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    元スレ浜面「一方通行×絹旗とかどうだろう?」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ×2+ - 麦野 + - Fate + - tiger + - とある魔術の禁書目録 + - タイガー + - 一方通行 + - 初春 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    551 = 74 :

    フレンダ『絹旗…よかったね』

    ……

    というわけで

    フレンダ『結局、後日談に続くって訳よ!』

    553 = 332 :

    結局、窒素通行は最高って訳よ
    後日談期待

    554 = 547 :

    おいおいフレンダ。
    そういう時は後日談じゃなくて第二部っていうんだよ。
    日本語って難しいね☆

    555 :

    >>551
    マジ乙、モアイスキーとして楽しませて貰ったよ
    続きまであるのか、のんびり待ってるお

    556 = 547 :

    とあるってSSとアニメしか見たことないんだけどさ、漫画じゃどのくらい進んでんの?

    正直御坂vs麦野とかロシア編とか話に聞いただけで見たことないんだよね。
    小説読む気力はないし、、

    557 = 74 :

    後日談

    一方通行「……」

    浜面「一方通行!楽しみだなぁ!!」

    一方通行「……」

    浜面「早く滝壺の浴衣姿が見たいっ!!」

    一歩通行「…あの、ちょっと黙ってくンね?」

    浜面「俺は思うんだ一方通行。俺は、この日のために生きてきたんじゃないかと」

    一方通行(付き合ってらンねェ)

    浜面を見るのが嫌になって時計を見る。

    一方通行(5時か。5時半の電車には…かつがつ間に合いそうだな)

    浜面「思えば!!俺と滝壺が出会った日っていうのは―ッ!!」

    一方通行「マジで黙ってくンね?」

    558 = 74 :

    ここは絹旗の家の前。中で彼女たちが着替え終わるのを一方通行たちは待っている。

    一方通行(にしても長ェな。まァ、浴衣ってのは着るのに手間取るもんなンだとは思うが…)

    麦野「ハァイ!おまたせ♪」

    と思っていたら麦野が外に出てきた。

    浜面「おお、麦野―」

    浜面「!?///」

    一方通行「…ほォ」

    麦野「あっれー?顔赤くしてどうしたのかにゃ~ん?♪特には・ま・づ・らっ」

    浜面「う、うるせえ!赤くなんかしてないやい!!///」

    一方通行(…こりゃァ驚いた。第4位も、飾れば様になるじゃねェか)

    白・紫の蝶柄が入った黒浴衣を羽織り、それを赤色帯でコーディネートした第4位こと、麦野沈利。
    彼女の思惑通り、黒地+赤で可愛さを演出した作戦は…。見事、浜面仕上には効果抜群だった。

    麦野「どう?浜面。なんなら、今からでも私に乗り換えてみるー?♪」

    滝壺「は、浜面っ!」

    559 = 74 :

    麦野の後ろから飛び出す滝壺。

    浜面「ち、違うんだ滝壺ッ!!決して俺は麦野に見とれてなど…って―」

    浜面「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!?///」

    それはそれは元気な叫び声だった。

    一方通行(心の中でならともかく、実際に絶叫するヤツは初めて見た)

    浜面「す、凄ぇ良い…ッ!!凄ぇ良いよ滝壺!!めちゃくちゃ可愛いし、その…美人だ///」

    赤紫の花柄を添えたピンクの浴衣に、紫色の帯を纏った滝壺。紫を基調とした柄と帯の組み合わせは
    ピンクというパステル色特有の可愛さにとどまらず、大人っぽさをも引き出していたと言えた。

    一方通行(こいつが“美人”って表現を使ったのも分かるような気がすンな)

    滝壺「も、もう!浜面は大げさなんだから…//」

    麦野「まぁ分かりきってた結果だけど。いざ目の当たりにすると、結構へこむものね…」ガックシ

    滝壺「私は麦野の格好、カッコ可愛くて好きだよ。そういう服が似合うっていうのは…純粋に羨ましいな」ヨシヨシ

    麦野「滝壺に頭をなでられたって嬉しくないんだから。グスン」

    一方通行(第4位って面白いキャラしてるよなァ)

    561 = 74 :

