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元スレ紳士「お暇でしたら保健室の先生になってみませんか?」
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そうして、俺は部屋へと帰る
黒髪「さてどんな隠し事かなー」
ツインテ「部屋の中が人形だらけとか」
黒髪「こわいなそれは」
金髪「趣味ならあんなに悩まないでしょうに」
ツインテ「それもそうですねー」
男(女)「とんでもないぞ、本当に」
ツインテ「楽しみっ」
元気な娘は、完全に興味本位であった
俺はとりあえず先に一人で、中にはいる
男(女)「部屋、女の方にしてくれ」
紳士「来客ですか」
男(女)「そう。あと、最初は隠れといて」
紳士「了解いたしました」
黒髪「さてどんな隠し事かなー」
ツインテ「部屋の中が人形だらけとか」
黒髪「こわいなそれは」
金髪「趣味ならあんなに悩まないでしょうに」
ツインテ「それもそうですねー」
男(女)「とんでもないぞ、本当に」
ツインテ「楽しみっ」
元気な娘は、完全に興味本位であった
俺はとりあえず先に一人で、中にはいる
男(女)「部屋、女の方にしてくれ」
紳士「来客ですか」
男(女)「そう。あと、最初は隠れといて」
紳士「了解いたしました」
皆を、部屋に上げる
眼鏡「お、おじゃまします」
黒髪「あれ、普通のお部屋だ」
ツインテ「人形いませんね」
栗毛「じ、女性のお部屋……」
金髪「何を今更」
男(女)「狭い部屋ですまないな、適当に座ってくれ」
俺はお茶を入れて、配る
男(女)「……さて」
男(女)「どこから、話をしようか……」
眼鏡「お、おじゃまします」
黒髪「あれ、普通のお部屋だ」
ツインテ「人形いませんね」
栗毛「じ、女性のお部屋……」
金髪「何を今更」
男(女)「狭い部屋ですまないな、適当に座ってくれ」
俺はお茶を入れて、配る
男(女)「……さて」
男(女)「どこから、話をしようか……」
黒髪「端折るとわからなくなるので、こういう場合は全部です」
金髪「そうですね。真摯に拝聴いたします」
ツインテ「保健室の先生が元気なくなってたら、皆困っちゃいますからね」
栗毛「そうだね。解決できるか分からないけど……、真剣に聞こう」
男(女)「……話、重いぞぉ」
黒髪「どんとこい」
金髪「ふふ、如何様なものでも」
男(女)「……分かった」
まずは、話して聞かせよう
物語の、始まりから
眼鏡「……、先生……」
金髪「そうですね。真摯に拝聴いたします」
ツインテ「保健室の先生が元気なくなってたら、皆困っちゃいますからね」
栗毛「そうだね。解決できるか分からないけど……、真剣に聞こう」
男(女)「……話、重いぞぉ」
黒髪「どんとこい」
金髪「ふふ、如何様なものでも」
男(女)「……分かった」
まずは、話して聞かせよう
物語の、始まりから
眼鏡「……、先生……」
物語の始まりは、彼の一言
「お暇でしたら保健室の先生になってみませんか?」
あの日、“俺”は“私”となった
眼鏡「……っ」
黒髪「ほ、本当に、男……なんですか……?」
男(女)「あとで、見せるよ」
彼女達と出会って、日々を過ごす中で
自分がどんな状況に置かれているのかを、模索していった
“私”は、他の誰かであった
“俺”は、いなかった
ツインテ「ちょくちょくでてくる紳士っていうのはなんです?」
男(女)「それもあとで、紹介するよ」
この世界は、パラレルワールドであった
この部屋は、それらの重なる場所であった
そして俺は、死んでいた
短く感じていたそれも、話せばとても、長い物語
「お暇でしたら保健室の先生になってみませんか?」
あの日、“俺”は“私”となった
眼鏡「……っ」
黒髪「ほ、本当に、男……なんですか……?」
