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    元スレほむら「因果の糸が巻き付き過ぎてまどかが消えた」

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    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    早乙「それじゃあ自己紹介いってみよー!」

    ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします――ッ!」

    ほむら(まどかがいない……欠席?いえ、まどかの席自体がないような……)


    ワイワイガヤガヤ

    モブ1「暁美さん髪綺麗だよね」

    モブ2「前はどんな学校だったの?」

    ほむら「ごめんなさい、ちょっと緊張して気分が……保健室に行かせてもらえる?」

    モブ1「あ、それなら私が!」

    ほむら「いえ、係の人にお願いするから」

    モブ1「だからそれ私!」

    ほむら「えっ…?」

    モブ1「行こっ暁美さん!」

    2 = 1 :

    ほむら「あなたはずっと保健委員を?」

    モブ1「そうだよ?どうかした?」

    ほむら「……あの、鹿目まどかって人知らない?」

    モブ1「んん?聞いたことないけど、暁美さんの知り合い?この学校の人?」

    ほむら「同じ学年……」

    モブ1「えぇー?うちの学年にはいないよそんな人!」

    ほむら「……そう……」

    ほむら(まどかがいない?なぜ…?)

    3 :

    ほむほむ

    4 :

    ほむほむほむ

    5 :

    因果「まどかは置いてきた」

    6 = 1 :

    ~放課後~

    ほむら(あれからまどかのことについて聞くことは出来なかった……)

    ほむら(出来ればさやかに聞いてみたかったけど、すぐに帰ってしまうし)

    ほむら(まあ、それならそれでどうしても確認したいことがある)

    ほむら「確かここがまどかの家だったはず……」


    タツヤ「あははーまてまてー」

    知久「ほーらここまでおいでー」


    ほむら(家族の人たちはいるのね。なら、まどかはどこに――ッ!?)

    ほむら「表札に、まどかの名前が無い……?」

    知久「うちに何かご用ですか?」

    ほむら「ッ!……あの、こちらに鹿目まどかさんという子は……」

    知久「まどか…?うちは確かに鹿目ですけど、まどかという子はいませんよ」

    ほむら「そう、ですか……どうも」スタスタ

    知久「…?」

    7 :

    因果の糸が巻き付きすぎて
    ①圧縮されて小さくなってなくなった
    ②ちぎれてバラバラになった

    8 = 1 :

    ほむら(どうして……まどかはどこにいるの?どうしてどこにもいないの!)

    ほむら(この世界はおかしいわ……まどかの存在そのものが無いなんて……そんなことがあっていいの…!?)

    ほむら「……あれは、巴マミと美樹さやか」

    ほむら「さやかは結局巻き込まれてしまったのね……」

    ほむら(そうだわ、キュゥべえ…インキュベーターなら何か知ってるかも)

    ほむら『キュゥべえ……私の声が聞こえるかしら』

    QB「ん?」

    ほむら『聞こえたのなら一人でこっちに来て頂戴。聞きたいことがあるの』

    9 = 3 :

    きゅべきゅべ

    10 = 1 :

    マミ「なに?どうかしたの?」

    QB「いや、僕を呼ぶ声が聞こえたんだけど……これは、魔法少女みたいだ」

    さやか「マミさんの他にも魔法少女っているの?」

    マミ「この街には今のところ私しかいないはずだけど……まさか佐倉さん?」

    QB「彼女の声ではなかったよ。まあ、誰だか分からないけどちょっと行ってくるよ。彼女は僕に用事があるみたいだし」

    マミ「一人で平気?」

    QB「それは彼女の態度次第さ。何か聞きたいことがあるみたいだ」

    マミ「そう……やっかいなことにならなければいいけど」

    さやか「やっかい?」

    マミ「あとで話してあげるわ。先に行きましょう」

    QB「さてと、一体何の用事なんだか」

    11 :

    因子君辺りに因果地平の彼方まで吹き飛ばされちゃったのか

    12 = 4 :

    ほむほむほむほむ

    13 :

    まどかは粉みじんになって消えた…

    14 :

