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    元スレ和「え? どの学年が一番強いかですか?」

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    みんなの評価 : ★★
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    251 = 1 :

    南四局一本場・親:尭深

     八巡目

    尭深「……リーチ……」スチャ

    (来た……尭深さんのリーチ……字牌注意って言っても……だって……そんなことしたら手が止まっちゃうよ……)タンッ

    (このあくどい感じのリーチ……嫌でも身震いする……清澄の部長を思い出すわ……あの人がリーチかけたらもうこの世の法則が全部ひっくり返るからね……。
     まあ……清澄と違って渋谷尭深はツモをあんまり警戒しなくていい……その分楽っちゃ楽……なのかな……)タンッ

    (んー……見えとらん字牌が多過ぎて絞れん……ただ……阿知賀の二人が渋谷のリーチば警戒しとるけん……むしろこっちは押しやすい……渋谷の待ちさえわかれば……他家が回っとる間に……私が和了りば奪える……!!)

    252 = 150 :

    確かにぜひとも本編でやってもらいたいほどの出来

    254 = 1 :

     十二巡目

    「通らばリーチと……!」スチャ

    (白水さん……強引に来た……! 私も……読めるには読めたけど……でも……これを抱えたままじゃテンパイできない……)タンッ

    (嘘……渋谷の手を読み切ったってこと……? 私なんてまだ全然何も見えてないのに……!)

    尭深(…………)タンッ

    (先にツモっとよ……!)タンッ

     三巡後

    尭深「ツモ……ピンツモ……裏二……2600は2700オール」

    (字牌……西……たぶんそこだと思ったから出さなかったけど……雀頭にして普通に平和とか和了るんだ……)

    (うわっ……マジ……そういう裏かいたりとかしちゃう感じ……? ますます清澄っぽいわ……きっつー……)

    (やりよるやりよる……まあ……わかっとっとよ……それは次の出和了りのためのフェイクなんやろ……? 次は当てっとね……覚悟しとれ……!!)ゴッ

    尭深「…………二本場……」ゴッ

    憧:85500(-5300) 尭:128700(4100) 哩:96100(-3100) 宥:89700(4300)

    255 :

    九種九牌ありなのか

    256 = 145 :

    わりとポピュラーじゃね?
    おれは国士目指すから意地でも流さないけど

    257 :

    ちょっと目を話したスキに追いつけなくなるぜ…
    ちょーおもしろいよー

    258 = 1 :

    南四局二本場・親:尭深

    (よし……じゃあ……これで最後の局にすっとね……オーラス二本場なんて使いどころがなかかもしれんが……宮永照がラス親やったときの保険や……感じろ……姫子……! リザベーション……スリー……ッ!!)

    @特別観戦室

    姫子(あんっ……すごい感じましたよ……部長……! 和了るって……信じてますから……!! それで……もし宮永照がラス親で連荘しても……私が……ハネ満で止めてみせるとですっ!!)ビビクンッ

    (………………)

    259 = 1 :

    @対局室

     七巡目

    (やった……これで張れた……お願い……最後に……もう一度だけ……来て……暖かい牌……!!)タンッ

    (おっと……珍しく宥姉から有効牌が出てきた……! これは普通に速攻でいけそう……!)

    「チーッ!」タンッ

    尭深「……リーチ」スチャ

    (と……渋谷に先制されたか。新子も速そうな感じやな……やけど……こっちも姫子に最後の命綱ば渡さんといけん……このまま押す……!)タンッ

    (ううう……尭深さんのリーチ……さっきの平和があるから何切っていいかわからないよ……んー……なら……現物……でも……これでもテンパイは維持できる……先に……和了る……!)タンッ

    (うっわ……まーた渋谷尭深のリーチ来たか……! けど……こっちももう後には引いてらんないのよ……!!!)

    「またまたチー!」タンッ

    尭深(…………)タンッ

    (松実宥の連続萬子切り……それに新子の鳴き三色……! これは……全員張っとるんか……!? ここで決めんと……持っていかれる……!! 私が……先に和了る……!!)タンッ

     和了合戦ッ! 極める熾烈ッ!!!

     果たして――それを制したのは……!!!?

