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元スレ麦野「美琴、私のものになりなよ」
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はじめまして。こんにちは。
以前総合に1レスだけ投稿したものの続きです。
・スレタイ通りの電磁崩し(麦野×御坂)です。
・百合要素MAXなのでご注意ください。(男も出ます)
・エロ表現、暴力表現ありなので気をつけてください。
書き溜めはあります。が、急ぐと首が絞まるのでゆっくりやらせてください。
一先ず総合の分から投下しますね。
以前総合に1レスだけ投稿したものの続きです。
・スレタイ通りの電磁崩し(麦野×御坂)です。
・百合要素MAXなのでご注意ください。(男も出ます)
・エロ表現、暴力表現ありなので気をつけてください。
書き溜めはあります。が、急ぐと首が絞まるのでゆっくりやらせてください。
一先ず総合の分から投下しますね。
1日目
―第七学区大通り 15:00―
麦野「はぁ……ったくあいつら、この私の召集を断るなんてどういうつもりかしら。
私の誘い以上の用事なんてどこにあるっていうのよ 」 スタスタ
御坂「あいつも見当たらないし黒子も風紀委員の仕事だし、暇ねー……」 スタスタ
麦野 御坂 「「あっ」」 バッタリ
麦野「……」 ジッ
御坂「……」 ジッ
麦野「道開けなさいよ」 ギロッ
御坂「あんたこそ邪魔なんですけど」 ムカッ
麦野「ガキは大人しく言うこと聞きゃぁいいんだよ貧乳」
御坂「オバサンだからちょっと道をずれるのも億劫ってわけね垂れ乳」
麦野「……やろうっての?」 バチバチッ
御坂「アンタこそ……!」 ビリビリッ
ヒソヒソヒソヒソ…
ザワザワザワザワ…
麦野「……クソッ。っつかアンタ一人で何やってんの? 友達いないわけぇ?」
御坂「グサッ!……人のこと言えないでしょ! あんたこそ何やってんのよ!」
麦野「わ、私は 一人で ショッピングでもしようと思ってたところだよ!」
御坂「わ、私だって 一人で 楽しくゲコ太グッズをっ!」
麦野「……」
御坂「……」
麦野「……ねぇ、アンタ今暇なら遊んであげてもいいわよ……?」 チラチラッ
御坂「……ま、まぁあんたがどうしてもって言うなら付き合ってやるけど……?」
麦野「……そこのカフェでいい?」
御坂「う、うん……」
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―第七学区 cafe『グリフォン=スカイ』 15:10―
「ご注文はお決まりでしょうか?」
麦野「アイスティーとレアチーズケーキ」
御坂「アイスカフェラテとショートケーキ」
「かしこまりました。少々お待ちください」 ペコリッ
麦野「……」
御坂「……」
麦野(どうしよ、話題がない……)
御坂(何で黙ってんのよこの女……)
麦野(……こいつ年下なんだから気ぃ遣ってなんか喋れよ……これじゃまるで―――) イライライライラ
御坂(……こいつ自分で誘ったんだから何か言いなさいよね……これじゃまるで―――) イライライライラ
麦野御坂((―――私が人付き合い苦手な子みたいじゃないっ!))
麦野(ふざけんなっ! 私は友達がいないんじゃねぇ! 作らねぇだけだっつの!)
御坂(馬鹿にしてんじゃないわよ!? 確かに同学年で仲のいい子はいないけど、私には黒子達みたいな後輩がいるんだからね!)
麦野「……そ、そういえばさー」 ニヘラッ
御坂「う、うんうん。何々ー?」 ニヘラッ
麦野「今日いい天気だよねー」
御坂「そう?曇ってるけど……」
麦野「……」
御坂「……」
麦野(こいつ……っ! せっかく私が無難な話題を振ってやったのになんだその返事! なんだこの空気!
ちょっと雲出てたって充分晴れの領域だろうが! 空気読めねえのかこのスットコドッコイ!)
