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    元スレ麦野「美琴、私のものになりなよ」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ラブライブ ×2+ - とある科学の超電磁砲 + - とある魔術の禁書目録 + - 佐々木 + - 百合 + - 私のものになりなよ + - 美心 + - 麦野 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 235 :

    >>249
    残念だったな!美琴は沈利の(ry

    252 = 240 :

    じゃあフレンダは貰っていきますね

    253 :

    黒子をなぐさめる役は任せておけ

    254 :

    濃厚なHで麦野が美琴を調教ハアハア

    255 = 239 :

    今回の麦のんは経験ありだものな。
    御坂を手取り足取り導いてくれるだろう。
    百合は美しいな

    256 :

    ていとくんによって調教済みか

    257 :

    調教系図
    ていとくん→むぎのん→美琴→

    美琴はむぎのんに身体の隅々まで調教されて百合に目覚める・・・なんて素敵なんだろうと思った俺は本格的にヤバいかもしれないな・・・吊ってくるとしよう

    258 :

    >>257
    美琴→おれ

    259 :

    >>257
    調教された美琴が、自分も誰かを調教したくなって、美琴→黒子になると俺得

    260 = 258 :

    >>259
    >>258じゃだめ?

    261 :

    むぎのん→美琴→むぎのん だろ何言ってんだお前ら

    262 :

    >>261
    超納得しました

    263 :

    >>261
    ですよね

    264 = 259 :

    >>261
    いっそのこと むぎのん→フレンダ  美琴→黒子 にすると超俺得

    265 = 257 :

    >>261
    そうだった・・・スマソ

    >>259
    ダメだ。なぜならそこは俺の場所だからだ(キリッ

    こんなことでレス数増やしてすまない>>1

    266 = 257 :

    連レスマジスマソ

    下の方>>260ね。かっこよく決めたかったのに・・・orz

    267 = 261 :

    >>264
    さて此処でフレンダ→黒子という新しい可能性を

    268 = 257 :

    >>267
    いやいやねーだr・・・いやあるかも

    ダメだ。俺の頭の中は麦琴一色でおかしくなりそう・・・それもこれも全部>>1のせいだ。けしからん。いいぞ、もっとやr(ry

    269 :

    麦野「どう?初めてのローションは…」ヌルヌルモミモミ
    美琴「…ゃ…だ……あッ……ッ…」モジモジビクビク
    麦野「こんなにビンビンにして…やっぱお前、オナニーばっかしてんだろ?ハハッ」ギュッギュペロー
    美琴「ッ……し、して…ないわよ…///」
    麦野「こんなになってんのに、まだそんなこと言っちゃうんだ…
       美琴ぉ……もっと気持ちよくなりたく…ない?」ススッサワサワ…
    美琴「…ぅ…ぁあッ……ゃだぁ…いじわる……しないでぇ…」モジモジジンジン




    …あれ?

    270 :

    麦琴なんて好きな奴いるかよマジ誰得^^
    って思ってたら何この流れ。麦琴はやっぱりアリなのかw

    ごきげんよう
    アレイスター様が滞空回線で見てらっしゃるわよ。
    今日はなんとか来れました
    量は相変わらず少なめですがちょろっと投下していきますね

    271 :

    ごきげんよう

    レスが曲がっていてよ

    272 = 57 :


    4日目


    ―学舎の園 入場ゲート 11:50―


    ――――――――――――――――――――
    to:御坂美琴
    件名:おはよう
    本文:
    今ゲート着いたからもうすぐ行く。
    眠いんですけど…
    ――――――――――――――――――――
    >送信 ピッ


    麦野「常盤台中学の御坂美琴さんの招待で来た、麦野沈利です」

    警備員(女)「少々お待ちください……」

    麦野(初めて来たけど、なるほど厳重ね。周囲は高い壁だし、監視カメラもここから見えるだけでもかなりの数……。  
        こりゃ箱入りお嬢様養成所と言われるだけあるわ。 
        石畳に白壁の地中海風の街並……女の子の憧れってのは分かるけど、綺麗なナリした監獄みたいだ)

    警備員(女)「はい、申請されてますね。どうぞ」 ニコッ

    麦野「どうもー」 スタスタスタ

    麦野(警備員も女ばっか。ここから一歩も出ない純粋培養ちゃん達に思いっきり卑猥な単語ブチ撒けてやりたくなるわね。
        ……っと御坂は……いたいた)

    273 = 57 :


