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元スレP「ヤンデレをプロデュースするのは大変です」
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看護師「萩原さーん。そろそろ夕食のお時間ですよ」
雪歩「はーい。どうぞ入ってください」
もう六時か。夕食の配膳が来たみたいだ。
個室は優雅でいいね。
看護師はでかいカートを押して部屋に入ってくる。
もちろん病院食だから味には期待できないが、
贅沢は言ってられないだろう。
雪歩「私、少食だから全部は食べられないんですよ。
どうせだから食べさせっこしませんか?」
もちろんおーけーだ。これでも恋人同士だしな。
てか俺はいつまでここにいればいいんだろうね。
看護師も俺がいるのに完全スルーだし。まじで買収してんのかな。
雪歩「はーい。どうぞ入ってください」
もう六時か。夕食の配膳が来たみたいだ。
個室は優雅でいいね。
看護師はでかいカートを押して部屋に入ってくる。
もちろん病院食だから味には期待できないが、
贅沢は言ってられないだろう。
雪歩「私、少食だから全部は食べられないんですよ。
どうせだから食べさせっこしませんか?」
もちろんおーけーだ。これでも恋人同士だしな。
てか俺はいつまでここにいればいいんだろうね。
看護師も俺がいるのに完全スルーだし。まじで買収してんのかな。
雪歩「プロデューサー、あーんしてください」
俺からなのかよ。一応雪歩の食事なのに。まあいいや。
P「あーん」
雪歩「病院食ですけど、お味はどうですか?」
P「まあ悪くないほうかな。
雪歩が食べさせてくれたからおいしく感じたのかも」
雪歩「プロデューサーったら///」
おー、また照れてるよ。恥ずかしくて俺から目をそらしてる。
以前の雪歩みたいな仕草だな。ダークサイドに堕ちたとはいえ、
雪歩にもまだ女らしいところは残されてるんだな。
昔を思い出してうれしい気持ちになるぞ。
俺からなのかよ。一応雪歩の食事なのに。まあいいや。
P「あーん」
雪歩「病院食ですけど、お味はどうですか?」
P「まあ悪くないほうかな。
雪歩が食べさせてくれたからおいしく感じたのかも」
雪歩「プロデューサーったら///」
おー、また照れてるよ。恥ずかしくて俺から目をそらしてる。
以前の雪歩みたいな仕草だな。ダークサイドに堕ちたとはいえ、
雪歩にもまだ女らしいところは残されてるんだな。
昔を思い出してうれしい気持ちになるぞ。
食べさせっこという名のお遊戯をとっとと終えた俺たち。
食事は看護師が回収していった。さっきとは別の人だったんだが、
またしても俺のことはスルー。信じられないよね?
あきらかに不審な男が女の子の病室にいるのに。
俺のことは無害なシマウマか何かと思ってんのか?
雪歩「常に私が銃をチラつかせてたからですよ」
空耳だろうか。あまりにも現実離れしてるセリフが聞こえてきた。
雪歩が逮捕される日も遠くないかもしれないな。
P「さて、食事も終わったことだし、そろそろ帰っていいかな?」
雪歩「は?」
キレてらっしゃる。やっぱり帰っちゃダメなのか。
なんで帰らせてくれないの?
食事は看護師が回収していった。さっきとは別の人だったんだが、
またしても俺のことはスルー。信じられないよね?
あきらかに不審な男が女の子の病室にいるのに。
俺のことは無害なシマウマか何かと思ってんのか?
雪歩「常に私が銃をチラつかせてたからですよ」
空耳だろうか。あまりにも現実離れしてるセリフが聞こえてきた。
雪歩が逮捕される日も遠くないかもしれないな。
P「さて、食事も終わったことだし、そろそろ帰っていいかな?」
雪歩「は?」
キレてらっしゃる。やっぱり帰っちゃダメなのか。
なんで帰らせてくれないの?
あと俺のポリシーなんだが、できるだけ人の表情を
説明するときは動物などの比喩を使いたいと思ってる。
だってごちゃごちゃした文より写真とかの方が伝わるだろ?
