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    元スレ絹旗「どいてください!超邪魔です!」上条「な、なんだぁ?」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - ストライク + - フロリス + - 上条 + - 上条麦野 + - 垣フレ + - 絹旗 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    701 = 682 :

    フレンダには策があった。今のフレンダは何も持っていない、しかし絹旗に頼るのは状況を悪化させるだけだ。

    浜面なんてもってのほかだ、あいつは事前に敵を知っとかないとだめなタイプだから。

    携帯をいじりながら、ダッシュで爆走する中、フレンダが呟く。

    フレ「もう少しで、外!」

    ここで敵1が違和感に気づく、

    敵1「・・・・テメエ・・!!」

    そう、フレンダは路地裏の外、街に逃げているのだ。

    フレンダの策、それは簡単に言うと時間稼ぎなのである。

    まず街中に逃げ込めば、敵1も簡単には手出ししてこないので、そこで絹旗がもう一人の敵を倒すまで時間を稼ごう

    というわけだ。もう連絡は取ってある。「もう少しです♪待っててください!!」という返信が返ってきた。

    702 = 682 :

    フレ「ラスト20m!!!!!」

    敵1は、ばつの悪そうなツラをした後に、諦めたように言った。

    敵1「っち・・・これだけは・・・やりたくなかったんだが・・」

    ドズン、言い終わるや否や、フレンダの目の前に大きな巨人が降ってきた。

    フレ「きゃ・・・・!!??」

    動揺するフレンダを見て、敵は大きく口をゆがめる。

    敵1「よう、さっきぶりだな。」

    巨人はフレンダの前に立ち、フレンダをこれ以上前に行けなくしている。

    ここで、フレンダの思考は答えを出す。

    詰んだ。

    703 = 682 :

    敵1「じゃあなぁ、あっちも気になるからさあ。」

    冷淡な口調ではっきりそう言うと、敵1は右手を、ギリギリ、と音が出るほど握り

    そのまま、フレンダへ振りおろした。

    フレ「・・・・・次、生まれてくる時は、動物園のうさぎさんがいいな・・・」

    フレンダは、辞世の願いを込めて死を覚悟した。

    これはきっと、神様が施した”運命”というやつなのであろう。

    ”運命”には基本的には逆らえない、フレンダもその一人にすぎない。

    だが

    ”そうでない者”もいるのである。

    今、街からここまで、20m弱の距離にある。

    街からは薄暗くて”見える”か”見えないか”ぐらい、




    そこに、”見える”少年がいた。







    「おい!!!おまえ!!!なにしてやがる!!??」

    704 = 682 :

    「そいつから離れろ!!」

    フレ「へ?」

    あまりの事に、喉から変な声が出る。

    敵1「あぁ?」

    敵1も振りおろすのをやめ、そちらを見る。


    そこには、”ツンツン頭のなんの変哲のないただの高校生”が立っていた。

    ここにいる二人はこの者が、さっきの”運命”の話の後者の方だとは、誰も思わないだろう。

    上条「そいつから離れろって言ってんだ!!デカブツ!!!」

    705 = 682 :

    リオネル・めし

    706 = 699 :

    マラ~?

    707 = 682 :

    少年は踏み出す。

    敵1も踏み出す。

    一歩、一歩と両者は踏み出す。

    両者は1m感覚で止まる。

    敵1「はあ?何だテメエ?」

    敵1はニヤニヤしながら言う。

    少年は鋭い眼光で言った。

    上条「とおりすがりの無能力者だ!!」

    敵1は盛大に吹きだした。

    敵1「げえっはっはっはっは!!!む、無能力ゥ!?こりゃあ大爆笑とおりこしてんぜ!!」

    フレンダもたまらず言う。

    フレ「きみ!!逃げなよ!!無能力じゃ勝てっこないって!!!!!」

    少年は言う。

    上条「じゃあ・・・俺が逃げたらオマエはどうなるんだよ?」

    フレ「人の事なんて気にしないで逃げなって!!!」

    フレンダは久しぶりに人間に気を使った。

    「アイテム」以外と喋るのだって久しぶりだった。

    708 = 682 :

    少年は叫ぶように言った。

    上条「目の前で女の子が傷つけられるのに、黙ってられっか!!!!!!!!!!!!」



    フレ「!?」

    これも久しぶりの「女の子扱い」だった。

    少年は敵1へ向かう。

    「いいぜ・・・」

    敵1「無能力者の分際でェ!!」

    敵1は大きく体を反る。

    敵1「生意気なんだよォ!!!!」

    巨大な右手が上条を襲った。

    が、

    上条が右手で触ると敵1は元のサイズに戻る。

    敵1「テメエ何し、」

    上条「おまえがあの子を傷つけるって言うなら・・・・」

    敵曰く、この時の上条は2倍大きく見えた、という。

    上条「まずは・・・・・・その幻想をぶち殺ォす!!!!!!」

    709 = 682 :

