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    元スレほむら「球磨川禊、あなた一体……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - めだかボックス + - よめやそらき + - 反転 + - 球磨川禊 + - 球磨川禊は俺の嫁 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    402 = 275 :

    寝るので保守よろしく

    404 :

    はい

    407 :

    ほす

    408 = 172 :

    409 = 128 :

    冷静に考えたら死の世界で大嘘と却本交換して貰った時点で球磨川蘇れなくねwwww

    410 = 172 :

    細かいこと考えたら負け
    西尾作品は雰囲気を楽しむもの

    411 :

    安心院さんがなにかしたんだと思う

    412 = 407 :

    そもそも死んでるのに大嘘憑き使える時点でおかしいんだから死んだ時点で自動蘇生なんじゃね?
    んでいつ目覚めるかは本人次第とか

    413 :

    最初から読んでるけど
    クマーがクマーらしくなってきたwwww

    414 :

    >>395
    AFは「原因」を消して結果を無かったことにする

    契約をなかったことにしたら
    契約で回復した身体も今まで倒した魔女も
    全て「なかったこと」になるぞ

    415 = 179 :

    マミさん死んじゃってこの上なく落ち込んだらやっぱり球磨川ちゃんがなかったことにしてくれて喜んだら途中で終わっててがっくり
    これだけ僕の気持ちを弄んだSSを保守しないわけにはいかないじゃない

    416 :

    417 = 413 :

    418 :

    オールフィクションをAFって略さんでくれ
    アナルファックに見える

    420 :

    >>418
    おま俺

    421 :

    >>414
    善吉の視力を無かったことにしても、見たという事実は消えてなかったけどな

    423 = 367 :

    ほす

    424 :

    ほ…

    426 = 122 :




    翌日、今日もまた屋上でさやかちゃんと二人。

    さやか「……はぁ~……」

    まどか「さやかちゃん?どうしたの?」

    さやか「うん……見滝原、これからどうなっちゃうんだろうってね……」

    まどか「……マミさん、魔女退治やめちゃったしね」

    さやか「やっぱ、仕方ないよね……。あんな目にあったら誰だって戦うの怖くなっちゃうよ……」

    まどか「うん……」

    428 = 122 :

    さやか「暁美……ほむら、はさ。どうなんだろ」

    まどか「どうって……?」

    さやか「魔法少女体験ツアーの時にさ、マミさん言ってたじゃん。
        魔法少女は正義の味方ばかりじゃない、グリーフシード目当ての魔法少女もたくさん居る、って。
        あいつは、どうなのかな?」

    まどか「ほむらちゃんは……悪い子じゃ、ないと思うんだけど……」

    さやか「うん……」

    まどか「……わかんない」

    さやか「だよねー……。……うん、ごめんまどか、付いてきて」

    まどか「え?さ、さやかちゃん?」

    429 :

    >>418
    俺はアームズフォートに見えて仕方ないw

    430 = 122 :




    ほむら「話って何?」

    さやか「えっと、さ。その……魔女退治のことで、ちょっと……」

    ほむら「巴マミに関係する話かしら」

    さやか「っ!!……単刀直入に訊くよ。あんた、魔女退治についてどう思ってる?」

    ほむら「……質問が漠然としすぎて意図が掴めないわ」

    さやか「あー、ごめん。だからさ……魔女退治に、使命みたいなのって感じてる?」

    ほむら「……巴マミの代わりになれ。そう言いたいの?」

    431 = 122 :

    そう言うわけじゃ……と言いかけたが、詰まるところ、あたしの言いたいことはそういうことだった。
    ずばりと言い当てられ、言葉に詰まった。
    そうこうする内に、暁美ほむらが言葉を重ねる。

    ほむら「巴マミのような魔法少女は珍しいわ。普通の魔法少女は、使い魔も魔女も見境無く狩るなんてことはしない。
        それは私も同じ。余裕のない時は魔女だけを狙わないといけないの。それが基本」

    さやか「…………」

    ほむら「私は嘘は吐きたくないし、できもしない約束もしたくない。私は、巴マミのようにはなれないわ」

    さやか「……そっか。わかったよ。悪いね、時間とらせちゃってさ」

    ほむら「こちらこそ。時間を無駄にさせてしまったわね。……美樹さやか、それに鹿目まどか」

    一呼吸置き、暁美ほむらはあたし達の目を見据えて言った。

    ほむら「巴マミのようになる必要がないのは、あなたたちも同じよ。そんなこと、考えなくて良い」

    432 = 413 :

    クマーはー?

    433 = 404 :

    せやな

    434 = 122 :

    さやか「ごめんね、まどか。変なことに付き合わせちゃってさ」

    まどか「ううん、良いの。それより……ダメだったね」

    さやか「んー……まぁね。けどさ、あいつの言い方だと、余裕のある時は使い魔も倒してるみたいじゃん?それにあいつ……」

    まどか「……?」

    さやか「……まどかはさ。やっぱり、魔法少女になるの、怖いよね……」

    まどか「…………だって……あんなの……」

    さやか「だよねぇ……」

    ……当たり前だ。
    あの凄惨な光景は、忘れようと思って忘れられるものではない。
    仮に、球磨川の力で生き返れるのだとしても……。
    生き返れるからって、簡単に死ねるわけない。
    やっぱり、死ぬのは怖い。

    さやか「…………」

    まどか「さやかちゃん……?」

    さやか「……あたしにもう少し、勇気があればな……」

    435 = 122 :

