元スレ和「え? どの学年が一番強いかですか?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 19 :
泉頑張れ
102 = 1 :
竜華(泉……!!)タンッ
憩(おっ……来よったねー……)タンッ
洋榎(ほほう……うちを追っかけるとは……生意気な一年やなぁ)タンッ
泉(一発……ツモったる……!!)スッ
洋榎がツモ牌を切り、泉が一発をツモろうとした――直前ッ!!
103 = 1 :
憩「それ、ポンや……!」タンッ
泉(なあ……っ! うちの一発が……消された……!?)
竜華(憩ちゃん……!? なんやその鳴き……ただの一発消しやとは思えへん……何が狙いや……!?)
洋榎「なんや……まったまた……ナイスアシストやで……全国二位!!」
洋榎、高笑いで手牌を倒すッ!!
洋榎「ツモや……! リーピン赤一ツモ……裏一……2000・4000ッ!」パラララ
泉(くっ……また……持っていかれた……!!)
泉、こみ上げる涙を堪え、前を向くッ!!
泉(いやいや……! これくらいで歩みを止めたらあかん……!! うちは……まだ一つも和了れてないけど……振り込んでもおらへん……! ボコスカやられてる感じがするわりに……点数はまだ倍満で立て直せる範囲……! オーラス……勝負や……で…………?)
泉、前を向いた先に見えたのは、悪魔の微笑ッ!!
憩()ニコニコニコニコニコ
泉(ちょ……ま……待て……! 今の……荒川さんの鳴き……なんや……東一局三本場でも似たようなことがあったな……!? 洋榎さんのリーチに……荒川さんが宣言牌をポンして……直後に洋榎さんがツモ……!?)
直後、涙の次にこみ上げてきたのは、圧倒的な恐怖ッ!!
104 = 1 :
泉(ま……まさか……!? そういうことなんか……!? 嘘やろ……そんなこと……狙ってできるんかいな……!! 一局だけならまだしも……この半荘ずっと……!!?
やって……うちは……普通に……普通以上に打っとったつもりやで……!! 清水谷部長やって……洋榎さんやって……なんも変わったことはしてへんかったはず……不自然なところは一切なかった……やのにこの結果……!?
それもこれも……悪魔の計算の上やったんか……!!!?)
憩(へえ……気付いたんやね。対局が終わるまでは気付かへんと思っとったんやけど……なかなか勘のええ子やな……ただ……その脆そうな心……ぽっきりいかへんとええけど……)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
泉(う……うちはこないな化け物と戦ってたんか……!? こないな悪魔に……勝つつもりやったんか……!!?
こんなん……こんなんもう……勝ち負けとか……そんなやない……目指すとか追いつくとか……そういうんでもない……あかん……あかんあかん……なんで対局中に気付いてしもたんやろ……無理や……心……折れた…………)
泉の頬を、一筋の涙が伝う。
それは、残っていた勇気を根こそぎ奪うような、冷たい涙……。
105 = 1 :
しかし――ッ!!
竜華「アホッ! 泉ッ!! 自分なに泣いてんねん!!」
泉(え……? 清水……谷……部長…………?)
竜華「しっかりせえやっ! まだ対局は終わってへんで! なんも結果が出たわけやないのに涙なんか流すなやっ! 泉はうちらの何を見てきてん!!」
泉「部長…………」
竜華「セーラやって負けたことはあるねん。怜やってインターハイではチャンピオンにボコられとったやろ。うちやって何度も負けたことあるわ。やけど……うちらはみんな……負けて強くなってるんや!
