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    元スレ咲「バスケって楽しいよね。いっしょに楽しもうよ!」

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    1 :

    優希「昼休みに部室に来る様にとメールに書いてたけど、一体何の用事なんだろうな?」モグモグ

    「歩きながらタコスを食べるのははしたないですよ」

    まこ「多分あれじゃろうの。今日、夏の大会のルールが発表されるはずじゃからそれについてじゃろ」

    「それって毎年変わるものなんですか?」

    優希「去年は赤ドラカンドラ無しの地味~な競技ルールだったじぇ」

    「私はそちらの方が得意ですけどね。運の要素が強すぎるのはどうかと思います」

              ガチャッ

    「あ、部長」

    「………皆、心して聞いて頂戴」

    「今年の夏の大会はバスケで行う事になったわ」

    4人「!?」

    2 :

    安西先生

    3 :

    これは体罰ですね

    4 = 1 :

    まこ「い、今なんて言ったんじゃ…?」

    「バ、バスケってもしかしてバスケットボールの事ですか?」

    「はぁ。そんな事ある訳が無いでしょう。部長もつまらない冗談は止めて…

    「私もそう思ったんだけどね。これを見て」ピラッ

    「!協会の印が入った通知書…!?そ、それじゃあ本当に!?」

    「えぇ。今年から会長に座った協会のお偉いさんが」

    「『毎年毎年麻雀とかワンパターンでおもんなくね?たまにはバスケとかやらせようぜwww』」

    「と言い出して、その場のノリで多数決も勝って可決されたそうよ」

    「ワンパターンも何も、私達は麻雀部なんじゃ…」アセ

    「狂ってますね…」

    5 :

    黒子のバスケでまたカンちゃんに

    6 = 1 :

    「…決まってしまった事は仕方ないわ。それでも私は、大会に出場したいと思う」じっ

    「清澄に入って初めて掴んだチャンス。絶対モノにして、私は全国に行きたい!」

    「い、いえあの部長。大会って言ってもバスケットボールの大会ですよね?それに私達が出た所で…」

    優希「違うじぇのどちゃん。これはあくまで全国高校生麻雀大会のルールが麻雀からバスケットボールに変わっただけだから」

    優希「大会の出場権があるのは麻雀部だけ。私達が出るのはおかしな事じゃないじょ」

    「バスケ部の人達はバスケ部の人達で大会やってるだろうしね…」アハハ…

    「なんで麻雀部の私達がバスケットボールで優劣を競わなくちゃいけないんですかっ!!!」

    「和、弁えなさい。そこにツッコんでいては話が進まないわ」

    7 :

    弁えなさいが咥えなさいに見えた 目がやばい

    8 = 1 :

    優希「でもそれはそれで何か面白そうな気もするじぇ!咲ちゃんはどう思う?」

    「どう思うって言われても…。私運動音痴だし」アセ

    「咲。貴方には全国に行って会わなければならない人が居るんでしょう?」

    「たかが大会のルールが自分に不得意なものに変わった位の事で薄れてしまう程、その気持ちは弱いものだったのかしら?」

    「!………そんな事ありません。私は全国に行きます。全国に行ってお姉ちゃんと麻雀を通してお話するんですから!」

    「フッよく言ったわ、咲」

    「い、いえあの咲さん。仮に全国に行った所でやる事は麻雀では無くバスケなんじゃ…」

    「そうと決まれば善は急げ!今から合宿を開いて、バスケの実力をアップさせるわよ~!」

    優希・咲「おー!」

    「え、えぇ…?」

    9 :

    宮守優勝待った無し!!

    10 :

    ほお

    11 = 1 :

    ~そして大会当日!~

    「とうとうこの日が訪れたわね。皆、覚悟は良い?」

    優希「バッチリだじぇ!元々の運動神経に地獄の特訓が合わさった私に隙は無いじょ!」

    「…はい。早く強い人と戦いたくてうずうずしています」

    「常に思考を回転させ、最善の手段を選び続けるだけです」

    まこ「一回戦でワシらとあたるチームが気の毒じゃのう」ククク

    (フフフ。地獄の合宿のおかげで、皆大体麻雀の実力と同じ位のバスケの実力を得る事が出来たわね)

    (麻雀とバスケが意外と共通点がある事に気付けてからの成長は早かった)

    (もっとも、強豪校はどこもそれは気付いてるでしょうから厳しい戦いになるのは変わらないだろうけど…燃えるわっ!)