さっきの雪歩の「は?」と言った時の顔は、『ラブカ』のそれに近い。
(やはり深海魚なのが恐縮の極みだ)
絵が描ける人が本当にうらやましいとか思ってたりする。
完全に余談だったな。失礼。
雪歩「さっきから失礼なこと考えてません?」
P「すみません。で、なんで俺は帰っちゃダメなんですか?」
雪歩「恋人はいつでも一緒にいるべきですぅ」
あ、今の部分だけ話しかたが昔に戻った。
P「し、しかし俺もそろそろ帰らないと明日の準備とかがですね」
説明するときは動物などの比喩を使いたいと思ってる。
だってごちゃごちゃした文より写真とかの方が伝わるだろ?
さっきの雪歩の「は?」と言った時の顔は、『ラブカ』のそれに近い。
(やはり深海魚なのが恐縮の極みだ)
絵が描ける人が本当にうらやましいとか思ってたりする。
完全に余談だったな。失礼。
雪歩「さっきから失礼なこと考えてません?」
P「すみません。で、なんで俺は帰っちゃダメなんですか?」
雪歩「恋人はいつでも一緒にいるべきですぅ」
あ、今の部分だけ話しかたが昔に戻った。
P「し、しかし俺もそろそろ帰らないと明日の準備とかがですね」
雪歩「準備って何の準備ですか? 浮気の準備ですか?
もうPを首になったようなもんなんですから、
家に帰ってもやることないでしょう?」
P「確かにその通りですが、さすがに夜遅くまでいるというのも…」
雪歩「ダメですよ。プロデューサーは私の監視下に置かないと
すぐ別の女が寄ってくるんですから。しばらくはここで
一緒に暮らしましょう? 生活費なら私が負担します」
耳を……疑いました。
俺は軽い気持ちで見舞いに来たのだが、信じられないことに
監禁まがいのことをされつつあるぞ。
時刻はもうすぐ七時になろうとしてる。
俺は人生で何度監禁されればいいんだ。
相手は病人なんだから逃げればいいって?
どこからかそんな声が聞こえてきたが、できないんだよ。
もうPを首になったようなもんなんですから、
家に帰ってもやることないでしょう?」
P「確かにその通りですが、さすがに夜遅くまでいるというのも…」
雪歩「ダメですよ。プロデューサーは私の監視下に置かないと
すぐ別の女が寄ってくるんですから。しばらくはここで
一緒に暮らしましょう? 生活費なら私が負担します」
耳を……疑いました。
俺は軽い気持ちで見舞いに来たのだが、信じられないことに
監禁まがいのことをされつつあるぞ。
時刻はもうすぐ七時になろうとしてる。
俺は人生で何度監禁されればいいんだ。
相手は病人なんだから逃げればいいって?
どこからかそんな声が聞こえてきたが、できないんだよ。
なぜなら可憐なる雪歩嬢は、
カチャリ
猟銃を俺に構えていたからだった。
照準は俺の右足のあたり。足だけじゃなくていろんな場所が
吹き飛ばされそうな感じだね。銃はベッドの下に隠してたらしい。
つーか本物の銃とか生まれて初めて見ました。
けっこういい光沢してるね。重そうだし。
雪歩「まだ帰りたいですか?」
P「とんでもない。ここは素晴らしい病院ですよ。
いつまでだってここにいたい気分です」
雪歩「分かってくれてよかったですぅ」ニコ
どんな男でもとりこにしそうな笑みだった。
かつて俺が雪歩に惚れた一番の理由がこれだった。
銃を構えてるせいで台無しだがな。
カチャリ
猟銃を俺に構えていたからだった。
照準は俺の右足のあたり。足だけじゃなくていろんな場所が
吹き飛ばされそうな感じだね。銃はベッドの下に隠してたらしい。
つーか本物の銃とか生まれて初めて見ました。
けっこういい光沢してるね。重そうだし。
雪歩「まだ帰りたいですか?」
P「とんでもない。ここは素晴らしい病院ですよ。
いつまでだってここにいたい気分です」
雪歩「分かってくれてよかったですぅ」ニコ
どんな男でもとりこにしそうな笑みだった。
かつて俺が雪歩に惚れた一番の理由がこれだった。
銃を構えてるせいで台無しだがな。
夜七時半、とくにすることもないのだが、
俺はひたすら雪歩との雑談に付き合わされていた。
