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    元スレ霊夢「そういえば、あんたの名前は?」一方通行「………」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 東方 ×2+ - とある魔術の禁書目録 + - クロスオーバー + - 幻想郷 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 347 :


    一方通行「オマエがぎゃンぎゃン騒ぐから妖怪さンがお出ましのようだぜ?」

    「やったね! それで、そいつはどこにいるの?」

    一方通行「……今、一瞬上空を通過したと思う。光のベクトルが変に曲がったからな…」

    「うん? とにかく、私にも確認出来れば、あとはどーんと任せておいて!」

    ルーミア「わぁ、また人間発見! 久々に食べたけど、やっぱりおいしいものはいいわよね」

    一方通行「………オマエが妖怪か? いや、外見で騙されるのはナシだな…」

    ルーミア「妖怪だよ。あなたは食べるところが少なさそうだけど、昨日捕まえた子どもと一緒に食べればちょうどいいかな」

    一方通行「こンくらいのガキを捕まえたのはオマエか。もう食っちまったのか?」

    ルーミア「ううん。今日のお夕飯のメインディッシュの予定。あなたも一緒においしく食べてあげる」

    一方通行「お断りだ」

    ルーミア「うふ、それじゃあたくさん抵抗してほしいな」ゾワワワ

    ザザザ・・・

    一方通行「やっぱり、日差しを遮ったのはオマエか」

    ルーミア「私の拡散した闇の中で怯え苦しむがいい、人間さん」

    一方通行「生憎、抵抗するのは俺じゃなくてこっちの妖怪だ。ほら、出番だぞ」

    「うー、…真っ暗で何も見えないー…」

    一方通行「………は?」

    「私、真っ暗苦手…。ねー、どこにいるのよー…あぅんっ!?」ゴチッ

    ルーミア「あ、木にぶつかった。あははー、おまぬけさーんっ…ぎゃうん!?」ゴチン

    一方通行「…………はァァ…」ガックシ

    352 = 347 :


    ルーミア「ぬむむー!命のやり取りしてる時にその溜息は失礼じゃないかしら!」プンプン

    一方通行「この間抜けどものやりとりのどこが命のやり取りなンだよ。何も危機感感じねェぞ」

    「うぐー…、顔が痛いぃー…。うー、どこだー妖怪ー!ふぃぎゃ!」ドテッ

    一方通行「オマエもう動くな。自滅すンぞ」

    「うっうっ…、この妖怪強いよぉぉー…。へぶぅ!」ドターン

    一方通行「だからその場から動くなっつの。オマエも自分で場所を把握出来ないなら辺りを暗くすンのやめろ」

    ルーミア「やだ!そしたらあなたが逃げるじゃない!」

    一方通行「仕方ねェ…」カチッ

    トッ タタン タン

    ルーミア「移動したっ? どこに…」

    一方通行「はい、捕獲」ガッ

    ルーミア「あわわ、いつのまに後ろに!っていうか離してー!」バタバタ

    一方通行「仕掛けが解らないなら、下手に動かない方がいいンじゃねェの?」

    ルーミア「…うー…。解ったわよ。降参します…」

    サァァ

    「あ、明るくなった…。って、うわわ、私すごい傷だらけ!くっ、いつの間にこんな攻撃を…!」グッ

    ルーミア「恐れ入ったか!」

    一方通行「あァ、すげェすげェ。だから、ガキも解放しろ。あいつの母親が病気で薬が必要なンだとよ」

    ルーミア「そういえば、母さんに薬が必要って言ってたっけ。いいわ、解放してあげる」

    一方通行「随分物分かりがいいな」

    ルーミア「負けちゃったのは事実だもの。しかも人間に。…人間に負けたのは白黒魔法使いと博麗の…」

    霊夢「見つけたわよルーミアー!!!」ドカッ

    ルーミア「みぎゃぁ!」ズザザー

    「うわ、豪快なキック!」

    353 = 347 :


    一方通行「何してンだ霊夢…」

    霊夢「あら? あんたどうしてここにいるのよ。夕飯作っててよ。ほーら、ルーミア。あんたでしょ、ここ最近人間を襲って遊んでるのは」

    ルーミア「妖怪は人を襲うものよ。私以外の襲っている妖怪だってたくさんいるじゃない」

    霊夢「まぁ、とにかく妖怪退治の依頼をされてしまったからには手頃な妖怪をとっ捕まえないといけないのよ」

    ルーミア「あら残念。今まさに退治されたところよ。そこの人間に」

    霊夢「へ?」

    一方通行「退治っつーか、降参させただけだ」

    ルーミア「気付いたら後ろに回り込まれてたの。手の内が解らないから大人しく降参したけど、どうやったのかしら…」

    一方通行「視界は真っ暗で塞がれてるが、音は通るからな。コウモリが超音波で飛ぶのと同じようなもンだ。音が跳ね返った部分に障害物またはターゲットがいる。
         視界が遮られる前のここは周りに木しかねェ。ぎゃンぎゃン喚いてたからオマエの位置は把握してる。あとは木を使って跳躍して後ろに回り込むだけ」

