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じょうじょうさんはもう色々振り切って諦観気味だな
腕は怪我するわ変なのと良く会うわじゃ当たり前か
腕は怪我するわ変なのと良く会うわじゃ当たり前か
上条(また、よくわからない目的だな……)
上条(でも、前回に比べたらだいぶマシだね)
上条「これも、以前言っていた、安価ってやつなの?」
ほむら「そうよ」
上条「うん、わかった」
ほむら「……」
上条「……」
ほむら「……」
上条「それで……」
ほむら「……」
上条「その紙袋はなんだい? 今回の目的のための道具か何か?」
ほむら「そう、これはお見舞いの品よ」
上条「え……」
ほむら「お見舞いの品を持ってくることで、好感度を劇的に上げる高度な作戦よ」
上条「下心が口からダダ漏れだけど、嬉しいよ。わざわざありがとう」
上条(でも、前回に比べたらだいぶマシだね)
上条「これも、以前言っていた、安価ってやつなの?」
ほむら「そうよ」
上条「うん、わかった」
ほむら「……」
上条「……」
ほむら「……」
上条「それで……」
ほむら「……」
上条「その紙袋はなんだい? 今回の目的のための道具か何か?」
ほむら「そう、これはお見舞いの品よ」
上条「え……」
ほむら「お見舞いの品を持ってくることで、好感度を劇的に上げる高度な作戦よ」
上条「下心が口からダダ漏れだけど、嬉しいよ。わざわざありがとう」
ほむら「さあ、好感度を上げるといいわ」ドサッ
上条「わ……」
ほむら「……」
上条「……」
ほむら「……」
上条「……えっと、これ、なんだい?」
ほむら「ユッケよ」
上条「ユッ……?」
ほむら「ユッケ」
上条「ユッケ……」
ほむら「そう」
上条「えっと……、馬肉とか、マグロとかの?」
ほむら「そう」
上条「韓国の?」
ほむら「そう」
上条「そう……」
上条「わ……」
ほむら「……」
上条「……」
ほむら「……」
上条「……えっと、これ、なんだい?」
ほむら「ユッケよ」
上条「ユッ……?」
ほむら「ユッケ」
上条「ユッケ……」
ほむら「そう」
上条「えっと……、馬肉とか、マグロとかの?」
ほむら「そう」
上条「韓国の?」
ほむら「そう」
上条「そう……」
上条(生肉……)
ほむら「……」
上条(生肉だよな……。お土産にナマモノって聞いたことないよ……)
ほむら「……」
上条(生……)
ほむら「食べなさい」
上条「あっうん……」
ほむら「……」
上条(これ、大丈夫なのかな……)
ほむら「早く」
上条(ええいままよっ!)パクッ
上条(冷たっ!)
ほむら「……」
上条(生肉だよな……。お土産にナマモノって聞いたことないよ……)
ほむら「……」
上条(生……)
ほむら「食べなさい」
上条「あっうん……」
ほむら「……」
上条(これ、大丈夫なのかな……)
ほむら「早く」
上条(ええいままよっ!)パクッ
上条(冷たっ!)
上条「……」モグモグ
ほむら「……」
上条(あっ、でも……)モグモグ
上条(なんだか……、思ったより普通っていうか……)モグモグ
上条(うん、普通においしいな……)モグモグ
ほむら「しばらく普通に食べて、卵黄を潰して和えるとまた味が変わるわよ」
上条「うん」モグモグ
上条(病院食も飽きてたから……)ツプッ マゼマゼ
上条(こういうガッツリしたのもいいな……)モグモグ
上条(お土産ってフルーツとかばっかりだし……)モグモク
上条(おいしい……)モグモグ゙
ほむら「……」
上条(あっ、でも……)モグモグ
上条(なんだか……、思ったより普通っていうか……)モグモグ
上条(うん、普通においしいな……)モグモグ
ほむら「しばらく普通に食べて、卵黄を潰して和えるとまた味が変わるわよ」
上条「うん」モグモグ
上条(病院食も飽きてたから……)ツプッ マゼマゼ
上条(こういうガッツリしたのもいいな……)モグモグ
上条(お土産ってフルーツとかばっかりだし……)モグモク
上条(おいしい……)モグモグ゙
上条「ごちそうさま」カチャ
ほむら「どうだったかしら」
上条「うん……、おいしかったよ」
上条「病院食にも飽きてたから、こういうのを体が求めてたみたいだね」
上条「満足感がある……。うん、おいしかった」
上条「ありがとう」
ほむら「そう」
上条「……」
ほむら「……」
上条「……」
ほむら「好感度は?」
上条「えっ?」
ほむら「好感度は上がったの?」
上条「ああ……、うん。上がった……のかな?」
ほむら「はっきりしなさい」
上条「あ、上がったよ。上がった」
ほむら「そう、じゃあもう用はないわ」
ほむら「さようなら」ガチャ
上条「……」
上条「なんだかなあ……」
ほむら「どうだったかしら」
上条「うん……、おいしかったよ」
上条「病院食にも飽きてたから、こういうのを体が求めてたみたいだね」
上条「満足感がある……。うん、おいしかった」
上条「ありがとう」
ほむら「そう」
上条「……」
ほむら「……」
上条「……」
ほむら「好感度は?」
上条「えっ?」
ほむら「好感度は上がったの?」
上条「ああ……、うん。上がった……のかな?」
ほむら「はっきりしなさい」
上条「あ、上がったよ。上がった」
ほむら「そう、じゃあもう用はないわ」
ほむら「さようなら」ガチャ
上条「……」
上条「なんだかなあ……」
ほむら「ガッツリ上条恭介の好感度を上げてやったわ」
ほむら「さて、そろそろ放課後かしら」
イーツーカキミガ
ほむら「あら、メール」
宛先:巴マミ
題名:なし
本文:今日は魔女退治に付き合ってくれるかしら?