雪歩の奴はとにかくよくしゃべる。こいつは仲のいい人と
一対一の時ほどよくしゃべるようで、入院生活の話やら
昔のアイドル時代のときなど色々と話していた。
雪歩「院長は話の分かる人で助かりました。私の父とも
意気投合してましたよ。ソビエト時代は
閣僚会議の一員だったそうです」
P「……へえ。そうなんだ」(閣僚会議? 意味が分からん)
院長殿の話は俺にはついていけない次元だったが、
どうやら外国では偉い地位についてた人らしい。
P「院長とも話とかするの?」
雪歩「はい。私のリンチ事件のことを知ったら激怒してくれました。
765プロのアイドルがKGBで鍛えられてることを知ったら、
そいつらを打倒するための色々な殺害方法を提案してくれました」
俺はひたすら雪歩との雑談に付き合わされていた。
雪歩の奴はとにかくよくしゃべる。こいつは仲のいい人と
一対一の時ほどよくしゃべるようで、入院生活の話やら
昔のアイドル時代のときなど色々と話していた。
雪歩「院長は話の分かる人で助かりました。私の父とも
意気投合してましたよ。ソビエト時代は
閣僚会議の一員だったそうです」
P「……へえ。そうなんだ」(閣僚会議? 意味が分からん)
院長殿の話は俺にはついていけない次元だったが、
どうやら外国では偉い地位についてた人らしい。
P「院長とも話とかするの?」
雪歩「はい。私のリンチ事件のことを知ったら激怒してくれました。
765プロのアイドルがKGBで鍛えられてることを知ったら、
そいつらを打倒するための色々な殺害方法を提案してくれました」
P「……っ」
雪歩「プロデューサー。ちゃんと聞いてますか?」
P「もちろん聞いてるよ!! 悪人どもはぶちのめすのが
一番だと俺は思うよ」
雪歩「やっぱりプロデューサーもそう思いますよね。
KGBといえばロシアのプーチン氏もそこの出身ですね。
昔は欧州方面のスパイだったとか」
P「そ、そんな奴が一国の代表を務める国なのか。とんでもない話だな」
ちなみに、話は最後まできちんと聞いてしっかりと答えないといけない。
もし途中で居眠りでもしようものなら、オデコにライフルを突き付けられる。
つーか雪歩の話す内容が女子高生らしくない。
P「うちのアイドルの中だと、雪歩はどいつを一番に殺したい?」
雪歩「ちょっと悩みますけど、あのくされリボンでしょうか。
あのクズが一番私を殴ってきましたから」
雪歩「プロデューサー。ちゃんと聞いてますか?」
P「もちろん聞いてるよ!! 悪人どもはぶちのめすのが
一番だと俺は思うよ」
雪歩「やっぱりプロデューサーもそう思いますよね。
KGBといえばロシアのプーチン氏もそこの出身ですね。
昔は欧州方面のスパイだったとか」
P「そ、そんな奴が一国の代表を務める国なのか。とんでもない話だな」
ちなみに、話は最後まできちんと聞いてしっかりと答えないといけない。
もし途中で居眠りでもしようものなら、オデコにライフルを突き付けられる。
つーか雪歩の話す内容が女子高生らしくない。
P「うちのアイドルの中だと、雪歩はどいつを一番に殺したい?」
雪歩「ちょっと悩みますけど、あのくされリボンでしょうか。
あのクズが一番私を殴ってきましたから」
P「春香のことか。そういやすっかり姿を見なくなったな。
真美に所在を訊いたら実家に帰ったとか言ってたぞ」
雪歩「もともとアイドルの素質ゼロでしたからね。
どのみち実家に帰ることになったでしょう」
P「おまえも言うじゃないか。それにしても雪歩を一番多く殴るなんて
春香も悪党だな。以外に嫉妬深かったんだな。
あと貴音が逮捕されたの知ってる?」
雪歩「ええ? あの女が逮捕されたんですか?」
P「おうよ。あの大バカは俺を監禁してきやがったからな。
伊織が救出してくれたんだが、ついでに通報もしたらしい」
雪歩「765で逮捕者が出るって初めてじゃないですか?」
P「間違いなく初だね。表ざたにはなってないけどな。
貴音はどこに出しても恥ずかしくないほどの
バカだったということだな」