インターハイのあと……言ったはずやろ。勝つことよりも負けることのほうが……自分を強くしてくれる。やから……泉も辛いやろうけど頑張れって。もう忘れたんかいな!?」
泉、涙を拭って、首を振る。
泉「忘れてません……! 忘れるわけがありません……ッ!!」
竜華「やったら……対局中は下を向いたらあかん。まだ勝負は終わってへんねん。メソメソするんは終わったあとでええやろ。うちらみんなで慰めたるから……それまではしっかり前向いて闘うんや。わかったな!?」
泉「は……はいっ!!」
泉、竜華に鼓舞され、再び前を向く。そこにはやはり、天使のような、悪魔の笑顔。
憩「ふふ……ええ先輩がおってよかったね……?」ニコッ
泉「そら……うちは千里山ですから……ええ先輩しかおりませんわ!!」
目に光を取り戻した、泉。
と、そんな泉の肩を姫松の虎がいきなり叩く。
106 = 1 :
泉「痛っ!? えっ!? ひ、洋榎さん!?」
洋榎「しっかりせんかい一年坊! 自分、オカンに鍛えられてんのやろ。やったら最後まで気張れや。ヘタレと麻雀打ってもオモロないねん。今ちょっとだけうちのツキ分けたったから……最後に一発かましてみい!!」
泉「あ……ありがとうございますっ!!」
竜華「洋榎さん……おおきにな……」
洋榎「ええってことよ、竜ちゃん。千里山にはいつまでも姫松のライバルであってもらわへんと、うちの後輩も育たへんからなっ!!」
竜華「せやなっ! せやけど……うちの可愛い一年生に肩パンしたことについては……監督に報告させてもらいますわ」ゴゴゴゴゴ
洋榎「ちょ!? ええええっ!? 励ましや励まし!! 姫松流のスキンシップやて!!!」
憩「みなさん仲がよろしくて羨ましいでんなー……三箇牧も混ぜてほしいですわー」
洋榎「なに言っとるんや、自分。そないなことは北大阪で一位取ってから言うんやな!」
憩「これは耳が痛いで……ほな、来年頑張りますわ」ニコッ
泉「来年……負けませんよっ!」
憩「おおっ……ひよっ子が言いはりますなー。これは楽しみやわ……」
竜華「ほな……オーラスやで! 今んとこ個人トップはうちやからな! 三強対決はこのまま千里山がいただきやっ!!」
洋榎・憩・泉「負けへんで(ませんよ)っ!!」
泉:92800(-17200) 憩:119600(3000) 洋:100200(6100) 竜:87400(8100)
107 = 67 :
ええなあ青春って感じや
108 = 4 :
泉は応援したくなる
109 = 1 :
南四局・親:竜華
竜華(っちゅうわけで……ラス親やんな。チーム的には連荘したいとこやけど……点数状況的には一発でひっくり返る接戦や……憩ちゃんと洋榎さん相手にどこまでいけるか……ま、やってみんとわからへんか……!)タンッ
憩(さて……オーラスや。しんどかった半荘もこれでおしまい。楽しんでいこかー……!)タンッ
洋榎(しゃ~トップまくったんで~!)タンッ
テンポよく第一打を切り出す三強。
だが、泉のところで、一度流れが止まる。
泉「…………失礼します」スゥ
泉、深呼吸。
それは、図らずも、自身が強く意識する一年生、原村和を彷彿とさせる。
泉(これが……逆転できる最後のチャンスや……清水谷部長かてこの面子相手に連荘は厳しいやろ……)
泉(最後まで……全身全霊……全力前傾や。いつまでも先輩を頼りにしてばっかではあかん……あのインターハイも……この半荘も……うちにはどっか……先輩らがどうにかしてくれるっちゅう甘えがあったんやろな……)
泉(先輩らは頼もしいけど……もうすぐ卒業してまうんや……そしたらうちにも後輩ができんねん……助けてもろうてばっかではあかん……まずは……自分一人の力で闘えるようになること……それが……この人たちに近づく第一歩や……!!)
泉(この一打……甘えと一緒に捨てたるで……! 周囲から見ればなんの特徴もない平凡な一打やけど……うちにとっては大きな一打や……!!)ゴッ
泉、決意を新たに放つ、第一打ッ!
その別人のような覇気に、三強は揃って笑うッ!!
110 = 1 :
竜華(ええ顔になったやん……泉。そうやで……そうやって……強くなんねん……!!)タンッ
憩(纏う空気まで変わった感じやねー……ほな……ウチも全力でお相手したるで……覚悟しいやー……)タンッ
洋榎(ま……やっと一人前ってとこやろな……やけど……そんなんはまだまだ……うちの相手にはならへんでっ!!)タンッ
泉(難儀やわ……! 全然……こんだけ気張ってもこの人らには届く気がせえへんな……!! やけど……やからって……うちは諦めたりはせん……!!!)タンッ
九巡目。
泉「リーチです……!!」スチャ
洋榎(おっ……逆転手張ったか……こりゃ直撃されたら引っくり返るかもわからんな)フフフ
竜華(泉……よう頑張ったな……きっとみんなも喜んでんで……!)タンッ
泉、死力を尽くしてのリーチッ!!
しかし……その壁は厚く――高いッ!!
憩「ツモや。断ヤオ赤一ツモ……1000・2000。ほな、これで終いですわ~」カチャカチャパラララ
全国二位、白衣の悪魔、荒川憩ッ!
泉渾身の一撃を難なくかわし、電光石火のツモ和了ッ!!
それも……ただのツモ和了りではなく――!!
111 = 1 :
竜華(憩ちゃん……! 泉のリーチ宣言牌を見逃して……同巡にツモ和了りやと……!?
確かに……ただ泉を直撃するだけじゃ……断ヤオ赤一で2600……個人成績で洋榎さんやうちにあと一歩届かへん……せやったらリー棒含めて5000点稼げる同巡ツモのほうがええって判断なんやろうけど……まさか……この見逃し……そういうことなん……?)
