私的良スレ書庫
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元スレ杏子「気に入らねー魔法少女どもをボコボコにしてやる」
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※このSSは杏子ちゃんが極悪で残虐な行為を繰り返します。ご注意ください。
杏子「この近辺の魔法少女は多過ぎんだよ」
杏子「巴マミ、暁美ほむら、美樹さやか、鹿目まどか、暁美ほむら……そしてアタシ」
杏子「六人もいるじゃねえか」
杏子「……」
杏子「あ、五人だった」
杏子「まあ多過ぎることに変わりはねぇな」
杏子「しかもアイツラ、正義の味方を気取ってやがるのが気に入らねー」
杏子「アタシは一人で戦ってるのに、アイツラは群れて行動してるのもムカつくな」
杏子「それに最近じゃアタシの縄張りでも魔女退治してやがる」
杏子「おかげでアタシの獲物が減っちまった」
杏子「……少し前までは狩り放題だったのにさー」
杏子「魔女が減ったからすることがなくて……毎晩グッスリ眠れちまう」
杏子「全部アイツラのせいだ!」
杏子「バイトを始めるくらい暇な時間が出来ちまったのも……」
杏子「バイト先の賄いメシが美味いのも……」
杏子「給料あるから着る物にも困らなくなったのも……」
杏子「全部アイツラのせいだ!」
杏子「こうなったらアイツラ全員に、お礼参りしてやる……!!」
杏子「まずはそうだな……美樹さやかを狙うか」
杏子「アイツは一番気に入らないんだよ」
杏子「大した実力もないくせに突っ掛かってきたり」
杏子「他人の為に願いを使う優しさを持ってたり」
杏子「そのくせ時折見せるフツーの女の子らしさが可愛いのもムカつくんだよな!」
杏子「クックック……アイツは病院送りにでもしてやるか!」
~放課後~
さやか「今日は一人で下校中のさやかちゃんです」
杏子「おっ……いたいた。都合よく一人で歩いてやがる」
杏子「しかもイヤホンして音楽を聴いてるとはな……ふふっ」
杏子「周囲への警戒を怠るとどうなるか……その身体に教えてやるよ!」
ブブー!
杏子「ん……!? さやかの方へトラックが突っ込んで……!」
トラック「危なーい!」
キキー! ドカーン!
さやか「きゃあああ!?」
さやか「あっ……ぐっ……!!」
さやか「あ、足が、トラックの下敷きに……」
さやか「痛い……痛いよぉ!」
さやか(魔法少女に変身すればこれくらい耐えられるけど……!)
トラック「す、すみません! 大丈夫ですか!?」
さやか(駄目だ、人に見られちゃう……こんな状況じゃ魔法少女になんてなれないっ!)
さやか「誰か……誰か助けて!!」
杏子「……何てことだ!」
杏子「アイツを病院送りにする絶好のチャンスじゃねーか!」
杏子「行くぜ、変っ身!」キュピーン
杏子「情けねー恰好してるじゃないか、美樹さやか!」
さやか「あ、あんた! っ……なんで人前で魔法少女になってんのよ!」
杏子「ああん? んなことアンタには関係ないだろ?」
杏子「今からアンタは病院送りにされるんだからなあ!」
さやか「なっ……!?」
さやか(コイツまさか、動けないあたしを痛めつける気じゃ……!)
杏子「おりゃあああ!」
ドカーン!
さやか「っ……!?」
さやか(トラックを吹っ飛ばした……!?)
