のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,934人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ女「だって、君はボクの友達だろう?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    101 = 70 :

    「ああ、そうだな」

    俺とこいつがこうやって話をするようになってのは、数ヶ月前のことだ。

    「あれが初めて、君の優しさに触れたところかな?」

    「なんか、その言い方照れるな」

    「君がボクの初めてを奪ったんだからね」

    なんの初めてだ。

    「どんな成り行きだったか忘れちまったなぁ」

    「そうなのかい? それは残念だなぁ」

    そう言って、彼女はすこし、顔をふくらませた。

    102 :

    しえん

    103 = 70 :

    「ボクは、結構覚えてるのに」

    「そうなのか」

    「まあ、言わないけどね」

    「言わないのかよ」

    言う流れじゃねえか。

    「ふふっ、あっという間に家だね」

    「ああ、本当だ」

    「今日は、一緒に帰ることができて、とっても楽しかったよ。また」

    「おう、また明日」

    「うん」

    手を振って、別れた。

    なんだか、濃い帰り道だったな……。

    104 = 68 :

    いいぞ

    106 = 70 :

    「ただいま」

    ポツーンと、声が響いた。

    親は、まあ基本的には夜中まで仕事だしな。

    妹は寝ちまったかな?

    「腹減ったな」

    これならあいつと一緒に食えばよかったかな。

    まあ、そうも言ってられないな。

    しかし、何かあるだろうか。

    107 = 70 :

    今につながるドアを開ける。

    ゴツっと、何かに当たった。

    「うおっ、なんだ?」

    「……」

    頭をぶつけたように見える、妹がいる。

    「おう、ただいま」

    「……どこに行ってたの」

    「学校」

    「なわけないじゃん、遅いじゃん、どう考えてもおかしいじゃん」

    すげえご機嫌斜めだ。

    108 = 67 :

    見てます

    109 = 70 :

    「私何時に帰ってきたかわかる?」

    「は、はい」

    「当てたら怒らないであげる」

    「おそらく4時間前くらい?」

    「……」

    あれ、合ってたか?

    「合ってたけど不正解だよ!」

    理不尽な!

    110 = 68 :

    大変なお兄ちゃんだな

    111 = 70 :

    「いやまあ、俺も悪かったと思うよ? だけどそこまで怒らなくても」

    「ご飯作っといたげたのにさ」

    「おお、お腹ペコペコだから食べさせてくれよ」

    「はぁ!? 『あーん』とか絶対にしないからね!」

    いや、頼んでない。

    「とりあえず、それはどこに?」

    「ん」

    顎で示すなよ。酷い扱いだ。

    112 :

    眠くなってきた…

    113 = 70 :

    「ありがとう」

    妹はふいっ、とそっぽを向いた。

    「いただきます」

    妹のやつは、怒りながらも、料理の出来を気にしているらしく、

    「どうなの?」

    と、聞いてきた。

    「ああ、美味しいよ」

    すると、顔がにやけて、「でしょでしょ?」という顔になった。

    114 = 68 :

    さあどうなる

    115 = 70 :

    「今日は自信あったからね」

    「なるほど、いつもがそんなでもないから今日は美味いのか」

    「その言い方は酷いよ?」

    「わるいわるい」

    結局妹は笑顔になった。

    まだまだ子どもだな、こいつも。

    料理は、俺以上だが。

    116 = 70 :

    「お兄ちゃんってさ」

    「ん?」

    「クラスの女の子とは、どんな感じで話してんの?」

    「どんな感じって?」

    「んー、ほらさ。私みたいな接し方とかしてない?」

    「こんなに愛でた接し方してないよ」

    「は、はあ? バカじゃないの?」

    凄く嫌な顔をして、引かれてしまった。

    118 = 70 :

    「冗談はさておき、どうなの?」

    「んー、別にあんまり変わらないかな。お前と」

    「あー……そうなんだ」

    「?」

    少し深刻そうな顔をして、俺の様子を窺っていた。

    「それじゃあ、なんか彼女はできなさそうだね」

    「は?」

    いきなり極論を言われた。

    119 = 70 :

    「なんでそんなことになるんだ?」

    「だって、それじゃあ平行線って感じだしさ」

    「……と、いうと?」

    「だからさ、お兄ちゃんの付き合いは、ただの友達ってこと」

    「友達」

    「うん、友達」

    「別にそれでいいじゃねえか」

    悪いこと、あるのか?

    121 = 70 :

    「大問題だよ大問題」

    大げさに、大きめにテーブルを叩かれた。くそ、ビビっちまった。

    「好きな人ができても、そのままずっと平行線のままなんだよ?」

    悲しくないの? と、強い瞳に気圧される。

    「……まあ、そりゃ困るだろうけど」

    「だから、少しは改めるべきだよ」

    「改めるっつってもなぁ……」

    「私が教えたげよっか?」

    122 = 70 :

    「嫌だよ」

    「なんでさー!」

    「妹に教わることなんかなにもないね!」

    そう言って、ご飯を口に放り込む。

    全部食べきって、俺は椅子から立ち上がった。

    「じゃあ、後片付け頼んだ!」

    「あー! また私にさせるの!?」

    さっきの笑顔はなくなり、一気にぷりぷりと怒った顔になった。

    123 = 70 :

    すいません、頭痛が酷くて書けそうにないです……。


    朝に戻ってきます、では、また来ます。

    125 = 67 :

    >>123
    朝に戻ってきます、では、また来ます
        ↓
    朝にまだあったら続き書きます    の方が適切だよ

    127 :

    これは保守基準がいるな
    どなたか保守基準をお餅の方はいませんか!

    130 :

    保守せずにはいられないな

    131 = 67 :

    と言いつつ保守ですわぁ

    134 :

    落ちるぞ

    135 = 102 :

    ほしゅ
    おやすみ

    136 :

    頭痛が痛い

    137 :

    俺も頭痛が痛い

    139 = 74 :

    おっはー

    140 :

    142 = 129 :

    もちろんショートカットだよな

    150 = 147 :

    A


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について