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    元スレあかり「ともこさんのことが好きだったんだぁ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 1000レス到達 + - ちなあか + - ゆるゆり + - 天使 + - + - 帰ってよぉ + - 百合 + - 鬱ゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 12 :

    二期で娯楽部の旅行話が放送されればチーナの人気もウナギ登りやで

    154 = 152 :

    >>153
    そこそこ売れてからやるんじゃない?
    円盤一万くらい売れてたし

    155 = 108 :

    1枚5000円強で1万枚か 純利益どのくらいなんだろう

    156 :

    アニメの百合枠が確立されたらとっても嬉しいなって

    157 :

    ゆるゆり2期はぜひやってほしいな
    棒読み大好きだから

    158 :

    >>157
    結衣の棒読みはひどかった

    159 = 85 :

    きょろきょろ部室を見回しているけど、あかりちゃんの姿はない。
    隅のほうで体育座りでもしているかと期待してみたけどやっぱりいない。

    結衣「え、一緒じゃなかったの?」

    ちなつ「私、掃除当番であかりちゃん先に行ってるって」

    京子「それはおかしいな、あかり、来てないよね?」

    結衣「たぶん……」

    今日は少し元気だったからと油断した。
    あかりちゃん、ほんとは無理してたんじゃないだろうか。
    あかりちゃんの姿が無いとなんだか落ち着かなくって、結衣先輩に抱き着くことも
    なぜだか躊躇われた。

    160 = 108 :

    まってたよぉ

    161 :

    帰ってよぉ

    162 = 85 :

    探した方がいいのかな。
    そんなことを思いながら、私はいつもの場所に鞄を置いて腰を下ろした。

    うぅ、どうしても気になっちゃう。

    京子「まああとで来るんじゃない?」

    結衣「そうだな」

    ちなつ「……ですよね」

    でもあかりちゃんが先に行ってるって言って来てないなんて今までになかったし。
    すごく心配になってくる。
    せっかく近くに結衣先輩がいるのに……。

    163 = 137 :

    おかえり

    164 = 161 :

    書き溜めてんの?投下スピードあげてくんね?

    165 = 85 :

    あかりちゃんの元気のなさが移るように、こういう焦りだったり不安だったりも
    人には移りやすいらしい。
    だんだん、京子先輩たちも落ち着かなくなってきたみたいだった。

    京子「あかり、休むって言ってないよね?」

    結衣「少なくとも私は何も聞いてない」

    京子「うん……」

    普段ならどうってことはないのに、あかりちゃんが落ち込みはじめてからだいぶ経つ。
    みんな、あかりちゃんの事情はどうであれ心配になってしまうのだ。

    166 = 85 :

    結衣「私、ちょっとそこ見てくる」

    やがて、結衣先輩が立ち上がった。
    じゃあ私も!
    そう立ち上がろうとしたとき、ガラガラッと呑気な音が聞こえた。

    それからとたとたと足音。

    結衣「……」

    京子「……」

    がらっと襖が開いた。
    あかりちゃんの姿が「遅くなってごめんねぇ」と現れる。

    京子「あ、あかりー!」ガバッ

    あかり「わっ、ど、どうしたの京子ちゃん?あかりちなつちゃんじゃないよ?」

    結衣「帰ったかと思って探しに行こうとしてた」ホッ

    あかり「あかり勝手に帰ったりしないよぉ」

    167 = 85 :

    結衣「うん、そうだよね、ごめん」

    私ははあと息を吐くと浮かせかけていた腰を下ろした。
    あかりちゃんがちゃんと来てくれてよかった。

    京子「で、こんな時間まで何やってたの?」

    京子先輩があかりちゃんの首に手をまわしながら訊ねた。
    あかりちゃん、すごく苦しそうなんですけど。
    あかりちゃんはパンパンッと京子ちゃんの腕を叩きながらも、「お、お花さんだよぉ」と
    苦しそうな声で答えた。

    京子「お花さん?」

    168 = 25 :

    しえん

    169 = 152 :

    あかりちゃんマジ天使

    170 :

    ちなあか

    171 = 108 :

    天使ちゃんまじあかり

    172 = 85 :

    ちなつ「もしかしてまた水遣り?」

    ようやく解放されたあかりちゃんが、ぜいぜいと息をしながら私のほうを見た。
    一瞬何か言おうとして、すぐにそれを飲み込んだようにしてこくりと頷いた。

    結衣「またって朝もしてたの?」

    ちなつ「はい、あかりちゃんがやろうって」

    あかり「放課後は用務員さんがやってくれるんだけど、今日は手伝ってたんだぁ」

    京子「へえ、わざわざそんなことするなんて、さすがあかりだなあ。私なら絶対やらん」

    あかり「えへへ、結構楽しいんだよぉ」

    ちなつ「……」

    173 = 85 :

    なんだろう、この違和感。すごく変な感じする。
    あかりちゃんの言ってることは嘘じゃないってわかってるのに。

    結衣「あかり、ちょっと何か吹っ切れた感じしない?」

    もやもやした気持ちを抱えていると、結衣先輩がそっと私に寄ってきた。
    そっか、結衣先輩たちにはそう見えるのか。
    じゃあこの違和感は、いつものあかりちゃんに戻りかけてるから?

