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    元スレハルヒ「皇帝ルルーシュに会いたいわ!!」

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    みんなの評価 : ★★
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    252 :

    追い付いた
    支援
    ロロと同じように体内の時間を戻すのか、自転やらも戻ってしまうのか

    253 :

    謀殺人鬼も真っ青だな リスクなければ強すぎだろ

    254 = 212 :

    電話レンジ的なのかな?

    255 = 1 :

    キョン「時間を戻す?」

    ルルーシュ「そうだ、時間を戻す事のできる能力。それがお前のギアスだ」

    古泉「面白い能力ですね」

    ルルーシュ「ただ制約がかなり多い。まずこのギアスは5回までしか使用できない
    戻す事ができるのは発動した時間から24時間前まで
    つまり戻せる時間の限界は5回連続で使用したとして120時間、つまり5日前までとなる」

    C.C「私も過去に多くの人間と契約してきたが、回数自体に制限のある能力は初めてだな
    加えて言うと、時間を戻すという能力も初めてみる」

    古泉「かなり珍しい能力という事ですね」

    キョン「5回までか・・・」

    C.C「良かったな、5回なら暴走する心配も、万が一達成人となり
    コード所有者になる可能性もない」

    キョン「ただこれ新ゼロの能力に比べるとかなり弱くないか?」

    ルルーシュ「いや、そうでもない。特殊な制約があるせいか、この能力はかなり強い
    お前のギアスは発動した時点で全世界の人間が対象となり時間を巻き戻す。
    いや、人間だけでなく、地球上の全ての物や、宇宙すらその対象になるだろう」

    古泉「そう考えると、かなり怖い能力ですね」

    ルルーシュ「だがこの能力はかなり使える、万が一にも新ゼロに敗れるようなシナリオになった時
    最高5回再チャレンジできるのだからな」

    256 = 112 :

    どこぞのほむほむ的なのなのかどこぞのサザエさんみたいな人のスタンド的ななのか

    257 :

    新ゼロ、ロスカラのアイツだろうか

    258 = 1 :

    ルルーシュ「しかも契約者である俺とキョンは巻き戻す前の記憶を引き継げる、新ゼロがどのような
    策を講じてきたのか、予め知った状態で再び式典に臨めるという事だ」

    古泉「なるほど、確かにそれは大きなアドバンテージになりますね」

    ルルーシュ「新ゼロはこちらにこのような能力者がいる事を知らない
    仮に知っていたとしても対策の取りようがないのがこの能力の大きな利点だ
    更にギアスキャンセラーを持つジェレミアもこちらの駒、最早勝利は確定したも同然だな」

    キョン「おいおい、変なフラグ立てるなよ・・・」

    C.C「発現する能力にはその者個人の性格や願望が反映されるものだが
    お前何か心当たりはあるか?」

    キョン「ありまくりですよ、ハルヒに出会っちまう前の時代に戻りたいと何度思った事か
    制約のお陰でその願いは叶いそうにありませんが」

    C.C「そんなに凄いのかその涼宮とかいう女は?」

    キョン「そりゃーもう、奇想天外傍若無人、稀代の変人ですよ」

    古泉「そこまで言いますか・・・」

    C.C「ほう・・・一度会ってみたいものだな」

    ルルーシュ「それは駄目だ!俺が許さん!」

    C.C「何故だ?」

    ルルーシュ「火事場に灯油まくようなもんだからな、お前と涼宮だけは絶対に会わせん!」

    259 = 257 :

    これでマトモに時間遡行絡めてきたら大作になりそう

    261 = 1 :

