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    元スレ上条「バイオハザード?」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - 美琴 ×2+ - とある魔術の禁書目録 + - バイオハザード + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    禁書×バイオハザードのクロスSSです。

    ・初SSです。こうすれば見やすくなる、呼称が違う、矛盾点などあれば指摘してください。
    ・年代は2014年頃、禁書側は全てが終わって平和になった、という感じで。春になって学年1つ上がってます。
    ・バイオは6の事件が終わった後ですが、基本的にT-ウィルスによる事件がメインとなります。
    ・魔術側はほとんど出番がないと思います。バイオ側も同様です。

    ・このSSには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。
     死亡者が出ます。好きなキャラが死ぬ可能性もあるので、ご注意ください。

    ・○○には抗体がある、などといった独自設定、独自解釈はあります。
    ・更新はあまり早くないと思います。ご了承ください。

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1371650423

    2 = 1 :

    黒子「第10学区で暴動?」

    初春「はい。始めに通報があったのは二日前で、すぐにおさまったそうなのですが、昨日になってから通報が増えて……。
    さっきでもう六件目です」

    黒子「あの学区、以前にも増して治安が悪くなっていますわね。
       この前も何やら爆発事故があったとか…。さてと」

    初春「パトロールに行くんですか?くれぐれも無茶はしないでくださいね」

    黒子「わかっていますわよ」

    4 :

    ふむ

    5 = 1 :

    黄泉川宅

    打ち止め「うーん、おかしいなぁ~ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

    一方通行「どォした、クソガキィ」

    打ち止め「妹達の何人かと連絡がつかないのってミサカはミサカは再び妹達に返答を求めてみるんだけど……」

    一方通行「あン?」

    一方通行「……。お前は家にいろ、ちょいと探してくる」

    打ち止め「! ミサカもいく!」

    一方通行「ダメだ、家にいろ。あと芳川たちには何も言うな。俺はコンビニに行ったとでも言っとけェ」

    6 :

    一方はそんなに語尾延ばさないぞ 期待してる

    7 = 1 :

    第10学区

    黒子「さて、と……」

    不良1「ウウ………」ノソノソ

    不良2「……」ノソノソ

    学生「ひっ……来るな!」

    黒子「早速ですか……お待ちなさい! ジャッジメントですの!」

    黒子「あなたたち!その人からすぐに離れなさい!」

    8 = 1 :

    不良1「ウウ?」

    不良2「アア・・・・・・」

    黒子(!? あの夥しい量の血は? それになんて虚ろな目を……)

    不良1・2「ウウウ・・・・・・」ノソ・・・ノソ・・・

    黒子「と、止まりなさい!」

    ノソ・・・ノソ・・・

    黒子「それ以上近づくなら……この鉄矢を足に打ち込みますわよ!!」

    9 = 1 :

    ノソ…

    黒子「くっ・・・」ヒュッ

    不良1・2「ヴッ!!……」ドスドスッ

    黒子「いったいどうなっていますの? 精神系能力者にでも操られたとでも…」

    不良1・2「ウオオアアアア」ズル・・・ズル・・・

    黒子「え?」

    黒子(怯んだだけ? 痛みを感じていないとでも……。これは明らかに異常ですわ)

    10 = 1 :

    学生「な……なんなんだよこいつら!」

    ドンッ

    青年「ウウウ」

    学生「ひっ」

    青年「アー」ガブッ

    学生「えっ? え?」

    学生「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁああぁぁ!!」

    黒子(!? か……噛みついた!?)

    11 = 1 :

    黒子「あなた! いったい何を……ハッ」

    浮浪者「アァー」ゾロ・・・

    チンピラ「オオオ」ゾロ・・・

    老人「ウウウ」ゾロ・・・

    黒子(いつの間にか囲まれていましたの!?しかもみな同じように……)ヒュッ

    学生「いてぇぇぇぇぇぇぇぇよおおおおお」ヒュッ

    黒子「ここはいったん退却ですの・・・・・・!瞬間移動しますわよ、なるべく暴れないでくださいの」ヒュッ

    学生「なんなんだよちくしょおおお。痛ってええええ」

    12 = 1 :

    ピピピ・・・

    黒子「初春! 今すぐアンチスキルに連絡を! 第10学区へ向かわせるのです!!」

    初春『白井さん!? いったい何が……』

    黒子「早く!!」

    初春『わ、わかりました!』

    黒子「怪我人が一名います。私はこのまま病院へ連れて行きますので」ピッ

    学生「はぁ……はぁ……」

    黒子「安心なさい、すぐに病院へ……」

    学生「うっ……!」

    13 :

    黒子終わったな・・・。

    14 :

    「とある都市の生物災害(バイオハザード)」だっけか?
    そんなSSが以前何処かにあったな~

    15 = 1 :

    黒子「? どうしまし……」

    学生「ウウ・・・・・・ウオアアアアアアッ!!」

    黒子「!!?」

    黒子「な……な……いったい何が起こって……」ガシッ 

    学生「ガアアアアアアア!!」

    黒子(この様子、まるでさっきの……。 この方、私に噛みつこうと……!)


