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元スレ僧侶「ひのきのぼう……?」
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戦士「……まさかとは思うが……」
戦士「おい僧侶。これを抜いてみろ」
戦士は 伝説の剣を わたした! ▼
僧侶「この剣は?」
戦士「ものは試しだ、いいから抜いてみろ。抜けるかどうか、その一点だ」
僧侶「はあ」
僧侶は 伝説の剣を 装備した!
しかし ひきぬけなかった! ▼
僧侶「あれ。これ固くて抜けない」
戦士「……ふっ。返せ。まぁそうだな、万が一にもありえない話だったか」
僧侶「どういう話なんですか?」
戦士「お前はまだ『これの域』には達してないという話だ。つまり決して勇者たりえぬ、と」
僧侶「はあ。はい。僕は、弱いですよ」
戦士「おい僧侶。これを抜いてみろ」
戦士は 伝説の剣を わたした! ▼
僧侶「この剣は?」
戦士「ものは試しだ、いいから抜いてみろ。抜けるかどうか、その一点だ」
僧侶「はあ」
僧侶は 伝説の剣を 装備した!
しかし ひきぬけなかった! ▼
僧侶「あれ。これ固くて抜けない」
戦士「……ふっ。返せ。まぁそうだな、万が一にもありえない話だったか」
僧侶「どういう話なんですか?」
戦士「お前はまだ『これの域』には達してないという話だ。つまり決して勇者たりえぬ、と」
僧侶「はあ。はい。僕は、弱いですよ」
>>497
聖剣が抜けてない当たりがなんかあやしいな
聖剣が抜けてない当たりがなんかあやしいな
>>505
と思ったらいきなり外されたwww
と思ったらいきなり外されたwww
戦士「自分で認めるからには、パーティーを外されたことにも異存はないな」
僧侶「もちろんです」
戦士「それが、勇者の判断によるものではなかったとしてもか?」
僧侶「えっ、そうなんですか」
戦士「今だからこそ明かすが、あれは勇者を除く三人で勝手に決めたことだ」
戦士「勇者にはウソで言いくるめた。勇者は俺たちの言葉を信じ、納得した」
僧侶「……」
戦士「どうだ、これが真相だ。まだ俺たちを恨む気は起きないか」
僧侶「はい。恨むだなんてとんでもない」
戦士「なぜだ。なぜお前は、何の怒りも感じずにいられる」
僧侶「ええっと……よく分かりませんけど」
僧侶「僕がパーティーを外れたのは、勇者が一人で決めたことじゃないって、いま知って」
僧侶「僕はちょっぴり嬉しかったです。それでとても満足しています」
戦士「……ふん。俺は正直、お前を外したことは今でも後悔してない……が……」
戦士「……すまなかったな……」ボソ
僧侶「もちろんです」
戦士「それが、勇者の判断によるものではなかったとしてもか?」
僧侶「えっ、そうなんですか」
戦士「今だからこそ明かすが、あれは勇者を除く三人で勝手に決めたことだ」
戦士「勇者にはウソで言いくるめた。勇者は俺たちの言葉を信じ、納得した」
僧侶「……」
戦士「どうだ、これが真相だ。まだ俺たちを恨む気は起きないか」
僧侶「はい。恨むだなんてとんでもない」
戦士「なぜだ。なぜお前は、何の怒りも感じずにいられる」
僧侶「ええっと……よく分かりませんけど」
僧侶「僕がパーティーを外れたのは、勇者が一人で決めたことじゃないって、いま知って」
僧侶「僕はちょっぴり嬉しかったです。それでとても満足しています」
戦士「……ふん。俺は正直、お前を外したことは今でも後悔してない……が……」
戦士「……すまなかったな……」ボソ
神とは清浄な心を持ち無視無欲な清廉潔白な存在
もしくは人間の力ではどうすることもできない大きな力を持つ者の指す
後者は即ち魔王ともとれる
つまり僧侶=神=魔王
もしくは人間の力ではどうすることもできない大きな力を持つ者の指す
後者は即ち魔王ともとれる
つまり僧侶=神=魔王
>>505
僧侶の股間の聖剣はまだ抜けてないのか……ゴクリ
僧侶の股間の聖剣はまだ抜けてないのか……ゴクリ
支援で埋まって次スレが立ったSSスレをパートと言って叩くのは新参
