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元スレ紳士「お暇でしたら保健室の先生になってみませんか?」
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放課後
金髪「どうも」
男(女)「待ってたよ、こちらへどーぞ」
金髪「……はい」
ブロンドの髪をひらりとたなびかせて、少女は座る
男(女)「綺麗な髪だね」
金髪「自慢の髪ですわ」
男(女)「自慢できるだけある。私のとは比べ物にならないもの」
金髪「貴方のも、そう卑下するものではないですわ」
男(女)「そうかな」
金髪「ええ」
男(女)「それは嬉しいな。……それで、今日はどうしたのかな」
金髪「……はい」
金髪「どうも」
男(女)「待ってたよ、こちらへどーぞ」
金髪「……はい」
ブロンドの髪をひらりとたなびかせて、少女は座る
男(女)「綺麗な髪だね」
金髪「自慢の髪ですわ」
男(女)「自慢できるだけある。私のとは比べ物にならないもの」
金髪「貴方のも、そう卑下するものではないですわ」
男(女)「そうかな」
金髪「ええ」
男(女)「それは嬉しいな。……それで、今日はどうしたのかな」
金髪「……はい」
金髪「単刀直入に、申し上げます」
男(女)「どうぞ」
金髪「……女性が……、その。女性に恋をするのは、おかしいでしょうか」
男(女)「女性が、女性に?」
金髪「……はい」
男(女)「なるほど、ね」
男(女)(ああ……)
いつかは来るかもしれない、と思っていた
女子校であれば、起こってもおかしくないとは思っていた
男(女)(同性愛の是非、か)
分かっていても、これは……むずかしい
男(女)「どうぞ」
金髪「……女性が……、その。女性に恋をするのは、おかしいでしょうか」
男(女)「女性が、女性に?」
金髪「……はい」
男(女)「なるほど、ね」
男(女)(ああ……)
いつかは来るかもしれない、と思っていた
女子校であれば、起こってもおかしくないとは思っていた
男(女)(同性愛の是非、か)
分かっていても、これは……むずかしい
金髪「女子校だから、でしょうか」
金髪「私は男というものを知らないからでしょうか」
金髪「私は……、おかしいのでしょうか」
男(女)「……ふむ」
自身が経験していないからこそ、どう答えるべきかしばし悩む
男(女)「いや」
だから、俺自身思っている事を言った
男(女)「おかしい、なんてことはない」
先生として、こう答えるのはもしかしたら、間違っているかもしれないのだが
男(女)「好きならそれでいいと、私は思う」
男(女)「だけど、その相手がどう思うかは、私には分からないな」
金髪「私は男というものを知らないからでしょうか」
金髪「私は……、おかしいのでしょうか」
男(女)「……ふむ」
自身が経験していないからこそ、どう答えるべきかしばし悩む
男(女)「いや」
だから、俺自身思っている事を言った
男(女)「おかしい、なんてことはない」
先生として、こう答えるのはもしかしたら、間違っているかもしれないのだが
男(女)「好きならそれでいいと、私は思う」
男(女)「だけど、その相手がどう思うかは、私には分からないな」
紳士「どうしました、元気がないようですが」
男(女)「学校でな」
あの後、少女と二言三言の他愛無い会話を交わし、彼女は頷いて去っていった
男(女)「同性愛について、生徒に聞かれたんだよ」
紳士「愛があればどんな障壁も乗り越えられましょう」
男(女)「そうは言うが、現実は厳しい」
男(女)「高校生にそれでいいと言ってしまうのは、相談を受けた大人として、どうかな、と」
紳士「ふふ、先生として、悩んでおられますな」
男(女)「そりゃあ、今は先生だからな」
紳士「そうでした。くっくく」
男(女)「何がおかしい」
紳士「いえ。あれほど嫌がっていたのに、今では先生なのだな、と」
男(女)「ふん」
男(女)「学校でな」
あの後、少女と二言三言の他愛無い会話を交わし、彼女は頷いて去っていった
男(女)「同性愛について、生徒に聞かれたんだよ」
紳士「愛があればどんな障壁も乗り越えられましょう」
男(女)「そうは言うが、現実は厳しい」
