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    元スレ霊夢「そういえば、あんたの名前は?」一方通行「………」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    301 :

    ルーミアにベクチョするセロリまだー?

    304 :

    命蓮寺とか面白そうだけど、主がわからないかもか…

    305 :

    ギガウイングという敵の弾を跳ね返せるシューティングがあってだな

    306 :

    旧作ありなら岡崎教授出して欲しい。
    教授なら普通に学園都市で働いてそう。

    308 :

    お願いだ、書いておくれ

    309 :

    失踪?

    311 :

    早漏多すぎss速報なんだから1ヶ月ぐらい来なくても普通だろ

    312 :

    そうはいっても楽しみを待つのは辛いもんだ

    313 :

    暇なようで割とばたばたしてるかもしれないです。筆が進まないのもありますが。
    結構書いたと思ったら4投下分しかなかったですが、いつも通りゆるい感じでどうぞ。








    一方通行「妖怪退治?」

    霊夢「ついてくる?」

    一方通行「めンどい」

    霊夢「でしょうね。足手まといだと思うからそれが正解よ」

    一方通行「餅は餅屋だ。さっさと行け」

    霊夢「夕飯の支度よろしく!」

    一方通行「はっ、はァァ!?」

    ブワッ


    ヒューン


    一方通行「くそっ、言い逃げしやがった…」

    一方通行「……はァ…」

    「こんにちはー」

    一方通行「あ? 霊夢ならたった今出て行ったぜ? あっちの方角だから追いかければ今なら間に合うはずだ」

    「ううん。博麗の巫女にも用があるけど、必要なのはお茶と空腹を緩和するおいしいものよ」

    一方通行「あいつ必要ねェじゃねェか…。つーか場所はここじゃなくてもいいだろうが」

    「いいでしょう。何も問題ないって」

    一方通行「オマエ烏天狗だろ? だったら妖怪の山で食え」

    「失礼だなぁ!私は地獄鴉の八咫烏だよっ」エッヘン

    一方通行「八咫烏ゥ? 足が三本でもあるってか?」

    「やだなぁ。私は二本しか足ないよー」

    一方通行「八咫烏っつったら足が三本あるだろォが…」

    「………あれ?」

    314 = 313 :


    一方通行「………とりあえず茶くらいは出してやる。他に用がないならさっさと飲んで帰れ」

    「えっ? おもてなししてくれるの? ありがとう!」

    一方通行「茶と茶菓子要求したのはそっちだろうが」

    「………あれ? そうだっけ?」

    一方通行「……………。あァ、鳥頭ってことか…。賢い烏の名が廃るな、こりゃァ」

    「うにゅ?」

    一方通行「……えーと、茶葉は…」トテトテ

    「お邪魔しまーす。そういえばあなたは神社にいるから巫女なの?」

    一方通行「………以前からここにいる連中に聞きたいことがあったンだけどよォ…」

    「何かな?」

    一方通行「俺はそンっなに!男に見えねェのか!?」

    「さぁ? だって神社にいるのは巫女しかないよ」

    一方通行「男だっているだろォが。神主とか…」

    「幻想郷の神社には男いないし」

    一方通行「………雪女には見えるか?」

    「言われれば見える、かな」

    一方通行「………やっぱ色か…」

    「あなた色以外特徴ないからね」

    一方通行「地味に傷付くな、今の…」

    「お茶ーまだー」バタバタ

    一方通行「うっせェ!」

    315 = 313 :


