私的良スレ書庫
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元スレ岡部「これが、俺たちの選択だよ」
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ダル「んん、紅莉栖……」ゴロリ
紅莉栖「ひゃっ、おなかに顔押しつけるなっ……! ……もう、今だけよ?」
綯「ウボァー……いよいよ固有結界を張り始めたよ。お邪魔みたいだし、下行く?」
岡部「断る!! リア充にわざわざ気を使うほど俺は人間出来ちゃいない!!」
綯「器ちっさー。下行ったら私が膝枕してあげるからさ」
岡部「はぁん? そのほそっこい足で? 膝枕? まだまだ肉付きの足りてない小房が? 俺に? 膝枕?」
綯「……へぇ、わざわざそっちの方向で喧嘩売ってくるんだ、へぇ~」
岡部(……しまった)
綯「本当に肉付きが足りてないか……確かめてみる? 倫太郎さん……」
岡部(ぐううっ!? あ、相変わらず小学生のする目じゃない!)
綯「ねぇ……ほら、ここ、触ってみなよ。ちょっと撫でるだけ、指を滑らせるだけでいいから……」
岡部(中の人はおばさん中の人はおばさん中の人はおばさん中の人はおばさん中の人はおばさん」
綯「途中から口に出てるぞコラ」
紅莉栖「ひゃっ、おなかに顔押しつけるなっ……! ……もう、今だけよ?」
綯「ウボァー……いよいよ固有結界を張り始めたよ。お邪魔みたいだし、下行く?」
岡部「断る!! リア充にわざわざ気を使うほど俺は人間出来ちゃいない!!」
綯「器ちっさー。下行ったら私が膝枕してあげるからさ」
岡部「はぁん? そのほそっこい足で? 膝枕? まだまだ肉付きの足りてない小房が? 俺に? 膝枕?」
綯「……へぇ、わざわざそっちの方向で喧嘩売ってくるんだ、へぇ~」
岡部(……しまった)
綯「本当に肉付きが足りてないか……確かめてみる? 倫太郎さん……」
岡部(ぐううっ!? あ、相変わらず小学生のする目じゃない!)
綯「ねぇ……ほら、ここ、触ってみなよ。ちょっと撫でるだけ、指を滑らせるだけでいいから……」
岡部(中の人はおばさん中の人はおばさん中の人はおばさん中の人はおばさん中の人はおばさん」
綯「途中から口に出てるぞコラ」
場合によってはオカリンがもえいくさんの息子になることもあるのか
お。残ってたか。
読めはしないが出発の前に乙が言えそうで良かった
読めはしないが出発の前に乙が言えそうで良かった
ラボを出て。ブラウン管工房。
綯「別に中の人おばさんじゃないってば。そりゃ倫太郎さんよりは年上だけど」
岡部「で、ほんとは何歳なんだ?」
綯「女性に年を聞くんじゃありません」
岡部「ほら、教えてくれないじゃないか。おばさんかもしれんだろ」
綯「だから違うといっとろーが……」
岡部「というよりな、お前を脳内でおばさん扱いしていないと、タイーホ的な意味で俺の危険が危ないんだ」
綯「……ほう? 色仕掛けはそれなりに効果あるわけね? ほうほう」
岡部「ぐっ……! ……冗談でもああいうのはやめろ。
俺にロリコンのケは無いが、外と中のギャップでお前かなり凄まじい事になってるから」
綯「それってもうちょっとでオチそうですーっていう自供?」
岡部「そ、そんなわけあるかそんなわけあるかそんなわけあるか!」
綯「必死すぎワロタ。……ま、”本気”はまだ出さないでおいてあげるわよ」
岡部「ゾクッ……い、今なにか言ったか綯。背筋が凍えたんだが……」
綯「気のせいじゃなーい?」
綯「別に中の人おばさんじゃないってば。そりゃ倫太郎さんよりは年上だけど」
岡部「で、ほんとは何歳なんだ?」
綯「女性に年を聞くんじゃありません」
岡部「ほら、教えてくれないじゃないか。おばさんかもしれんだろ」
綯「だから違うといっとろーが……」
岡部「というよりな、お前を脳内でおばさん扱いしていないと、タイーホ的な意味で俺の危険が危ないんだ」
綯「……ほう? 色仕掛けはそれなりに効果あるわけね? ほうほう」
岡部「ぐっ……! ……冗談でもああいうのはやめろ。
俺にロリコンのケは無いが、外と中のギャップでお前かなり凄まじい事になってるから」
綯「それってもうちょっとでオチそうですーっていう自供?」
岡部「そ、そんなわけあるかそんなわけあるかそんなわけあるか!」
綯「必死すぎワロタ。……ま、”本気”はまだ出さないでおいてあげるわよ」
岡部「ゾクッ……い、今なにか言ったか綯。背筋が凍えたんだが……」
綯「気のせいじゃなーい?」
>>811
ロリババアじゃね?