男(女)「高校生にそれでいいと言ってしまうのは、相談を受けた大人として、どうかな、と」
紳士「ふふ、先生として、悩んでおられますな」
男(女)「そりゃあ、今は先生だからな」
紳士「そうでした。くっくく」
男(女)「何がおかしい」
紳士「いえ。あれほど嫌がっていたのに、今では先生なのだな、と」
男(女)「ふん」
紳士「まあ。そうですね、そういったものは経験で覚えていくものでしょう」
男(女)「そんなもんかね」
紳士「そんなものです」
紳士「ということで、私と」
男(女)「なんでそうなる。っていうか前々から思ってたけど、お前そっちの気あるのか」
紳士「いえ、両刀というだけです」
男(女)「あるんじゃねーか」
紳士「専門じゃないですよ」
男(女)「はあ……」
男(女)「結局、どうしたもんかなあ」
紳士「ふふ、貴方は立派に先生へとなっていっていますね」
紳士「……本筋から逸れていくことにも、気がつかず」
男(女)「え?」
紳士「いえ、なにも。……さあ、夜も深い。終身の時間ですよ」
男(女)「そんなもんかね」
紳士「そんなものです」
紳士「ということで、私と」
男(女)「なんでそうなる。っていうか前々から思ってたけど、お前そっちの気あるのか」
紳士「いえ、両刀というだけです」
男(女)「あるんじゃねーか」
紳士「専門じゃないですよ」
男(女)「はあ……」
男(女)「結局、どうしたもんかなあ」
紳士「ふふ、貴方は立派に先生へとなっていっていますね」
紳士「……本筋から逸れていくことにも、気がつかず」
男(女)「え?」
紳士「いえ、なにも。……さあ、夜も深い。終身の時間ですよ」
眼鏡「先生、どうしたんですか?」
男(女)「あーいや。色々保健室の先生は大変だなーって」
男(女)「で、今日は本物の体調不良か」
眼鏡「あはは……、はい」
男(女)「君一人だけだと、最初を思い出すな――ん?」
金髪「失礼します。体調不良、ですわ」
男(女)「ん、了解。じゃあまず熱を測ってみようか」
昨日の事はデリケートだ
向こうから触れてこない限りは持ち出さないようにと思って、俺はそう受け答えた
金髪「ええ」
眼鏡「あ……」
金髪「おや……?」
金髪「どこかで見た顔と思えば、中等次代の同級生ではありませんか」
男(女)「ん、なんだ、知り合い?」
男(女)「あーいや。色々保健室の先生は大変だなーって」
男(女)「で、今日は本物の体調不良か」
眼鏡「あはは……、はい」
男(女)「君一人だけだと、最初を思い出すな――ん?」
金髪「失礼します。体調不良、ですわ」
男(女)「ん、了解。じゃあまず熱を測ってみようか」
昨日の事はデリケートだ
向こうから触れてこない限りは持ち出さないようにと思って、俺はそう受け答えた
金髪「ええ」
眼鏡「あ……」
金髪「おや……?」
金髪「どこかで見た顔と思えば、中等次代の同級生ではありませんか」
男(女)「ん、なんだ、知り合い?」
眼鏡「ど、どうも……」
金髪「どうも。あまり喋らなかったから、覚えて無いかもしれませんわね」
眼鏡「お、覚えてます」
金髪「あら、嬉しい。……ん? でも同い年なのにこの学校では見かけなかったような」
眼鏡「私あの、一年遅れて……」
金髪「ああ、なるほど。ふふ、大変でしたのね」
眼鏡「は、はい」
ピピッ
金髪「37度1分……ふむ」
男(女)「少し熱があるな。堰と鼻はでるか? それと頭痛」
金髪「いえ、そういった症状は」
男(女)「ふむ。なら少し横になっていくといい」
金髪「そうさせていただきます」
金髪「どうも。あまり喋らなかったから、覚えて無いかもしれませんわね」
眼鏡「お、覚えてます」
金髪「あら、嬉しい。……ん? でも同い年なのにこの学校では見かけなかったような」
眼鏡「私あの、一年遅れて……」
金髪「ああ、なるほど。ふふ、大変でしたのね」
眼鏡「は、はい」
ピピッ
金髪「37度1分……ふむ」
男(女)「少し熱があるな。堰と鼻はでるか? それと頭痛」
金髪「いえ、そういった症状は」
男(女)「ふむ。なら少し横になっていくといい」
金髪「そうさせていただきます」
眼鏡「すごい、大人っぽい人」
男(女)「ああ、そうだな」
くすっと、彼女がはいったベッドのほうから、笑い声が聞こえた
男(女)「喋ってたら邪魔になっちゃうな」
