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元スレ佐天「ベクトルを操る能力?」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
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1 :

・気まぐれ更新になると思うので、遅筆になる可能性があります。

・カップリング要素は薄め。

・多少のシリアスを含みます。

・自己理論全開でお送りします。

・佐天さんは無能力者に決まってるだろ、という方は戻る推奨です。

2 = 1 :


―風紀委員第177支部―
佐天「うーいっはるー!!」

初春「あれ? 佐天さん、上機嫌ですね。何かいいことでもあったんですか?」

佐天「ふっふっふー。私もついに能力者になったのだーっ!!!」

初春「本当ですか!? おめでとうございます!!」

佐天「ありがとー。初春」

初春「それで、どんな能力なんです?」

佐天「うん。先生が言うには、『ベクトル』を操る能力らしいんだよね」

初春「べくとるですか?」

佐天「うん! カッコイイよねー、ベクトル」

初春「えっと、べくとるってなんですか?」

佐天「ゴメン。実は私も知らなかったり」

初春「ええっ!?」

佐天「はははは……」

3 = 1 :


初春「で、でも、能力は使えたんですよね? どんなことができたんですか?」

佐天「身体検査(システムスキャン)の時は、スプーンが曲げられました」

初春「それはまたレトロな……」

佐天「やっぱりそう思う?」

初春「そうすると、『べくとる』っていうのは生き物じゃないんですね」

佐天「いやいや、生き物を操る能力ってのも聞いたことないよ?」

初春「精神感応系の能力ならできそうじゃないですか?」

佐天「そりゃそうかもしれないけど」

初春「でも、そうなると、『べくとる』っていうのは何なんでしょうか?」

佐天「御坂さんか白井さんなら知ってるんじゃない?」

初春「あ、そうですね。あの2人ならきっと……」

白井「私がどうかしまして?」

佐天「あ、こんにちわー。今、来たところですか?」

白井「ええ、そうですの。何か私に聞きたいことがありまして?」

初春「白井さんは『べくとる』ってなんだか知ってますか?」

白井「ベクトルですの?」

佐天「はいっ!」

4 = 1 :


白井「力量の大きさと指向性を示すものだったと思いますの」

佐天「……はい?」

白井「つまり、力の向きとですの」

初春「力の向きですか」

白井「でも、なぜ急にそんなことが気になりましたの?」

初春「それが……」

佐天「どうも、私の能力が『ベクトル』を操る能力らしいんですよ」

白井「ということは……」

佐天「そうですっ! ついに私も能力者に!!」

初春「わー」パチパチ

白井「あらまあ! それは、おめでとうございます。佐天さん」

佐天「いえいえー」

初春「そうだ! 明日辺り、御坂さんも呼んでお祝いしませんか?」

佐天「え? お祝い?」

白井「いいですわねー」

佐天「な、何もそこまでしてもらわなくても……」

初春「いいじゃないですか。ついに、念願が叶ったんですから」

佐天「そ、そうかな? ……それじゃお言葉に甘えて」

白井「ええ。それじゃ、お姉様にも連絡しておきますの」

初春「お願いします。白井さん」

5 = 1 :


白井「しかし、ベクトルを操る能力ですか」

佐天「まだ、良く分からないんですけどね」

初春「それって、もしかして一般的な能力なんですか?」

白井「いえ、そんなことはないと思いますの。常盤台にも、そんな能力をもった生徒はいなかったと思いますし」

初春「常盤台中学にもいないんですかー」

白井(ただ、どこかで聞いたことがあるような……)

佐天「んー。これってすごい能力なんですかね~?」

白井「どの程度までの干渉力があるかわかりませんが……極めれば、相当な能力になるのは間違いありませんの」

初春「それを言ったら、極めれば、なんだってすごい能力ですって~」

佐天「あははは。だよねー」

白井「物事の重大さを理解していないお方たちですわね……」 

6 = 1 :


