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    元スレ銀時「魔法少女まどか☆マギカ?」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 鹿目まどか + - クロスオーバー + - ハッピーエンド + - 佐倉杏子 + - 坂田銀時 + - 巴マミ + - 志村新八 + - 暁美ほむら + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 = 478 :

    ---
    某所

    さやか「…………」

    杏子「やっと見つけた……手間かけさせんなよ」

    失踪したさやかを最も早く見つけたのは杏子だった、あちこち走り回ってきたのか若干息を切らしている。

    さやか「悪いね…手間かけさせちゃって」

    杏子「……なんだよ、そんなこと言うなんてらしくないじゃん」

    さやか「もう…どうでもよくなっちゃったからね」

    自らのポケットに手を伸ばすとソウルジェムを取り出した、さやかのそれは

    杏子「……っ!!」

    石の持っていた輝きはまるで失せ、黒い濁りが溜め込まれていた。

    502 = 478 :

    さやか「何やってるんだろうね、私は……」

    さやか「憧れてた先輩の信念を真似することもできなくて…親友を傷つけて…」

    さやか「先生の忠告も聞かないで…差し出されていた手を振り払って…」

    杏子「お前…まさか……!」

    さやか「私って…ホント馬鹿」

    悲しみと後悔の涙がソウルジェムに零れ落ちると同時

    ―――さやかのソウルジェムが黒く染まりきり、粉々に砕け散った。

    杏子「さやかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

    ---
    某所

    キュゥべえ「この国では成長途中の女性のことを少女って言うんだろう?」

    キュゥべえ「だったらいずれ魔女になる君たちのことは、魔法少女って呼ぶべきだよね」

    503 = 478 :

    刹那、魔女の結界が杏子を包み込んだ。

    杏子「な、なんだよこれ…どうやってやがる!」

    瞬時にソウルジェムを使って魔法少女に変身する。

    魔女も気を付けなければならないが、まずは倒れたさやかを助けなければならない。

    杏子「テメー一体なんなんだ、さやかに何をした!」

    答えが返ってこないと知りつつも、突如その場に現れた魔女に対して叫んだ。

    ほむら「下がって」

    響き渡る声とともに魔女の付近で爆発が起こる、その一撃で魔女も怯んだらしく攻撃を仕掛けてこようとはしない。

    銀時「今のうちに退くぞ、さやかの奴はしっかり背負っとけ!」

    杏子「お前ら……!」

    504 = 478 :

    ほむら「捕まって、早く」

    言われるがままにほむらの手を取る、すると時計の針が止まったかのように周りの物が動かなくなった。

    ほむら「気を付けて、私の手を放したらあなたたちの時間も止まってしまう」

    杏子「時間操作系の魔法かよ…いや、今はそんなことどうでもいい!アイツはいったいなんなんだよ!」

    ほむら「かつて美樹さやかだったもの、あなたも見届けたんでしょう?」

    ほむら「…………間に合わなかったのね」

    歯を食いしばる音が聞こえた気がする、冷静に見えるほむらも何か思うところはあるのだろう。

    505 = 478 :

    杏子「逃げるのか…?」

    ほむら「戦うならあの魔女を殺すことになる、その荷物を捨ててね」

    杏子「捨てる?ふざけんな!」

    ほむら「……今は逃げることだけを考えなさい」

    銀時「…………」

    止まることなく走り続け結界を抜ける、その先に待っていたのは

    まどか「何なのこれ…さやかちゃんはどうしたの!?」

    マミ「せ、説明してくれるかしら…いったい何があったのか……」

    506 = 478 :

    ほむら「…………」

    説明するのが躊躇われる、巴マミが過去の世界で何をやったか忘れたわけではない。

    彼女は魔法少女が魔女になるとの事実を知った時、錯乱して他の魔法少女を撃ち殺している。

    だが…ここで嘘をついてもいずれは分かることだった。

    ほむら「美樹さやかのソウルジェムはグリーフシードに変化した後、魔女を生み出して砕け散ったわ」

    まどか「!」

    マミ「え……!」

    507 :

    さやかが魔女化してしまった・・・

    508 :

    ハイペースだな
    銀さん空気……

    509 = 478 :