    ちなつ「……そうですね」

    結衣先輩に頷きながらも、なんだかしっくりこなかった。

    174 = 161 :

    赤座さんは1人じゃないんやで
    吐き出してもええねんで

    175 :

    >>174
    だばー

    176 :

    >>153
    売り豚みたいな言い方でアレだけど最低条件は越えてるし

    178 = 85 :


    その日から徐々に、あかりちゃんはいつものあかりちゃんに戻っていった。
    結衣先輩には『ずっとちなつちゃんが傍にいるからだね』と言って褒められたけど、
    本当のことを言えば私は何もしていない。

    逆に、あかりちゃんが一人で立ち直っていく様子に違和感を感じてしまっていた。
    あかりちゃんの衝撃告白を聞いたあの日から、あかりちゃんは一度もお姉ちゃんの話を
    していないし、数日前からまたみんなで一緒に登校するようになったし、ちゃんと
    部活にも顔を出している。

    なのに、何がだめなんだろう、私。
    その答えは、ふとした瞬間に得られてしまった。

    ちなつ「ねえ、あかりちゃん」

    元気になってきたあかりちゃんとはいっても、ぼうっとしてることは前よりも
    多くなっていた。だからそんなあかりちゃんにこうして声をかけることも多くなっていて。

    あかり「……」

    ちなつ「あーかーりーちゃん?」ヒラヒラ

    あかり「えっ……ともこさ……」

    179 = 115 :

    しえん

    180 :

    おいどうした

    181 = 108 :

    182 = 85 :

    はっとしたようにあかりちゃんが私を見た。
    気まずそうに私を見た後、あかりちゃんは「ちなつちゃん」と私の名前を呼んだ。

    それでたぶん、あかりちゃんはまだお姉ちゃんのことを忘れたわけじゃないんだって
    思った。
    よく私たち姉妹は似てるって言われるけど、至近距離にいるのに間違われることなんて、
    あるはずもないのだから。

    ちなつ「……」

    あかり「……ちなつちゃん?」

    ざわざわした教室。
    私の胸もざわつく。お姉ちゃんに間違われたことが嫌だったわけじゃないけど。

    183 :

    若槻……

    185 = 85 :

    たぶん、私は前よりあかりちゃんと仲良くなれたと思ってる。(勝手にだけど)
    だからあかりちゃんがまだお姉ちゃんのことを引きずっていて、本当のあかりちゃんに
    戻れないのだとしたら、そんなの嫌だ。

    私と一緒にいることでお姉ちゃんのことが忘れられず、
    無理して笑って欲しくも、無理して一緒にいて欲しくもないよ。

    ちなつ「あかりちゃん、お姉ちゃんのこと、まだ好き?」

    えっ、と驚いたようにあかりちゃんが私を見た。
    それから困ったように目を伏せて、「そんなわけないよぉ」

    ちなつ「ほんとに?」

    あかり「……うん」

    187 = 85 :

    そんなわけ、ないよね。
    あかりちゃん、嘘つくとすぐわかっちゃうよ。

    ちなつ「じゃあ私と一緒にいるのいや?」

    あかり「……どうしてそんなこと聞くの?」

    あかりちゃんは「ううん」と首は振らずに、逆に訊ね返してきた。
    言葉に詰まる。
    どうしてって、あかりちゃんがお姉ちゃんのことをまだ……。

    あかり「……あ、ご、ごめんねちなつちゃん!やっぱりいいや、ごめんね」

    何も答えずにいると、あかりちゃんははっと顔を上げて言った。
    こころなしか、あかりちゃんの目は少し潤んでいるように見えた。

    188 :

    もっと熱く語り合えよ!!ほら!!早く!!

    189 = 85 :

    ―――――
     ―――――

    その日の放課後、結衣先輩たちが校外学習で部活は休み。
    私たちはなんとなく気まずいままに帰り道を辿っていた。
    あかりちゃん家に寄ってから家へ帰るというのがいつのまにか定着していて、
    いつもはそんな時間あっという間なのに、今日はやけに長く感じた。

    お姉ちゃんの話、出さなきゃよかったなって思いながらようやくあかりちゃんの家の前へ
    辿り着いた。
    「それじゃあ」とあかりちゃんが家へ入ろうとして、突然立ち止まった。

    ちなつ「あかりちゃん……?」

    あかり「……誰かお客さん、来てるみたい」

    190 = 108 :

    なんか切ないな

    191 = 85 :

    誰かお客さん、とあかりちゃんは言ったけど、それが誰なのかはすぐに
    わかってしまった。
    玄関の前に置かれた傘たてに入っている傘のうちの一本に、見覚えがある。

    お姉ちゃんだ。

    最近、お姉ちゃんとは普段どおり話すけれどあかりちゃんの話はしちゃだめだと
    感じたのか、お姉ちゃんはあれ以来一度もあかりちゃんの話を持ち出さなくなっていた。
    だから今日も、お姉ちゃんがあかりちゃん家に来てることなんて知らなかった。

    あかり「……あかり、ちょっと飲み物でも買ってこようかな」

    あかりちゃんが動揺しているのが見て取れる。
    私もどうしよう!?と必死で頭を働かせた。それで出た答えは。

    ちなつ「あかりちゃん、家来る?」

    192 = 85 :

    ちょい離席しますー
    出来るだけ今夜中に戻れるようにしますが戻れなかったらすいません

    193 = 108 :

    ふたたびまってるよぉ

    194 :

    帰ってきてよぉ

    195 = 24 :

    全裸待機だよぉ

    196 :

    やっと追い付いたと思ったら離席か...

    197 = 175 :

    朝まで残しててよぅ徹夜組

    198 = 25 :

    早く来るといいなぁ

    199 = 120 :

    ハッピーエンドだといいな


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