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元スレ僧侶「ひのきのぼう……?」
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主人「何だ坊主、いま忙しいんだ! 早く水を!」
僧侶「僕、一応僧侶をやっています」
僧侶「もし良ければ、怪我をした人を診させてください」
主人「お前が? お前が僧侶?」
*「おい、神父は別件で忙しくて遅れるってよ!」
主人「……だったらテメエ、やれるだけやってみろってんだ!」
僧侶「はい」
団長「副長、死ぬな! おい、もう少しで神父が来るからな!」
副長「ヒュー……ヒュー……」
傭兵A「兄貴ぃ!!」
傭兵B「団長、僧侶が来やしたぜ!」
団長「そ、そうか、早く――って、こんな薄汚ねぇガキが?」
僧侶「すみません、すぐに見せてください」
団長「あ、ちょ、ちょっと何だこいつ!!」
僧侶「僕、一応僧侶をやっています」
僧侶「もし良ければ、怪我をした人を診させてください」
主人「お前が? お前が僧侶?」
*「おい、神父は別件で忙しくて遅れるってよ!」
主人「……だったらテメエ、やれるだけやってみろってんだ!」
僧侶「はい」
団長「副長、死ぬな! おい、もう少しで神父が来るからな!」
副長「ヒュー……ヒュー……」
傭兵A「兄貴ぃ!!」
傭兵B「団長、僧侶が来やしたぜ!」
団長「そ、そうか、早く――って、こんな薄汚ねぇガキが?」
僧侶「すみません、すぐに見せてください」
団長「あ、ちょ、ちょっと何だこいつ!!」
僧侶「こ、これは……」
副長「……ヒュー……ヒュー……」
僧侶(ひどい損傷だ……もう薬なんかじゃ間に合わない……)
僧侶は ベホマを となえた!
しかし 副長の キズは 治らなかった…… ▼
僧侶(だめだ)
僧侶(瀕死状態が長過ぎてる。もう回復呪文も受け付けてくれない)
団長「おい! どうなんだよ!?」
副長「ヒュー……ヒュー……」
僧侶(……)
僧侶(……人間の使う復活呪文は、天の加護を受けている人にしか効果がない)
僧侶(『世界樹の葉』なんて高価なものも無い。第一使い方はおろか、見たことも……)
僧侶(じゃあこの人は。この人は……)
僧侶(もう……助からない……)
副長「……ヒュー……ヒュー……」
僧侶(ひどい損傷だ……もう薬なんかじゃ間に合わない……)
僧侶は ベホマを となえた!
しかし 副長の キズは 治らなかった…… ▼
僧侶(だめだ)
僧侶(瀕死状態が長過ぎてる。もう回復呪文も受け付けてくれない)
団長「おい! どうなんだよ!?」
副長「ヒュー……ヒュー……」
僧侶(……)
僧侶(……人間の使う復活呪文は、天の加護を受けている人にしか効果がない)
僧侶(『世界樹の葉』なんて高価なものも無い。第一使い方はおろか、見たことも……)
僧侶(じゃあこの人は。この人は……)
僧侶(もう……助からない……)
副長「……うう……だ、団長……」
僧侶「!」
団長「!? お前!」
傭兵A/B「兄貴!!」
僧侶(……ベホマで少しだけ身体が楽になったんだ)
僧侶(でももう、この人に残された時間は……)
団長「テメエ何ぼさっとしてやがる!」グイッ
僧侶「あう」
団長「とっととこいつを治せよ! 僧侶なんだろ! 早くやれってんだ!!」
僧侶「む、無理です。もう呪文ではどうにも」
団長「このガキがふざけんなァ!!」
副長「ハァ……ハァ……」
副長「団長……」
団長「!!」
副長「……オレ……」
僧侶「!」
団長「!? お前!」
傭兵A/B「兄貴!!」
僧侶(……ベホマで少しだけ身体が楽になったんだ)
僧侶(でももう、この人に残された時間は……)
団長「テメエ何ぼさっとしてやがる!」グイッ
僧侶「あう」
団長「とっととこいつを治せよ! 僧侶なんだろ! 早くやれってんだ!!」
僧侶「む、無理です。もう呪文ではどうにも」
団長「このガキがふざけんなァ!!」
副長「ハァ……ハァ……」
副長「団長……」
団長「!!」
副長「……オレ……」
団長「だ、大丈夫だぞ!」
副長「ハァ……ハァ……オレは……」
団長「お、お前の」
団長「お前のカタキは、絶対取ってやるからな!」
団長「魔王だか何だか知らねえが、必ずぶちのめして」