    昨日のスレといいイレギュラー続きでほむほむも大変やなw

    15 = 1 :

    ほむら「来たわね」

    QB「君は魔法少女なのかい?新しくこの街に来た子のようだけど」

    ほむら「えぇそうよ。あなたに聞きたいのは一つだけ……鹿目まどかという子のことを知らない?」

    QB「鹿目まどか……ふむ、聞いたことのない名前だね。そういう名前の子が契約したという情報もない」

    ほむら「そう……インキュベーターも知らないのね」

    QB「珍しいね。僕達がインキュベーターだと知っているのは一部の魔法少女だけなんだけど」

    QB「それより、君は本当に魔法少女なのかい?君と契約した覚えはないんだけどなあ……名前は?」

    ほむら「聞きたいことは以上よ。消えなさい」

    QB「自分勝手だね。君のことも気になるけど、教えてはくれないのかな」

    ほむら「……」

    QB「まあ構わないけどね……この街には既に魔法少女がいて、彼女のテリトリーだ。彼女との接触は免れないだろうからそのつもりでね」

    ほむら「考えておくわ」スタスタ

    QB「行ってしまったか……彼女は何者なんだろう」

    16 = 1 :

    ほむらの家

    ほむら「キュゥべえもまどかのことは知らない……この世界にはまどかが存在していない……」

    ほむら「理由は分からないけど、まどかがいない世界なんて私にとっては無意味だわ」

    ほむら「無理はしないで次の世界でまどかを……」

    ほむら「もしもそこにもまどかがいなかったら…………いえ、考えるのはやめよう」

    ほむら「とにかく明日からの身の振り方を考えないと」

    ほむら「どうせキュゥべえはもう巴さんに伝えただろうし、挨拶にでも行きましょうか」

    ほむら「……寝よう」


    ほむら(まどか……どこにいっちゃったの……)

    18 = 1 :

    …………んの……せいだ

    ………ちゃん……のせいだ

    ……ほむらちゃんのせいだ

    ほむらちゃんのせいで私は――――


    ほむら「いやあっ!!」ガバッ

    ほむら「はぁ…はぁ……はぁ……」

    ほむら「夢……」

    ほむら「……遅刻しちゃう」

    19 = 4 :

    ほむほむほむほむほむ

    21 = 1 :

    ~昼休み~

    マミ「こんなところに呼び出すなんて……あなたがキュゥべえの言ってた魔法少女ね」

    ほむら「初めまして、暁美ほむらよ」

    マミ「私は巴マミ。知ってるみたいだけど、この街の魔法少女よ」

    ほむら「知ってるわ。昨日美樹さやかと歩いてたみたいね」

    マミ「そこまで知ってるのね…さてと、何か言いたいことがあったから呼びだしたのよね?」

    ほむら「この街で一カ月だけ魔女を狩らせてもらうわ。あなたの邪魔は出来る限りしないから」

    マミ「一カ月?それだけでいいの?」

    ほむら「いいのよ……それで、全て終わるから」

    マミ「……あなたは、例えば使い魔を見つけたらどうする?」

    ほむら「……必要が無ければ、放っておくわ」

    マミ「必要が無ければ、ね……そう、もういいわ。あなたと争うことがないよう祈ってるわ」

    ほむら(きっと今ので巴さんは私と戦うことを諦めたでしょう……構わないわ、必要以上に慣れ合わないほうがいいに決まってるもの)

    22 = 1 :

    ほむら「そういえば、美樹さやかをどうするつもり?」

    マミ「どう、っていうのは…?」

    ほむら「例えば、戦いに一緒に連れていく…とか」

    マミ「……だったら何?止めるつもり?」

    ほむら(本来なら止めたいけど……まどかがいないならどうにでも……)

    ほむら「……いえ、好きにするといいわ」

    マミ「……」

    ほむら「それじゃ、さようなら」

    ほむら(これでいいのよ……これで……さやかが魔法少女になったって、別に……)

    24 = 1 :