男(女)「あとで、見せるよ」
彼女達と出会って、日々を過ごす中で
自分がどんな状況に置かれているのかを、模索していった
“私”は、他の誰かであった
“俺”は、いなかった
ツインテ「ちょくちょくでてくる紳士っていうのはなんです?」
男(女)「それもあとで、紹介するよ」
この世界は、パラレルワールドであった
この部屋は、それらの重なる場所であった
そして俺は、死んでいた
短く感じていたそれも、話せばとても、長い物語
結構な時間がたったろうか
早めに保健室を出たとはいえ、既に外は真っ暗だ
男(女)「そんな、ところだ」
男(女)「……本当に、すまなかった」
裏切っていた事を、謝る
俺は女では、ない
金髪「見せて、いただけますか」
金髪「貴方の、素顔を」
男(女)「……」
俺は唇をかんだ
見せてしまえば、本当にあとに戻れない
男(女)「……」
俺はぎゅっと目を瞑る
男「……」
早めに保健室を出たとはいえ、既に外は真っ暗だ
男(女)「そんな、ところだ」
男(女)「……本当に、すまなかった」
裏切っていた事を、謝る
俺は女では、ない
金髪「見せて、いただけますか」
金髪「貴方の、素顔を」
男(女)「……」
俺は唇をかんだ
見せてしまえば、本当にあとに戻れない
男(女)「……」
俺はぎゅっと目を瞑る
男「……」
今までは話だけだったからまだ空気も和やかではあった
だがさすがにソレをみて
黒髪「わ、わあ……」
ツインテ「マジ、ですか」
眼鏡「……っ」
金髪「……」
栗毛「本当、だったんだ……」
男「……こういう、ことだ」
ツインテ「ちょっと触っていいですか」
男「こ、こら、変な所さわろうとするな、腕な、腕」
ぺたぺた
ツインテ「わあ、男だ」
男「男です」
ツインテ「いや驚いちゃって、とりあえず確認しなきゃって」
だがさすがにソレをみて
黒髪「わ、わあ……」
ツインテ「マジ、ですか」
眼鏡「……っ」
金髪「……」
栗毛「本当、だったんだ……」
男「……こういう、ことだ」
ツインテ「ちょっと触っていいですか」
男「こ、こら、変な所さわろうとするな、腕な、腕」
ぺたぺた
ツインテ「わあ、男だ」
男「男です」
ツインテ「いや驚いちゃって、とりあえず確認しなきゃって」
すたたたっ
眼鏡の少女が、すごいスピードで近づいてきた
耳元で言う
眼鏡「あああああのあのあ」
男「お、落ち着け」
眼鏡「あの時、やっぱりその、男性、に……?」
男「……」
無言で頷く
眼鏡「……っっっっ」
すたたたっ
少女は元の場所にもどって、顔を伏せてしまった
黒髪「……」
黒髪「あーーー!!! お、おふ、お風呂一緒にはいったって貴方!!!」
男「すまない……」
こればっかりは反論の余地も無かった
眼鏡の少女が、すごいスピードで近づいてきた
耳元で言う
眼鏡「あああああのあのあ」
男「お、落ち着け」
眼鏡「あの時、やっぱりその、男性、に……?」
男「……」
無言で頷く
眼鏡「……っっっっ」
すたたたっ
少女は元の場所にもどって、顔を伏せてしまった
黒髪「……」
黒髪「あーーー!!! お、おふ、お風呂一緒にはいったって貴方!!!」
男「すまない……」
こればっかりは反論の余地も無かった
黒髪「……く」
ツインテ「え、なに、眼鏡とお風呂入ったの」
眼鏡「う……」
黒髪「あんた……ッ!」
ぎろり、とにらまれる
いつも先生と生徒として仲の良かった彼女から、こんな目を向けられるとは
……胸が締め付けられる思いだった
眼鏡「で、でも、まってっ」
眼鏡「先生、最初は嫌がってたの……、でもわ、私のわがままで、一緒に入ってもらって……」
眼鏡「そ、それに先生、その……、女の人として、先生として入ってくれたよ……?」
黒髪「……」
黒髪「男として、入ったわけではないの」
男「……もちろんだ」
