!」

    長谷川「い、いやぁ……俺はこういう時は基本時間稼ぎだし……」

    388 = 383 :

    春雨兵「どけ貴様!」

    長谷川「ふおあああっ!?」

    マダオは不意に放たれた春雨兵の攻撃を間一髪で回避する。

    無職ながらも常にしぶとく生き残ってきた彼の危機回避能力は評価すべきものがある。

    だが

    長谷川「あー!グラサンが外れ……」

    慌てて身をかわした際、彼の象徴……いや、むしろ彼自身と言っても過言ではないサングラスを落としてしまう。

    そしてそのサングラスは

    春雨兵「そんなにこの汚いサングラスが大切か、フン」パキッ

    躊躇なく敵に踏み砕かれた。

    長谷川「お、俺のグラサンがァァァァァ!?」

    389 = 383 :

    「そ、そんな……長谷川さんが死ん……!?」

    長谷川「え?」

    あやめ「なんてこと……遂に仲間から犠牲者が出るなんて……!」

    月詠「あ奴の犠牲を無駄には出来ぬ……わっちらは戦うのみじゃ!」

    「長谷川さん……ちゃんと破片の一つも残さず集めてお墓を作りますからね……」

    長谷川「いや長谷川さんこっちィィィィィ!!俺っていう存在をちゃんと認識してくれない!?」

    390 = 383 :

    九兵衛「しかし……サングラスがない君に一体何が残るというのだろうか」

    九兵衛「さながら、福神漬けのないカレーと同じようなものだろう?」

    長谷川「さらっと何とんでもねーこと言ってんの!?それに福神漬けがなかったらラッキョウがあんだろう!」

    九兵衛「ラッキョウ?君はラッキョウに値する何かを持っているのか?福神漬けのグラサンに代わる何かを」

    長谷川「そりゃ…まあねーけど……」

    九兵衛「……仕方ない、僕が予備で持っているコレを貸そう、少しは足しになるかもしれない」

    長谷川「こいつは……」

    391 = 383 :

    春雨兵「何をごちゃごちゃとやってやがる、このヘタレ男が!」

    長谷川「あぁ?」

    春雨兵「……え?」

    長谷川「何だテメェ、俺と殺り合うってのか……いいぜ、面白え!!」

    春雨兵「…………え?」

    長谷川「少しは愉しませてくれよ、頼むぜ宇宙海賊」

    春雨兵「あれェェェ!?違うよね!これ絶対さっきの奴と違うよね!?」

    九兵衛「すまない、眼帯を着けさせてみたら何故かこんな性格になってしまってな」

    392 = 383 :

    長谷川「いくぜオラァ!!」

    春雨兵「ぐおわっ!!」

    長谷川「…………」

    長谷川「チッ……一撃で終まいか、つまんねェ……もっと強い奴はいねぇのか!」

    月詠「こっちの混戦地帯には手強い春雨兵が大勢いる!手を貸せ!」

    長谷川「はっはぁ!いいぜ、最高だ!愉しい祭りになってきやがったぜ!!なぁ!!」

    九兵衛(もしや…僕はとんでもないことをしてしまったのでは……)


    土方「…………」

    土方「……よく分からねーが、アイツらが場を持たせてる間に俺はとっとと先へ行かねーとな」

    393 = 383 :

    明日早いので今日はここまでで……
    なかなか思うように来れず申し訳ないです

    394 :

    元ネタがわからない

    395 :

    みんな霊圧が凄いことになったな

    396 :

    >>1

    >>394
    マダ男と更木剣八は中の人が一緒

    398 :


    剣八って立木さんのキャラの中だと最強クラスだよな
    そしてマダオ実はアニメの竜宮編では意外にザコ相手に善戦してたりするんだよね

    399 :

    マダオに新しいグラサンと手袋あげるとATフィールド張ったりすんのかね

    400 :

    >>399
    《葛城家マンション・止め絵》

    アナノナカモ クラノナカモ♪

    シンジ「…いやーアニメ二期も絶好調だなオイ」


    あ、>>1さんお久しぶりっす支援


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