    キョン「(どっちが火事場でどっちが灯油なんだ?)」

    C.C「全く、束縛の激しい男だ」

    ルルーシュ「何が束縛だ・・・」

    古泉「あの、今更ですが御二人はどういった関係なのでしょうか?」

    ルルーシュ「ん?契約者だと前に言っただろ?」

    古泉「それは過去の関係ですよね?僕が聞いているのは今現在の関係です」

    ルルーシュ「今も昔も大した変化はないさ、強いて言うなら今は」

    C.C「恋人だ」

    ルルーシュ「なにっ!!?」

    みくる「へぇ!?や、やっぱりそうだったんですかぁ?」

    ジェレミア「陛下・・・・まさかそこまで進展していたとは・・・」

    キョン「こんな綺麗な人か彼女か・・・羨ましすぎてヘドが出るぜ」

    ルルーシュ「おい!真に受けるな!!嘘に決まってるだろ!!」

    C.C「照れるな照れるな、顔が真っ赤だぞルルーシュ」

    古泉「C.Cさんの言っている事が真実であるというのは、その顔色が証明してますね
    どうして今まで黙っていたのですか?」

    262 = 156 :

    そうか、六年後だから劣…成長してしまってるのか

    263 = 1 :

    ルルーシュ「だから違うと言ってるだろ!!」

    C.C「照れ屋だからなこいつは。自分で言うのが恥ずかしかったんだろう」

    古泉「なるほど、それで」

    みくる「ふふっ、ルルーシュ君も可愛い所があるんですね!」

    キョン「意外だな」

    ルルーシュ「おのれ魔女め・・・・・・・」




    ------------
    --------
    -----
    ---
    -




    ----一ヵ月後(東京租界駅)

    カレン「・・・・・・ねぇ、何これ?」

    ジノ「何って、東京ラーメン街だよラーメン街!知らないのか?全国の有名ラーメン店が
    一堂に会する夢のイベント!テレビなんかでも宣伝してたじゃないか!」

    264 :

    六年経っても童貞なの?

    265 = 112 :

    アーニャだけサザエさん空間とかコナン時空とかサトシ式であのままに決まってんだろ(震え声)

    266 = 116 :

    六年後のアーニャか…


    いらね

    267 = 212 :

    >>264
    6年経って童帝になった

    268 :

    お前等…
    支援

    269 = 1 :

    カレン「そういう事を聞いてるんじゃないのよ!式典が迫ってるって言うのに呑気にラーメン?
    あんたナイトメアの方は大丈夫なんでしょうね?」

    ジノ「もう完璧に感覚戻したから大丈夫さ、それにせっかく日本に来たのに
    カレンと一回もデートしないってのも失礼だと思ってさ」

    カレン「な、何が失礼なのよ///その上から目線・・・・本当に腹立つわ!
    今日だっていきなり呼び出すし!私の事なんだと思ってるのよ!!」

    ジノ「何って、彼女だけど」

    カレン「うりゃ!!」

    ドスッ

    カレンの回し蹴りがジノの腹にヒット

    ジノ「うっ・・・・」

    カレン「だ・・・だ、誰が彼女よ///か・・・か、からかわないで!」

    ジノ「うぅ・・・・息が・・・(からかったつもりはないんだけど・・・・)」

    「ラーメン食べるわよー!!!」

    「おい、分かったから引っ張りまわすな!転ぶ、転ぶって!!」

    ドテッ

    カレン「騒がしいわね、何かしら?」

    270 = 212 :

    ルルーシュとカレンのブッキングキターー?

    271 = 1 :

    ハルヒ「何やってんのよキョン!だらしないわね!」

    キョン「お前が俺の腕を掴んだままありえないくらいのスピードで走るのが悪いんだろ・・・
    そんなに急がなくても、ラーメン屋は逃げたりせん!」

    ハルヒ「うるさいわね!とっととラーメン食べて違う所に行きたいの!
    初日の自由時間は3時間しかないんだから!」


    カレン「修学旅行生か何かかしら・・・学生服着てるけど」

    ジノ「だろうな。・・・・・それにしても、可愛いなあの子」

    ドスッ

    カレンの肘がジノの腹にヒット

    ジノ「うぉっ・・・・・・・・」


    キョン「ラーメン食って、その後何処へ行くつもりなんだお前は?
    どうせあまり遠い所へはいけないぞ?」

    ハルヒ「そうね、じゃあ東京競馬場なんかどう!」

    キョン「・・・・何しに?」

    ハルヒ「競馬場なんだから馬券買う為に決まってるじゃない!」

    キョン「高校生は馬券なんて買えんぞ」

    273 = 219 :

