私的良スレ書庫
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元スレ怜子「ねぇ恒一くん、生理が来ないんだけど…」
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即興なのになげえな お前の夢落ちにして続き書こうかなと思ったけど寝るわ 頑張れ
狂気が薄れ、ピタッと静止する小椋。
小椋「今なんて?」
恒一「いやだからさ。好きな人はいるのって。
あ、それとも彼氏いるよね?」
小椋「彼氏いないけど」
恒一「へーそうなんだ。そんなに美少女なのに」
小椋「な……何言ってんのよ///」
恒一「だって小椋さんみたいな美人だと普通に彼氏いるって
思うでしょ。好きな人とかはいるのかい?」
小椋「い……いる」(目の前にいるなんて死んでも言えないけど……)
恒一「ふぅん。そうなんだ。その人は幸せ者だね」
小椋「///」(なんなのよこいつ。調子狂うわ)
小椋「今なんて?」
恒一「いやだからさ。好きな人はいるのって。
あ、それとも彼氏いるよね?」
小椋「彼氏いないけど」
恒一「へーそうなんだ。そんなに美少女なのに」
小椋「な……何言ってんのよ///」
恒一「だって小椋さんみたいな美人だと普通に彼氏いるって
思うでしょ。好きな人とかはいるのかい?」
小椋「い……いる」(目の前にいるなんて死んでも言えないけど……)
恒一「ふぅん。そうなんだ。その人は幸せ者だね」
小椋「///」(なんなのよこいつ。調子狂うわ)
恒一「小椋さん。信じてもらえないかもしれないけど、
僕は怜子さんを妊娠させてないからね。赤沢さんが
好きって言ったのも実は嘘なんだ」
小椋「そ……そうなんだ。逆に聞くけど、好きな人はいる?」
恒一「今のところはいないかな」
小椋「そっか///」(あたしにもまだチャンスが……)
松井「あ、あのーお二人さん。向こうから風見君と桜木さんが
すごい形相で追ってくるよ。赤沢さんと杉浦さんもいる」
恒一「そっか。じゃあ早く逃げないと」
小椋「あ……あのっ」
恒一「どうしたの?」
小椋「あたしも一緒に行くわ。あんたたちだけだと不安だからね」
僕は怜子さんを妊娠させてないからね。赤沢さんが
好きって言ったのも実は嘘なんだ」
小椋「そ……そうなんだ。逆に聞くけど、好きな人はいる?」
恒一「今のところはいないかな」
小椋「そっか///」(あたしにもまだチャンスが……)
松井「あ、あのーお二人さん。向こうから風見君と桜木さんが
すごい形相で追ってくるよ。赤沢さんと杉浦さんもいる」
恒一「そっか。じゃあ早く逃げないと」
小椋「あ……あのっ」
恒一「どうしたの?」
小椋「あたしも一緒に行くわ。あんたたちだけだと不安だからね」
二二二二二二ニニ!
二二二二二二ニニ!
二二ニ=--=ミ -=ニ !
ニ=<: : : : : : : 丶-=.|
=.: : : : : : : : : : : ∧ニ|
=!: : : : {∧: :|、:_:_∧.|
=∨: : :l:_八/ ○∨: :!
=-∨: :|○ ゙゙゙ 爪:!
ニ=从 ゞ゙ ' ` ィ从::|
二ニニニニ丿爪<八 >-ァ
二ニ=γ`ヽ YY:l:l:l/ -ミ{
二ニニ{ ∨ !:l:l/ /´
二ニニ| ∨/ //!
二ニニ≧=<` .//,:|
二二二二二≧ィ//,:|
二二二二二/////,:!
二二二ニ,ィ:^:-:-:=:=|
二二二/: l: ::!: :l : l: :!
-==≦ト┴┴┴┴.|
二ニニ/j;.,_ イ |
おぐりんは仲間にして欲しそうにこっちを見ている!
二二二二二二ニニ!
二二ニ=--=ミ -=ニ !
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二ニニニニ丿爪<八 >-ァ
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二二二二二/////,:!
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二二二/: l: ::!: :l : l: :!
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二ニニ/j;.,_ イ |
おぐりんは仲間にして欲しそうにこっちを見ている!
