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    元スレ和「え? どの学年が一番強いかですか?」

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    401 = 394 :

    かおりんの初心者を利用した・・・だと!?

    402 = 386 :

    「ロン……」パラララ

    姫子(え……? そ……そんな…………)ゾッ

     照手牌:一二三①②③1237/9999:ロン7:ドラ5・中

    「三色同順……70符2飜……6800は……7400」

    姫子(嘘……嘘や……嘘やと言ってください……部長……!!!!)ガタガタガタガタ

    「……二家和……リー棒は……上家取り……連荘……続行……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    姫子(……そんな……私と先輩の絆を……最後の鍵を……ただ妹尾を削るためだけに……利用……された…………?)クラッ

     姫子、眩暈ッ!!!

    姫子(こんなん……人間のすることじゃなかとよ…………!! いけん……もう…………こいつには勝てん…………!!)ガタガタガタガタ

    穏:77200(-8300) 妹:131200(8000) 姫:98000(-3600) 照:93600(3900)

    403 :

    最期のしずの台詞はいつだったろう

    404 :

    県大会決勝のかじゅの闘牌を覚えてないor意味が分かって無いことになるが、
    まあそういうもんと思っておこう

    405 = 387 :

    姫子のリーチの待ちはなんでしたっけ?

    406 :

    かおりん「あ、ロンです。国士無双」
    テル「え」

    とかなってたら照恥ずかしかったな

    407 :

    >>404
    魔物2人が暴れた中でのかじゅの打ち回しはかなり特殊だったと思うからまぁ初心者には何がなんだかわからんと思う

    408 :

    >>389>>391>>394
    恥ずかしいですね

    409 = 387 :

    そういえば本編ではダブロン、トリロンはどういう扱いだっけ?

    410 = 386 :

    @実況室

    すばら「うわあああああああ!!!!? ダブロン!!! ダブロンって!!!!! そんな方法で姫子さんの鍵が……!!!! チャンピオン以外の誰かが和了ったのに……!! チャンピオンの連荘を止められないなんて……そんなことが……!!!!」

    「ルールはルールだ。これが頭ハネを採用してたら……この場は鶴田の勝ちだったろうよ」

    初瀬「宮永照選手は……妹尾選手の豪運も……鶴田選手のオカルトも……無効化せずに完璧に制してみせました。
     妹尾選手に対しては能力ではなくそれを扱う妹尾選手自身の隙を突いて……鶴田選手に対してはルール上の抜け道を突いて……しかも……宮永照選手のやったことは……何も二人に競り勝っただけではありません」

    「そうですね……あの暗槓……あれによって、照はリーチに頼らずに打点を上げてみせました。それも、5800に最も近い6800です。小さく小さく刻んでいる……もはや……打点制限すら……照の枷にはならないのかもしれません」

    初瀬「万策……尽きましたかね……」

     ――――――

    南四局三本場・親:照

    『ロン……断ヤオ赤一ドラ一……7700は8600』

    かおりん『はいいい!』

    穏:77200(-8300) 妹:122600(-600) 姫:98000(-3600) 照:102200(12500)

     ――――――

    411 = 386 :

    すばら「こ……これで南四局は四本場へ突入……!!! 宮永照選手が……これで七連続和了ですっ……!!!」

    「もはや私でも庇いきれないくらい人間離れが進んでいますね、あいつ……」

     ――――――

    南四局四本場・親:照

    『ロン……一通赤一……9600は……10800』

    かおりん『はいいいいい!!?』

    穏:77200(-8300) 妹:111800(-11400) 姫:98000(-3600) 照:113000(23300)

     ――――――

    すばら「は……八連続和了……!!!! 間に一度流局がなければあわや八連荘……!!!」

    「いや……八連荘は、今回のルールでは採用されていなかったはずです」

    「それが救いなのか、或いはただ地獄が伸びただけなのか……どっちなんだろうな……」

    初瀬「チャンピオン……本当にリーチせずに着々と打点を上げてますね……飜数に頼らず……暗槓や暗刻を駆使して自在に点数を調整しています。積み棒を除けば、ここまで1600、2000、3900、4800、5800、6800、7700、9600…………あれ?」

    「どうしたよ、初瀬ちゃん」

    初瀬「……8700がありません……!!」

    412 = 400 :

    穏乃さん息してない…

    413 = 394 :

    >>409
    それまだ原作で出ていないはず。
    ダブロンありか、頭ハネか。なんらかの逆転劇の時に使ってくるとおもいながらはや数年。
    全国大会決勝で出るか?