ロリババアじゃね?
>>814
アリだな
アリだな
岡部「……それで、綯」
綯「お? 久々のマジ声」
岡部「茶化すな。あれから夢はどうだ」
綯「相も変わらず。ま、仕方ないよ。これが私に課せられたリスクってことでしょ」
岡部「……目元のクマも、その内メイク程度では隠せなくなるんじゃないか」
綯「そうなったらそうなったで、ガリ勉キャラを装えばいい話。
それに倫太郎さんの言うことが本当なら、私ってすごく魅力的な女の子なんでしょ?
ならクマっていうマイナスがあった方が、変な男も寄りつかなくてs」
岡部「綯!」
綯「……」
岡部「……俺は本気で心配してるんだ。頼むから、茶化さないでくれ……」
綯「……」
綯「お? 久々のマジ声」
岡部「茶化すな。あれから夢はどうだ」
綯「相も変わらず。ま、仕方ないよ。これが私に課せられたリスクってことでしょ」
岡部「……目元のクマも、その内メイク程度では隠せなくなるんじゃないか」
綯「そうなったらそうなったで、ガリ勉キャラを装えばいい話。
それに倫太郎さんの言うことが本当なら、私ってすごく魅力的な女の子なんでしょ?
ならクマっていうマイナスがあった方が、変な男も寄りつかなくてs」
岡部「綯!」
綯「……」
岡部「……俺は本気で心配してるんだ。頼むから、茶化さないでくれ……」
綯「……」
あ、そうそう。
ラスト手前ならもうちょっと投下間隔詰めても大丈夫だぞ。
順調に伸びてるしな
ラスト手前ならもうちょっと投下間隔詰めても大丈夫だぞ。
順調に伸びてるしな
俺を助けるために、綯はあらゆる人間のあらゆる記憶を受け取った。
その代償は大きかった。
彼女は夜毎、他人の様々な死の瞬間を体験させられているのだ。
かつてのまゆりも悩まされた、RSの副作用とも言えるものだが、綯のそれはまゆりとは比較にならない。
布団に潜り込む度に、本来は安らかであるはずの眠りに怯え、耐えられず寝てしまった直後にある人のある死を詳細に克明に体験し、起きる。
長針が数目盛り進んでいる。
起きていようと思っても、死の体験による精神の磨耗がそれを許さず、また瞼を降ろしてしまう。別の人の別の死を体験する。起きる。
長針が数目盛り進んでいる。
寝る。死ぬ。起きる。寝る。死ぬ。起きる。寝る。死ぬ。起きる。寝る。死ぬ。起きる。
寝る。死ぬ。起きる。寝る。死ぬ。起きる。寝る。死ぬ。起きる。寝る。死ぬ。起きる。
このサイクルが朝までずっと繰り返され、夜10時から朝6時まで床に就いていたとしても実質の就寝時間は1時間にも満たない。
しかも彼女は父に心配を掛けないようにと、うめき声一つ上げずにじっと死を耐えているそうだ。
死の恐怖と痛みに静かに涙し、次の死に静かに備える、そんなことを毎日毎日続けている。
いつしか綯の目元には巨大なクマが出来てしまった。
彼女はそれを隠すため、毎朝誰よりも早く起き、萌郁の化粧道具を借りて、目元に塗りたくっているのだ。
本人はなんでもない風を装っている。鉄の精神で弱音を封じ込めている。
……こんな、小さな女の子が、だ。
「他でもない、俺のために……お前はそうなってしまったんだ。
見たくもない死、それも他人の死を、俺が押しつけてしまった!
……RSは世界線以上に意味不明で理解不能だ。だが、だがいつか!