三人となったパーティは校内ハイキングを続けた。
級友に掴まれば裁判にかけられるという恐ろしいハイキングである。
クラスの人数は多い。どこへ逃げても必ず誰かと遭遇する。
これは運命というより必然なのだ。
望月「失望したよ榊原君。見崎さんにぞっこんだったはずの君が、
今や松井さんや小椋さんまではべらせてるんだからね」
恒一「うん。なんか成り行きでこうなっちゃった。
でも二人とも話せば分かってくれるいい子だよ?」
望月「くだらないね。はたから見たらただのハーレムじゃないか。
もてない男子が見たら絶対キレるよ」
小椋「うっさいわよ望月。恒一君のことを悪く言わないで!!」
恒一(いつの間にか親しげな呼び方に……)
恒一「そういう望月だって相当な美少年じゃないか。
言い方が悪いけど、下手な女子より可愛いよね?
女に困らなそうな君に嫉妬されるっておかしくない?」
級友に掴まれば裁判にかけられるという恐ろしいハイキングである。
クラスの人数は多い。どこへ逃げても必ず誰かと遭遇する。
これは運命というより必然なのだ。
望月「失望したよ榊原君。見崎さんにぞっこんだったはずの君が、
今や松井さんや小椋さんまではべらせてるんだからね」
恒一「うん。なんか成り行きでこうなっちゃった。
でも二人とも話せば分かってくれるいい子だよ?」
望月「くだらないね。はたから見たらただのハーレムじゃないか。
もてない男子が見たら絶対キレるよ」
小椋「うっさいわよ望月。恒一君のことを悪く言わないで!!」
恒一(いつの間にか親しげな呼び方に……)
恒一「そういう望月だって相当な美少年じゃないか。
言い方が悪いけど、下手な女子より可愛いよね?
女に困らなそうな君に嫉妬されるっておかしくない?」
望月「僕はその辺の女子にはあんまり興味ないんだ。
何度も言ってるけど三神先生以外はアウトオブ眼中!!」
松井「美術教師にセクハラして逮捕された少年は
そのように供述しており、犯行の動機は今だに不明です」
望月「ええい、くだらないこと言ってるんじゃない!!」
恒一「アウトオブ眼中ってこの時期は確かに流行ってそうだよね」
小椋「そうかしら? どっちかっていうと二千年以降じゃない?」
望月「おいそこ。僕のこと無視しないで!!」
恒一「確かに望月は可愛いな。泣きそうになってるし」
小椋「顔だけは無駄に整ってるわよね。女から見ても可愛いもん」
望月「そんなお世辞言われても誤魔化されないよ!!」
何度も言ってるけど三神先生以外はアウトオブ眼中!!」
松井「美術教師にセクハラして逮捕された少年は
そのように供述しており、犯行の動機は今だに不明です」
望月「ええい、くだらないこと言ってるんじゃない!!」
恒一「アウトオブ眼中ってこの時期は確かに流行ってそうだよね」
小椋「そうかしら? どっちかっていうと二千年以降じゃない?」
望月「おいそこ。僕のこと無視しないで!!」
恒一「確かに望月は可愛いな。泣きそうになってるし」
小椋「顔だけは無駄に整ってるわよね。女から見ても可愛いもん」
望月「そんなお世辞言われても誤魔化されないよ!!」
恒一「いやいや。お世辞じゃないって」
松井「ぶっちゃけ榊原君が転校してこなければ
うちの男子で一番なんじゃないですか容姿的に」
小椋「そうね。最近は可愛い系の男子が人気だからね」
恒一「褒められてよかったね望月。じゃあ僕たちは先を急ぐから」
望月「待てよ卑怯者!! そんなんで騙されるか!! もう許さないぞ!!」
