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    元スレ咲「バスケって楽しいよね。いっしょに楽しもうよ!」

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    202 = 159 :

    さすが部長やな!

    203 = 101 :

    藤田「高速パスワークから加治木に繋げて、そこからシュートフェイクを入れて蒲原へパスか。良い攻撃だな」

    アナ「後半に入ってから、鶴賀の攻めにバリエーションが出て来ましたね」

    藤田「出せる様になったという事だろう。さっきのプレーにしても、清澄の面子ならどこかでパスカット出来ていても良いのに」

    藤田「『急に軌道が変わるかもしれない』という考えがチラつき、思い切った守備が出来ない。どうしても対応が後手になる」

    ワハハ(だから今のもモモの隠れた好プレイだ)ワハハ

    睦月(モモに使われる事で、私達は真価を発揮する事が出来る)

    かじゅ(モモが消えていない我々はせいぜい長野の中堅校止まり)

    かじゅ(しかし、たった一人の選手がガードに入るだけで私達は全国クラスのチームになる事が出来るんだ!)

    205 = 101 :

    東横桃子がステルスモードに入り、真の力を見せる鶴賀の勢いは物凄いものだった

    フォワードに移り、スコアラーとしての実力を存分に発揮する加治木

    東横がパスの中継役を担う事で攻めのパターンは増え、他のメンバーもプレーが冴える

    清澄も何とか⑨原村の個人技等で点を返すものの、二校の間にあった得点差はどんどん縮まり続け

              バスッ

    「――――っ!」タラリ

    「入ったーーーー!」「鶴賀の8番これで何本目だよ!」「満貫?満貫だ!12000!!」

    南二局終了時、二校の点差は僅か2800となっていた

    清澄 281600 - 278800 鶴賀

    206 :

    囲碁サッカー思い出した

    207 :

    本家よりインチキくせぇ追い上げだなwwww

    208 = 103 :

    親とかもあるのか

    209 = 101 :

    審判「チャージドタイムアウト!清澄!」ピーーッ


    「ふー…参ったわね。まさかここまで化けるだなんて…」

    優希「前半とは全く別のチームみたいだじぇ…」

    優希「ビックリして思わず手を出しちゃうからファールも嵩むし、このままじゃ…」ゼェゼェ

    「大丈夫です」

    「和?」

    「たしかに4番のプレーは驚異的ですが、スタミナに大分陰りも見えています」

    「ここからは私がキッチリ抑えますから、皆も集中してミスを無くして下さい」

    「東三局あたりから、まるでボールを見失ってるみたいな凡ミスが多過ぎますよ!」

    「!」

    210 = 101 :

    アナ「おっとここで清澄もポジションを移動させましたね」

    アナ「原村選手と片岡選手が交換した形で、PGを原村選手が担当する様です」

    藤田「SFとPGの交代…。東三局の鶴賀と同じだな」

    アナ「片岡選手は明らかにスタミナ切れの様子でしたから、ボール運び役を交代するという事でしょうか」

    藤田「…それだけでは無い様な気もするがな」ガツガツ


    「ここ一本集中です!絶対に逆転は許しませんよ」ダムダム

    (さっきの和の言葉が本当なら、これは突破口になるかもしれない!)

    211 = 101 :

    モモ(PGを代えたって、私達の勢いは止まらないっすよ)キュキュッ

    「……………」ダムダム

    モモ(そんなにゆっくりドリブルして良いんすかね?まるで取ってくれと言わんばかりな…)

    モモ(なら!遠慮せずに奪わせて貰うっすよおっぱいさん!これで逆転っす!)バッ!

              スカッ

    モモ「!?」

    ワハハ(ステルスモードのモモのスティールが……!)

    かじゅ(かわされただと………!?)

    212 = 101 :

    (隙だらけのディフェンスでしたね)ダムダム ダダダダッ!

    かじゅ(くっまずい!反応が遅れ…)

    「咲さん!」ビッ

    「オッケー」パシッ

    (完全フリーだし、ここは…)ダンッ! ズバアアアアンッ!!!

