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    元スレ咲「バスケって楽しいよね。いっしょに楽しもうよ!」

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    351 = 339 :

    「フェアプレイ精神って事かね。もしくは意地か」

    「それもあるだろうけど、衣と代わった時のギャップを恐れたんだじゃないかな?」

    「あー。たしかに落差が異次元過ぎて余計に止められなくなりそうだしな」ハハハ

    透華「笑い事じゃありませんの!!!!!」

    透華「前半でこのわたくしが僅か32600点しか入れられてませんのよ!」

    透華「このままではわたくしが全く目立てずに終わってしまいますわ!」

    「あ、負けてる事じゃなくてそこが重要なんだ」

    「透華は特にキツいマーク受けてたからなぁ。それでもムキになってパワー勝負挑まなきゃもっと取れてたと思うけどさ」

    智紀「…このまま衣が来なければ敗北確率81%」

    智紀「透華、衣の様子は?」

    透華「渋滞に捕まって、もう少しだけ掛かるという事でしたの。ハーフタイム中に間に合えば良いのですけど…」

    353 = 339 :

    久保「よーし前半はよくやった」パチパチパチパチ

    福路「ありがとうございます。コーチ」

    福路「皆、とっても良かったわ。これだけのリードがあれば、後半天江さんが来ても大丈夫」

    福路「私達の麻雀をしっかりやれば、必ず勝利を掴む事が出来ます。頑張りましょうね」

    4人「はいっ!!!」


    池田「いや~楽勝でしたねキャプテン。これだと歯応えが無さ過ぎてつまんな…

    福路「ふーーー……」ダラダラ

    池田(!キャプテン…すっごく消耗してる…!)

    ドム「…………」ゴクゴク

    未春「大丈夫…いける…」グッグッ

    文堂「……………」ゼェゼェ

    池田(みはるんと純代と文堂も…!)

    池田(そうだ…相手は龍門渕の四天王。マークの疲労度は普通の相手の比じゃない)ゴクリ

    355 :

    なんかすげえ

    356 :

    麻雀・・・?

    357 = 339 :

    福路「大丈夫よ華菜。後半荘一回…例えこの足が折れても私は最後まで走り切るわ」

    池田「キャプテン…」

    池田(私は相手が素人だったから、まだ体力には全然余裕がある)

    池田(後半の鍵を握るのは私!私が風越を勝たせてみせるし…!)

              ブーーー!!!

    審判「ハーフタイム終了!これより後半戦を開始します!」


    透華「早く来なさい衣――――っ!!!!!」

    359 = 339 :

    ハーフタイム終了と同時刻。一台の車が試合会場に到着した

    ハギヨシ「到着しました、衣様」

    「うむ」ピョンッ

    ハギヨシ「透華お嬢様は大変お待ちかねですよ。あれからも何度も着信が入っていましたし」

    「透華は短気すぎる」ハァ

    「半荘どころか南場が残っていれば、衣が勝つには十分だというのに」

    ハギヨシ「衣様のご活躍を期待しておられるのですよ」

    「当然…っ!!」

    「有象無象の下等生物が…衣に勝てる訳無いんだからっ!!」ピシャーン!!! ドン!


    「!!!」ゾクッ

    「!どうしたの?咲」

    「あ、いえ…」

    360 :

    海底摸球

    362 = 339 :

    審判「TiP OFF!」

           バチッ!

    「後半戦開始!」「ジャンプボールを取ったのはやっぱり龍門渕だ!」

    「今度はちゃんとコントロールしたね。純君っ」パシッ ビッ

    「おうっ」パシッ ダムダム

    福路「…………」キュキュッ

    (前半を戦って思い知った。こいつらは強え)

    (特にこのキャプテンの福路は、衣を除けば俺が知ってる中でも一番のプレーヤーだ)

    (雰囲気は小者だが、スコアラーの池田の得点力は透華とタメ張る位だし)

    (他の三人も素質は並だが、相当鍛え上げられてやがる)

    (それに面食らってかなり点差を広げられちまって、このまま衣抜きで逆転すんのは厳しい…が)

    「衣のワンマンチームって言われんのは我慢ならねえよなぁっ!」ビッ!