ほむら「魔女退治……。どうしようかしら?」
メールへの返信について決めます
1、付き合う
2、断る
3、無視
>>158
ほむら「さて、そろそろ放課後かしら」
イーツーカキミガ
ほむら「あら、メール」
宛先:巴マミ
題名:なし
本文:今日は魔女退治に付き合ってくれるかしら?
ほむら「魔女退治……。どうしようかしら?」
メールへの返信について決めます
1、付き合う
2、断る
3、無視
>>158
くっそ……
ほむら「今日は付き合いましょうか」
宛先:巴マミ
題名:いいわよ
本文:なし
ほむら「……」
イーツーカキミガ
ほむら「……」
宛先:巴マミ
題名:なし
本文:じゃあ放課後、校門前で待っててくれる?
ほむら「……」
宛先:巴マミ
題名:わかったわ
本文:なし
ほむら「送信……。行きましょうか」
ほむら「今日は付き合いましょうか」
宛先:巴マミ
題名:いいわよ
本文:なし
ほむら「……」
イーツーカキミガ
ほむら「……」
宛先:巴マミ
題名:なし
本文:じゃあ放課後、校門前で待っててくれる?
ほむら「……」
宛先:巴マミ
題名:わかったわ
本文:なし
ほむら「送信……。行きましょうか」
校門前
ほむら「着いたわ。……あら?」
さやか「……それでさ~!」
まどか「え~?」
仁美「ふふ……」
ほむら「まどかとその他じゃない」
さやか「……げっ! あんたは……」
さやか「ちょっと! なんなのさっきのメールは!」
ほむら「ちょっとした愛情表現よ」
さやか「どこがよっ!」
まどか「ひゃ~……」
仁美「あらあら……」
さやか「あんたらにはメール見せたじゃないの! おかしいでしょ反応が!!」
ほむら「騒がしいわね……あら?」
マミ「……」
ほむら「……」
まどか「あれ? あの人すごく遠くからこっち見てるけど……、ほむらちゃんの知り合い?」
ほむら「ええ、彼女は私の知り合い。そしてぼっちよ」
ほむら「着いたわ。……あら?」
さやか「……それでさ~!」
まどか「え~?」
仁美「ふふ……」
ほむら「まどかとその他じゃない」
さやか「……げっ! あんたは……」
さやか「ちょっと! なんなのさっきのメールは!」
ほむら「ちょっとした愛情表現よ」
さやか「どこがよっ!」
まどか「ひゃ~……」
仁美「あらあら……」
さやか「あんたらにはメール見せたじゃないの! おかしいでしょ反応が!!」
ほむら「騒がしいわね……あら?」
マミ「……」
ほむら「……」
まどか「あれ? あの人すごく遠くからこっち見てるけど……、ほむらちゃんの知り合い?」
ほむら「ええ、彼女は私の知り合い。そしてぼっちよ」
まどか「え……ぼっち?」
ほむら「そう、ぼっち。彼女、遠巻きからこっちを見ているでしょう?」
ほむら「私に話しかけたいけれど、知らない人がいるから会話の輪に混ざることがきないの」
ほむら「ぼっちの習性よ」
さやか「……」
まどか「……」
仁美「……」
ほむら「彼女には友人が私しかいないわ」
さやか「うわ、それはかわいそうだ」
まどか「ちょ、ちょっと失礼だよ。さやかちゃんも、ほむらちゃんも……」
さやか「あ、いや、そういう意味じゃなくて……」
ほむら「ごめんなさい、口が過ぎたわ」
さやか「ご、ごめん……」
マミ「……」
ほむら「チッ……。ちょっと待ってて」スタスタ
さやか「あっ、うん……」
ほむら「そう、ぼっち。彼女、遠巻きからこっちを見ているでしょう?」
ほむら「私に話しかけたいけれど、知らない人がいるから会話の輪に混ざることがきないの」
ほむら「ぼっちの習性よ」
さやか「……」
まどか「……」
仁美「……」
ほむら「彼女には友人が私しかいないわ」
さやか「うわ、それはかわいそうだ」
まどか「ちょ、ちょっと失礼だよ。さやかちゃんも、ほむらちゃんも……」
さやか「あ、いや、そういう意味じゃなくて……」
ほむら「ごめんなさい、口が過ぎたわ」
さやか「ご、ごめん……」
マミ「……」
ほむら「チッ……。ちょっと待ってて」スタスタ
さやか「あっ、うん……」
マミ「……!」
ほむら「……」
まどか「……なんだか揉めてるね」
仁美「大丈夫でしょうか……」
さやか「あっ、引っ張ってきた」
マミ「ちょ、ちょっと、なんなの?」
ほむら「この子は巴マミ」
さやか「……」
まどか「……」
仁美「……」
マミ「……」
ほむら「ぼっちよ」
マミ「……」
マミ「……えぇ!?」
ほむら「……」
まどか「……なんだか揉めてるね」
仁美「大丈夫でしょうか……」
さやか「あっ、引っ張ってきた」
マミ「ちょ、ちょっと、なんなの?」
ほむら「この子は巴マミ」
さやか「……」
まどか「……」
仁美「……」
マミ「……」
ほむら「ぼっちよ」
マミ「……」
マミ「……えぇ!?」
マミ「い、いきなり何!?」
さやか「あんた……」
ほむら「事実じゃない」
マミ「いや、おかしいじゃないの!? いきなり人をぼっち呼ばわりって!!」
ほむら「事実よ」
マミ「いや……その……」
ほむら「事実でしょ?」
マミ「えっと………………………………………………………………うん」
