私的良スレ書庫
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元スレ杏子「気に入らねー魔法少女どもをボコボコにしてやる」
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~現在・織莉子の屋敷~
織莉子「……これが、私の予知した絶望の全容よ」
織莉子「何より恐ろしいのが、これが半年も続くということなの……!」
織莉子「私には耐えられなかったっ! 愛するキリカが私から離れていってしまうことが……!」
キリカ「そうだったのか……嗚呼っ、ゴメンよ織莉子!!」
キリカ「別の未来の私が君に寂しい思いをさせてしまったんだね!」
キリカ「でも大丈夫さ織莉子! この私は君から離れたりなんかしないよ、絶対に!」
織莉子「キリカ……!」
キリカ「織莉子……!」
さやか「……なんなのコイツら……」
仁美「ま、まさしく禁断の愛ですわー!」
ほむら「…………ふ」
まどか「?」
ほむら「ふざけないでッ!! 貴女達はそんな理由で私達を襲ったの!?」
ほむら「そんなくだらないことで千歳ゆまの命を奪ったというの!?」
さやか「えっ……?」
マミ「ゆ、ゆまちゃんを……!?」
杏子「おい! なんだよそれ、聞いてねーぞ!!」
まどか「っ……!! やっぱり、貴女達が……!」
織莉子「…………はい?」
キリカ「なんのことだい?」
ほむら「とぼける気!?」
キリカ「とぼけるも何も……」
織莉子「――――私たちは、千歳ゆまを殺してなんかいないわよ?」
………………
…………
……
~織莉子の屋敷・寝室~
ゆま「うにゃ……キョーコのフランクフルトおっきすぎぃ……」
杏子「……ハッ、呑気な顔して寝てやがる」
まどか「よかった……ゆまちゃんも無事だったんだ……」
さやか「びっくりさせないでよほむら! 殺された、とか言っちゃってさ!」
ほむら「……呉キリカが『天国へ送った』とか、『同じ場所へ送ってやる』とか言っていたのよ」
ほむら「だからてっきりそうなのかと思っていたんだけれど……」
マミ「ハッタリだった、ってことね」
キリカ「いやいや、私は嘘はついていないよ」
ほむら「?」
キリカ「私にとってこの家、織莉子の家は天国と同義だからね!」
キリカ「何たって織莉子と一緒に過ごせるんだから!」
キリカ「だから『天国へ送った』という言葉に偽りなんてないのさ!」
ほむら「……そう」
織莉子「キリカの言い回しのせいで誤解していたみたいだけれど……」
織莉子「私達は未来を変えるために、千歳ゆまから指輪を奪って拘束した」
織莉子「ただそれだけよ。怪我一つさせていないわ」
キリカ「うんうん、いくら私でも人殺しはしないよ」
キリカ「そんなことしたら織莉子に嫌われてしまうからね!」
ほむら「………………そう」
マミ「でも何でこんな拘束具を着せているの?」
キリカ「下手に暴れられて怪我されても困るからね」
キリカ「私はオチビちゃんが魔法少女だと勘違いしてたし……」
まどか「可哀相だよこんなの、早く脱がしてあげようよ!」
さやか「そーだね。……けどコレどーやって脱がすんだろ」
杏子「おいマミ、織莉子とやらのリボンをほどいてやりな」
杏子「脱がせるのはそいつにやらせよう」
マミ「分かったわ」
シュルルッ
織莉子「…………」
杏子「言うまでもないと思うけど、変な真似はするなよ?」
織莉子「……ええ」
…………。
織莉子「……脱がしたわよ」
ゆま「むにゃ……」
仁美「脱がす時に起きるかと思いましたけど」
まどか「……ゆまちゃん、起きないね」
さやか「こんな時間だし仕方ないよ」
マミ「でも、これはある意味好都合なんじゃないかしら?」
ほむら「……そうね」
杏子「ゆまが起きる前に……こいつらをどーするか、決めちまおうかね」
織莉子「…………」
キリカ「織莉子…………」
ゆま「……むにゃ……こくまろミルク……ノドにからみつくよぉ……」
織莉子「私は……貴女たちには屈しないわ!」
ほむら「!」
織莉子「予知とは少し形が変わったみたいだけれど……」
織莉子「佐倉杏子が存在する以上、キリカが奪われる未来は否定できない」
織莉子「なら私は、どんな手段を使ってでも貴女を排除する!」
マミ「っ! なんですって!」
さやか「こいつっ……!」
杏子「ふん……拘束を解いてやったら強気になっちまったか?」
ほむら「美国織莉子! 動くなら撃つわよ!」
仁美「無駄な抵抗はよした方がいいと思いますわよ?」
キリカ「……あっははは! さっすが織莉子! そうこなくっちゃ!」
ジャキンッ!
