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元スレ僧侶「ひのきのぼう……?」
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国王「……どうやら余の人を見る眼も、年をとるごとに曇ってきたらしい」
国王「先の一連の証言で、事件は解決したものとする」
僧侶「王様、僕は」
大臣「控えよ、盗っ人風情が!」
国王「……国宝を盗んだことは、大罪である」
国王「だがこの罪人はまだ成人しておらず、身寄りもない貧しき暮らしをしておった」
国王「また少ない間ながら、勇者を支え、打倒魔王に貢献したことも考慮したい」
国王「従って極刑は避ける代わりに、この城下より永久追放の刑とする」
僧侶「……王様! 一つだけ申し上げたいことが」
大臣「黙れ! 王の寛容極まる判決に、不服があるというのか!」
僧侶「そうじゃありません。僕は追放で構いません、でもたった一つだけ」
衛兵「この!」 ギリリ
国王「よい。放してやれ」
国王「そこまで言うならば、最後に聞いておこう」
僧侶「いたた……はい。ありがとうございます」
国王「先の一連の証言で、事件は解決したものとする」
僧侶「王様、僕は」
大臣「控えよ、盗っ人風情が!」
国王「……国宝を盗んだことは、大罪である」
国王「だがこの罪人はまだ成人しておらず、身寄りもない貧しき暮らしをしておった」
国王「また少ない間ながら、勇者を支え、打倒魔王に貢献したことも考慮したい」
国王「従って極刑は避ける代わりに、この城下より永久追放の刑とする」
僧侶「……王様! 一つだけ申し上げたいことが」
大臣「黙れ! 王の寛容極まる判決に、不服があるというのか!」
僧侶「そうじゃありません。僕は追放で構いません、でもたった一つだけ」
衛兵「この!」 ギリリ
国王「よい。放してやれ」
国王「そこまで言うならば、最後に聞いておこう」
僧侶「いたた……はい。ありがとうございます」
ああああああああああ違ったああああああこいつ盗賊の仲間だもう嫌っ!
僧侶「もし勇者が一度この町に戻ってきたなら、そのオーブを渡してあげて下さい」
僧侶「そしてそのまま【東の村】に行くように伝えてください」
大臣「貴様ァ言いたいことが二つになってるぞ!」
僧侶「それだけです。どうかお願いします」
国王「ほう……なるほど。【東の村】か……」
国王「しかと聞き届けた。勇者が戻った際は、考えておこう」
僧侶「ありがとうございます」
国王「……では……」
衛兵「はっ。おい、立て! 行くぞ!」
大臣「……よろしいのですか、あんな子供の戯れ言を真に受けて」
国王「ふむ。あの話には多少心当たりがあってな」
大臣「心当たり?」
国王「確かオーブにまつわる言い伝えがあったはずだ……早急に文献を調べよ」
大臣「ははっ」
僧侶「そしてそのまま【東の村】に行くように伝えてください」
大臣「貴様ァ言いたいことが二つになってるぞ!」
僧侶「それだけです。どうかお願いします」
国王「ほう……なるほど。【東の村】か……」
国王「しかと聞き届けた。勇者が戻った際は、考えておこう」
僧侶「ありがとうございます」
国王「……では……」
衛兵「はっ。おい、立て! 行くぞ!」
大臣「……よろしいのですか、あんな子供の戯れ言を真に受けて」
国王「ふむ。あの話には多少心当たりがあってな」
大臣「心当たり?」
国王「確かオーブにまつわる言い伝えがあったはずだ……早急に文献を調べよ」
大臣「ははっ」
>>360
僧侶覚醒フラグ?
僧侶覚醒フラグ?
>>362
射殺
射殺
>>362
ッターーーン!!
ッターーーン!!