    さやか「あっ」

    ほむら「っ……何?」

    さやか「何って、マミさんとなんか話してたんでしょ?」

    ほむら「あなたには関係ないわ」

    さやか「ちょ、ちょっと!あんたはこの街をマミさんから乗っ取ろうとか考えてるの!?」

    ほむら「そんな大それたことはしないわ、ちょっと借りるだけ……そういえばあなたは、鹿目まどかって聞いたことある?」

    さやか「鹿目まどか…?誰それ?」

    ほむら「……いえ、なんでもないわ」スタスタ

    さやか「……変な奴」

    ほむら(まあ、やっぱりそうでしょうね)

    25 :

    ほむほむほむほむほむほむ

    26 :

    ~数日後~

    ほむら(魔女の反応……でも、余計なことで魔力や武器を使いたくないし)

    ほむら「っ!」

    さやか「あっ転校生!なんでこんなとこに!!」

    マミ「暁美さん……あなたが先に見つけてたのね」

    ほむら「そうみたいね。でもいいわ、今回はあなたに譲ってあげる」

    さやか「えっ?いいの?」

    マミ「……ねえ、私がこんなこと言うのは変かもしれないけど、本当に大丈夫なの?」

    ほむら「何が?」

    マミ「本当に必要最低限しか戦っていないんでしょ……ソウルジェムは平気?」

    ほむら「戦わなければすぐに濁ることなんてないわ。危なくなったら狩らせてもらうけど」

    27 = 26 :

    ほむら(ここで巴さんに借りを作っておけば、何度か遭遇した病院での魔女の戦いで私に譲ってもらえるかもしれない)

    ほむら(そうすれば巴さんが死ぬことも……)

    ほむら(でも、私が戦う必要ってあるのかしら……例えばそこで巴さんやさやかが死んだとして、私は何か困ることがあるの……?)

    マミ「じゃあ私が行かせてもらうけど、いいのね」

    ほむら「好きにすればいいわ」

    さやか「あのさ……転校生は、使い魔狩らないって本当?」

    ほむら「……必要が無ければ積極的には、ね」

    さやか「それってさ、街の人たちの安全とか命とか放っとくってこと…?」

    ほむら「魔女は倒すわ」

    さやか「でもそれじゃあ、使い魔に襲われたあたしみたいな人はどうなるの!?」

    マミ「美樹さん!……言ったでしょ、いろんな考えの魔法少女がいるんだって」

    さやか「でも!でも……!」

    ほむら「あなたの価値観を押し付けないで……私には私のやり方があるの」

    ほむら(私だって、昔は巴さんに助けられたから憧れる気持ちも分かる……でも今はもう駄目)

    ほむら(まどか以外のことに囚われていたら、結局まどかを救えないんだもの)

    28 :

    急がば回れって言葉があってだな

    29 = 26 :

    ほむらの家

    ほむら「ソウルジェムはまだ大丈夫。武器はもう少し調達しておきたいわね」

    ほむら「まどかが契約する可能性が無いのなら、この世界のワルプルギスは放っておけばいいし、次の世界で使えるものね」

    ほむら「……」

    ほむら「そうよ、だってまどかはいないんだもの……私がどうこうする必要なんてないのよ……」

    ほむら「だからしばらくは休憩、ということにすれば……すれば……」

    ほむら「……」

    ほむら「もし巴さんやさやかを見殺しにしたら、まどかはなんて言うかな……きっと怒るよね」

    ほむら「確か、よく巴さんがやられてたのは明日」

    ほむら「一応念のため、様子だけでも見に行ってみようかな……」

    30 :

    マジでまどか居なかったらほむらやる気でねぇだろwww

    31 = 26 :

    QB「入っていいかい?」

    ほむら「キュゥべえ……人の家にまで押し掛けないで」

    QB「聞きたいことがあるんだよ、暁美ほむら」

    ほむら「……勝手にしなさい」

    QB「ここしばらく、君は魔女を狩っていないそうだね。君みたいなタイプは久しく見てなかったよ」

    QB「大抵の子はなんだかんだ言っても魔女を倒すことに精を出すからね」

    ほむら「……」

    QB「君は何者なんだい?僕としては君が何を企んでるのか全然分からないんだ」

    QB「何しろ契約した覚えのない魔法少女なんて未聞だからね」

    ほむら「それを言ったところで、あなたはどうせ信じないわ」

    QB「それは君の判断するところではないよ」

    ほむら「……」

    QB「……まあいいさ。いずれ君の行動を見ていたら何か分かるかもしれないしね」

    32 = 25 :