恒一「じゃあ怜子さんが無理やりくれたパンツあげるよ」
望月「な……んだって?」
恒一「間違いなく本物だよ。君なら匂いを嗅げば分かるだろ?」
手渡すと、しばらく呆然とする望月。
望月「……」
恒一「どうだい?」
望月「いってらっしゃいませ旦那様。お嬢様方」
松井「ぶっちゃけ榊原君が転校してこなければ
うちの男子で一番なんじゃないですか容姿的に」
小椋「そうね。最近は可愛い系の男子が人気だからね」
恒一「褒められてよかったね望月。じゃあ僕たちは先を急ぐから」
望月「待てよ卑怯者!! そんなんで騙されるか!! もう許さないぞ!!」
恒一「じゃあ怜子さんが無理やりくれたパンツあげるよ」
望月「な……んだって?」
恒一「間違いなく本物だよ。君なら匂いを嗅げば分かるだろ?」
手渡すと、しばらく呆然とする望月。
望月「……」
恒一「どうだい?」
望月「いってらっしゃいませ旦那様。お嬢様方」
もっちーの追撃を逃れた三人。
野外にいるとやたら目立つので、屋内へと移動。
小椋「隠れるならどこがいいかしら?」
恒一「うーん。倉庫とかかな?」
松井「私たちが普段使ってない新校舎の方に行ってみませんか」
小椋「おっけー」
とっくに下校時間になってるで、人は少ない。
文科系の部活はとうに終わってるで、吹奏楽部の
活動部屋に入った。いわゆる音楽室だ。
松井「バッハの肖像って目立つよねぇ」
小椋「なんでこの時代の作曲家って髪がくるくるしてるのかしら?」
江藤「たぶん流行でしょうね。貴族の権威を表していたのよ」
鳴「バッハ先生をバカにすると痛い目見るよ」
野外にいるとやたら目立つので、屋内へと移動。
小椋「隠れるならどこがいいかしら?」
恒一「うーん。倉庫とかかな?」
松井「私たちが普段使ってない新校舎の方に行ってみませんか」
小椋「おっけー」
とっくに下校時間になってるで、人は少ない。
文科系の部活はとうに終わってるで、吹奏楽部の
活動部屋に入った。いわゆる音楽室だ。
松井「バッハの肖像って目立つよねぇ」
小椋「なんでこの時代の作曲家って髪がくるくるしてるのかしら?」
江藤「たぶん流行でしょうね。貴族の権威を表していたのよ」
鳴「バッハ先生をバカにすると痛い目見るよ」
恒一「こんにちわ江藤さんに見崎。
この時間だと、こんばんわのが正しいかな?」
江藤「どっちでもいいわよ榊原。元気そうで何よりだわ」
鳴「まったく焦ってないところはさすがだね。
ここまで冷静だと、どこかで訓練された兵隊みたい」
恒一「ごく普通の中学生だよ。趣味はホラー小説を読むことなんだ」
鳴「どうでもいい情報をありがとう」
江藤「で、覚悟はできてるんでしょうね?
五体満足じゃ帰さないわよ?」
小椋「させないわ!!」
松井「うぅ……榊原君には指一本触れさせないんだから!!」
恒一「うん。でもその前に誰かピアノでも弾いてくれないかな?
モーツァルトのピアノソナタ13番が聴きたい」
この時間だと、こんばんわのが正しいかな?」
江藤「どっちでもいいわよ榊原。元気そうで何よりだわ」
鳴「まったく焦ってないところはさすがだね。
ここまで冷静だと、どこかで訓練された兵隊みたい」
恒一「ごく普通の中学生だよ。趣味はホラー小説を読むことなんだ」
鳴「どうでもいい情報をありがとう」
江藤「で、覚悟はできてるんでしょうね?
五体満足じゃ帰さないわよ?」
小椋「させないわ!!」
松井「うぅ……榊原君には指一本触れさせないんだから!!」
恒一「うん。でもその前に誰かピアノでも弾いてくれないかな?