>>362
俺「イイケツしてんじゃん」
俺「イイケツしてんじゃん」
――
【城下町】
衛兵A「さぁ、自分の住まいまで歩け」
衛兵B「荷の整理だけは許されている。もっとも、内容は改めさせてもらうがな」
僧侶「ありがとうございます。あ、いたた」
衛兵A「きびきび歩け!」
町民A「あ、おい見ろ、『ひのきのぼう』だ!」
町民B「なんだ? アイツついに何かやらかしたのか?」
町民C「ねぇ、もしかして、最近ウワサになってた国宝ドロボーの犯人って」
町民A「そういえばこの間の晩、アイツが連れてかれるのを見たって奴がいたぞ」
町民B「うへえ、頭がおかしいたぁ思ってたが、またとんでもねぇコトやらかしたもんだな」
町民C「怖いわねぇ。捕まって良かったわ」
町民A「あれでも元は勇者のパーティーにいたんだろ。勇者にとっちゃとんだ恥さらしだな」
町民B「まったく、この町の恥だ!」
【城下町】
衛兵A「さぁ、自分の住まいまで歩け」
衛兵B「荷の整理だけは許されている。もっとも、内容は改めさせてもらうがな」
僧侶「ありがとうございます。あ、いたた」
衛兵A「きびきび歩け!」
町民A「あ、おい見ろ、『ひのきのぼう』だ!」
町民B「なんだ? アイツついに何かやらかしたのか?」
町民C「ねぇ、もしかして、最近ウワサになってた国宝ドロボーの犯人って」
町民A「そういえばこの間の晩、アイツが連れてかれるのを見たって奴がいたぞ」
町民B「うへえ、頭がおかしいたぁ思ってたが、またとんでもねぇコトやらかしたもんだな」
町民C「怖いわねぇ。捕まって良かったわ」
町民A「あれでも元は勇者のパーティーにいたんだろ。勇者にとっちゃとんだ恥さらしだな」
町民B「まったく、この町の恥だ!」
そこには>>362の血塗れの姿が
大臣「貴様ァ言いたいことが二つになってるぞ!」
なんかワロタwwwwww
なんかワロタwwwwww
>>374
魔王が世界支配するに決まってらっしゃるじゃろ
魔王が世界支配するに決まってらっしゃるじゃろ
>>374
このままバッドエンドだったらもう何も信じられなくなる
このままバッドエンドだったらもう何も信じられなくなる
僧侶「――ここです」
衛兵A「こんなところに小屋があったのか。なるほど、家主に似て貧しさが滲み出ているな」
僧侶「僕は、自分が特別貧しいだなんて、思ったことはありませんよ」
衛兵A「いいから荷造りをしろ。あまり時間をかけるなよ」
僧侶「はい」 ガチャ…
衛兵A「……ふう。あの小僧も不憫なもんだな」ボソ
衛兵B「何がだ?」ボソ
衛兵A「例の件の判決だよ。王妃様は、あの通り怖がりだろ?」
衛兵A「誰でもいいから、とっとと犯人を決めてしまいたかったんだろうぜ」
衛兵A「あそこで違うと言ってしまえば、まだ犯人が捕まってないってことになるからな」
衛兵B「ははぁなるほど。王妃様の性格じゃ、在り得る話だな」
衛兵A「容疑をかけられた者が二人いるって話も、果たして耳に届いていたかどうか」
衛兵B「でもって普段は頼もしい国王様も、王妃様にはトコトン弱いからな」
衛兵A「ああ。あの小僧が本当は無実だったら、トコトンついてない話さ」
衛兵A「こんなところに小屋があったのか。なるほど、家主に似て貧しさが滲み出ているな」
僧侶「僕は、自分が特別貧しいだなんて、思ったことはありませんよ」
衛兵A「いいから荷造りをしろ。あまり時間をかけるなよ」
僧侶「はい」 ガチャ…
衛兵A「……ふう。あの小僧も不憫なもんだな」ボソ
衛兵B「何がだ?」ボソ
衛兵A「例の件の判決だよ。王妃様は、あの通り怖がりだろ?」
衛兵A「誰でもいいから、とっとと犯人を決めてしまいたかったんだろうぜ」
衛兵A「あそこで違うと言ってしまえば、まだ犯人が捕まってないってことになるからな」
衛兵B「ははぁなるほど。王妃様の性格じゃ、在り得る話だな」
衛兵A「容疑をかけられた者が二人いるって話も、果たして耳に届いていたかどうか」
衛兵B「でもって普段は頼もしい国王様も、王妃様にはトコトン弱いからな」
衛兵A「ああ。あの小僧が本当は無実だったら、トコトンついてない話さ」
>>264
師範「勇気を持って突きを放て」
師範「勇気を持って突きを放て」
――
ガチャ
僧侶「支度が終わりました」