    放課後。
    あたしはまどかと別れ、恭介の居る病院へと向かった。
    ……けど。

    「あ、もしかして上條くんのお見舞い?
     ごめんね、上條くん、予定が繰り上がっちゃって今リハビリ中なの」

    さやか「え、そう、ですか……。わかりました、ありがとうございます」

    436 = 122 :

    ……実は昨日まで、あたしは魔法少女になろうと思ってた。
    もちろん、ソウルジェムのことや魔女化のことも含め、よく考えた上で。
    恭介の腕を治す……恭介の演奏をまた聞く……。
    そのためなら、自分がどうなっても構わない、そう思ってた。
    でも、昨日の戦いを見て……。
    マミさんの代わりに見滝原を守る、その考えも浮かばなかったわけじゃない。
    でも、暁美ほむらに諌められて……。
    やっぱりあたしには勇気も、覚悟も、足らなかったみたいだ。

    さやか「はぁ……」

    球磨川『どーしたのさやかちゃん。ため息なんてついちゃって。幸せが逃げちゃうよ?』

    437 :

    (仁美と一緒に)リハビリ中

    438 = 162 :

    来たか

    439 = 122 :

    病院の外に出た瞬間、アイツがそこに居た。
    この男は……マミさんの命を甦らせた“命の恩人”。
    そのことは感謝してる……けれど。

    球磨川『……あれ?おっかしーなー。僕の予想では、
         球磨川禊はマミさんを助けたことでさやかちゃんたちみんなの信用を得ることができた!
         って流れになると思ったんだけど』

    さやか「世の中そんなに甘くないよ。なんとなくわかっちゃうんだよね……あんたが嘘つきだってこと」

    球磨川『…………』

    440 = 122 :

    マミさんを生き返らせたのも、コイツは人助けとか、そういう善意でやったんじゃない。
    きっと、何か別のことを考えてた。

    さやか「あんたはいつも空っぽの言葉を喋ってる……。ごまかし切れるもんじゃないよ、そういうの」

    球磨川『……あははっ。酷いなあ、さやかちゃん。
         僕はずーっと、きみのこと友達だと思ってたのに。初めて見た時からずーっと』

    さやか「あーそう。あたしは一度もあんたのこと友達とは思ったことなんてないよ」

    球磨川『うわあ、さすがにそれはショックだよ。どうしよう、すごく悲しいぞ。悲しすぎて……
         この病院に居る、きみの大切な誰かに酷い八つ当たりしちゃいそうだ』

    さやか「なっ……!?恭介は関係ないでしょ!?」

    球磨川『ふぅーん。きみの大切な人の名前、恭介っていうんだ。覚えとこーっと!』

    441 :

    さすが球磨川さん!

    442 = 162 :

    さやかちゃんとは相性最悪だな

    前の方でベェさんとクマが似てるだの似てないだのとあったけど
    ベェさんは安心院さんで
    クマはほむほむだわ

    443 = 122 :

    さやか「……!!」

    球磨川『訊いてもないのに大切な人の名前を教えてくれるなんて親切だなあ。キュゥべえちゃんとは大違いだよ。
         あ、これってもしかして、僕を友達だと認めてくれたのかな?そうだよね。
         だって信用してないと、そんな大切なこと教えてくれるはずないもんね』

    さやか「っ……」

    球磨川『ところでどーでも良いことなんだけどさ。恭介くんって、ここの患者さん?それともここで働いてる人?』

    あんたには関係ない……そう言いかけたが、なんとかとどまった。

    さやか「……患者だよ。入院してる」

    球磨川『へー、なんで?不治の病とか?』

    さやか「……もう良いでしょ、“どーでも良いこと”なんだから」

    球磨川『そうだね、確かにその通りだ。きみの大切な人が入院していようといまいと、病気だろうと怪我だろうと。
         軽症だろうと重症だろうと、治ろうと治るまいと。
         生きようと死のうと、安楽死しようと苦しんで死のうと。
         僕にとってはどうでも良いし何の関係もないし知ったことじゃない』

    444 :

    「関係無いとか冷たい事言うなよ」

    445 :

    >>442
    それは言えてるな
    マミさんは上手く誘導したし後はほむほむ
    まどかはともかくさやかと杏子とは相性悪いだろう

    446 :

    なかなか面白いね

    447 = 122 :

    さやか「っ……」

    飛び掛ってしまいそうになるのを、ぎりぎりで抑えた。

    球磨川『あれ?何か気に障ること言っちゃった?ごめんね。
         まあ、確かに僕にとってはどうでも良いことだけどさ。
         でも、どうでも良い知識が時には自分の役に立つことだってあるんだぜ?
         だからさ、教えてよ。恭介くんのこと。包み隠さず、洗いざらい、あることないこと』

    さやか「…………拒否権は」

    球磨川『もちろんあるよ』

    屈託のない笑顔で球磨川は続ける。

    球磨川『拒否するもしないも、真実を話すも嘘を話すも、その結果何が起きても起きなくても。
         ぜーんぶさやかちゃんの自由でさやかちゃんの勝手でさやかちゃんの責任だ』

    さやか「わかった、話すよ、話せば良いんでしょ……!」

    球磨川『あは!ありがとう。優しいね、さやかちゃん』

    448 :

    マミさんって過去に不幸な目に会ってたり
    友達いなかったり親戚からも孤独だったり
    マイナス向きの人間だよな

    449 = 441 :

    >>445
    以外とあんこはコロっとオチそう

    450 = 421 :

    弱者の味方!クマ吉くん!


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