    260 = 1 :

    「それ……ロンと。平和ドラドラ……3900の二本場は4500」

    尭深「…………はい」チャ

     白水哩――意地の三飜縛り……クリアッ!!!

    (姫子……これでキーは全部で四本……あとは頼むけん……宮永照に……ぶちかますとよ……!!)

    (大分……削られちゃった……後半はいいところなかったなぁ……でも……頑張ってる憧ちゃんを見て……嬉しかったから……いっか……)

    (くあああああ負けたあああああ!! これ悔しいっ!! シズ、ごめんっ!! チャンピオンと戦うのに貯金作ってあげたかったんだけど……この人たち……もう笑っちゃうくらい強かったわ……!!)

    尭深(……あ……さすがに冷たくなってる……か……)ズズッ

     副将戦前半――終了ッ!!!!

    <副将戦前半結果>
    一位:松実宥+4300(89700)
    二位:白水哩+2400(101600)
    三位:渋谷尭深-1400(123200)
    四位:新子憧-5300(85500)

    262 = 88 :

    普通9種って親流れじゃないの?

    263 = 67 :

    二年チームつええなあ

    264 = 1 :

    @会場某所

    「お疲れ……憧ちゃん」

    「宥姉……ちょっと……抱かせて」ガバッ

    「ほぇ~~!?」

    「くーー負けたよーー! 悔しいっ! 悔しいから宥姉から力を奪ってやる!! 冷たい牌しか来なくなれ~!!」ギュー

    「や……やめてぇ……!! それだけはぁ……! ダメなの~!!」

    「おねーちゃん……憧ちゃんとそういう関係だったんだ……」

    「ってか何やってんの?」

    「あ、玄ちゃんと灼ちゃん……どうして?」

    「おめでとうと、どんまいを言いに」

    「やー! ドンマイは聞きたくなーい!!」

    「私は……穏乃ちゃんの激励に」

    265 = 231 :

    話の流れ的には混成チームが勝つのが一番角がたたなくて無難だけど末原先輩が勝つ未来が見えない……

    266 = 1 :

    穏乃「あれー!? みんな揃ってどうしたんですか!?」ドタドタ

    「あ……穏乃ちゃん」

    「シズッ!!」ガバッ

    穏乃「おっ!? おう!!? どうした!!?」

    「しずちゃん……!!」ガバッ

    穏乃「玄さんまで!?」

    (あ……暖かそう……)ギュー

    穏乃「宥さん……!? って宥さん熱っ!!? 電気毛布みたい!!」

    「ああ……風越の池田さんにいっぱいホッカイロ貼ってもらって……////」ホクホク

    穏乃「よ、よかったですね!? えっと……みなさんどうしたんですか?」

    「穏乃と笑って話ができるの……これが……最後かもしれないから……」ポムポム

    穏乃「えええええええ!?」

    「しずちゃん……頑張って……いや……頑張らなくてもいいよ……いざとなったら諦めて……!」

    穏乃「ああ、チャンピオンのことですか? それなら全然大丈夫ですっ!」

    267 = 145 :

    副将後半戦もイロモノぞろいだからなぁ 素人無双のかおりんに大期待やで

    268 = 1 :

    「まさか……! 何か対策でもあるの!?」

    穏乃「え? ないない! あるわけないじゃん!!」

    「なんで自信満々……」

    「怖くないの?」

    穏乃「えっ? なんでですか?」

    「あんたねぇ……相手は日本一の高校生だよ? 全国一万人の頂点に立つ化け物! あの憩さんがヒトじゃないって言うくらいの人と今から打つんだよ?」

    穏乃「そうなんだよっ! 日本の高校生で一番強い人ッ!! あの天江さんより憩さんより大星さんより宮永咲さんよりすごい……あの宮永照さんと対局できるんだよ!!! もーーーさっきからわくわくが止まんないっっっ!!」

    「はぁ……。そうよね。あんたそういうやつよね、シズ……」

    「穏乃ちゃん……」

    「心配するだけ無意味……」

    「しずちゃんは強いなぁ……」

    穏乃「でも……確かに私一人じゃ敵いそうもなかったから……! 対局前にみんなのパワーもらえてよかった! これでいい勝負できるかもっ!!」

    269 = 150 :