衛兵A「ん、早いな。どれ、荷を確認させろ」
衛兵A「なになに。装備品はかわのぼうしに……ふっ、代名詞のひのきのぼうか」
衛兵B「あとは少ない食糧に、全財産400ゴールド足らず……えっ? 終わりか?」
衛兵A「おい、本当にこれだけなんだろうな」
僧侶「はい」
衛兵B「まぁこんな有り様でもなきゃ、国宝を奪おうだなんて思わんだろうさ」
僧侶「僕はオーブを盗んではいません」
衛兵A「黙れ、頭を上げろ」
僧侶「はい?」
衛兵Aは 僧侶に 魔法の烙印を きざみつけた! ▼
僧侶「いたたオデコが……」
衛兵A「追放者の証だ。それがある限り、この町へは永久に門前払いというわけだ」
ガチャ
僧侶「支度が終わりました」
衛兵A「ん、早いな。どれ、荷を確認させろ」
衛兵A「なになに。装備品はかわのぼうしに……ふっ、代名詞のひのきのぼうか」
衛兵B「あとは少ない食糧に、全財産400ゴールド足らず……えっ? 終わりか?」
衛兵A「おい、本当にこれだけなんだろうな」
僧侶「はい」
衛兵B「まぁこんな有り様でもなきゃ、国宝を奪おうだなんて思わんだろうさ」
僧侶「僕はオーブを盗んではいません」
衛兵A「黙れ、頭を上げろ」
僧侶「はい?」
衛兵Aは 僧侶に 魔法の烙印を きざみつけた! ▼
僧侶「いたたオデコが……」
衛兵A「追放者の証だ。それがある限り、この町へは永久に門前払いというわけだ」
俺「せやな、トコトンついとらんな」ドスッ
傭兵達「うっ……」バタリ
俺「僧侶くん僕と契約して魔法少女にならないかい?」ホホエミパアッ
傭兵達「うっ……」バタリ
俺「僧侶くん僕と契約して魔法少女にならないかい?」ホホエミパアッ
>>385
大臣「ンギモッヂイイ!!!!」
大臣「ンギモッヂイイ!!!!」
>>384
あと30時間近く猶予があるな
あと30時間近く猶予があるな
>>384
マジチラ裏ささっと寝ろks
マジチラ裏ささっと寝ろks
>>1よ
zipであげても構わんでおじゃるよ?
zipであげても構わんでおじゃるよ?
>>385
どっから傭兵でてきたんだよ
どっから傭兵でてきたんだよ
衛兵B「さぁ、そろそろこの町からおさらばの時間だ」
僧侶「あのう、最後に墓地に行ってもいいですか? 神父さんにお別れの挨拶がしたいです」
衛兵A「だめだ。烙印が押された以上、この町に長居することは許されん」
衛兵B「それになんのかんの口実つけて、町に雲隠れするかもしれんしな!」
僧侶「そんな。僕はそんなことしません」
盗賊「お。ここがオレの新しい住まいか!」
僧侶「!」
衛兵A「何だお前は。ああ、幸運な方の男か」
僧侶「新しい住まいって?」
盗賊「む、お前か。……この権利書を見ろ。今日よりこの小屋の主はオレだ」
盗賊「例の件で疑いをかけた謝罪にと、国王直々に永住権を与えてもらったのだ!」
盗賊「この国まで足を運んだ甲斐があった。ここには俺も活躍できるギルドもある」
盗賊「オレは今までのことからは足を洗って、これからはまっとうに生活していくんだ」
僧侶「ちょっと待って」
僧侶「あのう、最後に墓地に行ってもいいですか? 神父さんにお別れの挨拶がしたいです」
衛兵A「だめだ。烙印が押された以上、この町に長居することは許されん」
衛兵B「それになんのかんの口実つけて、町に雲隠れするかもしれんしな!」
僧侶「そんな。僕はそんなことしません」
盗賊「お。ここがオレの新しい住まいか!」
僧侶「!」
衛兵A「何だお前は。ああ、幸運な方の男か」
僧侶「新しい住まいって?」
盗賊「む、お前か。……この権利書を見ろ。今日よりこの小屋の主はオレだ」
盗賊「例の件で疑いをかけた謝罪にと、国王直々に永住権を与えてもらったのだ!」
盗賊「この国まで足を運んだ甲斐があった。ここには俺も活躍できるギルドもある」
盗賊「オレは今までのことからは足を洗って、これからはまっとうに生活していくんだ」
僧侶「ちょっと待って」
勇者「僧侶なんて知らない」
僧侶「ああああああああああああああああ」
魔王「力が欲しいか?」
僧侶「ああああああああああああああああ」
魔王「力が欲しいか?」
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