杏子「さーて覚悟しな、ソッコーで病院送りしてやる!」
がしっ
さやか「え、ちょっと待って……」
杏子「いくぜぇぇぇ!」
さやか「ひゃあああああ!」
ばひゅーん
トラック「と、飛んでいった……何者なんだ彼女は……」
~病院~
杏子「無事にさやかを病院送りにしてやったぜ」
杏子「医者の話じゃ入院は確実らしい」
杏子「へんっ! ざまーみろってんだ」
杏子「あんな奴、しばらくは病院でのんびり過ごして、疲れを癒しちまえばいいんだ!」
杏子「……後は仕上げに、言葉攻めして精神的に追い詰めてやるとするか」
杏子「面会の許可が出る日が楽しみだね! あーはっはっは……!」
~病院・さやかの病室~
まどか「でも良かった、さやかちゃんが無事で……」
マミ「トラックに轢かれた、なんて聞いたから凄く心配したのよ?」
さやか「いやー、怪我自体は骨折程度だったんだけどさ」
さやか「能力を使えば簡単に治せるけど……お医者さんの前じゃ使うわけにもいかなかったから」
ほむら「貴女にしては賢明な判断ね、美樹さやか」
まどか「もう! ほむらちゃんたら、そんな言い方しちゃ駄目だよ!」
マミ「……ところで、貴女を助けた謎の人物がいるっていう噂を耳にしたんだけれど」
さやか「あ、うん……あいつに助けられたんだ。佐倉杏子に」
まどか「杏子ちゃんに?」
ほむら「意外ね……そういう人助けとかしないタイプだと思っていたけれど」
さやか「それがさ、訳わかんないんだよ……あいつさ、人前で変身しちゃったんだよ? あたしを助けるために」
ほむら「何ですって? 白昼堂々と魔法少女の力を使ったというの?」
さやか「うん。あいつ、他人に正体を知られるのがトラウマなくせにね……」
マミ「そうだったわね……彼女は確か、お父さんに魔法のことを知られて……」
まどか「…………」
まどか「……きっとさ、杏子ちゃんは……」
さやか「?」
まどか「さやかちゃんのことが大好きなんだよ!」
さやか「っ!! ば、バカ! 変な冗談はよしてよ!」
まどか「ううん、冗談で言ってるわけじゃないよ。杏子ちゃんはきっと、さやかちゃんのことが大好きで……」
まどか「さやかちゃんと友達になりたいって思ってるんだよ!」
まどか「だから魔法を使うことも躊躇わなかったんじゃないかな?」
さやか「そう、なのかな……? でも……」
このあんこちゃんはツンデレなのか、アホの子なのか…
どっちにしてもよむけどね
どっちにしてもよむけどね
マミ「……ねえ美樹さん。貴女はどう思ってるの?」
さやか「え……?」
マミ「貴女は佐倉さんに助けられて、感謝している?」
さやか「う、うん。ちょっとおせっかいな気もしたけど、まぁ一応は感謝してる……」
マミ「ならその気持ちに正直になるべきよ。きっとその方が良い関係を築けるわ」
マミ「私たちと彼女は今までライバルみたいな関係だったから、急に仲良くなるのは無理でも……」
マミ「少しずつ、歩み寄っていけたらいいなって私は思うの」
さやか「マミさん……」
ほむら「……佐倉杏子と敵対関係にあっても、何も利がないわ」
ほむら「彼女は魔法少女として優秀な部類に入るもの」
ほむら「これを機に、彼女を仲間に引き込むのも良いと思う」
さやか「……ははっ、えらそーな言い方してるけど、アンタもアイツと仲良くしたいってわけね?」
ほむら「…………」
ほむら「否定はしないわ」
さやか「……みんなやっぱりアイツと仲良くしたいって思ってるんだ?」
まどか「もちろんだよ!」
マミ「同じ魔法少女だもの、お友達になりたいと思ってるわ」
ほむら「……戦力になる人間を拒む理由はないわ」
さやか「……そっか、みんなが言うなら仕方がないや。あたしもアイツと仲良くしてみるかな」
マミ「ふふ、決まりね? ……私たちの今後の目標は、佐倉さんと仲良くなること。これで良い?」
まどか「はいっ!」
さやか「うんっ!」
ほむら「……ええ」
~数十分後・さやかの病室~
杏子「よう、美樹さやか! 相変わらずシケた顔してるね」
さやか「……何よ? お見舞いに来てくれたわけ?」
杏子「いいや? 魔法少女のくせに事故で怪我するようなマヌケを笑いに来ただけさ」
さやか「……ふーん。で? 笑えるツラしてた?」
杏子「ああ傑作だね! 気分が晴れ晴れするな」
さやか「むがー!! アンタ何なのよその態度は! ちょっと見直しかけてたのに!」
杏子「見直す? 馬っ鹿じゃねーの? どこにそんな要素があったんだよ」
さやか「あーもう! 用がないなら帰ってよ!」
杏子「おっと、そういうわけにはいかないさ。まだ話があるからね」
さやか「何よ?」
杏子「アンタ、しばらく入院するんだろ?」
さやか「……ほんの数日だけどね。いきなり魔法で治癒したら不自然だし」
杏子「そのあいだ、巴マミたちの戦力に穴が開くわけだ」
さやか「っ!! あ、あたしだってホントは皆と戦いたいよ! でも……」
杏子「ならアタシが、アンタの代わりに戦っておいてやるよ」
さやか「え……?」
杏子「アイツラと組んで、魔女を退治しておいてやる」
さやか「い、いいの? だってアンタ、あたし達のやりかたは気に入らないって、ずっと一人で戦ってきてたのに……」
さやか「なのに、あたしなんかのために……協力してくれるっていうの?」
杏子「勘違いすんなよ? アタシはグリーフシードが欲しいだけなんだからな」
杏子「勿論アンタの代わりに戦うんだから、アンタの取り分をアタシのモンにさせてもらうよ?」
さやか「ちょ……な、なによそれ!! ずるくない!?」
杏子「あっはっは! どーだい、悔しいだろ?」
さやか「こ、困るわよ! アタシのソウルジェムが真っ黒になったらどーしてくれんのよ!」
杏子「なーに心配すんな、アンタがどーしてもっていうならちょっとぐらい分けてやる」
杏子「……だからさ、アンタは余計なこと考えないで大人しく寝てりゃーいいんだよ」
さやか(あ……)
さやか(……そっか、分かっちゃった)
さやか(コイツ、あたしに気を使ってこんな言い方してるんだ)
さやか(……何よ、悪者ぶっちゃってさ。馬鹿みたい!)