絶対に解明してみせて、お前を死の夢から」
「ねぇ、倫太郎さん」
綯のつぶやきが俺の決意を遮る。
「……なんだ?」
彼女は俺の顔を見て、柔らかく微笑んだ。
「私の中に入っていった蝶たちってさ、どうなるのかな」
「どう、って」
綯の記憶となった無数の蝶たち。
他人の記憶を得るようなRSは発動したことがなかったので、俺からは何も返せなかった。
綯は俺を見つめている。……いや、焦点が合っていない。俺の背後、42型ブラウン管を見つめていた。
「本来、他世界線の蝶たちはさ、本人にのみ還っていくはずなんだよ。
でもSGは孤独な世界線だったから、蝶たちは本人にすら還ることが出来なかった。
でも彼らはコトワリを曲げ、倫太郎さんを助けるために、私の中へと還っていった……」
詩を紡ぐように、彼女は話す。
「蝶の1匹1匹に、人生があった。人生……二文字で表せちゃうなんて、なんだかイヤになるね。
倫太郎さん、あなたの今までの人生、一言で表せる?」
唐突な質問に面食らい、俺はまたも答えに窮した。
「……難しいでしょ。みんなそうだと思う。
現在の連続の間に、たくさんの感情があって、たくさんの細やかな関わりがあって、人の軌跡は形作られていくんだものね」
むつかしい言葉を朗々と重ね、綯はくるりと外を向き、遅れて白衣がはためいた。
強い日差しが店内に差し込み、小さな後ろ姿は逆光でシルエットとなる。
「私が体感できるのは死の瞬間だけ。人生が終わる瞬間だけ。
なら私は、彼らの人生を見届けたい。すべての蝶の、すべての人の”終わった記憶”を私の海馬に刻み付けたい。
”なかったことにしたくない”の。すべてに意味があって、とくに意味のない事柄なんて無かったんだ。
大小様々な万物が関係し合い、私たちの今はあるんだよ」
後ろで手を組む彼女の立ち姿は、視界の奥に見える雑踏から一つ浮いていた。
「死を体験するのは、正直言ってとっても辛いよ。怖さも痛さも切なさも、本当にそのままだからね……。
でも、だからこそとても尊いんだ。きれいごとだけの人生なんてないのと一緒。
だから私はこれからも目を逸らさない。命の終わりと、向き合い続けるよ」
……いつか、彼女が言ったことの意味が分かった気がした。
”倫太郎さんは、もう赦されたから。全ての責は私が負います。
ただの人間として、このたった一つの世界を、みんなで生きていこう”
あの時は何を言っているのか理解できなかった。俺の厨二病が写ってしまったのかと思った。
でも違うんだ。さきほどの情景が答えだ。彼女は浮き上がっている。
かつての俺のように、主観が世界を俯瞰している。
ジョン・タイター風に言えばこうか。
彼女は、新たな救世主となってしまったのだ。
暗い店内を照らす陽光と、いつか見たエンジェルラダーが被る。
暖かな光に蝶たちが誘われ、そのまま彼女を連れていってしまいそうな気がして――。
「綯ッ!!」
浮き上がっていこうとする彼女の腕を取り、強引にこちらを向かせる。振り向いた瞳には小さな滴があった。
「お前はどこにもいかせない……連れてなんていかせない! 綯は俺の人質だ。人体実験の生け贄なんだ!
だから、どこにも逃がさないからな……!」
俺と、まゆりだけが知るはずの問答。でも、綯は知っている。
「そっか……私は、倫太郎さんの人質なんだね。なら、仕方ないね……」
涙を拭い、地に降り立ち、綯は返す。
「あなたもどこにもいかせないよ……連れてなんていかせない。倫太郎さんは私の人質。人体実験の生け贄なんだから。
だから、どこにも逃がさないからね……」
そうして、俺も返す。
「そうか……俺も、綯の人質なんだな。なら、仕方ないな……」
遂にまゆりポジすら奪ってしまった…だとぅ
この綯さん凄腕すぐる
この綯さん凄腕すぐる
膝立ちになり、小さな女の子に目線を合わせる。
「ずっと俺のそばにいろ、綯。救世主になどさせてたまるか。お前は、この岡部倫太郎のものだ」
小さくなった大きな男の人と、見つめ合う。
「ずっと私のそばにいて、倫太郎さん。ただの男と女として、私はあなたと生きていきたい」
>>829
誕生日だったのに出番も何もなかった鈴羽に比べたらだいぶマシ
誕生日だったのに出番も何もなかった鈴羽に比べたらだいぶマシ
「大好きだよ。愛してる、倫太郎さん」
「大好きだ。愛している、綯」
……綯との2度目のキスの味は、しっかりと覚えている。彼女が全部欲しかったから。
いああああああああああああああああああああああああああああああああああ
世界線漂流を経て、ついにたどり着いた幻の世界線――シュタインズ・ゲート。
ここはあらゆるアトラクタフィールドから孤立している。
ディストピアや第三次世界大戦の心配は今のところなく、紅莉栖もまゆりも無事に生きている。
最初はそれだけで十分だった。
だが平和な世界と偶然の紅莉栖との出会いは、俺に驕りと、耐え難い絶望を与えた。
そうして無限の意味を思い知った俺は、――
消えていった無数の想いと、心優しき少女によって、掬われた。
俺は、私は、共に歩んでいく。
この世界を。
この、たった一つの素晴らしき世界を。
>>842
なかったことになってしまった
なかったことになってしまった
「これが、俺たちの」 「これが、私たちの」
「「選択だよ」」
―― Never End ――
>>844
一応ダルクリの子として産まれるんじゃね?
一応ダルクリの子として産まれるんじゃね?
傷ついて飛べなくなった鳥のようなオカリンと綯さんで泣ける話だった
もっかい最初から読むのは本気で簡便だけど
もっかい最初から読むのは本気で簡便だけど
>>846
もう鈴さんに固執するのはやめようぜぃ…
もう鈴さんに固執するのはやめようぜぃ…
最後の最後でwwwwwwwwwww
さるさんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
さるさんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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