眼鏡「あ、あの、私も横になってもいいですか……?」
男(女)「ああ、どうぞ」
眼鏡「あ。ありがとうございます」
彼女も横になると、保健室にはとても静かな空気が流れた
二つの寝息が、ベッドを囲うカーテンを越えて聞こえるようだった
男(女)「んーむ」
仕事に戻ろうかとおもったが、なんとなくうとうととする昼下がり
俺は勉強も仕事も少し後にして、手近にあった「保健室の先生お仕事ノート」を、手に取った
男(女)「ああ、そうだな」
くすっと、彼女がはいったベッドのほうから、笑い声が聞こえた
男(女)「喋ってたら邪魔になっちゃうな」
眼鏡「あ、あの、私も横になってもいいですか……?」
男(女)「ああ、どうぞ」
眼鏡「あ。ありがとうございます」
彼女も横になると、保健室にはとても静かな空気が流れた
二つの寝息が、ベッドを囲うカーテンを越えて聞こえるようだった
男(女)「んーむ」
仕事に戻ろうかとおもったが、なんとなくうとうととする昼下がり
俺は勉強も仕事も少し後にして、手近にあった「保健室の先生お仕事ノート」を、手に取った
ノートは何度も見返した
まるでメモのように書かれた中身は、見慣れたものだ
男(女)「ん……?」
ふとそれに気づいたのは、パラパラと文章を読まずにみていたからか
最後のページを開いた、裏表紙
少し厚い紙に、くぼみがあるような気がした
男(女)「なんだろう」
俺はエンピツをとって、そこに色をつけてみる
案の定、くぼみの周りにのみ色がついて、浮き出るものがあった
男(女)「“先生あのね。を目指すために”……?」
男(女)(なんのこっちゃ)
新しい発見だったが、俺には良くわからなかった
まるでメモのように書かれた中身は、見慣れたものだ
男(女)「ん……?」
ふとそれに気づいたのは、パラパラと文章を読まずにみていたからか
最後のページを開いた、裏表紙
少し厚い紙に、くぼみがあるような気がした
男(女)「なんだろう」
俺はエンピツをとって、そこに色をつけてみる
案の定、くぼみの周りにのみ色がついて、浮き出るものがあった
男(女)「“先生あのね。を目指すために”……?」
男(女)(なんのこっちゃ)
新しい発見だったが、俺には良くわからなかった
栗毛「あ、あの、先生……っ」
ぼーとノートを見上げていたからか、訪問者に一瞬気がつかなかった
男(女)「お、おお、いらっしゃい」
可愛らしい栗毛の少女である
男(女)「体調不良?」
栗毛「いえ、その……、相談に」
男(女)「ん、了解」
保健室を利用する人数は、俺が始めてから数えて、大体一日平均二十人
そのうちの二割程度が、相談事だ
昨日のように難しい相談をする子もいれば、お話を聞いてほしいだけの子もいる
さてこの子には、どんな悩みがあるのだろうか
ぼーとノートを見上げていたからか、訪問者に一瞬気がつかなかった
男(女)「お、おお、いらっしゃい」
可愛らしい栗毛の少女である
男(女)「体調不良?」
栗毛「いえ、その……、相談に」
男(女)「ん、了解」
保健室を利用する人数は、俺が始めてから数えて、大体一日平均二十人
そのうちの二割程度が、相談事だ
昨日のように難しい相談をする子もいれば、お話を聞いてほしいだけの子もいる
さてこの子には、どんな悩みがあるのだろうか
栗毛「秘密にしてくれますか……?」
男(女)「もちろん」
栗毛「そ、その。信じてもらえないかもしれませんが……」
男(女)「うん」
大抵こうして始まるのは、お化けがみえるだとか、霊を感じるだとか
そんなお話
栗毛「私……、いえ、僕は……、男、なんです……」
男(女)「うんうん、そうかあ……そ……へ?」
男(女)「ご、ごめん、もう一度」
栗毛「男、なんです」
男(女)「ここ、女子校だよね」
栗毛「……はい。だから、誰にも相談できなくて……」
これはまた、とんでもないのがいらっしゃった……
男(女)「もちろん」
栗毛「そ、その。信じてもらえないかもしれませんが……」
男(女)「うん」
大抵こうして始まるのは、お化けがみえるだとか、霊を感じるだとか
そんなお話
栗毛「私……、いえ、僕は……、男、なんです……」
男(女)「うんうん、そうかあ……そ……へ?」
男(女)「ご、ごめん、もう一度」
栗毛「男、なんです」
男(女)「ここ、女子校だよね」
栗毛「……はい。だから、誰にも相談できなくて……」