    かおりんがどう働くか・・・

    270 = 227 :

    かおりんの立直ツモ対々三暗刻に期待

    271 = 1 :

    「いい勝負ぅ? どうせなら勝ってきなさいよ」バシッ

    穏乃「それもそうだっ!!」

    「いっぱいドラが来ますように……」ポムッ

    穏乃「ありがとうございますっ!」

    「ハルちゃんのご加護がありますように……」ペラッ

    穏乃「ネクタイ……! 私が巻いていいんですか!?」

    「それはダメ。拝むだけにして」

    穏乃「ですよねー……」オガミッ

    「じゃあ私は……暖かいの分けてあげるね……」ペタッ

    穏乃「ホッカイロ!? お気持ちだけで大丈夫ですっ!!」

    「よーし! これで阿知賀の全パワー集結ねっ! シズッ!!」

    穏乃「憧ッ!!」

    「行ってらっしゃいっ!!」グッ

    穏乃「行ってきますっ!!!」ダッ

     穏乃、発進ッ!!

    272 = 1 :

    @会場某所

    姫子「部長、お疲れさまとですっ!!」

    「ああ……疲れたと。すまんな、もっと鍵ば渡してやりたかったんやが」

    姫子「十分とですよっ! 今日のリザベーションは成功率百パーとですし、残りは私自身で頑張りますけん、心配せんとってください!!」

    「まあ……最悪トバされてもよか。一緒にみんなに謝ったる」

    姫子「もう……ひどかですよ、部長。私やって、部長ほどやなかとですが、それなりに強かつもりです。チャンピオンのいいようにはさせんとです」

    「言いよっとねぇ。ま、花田に実況されとるけん、あいつよりマイナスにならんよう頑張りんしゃい」

    姫子「むー。そいたら……プラスで終わったらなんかご褒美ばくださいっ!」

    「よかよか。もし姫子がプラスで終わったら、言うことばなんでも聞いてやっとよ」

    姫子「約束とですよっ!!」

    「そん代わり……マイナスやったら姫子が私の言うことばなんでも聞く。これでよかと?」

    姫子「部長……勝っても負けてもご褒美やったら約束の意味ばなかとです///」

    「ま、そんくらい楽な気持ちで打っとうが一番と」

    姫子「はいっ! そいたら……行ってきますっ!!」

    「うん。帰りば待っとっとよ」

    273 = 219 :

    哩姫は最高だな

    274 = 1 :

    @会場某所

    かおりん「お疲れさまです!!」

    尭深「……疲れた……」

    かおりん「細かいところはよくわかりませんでしたが、渋谷さんが楽しそうだったので、見てるこっちも楽しかったですよっ!」

    尭深「……ありがとう……」

    かおりん「では、私はお先にっ!」ダダダッ

    尭深「…………(お先……?)」

    「……尭深……」

    尭深「……!?」

    「……その……お疲れ……」

    尭深「……ありがとう……ございます……」

    「…………」

    尭深「…………」

    「…………」

    尭深「…………」

    275 = 1 :

    照・尭深「あの……」

    照・尭深「あ、いや、お先に…………」

    照・尭深「……………………」

    「……尭深……」

    尭深「……はい……」

    「……強くなった……」

    尭深「……はい……」ウルウル

    「……安心して……来年……尭深と……誠子に……任せられる……」

    形見「……はいっ……!!」ポロポロ

    「……また一緒に打とうね……」ポンッ

    尭深「……はい……ありがとう……ございます……!!」ペコッ

    276 = 19 :

    正直かおりんがどうなるか楽しみでしょうがない

    277 = 1 :

    @実況室

    すばら「ついに……ついに対局室にその姿を現わしました……!! あの選手が……!!!」

    「珍しいですね、いつもなら誰よりも早く対局室に入るのですが(さては尭深か)」

    「麻雀さえ打ってなければ、ちょっと無口で天然な文学少女って雰囲気なんだけどな」

    初瀬「ただ……もう麻雀を打ってないあの方というか……あの方がいない高校麻雀を想像することができませんね」

    すばら「おおおおっと今ッ!! 言わずとしてたチャンピオンッ! こと宮永照選手がゆっくりと席に着きましたああああッ!! 副将戦後半開始はまもなく……面子はこちらの四人ですっっ!!」

