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    元スレほむら「目を覚ますとそこには……」

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    タグ : - こんなの絶対おかしいよ + - まど神 + - 安価 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ほむら「どうして? どうして、ここにまどかが?」

    病院の一室、いつもの始まり。

    悲しみと後悔から始まる場所に――


    無垢に眠るその姿があった。


    ほむら(まさか、前の時間軸のまどかを連れて来てしまったとか?)

    そんなはずがない。

    この子はいったい誰なの?



    こんな感じでこれから書いて行きます。

    2 :

    おう

    3 = 1 :

    ほむら「ねえ、起きて?」

    まどか「う……うん……?」

    ほむら「私よ、まどか。あなた、私がわかる?」

    まどか「ほむらちゃ……わたし……」

    まどか「あ……」

    ほむら「覚えてるの? 私のことがわかるのね?」

    まどかは私の姿を認めると、何かを思い出したようにその目に涙を貯めていた。

    そのまま何も言わず、私に抱きついてくる。

    まどか「ほむらちゃん、私……」

    まどかは何かを伝えたいように見えた。

    それが、なんなのかわからないけれど――

    私は
    >>5
    1 何か素敵なことが起ころうとしているのだと思った。

    2 何か悪いことが起ころうとしているのだと思った。

    6 :

    素敵?

    7 = 1 :

    きっと何か素敵なことが起ころうとしているに違いない。

    ほむら「ねえ、まどか。あなたはもしかして私と一緒に時間を飛び越えてきたの?」

    まどか「うん!そう。ずっとほむらちゃんといっしょにいたいって」

    やっぱり!

    ほむら「けど、あなた魔力を使い果たして、魔女になってしまったはずじゃ?」

    まどか「えっと……わたしもわかんないよ」

    8 = 1 :

    ほむら「そう……」

    きっと時間が経てばまどかも何かを思い出すかもしれない。

    それよりも、私の心は躍っていた。

    だって――何を言わずとも私のことを理解してくれているまどかが、腕の中にいる。

    ほむら「本当にあなたなのね……まどか」

    まどか「うん!」

    11 :

    あらまあクリームヒルトちゃんフラグビンビンじゃないですかヤダー

    12 = 1 :

    暫く抱擁をかわした後に、視界がぐらついていることに気がついた。

    そうだ、目を治さなければ。

    そのとき、私は異変に気がついた。

    ほむら「ない!」

    肌に離さず身に着けているはずの、ソウルジェムがどこかへ行ってしまった。

    部屋の中を見渡す限りどこにもないのだ。


    まどか「――ないよ。どこにも……」

    ほむら「まどか?」

    13 :

    食ったんか
    ソウルジェム食ったんか

    14 = 1 :

    まどか「大丈夫。安心して、無くてもちゃんと動けるようになってるから」

    ほむら「どういうこと?」

    まどか「ほむらちゃんは今、普通の女の子なんだ――魔法少女じゃない」

    まどかは何を言ってるの? 

    一度契約した魔法少女が、元の人間にもどれるはずがないのは、私が一番知っている。


    まさか――これはまどかがやったの?

    16 = 1 :

    ほむら「あなた、前の時間軸で!?」

    顔がすっかり青ざめた私を、まどかは私の手を握って落ち着かせようと微笑んだ。

    まどか「大丈夫、ほむらちゃんの考えてるようなことしてないから」

    まどか「私も、ほら!」

    まどかは私に爪を差し出してみせる。

    そこには、魔法少女の証である刻印が刻まれているはずだが――見当たらない。

    17 = 15 :

    ほむぅ

    18 = 1 :

    まどか「大丈夫だよ。安心してね」

    ああ……。私は思わずまどかを引き寄せた。

    これがどんな事態なのか、全く理解できなかった。


    でも、やはり私の予感どおり、きっと素敵なことが起きているに違いない。


    だって、まどかは――本当に幸せそうに笑っていて。

    まるで今まで何もなかったかのように、窓辺からは涼しげな朝の風が流れてくるのだ。


    私はもう一度まどかを引き寄せ、そのぬくもりを確かめた。

    間違いない。

    まどかだ。

    私がずっと守りたかった女の子だ。

    20 = 9 :

    百合ックスしないの?

    21 = 15 :

    ほむ

    22 = 15 :

    ほむぅ

    24 = 1 :

    ほむら「あ……もうこんな時間!」

    まどか「7時だね」

    もし、魔法少女でなくなったと仮定するなら、私はまた病弱な身体に戻ってしまうのだろうか?

    だとすると、走って家に戻るだけで発作を起こしてしまうかもしれない。

    まどか「学校行くの?」

    ほむら「そうね……サボってしまってもいいのだけど――」

    まどか「大丈夫、ほむらちゃんと別れてる間に契約なんてしないよ」

    そういうことではなくて。

    今まで、あなたの為に生きていた。

    私はこの世界で、何をしていいのかわからない。

    25 = 15 :

    ほむーっ!