真美に所在を訊いたら実家に帰ったとか言ってたぞ」
雪歩「もともとアイドルの素質ゼロでしたからね。
どのみち実家に帰ることになったでしょう」
P「おまえも言うじゃないか。それにしても雪歩を一番多く殴るなんて
春香も悪党だな。以外に嫉妬深かったんだな。
あと貴音が逮捕されたの知ってる?」
雪歩「ええ? あの女が逮捕されたんですか?」
P「おうよ。あの大バカは俺を監禁してきやがったからな。
伊織が救出してくれたんだが、ついでに通報もしたらしい」
雪歩「765で逮捕者が出るって初めてじゃないですか?」
P「間違いなく初だね。表ざたにはなってないけどな。
貴音はどこに出しても恥ずかしくないほどの
バカだったということだな」
こんな感じで雑談してどんどん時が過ぎていくのだった。
うちのアイドルたちは個性的だからな。誰の噂話をしても
話題が尽きることがない。
P「伊織の奴も世界レベルのバカだった。
実はあいつにも監禁されたんだよね」
雪歩「最低ですね。あのデコ女はプロデューサーに惚れてるのが
バレバレなのにツンデれぶってるから余計腹が立つんですよ」
P「ぶっちゃけツンデれってもう需要ないよな」
雪歩「前世期の遺産ですね」
P「つーかうちの事務所にまともな奴っているのかな?」
雪歩「社長とか音無しさんとかですかね?」
P「社長はキチガイになってゲイバーで掘られてるらしいぞ」
うちのアイドルたちは個性的だからな。誰の噂話をしても
話題が尽きることがない。
P「伊織の奴も世界レベルのバカだった。
実はあいつにも監禁されたんだよね」
雪歩「最低ですね。あのデコ女はプロデューサーに惚れてるのが
バレバレなのにツンデれぶってるから余計腹が立つんですよ」
P「ぶっちゃけツンデれってもう需要ないよな」
雪歩「前世期の遺産ですね」
P「つーかうちの事務所にまともな奴っているのかな?」
雪歩「社長とか音無しさんとかですかね?」
P「社長はキチガイになってゲイバーで掘られてるらしいぞ」
雪歩「うわあ……最低ですね。あの事務所つぶしてよかったです」
P「そういや、もうなくなっちまったんだなあの事務所。
雪歩はもう一度ライブとか出てみたくないのか?」
雪歩「あんな事件があったばかりなのでしばらくはいいです。
今までの仕事を振り返ってもまあまあ楽しかったですし、
今はそれよりアイドルたちに復讐したいです☆」
P「おまえもさらっと恐ろしいこと言うようになったなぁ」
雪歩「リンチされれば誰だって変わりますよ」
P「まあそうだろうな。なんで765のアイドルは嫉妬深い
奴ばかりなんだろうな」
雪歩「そういえば千早さんとあずささんには暴行されてません」
P「ん? ああ、確かにあの二人はあの時非番だったしな。
まああの二人はマトモだと思うぞ。他に比べれば…だが」
P「そういや、もうなくなっちまったんだなあの事務所。
雪歩はもう一度ライブとか出てみたくないのか?」
雪歩「あんな事件があったばかりなのでしばらくはいいです。
今までの仕事を振り返ってもまあまあ楽しかったですし、
今はそれよりアイドルたちに復讐したいです☆」
P「おまえもさらっと恐ろしいこと言うようになったなぁ」
雪歩「リンチされれば誰だって変わりますよ」
P「まあそうだろうな。なんで765のアイドルは嫉妬深い
奴ばかりなんだろうな」
雪歩「そういえば千早さんとあずささんには暴行されてません」
P「ん? ああ、確かにあの二人はあの時非番だったしな。
まああの二人はマトモだと思うぞ。他に比べれば…だが」
時間は確実に時を刻んでいった。もう八時半くらいになってる。
話に夢中になってると時間なんてあっという間にすぎるんだな。
つーか人とこんなに雑談したのは初めてかも。
雪歩「しばらく千早さんに会ってないですね。
蒼い鳥とかいい歌でしたね」
P「あいつの歌唱力はアイドルのレベルを超えてるだけに
惜しい存在だったな。Sランクを目指せる器だったのに」
雪歩「全てはキチガイ集団が悪いんですよ。なんでプロデューサーと
付き合っただけで集団リンチされなきゃならないんですか」