    414 = 386 :

    すばら「8700というと……90符2飜ですか……滅多に出ない点数ですが、それがどうかしましたか?」

    初瀬「おかしくないですか?」

    「いや……別に一段ずつ刻まなくちゃいけないという制限は、照にはありませんが……」

    初瀬「しかし……! 先ほどのあの九索カン……!! あそこまでして点数を6800に抑えたチャンピオンの打ち方から考えると……どうにも矛盾しているような気がします。何か……何かを見落としているんじゃ……!!
     さっきのチャンピオンの和了りって、どんな形でしたっけ……!!?」

    「えっと……二萬を暗槓してからの……」

     照手牌:12346789西西/二二二二:ロン[5]:ドラ②・八

    初瀬「50符3飜……9600……」

    「何も変なところはねえだろ」

    初瀬「いや……でも……ほんの五巡前まで……宮永照選手の手牌はこうでした……!!」

     照手牌:1112348西西西/二二二二:ドラ②・八

    「出和了りしたとすると……三暗刻。70符2飜は6800。7700より高くしなきゃいけねえんだから、これじゃ足りねえな。ここから宮永照は六索、七索とツモって、その数巡後にさっきの和了りに辿り着いたわけだ。宮永照的には、別段不思議な手作りではないような気もするがな」

    415 :

    そろそろシズが「私も混ぜろよ!」って何かしてくれるはず

    416 :

    妹→同じ符ではほとんど上がらない
    姉→同じ点数では上がらない
    よし姉妹だな

    417 = 386 :

    初瀬「じゃあ……お尋ねしますが……宮永選手が六索をツモる直前……穏乃さんがこの手から西を落とさなかった理由は……なんだと思いますか……?」

     穏乃手牌:②④⑤⑤⑥⑥⑦五六七568:ツモ西:ドラ②・八

    「……これは……?」

    初瀬「穏乃さんは、ここから五索を落として、そのあとはずっとイーシャンテンのままでした」

    「見ていたときは、暗刻系の役を張っていた照に対して生牌を切れなかったのかと思いましたが、初瀬さんはそうじゃないと?」

    初瀬「はい……なぜかというと、次の穏乃さんのツモが、一索だったからです」

     穏乃手牌:②④⑤⑤⑥⑥⑦五六七68西:ツモ1:ドラ②・八

    「どういうことかわかりやすく説明してくれよ、初瀬ちゃん」

    初瀬「はい……もし仮に、あそこで穏乃さんが西をツモ切りしていた場合、恐らく、チャンピオンはそれを大明槓します。そして……チャンピオンはそのあと、本来であれば穏乃さんがツモるはずだった一索をツモります……すると……」

     照手牌:1112348/西(西)西西/二二二二:ツモ1:ドラ②・八・?

    初瀬「ここから一索を暗槓すれば……」

     照手牌:2348/1111/西(西)西西/二二二二:嶺上ツモ?:ドラ②・八・?・?

    「これは……三槓子……! それも90符2飜……8700……!」

    418 = 386 :

    初瀬「一方、西を鳴かれたあと、穏乃さんはチャンピオンがツモるはずだった六索と七索をツモるわけですから……順当に行けば……チャンピオンが一索を暗槓した直後に……」

     穏乃手牌:②④⑤⑤⑥⑥⑦五六七568:ツモ7:ドラ②・八

    「これは……普通のやつならドラ単騎で断ヤオ三色に取るだろうな。まあ、もちろんドラを捨てるという手もあるが、それだと最悪断ヤオのみになっちまう」

    「しかし……567の三色を取ると当然溢れた八索が……」

    初瀬「宮永照選手の和了り牌……三槓子……90符2飜の直撃を喰らうというシナリオです」

    「高鴨は……これを見抜いていたのか?」

    初瀬「わかりません。でも、回避したことは事実です」

    「まあ……結局そのあと照が和了ったわけですから……高鴨選手が西を抱えようと抱えまいと、大差はなかったと思いますが……」

    初瀬「いえ……大差はありますっ!!」

    すばら「と言うと……?」

    419 :

    解説組も尋常じゃないな

    420 = 407 :

    初瀬が強キャラに見える

    421 :

    解説席からも魔物が生まれようとしている

    422 = 386 :