これ豆な
これ豆な
僧侶「えっ? よく聞こえませんでした」
戦士「いい。さぁ、俺の話は済んだ。もう行くぞ」
僧侶「はい。ありがとうございました」
戦士「礼を言われる筋合いはない。……最後に言っておく」
戦士「お前は仮にも、『魔王を打ち果たす者』がいるパーティーの一員だった」
戦士「そのことは大いに誇っていい。また、この先々を生き抜く力ともなろう」
戦士「忘れるな」
僧侶「うん。わかった」 ニコッ
僧侶「じゃあ、僕の方からも一つだけ」
戦士「なんだ?」
僧侶「ここから北の城に行けば、王様がオーブを渡してくれるはずです」
僧侶「それを持って、【東の村】に向かってください。魔の城へ続く道が開けるらしいです」
戦士「! それは本当か?」
僧侶「違うかもしれないけど、一応、それだけを勇者に伝えてください」
戦士「……分かった。その伝言、確かに請け負った」
戦士「いい。さぁ、俺の話は済んだ。もう行くぞ」
僧侶「はい。ありがとうございました」
戦士「礼を言われる筋合いはない。……最後に言っておく」
戦士「お前は仮にも、『魔王を打ち果たす者』がいるパーティーの一員だった」
戦士「そのことは大いに誇っていい。また、この先々を生き抜く力ともなろう」
戦士「忘れるな」
僧侶「うん。わかった」 ニコッ
僧侶「じゃあ、僕の方からも一つだけ」
戦士「なんだ?」
僧侶「ここから北の城に行けば、王様がオーブを渡してくれるはずです」
僧侶「それを持って、【東の村】に向かってください。魔の城へ続く道が開けるらしいです」
戦士「! それは本当か?」
僧侶「違うかもしれないけど、一応、それだけを勇者に伝えてください」
戦士「……分かった。その伝言、確かに請け負った」
戦士「では……」
戦士「さらばだ」
僧侶「さようなら、戦士さん。さようなら――」
―― ―― ―― ―― ――
僧侶「さようなら。勇者」
僧侶(勇者はもう僕のことは分からないだろうけど)
僧侶(僕はいつでも勇者のことを応援してるよ。頑張って。頑張って、勇者)
僧侶「……あ」
僧侶「雪」
僧侶「きれいだなぁ」
僧侶「さて」
僧侶「行こっかな。ここから折り返しだ。よいしょ」
ザッ ザッ ザッ ――
戦士「さらばだ」
僧侶「さようなら、戦士さん。さようなら――」
―― ―― ―― ―― ――
僧侶「さようなら。勇者」
僧侶(勇者はもう僕のことは分からないだろうけど)
僧侶(僕はいつでも勇者のことを応援してるよ。頑張って。頑張って、勇者)
僧侶「……あ」
僧侶「雪」
僧侶「きれいだなぁ」
僧侶「さて」
僧侶「行こっかな。ここから折り返しだ。よいしょ」
ザッ ザッ ザッ ――
――――――――――――――――――――
戦士「待たせたな。先を急ごう」
勇者「あ、戦士さん。あの人と何を話してたの?」
戦士「なに、一人旅の無事を確認していたまでだ。問題はないらしい」
勇者「すごいねぇ。あの人、ボクとそんなに歳が変わらないように見えたけど」
賢者「……はは。私だって勇者様とそれほど変わりませんよ」
商人「あんな大罪人、気にするだけ無駄ですぞ!」
勇者「そうかなぁ……」
賢者「それより勇者様、雪が降ってきました。この様子だと吹雪きそうですね」
商人「こりゃあ手がかりもないことですし、ルーラで城まで飛ぶことも考えるべきですな!」
戦士「手がかりは、ある」
商人「なぬ?」
戦士「このまま、北の城の国王に会いに行くぞ。そこに恐らく、我々の求める情報がある」
勇者「えっ、ほんと!?」
賢者「ちょっと待ってください」
戦士「待たせたな。先を急ごう」
勇者「あ、戦士さん。あの人と何を話してたの?」
戦士「なに、一人旅の無事を確認していたまでだ。問題はないらしい」
勇者「すごいねぇ。あの人、ボクとそんなに歳が変わらないように見えたけど」
賢者「……はは。私だって勇者様とそれほど変わりませんよ」
商人「あんな大罪人、気にするだけ無駄ですぞ!」
勇者「そうかなぁ……」
賢者「それより勇者様、雪が降ってきました。この様子だと吹雪きそうですね」