    しえん

    274 = 1 :

    みくる「涼宮さぁ~ん!」ヒョコヒョコ

    ハルヒ「みくるちゃん遅いわよ!迷子になったのかと思ったじゃない!
    あれ?有希達は?」

    みくる「え?おかしいですね、さっきまで一緒にいたのに・・・」

    ハルヒ「もう、みんなして迷子になってるの?しょーがないわねぇ」

    キョン「お前が目的地も言わずに急に走り出すのが悪いんだろうが」

    ハルヒ「まぁいいわ。キョン、今いる所有希達にメールしといて!」

    キョン「ったく」ピッピッピ

    みくる「あのぉ~、これから何するんですか?」

    ハルヒ「みんなで美味しいラーメン食べるのよ!何処のお店がいいかしら
    みくるちゃんも入りたい店があったら遠慮なく言いなさい!」

    みくる「分かりました」

    キョン「おいハルヒ、メール送ったぞ」

    ハルヒ「キョン、アンタも入りたい店があったら言いなさい!善処してあげるから!」

    キョン「そりゃどーも。ていうか・・・土日祝日でもないのに何なんだこの混みようは・・・
    何処の店も行列ができてるじゃねーか」

    みくる「日本人はラーメンが好きですからねぇ」

    275 :

    さるっても毎時0分リセットだから一気に連投してもいいのよ

    277 = 1 :

    ハルヒ「ん~・・・・これだけいろいろな店があると一つに決めずらいわね」

    ジノ「お困りですかお嬢さん?」

    ハルヒ「ん?何よアンタ?ナンパならお断りよ!」

    ジノ「通りすがりのラーメン好きさ!見たところ何処のお店に入るか
    悩んでるようだけど、俺のオススメを教えてあげようか?」

    ハルヒ「オススメ?ん~・・・」

    キョン「教えてもらったほうがいいんじゃないか?このまま悩み続けても
    時間だけが過ぎる一方だ」

    ハルヒ「そうね、じゃあ教えてもらおうかしら!」

    ジノ「OK!俺のオススメはこの先にある麺工房って店だ!
    魚介系をベースとした濃厚なスープと」

    ハルヒ「そっ!ありがとう、じゃあ行きましょうみんな!」

    ジノ「いや、ちょっと待って!説明がまだ」

    ハルヒ「いらないわよ説明なんて!どうせ今から食べるんだから」

    ジノ「・・・・・うん、いいな。やっぱりいい・・・・」

    ハルヒ「は?何が?」

    ジノ「君だよ!タイプなんだ、君みたいな子!悪いけど電話番号とか教えてく」

    278 = 1 :

    カレン「うりゃああ!!」


    ドンッ

    助走をつけたカレンの飛び蹴りがジノの背中にヒット
    衝撃でジノは5mくらい先へ飛ばされる

    ドサーッ


    ジノ「う・・・・・うぉぉ・・・・」ピクピク


    キョン「(なっ・・・・すげー蹴り。死んだんじゃないか?)」

    カレン「何やってんのよアンタわ!!高校生相手に馬鹿じゃないの!!」

    ハルヒ「凄いわね今の飛び蹴り!!どうやったの!?まるでプロの格闘家みたいだったわ!」

    カレン「え?ア、アハハハハ・・・・(つい本気でやっちゃった)」

    ハルヒ「あれ?あなた何処かで見たことあるわね・・・えーっと誰だっけ・・・」

    カレン「(やばっ!髪型変えててもやっぱりバレるか)」

    ハルヒ「あっ!思い出したわ!あなた紅月カレンでしょ!?元黒の騎士団の!?」

    カレン「あ、あんまり大きな声出さないで!人が集まっちゃうから!」

    279 = 1 :