    ほむほむほむほむほむほむほむ

    33 :

    ほむぅ

    34 = 26 :

    ~翌日~ 学校

    さやか「ねえ、ちょっといい?」

    ほむら「……」


    さやか「えっと…暁美さん、でいいかな」

    ほむら「ほむらでいいわ」

    さやか「そう……ほむらはさ、どうしてマミさんと一緒に戦わないの?」

    ほむら「考え方の違いね。それに、今の私は別に魔女を積極的に狩る必要が無いって何度も言ってるでしょ」

    ほむら「魔力を使わなければ濁る速さは緩やかよ、日々の生活をこなすだけならほとんど変化しないわ」

    さやか「そうなんだ……ほむらはなんで魔法少女になったの?あっ、別に話したくないならいいんだけど」

    ほむら「……」

    さやか「……じゃあさ、マミさんに聞いたんだけど何で一カ月だけ魔女を狩るの?まさかまた転校?」

    ほむら「似たようなものね。すぐにこの街から消えるわ」

    さやか「消えるって……」

    35 = 26 :

    ほむら「それよりあなたはどうするつもり?魔法少女になるの?」

    さやか「えっと、それはその……今考え中っていうか……やっぱりこういうことは慎重に決めた方がいいかなって」

    ほむら「そうね、その判断は間違ってないわ」

    さやか「……なんていうか、あんたは別にあたしのことなんてどうでも良さそうだよね」

    さやか「あたしが魔法少女になって野垂れ死のうが、契約せず悶々としてようがさ」

    ほむら「……」

    さやか「まあさっきの話だとすぐこの街から出ていくみたいだし、そりゃどうでもいいんだろうけど」

    ほむら「どうでもよくなんかないわ……」

    さやか「え?」

    ほむら「あなたが契約することの損害は計り知れないの。本来なら止めるわ」

    さやか「本来ならって…どういう意味?」

    ほむら「この世界では関係のない話よ」

    さやか「はぁ…?」

    ほむら「休み時間が終わるわ、教室に戻りましょう」

    さやか「やばっ!ちょっと待ってって!」

    36 :

    ハッピーエンドで頼むよ

    37 = 26 :

    ~放課後~ 病院

    さやか「こっちですマミさん!」

    マミ「間に合ったわね……よく見張っててくれたわね」

    さやか「いやいやそれほどでも」

    QB「孵化しかかってるグリーフシードの周りにいるのは危険だって言ってるのに聞かないんだ」

    さやか「とにかくお願いしますね!」

    マミ「えぇ、急ぎましょう!」

    バリィン…


    ほむら「……」

    バリィン…

    38 = 26 :

    マミ「……こそこそ後を付けてきてどういうつもり?」

    さやか「ほむら…!」

    ほむら「様子を見に来たの」

    マミ「先に見つけたのは私よ……って言いたいんだけど、前回譲ってもらったしね」

    マミ「それに、節約中のあなたが来るってことはそろそろ危ないんでしょ?」

    マミ「あなたが倒すというのなら私は手を出さないわ」

    さやか「……ほむらは、魔女なら倒すんだよね?信用していいんだよね…?」

    ほむら「……私は様子を見に来たと言ったの。倒すとは言ってないわ」

    マミさや「…?」

    ほむら「その証拠に、私のソウルジェムは特に酷く濁ってるわけでもないでしょ」スッ

    さやか「たっ確かに」

    マミ「なら目的は何?私の背後を取って命でも奪うつもりかしら」

    ほむら「違うわ。むしろあなた達のことが心配なのよ」

    マミ「心配…?」

    ほむら(まどかは、二人が死んだら絶対に悲しむもの)

    39 = 25 :

    ほむほむほむほむほむほむほむほむ

    40 :

    ほむぅ

    41 = 26 :