商人「こりゃあ手がかりもないことですし、ルーラで城まで飛ぶことも考えるべきですな!」
戦士「手がかりは、ある」
商人「なぬ?」
戦士「このまま、北の城の国王に会いに行くぞ。そこに恐らく、我々の求める情報がある」
勇者「えっ、ほんと!?」
賢者「ちょっと待ってください」
商人は下衆
戦士は俗物
賢者は最低ゴミ屑インポ禿蛆虫卑怯卑劣漢
よって死ぬべきは賢者
戦士は俗物
賢者は最低ゴミ屑インポ禿蛆虫卑怯卑劣漢
よって死ぬべきは賢者
賢者「まさかそれは、あの……少年から得た情報ですか?」
戦士「そうだ。何か問題があるか?」
賢者「追放者ですよ。なぜ我々が、彼の言葉に踊らされなくてはならないのですか」
商人「ううむ確かに」
勇者「でも、ボクたちが向かう先はどうせ一緒でしょ?」
戦士「その通り。賢者よ、何が言いたいのだ」
賢者「ルーラの話ですよ。我々は、あくまでパーティーの意志で行動しています」
賢者「少年の言葉など鵜呑みにせず、きちんと雪山を探索しきった上で北の城に向かいましょう」
商人「ええっ、そんな……へぶしゅんん」
戦士「お前らしからぬ意地張りだな。もうここには何もなさそうに見えるが」
賢者「私の意見を述べたまでです。最終決定権は勇者様にあります。いかがされますか?」
勇者「えっ、ボク? ……そうだね。じゃあ賢者さんの言うとおり、このまま山を降りよう」
賢者「ありがとうございます」
勇者「それより、吹雪いてきたね。さっきの人、大丈夫かなぁ」
賢者「……」
戦士「そうだ。何か問題があるか?」
賢者「追放者ですよ。なぜ我々が、彼の言葉に踊らされなくてはならないのですか」
商人「ううむ確かに」
勇者「でも、ボクたちが向かう先はどうせ一緒でしょ?」
戦士「その通り。賢者よ、何が言いたいのだ」
賢者「ルーラの話ですよ。我々は、あくまでパーティーの意志で行動しています」
賢者「少年の言葉など鵜呑みにせず、きちんと雪山を探索しきった上で北の城に向かいましょう」
商人「ええっ、そんな……へぶしゅんん」
戦士「お前らしからぬ意地張りだな。もうここには何もなさそうに見えるが」
賢者「私の意見を述べたまでです。最終決定権は勇者様にあります。いかがされますか?」
勇者「えっ、ボク? ……そうだね。じゃあ賢者さんの言うとおり、このまま山を降りよう」
賢者「ありがとうございます」
勇者「それより、吹雪いてきたね。さっきの人、大丈夫かなぁ」
賢者「……」
――――――――――――――――――――
ビュオオオオオオオオオオ――
ザッ… ザッ…
僧侶(あっという間に天気が悪くなっちゃった……)
僧侶(うう……寒い……)
僧侶(ただでさえ冷たいのに、またいっそう冷え込んできた……身体が凍えそう……)
僧侶(でも、負けないぞ)
僧侶(勇者は、魔王の本拠地に乗り込んで戦うんだ)
僧侶(それに比べたら、きっとこんなの全然たいしたことないぞ)
僧侶「……!」
魔物Aが あらわれた!
魔物Bが あらわれた! ▼
僧侶(吹雪の中を狙ってきたんだ……ダメだ、逃げられない。戦おう)
ビュオオオオオオオオオオ――
ザッ… ザッ…
僧侶(あっという間に天気が悪くなっちゃった……)
僧侶(うう……寒い……)
僧侶(ただでさえ冷たいのに、またいっそう冷え込んできた……身体が凍えそう……)
僧侶(でも、負けないぞ)
僧侶(勇者は、魔王の本拠地に乗り込んで戦うんだ)
僧侶(それに比べたら、きっとこんなの全然たいしたことないぞ)
僧侶「……!」
魔物Aが あらわれた!
魔物Bが あらわれた! ▼
僧侶(吹雪の中を狙ってきたんだ……ダメだ、逃げられない。戦おう)
――
僧侶「はぁ……はぁ……」
魔物のむれを たおした!
経験値と 400Gを てにいれた! ▼
僧侶(……)
僧侶(この二匹の魂が、無事に山に還りますように……)
ビュオオオオオオ――
僧侶「はぁ……はぁ……」
ザッ ザッ
僧侶「はぁ……はぁ……」
ザッ ザッ
僧侶「……あっ!」 ズリッ
バシャッ
僧侶(てて……。しっかりするんだ。負けないぞ)
僧侶「はぁ……はぁ……」
魔物のむれを たおした!