    ちょっと野暮用で、12時15分ごろやるからちょっとまってて下し。

    ゴガン、快音をたて、敵1はコンクリートの地面と仲良しになった。

    フレ「すご・・・・・・」

    フレンダは目の前の出来事に、言葉を失くした。

    そこへ少年が優しく語りかける。

    上条「よお、大丈夫か?」

    フレンダは色々クエスチョンマークがいくつか上がった。

    あの能力は何なのか、なんで助けてくれたのか、

    でも、フレンダに残されたわずかな人間性が次の言葉を促した。

    フレ「あ、ありがとう・・・ご、ざいます。」

    713 = 682 :

    今やるからチョイとおまちくだし

    714 = 682 :

    フレ「えっと・・・?」

    上条「よし、大丈夫そうだな」

    少年はにっこり笑うと、くるりと反転し、何事もなかったかのように帰ろうとした。

    フレ「ちょ、ちょっと待って!!」

    少年は振り向く、

    フレ「え・・・あの、お名前は?」

    少年はふふっと笑ってこう答えた。

    上条「いえいえ、名乗るほどの者じゃあございません。強いて言えば、通りすがりの無能力者ですよ」

    そう言って少年は、なぜか小走りで路地裏から消えていった。

    フレンダはそれをじいっと眺めていた。__________

    フレ「・・・・結局、何な訳?」

    715 = 682 :

    絹旗「フレンデャー!!!」

    絹旗が奇声に近い声を上げながら飛んでくる。

    絹旗「大丈夫ですか!?」

    フレンダはにこやかに言う

    フレ「うん、なんとか、ね」

    フレ「ちょっとさ、今あった事を話したいからどこか・・・・・」

    絹旗「ファミレスいきましょう!!」

    絹旗が目を輝かせて言う。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ファミレス

    フレ「てな訳なんだけど・・・」

    絹旗はパフェを口いっぱいに頬張りながら答えた。

    絹旗「ひょえあふおいはいへんをひあひはへえ」

    浜面「飲み込んでからにしろ」

    716 = 698 :

    絹旗ちゃんのデャー!!!にワロタwww・・・じゃなくて萌えた!

    717 = 682 :

    絹旗「それはすごい体験をしましたね☆」

    フレ「いや、まあ・・」

    浜面「・・・・」

    浜面「なかなか、あり得ない話だけどな。」

    フレ「・・・・・・・」

    フレンダが不意に窓の外に目をやる。

    フレ「!!!!!!!!」

    ガタン、と音をたてフレンダは立ち上がった。

    絹旗「?・・どうしました?」

    フレ「いた・・・」

    絹浜「へ?」

    フレ「あの人!!!!!!」


    718 = 682 :

    だっ、とフレンダは高速でファミレスを出る。

    その際に物騒なものがいくつか落っこちたが、浜面のファインプレーにより難を逃れた。

    バン!

    フレ「・・・・あのっ!!」

    上条「ん?」

    青ピ「なんやかみやーん?また女の子連れてきてェ?」

    土御「いつもいつもうらやまし・・・・・」

    土御門は知っている。その女がどんな女かを、そして

    かみやん病はこんなところにまで・・・っ、学園都市がヤバイ!!とも思った。

    719 = 699 :

    昼寝か

    720 = 682 :

    いや、明日テストだったからちょっとだけ予習してたっす、いまやるっす

    721 = 682 :

    フレ「その・・・さっきはありがとうってのを伝えに来た訳なんだけど」

    上条「おお!さっきの子か!!いやいや、いいですよ。上条さんにとっては日常茶飯事ですから。

    それより、あの状況はなんだったんだ?」

    フレ「えと・・・その・・」

    ヤバイ、考えてなかった。フレンダは混乱した。

    ここでまさかの助け船がでかかった。

    浜面「絡まれてたんで・・・・・」

    上条「」

    浜上「「お、おまえェ!?」」

    フレ「知り・・・合い?」

    722 = 699 :

    明日テストならムリいくない

    723 = 698 :

    上に同じ

    絹旗ちゃんハァハァ・・・じゃなくて! テスト勉強はマジで大事だから。ssは二の次でOK!