    数刻後


    「それで、さっき間欠泉地下センターから出てきてふらふらしてたの」

    一方通行「なンでこっちでも実用化が困難な核融合をこの烏が使えるンだよ…。不条理すぎンだろォが…」ハァァ

    「そこはかとなく馬鹿にしてるねぇ…?」

    一方通行「まァ…これも幻想ってヤツなンだろォな…」

    「そして勝手に納得された」

    一方通行「しっかし…、技術的に遅れている箇所があれば現代を軽く凌駕する技術があったり…不可思議なとこだな…」

    さとり「神様の力がこの幻想郷に蔓延っているのだから、当然だと思うわ」

    一方通行「オマエ…」

    さとり「初めまして。私は地霊殿の主で空の飼い主の古明地さとりです。ここに来た目的は空の道草にちょっぴり制裁を、ね?」クスッ

    「ふぇぇーっ!?」

    一方通行「…そォかよ。ならさっさと連れて帰ってくれ」

    さとり「あら、心では空の話が興味深かったのに? あなたは素直じゃない人なのですね」

    一方通行「…………」

    さとり「うん。当たりです。すごい、一瞬で当ててしまうなんて…。そう、私は心を読む妖怪…」

    一方通行「そンな厄介な妖怪までいンのかよ…」

    さとり「…超能力? 妖怪でなくてもそのような力を保有する人間が…。へぇ、人間も人間でやはり悪趣味なことを考えて日進月歩してるのですね」

    一方通行「あァ、クソ。面倒だ…」

    さとり「ごめんなさい。…それにしてもあなたの思考はとても速いのね。こんなにあふれんばかりの思考は初めて。それなのに、しっかり整理されていて
        人間ではないみたい…、あ、いいえ、ごめんなさい。思考の端に見えるものはとても人間らしくて可愛らしい。あら、とても可愛い女の子…」

    一方通行「だァァ!もォそれやめろ!!!」

    さとり「情報量が多過ぎて私も少し疲れました。お茶、いただいていい?」

    一方通行「………」

    さとり「…そう、諦めは大事ですよ、人間さん」

    一方通行「お茶、淹れてきまァす…」トボトボ

    316 = 313 :


    「さとり様。一緒にお茶出来て嬉しいですっ」

    さとり「えぇ、私もよ。案外落ち着くのよね、この神社」

    「えへへー」

    さとり「それはそれとして。間欠泉センターに戻ってこないと燐から報告があったのだけど…」

    「………あは…」

    さとり「そうよ。私にごまかしは効きません」

    「うっ、うぅ…」

    一方通行「心が読めるってのは便利なのか厄介なのか解らねェなァ…」

    さとり「私は便利さが勝っていると思います。…私にはペットが多いから意思の疎通が出来ますし…」

    一方通行「けど、その能力は…」

    さとり「…えぇ。もちろん、人や妖怪には疎まれます。…だから、私は地霊殿から出ることは滅多になかった…」

    「今のさとり様は毎日楽しそうですよね。私も嬉しいですっ」

    さとり「ありがとう」

    一方通行「で、今出てる理由は?」

    さとり「博麗の巫女たちです。この子が以前ちょっとした異変を起こしてしまって、それを巫女たちが解決に来て…ね」

    一方通行「あいつ、色々やってンだな」

    さとり「ふふ」

    「霊夢はすごいと思うよ、実際。あなたは神社にいるのに妖怪退治とかしないの?」

    一方通行「俺はただの人間だからな」




    空はすげー好きなんだけど、地霊殿メンバーの創作物をあまり見ないからキャラを落としきれなくて難しい。
    っていうか昨日までずっと地霊殿を「じれいでん」と読んでたよ。すいません。
    空のテーマ曲や東方闘犬劇は大好きです。

    317 :

    久々乙です。ルールが改訂されたので次回以降は注意してくださいね。

    空というか、地霊殿はさとりこいしを除いて結構少な目ですよねぇ。

    そんな空はテンション上がってるとお嬢様っぽく。でも普段は鳥頭。だけど天体と核融合の知識は豊富。
    結構扱いやすく見えて会話が進まない原因っていうね…。

    318 :


    さとりさんのキャラが未だに安定しないのは俺だけじゃないはず

    319 :


    さとりん二次創作だとあんま見ないから原作キャラでやるといいかもな

    320 :

    たまに地霊殿組の二次創作出演を見ても作者によって結構キャラ違ったりするな

    321 :

    お空なんてバカキャラ扱いが酷いの多いしな

    このぐらいのお嬢さんっぽいアホの子位が
    可愛らしくていいな

    322 :

    酷い扱いなのはさとりが読めないレベルでの忘却が原因だろうしなぁ。
    たぶん、ハイテンションになりすぎてすっぽ抜けたんだろうけど。

    そういえば心理定規がさとりと似た能力だけどあっちは心理学、こっちは読心術っぽいな。

    323 :

    >>1

    >>316 えェ、怪物やめて、只の人間になった!