    363 :

    ドムを踏み台にしてダンクはまだか

    364 = 342 :

    支援だよもー

    365 = 339 :

    まこ「あの位置からバックパス?」

    「何の意味があるのでしょう…」

    「流れを変えるとかじゃないの?彼女は麻雀においては変な鳴きを入れるのが特徴だったし」

    「非科学的です…」

    未春(まさかこっちにパスしてくるなんて…)

    (お、ちょっと緩んだ。これならっ!)ひょいっ ズバッ! パシッ

    未春「えっ?」

    優希「おぉっ!何か今凄い事したじぇ!」

    「先に背中越しにボールを前に通して、そこから抜いてキャッチ。器用ですね…」

    366 :

    風越負けるんやろうな・・・かなC

    368 = 339 :

    池田「みはるん!フォローするし」バッ

    「じゃあされる前にっと。透華!」ビッ

    透華「いらっしゃいまし!」ピョンッ バシッ

    優希「ジャンプして取った!そのまま入れる気かっ?」

    ドム「………させない」バッ

    「駄目ですね。風越のセンターが完全にコースを塞いでます。ジャンプした意味が…」

    透華「その程度でわたくしを止めたと思ったら大間違いですわよっ!」

               スッ ひょいっ

    「!空中でボールを下げて掬い投げた。ダブルクラッチ!」

    369 = 339 :

    透華「お入りなさいっ!」

      コロコロコロコロ

    透華が投げたボールはリングの渕に乗り、数回転して

    福路(これは落ちる!)

    福路「文堂さん深掘さん!リバウンドをおさ…

         ダンッ! チョイッ ポスッ

    智紀「ふぅ…」スタッ

    「最後は沢村が押し込んだーー!!」「龍門渕四天王の連携プレーだ!」「やっぱこの4人もスゲーーー!!」

    龍門渕 107800- 156400 風越

    370 = 366 :

    沢北?(難聴)

    371 = 343 :

    ともきーやっと目立てた

    372 = 339 :

    透華「ともきー!なんて余計な事をしてくれましたの!」

    透華「触らなければわたくしの跳満プレイでしたのに!」ぷんすか

    「いや、多分さっきの外れてたと思うよ」アハハ…

    「ナイスワンタッチ。ともきー」

    智紀「うん。…透華が肝心の時にやらかす確率は100%だから」

    透華「なあんですってえ!!!」


    「…凄いプレーだったわね。さっきの一連の流れ…」

    かじゅ「あぁ。国広のボールハンドリング技術に、龍門渕の空中でのボディバランス、沢村の高さとプレーの先を読むデータバスケ」

    かじゅ「そしてこの展開の起点となるパスを出した井上…」

    「オールラウンダーでは無いけど、得意技では誰にも負けないスキルを持っている四人。…やっぱり厄介よね」

    373 = 342 :

    やっと追いついた
    しえ

    374 = 339 :

    池田「ちっ上手いことやられてしまったし」

    未春「スミマセンっ。私が国広さんを抜かせてしまったから…」

    福路「気にしないで。井上さんはたまにあぁいう不可解なパスを出して霍乱を狙って来るから」

    福路「皆も集中力を切らさず、ボールに集中しておいてね」

    福路「次の攻撃は―――!!!」ゾクリ バッ!

    池田「?キャプテン?どうして急に入口なんか見て…」

    「!」バッ

    かじゅ「!」バッ

    藤田(!遅いご登場だな)


    ―――実力者がその気配に一早く気付き、発信源に視線を送る。その正体は――

    ??「におうね…この会場」

                ギイイイイッ


             「美味そうなにおいがする」


    ――――龍門渕高校二年、天江衣

    375 = 342 :

    汗のにおい・・・?

    376 = 339 :

    扉が開かれた瞬間。その圧倒的な存在感に会場の誰もが気付き、数秒の間を置いて爆発的な歓声が上がる


    ワアアアアアアアアッ!!!  オオオオオオオオオオオッ!!!