まどか「あっ……! マミさんのリボンが!」
キリカ「大人しくしているのももう飽き飽きだ! さあ織莉子! 反撃といこうじゃないか!」
織莉子「ええ!」
ほむら「勝手な真似はさせな……!」
キリカ「ふふん! 残念だけれどね――――」
ヒュンッ!
ほむら(っ!? 速いっ!!)
キリカ「こっちの『準備』はもう万全なのさ!」
ゲシッ!
ほむら「きゃっ!」
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「このっ! 暴れんじゃないわよ!」
ブンッ!
キリカ「遅い遅い!」
さやか「なっ、加速した……!?」
キリカ「ふっふっふ、君達にはもう反撃の余地もないよ」
さやか「な、なんなのよあいつの素早さは!?」
仁美「いくら魔法少女といえ人間離れしすぎですわ!」
ほむら「これは、呉キリカの速度低下魔法……! いつの間に!?」
織莉子「……こんなこともあろうかと、この屋敷の敷地内にはキリカの魔法が仕込んであったのよ」
キリカ「それを織莉子が時間を稼いでくれているうちに発動させたってわけさ」
杏子「なるほど、わざわざこの家に招いてくれたのも、ご丁寧に説明してくれたのも……」
まどか「全部罠だったの……!?」
キリカ「そういうことさ! この私の魔法と――――」
織莉子「私の予知魔法があれば、貴女たち全員を相手にしても十分に戦えるわ!」
織莉子「覚悟しなさい、佐倉杏子!」
杏子「――――ぷっ……くく、あーはっはっは!!」
まどか「きょ、杏子ちゃん?」
さやか「ど、どしたのあんた?」
キリカ「……!?」
織莉子「な、何故笑って……なにがおかしいの!?」
杏子「……アンタらさぁ、アタシ達のこと舐めすぎでしょ」
杏子「アタシら全員を相手にしても十分に戦える? 笑わせんなって」
仁美「きょ、杏子さん、下手な挑発は止した方が……」
キリカ「こいつっ……馬鹿にしてっ!」
織莉子「私たちの力を甘く見てるのは貴女よ、佐倉杏子!」
織莉子「今からそのことを証明してみせて……!」
杏子「アンタらごときに全員で戦うまでもねー」
杏子「……来いよ、アタシ一人で相手してやる」
織莉子「なんですって……?」
さやか「ちょっとあんた! ふざけたこと言ってんじゃ……」
まどか「だ、ダメだよ杏子ちゃん! そんなの無謀だよ!」
ほむら「貴女、また全てを一人で背負う気なの……!?」
杏子「はんっ、そんなんじゃねーよ」
杏子「アタシはただ、予知なんて下らねーモンに踊らされてるボンクラに……」
杏子「現実ってヤツを思い知らせてやりたいだけさ」
マミ「馬鹿な真似は止して! 杏子ひとりで戦わせるなんてできないわ!」
仁美「そ、そうですわ! 危険すぎます!」
杏子「へーきへーき。地獄から帰ってきたアタシは無敵だよ」
まどか「でも……」
杏子「……いいからやらせてくれよ、な?」
ほむら「……なにか考えが、策があるのね?」
杏子「ま、そーいうこった」
ほむら「なら私は止めないわ。好きにしなさい」
まどか「ほむらちゃんっ!?」
ほむら「もちろん危なくなったら手を出させてもらうからね」
杏子「それで良いよ。さんきゅ、ほむら」
さやか「ちょ、ちょっと待ってよ! なに勝手に話を進めて……!」
杏子「さやかはアタシを信じてくれないのか?」
さやか「え……それは、その」
杏子「大丈夫だって、アタシを信じて任せてくれよ!」
さやか「う、う~……」
マミ「……そうね、貴女なりに考えがあるなら」
仁美「……私、信じますわ。杏子さんのこと」
さやか「わ、わかったわよ! ……あんたに任せるっ!」
杏子「……へへっ、決まりだな!」
杏子「おっしゃ、そーいうわけで……」
杏子「アンタらの相手はアタシ一人だ、喜べよ?」
織莉子「……私たちも随分と舐められたものね」
織莉子「それとも挑発のつもりなのかしら、それは?」
杏子「挑発なんかじゃないさ。単純に余裕なだけだよ」
杏子「アンタらはアタシの前に屈するのさ」
キリカ「ふ、ふざけるな! 私たちを侮辱するのもいい加減にしろッ!」
杏子「……なあ美国織莉子、今どんな未来が見えてる?」
織莉子「……さっきまでは未来が不安定な状態で良く見えなかったわ」
織莉子「でも……ふふ、貴女が一人で戦うと決まってからはとてもよく見える様になった」
織莉子「……貴女が私たちの前に跪いている光景がね」
キリカ「あははっ! すぐにその光景が現実になるだろうね!」
杏子「……宣言しておくぞ」
キリカ「うん?」
織莉子「…………何かしら?」
杏子「そんな未来、アタシがこの手で変えてやる」
杏子「――――予知なんてもんに操られてるオマエらなんかに、アタシは負けやしない」
次回・最終回「トゥルーエンド編(完結編・後編)」へ続く。
/i´Y´`ヽ
ハ7'´ ̄`ヽ.