    一方通行「…ところでよォ。肝心の家主さんがまだみてェなんだが」

    麦野「んー?“彼女”のことが気になる?」

    一方通行「べ、別にそんなンじゃねェよ…」

    滝壺「絹旗なら、もうちょっと時間がかかるって言ってた。
    あなたに見てほしいと思ってるから…準備に気合いが入ってるんだと思う」

    浜面「ってことは!!滝壺も俺のためを思ってその浴衣を―」

    滝壺「そうかもね」

    浜面「いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうッ!!!!!!」

    一方通行「なァ。さっきからこいつうるさくね?」

    麦野「あまりの喜びで自己をコントロールできなくなってるのよ。可哀相だから、大目に見てあげましょ」

    絹旗「み、みなさん!!お待たせしてすみません…っ!」

    最後の一人。家主こと、絹旗最愛がこちらへと走ってくる。

    一方通行「おォ。遅かっ―」

    一方通行「!?」

    562 = 389 :

    しえん

    564 = 313 :

    インフィールドフライさん

    565 = 74 :

    浜面「おおお!!?絹旗もこりゃ…すっげぇ可愛いな///」

    滝壺「もう。浜面はすぐこれなんだから…。でも、凄く似合ってるよ。絹旗」

    赤の金魚柄を乗せた白浴衣に、黄とオレンジが交互に入った横シマ模様の帯。そんな彼女の色彩構成は、
    純白・可愛さ・元気といったそれぞれの色がもつ特色を全面に押し出し、見事なまでの調和を描いている。
    ただ…“可愛さ”に特化した配色だったのは否めない。そして事件は起こった―

    一方通行「……」

    彼は頭の中が真っ白になっていた。

    絹旗「こ、こんな浴衣ですけど…っ!ど、どうですかね一方通行?///」

    一方通行「……」

    絹旗「あ、あの…?一方通行?」

    一方通行「……」

    滝壺「おーい」

    一方通行「……」

    麦野「第1位?」

    一方通行「……」

    浜面「ダメだ。目の前で手をふっても気付かねえ」

    566 :

    >>560
    取り扱い注意

    567 = 313 :

    イっちゃった通行が羨ましい
    消すぞ

    569 = 74 :

    一方通行「…っ!」

    一方通行(何やってンだ俺は…)

    絹旗「一方通行!だ、大丈夫ですか…?!」

    一方通行「あ、あァ。ちょっと魔が差しちまってよ」

    浜面(魔が差して…気絶…!?)

    一方通行「…ンなことよりな、お前のその…そのっ、浴衣が…ッ」

    滝壺(頑張れ一方通行!)

    麦野(頑張れ第1位!)

    一方通行「や、やべェくらいにその…似合ってンだよ…ッ!」

    絹旗「ほ…本当ですか!?そう言ってくれて、私超嬉しいです!!///」

    ただでさえ可愛い絹旗が…白浴衣効果でますます可愛くなってる。動揺するには十分すぎる理由だった。

    絹旗「あ…。もしかして、一方通行の顔が赤いのって私のことを意識してくれてるからですか?///」

    一方通行(そして上目づかい!!?うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!?!?)

    滝壺「やめてあげてよう絹旗。これ以上の刺激は本当にヤバイかも」

    570 :

    俺もヤバイかも

    571 = 547 :

    俺もヤバイかも

    572 = 76 :

    絹旗が可愛すぎてやばい

    575 = 74 :

    浜面「よし!じゃあみんなも揃ったということで、駅まで行くとしようぜ」

    こうして、『アイテム』+一方通行のメンバーは駅へと向かい始めた。

    絹旗「一方通行!お祭り楽しみですね♪」

    一方通行「あ…あァ」

    一方通行(やべェ…まともに顔も見れねェぞ)

    滝壺「なんか、さっきからずっと浜面の視線を感じるのは気のせいかなぁ」

    浜面「へへへ…むしろずっと見ていたいくらいだぜ!!」

    麦野「浜面あんた正直すぎ」

    一方通行「……」

    一方通行(ヤツの性格が羨ましくなってきた)

    浜面「へっへっへ!//」

    一方通行(いや、やっぱ羨ましくねェ)

    576 = 313 :

    577 = 97 :

    黒夜ちゃんに期待しとく

    578 = 74 :

    一方通行(まァ、いつまでも意識しちゃいられねェからな。徐々に慣らしていくとすっか)

    しかし…。本当に可愛いなと、絹旗を見るたびに思う一方通行だった。

    一方通行(それにしても…人多いな)