モーツァルトのピアノソナタ13番が聴きたい」
多々良「それなら私の出番ですね。
ピアノは小さいころから習ってますから」
恒一「さすがだね多々良さん。この作品はいきなり
登場してくる人が多いからあせるよ」
江藤「ものすごく冷静じゃない」
恒一「いや、これでも内心びびりまくりなんだ。
入院生活が長かったから度胸がついたのかな?」
鳴「榊原君は初め病院で会ったよね。本当はメインヒロインの
私と結ばれるのが正しい選択なの。なのにあんなBBAと駆け落ち
するなんてどうかしてるよ」
小椋「今不愉快な言葉が聞こえたわね。
誰がメインヒロインですって?」
鳴「私だけど? 私からすれば小椋さんの存在自体が不愉快かな」
恒一「見崎。人の悪口を言っちゃダメじゃないか。
そういうのは人として最悪だぞ」
ピアノは小さいころから習ってますから」
恒一「さすがだね多々良さん。この作品はいきなり
登場してくる人が多いからあせるよ」
江藤「ものすごく冷静じゃない」
恒一「いや、これでも内心びびりまくりなんだ。
入院生活が長かったから度胸がついたのかな?」
鳴「榊原君は初め病院で会ったよね。本当はメインヒロインの
私と結ばれるのが正しい選択なの。なのにあんなBBAと駆け落ち
するなんてどうかしてるよ」
小椋「今不愉快な言葉が聞こえたわね。
誰がメインヒロインですって?」
鳴「私だけど? 私からすれば小椋さんの存在自体が不愉快かな」
恒一「見崎。人の悪口を言っちゃダメじゃないか。
そういうのは人として最悪だぞ」
江藤「最低を極めてるあんたに言われるなんて心外だと思うわよ」
鳴「違う。榊原君は周りの人に騙されてるだけ。
本当はすごく面倒見がよくていい人」
恒一「照れるなぁ/// じゃあ逃がしてくれる?」
鳴「それは駄目。裁判にかけて罪を償わいと」
恒一「あの時から思ってたんだけどさ、
君らの裁判って弁護側の発言力皆無だよね?」
多々良「ばれてましたか。実は開催する前からあなたの
有罪が確定してました」
恒一「それじゃ裁判する意味ないじゃん!!」
多々良「何事も形から入ることが大切なんですよ」
恒一「完全に意味不明だよ。多々良さんって大人しそうな人だと
思ってただけに裏切られたような気分だよ」
鳴「違う。榊原君は周りの人に騙されてるだけ。
本当はすごく面倒見がよくていい人」
恒一「照れるなぁ/// じゃあ逃がしてくれる?」
鳴「それは駄目。裁判にかけて罪を償わいと」
恒一「あの時から思ってたんだけどさ、
君らの裁判って弁護側の発言力皆無だよね?」
多々良「ばれてましたか。実は開催する前からあなたの
有罪が確定してました」
恒一「それじゃ裁判する意味ないじゃん!!」
多々良「何事も形から入ることが大切なんですよ」
恒一「完全に意味不明だよ。多々良さんって大人しそうな人だと
思ってただけに裏切られたような気分だよ」
松井「ひとって見かけによらないんだよねぇ」
小椋「こういう清楚そうな女に限ってビッチだったりするのよ」
多々良「あらあら。聞き捨てなりませんね。
血だらけで地に伏せたいんですか小椋さん」
小椋「それはあんたの方でしょ!!」
恒一「まあまあ落ち着いてよ二人とも。
クラストップレベルの美人さんたちが
争うなんてもったいないよ」
多々良「……なにを言ってるんですか」
小椋「ちょっと恒一君。こんな女を褒めちゃ駄目よ」
恒一「正直な感想を言っただけだよ」
多々良「お世辞を言ったって無駄ですよ。
あなたは法廷で裁かれる運命なんです」
小椋「こういう清楚そうな女に限ってビッチだったりするのよ」
多々良「あらあら。聞き捨てなりませんね。
血だらけで地に伏せたいんですか小椋さん」
小椋「それはあんたの方でしょ!!」
恒一「まあまあ落ち着いてよ二人とも。
クラストップレベルの美人さんたちが
争うなんてもったいないよ」
多々良「……なにを言ってるんですか」
小椋「ちょっと恒一君。こんな女を褒めちゃ駄目よ」
恒一「正直な感想を言っただけだよ」
多々良「お世辞を言ったって無駄ですよ。
あなたは法廷で裁かれる運命なんです」
鳴「それより気になったことが。
小椋さんが榊原君のこと下の名前で呼んでる」
江藤「あんた、また新しい女を手に入れたのね?
なんて節操のない奴なの」
小椋「恒一君はそんなことする人じゃないわよ!!
あんたたちこそ本当の恒一君を知らないくせに
悪く言わないでよ!!」
多々良「やれやれ。話をしても平行線をたどるだけですね」
黒髪の乙女が武器を取り出そうとしたとき、扉が開く。
風見「その通りだよ多々良さん。彼らには話が通じない」
桜木「転校してきたときはいい人だって信じてたのに。
あなたには本当に裏切られましたよ榊原君」
恒一「あっ、どうもこんばんわ風見夫妻。もうすぐ夕飯の時間だね。
そろそろ家に帰って夕飯の支度してもいいかな?」
小椋さんが榊原君のこと下の名前で呼んでる」
江藤「あんた、また新しい女を手に入れたのね?
なんて節操のない奴なの」
小椋「恒一君はそんなことする人じゃないわよ!!