    ほむら「あなた達の安否が気になる、でも魔力は出来るだけ使いたくない」

    ほむら「だから様子見……なんなら私が背後を見せるけど?」

    マミ「……あなたが何を企んでるのか私には分からないわ」

    ほむら「キュゥべえにも似たようなことを言われたわ」

    QB「暁美ほむら、君は独りよがりすぎると思うな。目的をハッキリしなければそれを認める者はいないよ」

    ほむら「私は、本当なら……こんなところで油を売ってる暇なんてないの。やらなければならないことがあるの」

    さやか「ねえ、なんでもいいから早くしてよ!じゃないと魔女が孵って病院がヤバいんでしょ!?」

    マミ「……いいわ、グリーフシードは使えそうならあなたに譲ってあげる。いきましょう美樹さん」

    さやか「あっ、はい!」

    QB『いいのかいマミ?君はほむらの何を信じるというんだい?』

    マミ『別に信用はしてないわ……ただ、ここでグズグズしてたら魔女が生まれてしまうと思ったから急ぐだけ』

    ほむら(今の巴さんなら私がいる以上油断することはないはず……きっと大丈夫よね)

    42 = 26 :

    「……」

    マミ「ハァッ!」ババンバンババン

    さやか「おぉ!流石マミさん一方的だ!!」

    マミ(おかしいわ、あの魔女動く気配を全く見せない……何か隠し持ってるわね)

    マミ(暁美さんは本当に見てるだけみたいだけど、念を入れて牽制の準備だけはしておかなきゃ)

    シュルル

    マミ「ティロ・フィナーレ!」ドギャーン

    「……」ズィー

    さやか「っ!?」

    マミ「やっぱり…ね!」ドンッ

    「――――」

    マミ(全く、両方を気にしながら闘うのって神経使うわね……)

    マミ(でも、暁美さん用に出しておいた銃がこんなところで役に立つなんてね…!)

    マミ「今度こそ終わりよ!ボンバルダメントッ!!!」ズギャーーーン

    43 :

    おおおおお

    44 :

    終盤までまどかの出番なしか

    45 = 26 :

    さやか「結界が消えてく…マミさんが勝ったんだ!!」

    マミ「はぁ…はぁ……疲れた……」

    ほむら「……」スタスタ

    マミ「待って暁美さん!」

    ほむら「何かしら…?」

    マミ「グリーフシード、私が使った後ので良ければ使って」

    ヒュッ

    ほむら「……」パシッ

    マミ「あんまり使わないからって遠慮しなくていいのよ?前回のお礼程度に考えてくれればいいから」

    ほむら「なら、使わせてもらうわ」

    マミ「……ねえ、どうして急に私達のことを心配だなんて言ってくれたの?」

    ほむら「……言う必要なんかないわ。あなた達には関係ないでしょ」

    マミ「あるに決まってるじゃない、心配された側としては理由くらい聞いておきたいわ」

    47 = 26 :

    ほむら「……説明したところであなた達は信じない」

    QB「暁美ほむら、それは昨日も言ったけど君が判断することじゃないよ」

    さやか「もしかして、今日学校で言ってたこととなんか関係ある感じ?この世界なら関係ないとかどうとか」

    QB「世界?」

    マミ「どういう意味?」

    ほむら(……そう、この世界は関係ない……まどかがいない世界なんだから、どうなったっていい)

    ほむら(まどかがもしいた時のことを考えて取った行動に過ぎない)

    ほむら(この二人に、私は未来から来たとか、ここには存在していない人を守るために戻ってきたとか)

    ほむら(そんなことを言ってもし何か状況が好転しようとも、まどかがいなければ何の意味もない)

    ほむら(それに魔法少女が魔女になることなんかも説明しないといけないし)

    ほむら(……面倒だわ。どうせさっき魔力も回復したんだし――)

    ほむら「さようなら」

    さやか「?何を――」

    カチリ

    49 :

    2人が死んだらまどかが悲しむとまどかがいないからこの世界はどうだっていいって考えが矛盾してるな

    50 :

    ほむほむらしくていいじゃないか


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