    駅に近づくたび、歩く通行人の数はどんどん増えていってる気がする。

    浜面「こんだけ人が多いと、さすが祭りって感じがするよなぁ!」

    滝壺「浴衣の人もあちこちに見かけるね」

    一方通行「……」

    今まで“日常”というものに対し、ほとんど触れることがなかった一方通行だが…
    なるほど。これが黄泉川の言っていた“日常”か。もっとも、年に1、2回あるかどうかの祭りを
    それに当てはめるのもどうかと思ったが…。自分にとって馴染みのない世界であることは間違いない。

    絹旗「電車も凄い混みそうですね…はぐれないようにしましょう!」

    そんな彼女を横目で見ながら、これからの“日常”に思いを張り巡らす一方通行だった。

    579 = 74 :

    麦野「着いたわね」

    電車で駅をまたぐこと数十分。ついに一方通行たちは祭り会場へと着いた。

    一方通行(すげェ屋台の数だなァ…)

    滝壺「花火が上がるのって、確か8時だよね?」

    浜面「あぁ。今は6時だから…それまでの2時間屋台でも回ろうぜ」

    絹旗「待ってましたー!」

    麦野「そうと決まれば早速行きましょ!」

    みんなノリノリだった。

    一方通行「……」

    絹旗「何ボーッとしてんですか一方通行!行きますよっ!♪」ガシッ

    一方通行「お、おう」

    彼女に左手をつかまれる一方通行。

    一方通行(…そうだな。俺も早くこういう空気に慣れて、こいつと楽しまねェとな)

    580 = 74 :

    浜面「じゃあまず最初は―」

    麦野「かき氷!」

    浜面「えぇ!?いきなり飲み物から入るのか??」

    麦野「だって喉渇いたでしょー?家からここまで来るのに、結構私ら歩いたし」

    滝壺「確かにそうかも」

    絹旗「どうします一方通行?」

    一方通行「まぁ、いいンじゃね」

    浜面「よし!じゃあ俺がみんなの分買ってきてやるから、ほしい種類言ってくれ!」

    浜面(優しい気配りができる俺!ってことで滝壺に高感度アップ大作戦だZE)

    絹旗「マジですか?私たちの分まで全部お金支払ってくれるんですか!?浜面って…良い人だったんですねっ」

    浜面「いや、持ってくるだけだからッ!!金は自分で払えよッ!!?」(ただし滝壺は除く)

    581 = 97 :

    浜面爆発しろ

    582 = 74 :

    みんなはかき氷屋さんの前に行く。

    麦野「へー。やっぱ祭りってこともあって種類は豊富にあるのね~」

    滝壺「じゃぁ…私はこれにしようかな。絹旗は決めた?」

    絹旗「はい!」

    一方通行「俺も大体は決めたぜ」

    麦野「同じく♪」

    浜面「みんなOKだな?じゃあ言ってくれ!!」

    滝壺「イチゴ」

    麦野「マンゴー」

    絹旗「ブルーハワイ!」

    一方通行「メロンー」

    浜面「よりにもよって全員違うのかよ…覚えにくいだろうが…っ!」(ただし滝壺のイチゴは覚えた)

    584 = 74 :

    なんだかんだでかき氷を買ってくる浜面。

    麦野「サンキュー浜面。はい、お金」

    一方通行「俺も払っとくぜ」

    絹旗「200円、200円と…」

    滝壺「ええっと、私も―」

    浜面「滝壺は支払わなくていいから!!」

    麦野「え~何よそれー。恋人特権ってやつぅ?ブーブー!」

    浜面「ブーブー言ってもダメだ!」

    絹旗「ガーガー!」

    浜面「いや、意味分かんねえから」

    滝壺「ベーベー!」

    浜面「滝壺なら許す//」

    麦野&絹旗「えー」

    一方通行(なァにこれ)

    585 :

    なにそれ浜面気持ち悪い

    586 :

    ほほう

    587 :

    麦野「うっめー!喉渇いてたから尚更。祭り効果ってのもあるかも♪」シャリシャリ

    浜面「だな。こういうときの飲食ってのは大体そうだ」

    一方通行「……」シャリシャリ

    表立って顔には出さなかったものの…。一方通行も同様には感じていた。
    ただ、それはお祭り特有のにぎやかさっていうよりは―

    絹旗「やっぱ祭りといえばかき氷ですよねっ!」

    “彼女”の存在が大きかったのかもしれない。

    絹旗「あ、そうだ。超いいこと思いついちゃいました~!」

    一方通行「?」

    絹旗「一方通行!問題です。ブルーハワイとはズバリ、何味でしょうか?♪」

    一方通行「あの、何でいきなりクイズが始まってンだ?」

    絹旗「いいからいいから!で、分かりますか?」

    一方通行「……」

    一方通行(分かんねェ…っ)涙目

    588 = 587 :