    初瀬「チャンピオンは……打点を上げなければいけない。打点を上げるためには……いつかどこかでリーチをするときが必ず来る。ただ……満貫を超えるような点数にならない限り……チャンピオンはリーチをかけてこない。
     なら、傷が深くならないうちにさっさとチャンピオンの打点を上げてしまえばいい。細かく刻ませずに、一段飛ばしでチャンピオンに高い手を和了らせるんです……! 穏乃さんは……たぶん……まだ死んでいません……!!」

    すばら「そう言われてみると……高鴨選手はまだ一度も振り込んでいませんね……!」

    「いや……しかし……今の照を攻略するのは……非常に困難な気がします。今の照に勝つということは、要するに、全てにおいて照を上回らなければならないということです。
     いくら打点制限が照の弱点だとしても……まだ一年生の高鴨選手が照を凌ぐとは……私には思えません」

    初瀬「そうですかね……一年生だからこそ……何をやってくるかわからない。それに穏乃さんは……宮永照選手が松実玄さんと戦っているところを二度も見ています。このまま黙って終わるとは思えません」

    すばら「おっとおおおおお!! そうこうしているうちにまたまたチャンピオンの和了りだああああ!!!」

     ――――――

    南四局五本場・親:照

    『ロン……タンピン三色……11600は……13100』

    かおりん『ひいいいいいいいいい!!?』

    穏:77200(-8300) 妹:98700(-24500) 姫:98000(-3600) 照:126100(36400)

     ――――――

    423 = 398 :

    でも問題はテルが何点稼ぐというか末腹さんがその後どうなったしまうかだよな

    424 = 386 :

    「南場の親で110符2飜は無理だから、ま、当然ピンピンロクだよな」

    「南場に入ってからの連続和了……ここまで一度もリーチせずに来ましたね。しかし、次はとうとう満貫の大台に入ります。一体いつまでダマで通すつもりなのやら……」

    すばら「こ……これで九連続和了ッ!!!! ルールによっては八連荘達成と言う偉業を成し遂げたチャンピオン……!!! その強さは点数を見るまでもなく圧倒的です……!!!
     このまま宮永照選手が他を蹂躙するんでしょうか!!? この副将戦後半で対抗戦に幕が引かれてしまうんでしょうか!!!?」

    425 = 415 :

    初瀬とにわか先輩が来年からプロに代わってインハイ解説者に就任します

    426 = 386 :

    @対局室

    南四局六本場・親:照

    穏乃(うわああああああああああああ!!!! なにこれ!! 強い!!!! すごい!!! 全然勝てない!!!! 面白い!!!!!)タンッ

    穏乃(玄さんはすごいな……!! こんな人と二度も戦ったなんて……!!! すごいすごいすごい!!! これが日本一の高校生っ!!!)タンッ

    穏乃(正直……勝てる気がしないっ!! 攻略法もいまいちこれだっていうのが思いつかない!!! そしてもう点数がヤバい!!!)タンッ

    穏乃(けど……!!! だからこそ……!!! 燃えるうううううううううううッ!!!!!!!)タンッ

     穏乃、大炎上ッ!!!!

    427 = 394 :

    かおりん・・・。まぁかおりんはここまでやって様式美な気も(苦笑

    428 = 386 :

    @実況室

    すばら「な……なんとおおおおお!!! 穏乃選手っ!!! ここにきてチャンピオンに先立って大物手をテンパイ……ッ!!! これは千載一遇のチャンスでしょうかっ!!!」

     穏乃手牌:1235566678999:ドラ五

    「これは……変則三面張……五、六、九索待ちですね。七索か八索が来ればツモり三暗刻に変化もできますが、今のところは門前清一……ハネ満です」

    「一方のチャンピオンだが……」

    初瀬「すぐに追いつきましたね」

     照手牌:二三四四[五]六334[5]⑥⑦⑧:ドラ五

    「三・六索待ちのタンピンドラ一赤二……満貫、12000です。無論、ダマでしょうね」

    「ドラがあるとないとでこんなに変わるのかよ。ただのタンピンがドラだけで満貫だぞ……」

    初瀬「あっ……そして……穏乃さんが……!!!!」

    429 = 404 :

    大炎上…あっ(察し)

    430 = 386 :