    ルーミア「………仕組みは解ったけど…、人間にそれが出来るの?」

    霊夢「出来るんじゃないのー? まぁ、これに懲りたらあまり人間を襲わないようにね。あんた元々人間なんて滅多に襲わないんだし、我慢出来るでしょう?」

    ルーミア「まぁね。でも、たまには食べたくなるのよ。今は満月が近いから、みんなそう。…けど、まぁ「あんま調子乗ると博麗の巫女に飛び蹴りされる」って、警告はしとくわ」

    霊夢「警告ねぇ、すでに適当に遭遇した妖怪たちには「警告」しておいたから無駄にならなきゃいいけど」

    ルーミア「はぁ。手当が必要かも…。子どもは、こっちよ、来て」フヨフヨ

    霊夢「子ども…。あぁ、子どもが昨日から行方不明だって言う話もあったわね。解ったわ、案内してちょうだい」テクテク

    「ねぇ、私も手当してほしいんだけど…」テクテク

    一方通行「オマエ、当初の目的忘れてねェよなァ…」テクテク




    ここまでです。以前ハンタ待つ気持ちでって言ったけど今ハンタ長期掲載してるんですね。俺も少しは富樫先生見習います。

    354 :

    ネトゲ廃人か…

    355 :

    おつかれ

    356 :

    20週も経ってないのに長期と言われる不具合が発生しています
    それはともかく乙

    もォほんっと、どんどん話が明後日の方スッ飛んでくな東方アホの子連中はww

    357 :

    ルーミアはもっとアホの子じゃなかったか?

    358 :

    どうせ英雄伝

    359 :

    Wikipediaからコピー
    森は常に禍々しい妖気で溢れており、化け物茸の胞子が舞っており、普通の人間は森の瘴気に長時間耐えられない。そのため、人間だけでなく妖怪もあまり寄り付かない場所となっている。瘴気に耐えられる人間にとっては妖怪があまり来ないため安全。また化け物茸の胞子がもたらす幻覚は、人間の魔翌力を高める作用があるので魔法使いを志すものが好んで住み着く

    ……子供生きてんのか?

    360 :

    某動画サイトのアレっぽいの多いし、気にしてないっしょ。

    361 :

    >>359
    あー、そうその辺は言い訳かもしんないけど、一応、魔法の森の外側でやってるんだ。
    森の中には入ってるけど、奥までは進んでなくて、ルーミアも森の外のねぐらみたいなとこに子供を確保してるという。
    子供が森に入ったとは言ってないし。

    あと、原作だけの会話を見てみるとルーミアあんまアホっぽくないと思う。いや、会話少ないけど。
    東方はどうしても二次創作ネタの影響が強いからあんま気にしないのがいいかと。
    なるべく雰囲気は原作に近付けたいけどそれは無理なので俺がやりやすいようにある程度噛み砕いてやってます。あい。

    362 :

    >>347 レス感謝、確かに、確かに

    >>353 なるほど隠してこそ、奥の手か…  

    いいねェ

    363 = 359 :

    >>361
    なるほど、わざわざレス感謝

    原作に準じすぎたらとんでもなく殺伐だし、ある程度の噛み砕きは個人的に嬉しい

    364 :

    やっぱり東方なんだしアホの子過ぎてもアレだよなー

    365 :

    実際あほの子部分は暗闇で自滅する部分だけっぽいよね。キリストの事知ってるぐらいだし(かじり程度の可能性もあるが

    2次の微妙な被害というか間違いと言えばリグルが賢いとか、バカルテットとかか。まぁ2次だしいいんだけど。

    366 :

    >>364
    いちいち2次創作なんだからケチつけんなよ
    みんな>>1の書くとおりの話が見たいんだから

    367 :

    いや、少なくともこの作品にケチ付けてるようには見えないが……

    まあいいか、とりあえず乙
    なんだかんだ結構うまくやっていけてる一方通行であった

    368 :

    >>366
    お前は何と闘ってるんだ

    369 :

    東方スレはどこ行っても荒れてんな

    370 :

    >>366
    お前は誰と戦ってるんだよ

    371 :

    私だ

    372 :

    お前だったのか

    373 :

    暇を持て余した

    374 :

    神々の

    375 :

    遊び

    376 :

    はい

    377 = 373 :

    はいじゃないが

    378 :

    いいえ

    379 :

    なんだいいえか

    380 :

    つまらん

    381 :

    慧音先生こいつらどうにかして下さい

    383 :

    冨樫先生を見習います発言から更新なし・・・

    384 :

    まだ一ヶ月も経ってないんだから気長に待とうぜ

    389 :

    更新いつだろうか

    391 :

    >>330
    一応力学の法則には反してないんじゃないか?
    チョーカーで使われるエネルギーは能力を「使う」のに消費されるんじゃなくて、能力を「開放」するために消費されるんだから。
    それに一方通行の能力は力を作るんじゃなくて依存の力のベクトルを自分の使いたいように変える能力だし。
    まぁ、超能力自体は物理の法則を完全に無視してるけど。

    392 :

    >>1に良いクリスマスを

    393 :

    >>392あんがと!お陰で例年通り非リアクリスマスでした。
    SSもうちょいお待ちを。遅くとも1週間以内目標!