御坂(この女何言ってんの? っていうか天気の話題って……そんなこと話してどうするつもりなんだか……)
「ご注文の商品お持ちしましたー」 コトッ コトッ
麦野「どうも」
御坂「はーい」
「ごゆっくりどうぞー」 ペコリッ
麦野「……」 カチャ モグモグ
御坂「……」 ズズッ カチャカチャ
麦野「……美味しいわね」 モグモグ
御坂「そうね……」 モグモグ
麦野「……ま、うちの近所の店の方が美味しいけど」
御坂「ふぅん……。この近くに住んでるの?」
麦野「そこそこね……アンタは?」
御坂「常盤台の学生寮だけど……」
麦野「あそ。……学舎の園じゃないの?」
御坂「息詰まるもん。寮則も今よりもっと厳しいしさ」
麦野「いいじゃん学舎の園。有名なお菓子屋とかケーキ屋一杯あるのに」
御坂「そんなもん学校帰りに行けるし」
麦野「そか、それもそうね」
御坂「行きたいの……?」
麦野「……別に」
御坂「そう……」
麦野「……嘘、ちょっと興味ある」
御坂「意外ね。あんたでも甘いもん食べたりするの好きなんだ」
麦野「……嫌いじゃないわ」
御坂「ま、私も。……来る?」
麦野「何が?」
御坂「だから、学舎の園。友達を招待するってことなら、中に入れるわよ」
麦野「……いつアンタと私がお友達になったのよ」
御坂「細かいことはいいのよ。行ってみたいんでしょ、暴れて他の人に迷惑かけないなら連れてってあげる」
麦野「暴れるって……アンタ私を何だと思ってるわけ?」
御坂「超暴力的だと思ってるけど?」
麦野「テメェ……施設まるまるぶっ壊した奴がよく言うわね」
御坂「そ、そんなの今関係ないでしょ! 何よ人がせっかく誘ってあげてるのに。じゃあもういい」
麦野「い、行かないとは行ってないでしょ。気になってた店が結構あるのよ。
『cafe de TERRA』の三種のベリーのミルフィーユとか『パティスリー・ブリリアント・キャーリサ』のブラッドオレンジタルトとか」
御坂「案外ミーハーなんだ。でもそういう有名店めちゃくちゃ並ぶわよ?
もっと穴場で美味しいとこもたくさんあるから、そういうとこ行こうよ」
麦野「えー、でも有名店だから食べてみたいんじゃない」
御坂「そんなのテイクアウトで充分。空いてる時見計らって買ってきてあげるから」
麦野「マジ? 気が利くわね。楽しみだわ」
御坂「いいっていいって。オススメ色々あるから太る覚悟しときなさいよ!」
麦野「するする。わぁ、ありがとう」
麦野(……って何仲良くお喋りしてんだ私はぁぁああっっ!!) ガタガタッ!
御坂(急に机に突っ伏してどうしたのかしら……生理痛?) ビクッ!
麦野「……コホンッ、ま、まぁせいぜい私をもてなしなさいよ。わざわざ行ってあげるんだからね」
御坂「え、あ、うん」
御坂(あれ……?何かこの人面白い……?)