これはまた、とんでもないのがいらっしゃった……
男(女)「そ、それ、本当……?」
栗毛「……はい」
顔からは、言われて見れば男かもしれない、と思う程度にしか分からない
ほとんど女性である
男(女)「し、失礼して」
胸を軽く触ってみる
栗毛「わ、んっ……」
男(女)「あ、あるじゃないか」
栗毛「これ、ぱっとです……」
と言って、栗毛の少女――少年は、パッドを取り出して見せた
そしてもう一度触らせられた
男(女)「……ない、っすねえ」
栗毛「はい……」
男(女)「な、なんでこんなことに」
栗毛「……はい」
顔からは、言われて見れば男かもしれない、と思う程度にしか分からない
ほとんど女性である
男(女)「し、失礼して」
胸を軽く触ってみる
栗毛「わ、んっ……」
男(女)「あ、あるじゃないか」
栗毛「これ、ぱっとです……」
と言って、栗毛の少女――少年は、パッドを取り出して見せた
そしてもう一度触らせられた
男(女)「……ない、っすねえ」
栗毛「はい……」
男(女)「な、なんでこんなことに」
栗毛「その、家の事情なのですが……」
栗毛「どうにも私の両親、というかお家が女性をほしかったらしくて」
栗毛「男として生まれた私は、このように……」
男(女)「戸籍どうなってんの」
栗毛「男です」
男(女)「学校に、入れなくない……?」
栗毛「ここの理事長と両親が知り合いでして……、私立ですし」
男(女)「ああ、そういう……」
絶句モノである。まさかこの女の園に、男が紛れ込んでるとは
男(女)(いや、俺も言えたもんじゃないな……)
そう思うと、妙に親近感が沸いてきた
栗毛「どうにも私の両親、というかお家が女性をほしかったらしくて」
栗毛「男として生まれた私は、このように……」
男(女)「戸籍どうなってんの」
栗毛「男です」
男(女)「学校に、入れなくない……?」
栗毛「ここの理事長と両親が知り合いでして……、私立ですし」
男(女)「ああ、そういう……」
絶句モノである。まさかこの女の園に、男が紛れ込んでるとは
男(女)(いや、俺も言えたもんじゃないな……)
そう思うと、妙に親近感が沸いてきた
栗毛「もう、隠すのも大変で……、誰かに相談しないとやっていけそうも無くて……」
男(女)「あ、ああ、そうだよな。まあそうなるよね、普通」
栗毛「もういっそ、だれかにばらして……、終わるなら終わるで、それもいいかな、とか」
女装したままもぐりこまされて、誰にも相談できないというのは想像を絶する辛さだったろう
男(女)「い、いや、さすがにそうなると大変だろう、家の問題なんだろ?」
栗毛「はい……、でも、もう、体も……」
確かに、高校生となれば男女の違いははっきりと別れてくる
どうがんばって隠しても、隠し切れない部分もでてくる
栗毛「もう……」
味方が、ほしかったのだろう
男(女)「わ、わかった。私は君の味方だ。絶対にばらさない」
栗毛「ほ、本当、ですか!?」
男(女)「ああ、絶対だ」
彼女(彼)のはりつめた表情は、すこし、ほっとした表情へと変わった
男(女)「あ、ああ、そうだよな。まあそうなるよね、普通」
栗毛「もういっそ、だれかにばらして……、終わるなら終わるで、それもいいかな、とか」
女装したままもぐりこまされて、誰にも相談できないというのは想像を絶する辛さだったろう
男(女)「い、いや、さすがにそうなると大変だろう、家の問題なんだろ?」
栗毛「はい……、でも、もう、体も……」
確かに、高校生となれば男女の違いははっきりと別れてくる
どうがんばって隠しても、隠し切れない部分もでてくる
栗毛「もう……」
味方が、ほしかったのだろう
男(女)「わ、わかった。私は君の味方だ。絶対にばらさない」
栗毛「ほ、本当、ですか!?」
男(女)「ああ、絶対だ」
彼女(彼)のはりつめた表情は、すこし、ほっとした表情へと変わった
男(女)「何を隠そう、実は俺も男だからな」
栗毛「ふえ? あ、た、確かに喋り方は男らしいですが……」
男(女)「あ、えーと、そうか、言っても分からんか……」
栗毛「き、気を使ってくださらなくても、大丈夫ですよ」
栗毛「学校に僕の事を知っている人がいると思えるだけで、とても楽になります」
男(女)「うん。いつでも来い。俺も男として相談にのってやる」