洋榎(なーーーー!! うちが三位!? 三位やとーーー!? な……なんちゅうこっちゃ……!!!)
泉(あちゃー……やられてもうた……パーフェクトにやられてもうたわ。どこまで計算尽くやねん……ホンマ悪魔やわ。これで荒川さんは……うちを蚊帳の外に追いやることに……成功したっちゅうわけやんな。
こんなん……気付かへんほうが幸せやったかもしらん……なんたってこの半荘……うちは誰からも和了れへんかっただけやなくて……誰にも振り込まへんかったんやから……。
ただただ三人のツモで削られ続けるだけの半荘……完全な蚊帳の外……同卓しとったのに……全力で打っとったのに……三強対決に混ざることすら……うちは許されへんかったっちゅうことや。
こないなことを……部長と洋榎さんがおる中でやってのけて……しかも最後には二人まとめてまくっておしまいや……半端ないで……ホンマモンの悪魔としか思えへん……)
泉、小さく溜息、肩を落とす。
泉(これが……全国二位か。そんでもって……その全国二位を相手に2000点差まで迫る部長と……倍満の直撃をかませる洋榎さん……この三人が大阪の天辺か……! 高い……高いで……!!)
圧倒的な力の差に押し潰されそうになるも、泉、自らを鼓舞ッ!
泉(うちも……いつか同じ高みに立ったる……!! 来年……再来年……うちが大阪三強に名乗りを上げたる……!!
この人らの後輩として……この人らと直に打った生き証人として……激戦区・大阪のレベルを下げるような真似は絶対にできひん……!!! うちも……まだまだ……強くなるんや……!!!)
112 = 98 :
こういうの見ると応援したくなるな
113 = 1 :
そんな泉に、憩、笑顔で声をかける。
憩「ごめんなー、一年生。可愛い後輩は谷底に突き落とすのが三箇牧流やねん。堪忍してやー」ニコッ
泉「いえ……勉強させてもらいました。ありがとうございます」ペコッ
憩「ま、言うても見所ある子にしかこないなことせえへんのやけどなー。自信持ってええでー、自分。谷底に突き落とされた自分は獅子の仔や。ゆくゆくは王になる器やねん。それも……もうその片鱗が見えとるようやしなー。
こりゃ来年も千里山を倒すんはしんどそうやわー」
泉「片鱗ってそんな……買いかぶりですよ。うちは最後まで何もできひんままでした」
憩「そんなことあらへんよ。インターハイのときはなんや牙も爪も生え揃っておらん赤ん坊やと思うてたけど……あれからちゃんと成長してたんやな。自分の牙は……ちゃんとうちらに届いてんで?」
言って、憩は千点棒を指の間に挟んで見せる。
それは、たった今しがた、泉から奪ったリー棒。
憩「点数に影響するからリーチなんてさせるつもりなかったんやけどなー……なんや自分、ちょこちょこ頑張りよるから、計算がズレてもうたわー」
中堅戦後半、二条泉、和了りなし、振り込みなしッ!
完全なる蚊帳の外――しかし、その奮迅は、悪魔の計算を一時的に上回ったッ!!
半荘で、都合三度かけた、意地のリーチッ!!!
それは和了りには至らなかったものの、突き立てた牙と爪は、三強にそれぞれ一本ずつ――確かに届いていたッ!!!!
114 = 88 :
泉、、、
115 = 67 :
泉は一皮剥けたな
116 = 1 :
憩「早く谷底から這い上がっておいでやー、千里山の一年生。そしたら来年のインターハイ府予選……北大阪の決勝で……ウチが直々に……今度はちゃーんと真正面からお相手したるわ。
今日よりもーっとひどいことしたるから……今からその牙と爪……しっかり研いでおくんやねっ!」ニコッ
泉「望む……ところですっ!!」ゴッ
憩、泉、交わす握手。そのやりとりを複雑な表情で見守る、竜華
自分のいない来年へと進み出す、北大阪の後輩たち。二人を見つめる竜華の目は、羨望と、希望を湛えていた。
竜華「泉……来年も再来年も、千里山をよろしくなっ!」
泉「はいっ……! うち……頑張りますっ!!」
一方、三強対決に敗れた格好になった、南の虎こと姫松・愛宕洋榎は……。
洋榎(ま、次やったらうちが断トツやろっ!!)
開き直っていた。
憩「ほな、楽しかったですー。またいつかこの面子でやりたいですわー」
洋榎「いつかと言わず今夜でもええでっ! 負けたままでは終われへん!」
竜華「ハハ……こないな疲れる対局は一日一回で十分やわー」
泉「部長の言う通りですわ……また姫松さんとの合同合宿でご一緒できたら、よろしくです」
洋榎「なんやなんやー! どいつもこいつも勝ち逃げかいなー!!」
中堅戦後半――終了ッ!!!