麦野(今のちょっと感じ悪かったか……? いや、別にこいつに愛想振りまく必要ないし……)
御坂「じゃあ番号交換しよっか」
麦野「は?」
御坂「いやいや。だからメールアドレスと電話番号よ。連絡先交換しないと行けないでしょ?」
麦野「あ……あぁ、そうよね。そうそう、当たり前じゃない」
麦野(人に番号聞かれたのあいつら以外で初めてだわ……) ピッ
御坂(そういや番号交換なんて久しぶり……) ピッ
御坂「ありがと。第四位の麦野さんね」
麦野「第四位を強調すんな超電磁砲(レールガン)」
御坂「御坂って呼んでよ」
麦野「は、はぁ!? 何で今更……」
御坂「私には御坂美琴って名前があんの。能力が私の全てじゃないの。
麦野さんだって、第四位第四位言われたら腹立つでしょ?」
麦野「いや別に」
麦野(そういう奴はブチ殺すし)
御坂「あっそ。でも私は嫌なの。御坂って言ってみて」
麦野「な、なんでよ……」
御坂「ほらほら早くぅ」 ウルウル
麦野「うっ……」 ドキッ
御坂「み・さ・か」 キラキラキラキラ
麦野「……御坂」 ボソッ
御坂「はい、麦野さん」 ニコッ
御坂「でさ、いつ行く?」
麦野「別にいつでもいいわよ。暇だし」
御坂「暇ってあんた……学校は?」
麦野「行ってねえよ」
御坂「何で? レベル5なのに不登校児?」
麦野「アンタにゃ関係ない。んなことよりアンタはいつ空いてんのよ」
御坂「今日が水曜日だから……土曜とかどう? それくらいなら申請出して通ると思うけど」
麦野「じゃあ土曜ね。っつかアンタ彼氏いないの? 休日なのに」
御坂「なっ、い、いないわよ!」
麦野「そうなの? じゃあ好きな男とか」
御坂「……」 ビクゥッ!
麦野「……おやぁん?」 ニヤー
御坂「な、何よ文句あんの!?」
麦野「いぃやぁ。くくっ、そうかそうか。アンタもいっちょ前に恋なんかすんのね」 クスクスッ
御坂「ほっときなさいよ! あんたはどうなのよ!」
麦野「私? 無い無い。いつもつるんでる中に男一人しかいないし。そいつは別の子と付き合ってるし好みじゃない」
御坂「どういう人が好みなの?」
麦野「……考えたことないな。んー、まあアレよ。好きになった人がタイプってやつ?」
御坂「ふぅん。あんたって何か恋愛経験豊富そうね」
麦野「ええ? ……も、もちろんよ! 星の数ほどの男をフッてやったわよ」
御坂「うわぁ、想像つくわぁ気の毒に……」
麦野(本当は付き合ったの一人だけだし、超思い出したくないんだけど……) ヒヤヒヤ…
御坂「じゃあ、相談とか乗ってもらっちゃおっかな」 ボソッ
麦野「……はぁ?」
御坂「駄目?」
麦野「……ま、まぁこの私にかかったら男なんてギャルゲーより簡単に落ちるわよ!」
御坂「そんな簡単に落ちる男もどうなのよ……」
麦野(どうしよ……)
御坂「ありがと、麦野さん頼りになるわ。メールするね?」
麦野「かかってきなさいよ!」
御坂(……? この人そこそこいい人っぽいわね。口悪いけど)
麦野(まあいいわ。別にこいつの恋路がどうなろうと知ったこっちゃないもんね。適当に答えてたって分かんないわよ)
―麦野宅 17:30ー
麦野(はぁ……なんか疲れた) ボフッ
麦野(でもあいつ意外と可愛げのある奴だったな。麦野さん、だって。
絹旗達も見習えっての、ふふっ)
麦野(また遊んでやるのも悪くないか。にしても……)
麦野(恋かぁ、最近してないな。どうでもいいけど) ハァ…
PiPiPi…!
麦野「ん、メール?」 カチャッ
――――――――――――――――――――
from:御坂美琴
件名:麦野さん(*´∀`)ノ
本文:
今日はありがとう(*ゝω・*)ノ
麦野さんとお茶するの楽しかった(*>艸<)
甘いもの好きなんて、やっぱり女の子なんだね
(*・∀・*)
また行こう!
――――――――――――――――――――
麦野「ばぁか、顔文字つけすぎなんだよ」 メルメルメルメル
――――――――――――――――――――
to:御坂美琴
件名:私も
本文:
楽しくなくはなかったけどね。
にしてもあんたが恋愛(笑)
まあせいぜい頑張んな。
っつか顔文字ウザい
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
麦野(……滝壺たち以外とメールするのなんていつ以来だ?)