栗毛「あはは、それっぽいです」
男(女)「おう」
三時間目終了の、チャイムがなった
栗毛「あ、そうだ。授業でてなかったんだった」
男(女)「サボるのはあんまり良くない。ほら、解決したならさっさと戻れ」
栗毛「は、はい、ありがとうございましたっ」
男(女)「おう」
栗毛「ふえ? あ、た、確かに喋り方は男らしいですが……」
男(女)「あ、えーと、そうか、言っても分からんか……」
栗毛「き、気を使ってくださらなくても、大丈夫ですよ」
栗毛「学校に僕の事を知っている人がいると思えるだけで、とても楽になります」
男(女)「うん。いつでも来い。俺も男として相談にのってやる」
栗毛「あはは、それっぽいです」
男(女)「おう」
三時間目終了の、チャイムがなった
栗毛「あ、そうだ。授業でてなかったんだった」
男(女)「サボるのはあんまり良くない。ほら、解決したならさっさと戻れ」
栗毛「は、はい、ありがとうございましたっ」
男(女)「おう」
昼休み
黒髪「あの子、います?」
男(女)「いるよ。寝てる」
黒髪「そうですか。ならいいんですけど、手出したりしてませんよね」
男(女)「は? いやいや、するわけないだろう」
黒髪「とかいって、この前は膝枕してたじゃないですか」
黒髪「ちょっと警戒してるんですからね」
男(女)「そ、そういわれてもなあ……」
男(女)「ああ、ところで元気娘はどうした」
黒髪「今日の昼休みは、部活の集会なんだそうです」
男(女)「なるほど、部活やってるのね」
黒髪「あの子、います?」
男(女)「いるよ。寝てる」
黒髪「そうですか。ならいいんですけど、手出したりしてませんよね」
男(女)「は? いやいや、するわけないだろう」
黒髪「とかいって、この前は膝枕してたじゃないですか」
黒髪「ちょっと警戒してるんですからね」
男(女)「そ、そういわれてもなあ……」
男(女)「ああ、ところで元気娘はどうした」
黒髪「今日の昼休みは、部活の集会なんだそうです」
男(女)「なるほど、部活やってるのね」
金髪「貴方、こちらで寝ている方が好きなのですか?」
黒髪「ふ、ふえ!?」
男(女)「あ、おはよう」
金髪「おはようございます。ごめんなさい、少し話が聞こえたもので」
黒髪「い、いや、好きとか、そんなんじゃなくて、と、友達としてはもちろん好きだけど……」
金髪「友達ではない好きもある、と?」
黒髪「へ!? ち、ちょっと何言ってるのよ貴方」
金髪「気に障ったなら謝りますわ。ですが、少々気になりましたので」
黒髪「む、謝られるとなんとも言えないけど……、気になるって?」
金髪「いえ、女性が女性を好きになるのは、どうなのかな、と」
黒髪「ふ、ふえ!?」
男(女)「あ、おはよう」
金髪「おはようございます。ごめんなさい、少し話が聞こえたもので」
黒髪「い、いや、好きとか、そんなんじゃなくて、と、友達としてはもちろん好きだけど……」
金髪「友達ではない好きもある、と?」
黒髪「へ!? ち、ちょっと何言ってるのよ貴方」
金髪「気に障ったなら謝りますわ。ですが、少々気になりましたので」
黒髪「む、謝られるとなんとも言えないけど……、気になるって?」
金髪「いえ、女性が女性を好きになるのは、どうなのかな、と」
黒髪「……いけないわ」
金髪「なぜそう思われます?」
黒髪「相手も困るし、周りも困るし、良い事なんて、何も無いもの」
金髪「……でもそこに愛があれば」
黒髪「そんなの妄想。愛は流動。固定じゃないわ、普通でも大変なのに、そんな歪な愛はどこかで綻ぶ」
金髪「なるほど、納得ですわ」
男(女)「えーと……」
なんとなく、立つ瀬が無い
金髪「いえ、どの意見も一つの内。考えるのは、自分ですから」
男(女)(何も言って無いのに見抜かれた……!?)
金髪「なぜそう思われます?」
黒髪「相手も困るし、周りも困るし、良い事なんて、何も無いもの」
金髪「……でもそこに愛があれば」
黒髪「そんなの妄想。愛は流動。固定じゃないわ、普通でも大変なのに、そんな歪な愛はどこかで綻ぶ」
金髪「なるほど、納得ですわ」
男(女)「えーと……」
なんとなく、立つ瀬が無い
金髪「いえ、どの意見も一つの内。考えるのは、自分ですから」
男(女)(何も言って無いのに見抜かれた……!?)