    キョン「紅月カレンって、あの紅蓮のパイロットのか?(そういやこんな顔だったっけ)」

    ハルヒ「凄いわ凄いわ!東京に来た初日にこんな人に会えるなんて!!!」

    カレン「だーかーら、静にしてって!!」

    ハルヒ「ねぇ、あなた戦時中は零番隊の隊長だったのよね?旧ゼロの素顔見たことある?」

    カレン「え?旧ゼロ?」

    ハルヒ「あなたには聞いてみたい事がいっぱいあるの!今から時間つくれないかしら?
    喫茶店か何処かでお話しましょう!勿論代金はこちらが出すわ!」

    キョン「(こちらがっていうか、どうせ俺だろう)」

    カレン「う~ん・・・・・悪いけど今そこの奴とデート中なの。だからごめん!」

    ハルヒ「こんなナンパ男とのデートなんて今すぐ止めるべきだわ!
    だから私達と一緒にお茶しましょう!!」

    カレン「あははは・・・(な、何なのこの子・・・・)」

    キョン「いい加減にしろ!!」ビシッ

    ハルヒ「痛いわね、何するのよキョン!」

    キョン「デート中だってんだから仕方ないだろ、こっちの都合を押し付けるな」

    ハルヒ「うるさいわね!分かってるわよ!」

    280 = 1 :

    カレン「ふぅ・・・」

    キョン「ところで、あの人放っておいて大丈夫なんですか?」

    カレン「え?あぁ、大丈夫よ大丈夫。あのくらいで倒れるタマじゃないから!」

    キョン「いや、倒れてますけど・・・」

    ジノ「・・・・・・」グデー


    古泉「遅くなりました!」

    キョン「おぉ、やっと来たか。ていうかお前ら何処にいたんだ?」

    古泉「ずっと八重洲口周辺をウロウロしていましたよ」

    ルルーシュ「全く、急に涼宮とキョンがいなくなったかと思えば、次は朝比奈さんが
    音もなく消え、傍にいろと忠告したはずの長門有希は書店にフラフラと入っていく始末。
    俺と古泉がどれだけ苦労をしたかお前らには分かるまい・・・」

    キョン「なんというかその・・・大変だったな」

    古泉「まぁまぁ、こうやって無事合流できたのですからいいじゃないですか」

    ハルヒ「その程度のアクシデントも上手く切り抜けられないようじゃ、SOS団副団長の座は
    遠いわよルルーシュ!」

    カレン「ルルーシュ!!?」

    281 = 1 :

    ルルーシュ「誰もそんなポジションなど望んでない!!」

    カレン「今ルルーシュって・・・・」

    ルルーシュ「ん?(カ、カレン!!?何故こんな所に??)」

    キョン「(ん?ひょっとしてこのバッティングは結構まずいんじゃないか?
    ルルーシュは元ゼロで、この人はそのゼロと一緒に戦ってた黒の騎士団の元メンバー・・・
    うぉぉぉぉ、結構所じゃなくかなりまずいじゃねーか!!)」

    ハルヒ「そうよ!ルルーシュ・ランペルージって名前なの!
    悪逆皇帝と同じなんて珍しいでしょ?」

    カレン「ランペルージ・・・・(あいつが使ってた偽名と同じ)」

    キョン「(まずいな、ここらで誤魔化しておかないと・・・)」

    古泉「しかし、彼はEU出身の留学生です。かの有名なルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとは
    縁遠い関係にあります。当たり前ですが、顔も全然違いますしね」