PiPiPi…!
麦野「返信早いわねぇ。女子中学生ってこんなもん?」
――――――――――――――――――――
from:御坂美琴
件名:ひどい!(*`皿´*)/
本文:
可愛いでしょ(笑)
素直に楽しかったって言いなさいよ( ̄∀ ̄*)
っていうか笑うな(`・ω・´)=〇
麦野さんは彼氏欲しいって思う?ヾ(´∀`o)
――――――――――――――――――――
麦野「可愛くねえっつの。こいつわざとやってやがんな……」 メルメルメル
――――――――――――――――――――
to:御坂美琴
件名:私は
本文:
今はいらないよo(≧ε≦o)
好きな人なんていないモン☆(*>艸<)
それより御坂の恋バナ聞きたいナ(*>∀<*)
彼氏欲しいの?(≧∀≦)
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
麦野「ふん、これでどう。このウザさを味わうがいいわ」
PiPiPi…!
麦野「だから早いっての。なになに……?」 カチッ
――――――――――――――――――――
from:御坂美琴
件名:無題
本文:
引くわー
――――――――――――――――――――
麦野「こ……いつ!」 ビキビキッ
――――――――――――――――――――
to:御坂美琴
件名:アンタ
本文:
ムカつく。
もういい、晩御飯の用意するからまたね。
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
麦野「ったく。……今日は作るの面倒くさいな。シャケ弁でいっか」
PiPiPi…!
麦野「何こいつ暇なの?」 カチッ
――――――――――――――――――――
from:御坂美琴
件名:ごめんごめん(*´∀`)ノ
本文:
冗談よ(´ε`*)
だからもうちょっと付き合ってー(笑)
麦野さん自炊なんだねヾ(・ω・*)
今日何作るの?
――――――――――――――――――――
麦野「……暇みたいね」 メルメルメルメル
――――――――――――――――――――
to:御坂美琴
件名:はいはい
本文:
今日はほうれん草と鶏肉のクリームオムライス
と、シーザーサラダ
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
麦野「さぁて、コンビニ行こっと」 ポイッ
―常盤台中学学生寮 二○八号室 17:40―
御坂「へぇ、麦野さんて料理上手なんだ。クリームソースのオムライスか、聞いてたらお腹減って来ちゃった」
白井「お姉様、何独り言おっしゃってますの? 先ほどからベッドに寝転がってずっと携帯をいじっておいでですし。
新しいお友達でもお出来に……ハッ!ま、まさか恋人ですの!? お、お姉様ぁぁぁあああ!
誰とメールをしておいでですの! 黒子にもお見せになってぇっ!」 ガバチョッ!
御坂「こら黒子っ!人の携帯勝手に見るな! そして私に覆いかぶさるな!」 ゲシゲシッ
白井「ああんっ、お姉様、もっとくださいましっ! ……あら、なんだ女性の方ですの」
御坂「あんた自分は女の子が好きなのに私が女の子とメールしても別に何も言わないのね」
白井「あらいやですわ。わたくしは女性が好きなのではなくお姉様だけを愛しておりますの。
それにお姉様の交友関係にケチをつけるほど狭量な人間でもございません。
黒子の心は海のように広いんですの」
御坂「あそ。あ、初春さんから黒子に内緒で遊びに行こうってメールだ」
白井「野朗初春ェッ!お姉様今すぐ電話帳登録抹消してくださいましっ!」 ガァァッ
御坂「狭いじゃないの……さぁて、麦野さんに返事しなきゃっと」
――――――――――――――――――――
to:麦野沈利
件名:美味しそう(o≧口≦)o
本文:
いいな、私も食べたい!麦野さん料理上手なん
だね(*>∀<*)
っていうかお腹減ってきたよーo(≧ε≦o)
夕食の時間までまだ結構あるし、どうしよう…
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
白井「お姉様。そう言えば今麦野さんとおっしゃいまして?」
御坂「ん? 言ったけど?」
白井「もしかして学園都市第四位のレベル5。麦野沈利さんとお知り合いになりましたの?」
御坂「お、さすがに有名人ねー。まぁ知り合いになったというか、もともと知ってはいたというか……」
白井「どういうことですの?」
御坂「今日友達になったの」
御坂(ちょっと違うけどまあいいか)
白井(友達って……相手はそこそこの年齢じゃありませんの……?
