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元スレ貴音「透明になる飴が送られて来ました…」
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春香と貴音どうなったんだ?
いつの間にかフェードアウトしてたけど
いつの間にかフェードアウトしてたけど
あずさ「この子も震えて居るみたいだし、ねっ?雪歩ちゃん……黙って」
雪歩「いい加減にしてくだい!プロデューサーは死んだんですよ!?プロデューサーはもうこの世には居ないんです!」
亜美「ちょっ!?ゆ、ゆきぴょん!」
冬馬「言わせてやれ、あいつ、溜まってた物吐き出すつもりだぞ」
雪歩「あずささんだってあの日!プロデューサーさんの最後を見届けた筈なんです!!」
あずさ「ほらぁ、この子、泣いてるわ~」
雪歩「泣いてるのはあなたなんじゃないですか!?16年間…今までずっとその人形と遊んで来たんですか?」
雪歩「本当は……あなただってそれが人形(こ)なんて思ってない…ただの人形だって、気づいて」
あずさ「あらあらまぁまぁ……亜美ちゃん、真美ちゃんでも良いわ~、少しだけ雪歩ちゃんを掴んでてくれないかしらぁ」
>>161
鈴音さん・・・
鈴音さん・・・
雪歩「私だって…今でも信じたくないんです……プロデューサーが死んだ事」
あずさ「ねぇ、黙ってくれないかしらぁ…私なんだか苦しいのよ~」
雪歩「だから、本当は生きてるんじゃないかって……今日もプロデューサーのお墓に行ってプロデューサーと会おうとしました」
あずさ「雪歩ちゃん…?私の声が聞こえないのね……使えない耳ならもう要らないわよね~、私が取ってあげるわ~」
雪歩「けどっ!私の力じゃ無理なんです…それに、会ったとしてもそれは抜け殻」
雪歩「……あずささん、この16年間、あなたは何をしてきたんですか?」
人形『…』
あずさ「え?あの子が恐いから追い払ってほしい?……大丈夫、私が命にかえてでもあの子はこの家から追い出すわ~」
雪歩「そうやって…そうやって敗れた人形と喋るだけの16年間だったんですか!?」
あずさ「……あらぁ?こんなとこに雪歩ちゃんを追い出す道具があるわぁ」
雪歩「私にこんな事、言う権利は無いのかもしれません…けど!あなたにだけは伝えなきゃいけないんです!!」
雪歩「プロデューサーは泣いてますよ!?そんなあずささんを空から見て……笑ってると思ってるんですか!?」
あずさ「あら~、プロデューサーさんったら今は飛行機のパイロットやってるのねぇ、凄いわ~、あなたのお父さん、パイロットなのよぉ」
雪歩「……それが有るからいけないんですよね…プロデューサーから貰ったその人形が有るから」
冬馬「あの人形、貰い物なのか」
亜美「……兄ちゃんがね、あずささんにってプレゼントした人形なんだよ」
真美「今は分かりにくいけどさ、あずさお姉ちゃんを真似て作ってるから…目とかボタンが飛んじゃってるけど」
冬馬「あんな物……お前んとこのプロデューサーも分からねぇよ」
亜美「兄ちゃんは優し過ぎたから…だからいけなかったのかもしんない」
>>312
貼ろうと思ったら速攻対応されててワロタ
貼ろうと思ったら速攻対応されててワロタ
雪歩「そんな人形にプロデューサーを重ねてなにがしたいんですか!?それであなたはどう変わったんですか!」
雪歩「そんな物があずささんを縛ってるのなら……私が破ってあげます、もう目を覚ましてください」
あずさ「雪歩ちゃん……分かったわ~」
雪歩「あずささん!?わ、分かってくれたんですね…よ、良かった」
冬馬「……おい、行くな」
亜美「冬馬?どしたの急に」
あずさ「だから雪歩ちゃん、この人形、取りに来てくれないかしら~、このままじゃ渡せないから……」
雪歩「そ、そうですね。手を伸ばしても届きませんし…今行きます」
冬馬「おい雪歩!萩原雪歩!!」
あずさ「……」
雪歩「あずささん、右手に持ってる人形を私にわた
あずさ「あらぁ…雪歩ちゃん?どうして床を赤くするのかしらぁ?」
雪歩「ぁ…あっ……ごぷっ」
あずさ「あらあらまぁまぁ、床をこんなに汚して……いけない子ねぇ」
冬馬「んのばか!」
冬馬「おい雪歩!萩原雪歩!大丈夫かよ!?大丈夫なら返事しろ」
雪歩「かはっ…ぁ"っあ…ぐうぅ」
冬馬「てめぇ、仲間を刺して床の心配かよ…おかしいだろ!?なんとも思わねぇのか!」
あずさ「仲間?…仲間ってなんですかぁ?プロデューサーさんの新しいお仕事なんですか?」
亜美「ゆ、ゆきぴょん!」
冬馬「お前…おかしいぜ、人間じゃねぇだろ」
あずさ「あら~、プロデューサーさんったらパイロットの次は仲間と人間って仕事なのね~」
>あずさ「あら~、プロデューサーさんったらパイロットの次は仲間と人間って仕事なのね~」
KOEEEEEE!!!
