元スレほむら「配給制の未来。完全管理社会。そしてまどかとの冒険」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×7
551 :
あーまたゲームオーバーかー
セーブポイント遠いんだよねー
552 = 206 :
これはマズイと直感する
私達にとってここは、完全なるアウェイだ
「……」
老人は、じっとまどかと私の顔を見比べる
自然と周囲の人間の視線も、私達に集中し始めた
まどか「……逃げよう」
ほむら「ええ……」
553 = 221 :
ほむ
554 = 529 :
ワッカの理
556 = 212 :
まどっちのジュース…ゴクリ
557 = 206 :
私達は勢いよく立ちあがると、踵を返して走り出した
さやか「マド!? ムラ!?」
さやかの声に応える余裕はない
「……!!」
「……!!!」
後ろから怒声が聞こえる
もはや誰ひとりとして笑顔は浮かべていないことだろう
ほむら「はあっ、はあっ、はあっ……」
558 = 548 :
これ、さやかちゃんが生贄にされちゃうんじゃ
559 = 203 :
ここより下層とかどんな地獄なんだ
560 = 206 :
栄養状態に差があったことや、円の外側に座っていたことが、幸いしたのだろう
私達は、なんとか追手に捕まることなく、エレベーター前に辿り着くことができた
だが―――、
まどか「ない! 鍵がない!」
ほむら「そんなっ!?」
走る内に落としてしまったのだろうか
足音が、近付いてくる
561 = 221 :
ほむぅ……
562 = 522 :
まどっ?!
563 = 336 :
あああ!!ドキドキする!!!
564 = 244 :
>>301
ありあり
よんできますん
565 = 450 :
ここでマミさんのテーマ入りまーす
566 = 206 :
もう駄目かと思った、その時、
さやか「ムラ!!」
独特なその呼び声とともに、暴徒の中から鍵が投げてよこされた
なんとか鍵をキャッチすると、急ぎエレベーター横の鍵穴にはめる
ほむら「間に合って……! 間に合って……!」
光のともった矢印型のボタンを連打する
手に汗がにじむ
ほむら「ひっ!?」
肩に誰かの手がかかった
直後、エレベーターの扉が開く
567 = 339 :
完結まで読みたいけど眠い
568 = 212 :
さやかちゃんは良い子可愛い!
569 = 221 :
さやさや
570 = 536 :
でもまぁさやかちゃん死んだな
571 = 551 :
マミさんもいつの間にか居なくなってたみたいだしなあ
572 :
さやさや…
573 = 426 :
サヤカチャン・・・
574 :
次のボーネ決まっちゃったか…
575 = 206 :
B7階の住人がざわめき、動きを止める
エレベーターとは何かを知らない彼らにしてみれば、
これは驚くべき光景に映るのかもしれない
まどか「わっ、わたし達に手を出したら、今度は貴女達がこの壁みたいに真っ二つだよ!!」
まどかが虚勢を張った
明らかな動揺が、周囲に走る
576 = 522 :
まどっちが虚勢でさやかもすくってくれる
577 = 225 :
さやかちゃんも連れてってあげて
578 = 426 :
B20とか地獄だろうな
まさか
580 = 537 :
さやかちゃん死んじゃう……
581 = 206 :
まどか「わたしは……、えっと、そう、まどか神!!」
まどか「ここのほむらちゃんと、あとそっちのさやかちゃんは神のつかい!!」
まどか「手を出したら真っ二つだよ! 真っ二つ!!」
まどか「まどか神様は怖いんだから!!」
半ば自棄になったように、まどかは脅しを続ける
「……」
どうやら効果があったようだ
私達に迫っていた追手が、徐々に距離をとっていく
まどか「よかったぁ……」
こうして私達は、なんとかB7階を生きて脱出できた
582 = 221 :
まどまど様まどまど
583 = 347 :
まど神
584 = 522 :
さすがまど神様やでえ
586 :
ハイパーアルティメットまどかの登場ですね。
587 = 555 :
女神だから仕方ない
588 = 537 :
まど神さまさまさまだね
589 = 221 :
まどまど
590 = 450 :
あれ?このエレベーター臭うよっ!
591 = 206 :
エレベーターの扉が閉まり、ようやく2人だけの空間に戻る
安心したのも束の間
どさくさで忘れていた人骨ジュースのことを、思い出してしまう
ほむら「うぐっ、う……、げ、えっ……」
私は、床にうずくまって嘔吐してしまった
まどか「よしよし」
優しく背中がさすられる
ほむら「まどかぁ……」
まどか「怖かったね……」
ほむら「うん……」
まどか「もう大丈夫だからね」
先ほどの神様のふりで何かが吹っ切れたのだろうか
まどかが少しだけ、自分より落ち着いた大人に見えた
592 :
ほむほむの嘔吐物ペロペロ
593 = 522 :
ふりだと?まどかは本当に神様だろうが!
594 = 212 :
>>593
やだ…人骨ジュースが何か言ってるよぉ
595 = 586 :
>>593
おつとめ、骨!
596 = 536 :
>>593
お前はもうこの世界にいちゃいけないんだ!な!分かったら帰れ!
597 = 522 :
あ?お前らも真っ二つだかんな?
598 :
黙って支援しろ豚ども
600 = 206 :
ほむら「ひどい場所だったね……」
ほむら「あんなに……、あんなに怖い笑顔があるなんて、知らなかった……」
まどか「でも」
ほむら「??」
まどか「さやかちゃんの笑顔は、本物だったと思う」
自分達に鍵を投げてよこしてくれた少女のことを思い出す
まどか「要はどこで生きるかじゃなくて、どう生きるかなんじゃないかなぁ」
まどかは天井の方を見上げて、そうポツリと呟いた
自由って、何なんだろう
そんな青春ものの映画の主人公みたいなことを、考えてしまった
みんなの評価 : ★★★×7
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