    @一年選抜控え室

    「うっわ!!!! シズ、ヤッバ!!! 振り込まないで!!! お願いだからっ!!!」

     穏乃手牌:1235566678999:ツモ3:ドラ五

     照手牌:二三四四[五]六334[5]⑥⑦⑧:ドラ五

    モモ「チャンピオンの待ちがさっきからあざと過ぎるっす」

    「衣さんもかなりひどいほうだったけど……お姉ちゃんも相当だよね」

    友香「私なら……三暗刻への変化を捨てられないから……ここは三索切りで振り込むところでー」

    「自分なら……九索はもう場に一枚出とって、五索と六索で和了るんもまず厳しそうやから……まだ場に見えてへん四索ツモを期待して五索切りですかね」

    「私も二条さんと同じですかね。四索期待の五索切り。それが一番期待値が高いです」

    「清一なんて滅多に作らないからよくわかんない~」

    優希「ここは迷わず四暗刻狙いだじぇ。七索と八索を落とすじょ!」

    南浦「私も優希と同じく一度は四暗刻を目指すかもしれない。ただ、現実には七対子で手を打つ気がする」

    すばら『ここで……!!! 穏乃選手は九索切りですっ!!!!!!』

    「テンパイに取らない!!!? 暗刻も捨てた……!!!? 七対子狙い……? でも……それだとゆくゆくは六索で振り込んじゃう……!! もうううううう何考えてんのあいつ……!!!!?」

    (ん……ここで穏乃さんが振り込むと思ったけれど……誰もが予想しないところを切ってきた……? お姉ちゃん……これは……お姉ちゃんの計算通りなの……? それとも………………)

    431 = 386 :

    @三年選抜控え室

     穏乃手牌:1233556667899:ドラ五

     照手牌:二三四四[五]六334[5]⑥⑦⑧:ドラ五

    「テンパイに取らずの九索切りかぁ……ちょっと理解に苦しむわね」

    美穂子「赤五を落として一通を和了ったりする上埜さんがそれを言いますか」

    初美「これで阿知賀の一年坊がチャンピオンの和了り牌を残り六枚中五枚も抱えたことになるですよー」

    「チャンピオンは……待ちを変えられるようなところは引けなかったわね。当然……そのまま」

    セーラ「膠着状態やな。こりゃ流局も見えてくんでー」

    洋榎「流局はパッとせんなー。どっちでもええからガツーンとかましやー」

    シロ「ところで……新道寺の鶴田さんがあの南四局二本場からずっと死にそうなんだけど大丈夫かな……」

    「まあ……終わったら私がどげんとでもするけん、姫子は心配なかよ」

    豊音「いいなぁ……私も負けたけどシロはなんにもしてくれなかった~!」

    すばら『おおおっと……!!! 高鴨選手……!!! またまた際どいところを掴んだあああああ!!!』

    432 :

    覚醒でもしたのか穏乃は

    433 = 386 :

    @二年選抜控え室

     穏乃手牌:1233556667899:ツモ6:ドラ五

     照手牌:二三四四[五]六334[5]⑥⑦⑧:ドラ五

    「しずちゃん……引きがいいのか悪いのか……」

    「もう一巡早くあの六索が来てくれれば……和了っておしまいだった」

    「ここは当然暗槓やろな……」

    「せやな。暗槓なら槍槓できんわけやし。国士を除いて」

    透華「あ、あんまり妹尾佳織をいじめないでくださるっ!!?」

    「あの咲の姉が相手なのだ。佳織でなくともこれくらいの失点は折り込み済み。衣がもっと稼いでおけば……」

    「いや、衣ちゃんは今のとここの対抗戦で誰よりも稼いどるから」

    小蒔「わ、私がもっと早く寝ていれば……!!」

    尭深「……私が……」

    穏乃『カン――!!!』

    「わっ……ドラ増えた……!!」

    「そんなことより嶺上牌が……!!」

    434 = 415 :

    しかし、折角振休取って休んだのに、メシの時間以外ずっとこれ読んで1日が終わってしまった・・・

    435 = 386 :

    @混成チーム

    「おおおおお!!! 穏乃さん、ええ引きしよるなっ!!」

    竜華「せやな。これでチャンピオンの待ちを全部抱えて、張り替え完了やっ!」

     穏乃手牌:1233557899/6666:嶺上ツモ1:ドラ五・東

     照手牌:二三四四[五]六334[5]⑥⑦⑧:ドラ五・東

    「あ……穏乃ちゃん……暖かい牌を……」

    池田「まあ……宥さんでもない限りあそこで九索切りは当然でしょう」

     穏乃手牌:1123355789/6666:ドラ五・東

     照手牌:二三四四[五]六334[5]⑥⑦⑧:ドラ五・東

    まこ「これで門前清一一盃口……リーチをかけりゃ倍満じゃあ」

    かじゅ「だが……チャンピオンを相手にリーチをかけるなど……いくら手を高めるためとは言え無謀過ぎる」

    末原「せやな。待ち牌抱えられたまま、高鴨が和了るんを指咥えて見とるようなチャンピオンやあらへんやろし」

    小走「お前ら、高鴨穏乃目線で会話をするな。あいつは敵で私らの味方は宮永照だぞ……」

    「よっ、小走さん、ナイスツッコミです!」

    436 = 386 :