中にはいって、男としての葛藤はあった
それでも、やましい気持ちで承諾したわけではない
黒髪「……」
ツインテ「え、なに、眼鏡とお風呂入ったの」
眼鏡「う……」
黒髪「あんた……ッ!」
ぎろり、とにらまれる
いつも先生と生徒として仲の良かった彼女から、こんな目を向けられるとは
……胸が締め付けられる思いだった
眼鏡「で、でも、まってっ」
眼鏡「先生、最初は嫌がってたの……、でもわ、私のわがままで、一緒に入ってもらって……」
眼鏡「そ、それに先生、その……、女の人として、先生として入ってくれたよ……?」
黒髪「……」
黒髪「男として、入ったわけではないの」
男「……もちろんだ」
中にはいって、男としての葛藤はあった
それでも、やましい気持ちで承諾したわけではない
黒髪「……」
金髪「今までを、思い出してごらんなさい」
金髪「この方が、一度たりとて、そういう目で私達を見たことがありましたか」
金髪「彼女――いいえ、彼は、与えられた役を、性別が違うにもかかわらず、ちゃんと演じていた」
金髪「そうは、思いませんか」
黒髪「……」
黒髪「女の先生として、なのね」
男「ああ」
少女はじっと、俺の目を見据えた
黒髪「……、……ふう」
黒髪「そう。そうね、分かった。それなら、今は不問にしてあげます」
男「……いいのか」
黒髪「実際は男、とはいえ」
黒髪「それでも貴方は、私達の知っている、保健室の先生ですから」
黒髪「でも一緒にお風呂にはいった事は……、女だろうが男だろうが、恨みますからね!!」
金髪「この方が、一度たりとて、そういう目で私達を見たことがありましたか」
金髪「彼女――いいえ、彼は、与えられた役を、性別が違うにもかかわらず、ちゃんと演じていた」
金髪「そうは、思いませんか」
黒髪「……」
黒髪「女の先生として、なのね」
男「ああ」
少女はじっと、俺の目を見据えた
黒髪「……、……ふう」
黒髪「そう。そうね、分かった。それなら、今は不問にしてあげます」
男「……いいのか」
黒髪「実際は男、とはいえ」
黒髪「それでも貴方は、私達の知っている、保健室の先生ですから」
黒髪「でも一緒にお風呂にはいった事は……、女だろうが男だろうが、恨みますからね!!」
これ残りで完結できるのか?
話が壮大すぎて終わる気がしねぇ…
話が壮大すぎて終わる気がしねぇ…
ツインテ「はいお姉様落ち着いて。どーどー」
黒髪「ふん」
金髪「ふふ、では、話を仕切りなおしましょう」
黒髪「そうね……、本題にうつりましょう」
黒髪「でもこれって……、もう一人を紹介してくれないと続けられない、ですよね」
男「そうだな」
男「おい、出てきてくれ」
どこからともなく、彼が現れる
紳士「ごきげんよう、皆様方」
それは紳士の佇まい
眼鏡「わ、ど、どこから……」
ツインテ「ううん、この方と先生の二人でテレビにでたら、マジシャンも涙目ですね」
紳士「ははは、そうですね。ですが私、大衆の前は苦手なもので」
ツインテ「得意そうなのに」
黒髪「さ、さっきから貴方、適応力高いよね……」
黒髪「ふん」
金髪「ふふ、では、話を仕切りなおしましょう」
黒髪「そうね……、本題にうつりましょう」
黒髪「でもこれって……、もう一人を紹介してくれないと続けられない、ですよね」
男「そうだな」
男「おい、出てきてくれ」
どこからともなく、彼が現れる
紳士「ごきげんよう、皆様方」
それは紳士の佇まい
眼鏡「わ、ど、どこから……」
ツインテ「ううん、この方と先生の二人でテレビにでたら、マジシャンも涙目ですね」
紳士「ははは、そうですね。ですが私、大衆の前は苦手なもので」
ツインテ「得意そうなのに」
黒髪「さ、さっきから貴方、適応力高いよね……」
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