さやか(でも……)
杏子「あん? なんだよ黙り込みやがって、そんなに悔しいのか?」
さやか「……うん、くやしいよ」
杏子「そーかそーか! ははっ、こりゃ気分いいぜ!」
さやか(……ちょっとだけアンタがカッコ良く思えちゃってさ)
杏子「ま、とにかくだ。アンタは入院生活を満喫してればいいよ」
杏子「そのあいだにアタシは大活躍さ! アイツラからも信頼されまくるだろーね」
杏子「退院する頃にはアンタの居場所なんてなくなってるかもしれねーな? ふふっ」
さやか「バーカ、そんなわけないでしょ。アンタじゃあたしの代わりなんて務まるわけないじゃん」
さやか「すぐに退院して、あたしと皆のコンビネーションってやつをみせてやるんだから!」
さやか「だから……」
さやか「それまで待ってなさいよね……杏子」
杏子「ふん……楽しみにしてるよ、さやか」
――病室から出た――
杏子(くっくっく……さやかの不安を煽りまくってやったぜ!)
杏子(『自分は要らない子なんじゃないか』と、震えるアイツの姿が目に浮かぶな)
杏子(アタシ自身が巴マミのグループに入ることで、さやかの地位を奪いつつ……)
杏子(更に他の連中の弱みも握る)
杏子(我ながら恐ろしい策を思いついたもんだ。ふふ……)
杏子(さて、お次は誰を陥れてやろうかな……!)
次回、巴マミ編へ続く。
杏子「そーだ、マミの家に居候して精神的苦痛を与えてやろう!」
当スレでは杏子ちゃんにしてほしい残虐行為を募集しております。
どうぞお気軽にご意見、ご要望をくださいませ。
全てのお声を反映することは出来ませんが、可能な限り物語に組み込んでいきたいと考えております。
路線が期待していた方と180°違ったでござる。でも面白いな。あんこちゃんマジアホの子
魔法少女をサポートするマスコットを人質にとって、戦力を削ぎつつ不当な要求を突きつけよう
マミさんちの食料を勝手に消費し、一人ではとても食べきれないような量の料理を作る
巴マミにベタベタ付きまとってノイローゼにさせてやろうぜウェヒヒヒヒ
ほむほむを脅してまどかに嫌がらせをさせ、まどかのほむらへの信頼ガタ落ち
近所の野良猫の世話を押し付ける
ドジなまどかとか、小動物の世話とか嫌がりそうなほむらとかな!
ドジなまどかとか、小動物の世話とか嫌がりそうなほむらとかな!
>>47
油断しなかきゃ普通に勝てるらしいって、おりこの作中で描写されてた
油断しなかきゃ普通に勝てるらしいって、おりこの作中で描写されてた
一人静かに思索を巡らすのが好きそうなマミを、騒がしいこときわまりないゲーセンに
強引に連れて行って引っ張り回した挙げ句、安っぽい写真シールの撮影マシンで恥ずかしい
記録写真を残してやろう!
ほむらにも有効そうだな、これ。
強引に連れて行って引っ張り回した挙げ句、安っぽい写真シールの撮影マシンで恥ずかしい
記録写真を残してやろう!
ほむらにも有効そうだな、これ。
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