その数分後、風紀委員の仕事が入ってしまったため、半ば追い出されるような形で支部を後にした。


佐天「ちぇっ。もうちょっと白井さんに詳しく聞きたかったんだけどなー」


ま、仕事じゃ仕方ないか。邪魔するのも悪いし。
いつもなら、多少食い下がるのだが、今日はそんな気分じゃない。
ブラックな気分って訳じゃないんだよ? というか、むしろ逆。


佐天(なんて言ったって、今日から私も能力者だもんねー)


その事実だけで、世界が輝いて見える。
昨日までとは違う場所に来てしまったのではないかというほどに。


佐天(あ、そうだ。分からないなら、自分で調べればいいんだよね)


そうと決まれば、話は早い。
さっさと帰って、インターネットで調べてみることにしよう。

7 = 1 :

~~~

佐天「えーっと」


自宅に帰り、さっそくパソコンを起動。
とりあえず、適当に『ベクトル』と検索してみる。


佐天「なになに? 大きさだけでなく、方向と向きをもつ量?」


その説明に続いて、意味の分からない数式の羅列が目に飛び込んでくる。


佐天「なるほど」


一度、画面から目を離し、一息つく。
うんうん。なるほど、なるほど。


佐天「とりあえず、分からないということが分かった」


ちょっと、これは1人じゃどうにもならないかも。
とりあえず説明のところだけ暗記してみて、明日初春に聞いてみようかな?
きっと困った顔するんだろうなー。
……あ、それ面白いかも。


佐天「ふっふっふ」


よーし。それじゃ気合入れて覚えるとしますか!

8 = 1 :


翌日

佐天「やば……。結構忘れてる」

佐天(方向と向きをもつ量だっけ? 白井さんに言われた以上のことは覚えられなかった……)

初春「何がですか?」

佐天「いや、昨日、『ベクトル』についてちょっと調べたんだけど、大したことが分からなくてねー」

初春「あ、そうでした!」

佐天「ん? なになに?」

初春「私も昨日調べたんですけど、『ベクトル操作』ってかなりレアな能力みたいなんです」

佐天「え? そうなの?」

初春「白井さんの『空間転移(テレポート)』が学園都市に80人もいないレアな能力ってことは知ってますよね?」

佐天「まあ、一応」

初春「ところが、『ベクトル操作』の能力者は、学園都市に2人しかいないんですよ」

佐天「2人? 私ともう1人ってこと?」

初春「そうです! しかも、そのもう1人って言うのが……」

佐天「言うのが?」

初春「学園都市レベル5の第一位『一方通行』なんです!!」

佐天「はい?」

9 = 1 :


佐天「学園都市の第一位と同じ能力? 私が?」

初春「そ、そうなんですよ」

佐天「うっそだー」

初春「う、ウソじゃありません!」

佐天「白井さんも聞いたことなかったみたいだし、レアな能力ってのは信じるよ? けど、さすがに第一位と同じ能力ってのはウソでしょー?」

初春「書庫(バンク)で調べたから間違いありません!」

佐天「ってことは、風紀委員で? それって職権乱用なんじゃ……」

初春「い、今はそんな話はいいんです! 問題は佐天さんの能力が―――」

佐天「でも、第一位と同じって言われてもなぁ……」

初春「え?」

佐天「能力が同じでも、私はレベル1だし、天と地ほどの差がある訳じゃん?」

初春「そ、それはそうかもしれませんけど……」

佐天「だから、そんなに大騒ぎするほどのことでもないんじゃない?」

初春「そうですかね?」

佐天「そうそう。気にし過ぎだってー」

初春「佐天さんは気にしなさすぎじゃないですか?」

佐天「そんなことないよー? これでも、割と驚いてるし」

初春「とてもそうは見えませんけど……」

10 = 1 :

