元スレあかり「ともこさんのことが好きだったんだぁ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
801 = 751 :
これはともこさん抱かれたか
802 = 583 :
イライラをぶつける(性的な意味で)
803 = 774 :
しえん
804 = 782 :
>>798
おっぱい禁止!
805 = 553 :
櫻子って茶髪やんな?
806 = 694 :
ほんと、どうしてあかりちゃんはこんな人がいいのかな……。
ちなつ「めんどくさい」
ともこ「ちなつったらひどい」
ちなつ「お姉ちゃんのほうがもっとひどい」
ともこ「あらどうして?」
あかりちゃんを独り占めしてるし、そのくせお姉ちゃんはあかりちゃんのお姉さんが
好きで。お姉ちゃんはひどい。
ともこ「……」
ちなつ「先帰るよ」
ともこ「……ちなつ、お姉ちゃん、心配しなくても大丈夫だと思うな」
なんのことだろう。
そう思ってお姉ちゃんを振り返ると、お姉ちゃんは私の頭をぽんぽんと、
ゆっくり二回、叩いてきた。
808 = 740 :
あれは茶なのか
809 = 553 :
しかしこれ1000までに終わるん
810 = 694 :
◆
それからいつのまにか時間は過ぎていて、私があかりちゃんの一番近くに
いられる時間はあとわずかだった。
明日でちょうど一週間後。
あかりちゃんがお姉ちゃんのことを忘れられたにしろ、忘れられなかったにしろ、
私は用済みになっちゃうのかな。
あかりちゃんにとって、私はただの友達だもん。
私にとっては――
あかり「雨降ってきちゃったねぇ」
ちなつ「うん……」
いつもの昼休み。
あともう少しで花壇の草は全部抜けそうだけど、この雨じゃとてもできそうにない。
私たちは花壇の傍にある体育館倉庫の恒の下に立ち、「教室帰れないね」と笑った。
811 = 611 :
終わらんかったらどうにかしてくれ~
812 = 694 :
ちなつ「ねえ、あかりちゃん。このままチャイム鳴っても止まなかったらいっそ
授業サボっちゃう?」
一度やってみたかったんだよねーと言うと、あかりちゃんは「やってみたいねぇ」と
頷いた。
空は暗いままで、一向に止みそうに無い。
もっとあかりちゃんと一緒にいたい。その気持ちがあかりちゃんに
伝わったのか、あかりちゃんが「止まなきゃいいなぁ」と呟いた。
ちなつ「あかりちゃん」
私はさりげなく、あかりちゃんの名前を呼んだ。
あかりちゃんが「どうしたの?」と私を見る。私はあかりちゃんを見ないままに、
言った。
ちなつ「キスしよっか」
814 = 740 :
キマ
815 = 553 :
/ 、 ヽ、
〃 } ',
/ ノ / / } 八 八
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乂 ヽ{ ハ ≧ ト- -=〔 ノ}八(
816 :
てかこのスレには絵師いねえのかよ
817 = 553 :
ずれた
818 = 774 :
しえん
819 = 723 :
>>816
壊死しろ
821 = 694 :
あかり「えっ……?」
ちなつ「練習だよ」
私はたぶん、焦っていた。
自分で何を言っているのか理解できずに、よけいに焦って。
それなのに頭のどこかでは冷静な私もいる。
ちなつ「あかりちゃん」
あかり「ち、ちなつちゃ……」
倉庫の壁に、あかりちゃんの身体を押し付ける。
怯えたような顔のあかりちゃんが、いつかのあかりちゃんに重なった。
あかり「だ、だめだよ、ちなつちゃん……」
ちなつ「どうして?」
あかり「だって……」
まだ、お姉ちゃんのことが忘れられないから?
822 = 553 :
ほ
823 = 816 :
>>819-820
3流ならとにかく、1流の絵師なら文句ねえだろどアホ
824 :
>>823
要求するだけして感謝もせず自分で作りもしない
まるでゆとりなんだよお前
825 = 751 :
ええなあ
支援
826 = 758 :
>>806のともこさんは鈍感なだけなんだろうか…
827 = 557 :
ふひひへは
828 = 553 :
ほ
829 = 774 :
しえん
831 = 597 :
>>1さん
後どのくらいですか?
832 = 554 :
ほ
834 = 553 :
ほ
836 = 553 :
ぬ
838 :
ぬ
839 :
ちなつ「……」
まだ、声にすら出していないのに。
突然、頭の奥が痺れたようになって、視界が霞んだ。
よくわからなくなって、私はあれ?とあかりちゃんを離してごしごし目をこする。
あかり「ちなつちゃん……」
あかりちゃんが悲しそうな顔をして私を見ていた。
こんな顔をさせるつもりじゃなかったのに。
私は、雨の中を飛び出した。頭が混乱して、どうにかなっちゃいそうで。
―――――
―――――
840 = 839 :
初めて学校を抜け出した。
帰りの用意もなにも持たずに、私は闇雲に走る。
風邪引いちゃいそうだなあ、なんてこんなときに似つかわしくないことを考えた。
ふと、名前を呼ぶ声が聞こえた気がした。
一瞬あかりちゃんかと思ったけど、違う。俯いていた顔を上げると、お姉ちゃんがいた。
なにかの帰りなのか、小さな箱を抱えている。お姉ちゃんは、慌てて私に駆け寄ってくると
私に傘を差し掛けて「風邪引いちゃうよ」とさっき私が考えていたことと同じことを言って、
つい私は噴出した。噴出して、ついでにまた泣けてきた。
ちなつ「バカ……」
ともこ「……ちなつ」
ちなつ「お姉ちゃんのバカ!」
841 = 774 :
しえん
842 = 721 :
噴出!
843 = 839 :
認めたくなかった。
だって、私は結衣先輩が好きであかりちゃんは同じ学年で友達で。
あかりちゃんと一緒にいるとドキドキしたし、なのに安心できた。
結衣先輩と一緒にいるとドキドキもしたし、嬉しかった。
どちらが本当の気持ちなんて、ほんとはわかってたのに認めたくなくて。
ちなつ「あかりちゃんを好きになってあげてよっ!」
いつのまにか私は、あかりちゃんのことをびっくりするくらい好きになっていた。
会いたいのはあかりちゃん。
話したいのもあかりちゃん。
私ってば、なんでこんなに鈍感なんだろう。お姉ちゃんのこと、言えないな。
バカ、バカ。私のバカ。
どうしてあかりちゃんなんか。どうしてお姉ちゃんなんか。
844 = 751 :
チーナ…
845 = 721 :
雨っていいよね
悲しくなる
846 = 839 :
お姉ちゃんは何も言わずに私を雨から守ってくれていた。
だから私は、思う存分傘の中で雨を降らすことが出来た。
こういうときのお姉ちゃんはちょっとだけかっこいい。私は泣きながらぼんやりそう思った。
あかりちゃんがお姉ちゃんのこと忘れられない気持ち、少しだけわかる気がする。
やがて泣きつかれてお姉ちゃんの足許に崩れ落ちた私の頭を、お姉ちゃんは
撫でてくれた。前に私があかりちゃんにしたように優しく優しく。
ともこ「ごめんね」
突然、お姉ちゃんが言った。
ぴちゃり、と私の背後で足音。
振り返らなくてもわかる。
きっと、あかりちゃんだ。
847 = 758 :
ちなつ可愛くて恋するさまが切なくて(ry
848 :
せつねぇ…
みんなの評価 : ★★★
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