あんたたちこそ本当の恒一君を知らないくせに
悪く言わないでよ!!」
多々良「やれやれ。話をしても平行線をたどるだけですね」
黒髪の乙女が武器を取り出そうとしたとき、扉が開く。
風見「その通りだよ多々良さん。彼らには話が通じない」
桜木「転校してきたときはいい人だって信じてたのに。
あなたには本当に裏切られましたよ榊原君」
恒一「あっ、どうもこんばんわ風見夫妻。もうすぐ夕飯の時間だね。
そろそろ家に帰って夕飯の支度してもいいかな?」
江藤「帰すわけないでしょ!!」
桜木「この超マイペースぶり。
四面楚歌なのに全く焦らないとは」
風見「これが奴の作戦なんだよ。
まともに相手したらこっちの負けだぞ」
恒一「はぁ。早く家帰ってお風呂入りたいなぁ」
鳴「一緒に入る?」
恒一「いやだ」
鳴「……」
風見「茶番はもういい。状況を見てみろ榊原君。
僕たちは五人。そしてそっちは三人だ。
君たちが劣勢なのは明らかだな?」
松井「うぅ……誰か助けてよぉ」
桜木「この超マイペースぶり。
四面楚歌なのに全く焦らないとは」
風見「これが奴の作戦なんだよ。
まともに相手したらこっちの負けだぞ」
恒一「はぁ。早く家帰ってお風呂入りたいなぁ」
鳴「一緒に入る?」
恒一「いやだ」
鳴「……」
風見「茶番はもういい。状況を見てみろ榊原君。
僕たちは五人。そしてそっちは三人だ。
君たちが劣勢なのは明らかだな?」
松井「うぅ……誰か助けてよぉ」
小椋「……くっ。たしかに多勢に無勢ね。かなり苦しくなってきたわ
多々良「榊原君。男女のクラス委員長もこの場にいます。
そこで一つ妥協案を考えてあげましょう」
恒一「それって僕にとっていいこと?」
多々良「最後まで聞いてください。私への永遠の愛を誓って
くだされば、あなたを無実にしてあげましょう」
風見「バカな!!」
桜木「委員長の許しもなしにそんな横暴が
まかり通ると思ってるのですか!?」
多々良「お二人の恥ずかしいシーンを収めた写真がここに」
風見・桜木「なっ……」
何枚かの写真は、二人の社会的抹殺を意味するほどの
内容を写していた。しかも自宅のPCに予備が保管してあるとのこと。
多々良「榊原君。男女のクラス委員長もこの場にいます。
そこで一つ妥協案を考えてあげましょう」
恒一「それって僕にとっていいこと?」
多々良「最後まで聞いてください。私への永遠の愛を誓って
くだされば、あなたを無実にしてあげましょう」
風見「バカな!!」
桜木「委員長の許しもなしにそんな横暴が
まかり通ると思ってるのですか!?」
多々良「お二人の恥ずかしいシーンを収めた写真がここに」
風見・桜木「なっ……」
何枚かの写真は、二人の社会的抹殺を意味するほどの
内容を写していた。しかも自宅のPCに予備が保管してあるとのこと。
恒一「いくつか質問してもいかな?」
多々良「どうぞ?」ニコ
恒一「今まで多々良さんが僕に惚れてるような
描写ってあったっけ? むしろ思いっきり
嫌われてる気がするんだけど」
多々良「クーデレ。これだけ言えばわかるでしょう?
さっきは容姿を褒めていただきました」
恒一「あーなるほど。そういう人種だったのか」
小椋「騙されちゃだめよ恒一君!! この女のことだから
恒一君を地下に閉じ込めて監禁とかするわよ!!」
多々良「そんな物騒なことしませんよ?」ニコ
松井(うわぁ。笑顔が怖い。リアルでやってきそー)
鳴「榊原君ってまさか多々良さんみたいなタイプが
好みとか言わないよね?」
多々良「どうぞ?」ニコ
恒一「今まで多々良さんが僕に惚れてるような
描写ってあったっけ? むしろ思いっきり
嫌われてる気がするんだけど」
多々良「クーデレ。これだけ言えばわかるでしょう?
さっきは容姿を褒めていただきました」
恒一「あーなるほど。そういう人種だったのか」
小椋「騙されちゃだめよ恒一君!! この女のことだから
恒一君を地下に閉じ込めて監禁とかするわよ!!」
多々良「そんな物騒なことしませんよ?」ニコ
松井(うわぁ。笑顔が怖い。リアルでやってきそー)
鳴「榊原君ってまさか多々良さんみたいなタイプが
好みとか言わないよね?」
恒一「うーん。特別にこういう容姿が好きってのはないかな?