    まどか「嘘…だよね?」

    杏子「………」

    まどかの目を見ていられず、思わず顔をそむけた。逆にそれが今の話を疑いのない真実だと決定づける根拠となる。

    まどか「そんな…さやかちゃん…誰かを救いたいって…そのために戦いたいって言ってたのに……!」

    マミ「ちょっと待って…美樹さんのソウルジェムが魔女を生み出したって……」

    マミ「それって…つまり美樹さんが…魔女になったって……!!」

    マミ「いいえ、美樹さんだけじゃない…つまり私たちも……!」

    ほむら「ええ、ソウルジェムに穢れが溜まり切ってしまえば…私たちも魔女になる」

    ほむら「それが私魔法少女について隠された最後の秘密よ」

    マミ「!」

    510 :

    今度は豆腐は耐えられるのだろうか

    511 :

    このシリアス感なんか吉原編を読んでるみたいな……

    それでも銀さんならッ…>>1の銀さんならこの鬱展開を笑いでぶっ飛ばしてくれるッ……!!

    512 = 478 :

    キュゥべえ『逆に聞くけれど、君は自分があんな魔女になると思っているのかい?』

    キュゥべえ『人に災いをもたらすだけのおぞましい存在になると、本当に思うのかい?』

    いつだったか、キュゥべえが自分に向かって言っていた言葉を思い出す。

    そうだ…つまり、あの問いの答えはそういうことだったのだ。ならば

    マミ「魔法少女が魔女になるのなら…私たちがみんな死ぬしか…それしかないじゃない!」

    ほむら「!」

    513 = 507 :

    頼むぜ・・・ここでマミさんまで発狂したらもう救いようがなくなる・・・
    とりあえず、銀さん頑張ってくれ・・・

    514 :

    しかし題材が題材だけにギャグパートが少ないな

    515 = 478 :

    衝撃の事実にマミが混乱することを予期していたほむらは時を止める準備をする。

    万が一を避けるために、マミが魔法銃を出そうとした瞬間に動きを止めて拘束しなければならない。

    だが、この場でマミを止めたのはほむらではなく

    銀時「落ち着けや黄色の縦ロール、もっと適当に考えろ」

    銀時「選択肢ならあるじゃねーか…誰も死ぬ必要のねェ簡単な選択肢がもう一つ」

    銀時「さやかの奴を助けるって選択肢がよ」

    白髪の天然パーマが発した言葉だった。

    516 :

    銀さああああん!!マミさんを止めろォォォォォォ!!!

    517 = 478 :

    マミ「た、助けるって……!」

    杏子「そんなことできるのかよ…何かあてでもあるのか?」

    銀時「んなもんねーよ」

    マミ「方法もわからないのに無責任なこと……」

    銀時「だから落ち着けってキイロール」

    マミ「いやキイロールって何?」

    518 :

    この流れは…勝つる!

    519 = 478 :

    ほむら「本気なの…どう考えても絶望的よ?」

    杏子「いや…希望を捨てるのはまだ早いってのは私も同意だ、やれることはやらねぇと後悔する」

    杏子「今のアイツは魔女化して間もない、こっちから呼びかければ人間だったときのことを思い出すかもしれない!」

    銀時「だったら…いるじゃねーか、とっておきの適任者がよ」

    まどか「わ、私……?」

    杏子「アンタだけだ、アイツを助けられる可能性があるとすれば」

    マミ「でも…呼びかけるなんて方法で……」

    銀時「うだうだ言ってねーでテメーも手伝うんだよキンチョール」

    マミ「それもう殺虫剤になってるわよね!?もはや黄色ですらなくなってるわよね!?」

    520 :

    このツッコミだ、これでこそ銀魂ワールドだww

    521 = 478 :

    ほむら「…………」

    どうせ自分が止めたところで佐倉杏子は美樹さやかを助けようと動くだろう。

    そして親友であるまどかも動かないはずがない、どちらにしろ同じことだ。

    それに今は巴マミもいる、若干の混乱があるとはいえ彼女もかなりの実力者だ。

    そして…この世界の常識を破るために存在しているかのごときイレギュラーの坂田銀時の存在。

    ……賭けてみる価値はあるのではないだろうか?