P「女の嫉妬は恐ろしいというが、あれはちょっと異常だよな。
まるで誰かの意志によって性格が改変されたみたいだった」
雪歩「そういえばプロデューサーってアイドルのCDとか買うんですか?」
P「もちろん買うよ。雪歩のを五十枚くらいと、実は千早のも持ってる」
話に夢中になってると時間なんてあっという間にすぎるんだな。
つーか人とこんなに雑談したのは初めてかも。
雪歩「しばらく千早さんに会ってないですね。
蒼い鳥とかいい歌でしたね」
P「あいつの歌唱力はアイドルのレベルを超えてるだけに
惜しい存在だったな。Sランクを目指せる器だったのに」
雪歩「全てはキチガイ集団が悪いんですよ。なんでプロデューサーと
付き合っただけで集団リンチされなきゃならないんですか」
P「女の嫉妬は恐ろしいというが、あれはちょっと異常だよな。
まるで誰かの意志によって性格が改変されたみたいだった」
雪歩「そういえばプロデューサーってアイドルのCDとか買うんですか?」
P「もちろん買うよ。雪歩のを五十枚くらいと、実は千早のも持ってる」
雪歩「私のCDをそんなに買ってくれたんですか///」
P「まあな。雪歩の声が大好きなんだ///」
雪歩「///」
なんだかすげえ甘ったるい雰囲気になっちまったな。
今更だけど俺って監禁されてるんだよね。
夜の間もここにいなくちゃならないのかな?
時計を見るともう九時になろうとしてるぞ。
つまり消灯時間が迫ってるわけで。
そんなことを考えてたら看護師が来ちまった。
看護師「まもなく消灯時間ですので明かりは消してくださいね」
こんな時間まで部外者の俺がなんで病室にいるんだって話だ。
帰りたいなんていったら殺されるしなー。
さて、どうするかな。雪歩が寝るまで待ってみるか?
P「まあな。雪歩の声が大好きなんだ///」
雪歩「///」
なんだかすげえ甘ったるい雰囲気になっちまったな。
今更だけど俺って監禁されてるんだよね。
夜の間もここにいなくちゃならないのかな?
時計を見るともう九時になろうとしてるぞ。
つまり消灯時間が迫ってるわけで。
そんなことを考えてたら看護師が来ちまった。
看護師「まもなく消灯時間ですので明かりは消してくださいね」
こんな時間まで部外者の俺がなんで病室にいるんだって話だ。
帰りたいなんていったら殺されるしなー。
さて、どうするかな。雪歩が寝るまで待ってみるか?
雪歩「はぁ。真っ暗だとすることがないですね」
P「まったくだね。俺ならこういう時は音楽でも聴きたいね」
雪歩「そこにケンウッド製のラジカセタイプのコンポが
ありますよ。お父さんが置いていってくれたんです」
P「いいね。ちょうど手盛りのCDは千早のしかないんだ。
眠り姫とかアルカディアでも聴いて盛り上がるか?」
雪歩「はい。病院の腐った雰囲気をぶち壊すにはちょうど
よさそうですね。低温は抑え目にして聴きましょう」
俺はリモコンを手に取ってBASS機能を調整した。
音量もかなりしぼり、廊下や隣の部屋には
聞こえないようにした。
トーンコントロールが自由自在だと助かる。
P「まったくだね。俺ならこういう時は音楽でも聴きたいね」
雪歩「そこにケンウッド製のラジカセタイプのコンポが
ありますよ。お父さんが置いていってくれたんです」
P「いいね。ちょうど手盛りのCDは千早のしかないんだ。
眠り姫とかアルカディアでも聴いて盛り上がるか?」
雪歩「はい。病院の腐った雰囲気をぶち壊すにはちょうど
よさそうですね。低温は抑え目にして聴きましょう」
俺はリモコンを手に取ってBASS機能を調整した。
音量もかなりしぼり、廊下や隣の部屋には
聞こえないようにした。
トーンコントロールが自由自在だと助かる。
雪歩「眠り姫って名曲ですよね」
P「最高だよな。曲のダイナミクスもいいし、
ボーカルのハイトーンもきれいだ。
クラ好きの俺でもこれはいいと思う」
雪歩「そういえばプロデューサーはクラシック好きという
設定でしたね」
P「設定ってなんだよ。本当に好きなんだってば。
