元スレ女「だって、君はボクの友達だろう?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 = 147 :
あ
154 :
おまえらやれやれ系主人公(笑)散々叩くわりにはこーいう糞SSすきだよな
155 = 88 :
タダか否かの違い
プロかアマかの違い
159 :
>>154
あれは実在しないものを叩いてるだけだし
161 = 70 :
男「ふう」
ベッドに横たわって、今日のことを思い出す。
男「文化祭、どうしようかなぁ」
目を伏せて、すこし考える。
駄目だ、何も浮かばない。
男「やっぱり、みんなの意見を聞くのが最善かな」
一人の考えより、みんなの多数決の方が決まるのは早い。
男「……それよりも」
さっき、妹に言われた言葉が引っかかる。
163 = 70 :
男「別に、友達でもいいじゃねえか」
それのどこが悪いんだ。
しかし、あの妹の呆れた顔は、正直悔しかった。
男「……つってもなぁ」
いきなり態度変えることも、できねえし。
いつもは、みんなでワイワイするのが好きなわけで。
別に、好きだとか嫌いだとかは、どうでも良くて。
男「まあ、苦手なやつが苦手なんだが」
164 = 70 :
男「んー」
気にすること、ないか。
いつも通りにしておけば、別に。
今なにか支障がでてるわけじゃないし。
男「風呂入るかな」
妹は既にパジャマだったので、おそらく風呂はもう入っている。
さっさと入って寝よう。
165 = 88 :
シ・エン
166 = 70 :
次の日。
今朝は、放課後に寝ていたせいか、あまり眠くなく、起きるのは苦ではなかった。
ただ寝付きが悪かったのが、少し嫌なところだ。
男「……ん」
食卓に500円がある。
多分、昼食代だ。
男「飲み物代も込みで頼むぜ……」
ため息をつき、500円をポケットに入れる。
妹「おはよう」
男「おう、おはよう」
167 = 70 :
妹「ご飯、作っといたから。食べてね」
男「ほい、もう行くのか?」
妹「うん、日直だから」
男「了解」
妹「今日はしっかり帰ってきてね、あと、朝食の感想もよろしく」
小さな紙を俺に差し出して、妹は早々と家を出た。
毎回感想を書かせるのは、どうかと思うんだが。
168 :
師
169 = 70 :
男「うっし、俺も行くか」
既に制服に着替えていた俺は、朝食をすませて、外に出た。
ドアを開けて、他には誰もいないので鍵を閉める。
ツーロックなので、二つとも施錠。
自分でドアを閉めたことを指を差して確認していると。
「とても、用心深いんだね」
と、そんな声が聞こえた。
男「この声は……」
女「やあ」
平然と、俺の家の前に、彼女は立っていた。
170 = 168 :
ほぉ
171 = 70 :
女「さっき、君の家から女の子が走っていったが、もしかして、肉体友人かい?」
男「なんだその変な名詞は」
言いたいことはわかるんだが。
肉体……?
男「というか、どうしてここにいるんだ」
女「一緒に行こうかと思ってね」
男「おいおい、お前遠くなってるじゃねえか」
女「そういう考え方もあるかもしれないね」
他の考えがあるのか。
女「でも、君と会うには最高の近道だ」
172 :
ラノベ脳が悪化したような文体ですね
173 = 168 :
ほ
174 = 157 :
しえん
175 = 70 :
回り道してんのに、近道か。
女「それに、君がボクの家を素通りする可能性も、あるからね」
男「誘って行くことなんてないからな」
女「確かに、いなかったら大変だね」
男「逆に、俺がいなかったらどうするつもりだったんだ?」
女「ふふっ、それはありえないから」
サラッと言い切られた。
176 = 70 :
女「君はいつもこの時間に登校しているからね」
男「なんで知ってんだよ」
女「君が教室に来る時間から逆算すれば簡単さ」
恐ろしい。
確かにこいつ、いっつも俺より先に来てるな。
それで、決まったようにニヤリと笑って「おはよう」と言ってくる。
男「とりあえず、行くんなら行くぞ」
女「ああ」
177 = 70 :
男「ふわぁぁ……」
女「眠そうだね」
男「いや、なんか気が緩んだ」
女「ボクに会ったからかい?」
男「そうなのかね」
女「ボクも、君に会ってからここがやけに締まってるんだ」
どこを指さしてるんだ。
女「やれやれ、といったところだね」
自分にやれやれと思う奴がこんなところにいたとは。
178 = 70 :
女「昨日は帰ってから、考えたのかい?」
男「ああ」
きっと文化祭のことだろう。
男「でも、まったく思いつかなかったな」
女「そうか」
珍しく、話が途切れた。
女「ふふっ、初めてというのは緊張するものだね」
男「初めて?」
女「下校は何度かあるけれど、一緒に登校するのは初めてだろう?」
男「ああ……確かに」
別に、あんまり変わらないと思うけど。
179 = 70 :
女「周りが明るいと、ついつい視線を気にしてしまう」
きょろきょろと周りを見渡して。
女「ボクの色んなところを、みんなが見てる……見られている」
男「自意識過剰すぎるぞ」
女「それくらいがちょうどいい」
いや、良くないだろ。
女「教室でも一番前の席だと、誰かが自分の後頭部を凝視しているかもしれない……」
男「あんまり考えねえけどな、そんなこと……」
女「ボクは君の後頭部をよく凝視することはあるけど」
お前かよ!