ロングもストレートもどっちも好きだし。ただ小椋さんと
多々良さんが美人だって言ったのは本心だよ」
小椋「もう……皆の前で言われたら照れるじゃない///」
多々良「うふふ……ありがとうございます///」
鳴「私はタイプじゃないの?」
風見「榊原君、僕のゆかりに手を出したら、ただじゃおかないからね?」
恒一「さすがの僕もそこまでしないよ」
多々良「風見君。今私が榊原君と話してますから。ね?」ニコ
風見「ひぃい!!」
松井(なにこの分かりやすい力関係。クラス委員情けないなぁ)
ロングもストレートもどっちも好きだし。ただ小椋さんと
多々良さんが美人だって言ったのは本心だよ」
小椋「もう……皆の前で言われたら照れるじゃない///」
多々良「うふふ……ありがとうございます///」
鳴「私はタイプじゃないの?」
風見「榊原君、僕のゆかりに手を出したら、ただじゃおかないからね?」
恒一「さすがの僕もそこまでしないよ」
多々良「風見君。今私が榊原君と話してますから。ね?」ニコ
風見「ひぃい!!」
松井(なにこの分かりやすい力関係。クラス委員情けないなぁ)
多々良「で、返事はどうなんですか榊原君」
恒一「ちょっと地雷っぽいから迷うなって思うんだ」
多々良「はっきり言いますね。私が怖いですか?」
恒一「殺気が尋常ではないね」
多々良「大丈夫ですよ。これは人を脅すための殺気ですから。
榊原君と愛し合う時は使いませんよ?」
恒一(これは困った。無実にしてくれるのは悪くない取引
なんだけど、多々良さんは病んでる気配がある。
この人はたぶん内にため込むタイプの人だね。
開放的な小椋さんとは真逆だと思う)
多々良「考え事ですか?」
恒一「うん。ちょっと待ってて」
恒一「ちょっと地雷っぽいから迷うなって思うんだ」
多々良「はっきり言いますね。私が怖いですか?」
恒一「殺気が尋常ではないね」
多々良「大丈夫ですよ。これは人を脅すための殺気ですから。
榊原君と愛し合う時は使いませんよ?」
恒一(これは困った。無実にしてくれるのは悪くない取引
なんだけど、多々良さんは病んでる気配がある。
この人はたぶん内にため込むタイプの人だね。
開放的な小椋さんとは真逆だと思う)
多々良「考え事ですか?」
恒一「うん。ちょっと待ってて」
恒一(すでにクラス委員長二人を買収済み。
権力としてみても多々良さんは相当強い。
ぜひともその力は利用させてもらいたんだけど、
ここまで一緒に戦ってきた小椋さんや松井さんを
裏切ることになる)
多々良「ずいぶん長い考え事ですね。
でも私、榊原君を信じてますから」
恒一(こういう言動がなんか怖いんだよね。たとえるなら
お見合いしたんだけど相手の素性が知れないような感じ?
もしくは結婚して二年目にして妻の秘密の過去が明らかに
なっときの旦那の心境かな。とにかくどうしよう)
小椋「迷う必要なんかないわよ。こんな奴の言うことを聞いたら
泥沼にはまるわよ。クラス委員を脅すなんて尋常じゃないわ」
松井「そうだよぉ。あせらないで冷静に考えようよ榊原君」
権力としてみても多々良さんは相当強い。
ぜひともその力は利用させてもらいたんだけど、
ここまで一緒に戦ってきた小椋さんや松井さんを
裏切ることになる)
多々良「ずいぶん長い考え事ですね。
でも私、榊原君を信じてますから」
恒一(こういう言動がなんか怖いんだよね。たとえるなら
お見合いしたんだけど相手の素性が知れないような感じ?