仮にも中学生のお姉様とお友達って……)
白井「そ、そうですの。よかったですわね。どのような方ですの?」
御坂「どんなって、んーそうねー……顔は美人よ。
んで、スタイルがよくて、胸が大きくて髪はふわふわね。
まあレベル5だから頭もそれなりに良いだろうし……。
それから体力凄いし、喧嘩も強い。あとは……ああ、料理が得意みたい」
白井(……あらいやですわ。お姉様と並んだらとても素敵な図になりそうじゃありませんの) ジュルリ
白井「それはまた随分と完全無欠な方ですのね」
御坂「あの人がぁ? 無い無い。めちゃくちゃ口悪いよ?
目つきも怖いし何かと偉そうだしね」
白井(今度はボロクソですの。お姉様本当はお嫌いなんじゃ……。
けれどお姉様は他人の陰口を言うような方ではありませんし、これはあの殿方と対するもの同じ匂いがしますの。
結構気に入ってらっしゃる……?) アセッ
メールゲコ!メールゲコ!
御坂「おっとメール来た来た。ちょっとごめんねー」 カチャッ
――――――――――――――――――――
from:麦野沈利
件名:食べたい?
本文:
一食2000円ね。
っつか間食でもしてろよ。そして醜く太れ。
――――――――――――――――――――
御坂「金取るんかい! なんて一人ツッコミ」 メルメルメルメル
白井(お姉様がこんなに楽しげにメールされるなんてあの殿方くらいのものですの……。
何はともあれお姉様にも気の合うご友人が出来たようで黒子は寂しさ半分嬉しさ半分ですわ。
やはり大人っぽいお姉様には同年代の方よりも年上の方のほうが話が弾むのかも知れませんわね)
――――――――――――――――――――
to:麦野沈利
件名:えー(o≧口≦)o
本文:
お金とるのー?(´・ω・`)
あ、私食べてもそんなに太らない方なの(・∀・)
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
御坂(意外とちゃんとメール返してくれるな。
暇なのかしら。学校も行ってないらしいし)
御坂「あれ、何の話だっけ?」
白井「もう結構ですの。それよりお姉様、今週の土曜日はご予定はありまして?
よろしければわたくしとショッピングでもいかがです?」
御坂「ごめんその日パス。先約あるのよ」
白井「あらま珍しい。どちらへ行かれますの?」
御坂「麦野さんが学舎の園の中にあるケーキ屋に行きたいっていうから案内することになってるのよ。
悪いわね」
白井「そ、そうですの。またお誘いしますわね」
白井(また麦野さんですの……?
先ほどはああ言ったもののこれはわたくしの立場を脅かす強力なライバル出現のようですわね)
メールゲコ!メールゲコ!
御坂「うん、ありがと。っと、返信来た」 カチッ
――――――――――――――――――――
from:麦野沈利
件名:Re:
本文:
死ね
――――――――――――――――――――
御坂(……?ああ、太らないって書いたからか、びっくりするじゃないの) メルメルメルメル
――――――――――――――――――――
to:麦野沈利
件名:ちょっとー
本文:
いきなり死ねはひどくない?(´・ω・`)
そりゃいくらケーキ食べても大丈夫だし、お菓子
も体に悪いのを除けば食べ放題みたいなもんだ
し、ダイエットなんてもんとは無縁な生活だけど、
私だって好きでこんな体質になったんじゃないん
だからねo(≧ε≦o)
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
御坂「ふふん、これでどうよ」
白井(ま、まぁお姉様も今日始めたために夢中なだけで、時が経てば飽きてしまいますの。
そうすればまたお姉様の時間は黒子の独り占めですわ。
寂しくなんてありませんの……) イジイジ
メールゲコ!メールゲコ!