さやか「認めた!?」
マミ「……」
さやか「あ、ご、ごめんなさい……」
マミ「い、いえ……いいのよ……」
ほむら「いいのよ、謝らなくても。事実なのだから」
さやか「あんたは黙ってろ」
さやか「あんた……」
ほむら「事実じゃない」
マミ「いや、おかしいじゃないの!? いきなり人をぼっち呼ばわりって!!」
ほむら「事実よ」
マミ「いや……その……」
ほむら「事実でしょ?」
マミ「えっと………………………………………………………………うん」
さやか「認めた!?」
マミ「……」
さやか「あ、ご、ごめんなさい……」
マミ「い、いえ……いいのよ……」
ほむら「いいのよ、謝らなくても。事実なのだから」
さやか「あんたは黙ってろ」
ほむら「でも、昨日からもう違うのよね?」
マミ「えっ?」
ほむら「私という友人が出来たのだから……」
マミ「……ええ、そうね」
さやか「無理やりいい話にして締めようとしてるよこいつ……」
マミ「……それで、公衆の面前でいきなり私の名誉をおとしめた理由を聞かせてほしいのだけれど」
ほむら「大丈夫。あなたにおちる程の名誉なんて元からないわ」
マミ「……」
マミ「……で?」
ほむら「彼女達に紹介しておこうと思って」
マミ「……えっ?」
ほむら「私の、自慢の友人として……ね」
マミ「ほむらさん……」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「……いや、おかしいわよね」
マミ「えっ?」
ほむら「私という友人が出来たのだから……」
マミ「……ええ、そうね」
さやか「無理やりいい話にして締めようとしてるよこいつ……」
マミ「……それで、公衆の面前でいきなり私の名誉をおとしめた理由を聞かせてほしいのだけれど」
ほむら「大丈夫。あなたにおちる程の名誉なんて元からないわ」
マミ「……」
マミ「……で?」
ほむら「彼女達に紹介しておこうと思って」
マミ「……えっ?」
ほむら「私の、自慢の友人として……ね」
マミ「ほむらさん……」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「……いや、おかしいわよね」
マミ「ぼっちのくだり、絶対必要ないわよね」
ほむら「あら、そんなことないわ」
ほむら「だって、あなたの友人を増やしてあげるのが目的なのに」
ほむら「ぼっちの説明が無いと、紹介する必然性が無いもの」
マミ「えぇー……そう……なの……?」
ほむら「そうよ」
マミ「……なんか、お情けって感じですごく不名誉なのだけれど……」
マミ「こんな紹介の仕方ってないわ……」
ほむら「だって、あなたほっといたら一生友達なんて出来ないわよ」
マミ「うぅ……」
ほむら「ほら、突っ立ってないでさっさとあいさつしなさい」
マミ「と、巴マミです……」
さやか「み、美樹さやかです……」
まどか「か、鹿目まどかです」
仁美「し、志筑仁美です。よろしくお願いします……わ……」
ほむら「あら、そんなことないわ」
ほむら「だって、あなたの友人を増やしてあげるのが目的なのに」
ほむら「ぼっちの説明が無いと、紹介する必然性が無いもの」
マミ「えぇー……そう……なの……?」
ほむら「そうよ」
マミ「……なんか、お情けって感じですごく不名誉なのだけれど……」
マミ「こんな紹介の仕方ってないわ……」
ほむら「だって、あなたほっといたら一生友達なんて出来ないわよ」
マミ「うぅ……」
ほむら「ほら、突っ立ってないでさっさとあいさつしなさい」
マミ「と、巴マミです……」
さやか「み、美樹さやかです……」
まどか「か、鹿目まどかです」
仁美「し、志筑仁美です。よろしくお願いします……わ……」
ほむら「……お通夜みたいね」
マミ「誰のせいよっ!」
さやか「……」
さやか「……でも、失礼かもなんですけど」
マミ「え?」
さやか「えと、先輩ってなんというか、普通に友達がいてもおかしくなさそうっていうか……」
さやか「すごく普通に話しやすいですよね。……ってやっぱり失礼ですよね!? コレ!?」
マミ「いえ……」
ほむら「まあ、理由があるのは否定できないわね」
ほむら「その辺は端折るけど。説明しにくいし」
マミ「……すっごく遅いフォローありがとう」
ほむら「いえ、いいのよこれくらい」
マミ「皮肉って知ってる……?」
マミ「誰のせいよっ!」
さやか「……」
さやか「……でも、失礼かもなんですけど」
マミ「え?」
さやか「えと、先輩ってなんというか、普通に友達がいてもおかしくなさそうっていうか……」
さやか「すごく普通に話しやすいですよね。……ってやっぱり失礼ですよね!? コレ!?」
マミ「いえ……」
ほむら「まあ、理由があるのは否定できないわね」
ほむら「その辺は端折るけど。説明しにくいし」
マミ「……すっごく遅いフォローありがとう」
ほむら「いえ、いいのよこれくらい」
マミ「皮肉って知ってる……?」
ほむら「まあ、こんな子だけど根はいい子なのよ。これからよくしてやってね」
マミ「私、先輩よね……?」
さやか「よ、よろしくおねがいします!」