~~~
放課後
佐天「よっしゃー! 今日の授業終わりー」

初春「それじゃあ、早速行きましょうか」

佐天「いつものファミレスだっけ? わざわざお祝いなんていいのにさー」

初春「もー。佐天さんは素直じゃありませんねー」

佐天「そ、そんなことないよ? 確かにうれしいけどさ!」

初春「はいはい」

佐天「よーし! それじゃ、早速―――」

教師「おい。佐天」

佐天「え? あ、はい。なんですか?」

教師「お前は少し残れ」

佐天「ええっ!? なんでですか!?」

教師「お前は昨日の身体検査で初めてLv1になったんだろ? だから、いろいろとやることがあるんだよ」

佐天「そうなの、初春?」

初春「ええ。ですけど、そんなに時間はかからないはずですよ」

佐天「そっか。じゃあ、先に行ってて。後から合流するからさ」

初春「はい。では、お先に」

教師「よし。それじゃ、佐天はこっちだ」

佐天「はーい」

11 = 1 :


―ファミレス―
初春「という訳で、佐天さんは少し遅れてきます」

白井「そういうことですの。懐かしいですわね」

御坂「そっか。佐天さんもついに能力者かー。頑張ってたもんねー」

初春「はい。あ、でも、その割には冷静だったような気がします」

御坂「そうなの? 私だったら手放しで喜んじゃうけど」

白井「いえ、あれはそうとう喜んでますわよ? 表に出さないだけで」

初春「ふふっ。そうかもしれませんねー」

佐天「お待たせしましたーっ」

初春「あ、佐天さん」

白井「早かったですわね」

佐天「はいっ! 簡単な書類と健康診断だけでしたから」

白井「健康診断? そんなのありましたっけ?」

御坂「能力によってはあるのよ。特に、覚えたては暴走しがちだからね」

初春「そうなんですか?」

佐天「らしいよ? なんでも、自分の能力で生体バランスが崩れる人もいるらしいからねー」

白井「それは知りませんでしたわね。ちなみに、どんな検診を?」

佐天「簡単な内診と血液検査だけでしたね」

初春「へえー」

御坂(でも、アレって普通1ヶ月とか経ってからじゃなかったっけ?)

12 = 1 :


御坂「それで、佐天さんの能力ってなんだったの? 検診受けたってことは、」

初春「あれ? 白井さんは、御坂さんに教えてあげなかったんですか?」

白井「それが、お姉様ったら、昨日は夜遅くに帰ってらっしゃって……」

御坂「ははは……。ちょろーっとね」

佐天「男ですか?」ニヤリ

御坂「ち、違うわよ!!」

初春「そ、そんなに大きな声を出さなくても……」

白井「どうだか? どうせ例の殿方と追いかけっこしていたに違いありませんの」

御坂「こほん。それで、佐天さんの能力ってなんだったの?」

白井(誤魔化しましたわね)

初春(誤魔化しましたね)


佐天「ふっふっふ。それはですね……『ベクトル』を操る能力ですーっ!!」


御坂「えっ?」

御坂(よりにもよって、一方通行と同じ能力?)

白井「どうかしましたの、お姉様?」

佐天「ちょっと、顔色悪いですよ?」

御坂「な、なんでもない! 大丈夫だから」

佐天「?」

13 = 1 :


御坂「…………」

初春「あ、そうそう」

白井「なんですの?」

初春「昨日は知らなかったんですけど、佐天さんの能力って、第一位と同じらしいんですよ」

御坂「!!」

白井「あら、そうでしたの? どこかで聞いたことがある能力だと思ってはいたのですが、まさか第一位とは……」

佐天「そんなに気にすることじゃないと思うんですけどねー」

御坂「…………」

初春「しかも、同じ能力を持ってる人は、他にいないんです!」

白井「ベクトルを操作できるとなれば、応用力も相当なものですし、制御が難しそうですわね」

佐天「そうなんですよねー。未だに、スプーン曲げくらいしかできなくって」

白井「お姉様? さきほどからお静かですけど、何かありましたの?」

御坂「え? あ、ううん。なんでもないわ」

佐天「そういえば、御坂さんはその第一位に会ったことあるんですか?」

御坂「―――ッ!!」

佐天「え?」ビクッ

佐天(す、すごく怖い顔してる……)

14 = 1 :


初春「み、御坂さん?」

白井「お姉様?」

御坂「あ、ゴメン。一方通行には会ったことあるわよ。ただ、あんまりいい思い出はなくてね」

初春(どうやらこの話題は―――)