経験値と 400Gを てにいれた! ▼
僧侶(……)
僧侶(この二匹の魂が、無事に山に還りますように……)
ビュオオオオオオ――
僧侶「はぁ……はぁ……」
ザッ ザッ
僧侶「はぁ……はぁ……」
ザッ ザッ
僧侶「……あっ!」 ズリッ
バシャッ
僧侶(てて……。しっかりするんだ。負けないぞ)
ビュオオオオオオ――
僧侶(……)
僧侶(いま夏なのに……)
僧侶(なんでこんなに寒いんだろう……)
ビュオオオオオオ――
僧侶(歩いても歩いても、おんなじような景色ばかり)
僧侶(まるでさっき勇者と出会ったのが、マボロシだったみたい)
僧侶(そうなのかもしれない。あまりの寒さに、頭がヘンになったんだ)
ビュオオオオオオ――
僧侶(全身が凍えちゃって……)
僧侶(すごく眠たいな……)
僧侶(……)
ビュオオオオオオ――
僧侶(いや)
僧侶(もうちょっと歩こう。頑張ろう。頑張ろう)
僧侶(……)
僧侶(いま夏なのに……)
僧侶(なんでこんなに寒いんだろう……)
ビュオオオオオオ――
僧侶(歩いても歩いても、おんなじような景色ばかり)
僧侶(まるでさっき勇者と出会ったのが、マボロシだったみたい)
僧侶(そうなのかもしれない。あまりの寒さに、頭がヘンになったんだ)
ビュオオオオオオ――
僧侶(全身が凍えちゃって……)
僧侶(すごく眠たいな……)
僧侶(……)
ビュオオオオオオ――
僧侶(いや)
僧侶(もうちょっと歩こう。頑張ろう。頑張ろう)
――
僧侶(……あ……)
僧侶(気付いたら吹雪が止んでた……)
僧侶「あっ」
僧侶「町だ!」
僧侶「町が見えてきた! あれがきっと西の町なんだ!」
僧侶(よーし、元気がわいてきた)
僧侶(なんだか空気もほんのり暖かくなってきたし)
僧侶(もう少しだ、頑張ろう――)
僧侶「!」
魔物のむれが あらわれた! ▼
僧侶(後ろからだ! まだ走れるかな)
僧侶は ピオリムを となえた!
僧侶の すばやさが あがった!
僧侶は にげだした! ▼
僧侶(……あ……)
僧侶(気付いたら吹雪が止んでた……)
僧侶「あっ」
僧侶「町だ!」
僧侶「町が見えてきた! あれがきっと西の町なんだ!」
僧侶(よーし、元気がわいてきた)
僧侶(なんだか空気もほんのり暖かくなってきたし)
僧侶(もう少しだ、頑張ろう――)
僧侶「!」
魔物のむれが あらわれた! ▼
僧侶(後ろからだ! まだ走れるかな)
僧侶は ピオリムを となえた!
僧侶の すばやさが あがった!
僧侶は にげだした! ▼
――
【西の町】
僧侶「はぁ……はぁ……」
僧侶「あれ? もう着いてた」
僧侶「ここが西の町かぁ」
僧侶(オレンジ色の風景。もう夕方になってたんだ)
僧侶(この辺は雪山と全然環境が違うんだな。暑いくらいだよ)
僧侶(それにしてももうクタクタだ……宿屋を探そう)
幼児「あっ」
僧侶「ん? やあ、こんにちは」
幼児「たびびとさん?」
僧侶「そうだよ」
幼児「……」
幼児「来て!」
僧侶「あっ、ちょっと」
【西の町】
僧侶「はぁ……はぁ……」
僧侶「あれ? もう着いてた」
僧侶「ここが西の町かぁ」
僧侶(オレンジ色の風景。もう夕方になってたんだ)
僧侶(この辺は雪山と全然環境が違うんだな。暑いくらいだよ)
僧侶(それにしてももうクタクタだ……宿屋を探そう)
幼児「あっ」
僧侶「ん? やあ、こんにちは」
幼児「たびびとさん?」
僧侶「そうだよ」
幼児「……」
幼児「来て!」
僧侶「あっ、ちょっと」
【西の町>宿屋】
幼児「ママ、ママー! おきゃくさん!」
僧侶(宿屋の子だったんだ。ついてるぞ)
幼児「……あれ? ママ?」
僧侶「もしかして、あそこで麦の束を背負ってる人?」
幼児「あっ、ママ!」
僧侶(……あの女の人、足元がフラついてる)
僧侶(顔色に血の気がない……なんだかすごく疲れてるみたいだ)
宿の女「は……は……」
宿の女「あ……」 フラ…
幼児「ママ!」
僧侶「よいしょ」
宿の女「!?」
僧侶「運ぶんですよね。僕、手伝います」