マミ「わっ!」
さやか「ご、ごめんなさいっ!」
さやか「でも、なんか先輩にとても親近感が湧くというか……」
マミ「ああー、あなたも……」
さやか「はい……、だから、今後も仲良くできるかなぁというか……、したいなぁというか……!」
マミ「……ええ、よろしくね? 美樹さん」クスッ
さやか「はいっ! 先輩っ!」
マミ「マミって呼んでね」
さやか「マミさん!」
マミ「元気ね……。あなたたちも、よろしくね。鹿目さん、志筑さん」
まどか「よ、よろしくお願いしますっ」
仁美「よろしくお願いしますわ」
ほむら「なにこの茶番」
マミ「なにしに来たのあなた……」
マミ「私、先輩よね……?」
さやか「よ、よろしくおねがいします!」
マミ「わっ!」
さやか「ご、ごめんなさいっ!」
さやか「でも、なんか先輩にとても親近感が湧くというか……」
マミ「ああー、あなたも……」
さやか「はい……、だから、今後も仲良くできるかなぁというか……、したいなぁというか……!」
マミ「……ええ、よろしくね? 美樹さん」クスッ
さやか「はいっ! 先輩っ!」
マミ「マミって呼んでね」
さやか「マミさん!」
マミ「元気ね……。あなたたちも、よろしくね。鹿目さん、志筑さん」
まどか「よ、よろしくお願いしますっ」
仁美「よろしくお願いしますわ」
ほむら「なにこの茶番」
マミ「なにしに来たのあなた……」
最後の行、マミ「なんなのよあなた……」の方が適当だなぁ
眠いと誤字脱字増える増える
気が付いたら16時間くらい書いてた 腰クソ痛い……
寝ます
眠いと誤字脱字増える増える
気が付いたら16時間くらい書いてた 腰クソ痛い……
寝ます
ほむら「私が考えていた結末と違うわね」
マミ「……っていうと?」
ほむら「いわゆるコミュニケーション障害者であるところのあなたが」
ほむら「いつものように、どもりと失言を連発していたたたまれなくなり無様に逃げ出し」
ほむら「やはり自分に友達はほむらさんしかいない……! ということを」
ほむら「再認識してもらい、さらに依存してもらう予定だったのよ」
マミ「……もう殴ってもいいわよね」
さやか「やっちゃってください」
マミ「……」ヒュッ
ほむら「……」ヒョイ
さやか「避けた!?」
ほむら「……」ダッ
さやか「そして逃げた!?」
マミ「ま、待ちなさい!」ダッ
まどか「うわ~二人とも足早い……」
仁美「もう見えなくなりましたわね」
さやか「……私たちも帰ろっか」
マミ「……っていうと?」
ほむら「いわゆるコミュニケーション障害者であるところのあなたが」
ほむら「いつものように、どもりと失言を連発していたたたまれなくなり無様に逃げ出し」
ほむら「やはり自分に友達はほむらさんしかいない……! ということを」
ほむら「再認識してもらい、さらに依存してもらう予定だったのよ」
マミ「……もう殴ってもいいわよね」
さやか「やっちゃってください」
マミ「……」ヒュッ
ほむら「……」ヒョイ
さやか「避けた!?」
ほむら「……」ダッ
さやか「そして逃げた!?」
マミ「ま、待ちなさい!」ダッ
まどか「うわ~二人とも足早い……」
仁美「もう見えなくなりましたわね」
さやか「……私たちも帰ろっか」
どこかの街
ほむら「……この辺かしら、前回魔女がいたのって」
マミ「……ちょ、ちょ……、まっ……へっ……!」ゼヒュッ ゼヒュッ
ほむら「遅いわよ、マミ」
マミ「……ご、ごめ……」ゼヒュッ ゼヒュッ
ほむら「こうしている今も、誰かが魔女の犠牲になっているかも知れないのよ」
マミ「……」ゼッ ゼッ
ほむら「魔法少女としての自覚が足りないんじゃないかしら」
マミ「……」ゼッ ゼッ
ほむら「ちょっと、聞いているの?」
マミ「……」ハァッ ハァッ
ほむら「返事をしなさい」
マミ「……」ヒュッ
ほむら「……」ヒョイ
マミ「……」ハァッ ハァッ
ほむら「……」
マミ「……」ハァッ ハァッ
ほむら「……この辺かしら、前回魔女がいたのって」
マミ「……ちょ、ちょ……、まっ……へっ……!」ゼヒュッ ゼヒュッ
ほむら「遅いわよ、マミ」
マミ「……ご、ごめ……」ゼヒュッ ゼヒュッ
ほむら「こうしている今も、誰かが魔女の犠牲になっているかも知れないのよ」
マミ「……」ゼッ ゼッ
ほむら「魔法少女としての自覚が足りないんじゃないかしら」
マミ「……」ゼッ ゼッ
ほむら「ちょっと、聞いているの?」
マミ「……」ハァッ ハァッ
ほむら「返事をしなさい」
マミ「……」ヒュッ
ほむら「……」ヒョイ
マミ「……」ハァッ ハァッ
ほむら「……」
マミ「……」ハァッ ハァッ
魔女退治中……
ほむら「……」ダラララララ
マミ「はやっ」
ほむら「終わったわ」
マミ「あ、相変わらず仕事が早いのね……」
ほむら「早くなんかないわ。あなたが遅いだけよ」
マミ「初めと偉い態度の違いね……」
ほむら「そんなことよりも、あなたの戦い方は何とかならないかしら」
マミ「えっ?」
ほむら「無駄が多過ぎるわ。もっとスマートにこなせないのかしら」
マミ「そ、そんなに変だった?」