白井(―――地雷のようですわね)

佐天「そ、そうなんですかー。さっき、家族でも殺されたような顔してましたよー?」

御坂「まあ、似たようなものかな」ボソ

佐天「え?」

白井「お、お姉様?」

初春「そ、その……」ゴクリ


御坂「なーんて冗談よ。ゴメンね。驚かせちゃって」


佐天「はい?」

初春「冗談?」

御坂「そ、冗談。大体、学園都市に両親はいないしね」

初春「な、なーんだ」ホッ

白井「お姉様もお人が悪いですわね」ホッ

佐天「びっくりさせないでくださいよー」

御坂「ゴメン、ゴメン。ちょーっと役に入り込んじゃったかなー。ははは」

御坂(そうよ。佐天さんに一方通行がしてきたことは関係ないじゃない。友達にあたるなんてダメね、私)

15 = 1 :


御坂「でもまー、一方通行とか頭真っ白だし、すぐに健康診断してもおかしくはないか」

佐天「ええっ!? 白髪なんですか!?」

御坂「そうよー。ベクトル操作で紫外線とかも全部はじいちゃってるから、ホルモンバランスが崩れるんだってさ」

白井「あらまあ。それはまた羨ましい能力ですこと」

初春「ということは、佐天さんも白髪に……」

佐天「ま、マジで?」

御坂「あ、それは大丈夫。アイツは全身に反射かけてるからそうなってるだけだし」

初春「反射ですか」

佐天「じゃあ、私はまだ使えないからセーフ!」

白井「紫外線を受け付けないか、白髪かと言われたら、まだ前者ですわね」

佐天「さすがに、この年で白髪はきついですからねー」

御坂「ははは。まあねー」

初春「異常はなかったんですよね?」

佐天「ん? 内科の方はね。血液検査はさすがに時間かかるってさ」

白井「まあ、今のご様子ですと、特に心配はなさそうですわね」

御坂「そうね。一応、私が診てあげようか?」

初春「えっ? そんなことできるんですか?」

御坂「生体電気に異常がないかどうかくらいだけどね」

佐天「んー。せっかくですし、お願いします」

御坂「はいはいっと」

16 = 1 :


御坂「んー」ビリビリ

佐天「なんかピリピリする」

初春「うわー。すごいですねー」

御坂「うん、オッケー。特に異常なし」

佐天「もう分かったんですか? ありがとうございます!」

御坂「いいって、いいって」

白井「それで、佐天さんは能力名は決めましたの?」

御坂「あ。そういえば、早い人はこの段階で能力名決めるんだっけ」

佐天「いえ、まだです。1回は簡単に変更できるけど、2回目以降は面倒な手続きが必要って聞きまして……」

初春「そうなんですよねー」

白井「ということは、書庫には『ベクトル操作』と載るんですの?」

佐天「らしいです」

初春「御坂さんと白井さんはいつ決めたんですか?」

白井「私は『空間転移』のままですの。特に思いつきませんでしたし」

御坂「私の『超電磁砲』は2つ目ね。レベル5になったときに変えたの」

初春「そうだったんですかー」

佐天「1つ目のはなんだったんですか?」

御坂「なんだったかな? あんまり良く覚えてないのよねー。『超電磁砲』がしっくりきすぎてさ」

佐天「そうですかー。せっかくなので、参考にしようと思ったんですけど」

御坂(『電撃祭り(エレキトリックパレード)』とは言えないわよねー……)

17 = 1 :


白井「そういえば、初春の能力はなんですの? 聞いたことありませんでしたけど」

初春「ひ、秘密です」

佐天「えー、なんでー? 隠すことじゃないじゃん」

初春「だ、ダメです! 秘密です!」

御坂「そこまで隠されちゃうと、逆に気になるわね……」

佐天「ですよねー?」

初春「で、でも! 『超電磁砲』みたいに、自分の得意技みたいな名前の方ってかっこいいですよねー」

白井「確かにそうですわね」

御坂(誤魔化したわね)