団長「お前の墓の隣に、その首飾ってやるからな! なぁおめえら!!」
傭兵A/B「おおう!!」
副長「ハァ……ハァ……」
副長「団長……オレは……」
副長「『オレ』は……」
僧侶「……!」
僧侶(この人は……)
僧侶は その手を両手でにぎった ▼
団長「! テ、テメェ何を――」
副長「ハァ……ハァ……オレは……」
団長「お、お前の」
団長「お前のカタキは、絶対取ってやるからな!」
団長「魔王だか何だか知らねえが、必ずぶちのめして」
団長「お前の墓の隣に、その首飾ってやるからな! なぁおめえら!!」
傭兵A/B「おおう!!」
副長「ハァ……ハァ……」
副長「団長……オレは……」
副長「『オレ』は……」
僧侶「……!」
僧侶(この人は……)
僧侶は その手を両手でにぎった ▼
団長「! テ、テメェ何を――」
僧侶「大丈夫ですよ」
副長「……!」
僧侶「怖がらなくても、いいんですよ」
副長「……」
副長「ああ……」
副長「……あたたかい……」
副長「…………」
副長は
しずかに いきをひきとった ▼
団長「……おい」
団長「おい! しっかりしろ!! おい!!」
傭兵A/B「兄貴!!」
僧侶「あ……」
副長「……!」
僧侶「怖がらなくても、いいんですよ」
副長「……」
副長「ああ……」
副長「……あたたかい……」
副長「…………」
副長は
しずかに いきをひきとった ▼
団長「……おい」
団長「おい! しっかりしろ!! おい!!」
傭兵A/B「兄貴!!」
僧侶「あ……」
団長「起きろ! おい!」
僧侶「……」
僧侶は ザオリクを となえた!
しかし 副長は いきかえらなかった…… ▼
僧侶は ザオリクを となえた!
僧侶は ザオリクを となえた!
団長「もうやめろ!!」 ドンッ
僧侶「うわっ」
団長「何が『怖がらなくていい』だ! ウチでこいつほど勇敢な奴はいなかったんだぞ!」
団長「こいつほど、必死に頑張ってた奴ぁいなかったのに、最期にドロ塗りやがって!」
僧侶「違います。僕はただ」
傭兵A/B「兄貴……ううっ……」
団長「くそっ、こんなガキじゃなくてちゃんとした神父が間に合っていれば……」
僧侶「……ごめんなさい……」
僧侶「……」
僧侶は ザオリクを となえた!
しかし 副長は いきかえらなかった…… ▼
僧侶は ザオリクを となえた!
僧侶は ザオリクを となえた!
団長「もうやめろ!!」 ドンッ
僧侶「うわっ」
団長「何が『怖がらなくていい』だ! ウチでこいつほど勇敢な奴はいなかったんだぞ!」
団長「こいつほど、必死に頑張ってた奴ぁいなかったのに、最期にドロ塗りやがって!」
僧侶「違います。僕はただ」
傭兵A/B「兄貴……ううっ……」
団長「くそっ、こんなガキじゃなくてちゃんとした神父が間に合っていれば……」
僧侶「……ごめんなさい……」
主人「こ、このガキの魂胆が分かったぜ!!」
僧侶「!?」
団長「な、なんだ?」
主人「僧侶を装って、適当なまじないで助けるフリして」
主人「アンタらから小銭せびろうってハラだぜ! そうに違いねえ!」
僧侶「えっ。違います。僕はそんな」
主人「だってこいつぁ追放者なんだぜ! 人を騙すくらい平気でやるに決まってる!」
団長「何だとテメエ……その帽子どかしてみやがれ!」
バッ
僧侶「あっ」
傭兵A「こ、こりゃ王都の紋章」
傭兵B「間違いねえ! これと同じのを見たことあるぜ!」
僧侶「あの。でも僕、本当に僧侶で」
団長「死んだ仲間をダシに、乞食まがいのことをやりやがって……許せねえっ!!」
僧侶「違います、違います――」
僧侶「!?」
団長「な、なんだ?」
主人「僧侶を装って、適当なまじないで助けるフリして」
主人「アンタらから小銭せびろうってハラだぜ! そうに違いねえ!」
僧侶「えっ。違います。僕はそんな」
主人「だってこいつぁ追放者なんだぜ! 人を騙すくらい平気でやるに決まってる!」
団長「何だとテメエ……その帽子どかしてみやがれ!」
バッ
僧侶「あっ」
傭兵A「こ、こりゃ王都の紋章」
傭兵B「間違いねえ! これと同じのを見たことあるぜ!」
僧侶「あの。でも僕、本当に僧侶で」
団長「死んだ仲間をダシに、乞食まがいのことをやりやがって……許せねえっ!!」
僧侶「違います、違います――」
応援してる