ほむら「それはもう、見ていられないレベルよ」
マミ「えぇー……」
ほむら「……」ダラララララ
マミ「はやっ」
ほむら「終わったわ」
マミ「あ、相変わらず仕事が早いのね……」
ほむら「早くなんかないわ。あなたが遅いだけよ」
マミ「初めと偉い態度の違いね……」
ほむら「そんなことよりも、あなたの戦い方は何とかならないかしら」
マミ「えっ?」
ほむら「無駄が多過ぎるわ。もっとスマートにこなせないのかしら」
マミ「そ、そんなに変だった?」
ほむら「それはもう、見ていられないレベルよ」
マミ「えぇー……」
ほむら「あれよ」
マミ「?」
ほむら「DDRみたいなダンスゲームってあるわよね」
マミ「あるわね」
ほむら「あれで一回転とかする奴、あれが今のあなたよ」
マミ「えぇー……、そうなの……?」
ほむら「そうよ。いい? あなたは確かに強いわ。長いあいだ魔法少女として魔女と戦ってきたベテランだもの」
ほむら「でも、魔法少女と魔女の戦いが命がけであることを忘れてないかしら?」
ほむら「命がけの戦場で如何に敵を優雅に倒そうか、なんて発想は命の冒涜以外の何物でもないわ」
マミ「そ、それは確かに認めるわ。で、でも」
ほむら「なに?」
マミ「モ、モチベーションの問題なのよ」
マミ「初めは必死だったけど、慣れてきたら、危機感もだんだん薄れてきて……」
ほむら「一回転するようになったと」
マミ「そうよ……」
ほむら「まあいいわ、でも覚えておいて。魔法少女であるあなたは、常に死と隣り合わせであるということを」
マミ「肝に銘じておくわ……」
マミ「?」
ほむら「DDRみたいなダンスゲームってあるわよね」
マミ「あるわね」
ほむら「あれで一回転とかする奴、あれが今のあなたよ」
マミ「えぇー……、そうなの……?」
ほむら「そうよ。いい? あなたは確かに強いわ。長いあいだ魔法少女として魔女と戦ってきたベテランだもの」
ほむら「でも、魔法少女と魔女の戦いが命がけであることを忘れてないかしら?」
ほむら「命がけの戦場で如何に敵を優雅に倒そうか、なんて発想は命の冒涜以外の何物でもないわ」
マミ「そ、それは確かに認めるわ。で、でも」
ほむら「なに?」
マミ「モ、モチベーションの問題なのよ」
マミ「初めは必死だったけど、慣れてきたら、危機感もだんだん薄れてきて……」
ほむら「一回転するようになったと」
マミ「そうよ……」
ほむら「まあいいわ、でも覚えておいて。魔法少女であるあなたは、常に死と隣り合わせであるということを」
マミ「肝に銘じておくわ……」
QB「おや、他の魔法少女と一緒だなんて珍しいね。マミ」
ほむら「!!」
マミ「あら、QB。久しぶりね」
QB「うん、久しぶり。おや、君は……」
ほむら「……」
マミ「どうしたの、QB?」
QB「……彼女は何者だい? マミ」
マミ「えっ?」
ほむら「……」
マミ「……誰か、だなんて、嫌だわQB。あなたが彼女を魔法少女にしたんでしょう?」
マミ「忘れちゃうなんてかわいそうじゃない」
QB「いや、僕は彼女と契約していない」
マミ「えっ? ……でも、彼女は確かに魔法少女よ?」
マミ「あなたと契約せずに、魔法少女になるなんてことは……」
QB「普通はありえないね。……君は、何者なんだい?」
ほむら「!!」
マミ「あら、QB。久しぶりね」
QB「うん、久しぶり。おや、君は……」
ほむら「……」
マミ「どうしたの、QB?」
QB「……彼女は何者だい? マミ」
マミ「えっ?」
ほむら「……」
マミ「……誰か、だなんて、嫌だわQB。あなたが彼女を魔法少女にしたんでしょう?」
マミ「忘れちゃうなんてかわいそうじゃない」
QB「いや、僕は彼女と契約していない」
マミ「えっ? ……でも、彼女は確かに魔法少女よ?」
マミ「あなたと契約せずに、魔法少女になるなんてことは……」
QB「普通はありえないね。……君は、何者なんだい?」
ほむら「……」
ほむら「あなた、QBっていうの?」
QB「えっ?」
マミ「ほむらさん、あなたQBを知らないの?」
ほむら「知らないわ、こんな妙な畜生は」
QB「……」
ほむら「こちらから質問させて貰っても構わないかしら」
QB「構わないよ」
ほむら「あなたは何者なのかしら? 先程の会話によると、あなたが魔法少女を作っているみたいだけど」
ほむら「あなたは何者なの? 魔法少女を作る目的はなに?」
QB「僕はQB。契約しているのは魔法少女に魔女を倒して貰うためさ」
QB「魔女、っていうのはわかるかい?」
ほむら「それは知っているわ。質問が足りなかったかしら。では、あなたはどこから来たの?」
ほむら「ずっと地球上に住んでるの? それとも、どこか別の星から来たとか?」
ほむら「まさか、自分は妖精世界から来ました、なんてファンタジーな答えは返ってこないわよね」
QB「僕は君たちが言うところの宇宙人だね」
ほむら「あなた、QBっていうの?」
QB「えっ?」
マミ「ほむらさん、あなたQBを知らないの?」
ほむら「知らないわ、こんな妙な畜生は」
QB「……」
ほむら「こちらから質問させて貰っても構わないかしら」