    御坂「あ、麦野さんおっすー。わぁ、制服可愛いね。似合う似合う」

    麦野「中学生に制服褒められてもね……。アンタこそいつもの常盤台の制服、板についてるわね」

    御坂「これ以外滅多に着ないしねー」

    麦野「あら、ヘアピンかーわいい」 ツンッ

    御坂「あはは、ありがと、照れるわね。立ち話もなんだし、ご飯食べ行こっか」 スタスタ

    麦野「そうね。……寝不足の胃に優しいもんがいいわ」 スタスタ

    御坂「ごめんごめん、結局明け方までメールしてたもんねー。先に寝てくれてもよかったのに」

    麦野「っつかアンタはなんでそんなケロッとしてんのよ……」

    御坂「なんでって聞かれると分かんないけど、ほら、麦野さんと遊ぶの楽しみだったから……なんて、あはははは……は」 ドキドキ…

    麦野「……ば、ばかじゃないの……」 カァッ

    御坂「な、何よその反応! 言ったこっちが恥ずかしくなってくるでしょっ!」 カァッ

    麦野「言われた方はもっと恥ずかしいんだよ……」

    御坂「あんただったら適当に受け流すと思ったのよ……」 

    麦野「……生意気よ、年下のくせに」

    御坂「沈利お姉様ッ、今日はいっぱいいっぱい楽しみましょーね☆」 (*ゝω・*)-☆バチコンッ

    274 = 57 :


    麦野「……」 ( ゜Д゜)

    御坂「……」 (*ゝω・*)…

    麦野「……」 (((((; ゜Д゜)))))

    御坂「……」 (;ゝω・*)…

    麦野「キモい」 ハァ…

    御坂「わ、分かってるわよ! やってみたかっただけよ!」

    麦野「やってみたかったって何。つまり私のことお姉様って呼びたかったのかにゃーん?」 ククッ

    御坂「んなわきゃないでしょ!」

    麦野「っつかアンタ目上に対する礼儀がまるでなってないのよね。
        一応私アンタの年上なんだから、あんた呼ばわりってどうなのよ。
        常盤台じゃ上下関係そんなに杜撰なわけ?」

    御坂「そ、それは……!」

    麦野「そんなんで後輩達を導いていけるとでも思って? お・ね・え・さ・ま・?」

    御坂「うー……」 シュン…

    麦野(あら可愛い。ちょっと自覚してたとこあったってわけね。ふふん、いじめがいありそうだけど、
        周りにゃこいつの信者も大勢いそうだし。後ろから刺されたくないからこの辺でやめといてやるか)

    275 = 57 :


    麦野「なーんてうっそぴょー」

    御坂「すみませんでした、麦野先輩」 ペコリ

    麦野「……あン?」

    御坂「確かに先輩の言う通りです。以前例の研究所でお会いしたときとは違いますもんね……。
        麦野先輩は私より4つも年上の方なのに、言葉遣いも弁えず、不快な思いをさせてしまいました……。
        本当に申し訳ありませんっ!」 フカブカー

    麦野「ちょっ……ぅええ!? ア、アンタ誰よ!」

    御坂「え……? 御坂美琴です。もうお名前も覚えて頂けないほどに私のことを嫌いになってしまわれたんですか……?」 シュンッ

    麦野「やめやめやめやめー! キモい! さぶいぼ出てきたっ! 敬語禁止! あんたで結構!
        だからその気色悪ぃ言葉使いを今すぐやめろっ!」

    御坂「うん、分かった」 ケロッ

    麦野「なっ…!」

    御坂「うー、寒気したわ。慣れないことするもんじゃないわねー」

    麦野「て、テメェ……図りやがったな……」 ムカッ

    御坂「あら嫌ですわー。てめぇ、だなんて。言葉遣いがお悪いですわよ沈利お姉さま。
        ここは学舎の園。郷に入っては郷に従えって言葉ご存知ですかしら?
        そのような乱暴な言葉遣いではつまみ出されても文句は言えなくってよ?」

    麦野「く……か……て……め」 ギリギリギリ

    276 = 57 :


    御坂「肩こったー。私は敬語使う必要ある相手にはちゃんと使うわよ」 コキッコキッ

    麦野「……私にゃその必要ねえってか。はっ、お偉いこったな第三位サマは。
        アンタにとって目上ってのはカミサマか何かのことなのかねえ。
        親しき仲にも礼儀ありって言葉知ってる?」