    キョン「(そうだ、変装してるしバレてないよな・・・・)」

    カレン「へー、そうなんだ・・・(確かに顔や髪型なんかは全然違う・・・でも同姓同名なんて・・・)」

    ルルーシュ「ハハ、名前が同じだというだけでもいろいろと大変なのに、顔まで一緒だったら
    まともに生活すらできないよ」

    古泉「それもそうですね」

    カレン「・・・・・・ねぇあなた、歳はいくつ?」

    282 = 1 :

    ルルーシュ「今年18になりますが」

    カレン「そう・・・C.Cって人の事知ってる?」

    キョン「!?」

    ルルーシュ「シーツー?誰ですかそれは?」

    カレン「・・・・ううん、何でもないの。変な事聞いちゃってごめんなさい
    (そうよね、ルルーシュはあの時、間違いなく死んだ・・・今更何考えてるのかしら私・・・)」

    古泉「ところで、あなたはもしや紅月カレンさんではありませんか?」

    カレン「えぇ、そうよ」

    古泉「会えて光栄です、握手してもらってもよろしいでしょうか?」

    カレン「いいわ」スッ

    カレンと古泉が握手を交わす

    ハルヒ「流石古泉くんね、気付くのが早いわ!」

    ルルーシュ「(カレン・・・・元気そうだな。ん?あそこに倒れてるのはジノか?
    なるほど、二人でデートか。普通の生活を歩んでいるようで何よりだ)」

    古泉「ところで、何処のお店に入るのかはもう決まっているのでしょうか?」

    ハルヒ「麺工房って所に決めたわ!早く行きましょう!」

    283 = 1 :

    ハルヒ「あっ、その前に!はいこれ!」スッ

    カレン「何かしら?」

    ハルヒ「この紙に私達SOS団の連絡先が書いてあるわ!何か面白い事、不思議な事があったら
    いつでもそこに連絡してちょうだい!SOS団は24時間365日いつでも営業中だから!」

    カレン「エスオーエス団?」

    ハルヒ「じゃ、連絡待ってるからねー!」ダッダッダ

    キョン「おい、引っ張るなハルヒ!!」ダッダッダ

    ルルーシュ「またお前達は勝手に!行きますよ朝比奈さん、今度は離れないでくださいね!
    長門有希、お前もだ!!」

    みくる「は、はい」

    長門「・・・・・・・」コクッ

    古泉「では我々はこれで失礼します」

    ダッダッダ

    カレン「エスオーエス団って・・・・・・何?」

    ジノ「・・・・・おーいカレン、救急車呼んでくれ・・・」

    284 = 1 :

    --------式典前夜(ホテル)

    キョン「ぐあー、もう一歩も歩けん!!」

    古泉「今日は流石に疲れましたね・・・東京版不思議探し、まさかあそこまで
    歩き回ることになるとは思いませんでした」

    キョン「足が・・・足がいてー・・・」

    古泉「無理もありません、今日だけで5万歩近く歩いてますからね」

    キョン「・・・一歩一歩を数えてたのか?」

    古泉「万歩計ですよ、制服の中に入れておいたんです」

    キョン「爺臭い奴だ」

    古泉「我々以上にルルーシュさんもかなり疲れてたようですね」

    キョン「運動系はあいつの領分じゃないだろうからな
    しかしこりゃ確実に明日に響くぞ・・・」

    コンコンッ

    キョン「ん?先生か?」

    古泉「いえ、恐らくルルーシュさんです。先ほど最後の打ち合わせをすると言っていましたから」

    キョン「それでクラスが違うはずのお前が俺の部屋にしれっといるわけか」

    285 = 1 :