QB「構わないよ」
ほむら「あなたは何者なのかしら? 先程の会話によると、あなたが魔法少女を作っているみたいだけど」
ほむら「あなたは何者なの? 魔法少女を作る目的はなに?」
QB「僕はQB。契約しているのは魔法少女に魔女を倒して貰うためさ」
QB「魔女、っていうのはわかるかい?」
ほむら「それは知っているわ。質問が足りなかったかしら。では、あなたはどこから来たの?」
ほむら「ずっと地球上に住んでるの? それとも、どこか別の星から来たとか?」
ほむら「まさか、自分は妖精世界から来ました、なんてファンタジーな答えは返ってこないわよね」
QB「僕は君たちが言うところの宇宙人だね」
マミ「えっ!?」
QB「どうしたんだい、マミ?」
マミ「きゅ、QBって……」
マミ「妖精さんじゃないの!?」
QB「まあ、その辺の解釈は任せるよ」
ほむら「ていうか、あなたこんな怪しい生き物に今まで疑問を抱かなかったの?」
ほむら「どれだけおめでたいのよ……」
マミ「だ、だって、魔法少女って言ったら妖精さんじゃない……」
マミ「実際魔法少女にして貰ったし、それで、そういうものだと思ってたのよ……」
ほむら「あなた、来年高校生でしょう……」
マミ「うぅ……」
QB「僕からも質問させて貰っていいかな」
ほむら「先に私の質問から済まさせて頂くわ。それで、あなたが魔女を倒さなければいけない理由ってなんなの?」
QB「そこに説明が必要なのかい?」
ほむら「必要よ。だって魔女を倒すのはあなたにとって二次的な理由のはずでしょう?」
ほむら「それとも魔女って地球上だけじゃなく、宇宙にもいるの?」
ほむら「人間の絶望や悪意の想念の実体化したのが魔女、って認識なのだけれど、合っているかしら?」
QB「どうしたんだい、マミ?」
マミ「きゅ、QBって……」
マミ「妖精さんじゃないの!?」
QB「まあ、その辺の解釈は任せるよ」
ほむら「ていうか、あなたこんな怪しい生き物に今まで疑問を抱かなかったの?」
ほむら「どれだけおめでたいのよ……」
マミ「だ、だって、魔法少女って言ったら妖精さんじゃない……」
マミ「実際魔法少女にして貰ったし、それで、そういうものだと思ってたのよ……」
ほむら「あなた、来年高校生でしょう……」
マミ「うぅ……」
QB「僕からも質問させて貰っていいかな」
ほむら「先に私の質問から済まさせて頂くわ。それで、あなたが魔女を倒さなければいけない理由ってなんなの?」
QB「そこに説明が必要なのかい?」
ほむら「必要よ。だって魔女を倒すのはあなたにとって二次的な理由のはずでしょう?」
ほむら「それとも魔女って地球上だけじゃなく、宇宙にもいるの?」
ほむら「人間の絶望や悪意の想念の実体化したのが魔女、って認識なのだけれど、合っているかしら?」
QB「その認識で概ね正しいよ」
ほむら「どちらに対しての返答かしら」
QB「両方さ。魔女は人間の負の想念の集合であるという認識、そして魔女は人間が住む地球上にしか存在しない」
ほむら「重畳。それであなたが魔女を退治しなければいけない理由は?」
QB「少し説明が長くなるけど、構わないかい?」
ほむら「お願いするわ」
QB「うん。この宇宙には地球人が未だ認識していない知的生命体が多数存在している」
QB「この地球に住む人間たちは、僕たちにとっては文明が発達しているとは決して言えないけれど、僕たちにはない大きな特徴を持っていた」
QB「それは感情さ。この貴重な種族から僕たちは何らかの利益を得たいと思っていた」
QB「だから、君たちと契約して魔法少女になってもらい、魔女を退治できるようにしたという訳さ」
ほむら「疑問があるのだけれど」
QB「なにかな」
ほむら「わざわざ『魔法少女』でなけれないけない理由って何? だってあなたたちは私たちよりはるかに発達した文明をもつんでしょう?」
ほむら「合理的ではないわ。矛盾してるじゃない」
QB「僕たちには魔女に対抗する手段はないよ。それは魔法少女にしかできないんだ」
ほむら「あなたたちが魔法少女になることはできないの?」
QB「地球上での問題である以上、君たちで解決するべきだよ」
ほむら「そう。では、『少女』でなければいけない理由って何?」
ほむら「別に男だろうが老人だろうが構わないと思うのだけれど。その辺の説明が不十分よね」
QB「……まいったな、君は賢いね。その説明をするのは、今は少々都合が悪そうなんだ。黙秘させて貰うよ」
ほむら「どちらに対しての返答かしら」
QB「両方さ。魔女は人間の負の想念の集合であるという認識、そして魔女は人間が住む地球上にしか存在しない」
ほむら「重畳。それであなたが魔女を退治しなければいけない理由は?」
QB「少し説明が長くなるけど、構わないかい?」
ほむら「お願いするわ」
QB「うん。この宇宙には地球人が未だ認識していない知的生命体が多数存在している」
QB「この地球に住む人間たちは、僕たちにとっては文明が発達しているとは決して言えないけれど、僕たちにはない大きな特徴を持っていた」