    278 = 1 :

    @対局室

    東家:妹尾香織(二年選抜)

    かおりん「よ、よろしくお願いします!」

    南家:高鴨穏乃(一年選抜)

    穏乃「よおおおおおおおろしくおおおおお願いしまあああああす!!!!」

    西家:鶴田姫子(三年選抜)

    姫子「よろしくとです」

    北家:宮永照(混成チーム)

    「よろしくお願いします」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    279 = 88 :

    形見って誰かしんでぞおい

    280 = 137 :

    かおりんは可愛いからきっとデカイ事やってくれる

    281 :

    昨日も言った気がするけど、佳織ね
    香織じゃなくて

    282 = 1 :

    @実況室

    すばら「さて……親の妹尾選手から第一打が放たれたわけですが、みなさんは、この対局、どのような展開になると予想しますか?」

    「私は、照が苦戦すると思ってますよ。花田さんならわかると思いますが、新道寺の鶴田姫子選手……彼女は、いわば白水選手と強い絆で結ばれた二人で一人の選手です。
     照も、三対一の状況は慣れているでしょうが、四対一になるとさすがにてこずるでしょう」

    「オレ的にはなぁ……妹尾香織が気になるんだが……まさかチャンピオンと当たっちまうとは」

    初瀬「井上さん、妹尾選手のことはこの対抗戦が始まったときから気にしていますね。素人……ということでしたが、一体どういった打ち方をする選手なんですか?」

    「晩成なんて名門校に入った初瀬ちゃんは見たこともないくらい……下っ手くそだ」

    初瀬「はぁ……」

    「確かに……さっきから危なっかしい打ち方をしていますね……大丈夫でしょうか……?」

    すばら「おおおおっと、これは出るかっ!? 出てしまうかっ!!? ……出ましたあああ!! 東一局……最初の和了りはこの人だああああああ!!」

    283 = 219 :

    てるてるの鏡にはかおりんはどう写るのでしょうか

    285 = 1 :

    @対局室

    東一局・親:かおりん

     十四巡目

    穏乃「ロンッ!! 混一ドラ三……12000ッ!!」パラララ

    かおりん「はっ……はいいい!」

    姫子(えっ……? この巡目……見るからに染め手な捨て牌しとう高鴨に……字牌でドラの生牌ばツモ切りとですか……? 突っ張るような手ば張っとうようには見えんかったとですが……この長野の人……一体なんなんとです……?)

    かおりん(早速やられちゃいましたぁ……やっぱり穏乃ちゃんは強いですっ!)

     東一局、ハネ満をものにした阿知賀・高鴨穏乃ッ!!

     それが果たして最初で最後の和了りになるのかッ!!?

     ここから……チャンピオン・宮永照が動き出すッ!!!!

    (…………)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

     照、照魔鏡――発動ッ!!!

    286 = 13 :

    そういや副将戦なのか

    287 = 1 :

    姫子(こ……この感じ……!!? 前に……部長が言っとったやつとですか……! 何もかも見透かされたような……やけど……部長との関係なら……いくらでも見せつけてやるとですっ! 宮永照……私らの絆……断ち切れるもんなら断ち切ってみんさいっ!!)

    穏乃(ん……? あ、そっか! 解説の小鍛治プロや玄さんが言ってったっけ。宮永照は最初だけ様子を見る……それで……しょーなんとかで……相手の大事なところまで全部見抜くとかなんとか……でも……!!!)

     穏乃、俄然、炎上ッ!!

    穏乃(見られて困るようなもの……私は持ってない!! 大事なものも大切なものも……たくさんあるけど……人に見られて困るようなことは何もないっ!! むしろ見せたいっ!!
     今の私は阿知賀五人分のパワーで動く名づけてスーパー私っ!! 今日だけの合体技だからどうぞ好きなだけ見ていってください!!)

     と、穏乃が意気込んだ、その直後ッ!

    289 = 1 :

    (…………?)カタッ

     照、僅かにではあるが、身体を浮かすッ!!

     その変化に気付いたのは、白糸台の面々、それに妹の咲、それから、すぐ隣にいた妹尾佳織ッ!!