    「さ、初陣に出向くわよ!」ザッ

    12 :

    これ清澄じゃ県予選も無理だろ

    13 :

    顧問の体罰で誰かが自殺して終わるのか

    14 :

    15 :

    誰かバスケと麻雀の共通点を教えてくれ

    16 :

    愛知の東海王者のミイラみたいなキモい一年がリアル森重寛になってしまうなw

    17 = 1 :

    ~龍門渕高校・車内~

    「ルールが麻雀からバスケに変わった時はどーなるかと思ったけど」

    「今日の一回戦二回戦見る限り、俺らの敵になりそうなチームは居なかったな」ふわぁ

    透華「そうですわね。わたくし達の二回戦の相手校も衣抜きで後半の東一局でトばしてしまいましたし」オーホッホ

    「歩ちゃんはミス連発だったけどね」アハハ

    「も、申し訳ありません…」

    「良いさ。逆にそれで少しは良い運動になったしな」ハハハ

    「何だったら明日の準決と決勝も衣抜きで丁度良いんじゃねーの?」

    「流石にそれは油断し過ぎだよ。風越のポイントガードの福路さんはやっぱりズバ抜けたプレーしてたし、それに…」

    透華「清澄…ですわね」

    18 :

    つまんね
    >>15に禿げ同

    20 = 1 :

    「うん。一回戦、二回戦両方とも後半に回る前にトばしてる」

    「それも実力の底を見せては居ない感じだったし、相当手ごわいチームだと思うよ」

    透華「噂の原村和がどんなものかと思って試しに見に行って正解でしたわね」

    「ふーん。そういや原村の正体はどうだったんだ?」

    透華「まず間違いありませんわ。あのプレースタイルは間違い無くネットバスケの神と謳われている『のどっち』!」

    透華「フフフあのドライブを最初に止めた選手になれるかと思うと、今から体の疼きが止まりませんわ!」ジュルリ

    21 :

    >>15出られるのが5人
    ギリの学校ばっかやな・・・

    22 = 15 :

    ともきーリストラされたんか…

    23 = 12 :

    そういやバスケも5人か

    24 :

    豊音いるから宮守は勝ちあがりますね!!

    25 = 1 :

    智紀「原村だけでなく、スピードタイプのPGの片岡とセンターの竹井の得点能力の高さは県でもトップクラス」

    「SGの染谷さんも地味に良いディフェンスしてたよ。でもボクが一番底が知れないと感じたのは…」

    「その辺でストップ。あんまり試合前にネタバレされたら面白くねえしな」

    「ウチには天江衣が居る。それだけで負ける要素は一切無くなるんだから、精々楽しもうぜ」ハハハ


    ~龍門渕家・別邸~

    「…競技が麻雀から籠球に変わった程度の事、何の仔細も無し」

           「―――――衣に勝てるのは、衣だけだ」

    26 :

    >>14のワハハかわいい

    27 :

    バスケにおいてトバすってなにさ

    28 = 12 :

    タコスは完全にリョータで再生されるな

    29 = 1 :

    ~ラーメン屋台~

    「清澄高校のベスト4進出を祝って!カンパーイ!」

    5人「カンパーイ!」

    まこ「いや~でもこう言っては何じゃが、思ったよりチョロかったのう」

    「そうですね。殆どのチームが『アホか』の一言で出場辞退した結果」

    「この長野県予選に出場したチーム数自体がかなり少なかったですし」ハフハフ

    「それでも龍門渕・風越と言った強豪はキッチリ出て来てるんだから、ここからは大変よ?」

    「風越とは一度練習試合をしたけれど、あの時とは比べ物にならない位レベルアップしていたし…」

    優希「あれは苦しい試合だったじぇ…」

    「ゆーきは福路さんに殆ど完封されていましたもんね」

    まこ「途中から寝坊して遅れて来た池田も加入して…ホントよく勝てたもんじゃ」

    「最後のダブルクラッチを池田さんが外してなければ…でしたもんね。今から思うと情けない話です」ズルズル

    30 = 5 :

    ステルスモモが黒子の真似するのか

    31 :

    菫さんが完全に緑間だな
    どんな位置からも3ポイントシャープシュート

    32 = 1 :

    「もう一度確認するわよ」

    「私達が準決勝で対戦する相手は私達と同じ無名校の『鶴賀学園』」

    「そしてもう一つの準決勝は風越対龍門渕。この勝った方が決勝の相手よ」

    「去年の王者龍門渕高校…。どれ位強いんですか?」

    まこ「化け物としか言えんの。選手は全員同学年なんじゃが、五人中四人が四天王と呼ばれとって」

    まこ「全員が超ハイレベルなプレーヤー。攻守に隙無しと言って良い」

    「四人?じゃあ残りの一人はそんなに強く…」

    「逆、よ。残りの一人はその四人すら可愛くに見えてしまう程の圧倒的な魔物」

    「名前は天江衣。去年のMVPにしてインハイ最多獲得点数記録保持者よ」

    33 = 1 :

    「インハイ最多獲得点数記録保持者…?という事は」

    「そう。あなたのお姉さん、全国二連覇を成した白糸台高校の中心プレーヤーの宮永照よりも多く点を稼いでいる」

    「お姉ちゃんよりも…」ゴクリ

    「部長。試合前にあまり相手を大きく見せる事は…「楽しみだね」

    「え?」

    「そんな強い人と勝負が出来るなんて……私、とっても楽しみだよ」ブルッ

    (…それを聞いて笑うのよね、この子は)フフッ

    (見てなさい龍門渕。貴方達が玉座に座ってられるのは今日で最後)

    (その首、私達清澄が貰い受けるわ!)