    27 = 1 :

    ほむら「とにかく学校には行ったほうがいいわね」

    まどか「そう……だね」

    状況がいろいろつかめないし転校初日にサボるという事態は避けたい。

    いろいろな経験があるとはいえ、私は弱々しい暁美ほむらに戻ったことも気がかりだ。



    まどか「じゃあ、またあとでね!」

    私はまどかと一度別れて、家へ向かった。

    29 :

    火曜夜は比較的SS書くのに向いてるかもしれないね

    31 = 1 :

    着替えの最中、いろんな想像をした。

    何故、私は魔法少女でなくなってしまったのか?

    まどかが私を魔法少女でなくして欲しいと願ったのなら

    代わりに彼女がなっていなくてはおかしい。

    それに、魔法少女のちからを失った私がどうやって、この時間へわたってきたというのか?


    恐らく、前の時間軸のまどかの契約が鍵になっているに違いないのだけど

    その内容が全く読めなかった。

    32 :

    しえん

    33 = 1 :

    朝食を食べずに学校へと急ぎ足で向かった。

    少し走っただけでも、息を切らしてしまうこの身体が、とても懐かしいものだと感じる。

    ――ああ、本当に懐かしい。

    こんな貧弱な身体でよくまどかを守ろうと決心したものだ。

    我ながら感心してしまう。

    魔女と戦うだけの意志も、強さもなかった私が、まさか魔法少女になるなんて。

    35 = 1 :

    学校にたどり着くと、真っ先に職員室に向かった。

    走ったせいでまだ肺に痛みが残っている。

    早乙「どうしたんですか、暁美さん? 何か顔がにやけてますけど」

    ほむら「いいえ、なんでもないんです」

    肺が痛いのが嬉しいんです、なんて言えばどんな目で見られることやら。

    当然私にはそんな趣味はなかった。

    36 = 1 :

    教室のドア。

    これをくぐれば、また新しい一日が。

    新しいあの子との時間が始まる。

    でも今回は違う。

    まどかは、私のことを知っている。

    壇上で『初めまして』と挨拶をしても

    まどか『初めまして』と言われることはないんだ。

    37 = 15 :

    ほむぅ

    38 = 1 :

    早乙「さあ、暁美さん、どうぞ」

    先生に呼ばれ――ドアをくぐった。


    壇上に立ち何度と見たその風景を私は呆然と見下ろした。


    ――いない。

    早乙「暁美さん? どうかしましたか?」

    ほむら「……」

    早乙「暁美さん!?」

    蒼白になる私の顔を見て、『身体の事情』を知っている彼女に両肩をしっかりと掴むのだ。

    大方、自己紹介で貧血になったと勘違いしているのだろう。


    私が気にしてるのはそんなことではない。

    なぜ、あの子が教室のどこにもいないかというこだ!

    39 = 34 :

    さやさや

    40 = 29 :

    >蒼白になる私の顔を見て、『身体の事情』を知っている彼女に両肩をしっかりと掴むのだ。
    >なぜ、あの子が教室のどこにもいないかというこだ!
    なんか変だぞ

    41 = 1 :

    ほむら「大丈夫ですから……」

    私は先生の手をはらって、一歩下がり淡々と自己紹介をした。

    それを見たクラスメイト達は戸惑うように拍手をしている。

    早乙「暁美さんは、つい最近まで病院にいました。ですからいろいろ気遣ってあげて下さいね」

    そう付け足すと、みんなは「なるほど」と納得したようだ。

    そんなことはどうでもいい。

    『まどかは、どうしたの!?』

    そう叫びだしたい気持ちを抑え、私は自分の座席についた。

    43 :

    >>1最後まで楽しませてくれよ!

    44 = 34 :

    >>42
    だからお前は誰なんだよ

    45 = 1 :

    >蒼白になる私の顔を見て、『身体の事情』を知っている彼女に両肩をしっかりと掴むのだ。
    蒼白になる私の顔を見て、『身体の事情』を知っている彼女は私の両肩を掴んだ。
    >なぜ、あの子が教室のどこにもいないかというこだ!
    なぜあの子がどこにもいないかということだ!

    すまん、誤字がひどい……。
    大分焦って書いてる。

    46 = 29 :

    頑張れ

    49 = 1 :

    ホームルームの立て続けに英語の授業が始まる。

    休み時間になったら、美樹さやかに聞いてみよう。


    ――きっと何か事情があって遅れているのだ。

    まさかQBと契約を済ます為に……なんてことはない。

    だって、まどかは約束していたし、あの時は嘘をついている気配はなかった。

    他の誰かはともかく、あの子の嘘だけは見破れる自信がある。

    50 = 13 :

    >>44
    QBも一枚岩じゃないからな


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