    「天江だーーーっ!!!」「天江衣が来たぞーーー!!!」「俺はお前を見る為に仕事サボって来たんだ!!」
    「前年度MVPにしてインハイ最多獲得点数記録保持者っ!!」「さあさあ龍門渕の逆襲が始まるぞ!!」「衣ちゃんこっち向いてーーー!!」


    「す、凄い人気ですね…」

    「そりゃあこれだけ焦らされればねぇ。ボルテージもすぐにMAXになるでしょ」

    「あの見た目だから単純にファンも多いし」

    (あれが…天江衣。お姉ちゃんより多く点を稼いだ人…!)ゴクリ

    378 = 339 :

    「五月蠅い…。全く、これだから人の犇めく場所は嫌いなのだ」

    透華「衣!!!来るのが遅過ぎですわっ!わたくし首を長くして待ち過ぎてろくろ首になってしまう所でしたわ!」ガミガミ

    「と思ったらとーか一人の声の方が倍大きかった…」キーン

    「アハハ。透華の気持ちも分かってあげてよ」

    「もしかしたら試合が終わるまで帰って来ねーんじゃねえかと心配だったしな」

    「それも考えたがな。決勝ならまだしもたかが準決勝で…あれ?」

    「107800対156400…?衣達が負けているのか?」

    「あー恥ずかしながらな。これから追い上げるトコだったんだけど…」ポリポリ

    「――――面白い」ニヤリ

    381 = 339 :

    「去年の決勝で斃した高校だと聞いた時は、退屈凌ぎにもならないと残念に思ったものだが」

    「お前達と前半を戦って、この優位を保つとはなかなかだ」

    「これなら衣も少しは楽しむ事が出来るかもしれないな!」ボッ!

    4人「…………」ゾクリ

    透華「楽しみたいなら、急いでアップをして来なさいな。遅刻の罰として衣にはそれなりの点を獲って貰いますわよ?」

    「言われるまでも無い。そして準備運動なら卓の中でするから問題無いよ」

    透華「全く…」

    「歩、代役大儀であった。後は衣に任せておけ」パンッ!

    「は、はい!健闘をお祈りしています衣様!」

    「それは風越に向けてやっておくと良い」ザッ

    382 = 339 :

    アナ「天江衣選手がSFの杉乃選手との交代で卓に入ります」

    藤田「漸く主役の登場という所だな。天江衣相手に風越がどの様なプレーを見せるか…」

    アナ「しかし藤田プロ。天江選手は見ての通り両チームの中でも圧倒的に身長が低い」

    アナ「バスケットボールという身長が大きな要因を占めるスポーツでこれは…」

    藤田「関係無いよ」

    藤田「天江衣の持つ底知れない悪魔的雀力を持ってすれば、そんな事は些事でしかない」

    藤田「『牌に愛された子』の力を、私達はこれからとくと見せられる事になるだろう」わくわく

    アナ「…何かご機嫌ですね」

    383 :

    ボールの愛は受けてるでしょうか?

    384 :

    寝る前支援

    385 :

    結構疲れた。 俺結構文才あるから始めてvipで新感覚ssを書いてみたがどうだった?
    三ヶ月前かな?ss書く為に頑張ってエレファント速報やけいおんSSみたり勉強し自分なりにオリジナルジョジョキャラクターを考えた。
    自分的には本家よりはとても魅力的なキャラクターが出来上がったと思う。
    特徴的な擬音捉えてて自分的には120点かな?
    また次回作を要望があると思うので作っておきます。
    自分のブログにも時々ss書いてます(結構有名な書き手)なので個人でぐぐって下さい。

    386 = 339 :

    池田「天江衣…」ゴクリ

    福路「天江さん…」

    久保(福路!分かってんなァ!)じっ

    福路(ハイ、コーチ。天江さん相手に、このリードを守ろうなんて考えてはいけない)

    福路(先手先手で攻め続けて、差を広げつづけて逃げ切る!)

    審判「ピーーーッ!」

    ホイッスルが鳴り響き、試合の再開を、否。風越と天江衣の戦いの開始を告げた

    387 :

    >>385
    このコピペ凄いな
    逆に元のSS読んでみたい

    388 :

    しえん

    395 = 342 :

    397 :


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