    34 = 1 :

    ~大会二日目~

    「さ、運命の日がやって来たわね」

    「昨日より随分観客が多いですね」

    「そりゃあ準決勝と決勝の日だしね。尤も、準決勝は私達の方は殆ど注目されてないでしょうけ…おっと、噂をすれば、ね」ピタッ

    「?どうしたんで…!」

    優希「風越と龍門渕が廊下で睨み合ってるじぇ!ここはこっそり盗み聞きするじょ!」コソコソ

    36 = 1 :

    池田「よぉ。こうやって顔を合わせるのは久しぶりだな。去年の借りはキッチリ返させて貰うし」

    「俺らは別にアンタらの事なんて眼中に無えんだけどな」

    池田「なにぃ!」

    「いきなり煽る様な事言っちゃ駄目だよ、純君」

    福路「試合前から熱くなっては駄目よ、華菜」

    池田「キャプテン!でもっ…」

    福路「…そうね。折角の機会だし、宣戦布告位はさせてもらいましょうか」

    37 :

    衣とかリングにシュート届くのか?

    38 = 1 :

    福路「天江さんは今どちらに?」

    透華「さっきまで居たのですけど、また何処かへ遊びに行ってしまいましたわ」

    福路「そうですか。…でしたら、伝えておいて下さい」

    福路「長野No1プレーヤーの看板は今日限りで下して貰います、と」

    4人「!」ゾクッ!

    透華「あ、貴方の実力は良く知っているつもりですけど、それは流石に大言壮語が過ぎるのではありません?」

    福路「私じゃありません」

    福路「――――ウチの華菜がやります」

    池田「やるしっ!!」

    4人(もっと無理だろ)

    40 :

    つか去年もやってたんだな

    41 = 1 :

    透華「ま、一応楽しみにしておくと言っておきますわ。それでは卓で相見えるとしましょう」

    スタスタスタスタ

    福路「……………」

    「や、美穂子。凄い緊張感だったわね」

    福路「上埜さん!これはお恥ずかしい所を見せてしまいましたね」

    「いえいえ格好良かったわよ。美穂子の啖呵。惚れ直しちゃったわ」

    福路「…………///」

    池田「清澄。龍門渕を倒したら次はお前達だからな」

    池田「華麗にリベンジを決めて風越が優勝を決めるつもりだから、ちゃんと勝ち上がって来いし!」ニャハハハ

    42 = 31 :

    43 = 1 :

    優希「そっちの方がよっぽど心配だじぇ」

    「私達の準決勝の相手は無名校ですからね」

    福路「…。上埜さん、上埜さんの事だから十分御承知だと思いますし」

    福路「私も昨日の試合を少し見ただけなので、確かな事は言えないのですが」

    福路「鶴賀学園はただのラッキーで上がって来た無名校ではありません。ご注意を」

    「…やっぱり美穂子も気付いてたのね。あの『違和感』に」

    「ご忠告感謝するわ。大丈夫、私達は負けない」

    「――――決勝で、待ってるわ」

    46 :

    >>44
    ヒロイン兼マネージャー枠で

    47 = 1 :

    アナ「これから全国高校生麻雀大会・長野県予選準決勝」

    アナ「清澄高校対鶴賀学園の試合が開始されます。実況は私、そして解説はプロ雀士の藤田プロでお送り致します」

    藤田「私はバスケの解説は専門じゃないんだがな…」

    藤田「まぁバスケと麻雀は似ている所があるし、勉強合宿もしたから何とかするつもりだが」

    アナ「この準決勝はどちらもここ数年県予選にすら出場していなかった二校の対決となりましたね」

    藤田「第二試合の、去年の覇者龍門渕とそれまで六連覇していた風越の因縁の対決と比べれば」

    藤田「注目度の劣る試合だろうが、私の見立てではこの両校の実力もそれに決して引けを取らない」

    藤田「面白い戦いになると期待しているよ」

    48 = 40 :

    だからバスケと麻雀似てねぇよwww

    49 = 19 :

    >>45>>46
    ふつーに火神忘れててた
    火:咲さん
    カントクor桃:のどっち


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