    御坂「違うわよ」 クスッ

    麦野「……あァ?」 

    御坂「あんたとの間に、敬語とかそういうので先輩後輩の壁を作りたくないだけ」

    麦野「……」

    御坂「上手く言えないけど、あんたとは対等な関係でいたいの。気を遣わない間柄になりたいなって、思ってるのよ」 ニコッ

    麦野「……勝手な」

    御坂「ああでも確かに勝手なのは分かってるわよ? 
        あんたの言うとおり年下は私なんだし、あんたがちゃんと敬語使いなさいって言うならそうするわ。
        麦野さんとは長い付き合いになりそうだから」

    277 = 57 :


    麦野「……好きにしなよ」

    御坂「いいの?」

    麦野「アンタがそうしたいんなら、いいよ。正直最初からそんなもんどうだってよかったんだから」

    御坂「ありがと」

    麦野「……別に」

    麦野(クソッ……何なのよこいつ……。気を遣わない間柄になりたいとか、対等でいたいとか……)

    御坂「あ、もうお店すぐそこよ。行こ行こっ!」 
        
    麦野(……私はもうアンタのことそういう風に思ってるわよっ!)

    278 = 57 :


    ―学舎の園 cafe 『スマートヴェリー』 12:20―


    「ご注文の料理はお決まりでしょうか?」 ニコッ

    御坂「日替わりパスタのケーキセット一つと……あんたは?」

    麦野「んー、私も同じもん」

    「ドリンクとケーキをお選びください☆」 ニコッ

    御坂「ガトーショコラとセイロンティーお願いします」

    麦野「……どれがオススメ?」

    御坂「そうねえ、木苺のミルフィーユとかレモンタルトが美味しかったわよ?」

    麦野「じゃあレモンタルトとアイスミルクティーで」

    「かしこまりました。少々お待ちくださいませ☆」 ニコッ ペコリー

    麦野「可愛いお店ね。よく来るの?」

    御坂「ううん、たまに。学舎の園の外で遊ぶことの方が多いから」

    麦野「ああ、例の彼と?」 ニヤー

    御坂「なっ! ち、違うわよ! 友達と! 何にやけてんのよ!」 アセッ

    279 = 57 :


    麦野「あら、アンタ友達いたの」

    御坂「いるわよっ! 一昨日だって会ったでしょ!?」 ダンッ!

    麦野「あの子って後輩じゃないの?」

    御坂「後輩だって友達は友達でしょ! 他にもそこそこいるんだからねっ!」 フンッ

    麦野「ああ、例の彼ね」 ニヤー

    御坂「だからにやけるなっ! と、友達じゃないもん……」

    麦野「あれ、付き合ってんの?」

    御坂「……ううん」 フルフル

    麦野「え、でも……」

    御坂「う、うるさいわねー! 友達って言ったら負けでしょうがっ!」

    麦野「ああ、確かに。好きな人だもんね」 ニヤニヤ

    御坂「……う……ち、ちが」

    麦野「違わないでしょ。アンタメールで言ってたじゃん」 ニヤニヤ

    御坂「そ、そうだけど……」

    280 = 57 :


    麦野「どこに惚れたの?」 ニヤニヤ

    御坂「…………私を、対等に扱ってくれるとこ……かな」

    麦野「……ふぅん」

    麦野(理屈で言えば私にも当てはまるような……) ドキッ

    御坂(あれっ何よこのリアクション……あっ、そういやさっき麦野さんにそんな感じのこと言ってしまったような……) ドキッ

    麦野「……」

    御坂「……」

    「お待たせ致しましたー。日替わりパスタでございます☆」 ニコッ


    ゴトッ ゴトッ 


    「ごゆっくりどうぞー☆」 ニコッ

    麦野「え、えーっと……食べよっか」

    御坂「そ、そうね……!」


    イタダキマース


    麦野「……あの男とはよく会うの?」 カチャカチャ チュルンッ

    御坂「んー……モグモグ……学校行くときと帰る時にたまに……」 カチャカチャッ

    281 = 57 :


    麦野「年は?」 チュルンッ モグモグ

    御坂「二個上」 ウマウマ

    麦野「そうなんだ」 ウマウマ

    麦野(おいおい……相手の男こいつに手出したら犯罪だろ……。
        まあ御坂ってガキッぽいけど幼くはないから高校生に見えなくもないけど) モグモグ

    麦野「ふーん……遊びに行ったりとかしないの?」 モグモグ

    御坂「……しないかも」 カチャカチャ チュルンッ

    麦野「どうして?」 カチャ…

    御坂「だっていっつもあいつ逃げちゃうし……やっぱ誘った方がいいかな?」 モグモグ

    麦野「まあ仲良くならないことにはね……」 カチャカチャ チュルンッ

    御坂「そうよねぇ。どういうとこに誘えばいいと思う?」

    麦野「知らないわよそんなの。自分で考えな」 モグモグ

    御坂「お、お願い麦野さんっ! 麦野さんならそういうの詳しそうだから……」 ガシッ!