栗毛「先生ー、来ちゃいましたっ」
男(女)「お、よ、よう」
栗毛「あれ、同じクラスの……」
金髪「あ、あら、どうも、ごきげんよう」
栗毛「ごきげんようです」
金髪「な、なんで貴方がこちらに……?」
栗毛「あ、ええと、息抜きが出来るから、かなあ」
金髪「なな、なるほど。そうでしたか。そうですね、保健室はゆったりできますものね」
栗毛「はい! ……えっと、同じ理由、ですか?」
金髪「ま、まあ、そんなところ、ですわ」
黒髪「あれ、貴方もしかして……」
金髪「よ、余計な詮索は無用ですっ」
男(女)(おっとぉ……)
男(女)「お、よ、よう」
栗毛「あれ、同じクラスの……」
金髪「あ、あら、どうも、ごきげんよう」
栗毛「ごきげんようです」
金髪「な、なんで貴方がこちらに……?」
栗毛「あ、ええと、息抜きが出来るから、かなあ」
金髪「なな、なるほど。そうでしたか。そうですね、保健室はゆったりできますものね」
栗毛「はい! ……えっと、同じ理由、ですか?」
金髪「ま、まあ、そんなところ、ですわ」
黒髪「あれ、貴方もしかして……」
金髪「よ、余計な詮索は無用ですっ」
男(女)(おっとぉ……)
ツインテ「お姉様ぁ!」
黒髪「うへ」
ツインテ「集会がおわりましたよ!」
黒髪「それはよかったわね、離れなさい」
ツインテ「大変でした、全然意見がまとまらなくて!」
黒髪「それはお疲れ様、離れなさい」
ツインテ「だから仕方なく最後は多数決。あーあー、とっても原始的なやり方ですよねー」
黒髪「そうね、離れないと」
黒髪「怒るわよ」
ツインテ「す、素敵な顔だあ……」
眼鏡「ふえ……?」
黒髪「ああほら、貴方が騒ぐから起きちゃったじゃない」
黒髪「うへ」
ツインテ「集会がおわりましたよ!」
黒髪「それはよかったわね、離れなさい」
ツインテ「大変でした、全然意見がまとまらなくて!」
黒髪「それはお疲れ様、離れなさい」
ツインテ「だから仕方なく最後は多数決。あーあー、とっても原始的なやり方ですよねー」
黒髪「そうね、離れないと」
黒髪「怒るわよ」
ツインテ「す、素敵な顔だあ……」
眼鏡「ふえ……?」
黒髪「ああほら、貴方が騒ぐから起きちゃったじゃない」
眼鏡「あや、皆さんおそろいで……」
ツインテ「金髪お嬢様と栗毛美少女は初対面ですけど」
栗毛「び、美少女……」
金髪「そうですね、美少女です」
黒髪「やっぱ貴――」
金髪「余計です――」
ツインテ「ちょっとなにお姉様の口に手を触れてるんですかー!!」
男(女)「こらー! ここは保健室だ静かにしろー!」
ツインテ「はい」
黒髪「ふん」
金髪「ごめんなさい」
栗毛「すいません……」
眼鏡「あ、あはは……」
ツインテ「金髪お嬢様と栗毛美少女は初対面ですけど」
栗毛「び、美少女……」
金髪「そうですね、美少女です」
黒髪「やっぱ貴――」
金髪「余計です――」
ツインテ「ちょっとなにお姉様の口に手を触れてるんですかー!!」
男(女)「こらー! ここは保健室だ静かにしろー!」
ツインテ「はい」
黒髪「ふん」
金髪「ごめんなさい」
栗毛「すいません……」
眼鏡「あ、あはは……」
男(女)「帰り、おそくなってしまったな」
なんだかんだで、昼のうちに仕事をすすめなかったから、残業することになってしまった
男(女)「まあたまにはいいか……」
そろそろ保健室だよりというのも書かなければいけない
その時もまた、こうなるだろうし
男(女)「月が綺麗だなあ」
冬も間近なこの季節、月が良く冴える
男(女)「ん……?」
校門のあたりで、人影があった
なんだかんだで、昼のうちに仕事をすすめなかったから、残業することになってしまった
男(女)「まあたまにはいいか……」
そろそろ保健室だよりというのも書かなければいけない
その時もまた、こうなるだろうし
男(女)「月が綺麗だなあ」
冬も間近なこの季節、月が良く冴える