KOEEEEEE!!!
冬馬「お前、一生そこでごっこ遊びでもしてろよ…クソ野郎」
真美「ゆきぴょん!ねぇゆきぴょんってば!」
雪歩「ぅっぐ…んあぁ」
亜美「…だ、大丈夫だよ!そんなに深く無いから」
あずさ「冬馬さん、雪歩ちゃんを早くこの部屋から出してくれないかしら~」
冬馬「こいつの治療が終わったら言われなくても出て行く、こんな気味悪い部屋こっちから願い下げだ」
人形『…』
あずさ「この子も早くって言ってるのよ~、だから早めにお願いね」
冬馬「分かってるって言ってんだろ!おい女、俺の前に立つんじゃねー!」
このあずささんはもうだめだ…
病院に入れるか俺の家に連れてこないと
病院に入れるか俺の家に連れてこないと
~事務所~
春香「四条さん、私、決めました」
貴音°「春香、なにが分かったのですか?」
春香「私、向こうでプロデューサーさんに会っていろんな話をしたんです」
春香「でも…プロデューサーさんは私の顔を見て、笑ってくれませんでした」
貴音°「……そうですか」
春香「だから私、プロデューサーさんに笑ってもらえる方法、見つけようと思います!」
貴音°「…」グルグルグル
春香「あ……」
貴音°「すみません、朝から何も食べていなかったので少々お腹が空いてしまいました」
春香「じ、事務所にインスタントラーメンがありましたよね、作ってきます」
貴音°「しかし春香、先ほどあなたはプロデューサーは笑ってくれたと」
春香「あれは、私を見て笑っただけなんです……そりゃそうですよね、私、もう30歳超えちゃってるんですし」
春香「それだけで、後はずっと同じ顔で私を見てました」
貴音°「プロデューサーは、なんと…申していたのですか」
春香「…内緒です」
貴音°「……ありがとうございます」
春香「四条さんって、変わってますよね。普通は怒っちゃいますよ?」
貴音°「わたくしは、みなと違う位がちょうど良いのです」
春香「四条さーん、ラーメン出来ましたよ~、何処ですかー!」
春香「わわっ、箸が浮いてるよぉ」
貴音°「春香、こしょうは何処に有るのですか?事務所のかってが分からぬ以上、むやみに探すのは無意味だと」
春香「はい、こしょうはここです」
貴音°「まこと、感謝します。らぁめんにこしょう……ふふ、プロデューサーが何時もかけていました」パッパッパッ
春香「し、四条さん?少しかけすぎなんじゃ…」
貴音°「これ位がちょうど良いのです」
貴音°「………っぷしゅ!!」
春香「そりゃそうなりますよ~」
貴音「くっ、少々かけすぎてしまいました」
春香「あっ!四条さんが見える!見えますよ」
貴音「なる程、これはくしゃみをすると効力が無くなるのですね…面妖な飴です」
春香「くしゃみ飴ですね、四条さん!」
貴音「春香のセンスは少々わたくしとズレでいるのだと再確認させられました」
春香「ゔぅ、じゃ、じゃあ四条さんはその飴になんてつけるんですか?」
貴音「そうですね、こしょうのおかげで気づけたのですから……そう」
貴音「こしょう玉と言うのはどうでしょうか」
春香「私と変わらないじゃないですかー!ほら、伸びちゃいますよラーメン」
貴音「どこが同じなものですか!わたくしは、春香と違い頭を使い考えついた結果なのです」
春香「ほらぁ、食べましょうよラーメン」
貴音「……いただきます」
春香「……あっ!四条さん四条さん!」
貴音「騒がしいですよ春香、今は食事の時、口は物を噛む時以外は動かしてはいけぬ…そう習わなかったのですか?」
春香「そうですけど、私、決めました!」
貴音「では後で聞きましょう、今はらぁめんを食べる事に集中したいのです」
春香「あ、あはは…相変わらず食事に関してはうるさいですね」
貴音「…」ズルズル
春香「私も食べよっと!いっただっきまーす」
春香「…」ズルズルズルズル
春香「ゔえ、やっぱり伸びちゃってるよぉ」
貴音「それで、何をどう決めたのですか?」
春香「私、今がすっごい事になってるの知ってるんです!もちろん四条さんも知ってますよね」
貴音「……みなは変わり果ててしまいました、あの頃のようにはもう戻ら
春香「だから今から戻すんですよ!この飴で」
貴音「春香、姿を消したところでどうやって今を変えるのですか?何も解決しないのでは」
春香「ものは考えようなんです!まずは伊織の家に行きますよ~」