    幻想郷で、心が折れたのか…

    324 :

    そして、ちょっとしたかすり傷を負って帰ってきた霊夢を心配するんですよね?
    夕飯もさとりの手を借りてなんとか作って、しかも心配してるのを心読まれて
    ああ、なんというツンデレータ、転んだ幼女のために薬局にまで駆け込むだけは……あ、幼女限定だった

    325 :

    今更ながら最初の時点で里や神社に流れ着かなかったらと考えると、ゾッとするな

    326 :

    旧地獄とかに現れたら即刻燃料だろうからな

    327 :

    もやしを燃やしても燃料にならないだろ

    328 :

    バッテリー的な意味じゃねぇの

    329 :

    このもやし充電器に繋いどけばすごい便利なエネルギーになるよな

    330 :

    こいつっていま手回し発電で充電だろ?
    もし能力で発電できたら力学の法則に反するよな……
    そういうところどうなってんだろ禁書って
    似非科学とは分かっちゃいるけど気にはなる

    332 :

    >>330
    つ食べ物の分のエネルギー

    333 :

    むしろ力学に則った超能力ってどうなってるんだよ

    334 :

    >>330
    美琴「…………。」
    打ち止め「…………。」
    「「「「…………。」」」」
    番外固体「…………。」
    他電気能力者「…………。」

    335 :

    >>330
    チョーカーの仕組みと、蓄電量がわからん以上そうとは言えん
    そもそも超能力は力学に反してんだから今更だわ

    336 :

    こまけぇことはいいんだよ

    338 :

    今更だが
    紫と幽々子は一つ重大な嘘をついているような…
    そのせいで一方通行は幻想郷に足止めを食らっているような…
    そんな気がするんだ(´・ω・`)
    どれが嘘とは言わんけども

    わかってるけどみんなあえて書き込んでねェんだよ空気嫁、ってことならごめん。


    何にしろ、>>1乙です。   次回の投下、気長に待っています~

    340 :

    >>338
    お前みたいな奴が東方嫌悪される元凶だからな

    341 :

    >>338
    携帯は黙ってろ

    342 :

    >>338
    チラシの裏にでも書いてろ

    343 :

    >>338
    臭いから消えてくれよ

    344 :

    お前らも大概うるさいな

    345 :

    ぎゃあぎゃあ

    346 :

    >>338の人気に嫉妬

    347 :

    >>323
    ホンモノの怪物たちの中で「俺怪物です」なんて失笑ものかと思ったので&人間だから面倒に巻き込むなというニュアンスです。
    あと>>338の人気に嫉妬。




    「あなた旧地獄行ってみない? 地霊が多いけれどあまり害はないだろうし」

    一方通行「旧地獄、ねェ。ンなとこは真っ平御免だ。大体この神社の境内の裏にばンばン霊が出てくるらしいンだよ。幸い俺はまだ見たことねェが、
         何度かそれっぽい現象に遭遇してる。しかも、胡散臭い妖精が近くに住み着いてるみてェだしなァ…、………」

    さとり「…「あァ、なンでこンな非科学的な単語口にしてンだ俺は…」」

    一方通行「やめろ」

    「うぅー、それじゃあこの退屈をどう紛らわせればいいんだろー!」バタバタ

    さとり「退屈じゃあないでしょう、あなたは」

    「あうー…」

    さとり「…全くもう、しょうがない子ですね。それなら、お使いを頼まれてくれないかしら?」

    「お使いっ!はい、さとり様のお願いでしたら喜んで行きますよ!」

    さとり「永遠亭へ、お薬をもらってきてほしいの。ほら、こいしが昨日から調子が悪いでしょう。症状はここに書いてあるからこのメモを医者に渡して頂戴」

    「えぇ、お任せください!それじゃあ、行きましょうか!」グイッ

    一方通行「当然のことのように俺の腕をひっぱるのやめてくれませンー? 大体俺は、」

    さとり「夕食でしたら、私が用意しておきますよ。空の面倒を見てくれるお礼も兼ねて」ニッコリ

    一方通行「…………、俺はオマエが苦手だ…」

    さとり「嫌いではないんですね。安心しました。いってらっしゃい」

    「はいっ、行って参ります!」

    一方通行「はァ…、なンでいつもこォなるンだ…」

    348 = 347 :