    麦野「う……」 ビクッ 

    麦野(どうしよ……目がマジだわ……。最初は適当に考えてたけどここまでくると下手なこと言えないし……)

    282 = 57 :


    御坂「だ……駄目……かな?」

    麦野「いや……その。い、いいわよ、任せなさい!」 ドンッ!

    御坂「ほんとっ!? 頼りになるなー」 パァッ!

    麦野(私のアホ――――――!!!)

    御坂「昔の彼氏とはどういうとこ行ってたの?」

    麦野「ええ? そうねぇ……」 ウーン…

    麦野(あいつとの過去なんて思い出したくもないけど……仕方ないな。
        えっと……確か最初はあいつの家で……。
        あれ? その次もあいつの家……。次は私の家で……。
        あれあれ? その次はホテルで……そのあとすぐ別れたから……あれー) ムムムッ

    御坂(すごい……真剣に考えてくれてる……。やっぱり麦野さんってば恋愛エキスパートなのねっ!
        もうこれは勝ったも同然! 覚悟しときなさいよ上条当麻ェっ!)

    麦野「……」

    御坂「wktk」 キラキラキラキラ

    麦野(私……デートしてないじゃん……) ズーン…

    御坂「ど、どうしたの? 何か聞いちゃ駄目なこと聞いちゃった……?」 オソルオソル…

    283 = 57 :


    麦野「いいの何でもない……私って都合の良い女だったのね……」 ハァ…

    御坂「なっ……お、大人発言……」 カァッ

    麦野「ごめん、私の意見あんま参考になりそうにないわ」

    御坂「え……でも、ほんと何でもいいんだけど」

    麦野「ホテルでも?」

    御坂「うっ……そ、それは」 カァッ

    麦野「けど今の子って初体験早いんでしょ? おまけに相手はヤリたい盛りの高校生。
        どっちにせよ連れ込まれる覚悟くらいは決めといたほうがいいかもね。
        好きな相手なんだし」 カチャカチャ ムグムグ

    御坂「え、そういうもんなの?」

    麦野「知らないけど。まあ一応アンタ可愛いしさ。男だったらヤリたくなんじゃないの?」

    御坂「あ、あいつでも……?」

    麦野「だから知らないって。でもそうね、私がそいつの立場で、アンタみたいな純粋な子が相手だったら……」 クィッ

    御坂「……っ」 ドキッ

    麦野「欲しくなっちゃうかもね。ソース付いてるよ」 フフッ スッ

    御坂(……悔しいけどドキッとしちゃった……)

    御坂「……ど、どうしよ」 ドキドキドキ

    284 = 57 :


    麦野「ま、誘うだけ誘ってみたら? 何もしなくてもこのままなんだし」

    御坂「け、けど……初体験とか……そんな」

    御坂(あいつもやっぱりそういうこと考えるのかな……そ、そんなの無理っ)

    麦野「周りの子でいない? お嬢様学校じゃいないか」

    御坂「分からないけど……」

    麦野「っつか今電話しなよ」

    御坂「はぁっ!?」 ガタンッ!

    麦野「うるさい、周りの迷惑でしょが。明日休みなんだから丁度いいじゃん」

    御坂「で、ででででもっ!」

    麦野「つべこべ言わない! 遅かれ早かれどうせいつかみんな膜ブチ抜かれんだよ。ほら、携帯出す」 グィッ

    御坂「膜とか言わないで!」 トリダシ 

    麦野「番号は? 知ってる?」

    御坂「知ってるけど……一応あいつとペア契約した携帯だから」

    麦野「そこまでやっといてなんでメールとか電話しないのよ」

    御坂「何話せばいいか分からないもんっ!」

    285 = 57 :


    麦野「はぁー……まいいや、意地張らずちゃんと伝えなさいよ」

    御坂「よ、よし。行くわよ」 ピッ!