117 = 1 :
<中堅戦後半結果>
一位:荒川憩+8000(124600)
二位:清水谷竜華+6100(85400)
三位:愛宕洋榎+5100(99200)
四位:二条泉-19200(90800)
<中堅戦前後半合計>
一位:小蒔・憩+16400(124600)
二位:怜・竜華+6300(85400)
三位:セーラ・洋榎-5300(99200)
四位:友香・泉-17400(90800)
118 = 1 :
@対局室
すばら「中堅戦後半、決着ううううッ!! 大阪三強対決……個人成績では一位から三位までが三千点差以内に収まる超接戦!!
それを制したのは三箇牧・荒川憩選手ッ!!! これが全国二位の底力でしょうかっ!! 中堅戦、神代選手・荒川選手の活躍で二年選抜が他を突き放しました!!」
純「だんだんと終わりが見えてきたな。長かった対抗戦も残すところ半荘四回だ」
菫「展開はまったく読めませんけどね」
初瀬「(あ、いつの間にか先輩がいなくなってる……)本当にどこが勝ってもおかしくない状況ですね」
すばら「それでは……間もなく副将戦開始です……!! 選手の皆さんは対局室に集まってくださいっ!!!!」
119 = 1 :
@一年選抜控え室
泉「ホンマに面目ないですわ……せっかく声かけてもろたのに、期待に応えられのうてすいません……」ズーン
穏乃「いやいや!! あの憩さんが相手だったんですから!! こういうこともありますよっ!!」
和「たった半荘一回の勝負です。誰だって負けることはありますから、気にしないでください」
憧「そうよ、泉っ! あのセーラだって一万点くらい負けてたしっ!」
淡「そうだよ! あの大星淡だって八千点ぽっちしか稼いでなかったし!」
友香「淡さん……それ慰めになってませんでー?」
モモ「ま、嶺上さんにはちょうどいいハンデっすよね?」
咲「えっ? いや、どうかな……まだお姉ちゃんが残ってるし……」
南浦「最善を尽くしたのなら、胸を張るべき。あなたはよく戦ったと思う。それはみんなわかっていること」
優希「そうだじょ! まだ負けが決まったわけじゃないじぇっ!!」
泉「みなさん……おおきに……!」
すばら『それでは……間もなく副将戦開始です……!! 選手の皆さんは対局室に集まってくださいっ!!!!』
120 = 1 :
憧「っと……ついにうちらの出番ってわけね、シズッ!」
穏乃「もうウォーミングアップは完了してるし! 最初から100速で行ける!!!」
泉「ウォーミングアップ……?」
南浦「穏乃さん、あなたがやられてるのを見て、いてもたってもいられなくて、ここで東風戦を始めたのよ」
優希「しかも相手は咲ちゃんとのどちゃんと大星さんだじぇ」
泉「うわ……なんですかそのインターハイ決勝卓……」
モモ「でも、本人的にはウォーミングアップだったみたいっすね」
泉「なんちゅうか……大物でんな。さすが穏乃さんやわ」
憧「じゃっ! みんな応援よろしくね!!」バタバタ
穏乃「うおおおお!! 行ってきまあああすっ!!」ドタドタ
憧、穏乃、出撃ッ!!
121 = 98 :
後残ってるのは誰だ?