男(女)「ん……?」
校門のあたりで、人影があった
眼鏡「あ、先生……」
男(女)「どうしたんだ、こんな時間に。三時間は前に帰ったんじゃなかったのか?」
眼鏡「はい、一度帰ったのですが……」
眼鏡「家の鍵を……、どこかに落としてしまったようで」
男(女)「む、鍵っこなのか」
眼鏡「そ、そうですね。両親はあまり、家にはいませんから……」
男(女)「なるほど。それで、鍵は見つかったのか?」
眼鏡「いえ……」
男(女)「そうか。……ん、もしかして、今まで探してたのか?」
眼鏡「……はい」
男(女)「どうしたんだ、こんな時間に。三時間は前に帰ったんじゃなかったのか?」
眼鏡「はい、一度帰ったのですが……」
眼鏡「家の鍵を……、どこかに落としてしまったようで」
男(女)「む、鍵っこなのか」
眼鏡「そ、そうですね。両親はあまり、家にはいませんから……」
男(女)「なるほど。それで、鍵は見つかったのか?」
眼鏡「いえ……」
男(女)「そうか。……ん、もしかして、今まで探してたのか?」
眼鏡「……はい」
彼女の頬に、手を当てる
男(女)「ばか、凍るようだぞ」
眼鏡「あはは、言いすぎですよ」
男(女)「手は? ……ほら、青白くなってる」
男(女)「全く何やってるんだお前は」
眼鏡「で、でも、鍵が無いと家にも入れませんし……」
男(女)「一緒に探してやる、といいたいところだが……」
眼鏡「そ、そんな迷惑かけられません」
男(女)「このままお前を外に出しておくわけにはいかないな」
男(女)「ウチへ来い」
眼鏡「へ!?」
男(女)「仕方ないだろう。まあ一応先生の家だ、問題ないだろ」
男(女)「ばか、凍るようだぞ」
眼鏡「あはは、言いすぎですよ」
男(女)「手は? ……ほら、青白くなってる」
男(女)「全く何やってるんだお前は」
眼鏡「で、でも、鍵が無いと家にも入れませんし……」
男(女)「一緒に探してやる、といいたいところだが……」
眼鏡「そ、そんな迷惑かけられません」
男(女)「このままお前を外に出しておくわけにはいかないな」
男(女)「ウチへ来い」
眼鏡「へ!?」
男(女)「仕方ないだろう。まあ一応先生の家だ、問題ないだろ」
眼鏡「あ、えと……」
バスの中で、彼女の手を握る
男(女)「こんなに冷たくなるまで外に出すなんて……」
眼鏡「わ、私が悪いですから……」
男(女)「文句の一つもいいたくなるよ」
眼鏡「あう」
男(女)「このままだと風邪をひきそうだな……、早く家につかないと」
眼鏡「あ、あはは……、それもう、回避できないかなあ、なんて」
男(女)「……かもしれない。だが多少は症状もやわらげられればいいだろ」
眼鏡「……はい」
バスの中で、彼女の手を握る
男(女)「こんなに冷たくなるまで外に出すなんて……」
眼鏡「わ、私が悪いですから……」
男(女)「文句の一つもいいたくなるよ」
眼鏡「あう」
男(女)「このままだと風邪をひきそうだな……、早く家につかないと」
眼鏡「あ、あはは……、それもう、回避できないかなあ、なんて」
男(女)「……かもしれない。だが多少は症状もやわらげられればいいだろ」
眼鏡「……はい」
家の前に着き、やっとそこで思い出す
男(女)(あ、男だった……!)
保健室の先生をやっていたらすっかり忘れてしまうのだが、一応俺の中身は男なのだ
今この部屋に入ったら、間違いなくばれる
男(女)「ち、ちょっと外でまっててな、すぐ、すぐだから」
眼鏡「は、はい」
部屋に入り、申し訳ないと思いつつも玄関を閉める
男(女)「お、おい、いるか」
紳士「はい、おりますよ。ただいまとか、帰ったぞ、とか言わないのは珍しいですね」
男(女)「今はそんなこと言ってる場合じゃない、来客だ」
紳士「はあ、入れたらどうでしょう、貴方の家ですよ」
男(女)「俺の家だからだめなんだっ」
男(女)(あ、男だった……!)