むしろ俺は器楽曲のが声楽曲より好きなの」
雪歩「もしかして音大出身ですか?」
P「んーや全然。今まではポップスばっか聞いてたんだけどな、
気が付いたらクラシックやJAZZにはまっちまった」
雪歩「じゃあ私の曲は好きですか?」
P「好きで、よかった、やLOSTとかが最高だね。
ピアノの伴奏とかクラシックギターの音色がいいね」
P「最高だよな。曲のダイナミクスもいいし、
ボーカルのハイトーンもきれいだ。
クラ好きの俺でもこれはいいと思う」
雪歩「そういえばプロデューサーはクラシック好きという
設定でしたね」
P「設定ってなんだよ。本当に好きなんだってば。
むしろ俺は器楽曲のが声楽曲より好きなの」
雪歩「もしかして音大出身ですか?」
P「んーや全然。今まではポップスばっか聞いてたんだけどな、
気が付いたらクラシックやJAZZにはまっちまった」
雪歩「じゃあ私の曲は好きですか?」
P「好きで、よかった、やLOSTとかが最高だね。
ピアノの伴奏とかクラシックギターの音色がいいね」
俺は賞もない話をしながら雪歩が寝てくれるのを待ってた。
ちなみに俺はベッドの上で寝てない。
備え付けのソファーで横になっていた。
恋人ならなんでベッドに寝ないんだよって
話だが、なんとなくそんな気分じゃないんだよ。
雪歩の奴は全然寝やしねえ。たぶん一杯昼寝したんだろうな。
俺は毎日病院に通うのは構わないんだが、監禁されるのは
嫌だぞ。いまでこそ手足の自由は確保されてるが、
いつ手錠とかで拘束されることか。
伊織やたかねに拘束された屈辱は死んでも忘れねえぞ。
つーか頼むから雪歩さん寝てくださいよ。
雪歩「さっきからそわそわしてどうしたんですか?」
ちなみに俺はベッドの上で寝てない。
備え付けのソファーで横になっていた。
恋人ならなんでベッドに寝ないんだよって
話だが、なんとなくそんな気分じゃないんだよ。
雪歩の奴は全然寝やしねえ。たぶん一杯昼寝したんだろうな。
俺は毎日病院に通うのは構わないんだが、監禁されるのは
嫌だぞ。いまでこそ手足の自由は確保されてるが、
いつ手錠とかで拘束されることか。
伊織やたかねに拘束された屈辱は死んでも忘れねえぞ。
つーか頼むから雪歩さん寝てくださいよ。
雪歩「さっきからそわそわしてどうしたんですか?」
雪歩も訓練されてるだけあって俺の異変に気づき始めてるな。
そう。俺は今この瞬間も脱出の機会をうかがってるんだよ。
雪歩のことは嫌いじゃないさ。そのヤンデレっぷりが嫌いなだけ。
いうなればアレルギーさ。俺はヤンデレアレルギーなの。
雪歩「もしかして逃げようとか考えてません?
しきりに窓や扉を見てますね」
消灯しててもよく分かりますね雪歩さん。
猫か何かですかあなたは。
雪歩「初めに行っておきますけど、私が寝るのを待っても無駄ですよ?
廊下や通路には買収した看護師が銃を持って警備してますから」
え?
雪歩「最悪の場合は撃ち殺されますよ」
ここ、病院じゃねえの? この建物って双海病院のはずだよね?
人の命を奪うのに病院を名乗っていいのかよ?
そう。俺は今この瞬間も脱出の機会をうかがってるんだよ。
雪歩のことは嫌いじゃないさ。そのヤンデレっぷりが嫌いなだけ。
いうなればアレルギーさ。俺はヤンデレアレルギーなの。
雪歩「もしかして逃げようとか考えてません?
しきりに窓や扉を見てますね」
消灯しててもよく分かりますね雪歩さん。
猫か何かですかあなたは。
雪歩「初めに行っておきますけど、私が寝るのを待っても無駄ですよ?
廊下や通路には買収した看護師が銃を持って警備してますから」
え?
雪歩「最悪の場合は撃ち殺されますよ」
ここ、病院じゃねえの? この建物って双海病院のはずだよね?
人の命を奪うのに病院を名乗っていいのかよ?
もう寝させてくだせえ げんかいだ じゃあね
残ってたら明日も書くかんね→☆
残ってたら明日も書くかんね→☆
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