    16 = 1 :

    黒子(仕方ありませんわね、少々手荒になりますが……!)ヒュッ

    学生「ゥウッ」ドスドスドスドスッ

    黒子「しばらく地面に張り付いていてもらいますわよ!」



    黒子「それにしても……この様子」

    学生「……アアア」ギシギシ・・・

    黒子(抵抗をやめる様子はなし……私に向けて首を伸ばし噛みつこうとするだけ……)

    黒子(先程までは怯えていたというのに……)

    黒子(これが暴動の原因? これではまるで……)

    17 :

    警備員「アンチスキルだ」

    黒子「お疲れ様ですの」

    警備員「君がパトロールをしていたというジャッジメントか?」

    黒子「はい……あの」

    警備員「後は我々に任せたまえ、君は今日はもう帰ってゆっくりするといい」

    黒子「……わかりましたの」

      
       これではまるで、ゾンビですの……


    その日、暴動は夜まで続き、50人以上のアンチスキルが出動。
    やがて沈静化したものの、アンチスキルには負傷者が多数でたと翌日報道された。


    18 :

    アンチスキルは立ち位置的にS.T.A.R.SかU.B.C.Sになるか
    どっちにしてもお察し

    19 = 17 :

    今日はここまでです。

    更新は基本、夜になると思います。

    レスありがとうござました。

    20 = 18 :

    おつ

    22 :

    楽しみゃ

    24 :

    ゾンビって、魔術側? エインヘルヤル、アンデッド、グールがいい例だしな。

    25 :

    ウイルスが相手じゃ、げんころも効果ないな……

    26 :

    ふと思ったんだけど、姫神さんの能力って、ゾンビ相手じゃ、やっぱり無意味なのかな。

    吸血鬼の劣化版が、ゾンビっぽいイメージだし

    27 = 17 :

    こんばんは。

    投下を開始します。

    28 :

    待ってた

    29 = 17 :

    暴動の翌日の朝

    上条「んっ……」

    インデックス「あっ! やっと起きたんだねとーま!」

    上条「ああ……おはよう、インデックス」

    インデックス「さっそく朝ごはんを作ってほしいんだよ!」

    上条「わかった……っと、その前に今何時だ……?」

    インデックス「10時なんだよ」

    上条「えっ」

    30 = 17 :

    上条「うおおおおおお!! 不幸だあああああああ」

    上条「3時間目までには間に合うか!? 全速力で走れば……。インデックスの奴、こんな時に限っておかわりばっかり……!」

    上条「いや、そもそも寝坊した俺が悪いんですけども!」

    上条「せっかく最近は遅刻も欠席も少なくなってきたというのに……!」

    上条「補修に居残り! お前たちとはもう会いたくない!」

    上条(って、愚痴を叫ぶ暇があるなら走ったほうがましか)

    ※新学年、担任は引き続き小萌先生、青ピ、吹寄とは同クラス、土御門、姫神とは別クラス

    31 = 17 :

    上条「到着……っと、なんとか3時間目には間に合ったな」

    上条「?……何か変な臭いが……」クンクン

    上条「!!?」

    上条(これ……血の臭いか!? よく見りゃあちこちに血が……)

    青ピ「うぐ……っ。か、上やんか…?」ヨロッ

    上条「青ピ!? 大丈夫か!? おい、いったい何があったんだ!?」

    青ピ「ボクにも良くわからん……よそのクラスの生徒たち突然が暴れだして……」

    青ピ「ほかの生徒や先生に噛みつこうとしたんや」

    上条「なんだそれ……!?」

    32 :

    上条さんの不幸がどんな形で招かれてくるのか楽しみ

    33 = 17 :

    上条「くそっ」

    青ピ「上やん、何するつもりや」

    上条「決まってんだろ! 何か原因があるはずだ、突き止めて……」

    青ピ「……。上やん、あんまりこういう事は言いたくないんやけど」

    青ピ「ほかの皆は見捨ててこの学校から逃げた方がええ」

    上条「な!? 何言ってんだ!!」

    青ピ「ちらっとやけど、見えたんや。噛みつかれて動かなくなった奴が突然起き上がって同じように他の生徒を襲うところ。まるでゾンビみたいに」

    34 :

    超能力関係ないなら右手も無意味か

    35 = 23 :

    そりゃまぁ姫神が居る時点で真っ先に狙われるわなぁ
    Gに対するシェリー的な意味合いで

    36 = 17 :

    青ピ「それに、それだけやない。校内には別の化け物も……うっ!」

    上条「おい、大丈夫か!?」

    青ピ「いてて……ああ、問題あらへん。幸いボクの傷は深くないし、ひとりで歩ける」

    青ピ「奴らみたいにゾンビみたくなることもなさそうやし」

    上条「そうか……」

    青ピ「上やんもはやくここから……」

    上条「いや、やっぱり俺、行くよ。無事な奴や、助けを求めてる奴だっているかもしれないしな」

    青ピ「……」

    37 = 17 :