    人間の里

    「あれれ、なんだかいつもより人通りが少ないかもしれないわ…」キョロキョロ

    一方通行「いつもこンなンじゃねェのか?」

    「…そうかも? そんな気がしてきた」

    一方通行「で、永遠亭っていうのはこっちの方向でいいのかよ。オマエの道案内不安なンだが…」

    「合ってるよ!合ってますぅ!いいの大丈夫安心して!」

    一方通行「オマエだけが頼りなンだぞ? この年になって迷子なンてなりたくねェからな」

    「こっちから抜けれるから!やめてちょうだい!そんな目で見ないで!」

    一方通行「あァ、ちょうどいい。そこに人がいるから合ってるか聞くぞ」

    「ひどいっ!」

    一方通行「あのォ…?」

    「あっ、あの!このくらいの男の子を見ませんでしたか!?」

    一方通行「………は?」

    「どうしました?」

    349 = 347 :


    「このくらいの背丈の子どもがっ…、昨日から…帰って来なくて…」フラフラ

    一方通行(あー…。これは面倒事に巻き込まれるパターンだ…)

    「えっ、大変じゃない?」

    「私が、病気になったので…。恐らく…あの迷いの竹林にある薬屋に行ったのだと思うのですが…けほっ、ごほっ…」

    「それなら私たちもその薬屋に用があるから、探してあげるわ」

    一方通行(ほらなァ!!)

    「…あなたは、妖怪…ですよね…?」

    「そうよ。巫女じゃなきゃダメかしら?」

    「いえ…、ここ最近満月が近づいているせいか妖怪が活発化しているようで…。もしかしたら、子どもも…妖怪にさらわれていないかと…」

    「あ、そういえば最近調子いいと思ったらそっか、満月なのか…。ま、いいや!行こう!」

    一方通行「オマエ、霊夢より強引だよな…」

    「えっへん!」

    一方通行「一切褒めてねェっつの」

    350 = 347 :


    魔法の森の外

    一方通行「しっかし、ここの妖怪も人間襲うンだな…」

    「そりゃ襲うよ。必要なときはね」テクテク

    一方通行「ふゥン。……まァ、それはいい。それよりだ、俺はこの場所に見覚えがある」

    「魔法の森来たことあるんだ?」

    一方通行「やっぱりな!!! 薬屋があンのは竹林だろォが!!! オマエ絶対迷子になってンだろォが!!!!」

    「ちっ、違うってば!子ども探しだよ!」

    一方通行「ガキも竹林行ったっつってただろォが!!!」

    「い、いるかもしれないもん!」

    一方通行「もうオマエダメだ。ダメだ…」

    「空飛べたら楽ちんなんだもん!あなたに合わせてたからだもん!」ジタバタジタバタ

    一方通行「うっせェ、駄々こねンな! 妖怪と遭遇したらオマエが相手しろよ。そうすりゃ少しは許してやる」

    「ふっふー!それならお任せあれだ!うりゃー!妖怪でーておいでー!」ガサガサ

    一方通行「なンで森の中入ってくンだよ!!」

    「だって妖怪ってこの中にいそうじゃん」ガサガサ

    一方通行「オマエなァ、道中で見つかればそれでいいってあの女も言ってただろォが。無理して探す必要は…」

    スッ

    一方通行「!?」

    「うにゅ?」

    一方通行(何か、今視界が不自然に…、いや…日差しが…無理やり遮られたような…)

    「どうしたのかしら?」


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