    @実況室

    すばら「綱渡りのような張り替え……!!! とうとう高鴨選手がチャンピオンの和了り牌を握り潰しましたああああ!!!!」

    「それを黙って見ている照ではないでしょうがね」

    「ひゅう……こっちもこっちでいいとこ引きやがる……!!」

     穏乃手牌:1123355789/6666:ドラ五・東

     照手牌:二三四四[五]六334[5]⑥⑦⑧:ツモ2:ドラ五・東

    初瀬「これで……チャンピオンが二索を一枚抱えたとなると……二索は場に一枚見えていますから……山に残る二索はあと一枚です」

    すばら「チャンピオンも三索を切って張り替えましたああああ!!!! 高鴨選手の待ち牌は二索っ!! チャンピオンは二・五索……!!! 水面下の攻防が繰り広げられていますっ!!!」

     穏乃手牌:1123355789/6666:ドラ五・東

     照手牌:二三四四[五]六234[5]⑥⑦⑧:ドラ五・東

    初瀬「ところでみなさんお気づきでしょうか……これで……チャンピオンの役が一つ削られました……!!!」

    すばら「あっ……そういえば……!!! これだと断ヤオドラ一赤二……満貫12000であることに変わりはありませんが……平和が消えました……!!」

    「あと一つ役を失ったら……チャンピオンはリーチをかけざるを得なくなるな。今回は槓材がないから符点を上げることができない……ここに来て……高鴨に飛ばされた8700が効いてきてるってことか……」

    「さあ……対して高鴨選手はどう動くでしょうか……」

    437 = 386 :

    @一年選抜控え室

    すばら『高鴨選手……引いてきたのは二索ではなく……四索です……!!!』

     穏乃手牌:1123355789/6666:ツモ4:ドラ五・東

     照手牌:二三四四[五]六234[5]⑥⑦⑧:ドラ五・東

    「まったまった微妙なところを……!!」

    「今の穏乃さんの待ち……二索は、実質残り一枚や。別に四索はチャンピオンの和了り牌でもないから……ツモ切りでもええかと思いますけど……できれば広く待ちたいとこですね」

    南浦「一索から五索のどれを切ってもテンパイが維持できる……とても繊細なところ」

    「二索切りだと……和了り牌は四索……穏乃さんから見て残りは三枚……うち一枚はお姉ちゃんの手の内だから実質二枚。ただ、二索切りならお姉ちゃんの勝ち……」

    「五索切りなら、待ちは一・四索。場に一索が一枚見えていますから残りは一索が一枚と……四索が三枚、うち一枚はお義姉さんの手の内なので、実質三枚。もっとも、この場合もお義姉さんに振り込んでおしまいですが」

    モモ「三索切りだと、一・五索待ち……見えてない五索は二枚……うち一枚がチャンピオンの手でしかも赤……こちらは合計二枚っすか」

    優希「でもって一索切りだと二・五索待ち……残りは実質二枚だじょ」

    438 = 386 :

    友香「これはまさしく運命の別れ道でー」

    「今の話を聞いたところによれば、正解は五索切りだねっ!!」

    「あんたバカァ? シズ級のバカァ? それだとチャンピオンの和了りでおしまいじゃない」

    「あっ、そうか……待ちが多いからつい……!!」

    (まあ……それこそお姉ちゃんの手の平の上なんだろうけど……)

    「穏乃は一体……この中から何を切るんでしょう……」

    すばら『高鴨選手……!! 長考の末に辿り着いた答えは……!!!』

    439 = 386 :

    @三年選抜

    「三索切りかぁ……なるほどなるほど」

     穏乃手牌:1123455789/6666:ドラ五・東

     照手牌:二三四四[五]六234[5]⑥⑦⑧:ドラ五・東

    美穂子「振り込んでしまう二・五索切りはないにしても、なぜ三索を選んだのかが気になるところです。どこを切るにしても薄い待ちであることに変わりはないのですから、ツモれば倍満に届く四索切りでもよかった気がします」