    ガチャッ

    ルルーシュ「・・・・・」

    キョン「・・・その顔、だいぶ疲れてるみたいだな」

    ルルーシュ「お前もな」

    古泉「明日に関する打ち合わせですよね?長門さんはいるようですが
    朝比奈さんは呼ばないのですか?」

    ルルーシュ「朝比奈さんは気分が悪くなったらしく、たった今引率の教師と一緒に
    近くの病院へ行った」

    キョン「なに!?気分が悪くなったって、まさか不思議探しのせいか?」

    ルルーシュ「それ以外に何がある。あれだけ歩かされれば、気分だって悪くなるさ
    彼女は俺以上に体力がないようだしな」

    古泉「参りましたね、明日はいよいよ式典当日だというのに」

    ルルーシュ「相当グッタリしていたようだからな、恐らく朝比奈さんは明日戦力外になるだろう」

    キョン「どうするんだそれ?」

    ルルーシュ「どうするもこうするも、一人でも欠けると事前に立てた計画が水の泡だ
    それに朝比奈さんだけでなく、俺やお前も疲労困憊で明日に疲れを引きずりそうな勢いだ
    こんな状態ではテロリスト共とはまともに戦えない」

    キョン「とは言ってもなぁ・・・・今更止めるわけにもいかないだろ?」

    286 = 1 :

    ルルーシュ「当たり前だ。だからキョン、ギアスを使って今日の朝まで時間を戻せ」

    キョン「こ、こんな所で5回の内の1回を使っちまっていいのか?」

    ルルーシュ「このままでは明日の作戦は間違いなく失敗するからな
    ここで使わずしていつ使うというくらい大事な局面だ」

    古泉「しかし時間を戻しただけでは何の意味もありませんよ?」

    ルルーシュ「分かってる。時間を戻し、涼宮を説得して不思議探しを
    面舵いっぱいで回避する!」

    キョン「それを誰がやるんだ?」

    ルルーシュ「記憶を引き継げるのは俺とお前だけだ、俺達でやるしかないだろう」

    キョン「はぁ~・・・」

    古泉「羨ましいですね・・・・僕もそちらの側で行動したいですよ」

    キョン「代れるものなら代わってやりたいね」

    ルルーシュ「戻す時間はギアスを発動した際に頭の中で念じればいい
    今朝ホテルを出発したのが9時だから、今からだとだいたい13時間前だな」

    キョン「分かった。・・・初めてだからなんか緊張するな・・・・よしっ!」キュイーーーーン


    キョンの左目に赤い鳥のような紋章が浮かび上がった

    287 = 1 :

    --------
    -----
    --

    -------朝9時(ホテル・ロビー)

    ハルヒ「みんな揃ったわね?いいこと、今日こそは何か面白いものを見つけるの!
    いいわね?」

    キョン「・・・・・・」

    みくる「はぁ~い」

    古泉「分かりました」

    キョン「(・・・・・・凄いな、本当に今日の朝に戻ってる。さっきまでの
    足の痛みや身体のダルさもない)」

    ハルヒ「キョン・・・・・・・・・キョン!!!」

    キョン「うわっ!何だよ!」

    ハルヒ「いつまで寝ぼけてるのよ!?ちゃんと私の話聞いてた?」

    キョン「あ、あぁ・・・・(このまま何もしないとまた地獄の東京散歩が始まっちまう
    何とかしないと・・・・あっ、そういえばルルーシュは!?)」

    ルルーシュ「・・・・・・」

    キョン「(本当にあいつも記憶を引き継いでるのか?さっきから黙りこくってるが・・・・)」

    288 = 1 :