    724 = 682 :

    じゃあ・・・・ちっとだけ甘えて・・・・・

    そのうちやります。

    725 :

    あーそうそうもしテストの成績が悪かったら























    オ・シ・オ・キ・カ・ク・テ・イ・ネ

    727 = 725 :

    仕方ない





















    ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ネ

    テストぐらいと思ったけど鬼になるわ

    730 = 728 :

    ちょっと書いてく、もうね、軽いストレス発散だからねコレ。

    二人「「・・・・・・・・・・・・・・」」

    浜面「・・・・・まあ、あの時はお世話になりました」

    上条「いえいえ、こちらこそ」

    二人がへコヘコしてるのを見ながら、

    フレ「(後で何があったか、浜面に教えてもーらおっと)」

    などと思った。

    因みに、絹旗はパフェを一気に三つも頼んだので、まだ店の中にいるのがわかる。

    浜面「まあ・・立ち話もなんだし、店入んねえ?」

    フレ「え?」

    予想斜め上、そして、その手があったか!などの単語がフレンダの頭に浮かんできた。

    733 :

    ダブらなければいいのだダブらなければ!

    734 :

    三学期制は辛いね
    俺は二学期制だぜ

    735 :

    マジで勉強しとけ
    俺みたいになるよ

    738 = 728 :

    >>737うん(泣)最近ずっと書いてたから、禁断症状が・・・・

    それにも負けず頑張るぜ!!

    739 = 737 :

    >>738
    絹旗「超その意気です!頑張ったらご褒美に私を超あげt(ry」

    ・・・自重します

    740 :

    おわったぜ?

    742 :

    んで手応えは?勿論酷ければブ・チ・コ・ロシ・カ・ク・テ・イ・ネ

    743 = 740 :

    手ごたえ?・・・・・ナニソレオイシイノ?

    744 = 740 :

    てのは冗談・・・・かな?、まあフツ―ぐらい?

    745 = 742 :

    >>744
    よしまあ悪くないんだなでは続きを書くんだ

    746 = 740 :

    へい!!おやびん!!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    上条  「そうかー!絡まれてただけだったのかー!」

    浜面の情報操作能力も侮れないな、とフレンダは心の中で呟いた。

    青髪  「なぁなぁ!?そこにおる、これまたプリティな女の子もかみやんの知り合いなぁん?」

    上条  「いや・・・・・その子は知らないな。」

    絹旗  「ええ、超知りませんよ。」

    言い終わると同時に、またパフェをほおばる。

    青髪  「なぁ?お名前はなんて言うん?」

    絹旗  「ひぬはらはいあいれふ。」

    青髪  「全然言えて変とこもかわええなあ♪」

    上条  「浜面・・・・気をつけろ。」

    浜面  「大丈夫だ・・・自分の身くらいちゃんと守れるやつだ・・・・・・たぶん・・・」

    ひぬはら「?」

    不穏な空気が漂ったが、ここでフレンダが切りこんだ。

    フレンダ「改めて、さっきはありがとうな訳よ。」

    747 = 742 :

    ひぬはらだと……最強じゃないか!!

    748 = 740 :

    上条「いやいや、お礼を言われるほどの事はしてませんって」

    フレ「ううん、してる」

    上条「いやいや、俺は当然の事をしたまでで・・・」

    フレ「私にとっては「当然の事」じゃなかった訳!」

    上条「もっと言っちゃうと、内から出る感情の処理をしたかったからしただけで・・・」

    フレ「私も内から出てくる感情の処理をしてるだけな訳よ。」

    上条「・・・・・・・・」

    青髪が歓声を上げた。

    青髪「おお!かみやんを論争で打ち負かした子が出よったでー!!」

    土御「その子には、お得意の説教も利かないかもにゃー♪」

    上条「説教ってなんだよ、説教って」

    土御「あれ?違うか?、「お前らだって待ってたんだろ!!誰もが(ry」

    上条「?それのどこが説教なんだ?」

    絹旗「・・・・ちょっと引きますね」

    上条「冷静に批判された!?」

    749 :

       てめぇらずっと待ってたんだろ!?インデックスの記憶を消さなくてもすむ、インデックスの敵
       にまわらなくてもすむ・・・そんな誰もが笑って、誰もが望む最高なハッピーエンドってやつを。
       今まで待ち焦がれてたんだろ?こんな展開を・・・何のためにここまで歯を食いしばってきた
       んだ!?てめぇのその手でたった一人の女の子を助けて見せるって誓ったんじゃねえのか
       よ?お前らだって主人公の方がいいだろ!?脇役なんかで満足してんじゃねえ、命を懸け
       てたった一人の女の子を守りてぇんじゃないのかよ!?だったら、それは全然終わってねぇ、
       始まってすらいねぇ・・・ちょ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ っとくらい長いプロローグで絶望してんじ
      ゃねぇよ!手を伸ばせば届 | ちょっと引きますね|くんだ!いい加減に始めようぜ、魔術師!!  
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                               ∨      (゚д゚ )
                              <⌒/ヽ-、__ノヽノ |
                            /<_/____/ < <

    750 :

    ひぬはら→ひにゅはら→貧乳はら


    ふむ?


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