    セーラ「だー……こういう細かい計算は苦手やわ」

    洋榎「んー。あの一年坊が、もしウチレベルやったとしたら、ちょっとだけ、三索切りの意図はわからんでもないで」

    豊音「おっ、ちょー気になるー!」

    シロ「残り枚数どうこうではない……そういうことかな」

    「そいたら……高鴨は何待ちにするかば選んだっちゅうことか……」

    「それはつまり……チャンピオンに何を切らせないようにしたか、もっと言えば、何を抱えさせようとしたか、ということよね」

    洋榎「こらー!! うちの言おうとしてたこと盗んなやー!!」

    初美「喧嘩はやめて対局に集中するですよー」

    440 :

    まだ続いてたのか(驚愕)

    441 = 386 :

    @二年選抜控え室

    透華「一索切りなら、二・五索待ち。チャンピオンは二・五を切れなくなりますわ。ま、切りませんわよね、それで和了りなのですから。ゆえに、一索切りはありえない」

    「四索切りなら、二索待ち。チャンピオンは二索が切れなくなる。ま、これも同じく、二索をチャンピオンが掴んだところでチャンピオンが和了って終了や」

    小蒔「三索切りなら、一・五索待ち。宮永さんは一・五索が切れなくなります。このとき、五索は宮永さんの和了り牌。ですが……もし宮永さんが一索を掴んだとしたら……」

    「咲の姉は和了れない。では……あの三索切りは……出和了りを狙ったものということか……?」

    「出和了りって、たとえチャンピオンが一索を掴まされたとしても、そんなん抱えればええっちゅう話やろ」

    「いや……待った……! 抱えるっちゅうことは……一索が……手に残るっちゅうことやんな……それって……!!」

    「まさか……!! しずちゃん……そういうことなの……!?」

    「うん……たぶん、そういうこと」

    尭深(……宮永……先輩……!)

    442 :

    なるほど
    よくそんなこと考え付くなー支援

    443 :

    即興とはいえ同じチームにすらほとんど味方のいないテルテル可哀相

    444 :

    来月号でしずはどうなるんやろな

    445 = 415 :

    1ソー抱えると満貫どころか役なしか

    446 = 397 :

    俺はテルテルの味方やから・・・

    447 :

    降りればいいだけやな

    448 = 421 :

    やっぱり化物は敵に回したほうが面白いよね!

    その結果どうなるかはしらん

    449 = 386 :

    @混成チーム控え室

    「えーっと、なんですか? つまりどういうことですか?」

    末原「ええか? 今の膠着状態が動くとしたら、チャンピオンが一~五索のどれかをツモったときやろ? そのうち二索と五索はチャンピオンの和了りで終わりや。
     で、三索は枯れとるからツモられへん。残るは一索と四索や。そのとき、チャンピオンはどう動くやろな?」

     穏乃手牌:1123455789/6666:ドラ五・東

     照手牌:二三四四[五]六234[5]⑥⑦⑧:ツモ1or4:ドラ五・東

    池田「四索をツモってくれば……普通に考えれば現状維持だし。そっちのほうが待ちが多い」

    「せやな。四索ツモでもこの膠着状態は動かへん。問題は……チャンピオンが一索を掴んだときにどうするかや」

    「一索と五索は穏乃ちゃんの和了り牌だから切れない……となると、テンパイを維持するためには二・四索のどちらかを切らないといけない……」

    竜華「二索切りは、一索待ち。やけど一索は枯れとる。穏乃さんが手を崩さん限り出てこーへん。やからありえない」

    かじゅ「となると……四索切りで五索を待つことになるわけだが……そうなると当然……!!」

    まこ「断ヤオが崩れる。リーチをかけなければ満貫に届かんのう」

    小走「それを見越して高鴨は一索で待った。チャンピオンの手に一索が入ったとき、それを抱えさせ、断ヤオを削り取り、リーチをかけさせるためにな……!」

    450 = 386 :

    @実況室

    すばら「で……では……!!! 高鴨選手は……ここから宮永照選手にリーチをかけさせるつもりなんですか……!!!!」

    初瀬「そういうことです」

    「ドラで手を高めていたことが裏目に出たな。平和と断ヤオを削られちまったら、リーチしないと役がねえ」

    「あとは……照がここで何を引くかですが……当然、二・五索を引いて勝負が終わる可能性もあります」

    初瀬「ただ……もし仮にチャンピオンが一索を引いたなら……」

    すばら「おおおおおおおおおおおおおお!!!? チャンピオンが……チャンピオンが引いたのはあああああ――!!!!」


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