佐天(誤魔化した)

佐天「ん? そうすると私の能力名は……」

初春「『古典能力(スプーン曲げ)』ですかね?」

御坂「ぷっ」

佐天「しょぼっ!!」

白井「ですわね……」

18 = 1 :


佐天「レアな能力らしいのに、できることといったらスプーン曲げくらい……」

初春「そ、そんなに落ち込まないでくださいよ。きっと、そのうち他のこともできますから!」

御坂「初春さんの言う通りよ。いろいろできるから元気だして!」

白井「そうですわよ。何しろ、第一位と同じ能力ですもの」

佐天「み、御坂さん! 第一位とお知り合いなんですよね!? なにかアドバイスはありませんかっ!?」グワッ

御坂「え、えっとねー」

白井(地雷原を気迫で乗り越えましたの……)

初春(あの剣幕では仕方ないかもしれません)

御坂「私からじゃ、自動迎撃くらいしか教えられないわよ?」

佐天「え? 自動迎撃ですか?」

御坂「佐天さんの能力の場合、反射を常に設定しておくってことかしら」

白井「お姉様。それは、スプーン曲げからでは少しレベルが上がりすぎじゃありませんの?」

御坂「し、仕方ないじゃない! 制御方法が全然違うんだもん!」

初春「そうなんですか?」

御坂「た、確かに初期ヤムチャに、完全体セルと戦えっていうくらい無茶かも」

佐天「私は初期ヤムチャですか……」

初春「スプーン曲げですからねえ……」

19 = 1 :

とまあこんな感じで。

序盤は、いろいろと考えていた科学側の設定を書いてみる予定です。今回は、能力取得時の健康診断と能力名の登録について書いてみました。

ゆーっくりとした投稿になるかもしれませんが、よろしければ最後までお付き合いください。

20 :

あららSSSさんじゃないですか期待

21 :

見覚えのあるトリと思ったら
これは期待

22 :

おお、SSSさんか!
ねーちんの話、面白かったぜ。

今回も期待だ!

23 :

初期ヤムチャってwwwwwwwwwwww

おかえりー

24 :

超電磁砲のほうで風を操ってたのをベクトル操作と考えても違和感なくてすげぇって思った

25 :

佐天さんSSきたー
>>16の最終行で変なBGMが聞こえてきた気が
テンテケテンテン、テンテケテケテン、テンテケテンテン、テケテケテン♪

26 :

な~んかヤケに見覚えのあるコテなんだけど、何書いてたか全く思い出せない…
過去作教えて下さい

27 :

SSSさんかー

これは期待せざるをえない

28 :

期待してるぜ

29 :

>>26
コテでググれば大体出るんじゃないかな

30 :

美琴の超電磁砲は通り名で、能力名は普通に電撃使いだよね
まあ自己理論全開って書いてあるし、このスレではそういう設定ってことか

31 :

いや、能力名は「超電磁砲」とか「一方通行」とか固有の対象を表すもの
「電撃使い」とかはその系統の能力及び能力者の総称のことな
まぁ原作での話だけど

32 :

能力がベクトル操作でも演算力が化け物じみてる一方さんと佐天さんじゃ天と地どころか宇宙と海底くらいの性能差がありそうだなw
マジキチ実験繰り返して超勉強してーってして地道に演算力上げるかミサカネットワークに演算丸投げしないと一方さんレベルどころかレベル5に届くのも無理そう。

33 :

帝督「こいつを対一方戦のシュミレーションに使えるな・・・・」
みたいな感じで帝督が佐天さんにベクトルについての知識を与える展開はマダー

34 = 1 :

>>26
こんな感じです。

神裂「と、問おうあなたが私のマスターか?」 上条「」(完結)1作目
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1296/12961/1296140941.html

佐天「レベル5シミュレーター?」(完結)2作目
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1296/12967/1296703253.html

姫神「彼氏ゲット」 絹旗「超大作戦!!」(完結)3作目 R-18
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1296/12969/1296985616.html

上条「もっと落ち着いた年上の人が好みなんだ」美琴「」(完結)4作目
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1297/12974/1297438766.html