122 = 1 :
和「……もう少し落ち着いて出て行けないものでしょうか」
泉「あの、ちなみに……その東風戦って順位はどうやったんですか?」
咲「私が三位です」
和「プラマイゼロの三位ですよね、咲さん」
淡「私が二位だったよ~」
泉「ほな、穏乃さんはラスやったんですかー」
和「いや、ラスは私ですが?」
泉「……………………え?」
123 = 27 :
泉めっちゃいいキャラやなあ
124 = 67 :
一年生はポテンシャルの塊だな
125 = 1 :
@二年選抜控え室
憩「ただいま帰還やでー!」
玄「憩さんっ! お疲れ様ですっ!」
灼「お疲れ」
Q「なんや複雑な気持ちやけど、とりあえず普通にすごいと思うわ」
絹恵「同じく複雑な気持ちやけど、今日は味方やからうちも憩ちゃんの勝ちを喜ぶことにするわ」
憩「二人とも、おおきに~」
すばら『それでは……間もなく副将戦開始です……!! 選手の皆さんは対局室に集まってくださいっ!!!!』
透華「さあっ! この調子でガンガン他を引き離すですわよ!」
衣「副将戦も鏖殺だー!」
小蒔「頑張ってくださいねっ!」
かおりん「はいっ! できる限り!!」
尭深「……同じく……」
玄(あ……控え室のおもち率が下がる……)シュン
憩「ほな、あとは任せたで~」
126 = 1 :
@三年選抜控え室
久「はーい! というわけで、ラスだったセーラには罰ゲームとしてこちらのメイド服(まこ雀荘から借用)を着ていただきまーす!」
セーラ「誰得やねんっ!? っちゅうかこの休憩中に俺をイジる流れはなんなんっ!?」
哩「なんなら、手錠もあるけん……」
姫子「ロープもあるとです……」
シロ(突っ込んじゃいけない……突っ込んじゃ……)
豊音「あはっ、新道寺のお二人はなんてそんなものを持ってるのー?」
霞「まあ、何を持ち歩いていようと個人の自由よね」
洋榎「せやせや。よう見てみい、霞姐さんなんか大きい牛さん持ち歩いてはるで~」
霞「何か……?」ゴッ
美穂子「あっ……私もアイマスクなら、持ってます……////」ガサゴソ
セーラ「いやいやっ! 出さんでええ!! もうなんも要らん!! お腹いっぱいや!!」
初美(この控え室だけ色々規制がゆるいですよー。揃いも揃って変態ばかりですよー。都条例に引っかかりますよー)
127 = 1 :
すばら『それでは……間もなく副将戦開始です……!! 選手の皆さんは対局室に集まってくださいっ!!!!』
哩「ま、冗談はさておき。そろそろよかとこば見せんと下級生にナメられっとね」
姫子「そうですね。ここらで一位ば取りたかとこです」
久「期待していいのかしら?」
哩「よかよか。な、姫子」
姫子「任せてくださいっ! 部長、今日はいくら縛っても大丈夫ですけん、トップば狙っていきましょう!」
久「あらあら、お熱いこと。これは私たちも負けてられないわね、美穂子」
美穂子「はい////」
128 = 12 :
荒川さんとかもちゃんと書いてるのがすげぇ
129 = 1 :
@混成チーム控え室
竜華「すまんなー、思うたより稼げんかったわ」
怜「同じくですわ。助っ人やのに申し訳ない」
まこ「とんでもない。申し訳ないんはこっちじゃ。今のマイナス分はほとんどわしのせいじゃしのう」
かじゅ「本当に……みなさんにはなんとお礼を言ったらいいか……」
末原「そんなんええって。助っ人やもん、コキ使うてくれて構へんよ。むしろ『なんでトップ取ってこんねん』『あとが大変やろアホ』くらい言うたってや」
漫「それ……先輩が言いたいだけちゃいます?」
小走「ふん、姫松の。そんなに大将が嫌なら私が代わってやったものを……」
すばら『それでは……間もなく副将戦開始です……!! 選手の皆さんは対局室に集まってくださいっ!!!!』
130 = 1 :
宥「あの……えっと……私を暖かく迎えてくれたみなさんのためにも……次で頑張って取り返します……」
池田「松実さんっ! ホッカイロもう二枚くらい貼りましょうか!?」
宥「ありがとう、池田さん……////」ホクホク
まこ「ほいじゃあ頼みました、松実さん……と、それから……」
照「取れるだけ…………取ってくる」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
末原(宮永照が言うと全然意味が変わってくるな……こりゃ副将戦で誰かトぶんちゃうか……?)
怜(誰が副将か知らんけどご冥福やわ……)
かじゅ(頼もし過ぎて何も言えん……)
小走「二人のことは心配していないが……何が起きるかわからないのが麻雀だ。ドラゴンロードに一杯食わされた私が言うのもなんだが、油断せずにいってくれ!」
宥「はい……わかりました」
照「うん……お任せあれ」ニコッ
全員(チャンピオンが笑ったーーーーーー!!?)