だが出来れば次スレ立ててそっちに続きを書いてくれ
いつ寝落ちしてもおかしくないんだ
だが出来れば次スレ立ててそっちに続きを書いてくれ
いつ寝落ちしてもおかしくないんだ
――――――――――――――――――――
【東の村>宿屋】
勇者「みんな、おはよう」
賢者「おはようございます」
戦士「雨は止んでいるな」
勇者「うん。明け方で薄暗いけど、晴れてるみたい」
商人「……いよいよですな」
勇者「みんな、荷物の準備はできてる?」
勇者「……そう。じゃあ、また雨にならないうちに急ごう」
【村長の家】
村長「――皆様、準備はできているようですな」
勇者「村長さん、おはようございます。一人で家の前で待っててくれたの?」
村長「なに、この程度は村の長として当然のこと」
村長「着いて来なされ。すぐにほこらまでご案内しましょう――」
【東の村>宿屋】
勇者「みんな、おはよう」
賢者「おはようございます」
戦士「雨は止んでいるな」
勇者「うん。明け方で薄暗いけど、晴れてるみたい」
商人「……いよいよですな」
勇者「みんな、荷物の準備はできてる?」
勇者「……そう。じゃあ、また雨にならないうちに急ごう」
【村長の家】
村長「――皆様、準備はできているようですな」
勇者「村長さん、おはようございます。一人で家の前で待っててくれたの?」
村長「なに、この程度は村の長として当然のこと」
村長「着いて来なされ。すぐにほこらまでご案内しましょう――」
>>825
猫と女子高生のスレの誤爆か
猫と女子高生のスレの誤爆か
>>831
お前のおかげで少しだけ和んだ
お前のおかげで少しだけ和んだ
>>831
可愛かったから元スレ教えろやボケはぁはぁ
可愛かったから元スレ教えろやボケはぁはぁ
どうでもいいレスの数に驚いた
どうでもいいレスしてる奴はこの世界の住人と同じレベルで迷惑だわ
どうでもいいレスしてる奴はこの世界の住人と同じレベルで迷惑だわ
このくらい屑な方がハッピーにもバッドにも書きやすいから便利なのよ
【東の村>ほこら】
村長「――着きましたぞ」
勇者「ここが例のほこら……」
戦士「ふむ。確かに、王都の紋章が刻まれているな」
賢者「……しかし妙ですね。通常この手のほこらは、信奉、慰霊などの目的で設けられますが」
賢者「ここには、そのいずれの方向性も見当たらない。空の台座があるだけです」
商人「見てくだされ、良く見ると天上が吹き抜けになっておりますぞ! とんだ不良物件ですな!」
勇者「村長さん、ここは一体」
村長「はい。魔王城へ向かう橋の端でございます」
勇者「はしのはし?」
村長「はい。そこに、そう、台座がございます」
村長「言うまでもなく、その窪みにオーブを捧げれば、魔王城への橋が架かるはずです」
賢者「架かる『はず』、ですか」
戦士「試したことはないということか。そもそも、本当に橋など架かるのか?」
村長「伝説では架かります。海をまたぎ、天空を駆け抜ける、七色の架け橋が……」
村長「――着きましたぞ」
勇者「ここが例のほこら……」
戦士「ふむ。確かに、王都の紋章が刻まれているな」
賢者「……しかし妙ですね。通常この手のほこらは、信奉、慰霊などの目的で設けられますが」
賢者「ここには、そのいずれの方向性も見当たらない。空の台座があるだけです」
商人「見てくだされ、良く見ると天上が吹き抜けになっておりますぞ! とんだ不良物件ですな!」
勇者「村長さん、ここは一体」
村長「はい。魔王城へ向かう橋の端でございます」
勇者「はしのはし?」
村長「はい。そこに、そう、台座がございます」
村長「言うまでもなく、その窪みにオーブを捧げれば、魔王城への橋が架かるはずです」
賢者「架かる『はず』、ですか」
戦士「試したことはないということか。そもそも、本当に橋など架かるのか?」
村長「伝説では架かります。海をまたぎ、天空を駆け抜ける、七色の架け橋が……」
こじつけ思いつく時だけは妙に頭切れるなこの世界の住人はwwww
そもそも僧侶がこんな酷い目にあってるのはこの勇者一行のせい
こいつらは死んで詫びるべき
こいつらは死んで詫びるべき
>>831
ヌコフタレインの提供感謝致す
ヌコフタレインの提供感謝致す
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