    ハルヒ「じゃ、時間がもったいないから早いとこ行きましょう!」

    キョン「(ヤバイヤバイ!!何とかしないと・・・)」

    ルルーシュ「なぁ涼宮、お前アッシュフォード学園という学校を知ってるか?」

    ハルヒ「ん?アッシュフォード学園?明日の式典の開催地でしょ?」

    ルルーシュ「あぁ。その学園には面白い秘密が隠されているんだが、それも知ってるか?」

    ハルヒ「面白い秘密?知らないわ、何それ?」

    ルルーシュ「アッシュフォード学園、それは皇帝ルルーシュと裏切りの騎士枢木スザクが
    かつて学びをともにしていた場所なんだ」

    ハルヒ「そうなの!?そんな話初めて聞くけど!?」

    ルルーシュ「父の知り合いにその辺の情報に明るい人がいてな
    学校経営に支障をきたす恐れがあるとかで、一般には公開されていない情報だ」

    ハルヒ「皇帝ルルーシュに裏切りの騎士枢木スザク・・・時代を動かした二人が
    同じ学校に通っていただなんて・・・・・凄い事じゃないの!」

    ルルーシュ「だろ?お前が喜びそうなネタだと思って言ってみたんだ」

    キョン「(そこからどう不思議探しを回避させるつもりだ?)」

    ハルヒ「面白いわね、そうなってくるとそのアッシュフォード学園にも
    何か裏があるのかもしれないわ!実はそこの理事長が悪の枢軸だったりして!?」

    289 = 112 :

    体力もそうだがいざという時に使い方わかりませんで使えないのもアレだしな

    291 :

    杉田はゆかな好き

    292 = 1 :

    キョン「どこまで飛躍するんだお前の脳みそは」

    ハルヒ「分からないじゃない!」

    ルルーシュ「どうだろう?あるかどうかも分からないゲットーの不思議探しよりは
    こちらの方が面白そうじゃないか?アッシュフォードは明日俺達が作戦を行う場所だし
    前日の下見も兼ねて行ってみるというのはどうだろう?」

    キョン「(そうきたか!!ナイスだルルーシュ!!)」

    ルルーシュ「(フン、学園内なら歩き回ったところでたかが知れてる
    さっきのように病人が出るほど疲れるような事はないだろう)」

    ハルヒ「う~~~ん、そうねぇ・・・・」

    ルルーシュ「ちなみにルルーシュは皇帝になる前、学園のクラブハウスに住んでいたそうだ」

    ハルヒ「クラブハウス?何でそんな所に住んでたの?」

    ルルーシュ「さぁな謎だ。ちなみにこれも一般には公開されてない情報らしい」

    ハルヒ「クラブハウスって言うくらいだから学園が管理してるはずよね・・・
    そこに住んでたって事はやっぱり理事長が怪しいわ!!決めた、不思議探しは止めにして
    今日はこれからアッシュフォード学園に行くわよ!!」

    ルルーシュ「ふぅ・・・・・」

    キョン「御苦労さん」ポンッ

    294 = 1 :

    ------アッシュフォード学園(正門)

    ハルヒ「着いたわよー!アッシュフォード学園!」

    みくる「わぁ~、綺麗な学校ですねぇ」

    古泉「敷地面積もかなり大きそうですね。式典の会場に選ばれてた
    意味が分かりました」

    キョン「北高とはえらい違いだな・・・・これが公立と私立の差か・・・」

    ルルーシュ「やはり正門付近や運動場は式典の準備でごった返してるようだな
    所々警察や自衛隊の姿も見える」

    キョン「設営に大忙しってか、これじゃ中に入るのは無理そうだな」

    ハルヒ「ここの学生だって言えば入れるんじゃないの?」

    キョン「思いっきり制服が違うだろう」

    作業員「こら、君達ここの学校の生徒じゃないよね?部外者は立ち入り禁止だよ
    邪魔だからどっかいったいった!」

    キョン「あ・・・すいません」

    ハルヒ「何よあのオヤジ、イラつくわね!!せっかくここまで来たのに
    中に入りもせずに帰るなんてありえないわ!」

    ルルーシュ「作業員が多いのはここだけだろう。恐らく裏のクラブハウスの辺りは
    殆ど誰もいないはずだ。後ろに回って中に入ろう」

    295 :

    しーえしえしえしえ

    296 :

    しえーん

    298 = 63 :

    おもしろい

    299 = 116 :

    寝たか


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