    prrrrrrrrrr…


    御坂(な、なんでこんなことに……。でも麦野さんの言う通り待ってたってあいつは気付いてくれないんだから、
        私から誘わないと駄目なのよね……)


    prrrrrrrrr…ガチャッ


    上条『もしもし。なんだ、御坂?』

    御坂「あ、あの……!」

    上条『ん?』

    御坂「あ、明日暇!?」

    上条『お? ああ、まあ暇って言えば暇だけど。何で?』

    御坂「あ……あの……その……」 チラッ

    麦野(腹括れよ……) ヒラヒラ

    上条『なんだよ?』

    御坂「明日、遊びに行かない?」

    286 = 57 :


    御坂(言っちゃったー……!) カァァ…

    麦野(……よしよし) クスッ…ズキッ

    麦野(……何よこれ)

    上条『あー……いいけど』
     
    御坂「ほんと!?」

    上条『ん……。どこ行くんだ?』

    御坂「どこって……」

    御坂(考えてなかったわ……) チラッ

    麦野「とりあえず後でメールするとでも言っておいたら?」

    御坂「あ、なるほど」

    上条『なるほど?』

    御坂「ううん、こっちの話! あとでメールするね!」

    上条『お、おう分かった』

    御坂「うん、それじゃあね。突然悪いわね」

    上条『上条さんは宿題くらいしかやることが無いので構いませんよっと。じゃメール待ってるな』

    御坂「はーい。バイバーイ」 ピッ!

    287 = 57 :


    麦野「上手くいったみたいね」

    御坂「えへへ、おかげさまでね」 テレッ

    麦野「よかったじゃない」

    御坂「ありがとう麦野さん!」

    麦野「お礼言われるようなことしてないわよ。さ、デザート持ってきてもらいましょ」

    御坂「うん! ふふっ」 ニコニコ

    御坂(あいつとデートかぁ……麦野さんの言うとおり、自分から行動しないと始まらないわね。
        麦野さんと仲良くなれてほんとよかった) フフッ

    麦野(……こいつが喜んでるならそれでいいんだけどね……ほんと何かしらこのモヤモヤしたの……) ハァ…

    288 = 57 :


    ―学舎の園 大広場 14:00―


    カランカラン アリガトーゴザイマシター


    御坂「んー、美味しかったー」 ノビー

    麦野「悪いわね、奢ってもらっちゃって」

    御坂「この前のお礼だし、気にしないで。それよりどうだった? ケーキはお気に召しまして? お姉さま」 バチコンッ!

    麦野「うん。美味しかったよ」

    御坂「……あ、あれ……?」

    麦野「何よ?」

    御坂「いやー、麦野さんだったら『普通』 とか『微妙』 とか言ってくると思ってたもんだから」

    麦野「あら、ちょっとは私のこと分かってきたみたいね。
        けど、美味しいもんには素直に美味しいって言うわよ。その逆も然りだけど。おわかり?」 バチコンッ!

    御坂「う、うん……」 テレッ

    御坂(麦野さんのウィンクは反則でしょ……私もこれくらい綺麗だったらあいつとももっと上手くいくのかなぁ……)

    289 = 57 :


    麦野「んで、次はどこ連れてってくれるの?」

    御坂「すぐ行く? 私お腹一杯だからちょっと腹ごなししたいけど」

    麦野「実は私も。あ、じゃあ明日のデートの準備でもする?」

    御坂「準備って?」

    麦野「服……は制服だもんね。そだ、ヘアピン買ったげる」

    御坂「えぇっ!? い、いいわよそんなの!」

    麦野「焚きつけたのは私よ? たまには年下らしく素直に奢られなさいよ」

    御坂「で、でも……」

    麦野「うるさい。ゴチャゴチャ言ってる暇あんならとっとと可愛いヘアピン売ってる雑貨屋でもアクセサリーショップでも案内しなさい」

    御坂「……う、うん」

    麦野「そうよ。素直にお姉さんの言うこと聞いてりゃいいの」

    御坂(お姉さんかぁ……妹みたいに思われてんのかな) チラッ

    290 = 57 :



    スタスタスタスタ


    御坂「でもほんと明日どこ行こうかしらねー」

    麦野「映画とかいいんじゃない?」

    御坂「遊園地とかのほうがデートっぽくない?」

    麦野「遊園地は実は初デートには向かないのよ」

    御坂「へー、何で?」

    麦野「並んでる待ち時間に会話が持たないから。
        喋れる自信あるならともかく、日中何度も並ぶようなとこは疲れもイライラも溜まってよくないわよ」

    御坂「ほー。さっすが麦野さん。経験者は語るってやつよね、頼りになるー」 カンシン!