保健室の先生をやっていたらすっかり忘れてしまうのだが、一応俺の中身は男なのだ
今この部屋に入ったら、間違いなくばれる
男(女)「ち、ちょっと外でまっててな、すぐ、すぐだから」
眼鏡「は、はい」
部屋に入り、申し訳ないと思いつつも玄関を閉める
男(女)「お、おい、いるか」
紳士「はい、おりますよ。ただいまとか、帰ったぞ、とか言わないのは珍しいですね」
男(女)「今はそんなこと言ってる場合じゃない、来客だ」
紳士「はあ、入れたらどうでしょう、貴方の家ですよ」
男(女)「俺の家だからだめなんだっ」
男(女)「どうにかならないか、この部屋を見せるわけにはいかない」
紳士「ああ、隠したいのですね」
男(女)「そうだ。うちの生徒だ」
紳士「なるほど……」
男(女)「な、なあ、どうなんだ?」
紳士「ええ、何とかなりますよ」
男(女)「ほ、ほんとか!?」
紳士「はい。貴方を男から女に変えたように」
紳士「この部屋も、変えることができます」
紳士「ただし、内部だけですが」
男(女)「それで十分だ、いますぐやってくれ」
紳士「分かりました」
紳士「ああ、隠したいのですね」
男(女)「そうだ。うちの生徒だ」
紳士「なるほど……」
男(女)「な、なあ、どうなんだ?」
紳士「ええ、何とかなりますよ」
男(女)「ほ、ほんとか!?」
紳士「はい。貴方を男から女に変えたように」
紳士「この部屋も、変えることができます」
紳士「ただし、内部だけですが」
男(女)「それで十分だ、いますぐやってくれ」
紳士「分かりました」
ふと瞬きをした瞬間だった
男(女)「な……」
部屋は散らかった男の部屋から、がらりと様変わりしていた
物数の少ないシンプルな部屋だが、十分女性的であった
紳士「どうでしょう」
男(女)「大丈夫だ。すごいな」
紳士「ええ、これしきは」
男(女)「ありがとう。……じゃあ、入れるぞ」
紳士「はい。私は消えていた方が良いですね」
男(女)「そうしてくれると助かる」
紳士「では」
こういうときは紳士だな、と思った
男(女)「な……」
部屋は散らかった男の部屋から、がらりと様変わりしていた
物数の少ないシンプルな部屋だが、十分女性的であった
紳士「どうでしょう」
男(女)「大丈夫だ。すごいな」
紳士「ええ、これしきは」
男(女)「ありがとう。……じゃあ、入れるぞ」
紳士「はい。私は消えていた方が良いですね」
男(女)「そうしてくれると助かる」
紳士「では」
こういうときは紳士だな、と思った
男(女)「ど、どうぞ」
眼鏡「お、お邪魔します……」
おずおずと、入ってくる
眼鏡「わあ、先生の匂いが……」
男(女)「へ? あ、まあここで暮らしているからかなー」
男(女)「と、とりあえずあったかいモノを入れるよ」
男(女)「そのあたりに座ってて」
眼鏡「す、すいません……」
男(女)「いえいえ」
男(女)(おおお、おい、カップ、どこだ)
紳士(右上です。インスタントーコーヒーは左下の開き戸。ポットはすぐ目の前)
男(女)(そ、そうか、ありがとう。ってお前どこから話しかけてるんだよ)
紳士(細かい事は気にしないのです)
眼鏡「お、お邪魔します……」
おずおずと、入ってくる
眼鏡「わあ、先生の匂いが……」
男(女)「へ? あ、まあここで暮らしているからかなー」
男(女)「と、とりあえずあったかいモノを入れるよ」
男(女)「そのあたりに座ってて」
眼鏡「す、すいません……」
男(女)「いえいえ」
男(女)(おおお、おい、カップ、どこだ)
紳士(右上です。インスタントーコーヒーは左下の開き戸。ポットはすぐ目の前)
男(女)(そ、そうか、ありがとう。ってお前どこから話しかけてるんだよ)
紳士(細かい事は気にしないのです)
男(女)「コーヒーは飲めるか」
眼鏡「あ、大丈夫です」
男(女)「よかった」
男(女)(コーヒー以外だと何があるか分からんしな……)
紳士(紅茶がありますが)
男(女)(そ、そうなのか……。とりあえず、あとはこっちでやるからつっこまなくていい)
紳士(承知)
男(女)「えーと、それ飲んだらお風呂に入った方が良い」
眼鏡「お、お風呂、ですか!?」
男(女)「ああ。冷えた体を温めないと」
眼鏡「そ、そうは、言いましても……」
男(女)「あ、着替えか……」
眼鏡「あ、大丈夫です」
男(女)「よかった」
男(女)(コーヒー以外だと何があるか分からんしな……)
紳士(紅茶がありますが)
男(女)(そ、そうなのか……。とりあえず、あとはこっちでやるからつっこまなくていい)
紳士(承知)
男(女)「えーと、それ飲んだらお風呂に入った方が良い」
眼鏡「お、お風呂、ですか!?」
男(女)「ああ。冷えた体を温めないと」
眼鏡「そ、そうは、言いましても……」
男(女)「あ、着替えか……」
俺はタンスをちょっと漁ってみる
男(女)「このパジャマなら着れるかな、ちょっとだぼつくかもしれないけど」
男(女)「下着は……」
眼鏡「あ、あの、代えの下着は、その、持ってます」
男(女)「あ、ああそうか。ならいいな」
眼鏡「あ、う……」
男(女)「じゃあ、風呂沸かしてくる」
眼鏡「……はい」
男(女)「このパジャマなら着れるかな、ちょっとだぼつくかもしれないけど」
男(女)「下着は……」
眼鏡「あ、あの、代えの下着は、その、持ってます」
男(女)「あ、ああそうか。ならいいな」
眼鏡「あ、う……」
男(女)「じゃあ、風呂沸かしてくる」
眼鏡「……はい」
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