    かおりん(宮永さんのお姉さん……どうしたんでしょうか……?)

     ――――――

    (照……? どうした……何か……見たこともないようなものを見てしまったような……?)

     ――――――

    (珍し……テルが驚いてるとか……)

    (お姉ちゃん……その人には……気をつけて……!)

     ――――――

    (……今のは……いや……でも……打ってみればわかるか……)

     照、不明ッ!!!

    穏:97500(12000) 妹:111200(-12000) 姫:101600(0) 照:89700(0)

    290 = 219 :

    てるてるにイチャイチャっぷりを見せつける哩姫であった

    291 = 227 :

    立直ツモ対々、撥混一はやったから次は何だ?メンチン一通か!

    292 = 1 :

    @実況室

    すばら「二年選抜・妹尾選手ッ! 高鴨選手のハネ満に放銃っ!! いきなりこれは痛いッ!!」

    「あのド素人が……捨て牌をよく見ろっつの」

    「次鋒戦での加治木選手や東横選手と比べると、著しく安定感に欠けていますね。県予選での結果はどうだったんですか? 清澄の試合は全国大会の分しか見ていないので、地区予選のことはよく知らないのですが」

    「あいつは次鋒戦に出て、区間一位だよ。鶴賀で区間一位を取ったのは、さっきの東横と、あいつだけだ」

    初瀬「えっ……? 区間一位?」

    「次鋒戦ということは……あの染谷選手が敗れたということですか?」

    「そういうことだ。染谷は席順が悪くてな、確かラスだったはずだぜ」

    「ちょっと……信じられませんね」

    293 = 1 :

    「ついでに言うと、大会のあとにやった四校合同合宿で、次鋒戦の面子はプライベートで一局打ってるが……そんときのトップも妹尾佳織だ」

    初瀬「偶然取れた一位ではない……ということですか?」

    「いや、それは違う。あんなのはどう考えても偶然取れた一位だ。だが……もしも偶然がずっと続いたとしたら……それは……必然と言えなくもないのかもな」

    「もったいぶらずに教えてください。妹尾選手は一体どんな麻雀を打つんです?」

    「だから、見てりゃわかるっつーの……ほら」

    初瀬「え……? えええっ? う……うわ……これ冗談ですよね……?」

    「これは……いや、しかし……照なら見越しているはず……」

    「さあ……そいつはどうかな?」

    すばら「せ……妹尾選手ッ!! なんとここでリーチをかけましたああああ!!!」

    294 = 88 :

    みっつずつみっつずつ

    295 = 1 :

    東二局・親:穏乃

     三巡目

    かおりん「リ……リーチしますっ!」スチャ

    穏乃()タンッ

    姫子(速かね……しかも……なんぞ大きそうな感じばする。さっきの打ち方はまるで素人みたいやったけど……それでも……まさかただの素人ばこの対抗戦に出すような天江さんや龍門渕さんではなかとも思う……ここは一応警戒ばしとくとですよ……)

    姫子「チー」タンッ

    (……………………)タンッ

    かおりん「あっ! ロ……ロンです」パラララ

    296 :

    ここまで頑張る咲ssは久しぶりだ
    何よりニワカ先輩が普通に輝いてるのがうれしい
    しえ

    297 = 1 :

    姫子(はあああああ!!? チャンピオンが振り込んだ……!!? いや……それに……その手牌は……!!!?)

     かおりん手牌:一一六六六八八②②②777:ロン八:ドラ中・①

    かおりん「えっと……リーチ対々……」

    「……三暗刻……」ボソッ

    かおりん「そ、それですっ! えーっと……8000!」

    「」チャ

    姫子(三巡目でツモり四暗刻テンパイ……!!? しかもそん手でリーチばかけよって……直後にチャンピオンが振り込み……!!? な……何がどうなっとっとですか……!!!?)

    (………………)

    穏:97500(12000) 妹:119200(-4000) 姫:101600(0) 照:81700(-8000)

    298 = 145 :

    ツモってりゃスーアンか 相変わらずやな

    299 :

    同じ8000なら点数的に突き放されないほうが良いってことか

    300 = 150 :

    直後なら一発付いて12000だよね・・・


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