180 :
しえーん
181 = 70 :
男「お前がしてるかよ」
女「だから、誰かがやっていてもおかしくないだろう?」
まあ、そう考えることもできるか。
女「ボクが自慰をしているのがいつバレるかとても怖いよ……」
お前は授業中になにをしてんだ!?
男「嘘をつくな」
女「君はボクの監視下にいるから、そんなことできないよね」
いや、しねえよ。
183 = 70 :
男「つか、なんで俺のこと見てんだよ」
女「友達の行動を見るのは、普通のことだろう?」
君は見ていて飽きないからね、と。
にっこりと笑った。
男「……俺はお前のこと見てないぞ」
女「見てくれたら、笑顔で応えるよ」
手も振っちゃうと、本当に手を振りながら言った。
185 = 70 :
男「怒られるのはお前だぞ」
女「怒られて職員室に連行はいやだね」
男「ならやるなよ」
女「ふふっ、怒られることより君に応える方が最優先だよ」
俺、だいぶ比重があるのか。
女「文化祭、今日も考えるのかい?」
男「いや、今日は放課後にささっとみんなに意見を聞くことにした」
女「それはいいね。君にしては名案だ」
俺にしては、だと?
186 = 147 :
紫煙
189 = 168 :
資源
190 = 136 :
こいつやる気あるのかよ
191 :
サゲて行こう
>>190←こういうの沸くから
192 = 70 :
男「まあ、俺が勝手に決めたら嫌なやつはいるだろうし」
女「ボクは構わないけどね」
男「お前が構わなくても、他は困るだろ?」
女「ボクは構ってしまうね」
男「……?」
女「君のことを、かまわないことなんてできないよ」
……意味が違うようだな。
195 = 70 :
女「さて、君との登校の時間もそろそろ終わりだね」
男「ああ」
学校が見えてきた。
話をしていると、すぐに終わってしまう。
女「文化祭、何になるか楽しみだね」
男「そうだな。色々と会議とかもあってだるいんだけどな」
女「委員になっただけでも、偉いよ。ボクはエロいだけだし」
言いたかっただけだろ、それ。
196 = 70 :
男「お前、準備とかは手伝うのか?」
女「君が頼むのなら、いいよ」
男「すげえ上から目線だな」
女「そうでもないよ、友達の頼みは、聞かなきゃ」
男「じゃあ、フォロー頼んだ」
女「フェラーね」
いや、無理があるだろ、それ
女「ボクはまだしたことがないから、下手なのは大目に見てくれ」
期待してねえし、させねえよ。
197 :
今きたが、もしかしていつものボクっ娘の人か
198 = 70 :
男「朝から絶好調だな」
女「ふふ、テクが凄いからね」
話術のテクか。
女「おや」
男「どうした?」
ある、一通の手紙が彼女の下駄箱に入っていた。
女「これは?」
男「そ、それはまさか……」
いわゆる、ラブレター?
199 = 194 :
またサルくらう予感
200 = 70 :
男「それ、ラブレターだろ」
女「ラブ、レター?」
キョトンと、首を傾げた。
女「ラブホテルみたいなものか?」
男「なわけないだろ」
そんなの下駄箱に入ってたら恐ろしい。
女「……恋文?」
男「そう、そう」
なんか古い言い方だな。
みんなの評価 : ☆
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