    ほむら「……やるのね」

    銀時「アイツにこれ以上欠席されて給料引かれても困るんでな、明日にゃ笑って学校へ来てもらうとしようじゃねーか」

    522 = 478 :

    ---
    結界内

    オクタヴィア(魔女)「グギャアアアアアアアア!!」

    マミ「これが…これが美樹さん……?」

    杏子「……行くぞ、作戦通りにな…みんな!」

    銀時「大丈夫、問題ない」

    ほむら「勝ち取りましょう…美樹さやかを取り戻すという勝利をね」

    まどか「さやかちゃん……!」

    523 :

    >銀時「大丈夫、問題ない」
    本編のシャダイネタかww

    524 :

    先生ー、授業についていけませーん

    525 :

    この展開の早さは2週目あるのかと期待してしまう

    526 :

    >>523
    あれはスケダンネタだって杉田オタでスケダンファンの妹に怒られた

    527 :

    >>526
    妹、細かっwwwwwwww

    528 = 478 :

    今回の魔女が作り出した結界は言うなればコンサートホールのようなものだった。

    多くの観客席、悲劇的な曲を奏でるバイオリニスト、それらをまとめ上げる指揮者。

    まさに美樹さやかの根底にあった思いが反映されているというべき空間だった。

    まどか「さやかちゃん…私だよ、まどかだよ!私の声がわかる?」

    親友を救いたいと願いを込められた呼びかけが響き渡る。

    だが、魔女は聞く耳を持たないかのごとく、演奏を声で遮るまどかに対して攻撃を仕掛けた。

    529 :

    僕の股間のおティロもフィナーレしそうです

    530 = 478 :

    まどか「!」

    杏子「怯むな!アンタは呼び続けろ!!」

    銀時「安心しな、テメーにゃ指一本触れさせやしねェ」

    攻撃を迎撃された魔女はさらに数を増やして攻撃を仕掛ける、二人はそれを懸命にうけ切っていた。

    マミ「…………」

    ほむら「何をしているの、巴マミ…戦いが始まっていることがわからないの?」

    マミ「わ、私は……」

    ほむら「まだ迷っているのね、本当に美樹さやかを助けられるのかどうか…」

    マミ「………」

    ほむら「戦う気がないのならば今すぐここから逃げるべきよ、足手まといになるだけだわ」

    531 :

    ウロボロスとゴリラ、どちらの世界観が上回るのだろうか

    532 :

    杏子「ぐっ!」

    銀時「立ち止まるな!一発でも通したらやべェぞ!」

    戦い慣れた二人が目に見えて苦戦していた、その要因は魔女の攻撃はまどかに集中していること。

    攻撃自体は木でできた車輪のようなものを作り出し投げつけるという単純なものだった。

    だがまどかはなんの力もない、ただの一般人だ。一撃でも攻撃を食らえばひとたまりもない。

    ゆえに二人は魔女の攻撃を『回避』せずにすべて撃ち落とさなければならないのだ。

    さらにあの魔女が美樹さやかである以上、下手な攻撃を仕掛けることもできない。

    どちらが有利かはだれの目にも明らかだった。

    533 = 532 :

    ほむら「下がって」

    不意に爆発が起こり、敵の車輪がすべて撃ち落とされる。

    銀時「すげーなオイ、どんなチート攻撃だ?」

    ほむら「いいえ…私の攻撃には限度がある、このままのペースで撃ちつづけたら十分も持たないわ」

    杏子「だったらアンタはまだ下がってろ…今は私たちで何とかする」

    銀時「本当にヤバくなるまで温存しとけ、いざって時がいつ来るかわからねーぞ」

    ほむらは二人に頷くと前線から一歩下がり、まどかの傍に寄り添った。

    ほむら「呼び続けて、あなたの言葉が私たちの希望よ」

    まどか「う、うん……!」

    534 :

    これこのまま続けてもジリ貧になるだけじゃないのか

    535 = 532 :

    杏子「くそっ!いい加減しんどくなってきたな……!」

    銀時「動き続けろ!二秒で切り返せ!」

    杏子「んなことできるわけないだろ!大体なんだよ、二秒って!」

    銀時「うっせーな!俺ァあれが好きだったんだよ、途中から普通に面白くなってたのに勿体ねーよ!」

    銀時「多分シアンを出すのがもうちょい早けりゃ生き残ったと俺は思うね!」

    杏子「こんな時までわけわかんねぇこと言ってんなよ馬鹿!」

    536 :