l ,イl//`ヘヘ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ このスレじゃ収まらないので次回投下は次スレにするよ
ノ /)i杏i|、
(( Uく__ハj_)====<>
し'ノ
/i´Y´`ヽ
ハ7'´ ̄`ヽ.
l ,イl//`ヘヘ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ 以下このスレは>>1000までおにちくに対抗した紳士たちの社交場になります
ノ /)i杏i|、
(( Uく__ハj_)====<>
し'ノ
/i´Y´`ヽ
ハ7'´ ̄`ヽ.
l ,イl//`ヘヘ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ このスレじゃ収まらないので次回投下は次スレにするよ
ノ /)i杏i|、
(( Uく__ハj_)====<>
し'ノ
/i´Y´`ヽ
ハ7'´ ̄`ヽ.
l ,イl//`ヘヘ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ 以下このスレは>>1000までおにちくに対抗した紳士たちの社交場になります
ノ /)i杏i|、
(( Uく__ハj_)====<>
し'ノ
次スレがあるなら大丈夫だな
書き込むことでスレの残りが少なくなって続きが見れなくなるのではという不安と戦わせるとかマジ鬼畜だったぜ
書き込むことでスレの残りが少なくなって続きが見れなくなるのではという不安と戦わせるとかマジ鬼畜だったぜ
あんこちゃん別の時間軸でもなんておにちくなんだ!!
あぶないからこの別の時間軸のきょーこは僕がもらっときますね^^
あぶないからこの別の時間軸のきょーこは僕がもらっときますね^^
誘導はいつくるのかさえしらせないとは…相変わらずおにちくだな…
投下はしないのに次スレだけ立てるとは…なんというおにちくなんだ…
早乙女先生がすぐ彼氏と別れるなら、彼女を作ればいいじゃないかと吹き込む
>>962
やめろさやっちゃん!
やめろさやっちゃん!
あんこちゃんあんあんは確信犯
あんこちゃんあんあんは罪を犯す事に躊躇うような娘じゃないさ!
あんこちゃんあんあんは罪を犯す事に躊躇うような娘じゃないさ!
それじゃあ終わる終わる詐欺を繰り返して3スレ目まで行くってのは?w
/i´Y´`ヽ
ハ7'´ ̄`ヽ.
l ,イl//`ヘヘ!
リノ(! ゚ ヮ゚ノリ そうだ、ボツネタでも投下しよう
ノ /)i杏i|、
(( Uく__ハj_)====<>
し'ノ
杏子「なあまどか、猫を預かってくれないか?」
まどか「猫を? どしたの急に?」
杏子「迷子の子猫を見つけちまってさ、放っておけなかったんだよ」
杏子「飼い主を見つけるまででいいから預かってくれないかな?」
まどか「そういうことなら……うん、いいよ!」
杏子「サンキュー! 助かるよ!」
まどか「それで、その猫ちゃんはどこに?」
杏子「ああ、紹介するよ。おーい、ゆまー!」
ゆま「にゃー!」
まどか「わあ、かわいい猫ちゃん!」
ゆま(とまあそんなわけでしばらくの間、まどかの家で住むことになったよ!)
ゆま(まどかは私が猫だって思いこんでるみたいだね!)
ゆま(よーし、このまままどかの家の子になって……)
まどか「わーい、今日のオヤツはショートケーキだぁ♪」
ゆま「にゃ!」
ゆま(ショートケーキ! ゆま甘いの大好き!)
まどか「あれ、ゆまちゃんも食べたいの?」
ゆま「にゃー♪」
まどか「うふふ、でもダメだよ。猫ちゃんにはあげられないの」
ゆま「にゃ!?」
まどか「ゆまちゃんには……はいコレ、にぼし!」
ゆま「にゃ、にゃー……」
ゆま「にゃ~にゃ~……」
ゆま(なんだかトイレに行きたくなってきちゃった……)
まどか「あれ? もしかしてトイレかな?」
ゆま「にゃ」
まどか「じゃあ、あそこでオシッコしてね!」
ゆま「にゃ!?」
ゆま(あ、あれって……猫用トイレ!?)
ゆま(こんな部屋の中でするなんてヤダよぉ!)
ゆま「にゃー!」
まどか「あ、コラだめだよ逃げちゃ!」ガシッ
まどか「こういうのは子猫のウチに躾なきゃいけないからね、厳しくいくよ!」
ゆま「にゃああ……!」
ゆま(ま、まどかが見てるのにオシッコなんてできないよぉ……!)
ゆま(あうぅ……で、でも、もう我慢が……)
ゆま「にゃ、にゃああ~……」
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