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    元スレ咲「バスケって楽しいよね。いっしょに楽しもうよ!」

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    501 = 339 :

    既に後半様に残していたタネも出し尽くし、全員体力も限界を越えている

    完全に風越の勝機は潰えたと誰もが思う状況で、風越の部員は福路に視線を送る

    (それでもキャプテンなら…キャプテンならきっとなんとかしてくれる!)

    その期待を肌で感じ、それに応えんと福路が最後の力を振り絞る。が

             バシッ!

    福路「!!!」

    福路(あの位置から届くなんて…!)ガクゼン

    「悪いな」ダムダムダムダム  ビシュッ!!

           バシュッ!

    「決まったああああ!!」「天江のパスカットからの速攻!」「福路のパスが奪われるトコ始めて見たぜ!」

    天江衣はその上を行き、淡い希望を絶対的な強さで押し潰した

    505 = 339 :

    南四局 残り時間11秒

    池田「まだ終わって無い!!!声出せお前達ーー!!」ボロボロ

    「ディーフェンス!!」「ディーフェンス!!」「キャプテンーーッ!!」

    福路「はぁっ…まだ時間は……諦めない…」ゼェゼェ キュッキュッ

    「…本当に感服する。衣と戦って最後までそんな目をしていたヒトの子は初めてだ」ダムダム

    「それに敬意を表して、衣のとっておきを見せてやろう」ダダムッ スッ

    「!天江さんが後ろに下がった!」

    「何をする気でしょう…?」 

    506 :

    これで透華がゾーンに入ったらどうすんだべ

    507 = 339 :

    「リーチ」ぐぐぐぐぐっ

              ビシュッ!!!

    天江衣の全身が、天井に届かんばかりの高さのシュートを放つ

    そのシュートはゆっくりと大きな弧を描き、その間に針は時を刻み続ける


    「――――海底撈月」


             ビーーーーー!!! ザシュッ!!!


    試合終了を示すブザーが鳴り響くと同時に、その月は円環の中心を潜り抜けた

               龍門渕 238400 - 201800 風越

    508 = 341 :

    行ってしまったわ
    円環の理に導かれて

    510 = 477 :

    タコス 衣 はっちゃん 胡桃 ネリー
    合法ロウきゅーぶ!

    511 = 341 :

    18未満だから非合法だぞ

    512 = 456 :

    はっちゃんと胡桃は誕生日を迎えたら合法になるんやね

    513 = 486 :

    膝が曲がらないのは誰だ

    515 = 339 :

    「ブザービーターだあああっ!!!」「龍門渕強えええええっ!!」「こりゃ今年は全国制覇も有り得るぜええ!!」

    大熱戦の勝者の決定に湧く観客席の中で、静まりかえる一角があった

    5人「………………」

    優希「3時間後にはコイツ達と戦わなきゃいけないのか…」ずーん

    「強い強いと聞いてはいたけど、ここまでとはね…」

    まこ「麻雀で勝負しといた方が実力差は無かったかもしれんのう」アセ

    ワハハ「でも清澄も練習試合で風越に勝った事あるんだろ?どうやって勝ったんだ?」ワハハ

    「私達が勝ったのとは全く別物よ。あの時この風越と戦ってればオーラスまで戦えたのかも怪しいわ」

    まこ「今じゃって勝てる自信は全く無いがのう…」

    「…でも、私達が全国に行くにはその風越に勝った龍門渕を倒さなければいけません」

    「臆してる場合じゃありませんよ。ね、咲さん!…あれ?咲さんは?」キョロキョロ

    優希「風に当たりたいって行ってさっき外に行ってたじぇ~」

    516 :

    ディフェンスに定評のある三年の弓野さんの出番がなかった…

    517 :

    試合後のマッサージはおまかせあれ

    518 = 339 :

    「…………」ジッ

    「宮永さんっ」

    「!原村さん」

    「…何をしていたんですか?こんな所で」

    「ん…ちょっと空を見ながら、気持ちを落ち着かせてたんだ」

    「気持ちを落ち着かせる?」

    「天江衣さん。あと3時間したらあの人と戦う事になると思ったら…」

    (まさか宮永さんも龍門渕の強さに怯えて…)


    「―――ワクワクが止まらなくて」ゴッ!!!!!


    「!」ビクッ

    519 = 341 :

    咲さん裸足でプレイするん?

    520 = 486 :

    ほー

    521 = 517 :

    >>519
    みんな言わないで我慢してたのに

    522 = 339 :

    「見てて思ったんだよね。あの人の強さはどこかお姉ちゃんに通じる所がある」

    「それに勝つ事が出来れば…近付けるかもしれない。お姉ちゃんの事が解かるかもしれない」

    「単純に自分の力を試したいっていうのもあるけどね」アハハ

    (………やっぱり宮永さんは凄い)

    (この人と一緒なら、私は―――)

    「勝つ事が出来れば、じゃないですよ。私達は絶対に勝って全国へ行くんですから」

    「ふふっそうだね。頑張ろ、原村さん!」ギュッ


    「…………」

    透華「どうしましたの?衣」

    「何か強大な気配が……。いや、何でも無い」


    全国高校生麻雀大会・長野地区予選決勝戦
    後世に語り継がれる激戦となる、二人の魔物が邂逅を果たしたこの戦いの始まりまで――後3時間

                カン   to be continued………

    523 = 341 :




    続きに期待

    525 = 517 :

    カオスと熱血の見事な融合乙である
    しかし未だにルールが謎

    526 = 339 :

    今から決勝書くのしんどいので、一旦締めますー
    続きは週明け位にある程度準備した上で始めるかと思うので、待っていて頂ければ

    バスケって絶対SS向けのスポーツじゃないよね(確信)

    あと、後から気付きましたが和が「咲さん」って言ってるトコは全て「宮永さん」の誤植です

    527 = 348 :

    おつ
    さすがに決勝戦はキツいよな

    528 = 496 :

    いったん乙

    待っとるよ

    529 = 431 :



    全国も待っとる

    530 = 339 :

    最初から決勝をやっておけば良かったかなぁとも思ったけど
    鶴賀書きたかったら仕方無いね。というか鶴賀主人公でやった方がやりやすかったかなと
    清澄は敵役としても映えるチームですし

    自分なりのルールの解釈とか書いてもらえると助かるなぁ…

    531 = 358 :

    乙やでー
    続き楽しみにしてる

    532 = 456 :

    終わってた・・・乙!


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