貴音「……はぁ」
春香「ファイト~ッオー!」
~水瀬邸~
春香「うわあぁ、相変わらず広いなぁ伊織の家」
貴音「春香、先に言いますが水瀬伊織は私達との面談を拒みますよ?プロデューサーのロボットを壊されて以来、わたくし達の顔すらみようともしません」
春香「だからですよ!だからアレを使うんです!」
貴音「アレとは…このこしょう玉の事ですか?」
春香「そうです!これで透明になって伊織の部屋に行くんです、それで伊織の目を覚まさせないと」
貴音「ふふっ、プロデューサーを安心させるため……ですね」
春香「ありゃりゃ、もうばれちゃった」
貴音「春香、では行きましょう…こしょう玉です」
春香「うぅわっ!?く、臭いですねこれ」
春香°「これで本当に透明になってるんですかね?なんか心配です」
貴音°「大丈夫です、では行きましょう…水瀬伊織を、プロデューサーの呪縛から解き放つ為に」
春香°「わぁ、なんだかカッコ良いですね四条さん!伊織の呪縛を解き放ちに!……うん、カッコ良い」
貴音°「言い忘れていましたが、わたくしが水瀬伊織の家に入ったのはもう数年ぶりなので……道が分かりません」
春香°「心配しないでください、私も知りませんから!」
貴音°「大丈夫なのでしょうか……やる前から不安になってきました」
春香°「ごまえーごまえー!頑張っていっきまっしょ!」
シリアスもどきの展開になるとつまらないな
千早がうっかり人轢いてたくらいのノリが一番良かった
千早がうっかり人轢いてたくらいのノリが一番良かった
冬馬「なぁ、もうあいつダメだぜ?人間じゃねぇだろ」
雪歩「…ぅっ」
冬馬「気がついたか?腹をカッターナイフで刺されたんだ、もう少し安静にしてろ」
雪歩「こ、ここは…」
亜美「あまとうの背中の上だよゆきぴょん!」
真美「ごめんね、真美達、まさかゆきぴょんが刺されるとは思わなかったから…」
冬馬「安心しろ、ここはもう三浦あずさの家の中じゃねぇよ」
雪歩「そっか……私、あのまま気を失ったんだ」
亜美「ねぇあまとう、早く亜美の家に戻ってちゃんとした治療してもらおうよ」
冬馬「お前は大袈裟なんだよ、もう血は出てないんだから大丈夫だろ」
真美「んっふっふ~、ゆきぴょんが刺されて一番大袈裟だったのはどこの誰ですかな~」
冬馬「う、うるせぇ!」
>>341
NHK
NHK
P「イオリサマ、シンニュウシャデス」
伊織「侵入者?ど、どこにいるのよ馬鹿」
P「ミエマセンガ、ワタシニハミエマス…ドウシマスカ?」
伊織「は、はぁ?分かりやすく言って!そんなんじゃ全然分からないじゃない」
P「リユウハワカリマセンガ、シンニュウシャハスガタヲケシテオリマス」
伊織「……片言じゃいまいち燃えないのよねぇ、普通に戻そうっと」
P「伊織様、わたくしにお任せください……伊織様はわたくしが守ります」
伊織「ふ、ふん!無事返ってきたらその……あ、あの」
P「ご褒美、ですね?頑張ります」
伊織「は、早く行きなさいよ変態プロデューサー!」
P「かしこまりました」
春香°「あ、あのぉ四条さん?」
貴音°「春香、声は筒抜けなのです。黙りなさい」
春香°「いやいや、め、目の前にいるプロデューサーさんのロボットが何か言ってますよ?」
P「えー、歩みを止めなさい。おいそこっ!銀髪の女!」
貴音°「あ、あなた様!!」
春香°「四条さん…あれはロボットですって」
貴音°「しかし春香、あの声は確かにプロデューサー!もしやアレは本物の」
春香°「四条さん!ギャグは良いんですよ!」
P「残念だけど、伊織様の命令なんだぁ……死んでくれや」
春香°「ちょっ!?プロデューサーさん!?腕が変な事になってますよ!」
P「あー、これ?ロボットの基本だよ…ロケットパンチ」
P「はっしゃあぁあ」ボスン
春香°「ななななな!?わわわわ、わ"っほい!」
P「そこの銀髪、当たったらキスしてやっぞ」
貴音°「!?」
春香°「四条さん!!避けてください!」
P「気持ち良いぞ~、キスはいいぞ~」
貴音°「春香、キスとはどの様な味がするのでしょう…気になりますね」
春香°「だからダメですって!し、四条さん!」
貴音°「……あ、あなた様ぁあ"!!」
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