幼児「ママ、ママー! おきゃくさん!」
僧侶(宿屋の子だったんだ。ついてるぞ)
幼児「……あれ? ママ?」
僧侶「もしかして、あそこで麦の束を背負ってる人?」
幼児「あっ、ママ!」
僧侶(……あの女の人、足元がフラついてる)
僧侶(顔色に血の気がない……なんだかすごく疲れてるみたいだ)
宿の女「は……は……」
宿の女「あ……」 フラ…
幼児「ママ!」
僧侶「よいしょ」
宿の女「!?」
僧侶「運ぶんですよね。僕、手伝います」
僧侶「ははあ、貯蔵庫への補充ですね」
僧侶「いいですよ。後はやっておくので、休んでてください」
宿の女「そんな……見知らぬ方にそのような……」
幼児「こっち! 早く!」
宿の女「まあ……あの子ったら……」
僧侶「僕は構いませんよ。あなたはベッドで休んでてください」
幼児「早く!」
僧侶「はいはい」
宿の女「本当に……申し訳ありません……」
宿の女「山の方から来られて……あなたも疲れてらっしゃるでしょうに……」
僧侶「よいしょ。僕、全然へっちゃらですよ。あれ? 山から来たって言いましたっけ?」
僧侶「よいしょ。でも大丈夫です。こう見えて、元は勇者のパーティーにいたんです。っしょ」
宿の女「……勇者様の……」
僧侶「だから人一倍は、丈夫なんですよ。よいしょ」
宿の女「……ありがとうございます……申し訳ありません……」
僧侶「いいですよ。後はやっておくので、休んでてください」
宿の女「そんな……見知らぬ方にそのような……」
幼児「こっち! 早く!」
宿の女「まあ……あの子ったら……」
僧侶「僕は構いませんよ。あなたはベッドで休んでてください」
幼児「早く!」
僧侶「はいはい」
宿の女「本当に……申し訳ありません……」
宿の女「山の方から来られて……あなたも疲れてらっしゃるでしょうに……」
僧侶「よいしょ。僕、全然へっちゃらですよ。あれ? 山から来たって言いましたっけ?」
僧侶「よいしょ。でも大丈夫です。こう見えて、元は勇者のパーティーにいたんです。っしょ」
宿の女「……勇者様の……」
僧侶「だから人一倍は、丈夫なんですよ。よいしょ」
宿の女「……ありがとうございます……申し訳ありません……」
>>539
成人君主で戦士たちを仲間だと思ってる僧侶のことだしピオリムで勇者達の素早さもあげたのさ
成人君主で戦士たちを仲間だと思ってる僧侶のことだしピオリムで勇者達の素早さもあげたのさ
――
僧侶「ふう、終わった」
幼児「つぎはおそうじ! それがおわったらおりょうり!」
宿の女「こらっ……いい加減にしなさい……」
幼児「だってママ、すっごくつかれてるんだもん!」
僧侶「そうですね。なんだか本当に体調を崩されてるようにみえますが」
宿の女「いいえ平気です……お店もあけてますし……」
僧侶「僕、実は僧侶なんですが、よければ具合をみましょうか?」
幼児「そうりょさん!? はやく! はやくママをなおして!」
宿の女「いえ……そんな……」
バタン
師範「おい、しばらく店は休むって話だったじゃないか!」
宿の女「あ……あなた……」
幼児「パパ! おかえりなさい!」
僧侶「ふう、終わった」
幼児「つぎはおそうじ! それがおわったらおりょうり!」
宿の女「こらっ……いい加減にしなさい……」
幼児「だってママ、すっごくつかれてるんだもん!」
僧侶「そうですね。なんだか本当に体調を崩されてるようにみえますが」
宿の女「いいえ平気です……お店もあけてますし……」
僧侶「僕、実は僧侶なんですが、よければ具合をみましょうか?」
幼児「そうりょさん!? はやく! はやくママをなおして!」
宿の女「いえ……そんな……」
バタン
師範「おい、しばらく店は休むって話だったじゃないか!」
宿の女「あ……あなた……」
幼児「パパ! おかえりなさい!」
>>536
まるでいまのお前が天使であるかのような言い方だな
まるでいまのお前が天使であるかのような言い方だな
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