    絹旗「正解は“ソーダに近い味”ですっ!」

    一方通行「近い…?」

    絹旗「厳密に言えば、“ソーダ味”ではないということですよ。
    香料はレモンやオレンジが使われてたりするみたいですしね」

    一方通行「そうだったのか。ブルーハワイについて勉強になったぜ」

    絹旗「ハワイアンブルーとも言うらしいですよ」

    一方通行「また一つ勉強になったぜェ…」

    絹旗「意外とこれ、知らない人多いんですよ?『分かんない』って顔してた一方通行は超可愛かったですっ♪」

    一方通行「なるほどォ。つまり俺はからかわれたってワケか」ガックシ

    絹旗「がっかりしてる一方通行も面白いです♪」

    一方通行(…俺はどう反応すりゃいいんだァ?)

    困惑する一方通行だったが、こういう絹旗との会話を『嫌』とは思わなかった。
    楽しそうにはしゃいでる彼女を見るだけで、そんな感情は吹き飛んでいた。

    589 = 587 :

    麦野「さぁて!かき氷の次といえばー?」

    滝壺「そろそろ食べ物も欲しくなってきたよね」

    絹旗「どれにしましょうか?」

    浜面「屋台なんて腐るほどあるからなぁ…。悩んでたら、それだけで日が暮れちまいそうだ」

    滝壺「もう日は暮れてるよ?浜面」

    浜面「しまった!」

    麦野「バカね」

    絹旗「バカ面ですね」

    一方通行「…はァ」

    とりあえず、このままコントをしてても埒が明かない。

    一方通行「あのよォ。こういう祭りに定番っていうか、オーソドックスなヤツ頼めばいいンじゃね」

    麦野「定番?定番といえば…たこ焼きねッ!!」

    浜面「えっ、定番といえば焼きそ―」

    絹旗「ですよねー!あっ、たこ焼き屋ならあっちにありますよ!」

    滝壺「私もお腹すいてきちゃった。久しぶりのたこ焼き…楽しみだなっ」

    591 :

    ハワイアン……?

    592 :

    インディファレンスさん

    593 = 587 :

    浜面「……」

    一方通行「その、何だ。元気出せや」

    浜面「いいさ。滝壺も欲しいって言ってんだ。俺が反対する理由なんか…どこにもねえよ。ふっ」

    そう言って、麦野たちの後を追いかける浜面。その背中は…ひどく寂しく見えた。

    ……

    たこ焼きを買い終えた一行。

    絹旗「…ぁ」

    一方通行「?どうした?」

    絹旗「なんたる失態…っ!」

    一方通行「??」

    絹旗「先ほどのかき氷、すっかり一方通行に『あ~ん♪』するの忘れてました…」

    一方通行「ま、まさか―」(いや、さすがに衆人環視の中それはねェだろう)

    絹旗「はい一方通行!アツアツのたこ焼きですよっ!あ~ん♪//」

    一方通行「」

    麦野「あちゃー。仲までアツアツときちゃったか~」

    594 :

    中までアツアツ……卑猥ですね

    595 :

    フランクフルトを食べる場面はまだですか?

    596 = 587 :

    浜面「くぅ~!俺も滝壺に『あ~ん♪』されたい!ってことで滝壺!ここは一つよろしく頼―」

    麦野「滝壺ならいないわよ」

    浜面「え?何で?どこ行ったの??」

    麦野「慌てなさんなー。すぐ戻ってくるから」

    滝壺「浜面っ!」

    麦野「ね?」

    浜面「ホントだ!?滝壺、お前どこ行って―」

    滝壺「…これ。焼きそば」

    浜面「え…?ど、どうして??」

    滝壺「さっき浜面、定番は焼きそばだー!って言いたかったんでしょ?だから…買ってきたの」

    浜面「た、滝壺…お前…っ」

    滝壺「浜面にも。好きなもの食べてほしいから///」

    浜面「やべ、今までが結構ひどい展開だっただけに涙でそう」

    597 :

    眠いのに寝れねえぞ

    598 = 591 :

    爆発じゃ済まない
    爆散しろ

    599 :

    むぎのん・・・

    600 :

    黒い浴衣って極妻……


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