    麦野「ほっときなさいよ」

    麦野(まあ雑誌に書いてあっただけなんだけど。
        っつか今日だってアンタと会話持たせるために色々調べてきてんだよこっちは。
        ……でも意外と大丈夫だったわね) フゥ…

    御坂「映画はどうして良いの?」

    麦野「喋らなくていいからよ」

    御坂「それってデートの意味なくない?」

    291 = 57 :


    麦野「そりゃ映画上映開始10分前とかに集合して終わったら即解散みたいなのじゃ意味ないけどさ、まあ普通そんな奴いないでしょ」

    御坂「あーそっか。終わった後感想とかで会話のネタに困らないもんね!」

    麦野「そうそう。暗闇の中で同じ時間を共有できるっていうのも良いよね」

    御坂「すごーい。あんた詳しいわねー。どこでそんなの教えてくれるの?」

    麦野(いつも読んでる『CunCum』と『学園都市Walker』と『びあ』のおかげよ)

    麦野「んー、ほら。日ごろから色んなもんにアンテナ張ってんのよ」 シレッ

    御坂「んじゃ映画にするね。あいつにメールしとこ」 カチッ…メルメルメル

    麦野(微妙にスルーしやがったなこいつ……)

    麦野「メイクは? 大丈夫?」

    御坂「いやー、それがうちの学校化粧も禁止なのよねー。まあ淑女の嗜み(レディライクマナー)とか言って一見分からないくらい
        薄くしてる子も多いんだけど」

    麦野「休日だしリップくらい塗ってたってわかんないでしょ。して行きなさいよ。
        ああけどそれだけだと逆に不自然か……?ファンデも……うーんでも無くても別に」 ブツブツ

    御坂(麦野さんほんと親身になってくれてるなー)

    292 = 57 :


    御坂「あいつに分かるかどうか微妙だしいいわよ」

    麦野「分からなくてもするの。好きな人とのデートなんだから、ちょっとでも可愛いって思ってもらえるようにしといた方がいいでしょ」

    御坂「なるほどね。可愛いか……そういうのにとことん鈍い奴だからねー」 ハァ…

    麦野「苦労するわね。まあ何も言ってもらえなかったら私のところに来なさい。
        今度は完璧な化粧を施して嫌でも可愛いって言わせてやるから」

    御坂「案外優しいわよね、麦野さん」

    麦野「は?」

    御坂「世話焼くの好きでしょ。もっと冷たい人だと思ってたけど、そんなことなくて良かった」 フフッ

    麦野「……そう」

    麦野(私が世話焼くのなんてアンタくらいのもんよ……鈍いのはアンタも同じじゃないのよ)

    御坂「よーし! 応援してくれる麦野さんのためにも、明日のデートは何が何でも成功させてみせるわよ!」 オー

    293 = 57 :

    というわけで今半分なので今日はここで区切ります。
    明日と明後日は家に帰れそうにないので次にお会いするのは早くても月曜日になるかと。
    今日は皆の麦琴妄想ブチ撒けたレスを出先から携帯で覗いてニヤニヤしてたのでまた良いネタあればよろしくw

    それではまた後日お会いしましょう。

    294 :

    クッソ! まだお互いにケーキをあ~んしあう仲じゃないのか……期待してたのにっ
    乙です

    295 :

    乙!
    美琴にアドバイスする麦のんがマジいいお姉さんしてて超萌えた

    296 :

    >>293の「半分」というのは4日目の半分なのか、はたまた全体の半分なのかが気になりました。
    そして出来良すぎです…書いてるssを投稿することができなくなるレベルでorz
    続き楽しみにしています。
    二人共可愛いです

    297 :

    スレタイがスレタイだし今さらだとは思うけど
    美琴さん中2にしてレズの道一直線で将来が心配です

    298 = 262 :

    乙です
    やっべえ、にやけた頬が戻んねえよ
    俺の中に電磁崩しブームが完全にきたわ

    299 = 57 :

    2、3日来れないのでたまにはレス返させていただきますね。

    >294
    サーセンwまだ出会って4日なのでさすがにやめときましたw

    >296
    あ、4日目の半分です。言葉足らずで申し訳ないです。

    >297
    美鈴さんも旅掛パパも孫の顔は見れないですねw

    300 :

    学園都市の技術ならiPS細胞を完全に実用化していて
    同性でも子供を作れるようになってるはず


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