131 = 1 :
@対局室
すばら『ついにここまで来ました副将戦ッ!! 各チームオーダーは以下のようになっていますっ!!!』
@一年選抜:新子憧(阿知賀女子)・高鴨穏乃(阿知賀女子)
憧「ま、ここまで阿知賀は誰も出てなかったし、そろそろ被ると思ってたけど……まさか宥姉と直接対決とはね! シズ、あんたどうする?」
穏乃「私の……私の倒すべき相手は――!!」
@二年選抜:渋谷尭深(白糸台)・妹尾香織(鶴賀)
かおりん「あの……やっぱり不安になってきました……私……本当に大丈夫ですかね……?」
尭深「……たぶん……」
@三年選抜:鶴田姫子(新道寺女子)・白水哩(新道寺女子)
姫子「わわわ……チャンピオンとですよ、部長」
哩「やっと出よっとね……花田のやられた分ばやり返さんとな」
@混成チーム:松実宥(阿知賀)・宮永照(白糸台)
宥「じゃあ……私は渋谷さんのいるほうに出ますね。問題ないですか?」
照「うん……まったくもって」
132 = 1 :
@実況室
すばら「副将戦が始まろうとしていますが、お三方が注目しているのはどなたでしょう?」
菫「私は、まあ、チームメイトである宮永照と渋谷尭深ですね。部外での直接対決も見てみたかったですが、どうやらそれは叶わなかったようです」
初瀬「私は……チャンピオンも気になりますが、やっぱり憧……もとい新子選手です。もちろん、穏乃さんや松実宥さんにも頑張ってほしいです!」
純「オレはあれだな、この副将戦では唯一の長野勢、鶴賀の妹尾香織。あいつの加入が二年選抜にとって吉となるか凶となるか。楽しみだぜ」
すばら「思いの他ばらけましたね!! ちなみに、私は当然! 断然! 俄然!! 新道寺のお二人に注目していますっ!! まさか部長と姫子さんの闘牌を実況できる日が来るとは……この花田煌、感無量ですっ!!」
純「ま、園城寺のときみたいに熱くなり過ぎて実況を忘れないようにな」
すばら「わかってますとも! お任せくださいっ!! それでは……お待ちかねの副将戦ッ!! 開始ですっ!!!」
133 = 27 :
おお、照大将じゃないのか
134 :
宥姉出陣
135 = 1 :
@対局室
東家:白水哩(三年選抜)
哩「(阿知賀に白糸台……相手にとって不足はなか)よろしく」
北家:渋谷尭深(二年選抜)
尭深「……よろしくお願いします……」
西家:新子憧(一年選抜)
憧「(渋谷尭深……がラス親……!? 宥姉と新道寺の部長についていくのも大変なのに……!)……よろしく」
南家:松実宥(混成チーム)
宥「(憧ちゃん……私……負けないよ)よろしくお願いします……」
136 = 1 :
東一局・親:哩
憧(まあ……渋谷尭深の役満は……もちろん恐いけど……それは対策がわかってる分まだマシかな。宥姉はツモの偏りがあるから手が読みやすい……でも駆け引きの上手さでは完全に向こうが上。
白水哩については……言うまでもなく格上……セーラと同じかそれ以上って思っておけば間違いない)タンッ
憧(つーか……これは学年対抗戦なんだから……一年チームとしてここにいる以上……どんなオーダーだろうと相手がみんな格上だってのは最初からわかってた。そんなことにいちいち臆してても始まらない)タンッ
憧(大体……インターハイのときだって……私は上級生とばっか戦ってきた。技量も経験も相手のほうが上で……それでもどうにか食らいついて……バトンを繋いだんだ)タンッ
憧(今回だって……シズじゃないけど最初からトップギアで行く……走れ……私……!!)
憧「チーッ!!」タンッ
憧(よし……予想通りっ! 宥姉は冷たい牌を序盤に切ってくる……上家の捨て牌がわかってれば鳴いて手を作りやすい……!! このまま和了ってやるっ!!)
宥(憧ちゃん……まるで私が切る牌がわかってたみたい……手牌を読まれたり狙い撃ちされたりするのは慣れっこだけど……こうやって鳴きで食われるのは珍しいかも……憧ちゃんならではって感じがする……)
哩(阿知賀の新子……鳴いて速攻が得意な選手やったか。こげん序盤から仕掛けてくるとは……自分のペースば乱されんようにせんとな)
137 :
中堅になってたか
支援
138 = 1 :
尭深()タンッ
憧「ロンッ! 断ヤオ三色ドラ一……3900ッ!!」
尭深「……はい」
憧(よし……これで一つ和了りっ! 親も流せたし立ち上がりはまずまず!!)