カチッ
――――――――――――――――――――
from:麦野沈利
件名:Re:
本文:
ブチコロシかくていね
――――――――――――――――――――
御坂「わ、こりゃそうとう怒ってるわね。ちょっと挑発しすぎたか」 メルメルメル
――――――――――――――――――――
to:麦野沈利
件名:ごめんね(≧Д≦;)
本文:
冗談冗談(*ゝω・*)ノ
ってか麦野さん全然太ってないのにそんなの気
にすることないでしょヾ(´∀`o)
むしろ私はちょっとくらい胸に肉を着けたいんだけ
どどうすりゃいいのよ…
――――――――――――――――――――
>送信 ピッ
白井「はぁん、お姉様ったら。慎ましいお胸を大きくしたいのなら黒子におっしゃって下さればよろしいのに。
誠心誠意、心を込めて揉み倒して差し上げますの」
御坂「ちょっ! 勝手に見てんじゃないわよ!」 ゴツンッ!
白井「ぐふぇッ! い、痛いですの……。だってお姉様があまりに楽しそうにしてらしたから、どんな内容か
気になりますの……」 アタマサスリサスリ
御坂「楽しそうって。普通にメールしてるだけよ。あんただってよくしてるじゃない」
白井「お姉様が携帯をいじっておられるのが珍しいからですの」
御坂(まあ黒子は部屋に帰ればいるし、初春さんや佐天さんとたまにするって感じよね。
あれ、やっぱ私友達少ない……?) ズーン…
白井「お、お姉様? 今度は急に沈んで、どうなさいましたの?」
御坂「なんでもない。ちょっと自分を省みただけ……」
白井「?」
メールゲコ!メールゲコ!
御坂「お、来た来た」 パァッ
カチッ
――――――――――――――――――――
from:麦野沈利
件名:あのねえ
本文:
私は太ってるなんて思ってないんだから、変な勘
違いしないでくれる?
アンタの胸のことなんか知ったこっちゃないわよ。
それにしても肩凝る。
大きいと見られるし大変なのよねー。
あー、小さい人にはこの苦労わかんないだろうな
ー。
小さい人は可愛いデザインの下着が買えて羨ま
しいわね☆
――――――――――――――――――――
御坂「ぐっ……! し、仕返しってわけね。何て返そうかな」 ウーン
白井(言葉の割りに笑顔になってますわよ。
別に構いませんの。お姉様の幸せはわたくしの幸せ。構っていただけないのもお姉様の生活に充実があるからこそ。
でも涙が出てしまいます……女の子ですものっ!) ホロリ
御坂「~♪」
白井(負けませんわよ麦野さんっ! これはわたくしと貴女の戦いですのっ!
どちらがお姉様のパートナーとして相応しいか、思い知らせて差し上げますの!) ゴゴゴゴゴ…
とりあえず今日はこんなもんで。
地の分無しのSSは初めてなのですが、こんなに難しいとは知りませんでした…。
不慣れですが、お手柔らかにお願いします。
それではまた近いうちに。
地の分無しのSSは初めてなのですが、こんなに難しいとは知りませんでした…。
不慣れですが、お手柔らかにお願いします。
それではまた近いうちに。
お前マジで続けろよ
今までで一番気に入ったんだからな
マジで続けろよお願いします
今までで一番気に入ったんだからな
マジで続けろよお願いします
なんで麦のんはこんなにかわいいんだろう
天使?天使なの?麦野沈利ちゃん!
天使?天使なの?麦野沈利ちゃん!
あんたか。これは期待できるな。
2人のメール安価でやればそれだけで一スレいけそうだなw
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