    青ピ「そっか」

    青ピ「もう止めへんよ、上やんは止めても無駄やろうしなあ」

    上条「そうか……アンチスキルへ連絡は?」

    青ピ「いや、何でかはわからんけども電話は通じんかった。この学校にも何人かはアンチスキルの先生が居るから伝わってるとは思いたいけど……」

    上条「そうか……」

    青ピ「気をつけてな」

    上条「ああ」

    38 = 17 :

    上条(窓からちらっと中が見えるけど……みんな倒れてる……。やっぱり、死んで……)

    上条(いや、止そう。きっと何とかする方法はあるはずだ、そう考えて行動しよう)

    上条(姫神の能力かと思ったけど、それなら皆灰になって消えるんだったよな、たしか……)

    上条(それに姫神の能力は十字架で抑えられていたはず)

    上条(だとすると、別の能力者か、それとも魔術師か……?土御門ならなにか知ってるかも)

    上条(まずは土御門を探そう……無事でいてくれよ)

    39 = 17 :

    上条「確かここが土御門のクラス……」

    上条(酷いな……やっぱり他のどの教室も似たような状況なのか……?)

    上条「土御門の席は……あった」

    上条「鞄はある、けど土御門は……この中にはいないみたいだな」

    上条「まだこの学校の中にまだいるかもしれない。無事な奴もいるかもだし……」

    上条「とりあえずこの学校から探して……」ガララッ

    リッカー「……」

    40 = 17 :

    上条「……」

    リッカー「……」

    上条「……」

    リッカー「……」

    上条「え……えっと……どちらさまでせうか?」

    上条(状況を整理しよう。)

    上条(目の前で筋肉と脳ミソ剥き出しで鋭い爪と長ーい舌を持った方?が扉の前のガラス窓の向こう側に張り付いてこっちを見て?いる)

    上条(口元からは涎と血が混ざったと思われる液体がこぼれていらっしゃる。あ、よく見たら爪にも血ついてる)

    上条(そしておそらく次は私こと上条当麻を食べようとしている)

    41 = 17 :

    上条「は……はは……ふ」

    リッカー「シャァァァァァッ」ガシャァァァァンッ

    上条「不幸だーッ!!!」

    リッカー「シュァァァァァ」バッ

    上条「うおっと!」

    上条「こいつが青ピの言ってた化け物か!?」

    42 = 17 :

    上条(あの爪はやばい! くらったらひとたまりもないぞ!)

    リッカー「シャァァァ・・・」

    上条(肉体変化≪メタモルフォーゼ≫ってヤツか!?たしかもの凄く希少な能力なんじゃ!?)

    上条(いや、魔術の可能性も……とにかくこの右手で触ればわかる!)

    リッカー「キシャーッ」カサカサカサ

    上条(素早い!けど……もっと速い奴らと俺は戦ってきたんだ! 見切れないことはない!)

    上条(跳びかかってきたところにカウンターをお見舞いして……)

    43 = 17 :

    リッカー「シャァッ」

    上条「! うおっ!」ズバッ

    上条(肩にかすった! あの舌、見た目以上に伸びるぞ……!)

    上条(けど……これしきで怯んでたまるか!!)

    上条「……みんなを襲ったゾンビってのも、テメエが原因か?」

    上条「テメエがこの惨状の原因だってなら……」

    リッカー「シャーッ」バッ

    上条「俺はテメエを許さねえ!!」バキィッ

    上条「!?」

    リッカー「」ドサッ

    44 = 17 :

    上条「ふぅ……」

    上条(幻想殺しが反応しなかった……。じゃあこいつは異能の力によるものじゃない?)

    上条「いったい……」

    リッカー「シャァ・・・・・・」ムクッ

    上条「! やっぱり一発だけじゃ起き上がるか……」

    リッカー「オオオ・・・・・・」

    リッカー「シャァァァァッ!」バッ

    上条(けど! さっきと同じパターン! 今度は舌にも注意して……)

    45 :

    ガシッ

    生徒「ウー・・・・・・」

    上条「!? な……っ、足を!?」

    リッカー「アアアアアアアッッ」

    上条「しまっ」

    46 = 45 :

    今回はここまでです。

    姫神についてですが、このssではゾンビを引き寄せず、死滅させることもできません。
    あくまで他の人間と同じく捕食対象だという設定です。

    ……出番があるかどうかはともかく。


    では、続きはまた明日。

    47 :

    乙乙
    みきさち能力効きそうにないしピンチやな

    48 :


    ゾンビは能力を使えるのかね

    49 :

    みさきちはみこっちゃんが守ってくれるやろ

    50 = 45 :

    >>1です
    投下を開始します


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