宥(次は私の親番……渋谷さんの能力を考えると無闇に連荘はできない……けど……)
哩(この巡目なら門前でもよか手を鳴いて和了りよったか。点にこだわらんとこは安河内と似とるが……ただの速攻にしては妙な感じとね)
哩、思考。
哩(確か……新子はインターハイのときも親を流すんに必死やったな。自分で連荘するんも躊躇う瞬間があった。あんときと今の共通点……渋谷尭深か。
オーラスで役満を和了ることが多い選手……あのインターハイは前半が不発で、後半に大三元やった。前半と後半の違い……連荘を避けたがる新子……なるほど……半荘局数にカラクリがあるんやね。
そいたら……こん半荘……目安はオーラスまでに十局以上で渋谷の役満が確実になると見てよかね。まさか渋谷の役満が局数に関係しとったとは……うちでは誰も気付かんかった。
阿知賀のブレインか……松実宥が弘世菫の矢をかわしてたんも……恐らくはそいつの仕業なんやろな。誰ぞ知らんが……大したやつと)
憧:94700(3900) 尭:120700(-3900) 哩:99200(0) 宥:85400(0)
139 = 1 :
東二局・親:宥
憧(さて……親は宥姉か……いつもなら最大警戒するところだけど……この場には渋谷尭深がいる。その能力のことは宥姉も知ってるはずだから……あまり親で連荘はしたくないはず……ここもさっさと流して私のペースに持ち込む……!!)タンッ
尭深()タンッ
哩(新子……やはり攻めよっとね。同じ部なんやから、松実宥に萬子が危険なんは百も承知のはず。
ばってん、渋谷尭深がおるこん場で連荘はタブー。その暗黙の了解があるけん……当然……松実宥もそうやと決め付けて打っとうやろが……松実宥がそげん甘か打ち方ば選ぶとは思えんな……)タンッ
宥(憧ちゃん……さっきから暖かい牌ばかり切ってる……私が連荘しないと思ってるのかな……)タンッ
憧「(よっし……宥姉……ナイスアシスト……! これでもう一発もらう……!!)チーッ!!」タンッ
尭深()タンッ
哩(新子……自分の手牌しか見えとらんね。今あんたが鳴いたんは……松実宥がこの半荘ば始まって初めて切った赤い牌。つまり……松実宥の手牌は既に赤く染まっとる……こげんわかりやすか赤信号はなかとよ……ここは一応……止まっとくか……)タンッ
140 = 1 :
宥(確かに……渋谷さんの役満は恐いけれど……だからってせっかくの親を簡単に捨てるわけにはいかないよ……渋谷さんがオーラスに役満を和了るなら……それを上回るだけ稼いでおけばいい……。
速攻型の憧ちゃんには難しいかもしれないけど……門前で一色染めや赤ドラ含みの三色なんかを狙える私なら……玄ちゃんほどじゃなくても……火力で勝負することができる……それに……)タンッ
憧「それも……チーでッ!!」
宥(それに……今回に限って……渋谷さんはきっと役満を和了りにくいはず……だって……渋谷さんが最も和了りやすい役満であるところの大三元は……中を呼び込む私が封じている。
ということは……渋谷さんが狙うとしたら四喜和……九枚集めれば完成の大三元と違って……四喜和は十一枚集めないといけない……渋谷さんだってそんな都合よく配牌が来るわけじゃないんだから……オーラスまでに四喜和を仕上げるのは大変なはず……。
ちょっとくらい局数が多くなっても……問題はない……)
憧(よし……張った……! 一通ドラドラ……流すには十分ッ!)タンッ
宥(ごめんね……憧ちゃん。それを見逃すわけにはいかないよ……混成チームとしても……先輩としても……)
憧(あれ……宥姉……なんで私のほうを見て……?)
宥「ロン。平和三色赤一……11600」パラララ
憧「ええっ……!?」
宥「じゃ……一本場だね……」チャ
141 = 1 :
憧(ちょ……! 嘘でしょ……宥姉が親なのに和了った……!? しかも……その手でダマってことは……一か八かの一発に頼らずに……連荘で確実に点を積み上げていくつもりってことだよね……?
ってことは……渋谷尭深の役満を上回るくらい稼げる自信があるってこと!!? マジで!? しくったぁ……! 完全に宥姉が私と同じように動くもんだと思って……甘えてた……!
そうだ……宥姉は私じゃないんだ……渋谷尭深に対して……私とは違うアプローチをしても不思議じゃない……!
これは……早く立て直さないとダメだ……この場を早く流そうとしてるのが私だけなんだとしたら……私の思い通りに場を進めることはできない……作戦変更ってわけね……上等……!! 後手に回ったら負ける……気持ちを切り替えて次だ……!!)
宥(さすが憧ちゃん……いきなり直撃なんて当てたらびっくりするかと思ってたけど……かえってやる気になったみたい。負けん気の強さは阿知賀でも一番だもんね。でも……やる気だけじゃ私には勝てない。
憧ちゃんが私の打ち方をよく知っているように……私も憧ちゃんの打ち方をよく知ってる。今日は憧ちゃんの上家に座れたから……憧ちゃんの得意な鳴きをある程度私がコントロールできる……いつものようにリズムよく打たせたりはしないからね……)
哩(阿知賀の二人も清澄や鶴賀の人らと同じとね……部員が少ないからやろか……互いのことをよう知っとう。
それだけに……敵として当たると……技術や能力よりは読み合いや駆け引きの部分で点数に差がつく……となると……ここはやっぱり年長の松実宥のほうが有利かもしらんな。
松実宥が新子ば抑えるんやったら……私が相手するんは松実宥一人でよか……渋谷尭深の役満は……まあ……考えないことにすっとよ……)
尭深(……)
憧:83100(-7700) 尭:120700(-3900) 哩:99200(0) 宥:97000(11600)
142 = 1 :
東二局一本場・親:宥
八巡目
宥「ポン……」タンッ
憧(中か……染め手……じゃないよね。もー……宥姉ってばさっきから萬子切り過ぎ……!! 私の手には筒子と索子しかないから鳴くに鳴けない……! というか……鳴いて和了ったところでこの手じゃ安過ぎるかな……?