    394 :

    >>393 
    1ッ週間以内ですか!
    首を長くして待ってます!

    395 :

    >>393レス感謝、そして良いお年を

    396 :

    >>1あけましておめでとうございます。

    このSSが続きますように。

    因みに、自分も幻想郷の女性陣に振り回される最強が楽しみです。

    397 :

    あけましておめでとうございます。今年も気長にお付き合い下さい。

    398 = 397 :



    子ども「ありがとう。お姉ちゃんたち」

    「このメモを医者に見せればいいのね。薬はちゃんと届けるわ」

    霊夢「あんたに持たせてると無くしそうだから、こいつに預けるわよ」ヒョイ

    「あーんっ!」

    一方通行「別にこいつでも構わねェぞ。内容は覚えたしな。無くしても問題ねェ」

    「それって、私がメモ持ってる意味ないじゃない」

    一方通行「持ちたかったンだろォ? ほら、持ってろよ」

    「うぐぐぐ…」

    ルーミア「あなたたち早く行かないと日が暮れるんじゃない?」

    「夏は日が長いから大丈夫よ」

    ルーミア「まどろっこしい言い方はやめるわ。『さっさと行ってちょうだい。私は忙しいの』」

    霊夢「はいはい。あんたももう面倒起こさないでよ? あぁ、でも退治すれば色々野菜とかお米貰えるし、やっぱ暴れてほしいわ。思い切り」

    一方通行「暴れて里の人間減ったら貢物も減るだろォが」

    霊夢「さじ加減が大事なのよ。さ、母親のところへ帰るわよ。掴まって」

    子ども「うん」ギュ

    霊夢「あんたも早く帰ってきなさいよ?」

    一方通行「飯は他のヤツが作ってるから平気だぜ?」

    霊夢「失礼ね。たまには居候の心配くらいするわ」

    ヒューン

    399 = 397 :




    迷いの竹林前

    「ほら、ちゃんと着いた」

    一方通行「へェ、竹林なンて初めて見たな……」

    「ちょっと、ちゃんと着いたって言ってるじゃない!」

    一方通行「ちゃンと着くのが普通なのに、そンな偉そうな顔してンじゃねェよ。ようやく普通のラインに立っただけだろォが」

    「うぐー!」

    「やあ。ここで会うのは初めてね。どうしたの? 案内希望?」

    一方通行「オマエは…、確か博麗神社の宴会にいたな」

    「ぐでぐでに酔ってたのに覚えてたんだ?」

    一方通行「物覚えはいい方だから…」

    「んで、あれから酒は強くなった?」

    一方通行「一口も飲ンでねェよ。つーか、あの時のことは全部忘れろ」

    「あはは、でもここで……、特に博麗神社で生きていくなら強くなっておかないと大変だと思うよ」

    一方通行「そのつもりはねェから必要ない。つーか、俺らはこの先にあるっつー医者ンとこに用があるンだよ。じゃァな」

    「おっと、何も知らない素人さん。ちゃんと人の話は聞くべきだ」

    一方通行「は?」

    「ここは迷いの竹林って言って、普通の人間はおろか、妖精ですら迷う竹林なの」

    一方通行「なンで、ンなとこに病院があンだよ」

    「隠れる必要があったから、かな?」

    一方通行「ふゥン? ま、ンなことはいい。医者の元へ行くにはどうすればいい?」

    「私が案内すれば、確実」

    一方通行「へェ?」

    「この竹林は熟知してるからね。おいで、案内してあげる」

    「よろしく~」

    一方通行「頼む」

    「お任せあれ」

    400 = 397 :



    トコトコトコ


    「うーん……」ジーッ

    一方・「「何?」」

    「もしかして、あなたたちは同じ種族なのかなぁ、って」

    一方通行「結局色判断なンだな」

    「そちらさんは天然もの。こちらさんは経年劣化、じゃないかな?」

    一方通行「純日本人だから元々黒なンだけどな。俺もある意味経年劣化か……退化なのかもな」

    「???」キョトーン

    「けど、あんたは綺麗な色してるじゃない。肌まで氷雪のようで」

    一方通行「綺麗っつーか、不気味なだけだろォ。ここは妖怪が多いからいいかもしンねェが、俺ンとこじゃ無駄に目立つンだよ」

    「そうか、あなたって大人しいから目立つのは苦手そうだものね」

    「悪目立ちするのは納得だね。苦労してそうだ」

    一方通行「人間っつーのは、自分と違うものを排他しようとするからな。自己防衛の一種なンだろう」

    「強くないから、仕方ないさ。そうやって自分の体と心を守らなくてはいけない」

    「うーん……。あなたは迫害でもされていたの?」

    一方通行「さァな。そこまで不運な人生送ってるつもりはねェよ」

    「……まぁ、いいや。後でさとり様に聞いてみる」

    一方通行(……どうせ、聞くときにゃ忘れてンだろ……)


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