    あれだ、その時不思議なことが起こってシャドームーンとRXが何もかも解決するに違いない

    537 :

    ”銀の守護者”ブロッカー(現役仕様)か“軍茶利明王”キョウ・オオサキを
    雇ってまどかの護衛にあてたいところですね・・・・・・。

    538 :

    おいあんた!!ふざけたこと言ってんじゃ…

    539 = 532 :

    まどか「もう止めてさやかちゃん!こんなのさやかちゃんが望んだことじゃないよ!」

    声がかれるほど叫んだ、数えきれないほど叫び続けた。親友に届けと思いを込めて。

    それでも魔女は一向に攻撃の手を休めようとはしない、むしろ攻撃は激しさを増しているようにさえ思える。

    杏子「うあっ!」

    銀時「ぐっ!」

    さすがの二人でも追い詰められつつあった、受けきれなかった攻撃がダメージとして蓄積されていく。

    そして疲労が溜まればその分動きも衰え、さらに多くの攻撃を受けてしまう…最悪の悪循環だった。

    540 :

    >>538
    やんっ!

    541 = 532 :

    ほむら「……!」

    ほむらは最終手段も考慮に入れ始める、魔女を爆殺するという最終手段…それは美樹さやかを見捨てることを意味していた。

    ほむら(でも…ここで全滅するくらいなら……!)

    その思った瞬間だった。

    銀時「どうしたよ、こんなモンじゃ俺ァ止められねェぞ……!」

    542 :

    ぎんさああああああああん!!!

    543 = 532 :

    今の銀時はまどかだけではない、動きの鈍った杏子への攻撃もその身を挺して防いでいる。

    常人ならとっくに倒れていてもおかしくはない状態、それでも立ち続ける男にその場にいた全員が驚愕していた。

    マミ「なぜ…立っていられるの……どうしてそんな傷で……!」

    マミから投げかけられた問いに銀時は即答する。

    銀時「気に食わねェんだよ…ダチ公の魂を弄んで食い物にしやがったあの野郎がな」

    かつて白夜叉と呼ばれた男の怒り、それは自分にとって大切な者の最も大切な物を穢されたことに対するもの。

    許せなかったのだ、あの明るかった少女の運命がこんな形で掻き回されていることが。

    戦いの日々しかなかった自分とは違う、正しい道を歩んでいた少女の日常が壊されたことが。

    銀時「どっかで見てんだろ無限残機、俺たちが無駄な努力をしてるとでも思ってんだろうがな…一つ言っとくぜ」

    侍は一呼吸おいて真っ直ぐに刀を構え直し、流れる血を拭いもせずに言い放った。

    銀時「人間の魂を甘く見るんじゃねーぞコノヤロー」

    544 = 532 :

    三年Z組ー銀八先生!

    銀八「はい、今日のところはこの辺で勘弁してください、例によって眠くなったからです」

    銀八「つーか失敗だったなコレ、余裕もって終わらせようとしてたらどうやっても展開早くなっちゃってるものなーコレ」

    銀八>>524みてーに話の流れがわけわかめになってるやつも出てきちゃってるしね」

    銀八「その辺は全部こっちの責任なんで、わかんねェことがあったら補足するんでお便り出せば答えます」

    銀八「じゃーそういうわけなんで、もう夜も遅いから早くベットにルパンダイブするようにー」

    545 = 536 :

    先生ー ルパンダイブする相手がパソコンの画面から出て来てくれません
    どうしたらいいですか

    546 :

    先生。ベッドに目標物がありません。このままで飛び込んだら顔面強打です。
    どうしたらいいですか

    547 :

    乙今日はずいぶんと進んだな
    もう一回読んで頭整理してくるぜ

    548 :

    先生ールパンダイブがしたくても布団なんですけどー

    549 :

    せんせー、そもそもベッドじゃなくて布団なんで間違いなく痛いんですけど……
    どうすればいいですか

    550 :


    俺、銀魂のコミックス買おうかな
    銀さんかっこよすぎる


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