もしくは結婚して二年目にして妻の秘密の過去が明らかに
なっときの旦那の心境かな。とにかくどうしよう)
小椋「迷う必要なんかないわよ。こんな奴の言うことを聞いたら
泥沼にはまるわよ。クラス委員を脅すなんて尋常じゃないわ」
松井「そうだよぉ。あせらないで冷静に考えようよ榊原君」
恒一「でも風見の言うとおり、状況は劣勢なんだ。
多々良さんの要求を飲まなければ君たちまで
捕えられてしまう……ん?」
多々良「考えてることは分かりますよ。榊原君が私と
の条件を飲んだ場合の小椋さんと松井さんの
安否が保証できないと言いたいんでしょう?」
恒一「実に鋭い洞察だね。驚いたよ」
多々良「私は榊原君に嫌われたくありませんから、お二人は
もちろん裁判にはかけませんし、傷つけることもありません」
恒一(それが本当だったらの話だけどね。どこまで信用できるのかな)
恒一「仮に僕が断わったら二人はどうなる?」
多々良「言わなくてもわかるでしょう?」ニコ
多々良さんの要求を飲まなければ君たちまで
捕えられてしまう……ん?」
多々良「考えてることは分かりますよ。榊原君が私と
の条件を飲んだ場合の小椋さんと松井さんの
安否が保証できないと言いたいんでしょう?」
恒一「実に鋭い洞察だね。驚いたよ」
多々良「私は榊原君に嫌われたくありませんから、お二人は
もちろん裁判にはかけませんし、傷つけることもありません」
恒一(それが本当だったらの話だけどね。どこまで信用できるのかな)
恒一「仮に僕が断わったら二人はどうなる?」
多々良「言わなくてもわかるでしょう?」ニコ
>>1 戻ってこい
恒一(くっ……仕方ない、ここは要求通りに…)
ババババババババ…
恒一(?なんだこの音…ヘリコプター?……だんだん近づいてくる!?)
パリンッ ブシューッ
多々良「きゃっ!?」
恒一「煙幕!?」
??「恒一くんっ、こっちよ!」
恒一「その声は、赤沢さん!?」ダッ
小椋「恒一くん!?どこにいるの!?」
松井「何も見えない~」
赤沢「急いでっ!」
恒一「これは!?」
赤沢「赤沢家の自家用ヘリよ。早く乗って!」
恒一「助かるっ!」
多々良「しまっ…」
ババババババババ…
恒一(?なんだこの音…ヘリコプター?……だんだん近づいてくる!?)
パリンッ ブシューッ
多々良「きゃっ!?」
恒一「煙幕!?」
??「恒一くんっ、こっちよ!」
恒一「その声は、赤沢さん!?」ダッ
小椋「恒一くん!?どこにいるの!?」
松井「何も見えない~」
赤沢「急いでっ!」
恒一「これは!?」
赤沢「赤沢家の自家用ヘリよ。早く乗って!」
恒一「助かるっ!」
多々良「しまっ…」
赤沢「いいわよっ!出して!」
操縦士「了解!」
多々良「おのれぇ……」
ババババババババ……
赤沢「ふぅ…これでとりあえず一安心ね。」
恒一(勢いで乗ってしまったけど、小椋さんたちを置いてきてしまった…
大丈夫だろうか……さすがに命の危険はないと思うけど……)
赤沢「恒一くん、大丈夫?怪我はない?」
恒一「…うん、問題ないよ。」
赤沢「そう、よかった。」ホッ
恒一「ありがとう、助かったよ。」
赤沢「いいのよ、気にしないで。私たちの仲じゃない。」
恒一「えっ?」
赤沢「私、恒一くんが告白してくれて、とても嬉しかったわ。両想いだって分かったんですもの。」
恒一(そうか、そういえば赤沢さんと付き合ってるって嘘ついたんだっけ…)
赤沢「これからよろしくね、恒一くん♪」
操縦士「了解!」
多々良「おのれぇ……」
ババババババババ……
赤沢「ふぅ…これでとりあえず一安心ね。」
恒一(勢いで乗ってしまったけど、小椋さんたちを置いてきてしまった…
大丈夫だろうか……さすがに命の危険はないと思うけど……)
赤沢「恒一くん、大丈夫?怪我はない?」
恒一「…うん、問題ないよ。」
赤沢「そう、よかった。」ホッ
恒一「ありがとう、助かったよ。」
赤沢「いいのよ、気にしないで。私たちの仲じゃない。」
恒一「えっ?」
赤沢「私、恒一くんが告白してくれて、とても嬉しかったわ。両想いだって分かったんですもの。」
恒一(そうか、そういえば赤沢さんと付き合ってるって嘘ついたんだっけ…)
赤沢「これからよろしくね、恒一くん♪」
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