QB「それは感情さ。この貴重な種族から僕たちは何らかの利益を得たいと思っていた」
QB「だから、君たちと契約して魔法少女になってもらい、魔女を退治できるようにしたという訳さ」
ほむら「疑問があるのだけれど」
QB「なにかな」
ほむら「わざわざ『魔法少女』でなけれないけない理由って何? だってあなたたちは私たちよりはるかに発達した文明をもつんでしょう?」
ほむら「合理的ではないわ。矛盾してるじゃない」
QB「僕たちには魔女に対抗する手段はないよ。それは魔法少女にしかできないんだ」
ほむら「あなたたちが魔法少女になることはできないの?」
QB「地球上での問題である以上、君たちで解決するべきだよ」
ほむら「そう。では、『少女』でなければいけない理由って何?」
ほむら「別に男だろうが老人だろうが構わないと思うのだけれど。その辺の説明が不十分よね」
QB「……まいったな、君は賢いね。その説明をするのは、今は少々都合が悪そうなんだ。黙秘させて貰うよ」
マミ「……えっ、……えっ……?」オロオロ
QB「それで、そろそろ僕からも質問していいかな」
ほむら「どうぞ」
QB「君は何者だい? どうやって魔法少女になったんだい?」
ほむら「……見知らぬ人と人が出会う確率は、時計をバラバラに分解して地面に落として偶然完成する確率と同じ、って話を知っているかしら?」
QB「あれは数学的詭弁だと解釈しているんだけど。そもそも比較対象がおかしいし」
QB「で、その話が僕の質問と関係あるのかい?」
ほむら「つまり、私は偶然魔法少女になったのよ。気付いたら魔法少女だったし」
QB「信じがたいね。少なくとも前例はない」
ほむら「前例がない、というのは否定する材料にはなりえないわ」
ほむら「確率が低いからってそれが起こり得ない、とは言えないもの。生命の誕生がその最たる例よ」
ほむら「それともあなた、神の存在を信じている、とでも言うのかしら?」
ほむら「あらゆる存在には何者かの何らかの意思があって、それは偶然ではなく必然、だとでも?」
QB「神っていうのは人間が作り出した偶像だろう? 君たちの言葉で言うなら、僕にとっての神は理性だよ」
QB「そうだな。今のところは偶然である、ということを否定する材料が無いね。ひとまず、君が言ったことを信用するしかないかな」
ほむら「そうして」
QB「それで、そろそろ僕からも質問していいかな」
ほむら「どうぞ」
QB「君は何者だい? どうやって魔法少女になったんだい?」
ほむら「……見知らぬ人と人が出会う確率は、時計をバラバラに分解して地面に落として偶然完成する確率と同じ、って話を知っているかしら?」
QB「あれは数学的詭弁だと解釈しているんだけど。そもそも比較対象がおかしいし」
QB「で、その話が僕の質問と関係あるのかい?」
ほむら「つまり、私は偶然魔法少女になったのよ。気付いたら魔法少女だったし」
QB「信じがたいね。少なくとも前例はない」
ほむら「前例がない、というのは否定する材料にはなりえないわ」
ほむら「確率が低いからってそれが起こり得ない、とは言えないもの。生命の誕生がその最たる例よ」
ほむら「それともあなた、神の存在を信じている、とでも言うのかしら?」
ほむら「あらゆる存在には何者かの何らかの意思があって、それは偶然ではなく必然、だとでも?」
QB「神っていうのは人間が作り出した偶像だろう? 君たちの言葉で言うなら、僕にとっての神は理性だよ」
QB「そうだな。今のところは偶然である、ということを否定する材料が無いね。ひとまず、君が言ったことを信用するしかないかな」
ほむら「そうして」
マミ「ど、どうしたの? ふたりとも……」
ほむら「もう終わったわ」
QB「うん。ひとまず僕は退散するよ」
QB「今回は収穫もあった。またね、マミ、ほむら」ピュ
マミ「あっ、じゃ、じゃあねQB」
ほむら「ええ……」
ほむら「……今日はもう終わりにしましょう」
マミ「あ、うん……」
暁美家
ほむら(今まですっかり忘れてたけど、そういえばあいつがいたわね)
ほむら(魔法少女について質問に答えられなかった理由は、やっぱりまどかのため、ね)
ほむら(いつものあいつは魔法少女の説明について、言い淀んだりしないもの)
ほむら(巴マミのところに来たのは、勧誘を手伝わせるつもりだったかしら)
ほむら(今後、気を付けないと……)
ほむら「では寝るわ」
*今後、まどかとさやかにQBが契約を迫るようになりました。
警告するなり見張るなりして契約を阻止して下さい。ほっとくと契約されるかもしれません。
放課後とかは特に警戒してください。マミに魔女退治に誘われても無視してください。お願いします。
ほむら「もう終わったわ」
QB「うん。ひとまず僕は退散するよ」
QB「今回は収穫もあった。またね、マミ、ほむら」ピュ
マミ「あっ、じゃ、じゃあねQB」
ほむら「ええ……」
ほむら「……今日はもう終わりにしましょう」
マミ「あ、うん……」
暁美家
ほむら(今まですっかり忘れてたけど、そういえばあいつがいたわね)