    「久々10番の嶺上開花ぉっ!!」「今の三暗刻も入ってるぜ!」「地味にタンヤオも混ぜてた!倍満プレイだ!!」

    清澄 297600 - 278800 鶴賀

    213 = 103 :

    観戦してる奴らがなに言ってんのかわかんねー

    214 = 207 :

    考えるな、感じろ

    216 = 101 :

    モモ(今のは…?)

    かじゅ「気にするな、モモ。たまたま読みが合ってかわせただけだ」

    ワハハ「そーそー。私達が親なんだし、倍満位どーってことないって」ワハハ

    モモ「………そう、っすね。抜かれてゴメンなさいっす!次で取り返すっすよ!」


    モモ(…でもどうにも不気味っすね)ダムダム

    「…………」キュキュッ

    モモ(…………今っす!)ズバッ!

    「行かせません!」バッ!

    モモ「なっ!」

    217 = 159 :

    これもうわかんねえな

    218 = 101 :

    かじゅ(なんだと!?モモの消える(バニシング)ドライブに反応した…!?)

    モモ「くっ…!」ダダムッ

    ワハハ(ステルスモードのモモが攻めあぐねてる姿なんて初めて見たぞ)アセ

    モモ(タ、タイミングを間違えたんすか?こ、今度こそ…)ズバッ!

    (ハンドリングが甘いですよ)チッ!

    モモ「!?」

    「ナイス、和」パシッ

    「カウンターだ!!」「清澄の4番がそのまま持って行って決めたー!」「清澄突き放すー!」

    219 = 101 :

    かじゅ(抜かれるだけでなく、モモがボールを奪われるなんて…)アゼン

    「ふぅ。フリーだったから逆に外すんじゃ無いかと冷や冷やしました」ホッ

    モモ「…貴方、私の姿が見えるんすか?見えないんじゃ…」

    「?」

    「見えるとか見えないとか…」

             「そんなオカルトありえません」

    モモ「!」

    「私からはハッキリ見えますよ…」

    221 = 159 :

    「点差がついたからってなーに怠慢プレイやってだ」状態やったんやなあ

    222 = 101 :

    (さっきのタイムアウト中の和の言葉…)


    「の、和。貴方もしかして見えてるの?鶴賀の7番、東横さんの事が!」

    「?当たり前じゃないですか。どんなに速く動いても人間が人間の動体視力から逃れるのは不可能です」

    優希「い、いやそういう事じゃなくて…」

    「たしかにガードに移ってから何分かは、死角を突くのが上手いのか少し見えづらかったですけど」

    「今はハッキリ見えてますよ。だからそれ程動きが速い訳でも無いのにゆーきは抜かれ過ぎだと…」 ガミガミ

    優希「ううぅ…」

    「原村さん、顔が赤くなってるけど大丈夫?」

    「……………」

    「和。貴方、ガードは出来る?」


    (動揺を突いた事もあって、思った以上の成果を得る事が出来たわね)フフフ

    224 = 101 :

    さるった。テスト

    226 = 223 :

    さるよけ

    227 = 101 :

    モモ「参ったっすね。どーもおっぱいさんにはステルスモードが通用しないみたいっす」

    かじゅ「信じがたいが、その様だな」

    かじゅ「これ迄も原村はモモがカバーして居ない方向に切り込んだりしていたから」

    かじゅ「違和感の様なものは感じていたが…」

    モモ「世の中には色んな人が居るものっすね」

    ワハハ「それをモモが言うのかー」ワハハ

    睦月「でもどうしましょう…」

    佳織「桃子ちゃんが止められると、攻撃のパターンが…」

    かじゅ「動揺する必要は無い。モモを見つけれる選手が居ると分かれば、それに対応するだけだ」

    かじゅ「まだ二局弱ある。積極的に攻めて流れを奪い返すぞ」キリッ

    4人「はいっ(おー)!」

    230 :

    桃ってほくろと逆で時間経過で消えていくんだな

    231 = 101 :

    モモ(やっぱり先輩は最高にカッコ良いっす!)

    モモ(清澄さん。ちょっと私を止めた位で勝った気になってもらっちゃ困るっすよ)

    モモ(先輩はよく私の事をエースだとくれるけど、鶴賀の真のエースは紛れも無く加治木先輩っす!)