麦野「浜面の浮気性をチェック!」 絹旗・フレンダ「おー!」(完結)5作目 R-18
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1297/12977/1297761323.html

番外個体「責任とってよね」 一方「」6作目 R-18
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1299/12993/1299338873.html
一方「責任取ってやる……」 番外個体「え?」R-18(完結)
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1301/13011/1301154166.html

上条「救われぬ者に救いの手を」(完結)7作目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1302341510/

35 :

>>34
全て リンクの色が変わっているだと…

36 :

完結しかないな
投げずに書ける人はすげえ

37 :

>>8
ベクトル操作って絶対等速も入るのだろうか

38 = 32 :

作品完結力ぱねぇw
1~3作目くらいしか見てなかったがしらん間に完結作凄い増えてるw
しかも同時進行とかやってるのに更新速度はやいから凄い。

39 :

これは期待大

40 :

佐天さんはベクトル操作で初春のスカート捲るくらいがちょうど良いと思います

41 :

>>40 これはひどいネタバレ

43 = 39 :

佐天「うーいーはーるぅー!」血流操作!
初春「あばばばbbb」

44 :

>>43
あばばどころか血だるまになって死ぬぞそれ

45 :

レベル5シミュの人か!

いつの間にか終わってて読まずじまいだったけどこれから読ませていただこう
もちろんここも支援させていただきます

46 :

血流操作と言ってもどう操作するかに関しては明言していない、逆流させれば血だるまになって死ぬがそうであると断言できない以上血だるまになって死ぬ以外の結末もごめん寝る

47 = 40 :

>>46
・・・・・凝りほぐし・・・とか?

48 = 1 :

期待コメありがとうございます。

続きを更新。

49 = 1 :

チュンチュン


佐天「う……。朝……?」


寝起きは最悪。
結局、昨日は、完全下校時刻になるまで大騒ぎし、見回りにきた警備員(アンチスキル)に大目玉をくらってしまった。
もちろん、それが最悪の目覚めに繋がった訳ではない。
心に引っかかっていたのは―――


佐天「よりにもよって、スプーンを曲げるだけの仕事をする夢を見るとは……」


せっかく獲得した能力でそれしかできないという現実。
見ていた夢をあえて口にしてみたのだが、やはり意味不明だった。
単純作業の山で死ぬほどつまらなかったイメージしかない。


佐天「せめて、他のことができればなー……」


とそんなことを思わなくもない。
第一位と同じ能力らしいのに、なんでこんなにも不便なのだろうか?
これなら、レベルアッパーのとき使えた風操作の方が……、


佐天「って、あれもベクトル操作か」


1人に宿る能力は1つきり。
ということは、あの能力は風を使った能力ではなく、ベクトル操作ということになる。


佐天「よし」


何事も挑戦あるのみ!

50 = 1 :



佐天「手のひらの上で渦巻きを作るイメージで……」


レベルアッパーを使ったときのことを思い出して集中。
思い出すのは造作もない。何しろあのときのイメージは強烈に残っている。
あれは、佐天涙子が生まれて初めて能力を使えた瞬間なのだから。


佐天「むむむ……」


しかし、5分、10分と挑戦してみるが、一向に風が発生する様子はなかった。
何か演算をミスしたのか?
それとも、レベルアッパーを使っていないから発動しないのだろうか?


佐天「ま、そんなもんか」


覚えたばかりの能力で、そこまで望むのも贅沢だろうという結論を下す。
中には、能力が発現してすぐにレベル4になったという天才もいるようだが、自分はどう考えても凡才だ。
でなければ、とっくに能力も発現していただろう。


佐天「でも、これでまた1つ前進」


まだ、使えないということが分かったのだ。
要するに、レベルアッパーを使ったときの自分にまだ届いていないだけ。
それなら、一歩ずつ前に進めばいい。


佐天「うんうん。私ってばプラス思考―――って、やばっ! もうこんな時間!?」


時計の刻んでいる時刻は7時45分。
今日も慌しい一日が始まる。


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