ほむら(魔法少女について質問に答えられなかった理由は、やっぱりまどかのため、ね)
ほむら(いつものあいつは魔法少女の説明について、言い淀んだりしないもの)
ほむら(巴マミのところに来たのは、勧誘を手伝わせるつもりだったかしら)
ほむら(今後、気を付けないと……)
ほむら「では寝るわ」
*今後、まどかとさやかにQBが契約を迫るようになりました。
警告するなり見張るなりして契約を阻止して下さい。ほっとくと契約されるかもしれません。
放課後とかは特に警戒してください。マミに魔女退治に誘われても無視してください。お願いします。
ほむら「必要以上に奴に警戒されたくないのだけれど……、安価は絶対だものね」
ほむら「なるべく気付かれないよう[ピーーー]しかないわね……」
ほむら「巴マミの近くにいるかもしれない。彼女の跡をつけましょうか」
ほむら「行きましょう」
どこかのビル
ほむら「望遠鏡をセットして……、彼女の登校中を遠くから張るわ」
ほむら「……」
ほむら「……巴マミを発見。やはり一緒ね」
ほむら「時間を止めて、行動開始よ」ピタッ
ほむら「相変わらずの間抜け面した畜生ね」
ほむら「大きめのまな板において……、ナイフで大まかに切断して、さらにすり鉢で粉々に潰しましょう」
ほむら「殺してから離脱するんだけれど、こいつらには発信機としての機能が備わっているようだから」グシャ
ほむら「死んだあと機能するかわからないけど、一応念入りに潰しておかないとね」グシャグシャ
ほむら「どれだけ対策になるかわからないけど」グリグリ
ほむら「大方潰したわ。……あまり残り時間が無い。急いで元の位置に戻りましょう」ダッ
ほむら「なるべく気付かれないよう[ピーーー]しかないわね……」
ほむら「巴マミの近くにいるかもしれない。彼女の跡をつけましょうか」
ほむら「行きましょう」
どこかのビル
ほむら「望遠鏡をセットして……、彼女の登校中を遠くから張るわ」
ほむら「……」
ほむら「……巴マミを発見。やはり一緒ね」
ほむら「時間を止めて、行動開始よ」ピタッ
ほむら「相変わらずの間抜け面した畜生ね」
ほむら「大きめのまな板において……、ナイフで大まかに切断して、さらにすり鉢で粉々に潰しましょう」
ほむら「殺してから離脱するんだけれど、こいつらには発信機としての機能が備わっているようだから」グシャ
ほむら「死んだあと機能するかわからないけど、一応念入りに潰しておかないとね」グシャグシャ
ほむら「どれだけ対策になるかわからないけど」グリグリ
ほむら「大方潰したわ。……あまり残り時間が無い。急いで元の位置に戻りましょう」ダッ
QBって複数匹存在してて統一された意思を持っている畜生って認識であってる?
どこかのビル
ほむら「戻ってきたわ」
ほむら「監視されている可能性を考慮して、いったんこのミンチ肉をタッパーに詰めてあらかじめ用意した鞄に詰めましょう」ゴソゴソ
ほむら「そして時は動きだす」
ザワザワ・・・・・・
ほむら「調理のために家に帰りましょう」
暁美家
ほむら「でも、改めて見て、なんなのかしらこの肉……。そもそも血が一滴すらないわ……」
ほむら「全体的に白いし……、食べる気が全くしないわね」
ほむら「自分以外の誰かに食べさせましょう」
ほむら「誰がいいかしら?」
*QBを食べる、といった描写は原作にはないため、独自の解釈、あるいは設定をさせて頂きます。
個々の個体が統一した意思を持ち、普通の生物には視認できず、
他の生物に対してテレパシーを行える生物なんて地球上の生物にはいないし、
また、現実にそのような生物が存在し得るかどうか証明することができないためです。
よって、食べたことで多少のファンタジーな出来事があるかもしれません。
食べたら何が起こるかわかりません。死ぬかもしれません。意外においしいかもしれません。
>>199
ほむら「戻ってきたわ」
ほむら「監視されている可能性を考慮して、いったんこのミンチ肉をタッパーに詰めてあらかじめ用意した鞄に詰めましょう」ゴソゴソ
ほむら「そして時は動きだす」
ザワザワ・・・・・・
ほむら「調理のために家に帰りましょう」
暁美家
ほむら「でも、改めて見て、なんなのかしらこの肉……。そもそも血が一滴すらないわ……」
ほむら「全体的に白いし……、食べる気が全くしないわね」
ほむら「自分以外の誰かに食べさせましょう」
ほむら「誰がいいかしら?」
*QBを食べる、といった描写は原作にはないため、独自の解釈、あるいは設定をさせて頂きます。
個々の個体が統一した意思を持ち、普通の生物には視認できず、
他の生物に対してテレパシーを行える生物なんて地球上の生物にはいないし、
また、現実にそのような生物が存在し得るかどうか証明することができないためです。
よって、食べたことで多少のファンタジーな出来事があるかもしれません。
食べたら何が起こるかわかりません。死ぬかもしれません。意外においしいかもしれません。
>>199
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