    モモ(先輩が指示をくれる限り、私達は諦めない。何だってやってやるっす!)ダッ!


    しかし、モモの想いとは裏腹にこの2プレイで産まれた二万点差は鶴賀にとってあまりにも大きなものだった。

    「…………」キュキュッ

    モモ(振り切れないっ!インターミドルチャンピオンの本領発揮って所っすか…)

    和の徹底したマークにより、モモの力は半減され鶴賀のパス回しが止まりがちになる

    モモのスクリーンプレイや、加治木の個人技で何とか得点を入れるものの、清澄のディフェンスは高打点のプレイを許さない

    ディフェンスでも、和がボール回しをする事でカットやスティールは殆ど狙えなくなり

    殆ど点差に変化が無いまま、試合時間は刻々と過ぎて行った

    233 :

    >>230
    というかまあ、モモが麻雀で消えるってのは捨て牌まで消してるからね(どういう理屈なんだ…)
    言うならボールまで見えなくするのがモモ
    技術じゃなくて、性質そのもの

    連載からすると同時期に出てるけど、能力は別物

    234 = 101 :

    かじゅ(くそっ!点差が縮まらない!)

    かじゅ(もうとっくにオーラスに入って、時間は2分を切ってるというのに…!)

    かじゅ「オールコートで当たるぞ!皆最後の力を振り絞るんだ!」ダダダッ キュキュッ

    (多分一番動いてるっていうのに何てスタミナ…)ダムダム

    かじゅ「貰った!」バッ!

    「とぉっ!危なっ…」ダムッ

          バチッ

    (っ!かわした所を…!)

    モモ「私と先輩のコンビは無敵っす!」ダムッ ダダダッ

    235 = 101 :

    ボールが奪われたのを見て、和がモモを止めに動く

    (パスコースは咲さんと染谷先輩が防いでる。問題ありません)キュッ

    モモ「たああああっ!」ダンッ!

    「!」

            パサッ

    清澄 325800 - 308000 鶴賀

    「そのまま行ったあっ!」「これで17800点差!」「親っパネ一発で引っくり返るぜ!」

    モモ「誰も自分で打てないなんて言ってないっすよ」グイッ

    「…そうですね。でも次はありません」

    モモ(あんまり得意ではないっすけど…)ホッ

    238 = 101 :

    (残り1分30秒。楽に勝たせてはくれないわね)フゥ

    (でも警戒していれば跳満なんてそう決められるものじゃない。この点差を守り切るわ)ビッ

    (ここで離せれば勝負は決まる。ここは…)パシッ

    「染谷先輩!」ビッ

    まこ「よっしゃ」パシッ

    まこ(ここまで一本しか決められて無い。それもこれも…)チラッ

    佳織「う、打たせません!」ぶんぶんっ

    まこ(なんじゃあその訳の分からんディフェンスはっ!)

    239 :

    さすがにボールまで消せたらゲームにならんわなwww

    240 = 207 :

    死亡フラグビンビンだな

    242 = 101 :

    まこ「ふっ」スッ

    佳織「!」ビクッ ピョンッ

    まこ(楽に抜け過ぎて張り合いが無いけえ!今度こそ…)ぐっ

         「ボール下げちゃ駄目っすよ」バチッ

    まこ「なっ!?」

    モモ「加治木先輩!」ビシュッ!

    「鶴賀がボールを奪った!」「ロングパスだ!」「シュートの役によっては逆転あるぞ!」

    244 = 101 :

    かじゅ(このコースならリータンピン三色。ドラ1も狙える!)

    加治木が走りながら逆転手の成就を確信し、モモからのロングパスを捕球する体勢に入る

    しかし

    かじゅ「!?」

    「…………」ダンッ!

              パシィッ!

    「おっとっと」キュキュッ

    それは宮永咲の驚異的な跳躍力によるパスカットで防がれる事となった

    245 = 159 :

    やっぱり咲ちゃんがナンバーワン!

    246 :

    これもうわかんねーな

    249 :

    くろちゃ可愛い


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