さっきピンピンロク食らっちゃったからな……速攻は得意だけど……放銃率や失点が高くなってくると逆に自分の首を絞めかねない……どうしよう……どうしたらいい……!?)タンッ
尭深()タンッ
哩(さて……そろそろ和了っておきたいところやけど……中ば鳴かれたとなると……また松実宥が持っていきよるか……)タンッ
宥「ツモです。中赤一……1300は1400オール」パラララ
哩(その手でその捨て牌……普段の松実宥なら迷わず萬子染めにしとるやろな。そうしなかったっちゅうことは……)
憧(宥姉が……私の鳴きを封じにかかってる……!? 速攻を封じられて……宥姉は連荘で……新道寺の部長もまだ動いてきてないし……オーラスには渋谷尭深の役満が待ってる……!! これは……私もしかして……すっごくピンチ……!?)
憧:81700(-9100) 尭:119300 (-5300) 哩:97800(-1400) 宥:101200(15800)
143 = 1 :
@実況室
すばら「松実宥選手ッ! 序盤から飛ばしていますっ!!」
初瀬「憧、頑張ってっ!!」
純「姉のほうはドラ娘と違って打ち方が柔軟だな。その場その場で緩急をつけて、いい感じに流れを掴んでいるように見えるぜ」
菫「阿知賀の中では、松実宥選手と鷺森選手が安定していますね。新子選手も巧みな打ち方をしますが、競り合いになったときに火力で押し負ける弱点があります。
特に今回は、松実宥選手が赤ドラを持っていってしまいますから、打点を上げるのには苦労するでしょう」
純「卓には一発チャンスのある渋谷や、準決勝で荒稼ぎした白水もいるからな、速攻型の新子には厳しい戦いになるかもしれねえ」
初瀬「憧は……やってくれますっ!」
すばら「松実宥選手の連荘で東二局は二本場に入りますっ!! 白水部長、そろそろかましちゃってくださいっ!!」
144 = 13 :
すばら!
145 :
やっと追いついたで こっから支援ぞよ
146 = 1 :
@対局室
東二局二本場・親:宥
哩(気のせいやろか……今花田の声ば聞こえたような……)タンッ
哩(まあ……できればガツーンと一発かましたいんは私も同じと……ばってん……ここにおるんは私以外全員インターハイの決勝卓についた人間やけん……そげん簡単に和了れたら苦労せんとよ……)タンッ
哩(それに……私が考えんといけんのはこの場だけやなか……副将戦の後半……宮永照と戦う姫子にできるだけ鍵ば持たせるんが……この場で何よりも優先されっとね……)タンッ
哩(宮永照の連続和了を止めるのに……私と姫子の力はうってつけと。
リザベーションばするんやったら一飜縛りでも十分……たかだか二飜キーやが……それで小刻みに宮永照の連続和了を止められるんやったら……私がここで勝つことよりその意味は大きかね。
やからこそリザベーションの使いどころば気をつけんといかん……私の失敗は姫子に響く……今は場が松実宥のペースやけん……ここで無理しても和了れん気がする……やから……まだ我慢と……)タンッ
哩(リザベーションば狙うんやったら次の東三局やろか……宮永照の席順がどこになるかにもよるやろが……東一局は和了らんのやから……宮永照が南家やなければそれで連続和了ば止められる。
まあ……それはさておき……とりあえずここはさっさと流したかね……)タンッ
哩(さっきも今回も……新子が仕掛けていかん……連荘は止めたいはずやのに……まだ松実宥相手に踊らされとっとね……そいたら……ここは私が止めんと……)タンッ
哩(っと……張った。松実宥は……前々巡に手出しの七萬……前巡にツモ切りの中……あっちも張っとう感じやね……さっきのダマのこともある……下手に打ったら振り込むかもしらんけん……ここは勝負どころと……)
哩、長考。
147 :
やっとナース無双のとこ支援
148 = 4 :
宥姉かっこいい
149 :
>126
>初美(この控え室だけ色々規制がゆるいですよー。揃いも揃って変態ばかりですよー。都条例に引っかかりますよー)
え?
150 :
これは偶然見つけたがなかなかおもしろい
みんなの評価 : ★★
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